JPWO2020153068A1 - アンテナモジュール及び通信装置 - Google Patents

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Abstract

高周波集積回路素子が、アンテナで送受信される高周波信号の信号処理を行う。高周波集積回路素子は第1基板に実装されている。第1基板は第2基板に実装されている。第2基板に、高周波集積回路素子への変調信号が伝送されるケーブルを接続するコネクタが実装されている。第1シールド構造がコネクタを覆う。コネクタに起因するノイズがアンテナ特性に影響を及ぼしにくいアンテナモジュールが提供される。

Description

本発明は、アンテナモジュール及び通信装置に関する。
チップ型コンデンサ、チップ型抵抗器、発振回路、電圧レギュレータ、コネクタ等の部品を実装した基板に放射導体を取り付けたアンテナ一体型モジュールが下記の特許文献1に開示されている。基板に実装された複数の部品は、金属製の枠体で覆われている。この枠体に、コネクタに接続するケーブルを通すための開口が設けられている。
特開2007−134894号公報
特許文献1に開示されたアンテナ一体型モジュールでは、発振回路等の高周波部品とコネクタとが共通の枠体で覆われている。このため、コネクタから漏洩したノイズが高周波部品と結合し、その結果アンテナ特性に影響を及ぼす場合がある。本発明の目的は、コネクタに起因するノイズがアンテナ特性に影響を及ぼしにくいアンテナモジュールを提供することである。本発明の他の目的は、このアンテナモジュールを用いた通信装置を提供することである。
本発明の一観点によると、
無線通信される高周波信号の信号処理を行う高周波回路部品と、
前記高周波回路部品を実装する第1基板と、
前記第1基板に実装されたコネクタであって、前記高周波回路部品への信号が伝送されるケーブルを接続する前記コネクタと、
前記コネクタの少なくとも一部を覆い、少なくとも前記高周波回路部品と前記コネクタとの間に配置されている第1シールド構造と
を有するアンテナモジュールが提供される。
本発明の他の観点によると、
前記アンテナモジュールと、
前記高周波回路部品に与える信号を生成するベースバンド集積回路素子と
を有し、
前記ケーブルは、前記コネクタと前記ベースバンド集積回路素子とを接続する通信装置が提供される。
第1シールド構造がコネクタを覆っているため、コネクタから漏れたノイズが高周波回路部品に影響を及ぼしにくいという効果が得られる。このため、コネクタから漏れたノイズが、高周波回路部品に接続される放射素子のアンテナ特性に影響を及ぼしにくいという効果が得られる。
図1A及び図1Bは、それぞれ第1実施例によるアンテナモジュールの斜視図及び断面図であり、図1Cは、第1シールド構造が実装された箇所を拡大した断面図である。 図2は、第1実施例によるアンテナモジュールが用いられている通信装置のブロック図である。 図3は、第2実施例によるアンテナモジュールの断面図である。 図4Aは、第3実施例によるアンテナモジュールの断面図であり、図4Bは、導体ポスト、グランド用導体ポスト、RFIC、及び第1基板内のグランドプレーンの平面的な位置関係を示す図である。 図5は、第4実施例によるアンテナモジュールの断面図である。 図6は、第5実施例によるアンテナモジュール、及びアンテナモジュールが取り付けられた吸熱部材の断面図である。 図7Aは、第6実施例によるアンテナモジュール、及びアンテナモジュールが取り付けられた吸熱部材の断面図であり、図7Bは、第6実施例によるアンテナモジュールの斜視図である。 図8は、第7実施例によるアンテナモジュールの斜視図である。 図9Aは、第8実施例によるアンテナモジュールの断面図であり、図9Bは、第1シールド構造を下方から見た斜視図である。 図10A、図10B、及び図10Cは、それぞれ第9実施例によるアンテナモジュールの平面図、断面図、及び底面図である。 図11A及び図11Bは、それぞれ第9実施例の変形例によるアンテナモジュールの断面図及び底面図である。 図12A及び図12Bは、それぞれ第10実施例によるアンテナモジュールの断面図及び底面図である。 図13A及び図13Bは、それぞれ第10実施例の変形例によるアンテナモジュールの断面図及び底面図である。 図14A及び図14Bは、それぞれ第11実施例によるアンテナモジュールの断面図及び底面図である。 図15A及び図15Bは、それぞれ第11実施例の変形例によるアンテナモジュールの断面図及び底面図である。
[第1実施例]
図1Aから図2までの図面を参照して、第1実施例によるアンテナモジュールについて説明する。
