JPWO2020152535A1 - 制御装置及び制御方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、鞍乗り型車両の記録ユニットに所望の情報を適切に記録させることができる制御装置及び制御方法を得るものである。本発明に係る制御装置及び制御方法では、記録処理装置による情報の記録が制御され、当該記録処理装置は、記録の対象となる対象情報を継続的に取得しており、対象情報のうちの、鞍乗り型車両に衝撃が入力された衝撃入力時を含む期間に取得された情報である部分情報をイベントデータとして記録するイベントデータ記録を実行可能である。また、鞍乗り型車両が当該鞍乗り型車両の車輪が地面から離れている離地状態になったと判定された場合に、イベントデータ記録を禁止するか許可するかの選択が実施される。

Description

この開示は、鞍乗り型車両の記録ユニットに所望の情報を適切に記録させることができる制御装置及び制御方法に関する。
従来、主に交通事故時の状況を事後的に解析するために、車両に関して取得した情報のうち事故に関連する情報を記録するための記録処理装置を含む記録ユニットを車両に搭載する技術が知られている。このような技術として、特許文献1に記載されているように、車両に搭載された各種機器の出力を記録可能な記録処理装置をモータサイクル等の鞍乗り型車両に適用する技術がある(例えば、特許文献1参照。)。
なお、本明細書では、情報を記録することは、基本的に上書き不能な状態(例えば、ユーザによる所定の操作が行われない限り上書きされない状態)、又は、消去することに制限がかけられている状態で情報を保存することを意味する。
特開2013−041356号公報
上述した記録処理装置は、具体的には、記録の対象となる対象情報を継続的に取得しており、対象情報のうちの、車両に衝撃が入力された衝撃入力時を含む期間に取得された情報である部分情報をイベントデータとして記録するイベントデータ記録を実行可能となっている。このようなイベントデータ記録は、具体的には、車両に衝撃が入力されたと判定された場合に実行されるようになっている。
ところで、鞍乗り型車両は、鞍乗り型車両以外の車両と異なり、ライダーの意図的な操作によりジャンプやウィリー等が行われることによって、離地状態(つまり、車輪が地面から離れている状態)になる場合がある。この場合、離地状態からの復帰時(つまり、地面から離れている車輪が着地した時)に鞍乗り型車両に衝撃が入力されることによって、イベントデータ記録が意図に反して行われてしまい、事故に関連しない情報がイベントデータとして記録されてしまう場合がある。それにより、イベントデータ記録に用いられる記憶装置内の記憶領域の容量が不必要に消費されてしまい、本来記録することが望まれている情報を適切に記録することが困難となるおそれがある。
本発明は、上述の課題を背景としてなされたものであり、鞍乗り型車両の記録ユニットに所望の情報を適切に記録させることができる制御装置及び制御方法を得るものである。
本発明に係る制御装置は、鞍乗り型車両の記録処理装置による情報の記録を制御する制御装置であって、前記記録処理装置は、記録の対象となる対象情報を継続的に取得しており、前記対象情報のうちの、前記鞍乗り型車両に衝撃が入力された衝撃入力時を含む期間に取得された情報である部分情報をイベントデータとして記録するイベントデータ記録を実行可能であり、前記制御装置は、前記鞍乗り型車両が当該鞍乗り型車両の車輪が地面から離れている離地状態になったと判定された場合に、前記イベントデータ記録を禁止するか許可するかの選択を実施する制御部を備える。
本発明に係る制御方法は、鞍乗り型車両の記録処理装置による情報の記録を制御装置により制御する制御方法であって、前記記録処理装置は、記録の対象となる対象情報を継続的に取得しており、前記対象情報のうちの、前記鞍乗り型車両に衝撃が入力された衝撃入力時を含む期間に取得された情報である部分情報をイベントデータとして記録するイベントデータ記録を実行可能であり、前記制御方法において、前記鞍乗り型車両が当該鞍乗り型車両の車輪が地面から離れている離地状態になったと判定された場合に、前記制御装置の制御部が、前記イベントデータ記録を禁止するか許可するかの選択を実施する。
本発明に係る制御装置、及び制御方法では、記録処理装置による情報の記録が制御され、当該記録処理装置は、記録の対象となる対象情報を継続的に取得しており、対象情報のうちの、鞍乗り型車両に衝撃が入力された衝撃入力時を含む期間に取得された情報である部分情報をイベントデータとして記録するイベントデータ記録を実行可能である。また、鞍乗り型車両が当該鞍乗り型車両の車輪が地面から離れている離地状態になったと判定された場合に、イベントデータ記録を禁止するか許可するかの選択が実施される。それにより、鞍乗り型車両が離地状態になった後の離地状態からの復帰時に生じる衝撃をトリガとしてイベントデータ記録が意図に反して実行されることを抑制することができる。ゆえに、イベントデータ記録に用いられる記憶装置内の記憶領域の容量が不必要に消費されることを抑制することができる。よって、鞍乗り型車両の記録ユニットに所望の情報を適切に記録させることができる。
