JPWO2020163823A5 - - Google Patents
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Claims (20)
- 式(I)の化合物:
Y-L2-R-L1-Y2 式(I);
であって、式中、L1が独立に、
であり、
Rが独立に、
L2が独立に、
であり、
Yが独立に、
であり、
Y2が独立に、
であり、
各R2が独立に、H、任意に置換されてもよいアルキル、または任意に置換されてもよいシクロアルキルであり;
各R3が独立に、H、D、CH3、またはFであり;および
各n、o、p、およびqが独立に、0~10(両端の値を含む)である、化合物、または薬学的に許容可能なその塩。 - nが、3~8(両端の値を含む)である、請求項1または2に記載の化合物、または薬学的に許容可能なその塩。
- (a)Yが、
である、
(b)Yが、
であり、L2が、
である、
(c)Yが、
であり、L2が、
であり、Rが、
である、
(d)Yが、
であり、L2が、
であり、Rが、
であり、nが、3~8(両端の値を含む)である、
(e)Yが、
であり、L2が、
であり、L1が独立に、
である、
(f)Yが、
であり、L2が、
であり、L1が独立に、
であり、Rが、
である、または、
(g)Yが、
であり、L2が、
であり、L1が独立に、
であり、Rが、
であり、nが、3~8(両端の値を含む)である、
請求項1に記載の化合物、または薬学的に許容可能なその塩。 - (a)Y2が、
である、
(b)Y2が、
であり、L2が、
である、
(c)Y2が、
であり、L2が、
であり、Rが、
である、
(d)Y2が、
であり、L2が、
であり、Rが、
であり、nが、3~8(両端の値を含む)である、
(e)Y2が、
であり、L2が、
であり、L1が独立に、
である、
(f)Y2が、
であり、L2が、
であり、L1が独立に、
であり、Rが、
である、または、
(g)Y2が、
であり、L2が、
であり、L1が独立に、
であり、Rが、
であり、nが、3~8(両端の値を含む)である、
請求項1に記載の化合物、または薬学的に許容可能なその塩。 - (a)Yが、
であり、Y2が、
であり、L2が、
である、
(b)Yが、
であり、Y2が、
であり、L2が、
であり、Rが、
である、
(c)Yが、
であり、Y2が、
であり、Rが、
であり、nが、3~8(両端の値を含む)である、
(d)Yが、
であり、Y2が、
であり、L2が、
であり、L1が独立に、
である、
(e)Yが、
であり、Y2が、
であり、L2が、
であり、L1が独立に、
であり、Rが、
である、または、
(f)Yが、
であり、Y2が、
であり、L2が、
であり、L1が独立に、
であり、Rが、
であり、nが、3~8(両端の値を含む)である、
請求項1に記載の化合物、または薬学的に許容可能なその塩。 - 請求項1~10のいずれか1項に記載の化合物または薬学的に許容可能なその塩、および薬学的に許容可能な担体を含む医薬組成物であって、
任意選択で、前記医薬組成物は追加の薬剤をさらに含み、
任意選択で、前記追加の薬剤が、抗癌剤であり、
任意選択で、前記抗癌剤が、アルキル化剤、代謝拮抗薬、抗腫瘍抗生物質、抗細胞骨格剤、トポイソメラーゼ阻害剤、抗ホルモン剤、標的療法薬、光線力学療法剤、またはこれらの組み合わせである、
医薬組成物。 - Bcl-2タンパク質を分解する方法であって、有効量の請求項1~10のいずれか1項に記載の化合物、または薬学的に許容可能なその塩を投与することを含み、任意選択で、
(a)前記化合物が、インビトロで投与される、または
(b)前記化合物が、インビボで投与される、
方法。 - 治療を必要としている対象の疾患または障害の治療における使用のための医薬組成物であって、請求項1~10のいずれか1項に記載の化合物、または薬学的に許容可能なその塩を含み、任意選択で、前記対象が
(a)哺乳動物、または、
(b)ヒトである、
医薬組成物。 - 疾患または障害に罹患しているまたは疾患または障害の影響を受けやすい対象の治療における使用のための医薬組成物であって、請求項1~10のいずれか1項に記載の化合物、または薬学的に許容可能なその塩を含み、任意選択で、前記対象が
(a)哺乳動物、または、
(b)ヒトである、
医薬組成物。 - 前記疾患が癌であり、任意選択で、
(a)前記癌が、固形腫瘍である、または、
(b)前記癌が、慢性リンパ性白血病である、
請求項13または14に記載の医薬組成物。 - 治療を必要としている対象のBcl-2媒介癌の治療における使用のための医薬組成物であって、請求項1~10のいずれか1項に記載の化合物、または薬学的に許容可能なその塩を含み、前記化合物の血小板毒性が、他のBcl-2阻害剤の血小板毒性より少なく、
任意選択で、前記Bcl-2媒介癌が、慢性リンパ性白血病であり、
任意選択で、前記他のBcl-2阻害剤が、ベネトクラックスまたはABT-263である、
医薬組成物。 - Bcl-2媒介癌を罹患しているまたはBcl-2媒介癌の影響を受けやすい対象の治療における使用のための医薬組成物であって、請求項1~10のいずれか1項に記載の化合物、または薬学的に許容可能なその塩を含み、前記化合物の血小板毒性が、他のBcl-2阻害剤の血小板毒性より少なく、
任意選択で、前記Bcl-2媒介癌が、慢性リンパ性白血病であり、
任意選択で、前記他のBcl-2阻害剤が、ベネトクラックスまたはABT-263である、
医薬組成物。 - 治療を必要としている対象のBcl-2媒介癌の治療における使用のための医薬組成物であって、請求項1~10のいずれか1項に記載の化合物、または薬学的に許容可能なその塩を含み、前記化合物のヒト抗癌活性(IC50)に対するヒト血小板毒性(IC50)の比率が、1より大きく、
任意選択で、前記Bcl-2媒介癌が、慢性リンパ性白血病であり、
任意選択で、前記比率が
(a)2.5より大きい、
(b)5より大きい、
(c)10より大きい、
(d)20より大きい、または、
(e)40より大きい、
医薬組成物。 - Bcl-2媒介癌を罹患しているまたはBcl-2媒介癌の影響を受けやすい対象の治療における使用のための医薬組成物であって、請求項1~10のいずれか1項に記載の化合物、または薬学的に許容可能なその塩を含み、前記化合物のヒト抗癌活性(IC50)に対するヒト血小板毒性(IC50)の比率が、1より大きく、
任意選択で、前記Bcl-2媒介癌が、慢性リンパ性白血病であり、
任意選択で、前記比率が
(a)2.5より大きい、
(b)5より大きい、
(c)10より大きい、
(d)20より大きい、または、
(e)40より大きい、
医薬組成物。
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