図1A及び図1Bは、それぞれ第1実施例によるアンテナモジュールの斜視図及び断面図である。第1基板31に高周波回路部品20、コネクタ32、信号分離混合器36、DCDCコンバータ37等が実装されている。高周波回路部品20は、第2基板11、高周波集積回路素子(RFIC)12、及び複数の回路部品13を含む。第2基板11の一方の面に高周波集積回路素子12及び複数の回路部品13が実装されており、反対側の面に複数の放射素子14が設けられている。複数の放射素子14は、パッチアレイアンテナを構成する。回路部品13は、例えばバイパスコンデンサ等である。第2基板11の、RFIC12が実装されている面に、複数の導体ポスト15が立てられている。導体ポスト15は、例えば銅(Cu)で形成される。RFIC12、複数の回路部品13、及び複数の導体ポスト15が封止樹脂層16で封止されている。導体ポスト15の各々の頂面は、封止樹脂層16の表面に露出している。
放射素子14がRFIC12に接続されている。なお、放射素子14はRFIC12に直接接続されているとは限らず、第2基板11に設けられた配線やビア導体等の給電線を介して電気的に接続されていてもよい。さらに、RFIC12が導体ポスト15に接続されている。さらに、第2基板11にグランドプレーン(後述する図1Cに示されている)が設けられており、このグランドプレーンは一部のグランド用の導体ポスト15に接続されている。
導体ポスト15の露出している頂面と、第1基板31の表面に設けられたランドとをハンダ21で電気的かつ機械的に接続することにより、高周波回路部品20が第1基板31に実装される。コネクタ32にケーブル51(図1A)が着脱可能に接続される。ケーブル51を通して、無線通信される情報を含む信号等がRFIC12に伝送される。なお、図1Bは、コネクタ32にケーブル51が接続されていない状態を示している。
第1基板31に第1シールド構造33が設けられている。第1シールド構造33はコネクタ32の少なくとも一部を覆っており、RFIC12を含む外界からコネクタ32、信号分離混合器36、DCDCコンバータ37をシールドする。本明細書において、第1基板31の、コネクタ32が実装されている面の外側を向く法線方向を「上方」と定義することとする。第1シールド構造33は、平面視においてコネクタ32を取り囲み、第1基板31の表面から上方に立ち上がる側板34と、側板34の上方の開口部を塞ぐ天板35とを含む。このように、第1シールド構造33は、上方及び横方向(側方)からコネクタ32を覆っている。側板34は、少なくともコネクタ32とRFIC12との間に配置されている。側板34には、ケーブル51を引き出すための開口34A(図1A)が設けられている。図1Aは、天板35が側板34から取り外された状態を表している。ケーブル51をコネクタ32に接続した後、図1Aに矢印で示すように天板35を側板34の上に取り付けることにより、側板34の上方の開口が天板35で塞がれる。
図1Cは、第1シールド構造33が実装された箇所を拡大した断面図である。第1基板31にグランドプレーン38が設けられており、グランドプレーン38の表面がレジスト膜39で覆われている。レジスト膜39の一部に開口39Aが設けられており、開口39A内にグランドプレーン38の一部が露出している。第1シールド構造33の側板34の下端が、開口39A内に露出しているグランドプレーン38にハンダ等で接続されている。
図2は、第1実施例によるアンテナモジュールが用いられている通信装置のブロック図である。例えば携帯電話、スマートフォン、タブレット端末等の携帯端末や、通信機能を備えたパーソナルコンピュータ等のマザーボード60と、アンテナモジュールのコネクタ32とがケーブル51で接続される。ケーブル51として、例えば同軸ケーブルが用いられる。マザーボード60に、局部発振器61、電源回路62、ベースバンド集積回路素子(BBIC)63等が実装されている。BBIC63は、RFIC12に与える信号等を生成する。ケーブル51を通して、アンテナモジュールに直流電力、局部発振信号、無線通信される情報を含む信号(例えば、中間周波信号等)が伝送される。
これらの信号は、コネクタ32を通して信号分離混合器36に入力され、局部発振信号LO及び中間周波信号IFに分離される。局部発振信号LO及び中間周波信号IFは、RFIC12に入力される。さらに、ケーブル51を伝送された直流電力がDCDCコンバータ37に入力される。DCDCコンバータ37は電圧変換を行い、所定の電圧の直流電力DCをRFIC12に供給する。コネクタ32、信号分離混合器36及びDCDCコンバータ37は、第1シールド構造33によってRFIC12からシールドされている。RFIC12は、無線通信される(アンテナで送受信される)高周波信号の信号処理を行う。以下、RFIC12の詳細な機能について説明する。