本発明の実施形態に係る制御装置が搭載されるモータサイクルの概略構成を示す模式図である。 モータサイクルのリーン角について説明するための説明図である。 本発明の実施形態に係る制御装置及び記録ユニットの構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る制御装置及び記録処理装置が行う処理の流れの第1の例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る制御装置及び記録処理装置が行う処理の流れの第2の例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る制御装置及び記録処理装置が行う処理の流れの第3の例を示すフローチャートである。
以下に、本発明に係る制御装置について、図面を用いて説明する。
なお、以下では、二輪のモータサイクルに用いられる制御装置について説明しているが、本発明に係る制御装置は、二輪のモータサイクル以外の鞍乗り型車両(例えば、三輪のモータサイクル、バギー車、自転車等)に用いられるものであってもよい。なお、鞍乗り型車両は、ドライバが跨って乗車する車両を意味する。
また、以下では、記録の対象となる対象情報として、モータサイクルに搭載されているカメラにより撮像される画像が記録処理装置により取得される場合を説明しているが、モータサイクルに搭載された各種機器の出力が記録処理装置により対象情報として取得されてもよい。
また、以下では、本発明に係る制御装置の一例に相当する制御装置30が記録ユニット60の外部に搭載されている場合について説明するが、制御装置30は、記録ユニット60の内部に搭載されてもよく、例えば、制御装置30が有する機能を記録ユニット60の記録処理装置61が有していてもよい。
また、以下では、モータサイクルの駆動源としてエンジンが用いられる場合を説明しているが、モータサイクルの駆動源としてエンジン以外の他の駆動源(例えば、モータ)が用いられてもよく、複数の駆動源が用いられてもよい。
また、以下で説明する構成及び動作等は一例であり、本発明に係る制御装置及び制御方法は、そのような構成及び動作等である場合に限定されない。
また、以下では、同一の又は類似する説明を適宜簡略化又は省略している。また、各図において、同一の又は類似する部材又は部分については、符号を付すことを省略しているか、又は同一の符号を付している。また、細かい構造については、適宜図示を簡略化又は省略している。
<モータサイクルの構成>
図1〜図3を参照して、本発明の実施形態に係る制御装置30が搭載されるモータサイクル100の構成について説明する。
図1は、制御装置30が搭載されるモータサイクル100の概略構成を示す模式図である。図2は、モータサイクル100のリーン角について説明するための説明図である。図3は、制御装置30及び記録ユニット60の構成の一例を示すブロック図である。
図1に示されるように、モータサイクル100は、胴体1と、胴体1に旋回自在に保持されているハンドル2と、胴体1にハンドル2と共に旋回自在に保持されている前輪3と、胴体1に回動自在に保持されている後輪4と、フロントサスペンション5と、リアサスペンション6と、エンジン7と、制御装置(ECU)30と、記録ユニット60とを備える。また、モータサイクル100は、慣性計測装置(IMU)41と、前輪回転速度センサ42と、後輪回転速度センサ43と、フロントストロークセンサ44と、リアストロークセンサ45とを備える。
フロントサスペンション5及びリアサスペンション6は、胴体1と車輪との間に介在する。具体的には、フロントサスペンション5は、ハンドル2と前輪3とを接続するフロントフォーク8に設けられ、当該フロントサスペンション5の軸方向に沿って伸縮可能になっている。また、リアサスペンション6は、胴体1に搖動可能に支持され後輪4を旋回自在に保持するスイングアーム9と胴体1とを接続し、当該リアサスペンション6の軸方向に沿って伸縮可能になっている。
エンジン7は、車輪を駆動するための動力を出力する。例えば、エンジン7には、内部に燃焼室が形成される1又は複数の気筒と、燃焼室に向けて燃料を噴射する燃料噴射弁と、点火プラグとが設けられている。燃料噴射弁から燃料が噴射されることにより燃焼室内に空気及び燃料を含む混合気が形成され、当該混合気が点火プラグにより点火されて燃焼する。それにより、気筒内に設けられたピストンが往復運動し、クランクシャフトが回転するようになっている。また、エンジン7の吸気管には、スロットル弁が設けられており、スロットル弁の開度であるスロットル開度に応じて燃焼室への吸気量が変化するようになっている。なお、エンジン7から出力される動力は、後輪4のみに伝達されてもよく、前輪3及び後輪4の双方に伝達されてもよい。
慣性計測装置41は、3軸のジャイロセンサ及び3方向の加速度センサを備えており、例えば、胴体1に設けられている。
例えば、慣性計測装置41は、モータサイクル100のリーン角を検出し、検出結果を出力する。慣性計測装置41が、モータサイクル100のリーン角に実質的に換算可能な他の物理量を検出するものであってもよい。リーン角は、例えば、図2に示されるように、鉛直方向Yに対するモータサイクル100のロール方向の傾きを示す角度θに相当する。なお、以下では、モータサイクル100が車両左右方向のいずれの方向に傾いている場合であっても、リーン角が正の値をとるものとして説明する。
前輪回転速度センサ42は、前輪3の回転速度を検出し、検出結果を出力する。前輪回転速度センサ42が、前輪3の回転速度に実質的に換算可能な他の物理量を検出するものであってもよい。前輪回転速度センサ42は、例えば、前輪3に設けられている。
後輪回転速度センサ43は、後輪4の回転速度を検出し、検出結果を出力する。後輪回転速度センサ43が、後輪4の回転速度に実質的に換算可能な他の物理量を検出するものであってもよい。後輪回転速度センサ43は、例えば、後輪4に設けられている。
フロントストロークセンサ44は、フロントサスペンション5のストローク量を検出し、検出結果を出力する。フロントストロークセンサ44が、フロントサスペンション5のストローク量に実質的に換算可能な他の物理量を検出するものであってもよい。フロントストロークセンサ44は、例えば、フロントサスペンション5に設けられている。
リアストロークセンサ45は、リアサスペンション6のストローク量を検出し、検出結果を出力する。リアストロークセンサ45が、リアサスペンション6のストローク量に実質的に換算可能な他の物理量を検出するものであってもよい。リアストロークセンサ45は、例えば、リアサスペンション6に設けられている。
記録ユニット60は、モータサイクル100の走行に関する情報を記録するためのものである。具体的には、記録ユニット60は、主に事故に関連する情報を記録するために設けられており、そのような情報は、交通事故時の状況の事後的な解析に活用される。より詳細には、記録ユニット60は、後述するように、モータサイクル100の前方を映す画像を記録可能であり、所謂ドライブレコーダーと呼ばれるものに相当する。
図3に示されるように、記録ユニット60は、例えば、記録処理装置61と、記録処理装置61と通信可能な記憶装置62と、モータサイクル100に搭載されているカメラ63と、モータサイクル100に搭載されているマイクロフォン64と、モータサイクル100の加速度を検出する加速度センサ65とを含む。カメラ63には、例えば、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等の撮像装置と、ISP(Image Signal Processor)等の画像処理装置とが含まれる。カメラ63、マイクロフォン64及び加速度センサ65により検出された情報は記録処理装置61に出力されるようになっている。このような記録ユニット60は、例えば、ハンドル2の上部における車両左右方向の中央に設けられる。
記録処理装置61は、記録の対象となる対象情報を継続的に取得し、対象情報のうちの特定の部分を記録する(つまり、記憶装置62に記憶させる処理をする)ことができる。
具体的には、記録処理装置61は、モータサイクル100に搭載されているカメラ63により撮像される画像を対象情報として継続的に取得する。例えば、カメラ63は、前方に向けて設けられており、モータサイクル100の前方を映す画像がカメラ63により撮像されるようになっている。記録処理装置61は、取得される対象情報としての画像を記憶装置62に記憶させる処理を常時実行している。ここで、記録処理装置61は、カメラ63から取得される画像に対して圧縮処理等の画像処理を施した後に当該画像を記憶装置62に記憶させてもよく、この場合、画像処理を行うために画像を一時的に記憶する機能を有していてもよい。なお、記録処理装置61は、カメラ63により撮像される画像にマイクロフォン64により検出される音声情報を紐づけて記憶装置62に常時記憶させてもよい。ここで、記憶装置62に記憶されているデータ(つまり、画像又は音声情報と画像とが紐づけられている映像)のうち最も古いデータが最新のデータによって上書きされるようになっている。