中間周波信号IFが中間周波増幅器79を介してアップダウンコンバート用ミキサ78に入力される。アップダウンコンバート用ミキサ78でアップコンバートされた高周波信号が、送受信切り替えスイッチ77を介してパワーディバイダ76に入力される。パワーディバイダ76で分割された高周波信号の各々が、移相器75、アッテネータ74、送受信切り替えスイッチ73、パワーアンプ71、送受信切り替えスイッチ70、及び給電線17を経由して複数の放射素子14に供給される。パワーディバイダ76で分割された後の高周波信号の処理を行う移相器75、アッテネータ74、送受信切り替えスイッチ73、パワーアンプ71、送受信切り替えスイッチ70、及び給電線17は、放射素子14ごとに設けられている。
複数の放射素子14の各々で受信された高周波信号が、給電線17、送受信切り替えスイッチ70、ローノイズアンプ72、送受信切り替えスイッチ73、アッテネータ74、移相器75を経由してパワーディバイダ76に入力される。パワーディバイダ76で合成された高周波信号が、送受信切り替えスイッチ77を経由して、アップダウンコンバート用ミキサ78に入力される。アップダウンコンバート用ミキサ78でダウンコンバートされた中間周波信号が、中間周波増幅器79、信号分離混合器36を経由し、コネクタ32に接続されたケーブル51によって伝送され、マザーボード60に実装されたBBIC63に入力される。
次に、第1実施例の優れた効果について説明する。
第1実施例では、コネクタ32がRFIC12を含む高周波回路部品20から第1シールド構造33によってシールドされている。このため、コネクタ32から放射されるノイズが高周波回路部品20に与える影響を軽減することができる。さらに、信号分離混合器36及びDCDCコンバータ37も、高周波回路部品20から第1シールド構造33によってシールドされているため、信号分離混合器36及びDCDCコンバータ37で発生したノイズが高周波回路部品20に与える影響を軽減することができる。
次に、第1実施例の構成を基にした他の例について説明する。第1実施例では、マザーボード60(図2)からケーブル51を通してアンテナモジュールに、中間周波信号等の変調信号、局部発振信号、及び直流電力が伝送される。マザーボード60とアンテナモジュールとの間でケーブル51を通して伝送される信号に、制御信号、クロック信号等を含めてもよい。また、第1実施例では、ケーブル51として同軸ケーブルを用い、コネクタ32として同軸ケーブル用のものを用いた。その他に、コネクタ32としてケーブル種別に応じて多ピンコネクタを用いてもよい。
第1実施例では、複数の放射素子14がパッチアレイアンテナを構成しているが、他のアンテナを構成するようにしてもよい。例えば、放射素子14として、モノポールアンテナ、ダイポールアンテナ等を用いてもよい。
[第2実施例]
次に、図3を参照して第2実施例によるアンテナモジュールについて説明する。以下、第1実施例によるアンテナモジュールと共通の構成については説明を省略する。
図3は、第2実施例によるアンテナモジュールの断面図である。第1実施例では、第2基板11の、RFIC12が実装された面を第1基板31に対向させる姿勢で高周波回路部品20が第1基板31に実装されている。これに対し第2実施例では、第2基板11の、RFIC12が実装されている面とは反対側の面を第1基板31に対向させる姿勢で、高周波回路部品20が第1基板31に実装されている。高周波回路部品20は、ハンダ22によって第1基板に電気的かつ機械的に接続される。第2実施例では、高周波回路部品20に導体ポスト15(図1B)は設けられていない。
また、第1実施例では第2基板11に放射素子14(図1B)が設けられているが、第2実施例では、第1基板31の、高周波回路部品20が実装されている面とは反対側の面に複数の放射素子14が設けられている。複数の放射素子14は、第1基板31に設けられた伝送線路、ハンダ22、及び第2基板11に設けられた伝送線路を介してRFIC12に接続されている。
第2実施例においても、第1実施例と同様に、第1基板31にコネクタ32が実装されており、第1シールド構造33がRFIC12を含む高周波回路部品20からコネクタ32をシールドしている。
次に、第2実施例の優れた効果について説明する。
第2実施例においても、第1実施例の場合と同様に、コネクタ32がRFIC12を含む高周波回路部品20からシールドされている。このため、コネクタ32から放射されるノイズが高周波回路部品20に与える影響を軽減することができる。
[第3実施例]