また、記録処理装置61は、対象情報(具体的には、カメラ63により撮像される画像)のうちの、モータサイクル100に衝撃が入力された衝撃入力時を含む期間に取得された情報である部分情報をイベントデータとして記録するイベントデータ記録を実行可能である。イベントデータは、事故に関連する情報に相当する。また、衝撃入力時を含む期間としては、例えば、衝撃入力時より前の時点から衝撃入力時より後の時点までの略20秒程度の期間が用いられるが、衝撃入力時を含む期間の開始時点及び終了時点は、適宜設定され得る。記録処理装置61は、具体的には、加速度センサ65の検出結果を用いてモータサイクル100に衝撃が入力されたか否かを判定し、モータサイクル100に衝撃が入力されたと判定された場合にイベントデータ記録を実行する。ゆえに、例えば、モータサイクル100が車両等に衝突した場合又はモータサイクル100により急ブレーキが行われた場合等にイベントデータ記録が実行される。
上述したように、情報を記録することは、基本的に上書き不能な状態(例えば、ユーザによる所定の操作が行われない限り上書きされない状態)、又は、消去することに制限がかけられている状態で情報を保存することを意味する。つまり、イベントデータ記録が実行されると、対象情報のうちの衝撃入力時を含む期間に取得された部分情報が基本的に上書き不能な状態、又は、消去することに制限がかけられている状態で保存される。
例えば、取得される対象情報としての画像を常時記憶すること(以下、常時記憶とも呼ぶ)に用いられる記憶装置62内の記憶領域とは別にイベントデータ記録に用いられる記憶装置62内の記憶領域が用意されており、当該記憶領域にイベントデータが保存されるようになっている。ここで、記憶装置62内で常時記憶に用いられる記憶領域とイベントデータ記録に用いられる記憶領域とが別々に用意されていてもよく、記憶装置62として常時記憶用とイベントデータ記録用の別々の記憶装置を用意することにより常時記憶に用いられる記憶領域とイベントデータ記録に用いられる記憶領域との分離が実現されてもよい。なお、記憶装置62内で常時記憶及びイベントデータ記録の双方に共通に用いられる記憶領域が用意されていてもよい。
制御装置30は、記録ユニット60の記録処理装置61による情報の記録を制御する。
例えば、制御装置30の一部又は全ては、マイコン、マイクロプロセッサユニット等で構成されている。また、例えば、制御装置30の一部又は全ては、ファームウェア等の更新可能なもので構成されてもよく、CPU等からの指令によって実行されるプログラムモジュール等であってもよい。制御装置30は、例えば、1つであってもよく、また、複数に分かれていてもよい。また、制御装置30は、例えば、胴体1に取り付けられている。
図3に示されるように、制御装置30は、例えば、取得部31と、制御部32とを機能構成として含む。
取得部31は、モータサイクル100に搭載されている各装置から出力される情報を取得し、制御部32へ出力する。例えば、取得部31は、慣性計測装置41、前輪回転速度センサ42、後輪回転速度センサ43、フロントストロークセンサ44及びリアストロークセンサ45から出力される情報を取得する。
制御部32は、取得部31から出力される情報を用いて記録処理装置61による情報の記録を制御する。制御部32は、例えば、記録制御部321と、判定部322とを含む。
記録制御部321は、記録ユニット60の記録処理装置61に対して当該記録処理装置61による情報の記録を制御するための制御指令を出力する。それにより、記録処理装置61による情報の記録が制御される。
例えば、記録制御部321は、記録処理装置61によるイベントデータ記録を禁止または許可する。具体的には、記録制御部321は、記録処理装置61に対してイベントデータ記録を禁止することを示す制御指令を出力することによって、記録処理装置61によるイベントデータ記録を禁止する。また、記録制御部321は、記録処理装置61に対してイベントデータ記録を許可することを示す制御指令を出力することによって、記録処理装置61によるイベントデータ記録を許可する。
ここで、記録制御部321は、モータサイクル100が当該モータサイクル100の車輪が地面から離れている離地状態になったと判定された場合に、イベントデータ記録を禁止するか許可するかの選択を実施する。イベントデータ記録が禁止された場合には、モータサイクル100に衝撃が入力されたと判定された場合であってもイベントデータ記録が実行されない状態となる。なお、モータサイクル100が離地状態になったと判定されずにイベントデータ記録を禁止するか許可するかの選択が実施されない場合には、イベントデータ記録が許可される。したがって、モータサイクル100に衝撃が入力されたと判定されたことをトリガとしてイベントデータ記録が実行される状態となる。