次に、図4A及び図4Bを参照して第3実施例によるアンテナモジュールについて説明する。以下、第1実施例によるアンテナモジュールと共通の構成については説明を省略する。
図4Aは、第3実施例によるアンテナモジュールの断面図である。第1基板31の内層にグランドプレーン40が配置されている。第2基板11側の複数の導体ポスト15のうち一部はグランド用導体ポスト18であり、グランド用導体ポスト18は、第2基板11内のグランドプレーン19に接続されている。第1基板31内のグランドプレーン40は、第1基板31内に配置された複数のビア導体41及びハンダ21を介してグランド用導体ポスト18に接続されている。
図4Bは、導体ポスト15、グランド用導体ポスト18、RFIC12、及び第1基板31内のグランドプレーン40の平面的な位置関係を示す図である。複数のグランド用導体ポスト18がRFIC12を取り囲むように配置されている。グランドプレーン40の内側にRFIC12が配置されている。グランドプレーン40は、グランド用導体ポスト18と重なり、グランド用導体ポスト18に接続されている。グランド用導体ポスト18以外の導体ポスト15は、グランドプレーン40の外側に配置されている。
グランドプレーン40及び複数のグランド用導体ポスト18が第2シールド構造43を構成している。第2シールド構造43は、高周波回路部品20の一部であるRFIC12を覆い、コネクタ32(図4A)を含む外界からRFIC12をシールドする。
次に、第3実施例の優れた効果について説明する。
第3実施例においても第1実施例と同様に、コネクタ32から放射されるノイズが高周波回路部品20に与える影響を軽減することができる。
さらに、第3実施例では、第2シールド構造43がRFIC12をシールドしているため、RFIC12が、コネクタ32で発生したノイズ、及びマザーボード60(図2)に実装された素子等の周辺素子から発生したノイズの影響を受けにくいという優れた効果が得られる。さらに、RFIC12で発生したノイズが、コネクタ32や周辺素子に与える影響を軽減することができる。
[第4実施例]
次に、図5を参照して第4実施例によるアンテナモジュールについて説明する。以下、第2実施例によるアンテナモジュール(図3)と共通の構成については説明を省略する。
図5は、第4実施例によるアンテナモジュールの断面図である。第4実施例においては、封止樹脂層16の表面が導電膜44で覆われている。導電膜44は、第2基板11に設けられているグランドプレーン19に接続されている。導電膜44が、第2シールド構造43として機能する。第2シールド構造43は、RFIC12を覆っており、少なくともコネクタ32とRFIC12との間に配置されている。
次に、第4実施例の優れた効果について説明する。
第4実施例においても第1実施例と同様に、コネクタ32から放射されるノイズが高周波回路部品20に与える影響を軽減することができる。
さらに、第4実施例では、導電膜44が第2シールド構造43として機能するため、第3実施例と同様に、RFIC12が、コネクタ32で発生したノイズ、及びマザーボード60(図2)に実装され素子等の周辺素子から発生したノイズの影響を受けにくいという優れた効果が得られる。さらに、RFIC12で発生したノイズが、コネクタ32や周辺素子に与える影響を軽減することができる。
[第5実施例]
次に、図6を参照して第5実施例によるアンテナモジュールについて説明する。以下、第4実施例によるアンテナモジュール(図5)と共通の構成については説明を省略する。
図6は、第5実施例によるアンテナモジュール、及びアンテナモジュールが取り付けられた吸熱部材80の断面図である。第1シールド構造33及び第2シールド構造43の、第1基板31とは反対側を向く面(以下、天面という。)に、それぞれ放熱部材81、82が貼り付けられている。第1シールド構造33及び第2シールド構造43は、それぞれ放熱部材81、82を介して吸熱部材80に熱的に結合する。ここで、「熱的に結合」とは、結合される複数の物体間において、熱を伝導可能な状態とした結合のことをいう。放熱部材81、82として、例えば柔らかく、密着性に優れ、かつ熱伝導性の高いシート状の材料(放熱シート、熱伝導シート)を用いるとよい。吸熱部材80として、例えばマザーボード60(図2)の金属部分、アンテナモジュールが収容される筐体、ヒートシンク等を用いることができる。
放熱部材81、82は、それぞれ第1シールド構造33と吸熱部材80との間、及び第2シールド構造43と吸熱部材80との間で効率よく熱を伝導させる機能を持つ。
次に、第5実施例の優れた効果について説明する。
第5実施例においても第4実施例と同様に、コネクタ32から放射されるノイズが高周波回路部品20に与える影響を軽減することができる。
さらに、第5実施例においては、第1シールド構造33及び放熱部材81が、第1シールド構造33でシールドされる部品、例えばコネクタ32、信号分離混合器36(図2)、及びDCDCコンバータ37(図2)から吸熱部材80までの伝熱経路として機能する。このため、コネクタ32、信号分離混合器36(図2)、及びDCDCコンバータ37(図2)から効率的に放熱を行うことができる。さらに、RFIC12と吸熱部材80との間に、封止樹脂層16、第2シールド構造43、及び放熱部材82が、ほぼ隙間なく配置されているため、RFIC12から効率的に放熱を行うことができる。
第1基板31から第1シールド構造33の天面までの高さと、第1基板31から第2シールド構造43の天面までの高さとを揃えることにより、アンテナモジュールを、放熱部材81、82を介して吸熱部材80の平坦な表面に容易に密着させることができる。なお、第1基板31から第1シールド構造33の天面までの高さと、第1基板31から第2シールド構造43の天面までの高さとの差を、放熱部材81、82の柔軟性で吸収することができる程度にすることが好ましい。この場合には、放熱部材81、82として、同一の厚さのものを用いることができる。なお、放熱部材81、82として、連続した1枚の放熱部材を用いることも可能である。
次に、第5実施例の変形例について説明する。第5実施例では、第2シールド構造43の天面に放熱部材82を貼り付けたが、第2シールド構造43を設けず、第2実施例による封止樹脂層16(図3)の天面に放熱部材82を貼り付けてもよい。
[第6実施例]
次に、図7A及び図7Bを参照して、第6実施例によるアンテナモジュールについて説明する。以下、第3実施例によるアンテナモジュール(図4A、図4B)と共通の構成については説明を省略する。
図7A及び図7Bは、それぞれ第6実施例によるアンテナモジュール、及びアンテナモジュールが取り付けられた吸熱部材80の断面図及び斜視図である。第1基板31の、高周波回路部品20が実装された面とは反対側の面に、放熱部材83が貼り付けられている。放熱部材83は、吸熱部材80に密着する。
さらに、第1シールド構造33の天面に、他の放熱部材84が貼り付けられている。放熱部材84は、平面視において第1基板31の外側まで延びて、アンテナモジュールの近傍に位置する吸熱部材85に密着する。吸熱部材85として、例えば、マザーボードの金属部分、アンテナモジュールが収容される筐体、ヒートシンク等が利用される。
次に、第6実施例の優れた効果について説明する。
第6実施例においても第3実施例と同様に、コネクタ32から放射されるノイズが高周波回路部品20に与える影響を軽減することができる。
さらに、第6実施例では、RFIC12等で発生した熱を、第2基板11、導体ポスト15、ハンダ21、第1基板31、及び放熱部材83を介して効率的に放熱することができる。さらに、第1シールド構造33で囲まれた領域内の部品で発生した熱を、第1シールド構造33及び放熱部材84を介して効率的に放熱することができる。
一般に、コネクタ32の近傍に配置される信号分離混合器36、DCDCコンバータ37(図1A)等の部品の高さは異なっている。このように、高さが異なっている複数の部品が実装されている場合、これらの部品の天面に変形しにくい1枚の放熱部材を貼り付けることは困難である。第6実施例では、第1シールド構造33の平坦な天面に放熱部材84を密着させればよいため、放熱部材84の貼り付けを容易に行うことができるという効果が得られる。
[第7実施例]
次に、図8を参照して第7実施例によるアンテナモジュールについて説明する。以下、第6実施例によるアンテナモジュール(図7A、図7B)と共通の構成については説明を省略する。
図8は、第7実施例によるアンテナモジュールの斜視図である。第6実施例(図7B)では、第1シールド構造33の天面に密着した放熱部材84がアンテナモジュールの近傍の吸熱部材85に密着している。これに対し、第7実施例では、第1シールド構造33の天面に密着した放熱部材86が、第1基板31に貼り付けられた放熱部材83に密着している。
次に、第7実施例の優れた効果について説明する。
第7実施例においても第6実施例と同様に、コネクタ32から放射されるノイズが高周波回路部品20に与える影響を軽減することができる。
さらに、第7実施例では、第1シールド構造33で囲まれた領域内の部品で発生した熱を、第1シールド構造33、放熱部材86、及びもう1枚の放熱部材83を介して、放熱部材83が密着している吸熱部材80に効率的に放熱することができる。
[第8実施例]