判定部322は、取得部31から出力される情報を用いて各種判定を行う。判定部322による判定結果は、記録制御部321が行う処理に用いられる。
上記のように、制御装置30では、制御部32は、モータサイクル100が当該モータサイクル100の車輪が地面から離れている離地状態になったと判定された場合に、イベントデータ記録を禁止するか許可するかの選択を実施する。それにより、モータサイクル100の記録ユニット60に所望の情報を適切に記録させることが実現される。なお、このようなイベントデータ記録に関して制御部32が行う処理の詳細については、後述にて説明する。
<制御装置及び記録処理装置の動作>
図4〜図6を参照して、本発明の実施形態に係る制御装置30及び記録処理装置61の動作について説明する。具体的には、以下では、制御装置30及び記録処理装置61が行う処理の流れの例として、第1の例、第2の例及び第3の例をこの順に説明する。
図4は、制御装置30及び記録処理装置61が行う処理の流れの第1の例を示すフローチャートである。具体的には、図4に示される第1の例に係る制御フローは、制御装置30及び記録処理装置61により行われるイベントデータ記録に関する処理の流れに相当し、記録ユニット60の起動中(つまり、記録ユニット60が起動してから停止するまでの間)に繰り返し行われる。ここで、記録ユニット60の起動中には、取得される対象情報としての画像を常時記憶する常時記憶が基本的に常時行われている。なお、記録ユニット60は、例えば、記録ユニット60のボタン等の入力装置を用いたユーザによる操作に応じて起動又は停止し、さらに、イグニッションスイッチを用いたユーザによる操作に応じて起動又は停止するようになっていてもよい。
また、図4におけるステップS510及びステップS590は、図4に示される第1の例に係る制御フローの開始及び終了にそれぞれ対応する。なお、図4に示される第1の例に係る制御フローは、記録処理装置61によるイベントデータ記録が制御装置30の記録制御部321によって許可された状態で開始される。
図4に示される第1の例に係る制御フローが開始されると、ステップS511において、制御装置30の判定部322は、モータサイクル100が離地状態になったか否かを判定する。モータサイクル100が離地状態になったと判定された場合(ステップS511/YES)、ステップS513に進む。一方、モータサイクル100が離地状態になったと判定されなかった場合(ステップS511/NO)、ステップS525に進む。
離地状態は、モータサイクル100の車輪が地面から離れている状態であり、モータサイクル100の両車輪が地面から離れているジャンプ状態と、モータサイクル100一方の車輪が接地しており他方の車輪が離地している方輪浮き状態とを含む。ここで、方輪浮き状態は、モータサイクル10の後輪4が接地しており前輪3が離地しているウィリー状態と、モータサイクル10の前輪3が接地しており後輪4が離地しているジャックナイフ状態とを含む。
例えば、判定部322は、モータサイクル100が当該モータサイクル100の両車輪が離地しているジャンプ状態になったと判定した場合に、モータサイクル100が離地状態になったと判定する。
ここで、判定部322は、種々の方法によりモータサイクル100がジャンプ状態になったか否かを判定し得る。例えば、判定部322は、フロントストロークセンサ44及びリアストロークセンサ45の検出結果を用いて、フロントサスペンション5のストローク量及びリアサスペンション6のストローク量に基づいて、モータサイクル100がジャンプ状態になったか否かを判定し得る。また、例えば、判定部322は、前輪回転速度センサ42及び後輪回転速度センサ43の検出結果を用いて、前輪3の回転速度と後輪4の回転速度との差に基づいて、モータサイクル100がジャンプ状態になったか否かを判定し得る。また、例えば、判定部322は、慣性計測装置41の検出結果に基づいて、モータサイクル100がジャンプ状態になったか否かを判定し得る。このように、判定部322は、モータサイクル100がジャンプ状態になったか否かの判定において、モータサイクル100に搭載されるセンサ41,42,43,44,45のうちいずれのセンサの検出結果を利用してもよく、上記以外の組み合わせのセンサの検出結果を利用してもよい。
また、例えば、判定部322は、モータサイクル100が当該モータサイクル100の一方の車輪が接地しており他方の車輪が離地している方輪浮き状態(具体的には、ウィリー状態又はジャックナイフ状態)になったと判定した場合に、モータサイクル100が離地状態になったと判定する。