次に、図9A及び図9Bを参照して第8実施例によるアンテナモジュールについて説明する。以下、第6実施例によるアンテナモジュール(図7A、図7B)と共通の構成については説明を省略する。
図9Aは、第8実施例によるアンテナモジュールの断面図であり、図9Bは、第1シールド構造33を下方から見た斜視図である。第6実施例(図7A、図7B)では、第1シールド構造33の天面に放熱部材84が貼り付けられている。これに対し第8実施例では、第1シールド構造33の天板35の、第1基板31側を向く面に放熱部材87が貼り付けられている。放熱部材87は、第1シールド構造33でシールドされている部品、例えばコネクタ32(図9A)、信号分離混合器36(図1A)、DCDCコンバータ37(図1A)等の天面に密着している。なお、コネクタ32にケーブル51(図1A)を接続した状態で第1シールド構造33の天板35を側板34に取り付けると、放熱部材87はケーブル51のコネクタ部に密着する。複数の部品の高さが異なっている場合には、放熱部材87の柔軟性によって放熱部材87が変形することにより、これらの部品の天面に放熱部材87が密着する。
次に、第8実施例の優れた効果について説明する。
第8実施例においても第6実施例と同様に、コネクタ32から放射されるノイズが高周波回路部品20に与える影響を軽減することができる。
さらに、第8実施例では、信号分離混合器36及びDCDCコンバータ37(図1A)等で発生した熱が、第1基板31に直接伝導するとともに、放熱部材87及び第1シールド構造33を通しても第1基板31に伝導する。第1基板31に伝導した熱は、放熱部材83を介して吸熱部材80に吸収される。このため、放熱部材87及び第1シールド構造33で発生した熱を効率的に放熱することができる。
さらに、第1シールド構造33の天板35の、第1基板31側を向く面は平坦であるため、放熱部材87を容易に貼り付けることができる。複数の部品の高さが異なっていても、放熱部材87の柔軟性により、複数の部品に容易に放熱部材87を密着させることができる。
[第9実施例]
次に、図10A、図10B、及び図10Cを参照して、第9実施例によるアンテナモジュールについて説明する。以下、第4実施例によるアンテナモジュール(図5)と共通の構成については説明を省略する。
図10A、図10B、及び図10Cは、それぞれ第9実施例によるアンテナモジュールの平面図、断面図、及び底面図である。第4実施例(図5)では、高周波集積回路素子12及び複数の回路部品13が、インターポーザとして機能する第2基板11に実装されて高周波回路部品20が構成されている。高周波集積回路素子12及び複数の回路部品13は、第2基板11を介して第1基板31に実装される。これに対して第9実施例では、高周波集積回路素子12及び複数の回路部品13が、第1基板31に直接実装されている。第9実施例においては、高周波回路部品20が、第1基板31に直接実装された高周波集積回路素子12及び複数の回路部品13を含む。
シールドケース90が高周波回路部品20を覆っている。シールドケース90は側板90Aと天板90Bとを含む。側板90Aは、第1基板31を平面視した状態で、高周波集積回路素子12及び複数の回路部品13を取り囲む。天板90Bは、側板90Aの開口部を塞ぐ。シールドケース90は、第1基板31の内層に設けられたグランドプレーン40に電気的に接続されている。シールドケース90及びグランドプレーン40が、第2シールド構造43として機能する。
高周波集積回路素子12とシールドケース90の天板90Bとの間に放熱部材91が配置されており、両者が放熱部材91によって熱的に結合する。
次に、第9実施例の優れた効果について説明する。
第9実施例においても第4実施例と同様に、コネクタ32、信号分離混合器36、DCDCコンバータ37等から放射されるノイズが高周波回路部品20に与える影響を軽減することができる。さらに、第9実施例においては、シールドケース90の天板90Bを、第5実施例(図6)のように放熱部材82を介して吸熱部材80に取り付けることにより、放熱部材91が放熱経路の一部として機能し、効率的に放熱を行うことができる。
次に、図11A及び図11Bを参照して第9実施例の変形例について説明する。
図11A及び図11Bは、それぞれ第9実施例の変形例によるアンテナモジュールの断面図及び底面図である。第9実施例(図10B)では、コネクタ32、信号分離混合器36、及びDCDCコンバータ37と、第1シールド構造33の天板35との間が空洞にされている。これに対して本変形例では、第8実施例(図9A、図9B)と同様に、コネクタ32、信号分離混合器36、及びDCDCコンバータ37と、第1シールド構造33の天板35との間に放熱部材87が配置されている。このため、コネクタ32、信号分離混合器36及びDCDCコンバータ37等で発生した熱を、放熱部材87及び第1シールド構造33を通しても効率的に放熱させることができる。
[第10実施例]
次に、図12A及び図12Bを参照して第10実施例によるアンテナモジュールについて説明する。以下、第9実施例によるアンテナモジュール(図10A、図10B、図10C)と共通の構成については説明を省略する。
図12A及び図12Bは、それぞれ第10実施例によるアンテナモジュールの断面図及び底面図である。第9実施例(図10B)では、高周波集積回路素子12及び複数の回路部品13が、シールドケース90で覆われている。これに対して第10実施例では、高周波集積回路素子12及び複数の回路部品13が、封止樹脂層94で封止されている。すなわち、高周波回路部品20が封止樹脂層94で封止されている。
次に、第10実施例の優れた効果について説明する。
第10実施例においても第9実施例と同様に、コネクタ32、信号分離混合器36、DCDCコンバータ37等から放射されるノイズが高周波回路部品20に与える影響を軽減することができる。
次に、図13A及び図13Bを参照して、第10実施例の変形例について説明する。
図13A及び図13Bは、それぞれ第10実施例の変形例によるアンテナモジュールの断面図及び底面図である。本変形例では、第9実施例の変形例によるアンテナモジュール(図11A、図11B)と同様に、コネクタ32、信号分離混合器36、及びDCDCコンバータ37と、第1シールド構造33の天板35との間に放熱部材87が配置されている。このため、コネクタ32、信号分離混合器36及びDCDCコンバータ37等で発生した熱を、放熱部材87及び第1シールド構造33を通しても効率的に放熱させることができる。
[第11実施例]
次に、図14A及び図14Bを参照して第11実施例によるアンテナモジュールについて説明する。以下、第2実施例によるアンテナモジュール(図3)と共通の構成については説明を省略する。
図14A及び図14Bは、それぞれ第11実施例の変形例によるアンテナモジュールの断面図及び底面図である。第2実施例(図3)では、高周波回路部品20がインターポーザと呼ばれる第2基板11を含んでいる。これに対して第11実施例では、高周波回路部品20が、いわゆるインターポーザレス構造を有する。高周波集積回路素子12及び複数の回路部品13を含む高周波回路部品20が、第1基板31に実装されている。
以下、第11実施例によるアンテナモジュールに用いられている高周波回路部品20の製造方法の一例について説明する。接着層が設けられた仮のサポート基板に、高周波集積回路素子12及び複数の回路部品13を位置決めして搭載する。この状態で、高周波集積回路素子12及び複数の回路部品13をエポキシ樹脂等の樹脂で被覆する。樹脂を硬化させた後、仮のサポート基板を接着層とともに除去する。これらの工程を経て、高周波回路部品20が作製される。
次に、第11実施例の優れた効果について説明する。
第11実施例においても、第2実施例と同様に、コネクタ32、信号分離混合器36、DCDCコンバータ37等から放射されるノイズが高周波回路部品20に与える影響を軽減することができる。
次に、図15A及び図15Bを参照して、第11実施例の変形例について説明する。
図15A及び図15Bは、それぞれ第11実施例の変形例によるアンテナモジュールの断面図及び底面図である。本変形例では、第9実施例の変形例によるアンテナモジュール(図11A、図11B)と同様に、コネクタ32、信号分離混合器36、及びDCDCコンバータ37と、第1シールド構造33の天板35との間に放熱部材87が配置されている。このため、コネクタ32、信号分離混合器36及びDCDCコンバータ37等で発生した熱を、放熱部材87及び第1シールド構造33を通しても効率的に放熱させることができる。
上述の各実施例は例示であり、異なる実施例で示した構成の部分的な置換または組み合わせが可能であることは言うまでもない。複数の実施例の同様の構成による同様の作用効果については実施例ごとには逐次言及しない。さらに、本発明は上述の実施例に制限されるものではない。例えば、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
11 第2基板
12 高周波集積回路素子(RFIC)
13 回路部品
14 放射素子
15 導体ポスト
16 封止樹脂層
17 給電線
18 グランド用導体ポスト
19 グランドプレーン
20 高周波回路部品
21、22 ハンダ
31 第1基板
32 コネクタ
33 第1シールド構造
34 側板
34A 開口
35 天板
36 信号分離混合器
37 DCDCコンバータ
38 グランドプレーン
39 レジスト膜
39A 開口
40 グランドプレーン
41 ビア導体
43 第2シールド構造
44 導電膜
51 ケーブル
60 マザーボード
61 局部発振器
62 電源回路
63 ベースバンド集積回路素子(BBIC)
70 送受信切り替えスイッチ
71 パワーアンプ
72 ローノイズアンプ
73 送受信切り替えスイッチ
74 アッテネータ
75 移相器
76 パワーディバイダ
77 送受信切り替えスイッチ
78 アップダウンコンバート用ミキサ
79 中間周波増幅器
80 吸熱部材
81、82、83、84 放熱部材
85 吸熱部材
86、87 放熱部材
90 シールドケース
90A 側板
90B 天板
91 放熱部材
94 封止樹脂層
本発明の一観点によると、
無線通信される高周波信号の信号処理を行う高周波回路部品と、
前記高周波回路部品を実装する第1基板と、
前記第1基板に実装されたコネクタであって、前記高周波回路部品への信号が伝送されるケーブルを接続する前記コネクタと、
前記コネクタの少なくとも一部を覆い、少なくとも前記高周波回路部品と前記コネクタとの間に配置されている第1シールド構造と
を有し、
前記第1シールド構造は、平面視において前記コネクタを取り囲む側板を含み、前記側板に開口が設けられており、前記コネクタに接続されるケーブルが前記開口を通って引き出されるアンテナモジュールが提供される。

Claims (12)

  1. 無線通信される高周波信号の信号処理を行う高周波回路部品と、
    前記高周波回路部品を実装する第1基板と、
    前記第1基板に実装されたコネクタであって、前記高周波回路部品への信号が伝送されるケーブルを接続する前記コネクタと、
    前記コネクタの少なくとも一部を覆い、少なくとも前記高周波回路部品と前記コネクタとの間に配置されている第1シールド構造と
    を有するアンテナモジュール。
  2. 前記第1基板の、前記コネクタが実装されている面が向く方向を上方と定義したとき、前記第1シールド構造は、上方及び横方向から前記コネクタを覆う請求項1に記載のアンテナモジュール。
  3. さらに、前記高周波回路部品の少なくとも一部を覆う第2シールド構造を有する請求項1または2に記載のアンテナモジュール。
  4. 前記第2シールド構造は、少なくとも前記コネクタと前記高周波回路部品との間に配置されている請求項3に記載のアンテナモジュール。
  5. 前記高周波回路部品は、
    第2基板と、
    前記第2基板に実装された高周波集積回路素子と、
    前記高周波集積回路素子を封止する封止樹脂層と、
    前記封止樹脂層に埋め込まれた導体ポストと
    を含み、
    前記第2シールド構造は、
    前記第1基板に設けられた第1グランドプレーンと、
    前記第2基板に設けられた第2グランドプレーンと
    を含み、
    前記導体ポストが前記第1グランドプレーンと前記第2グランドプレーンとを電気的に接続し、前記第2シールド構造の一部を構成している請求項3または4に記載のアンテナモジュール。
  6. 前記高周波回路部品は、
    第2基板と、
    前記第2基板に実装された高周波集積回路素子と、
    前記高周波集積回路素子を封止する封止樹脂層と
    を含み、
    前記第2シールド構造は、前記封止樹脂層を覆う導電膜を含む請求項3または4に記載のアンテナモジュール。
  7. 前記高周波回路部品は、前記第1基板に直接実装された高周波集積回路素子を含む請求項1乃至4のいずれか1項に記載のアンテナモジュール。
  8. さらに、前記第1基板に設けられた放射素子を備えており、前記放射素子は前記高周波回路部品に接続されている請求項1乃至7のいずれか1項に記載のアンテナモジュール。
  9. さらに、前記第2基板に設けられた放射素子を備えており、前記放射素子は前記高周波回路部品に接続されている請求項5または6に記載のアンテナモジュール。
  10. さらに、前記第1シールド構造に熱的に結合する第1放熱部材を備えている請求項1乃至9のいずれか1項に記載のアンテナモジュール。
  11. さらに、前記第2シールド構造に熱的に結合する第2放熱部材を備えている請求項3乃至6のいずれか1項に記載のアンテナモジュール。
  12. 請求項1乃至11のいずれか1項に記載のアンテナモジュールと、
    前記高周波回路部品に与える信号を生成するベースバンド集積回路素子と
    を有し、
    前記ケーブルは、前記コネクタと前記ベースバンド集積回路素子とを接続する通信装置。
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