ここで、判定部322は、種々の方法によりモータサイクル100が方輪浮き状態になったか否かを判定し得る。例えば、判定部322は、フロントストロークセンサ44及びリアストロークセンサ45の検出結果を用いて、フロントサスペンション5のストローク量及びリアサスペンション6のストローク量に基づいて、モータサイクル100が方輪浮き状態になったか否かを判定し得る。また、例えば、判定部322は、前輪回転速度センサ42及び後輪回転速度センサ43の検出結果を用いて、前輪3の回転速度と後輪4の回転速度との差に基づいて、モータサイクル100が方輪浮き状態になったか否かを判定し得る。また、例えば、判定部322は、慣性計測装置41の検出結果に基づいて、モータサイクル100が方輪浮き状態になったか否かを判定し得る。このように、判定部322は、モータサイクル100が方輪浮き状態になったか否かの判定において、モータサイクル100に搭載されるセンサ41,42,43,44,45のうちいずれのセンサの検出結果を利用してもよく、上記以外の組み合わせのセンサの検出結果を利用してもよい。
ステップS511でYESと判定された場合、ステップS513において、制御装置30の判定部322は、モータサイクル100が離地状態から復帰したか否か(つまり、地面から離れている車輪が着地したか否か)を判定する。モータサイクル100が離地状態から復帰したと判定された場合(ステップS513/YES)、ステップS515に進む。一方、モータサイクル100が離地状態から復帰したと判定されなかった場合(ステップS513/NO)、ステップS513の処理が繰り返される。
例えば、判定部322は、慣性計測装置41の検出結果に基づいて、モータサイクル100が離地状態から復帰したか否かを判定し得る。
ステップS513でYESと判定された場合、ステップS515において、記録処理装置61は、モータサイクル100に衝撃が入力されたか否かを判定する。モータサイクル100に衝撃が入力されたと判定された場合(ステップS515/YES)、ステップS517に進む。一方、モータサイクル100に衝撃が入力されたと判定されなかった場合(ステップS515/NO)、図4に示される制御フローは終了する。
例えば、記録処理装置61は、離地状態からの復帰時にモータサイクル100の加速度が基準加速度を超えた場合に、モータサイクル100に衝撃が入力されたと判定する。基準加速度は、事故又は事故の可能性が生じた際に想定し得る程度の大きさの衝撃力がモータサイクル100に入力されたか否かを適切に判定し得る値に設定される。
なお、モータサイクル100が離地状態から復帰した際には、モータサイクル100に作用する重力に起因して、比較的大きな衝撃力がモータサイクル100に入力されるので、ステップS515において、基本的にはYESと判定される。
ステップS515でYESと判定された場合、ステップS517において、制御装置30の判定部322は、モータサイクル100の離地状態からの復帰が成功したか否かを判定する。モータサイクル100の離地状態からの復帰が成功したと判定された場合(ステップS517/YES)、ステップS519に進む。一方、モータサイクル100の離地状態からの復帰が失敗したと判定された場合(ステップS517/NO)、ステップS521に進む。
例えば、判定部322は、慣性計測装置41の検出結果に基づいて、モータサイクル100の離地状態からの復帰が成功したか否かを判定し得る。具体的には、判定部322は、慣性計測装置41により検出されるモータサイクル100のリーン角に基づいて、モータサイクル100が離地状態からの復帰後にロール方向に転倒したと判定した場合に、モータサイクル100の離地状態からの復帰が失敗したと判定し得る。なお、判定部322は、モータサイクル100の離地状態からの復帰が成功したか否かの判定において、モータサイクル100に搭載されるセンサ41,42,43,44,45のうち慣性計測装置41以外のセンサ42,43,44,45の少なくとも一部の検出結果を利用してもよい。
ステップS517でYESと判定された場合、ステップS519において、制御装置30の記録制御部321は、記録処理装置61によるイベントデータ記録を禁止する。それにより、モータサイクル100が離地状態になった後の離地状態からの復帰時に生じる衝撃をトリガとしてイベントデータ記録が意図に反して実行されることを適切に抑制することができる。
次に、図4に示される制御フローは終了する。
ステップS517でNOと判定された場合、ステップS521において、制御装置30の記録制御部321は、記録処理装置61によるイベントデータ記録を許可する。それにより、モータサイクル100に衝撃が入力されたと判定されたことをトリガとしてイベントデータ記録が実行される状態となる。
次に、記録処理装置61は、イベントデータ記録を実行する。それにより、対象情報であるカメラ63により撮像される画像のうちの、モータサイクル100に衝撃が入力された衝撃入力時を含む期間に取得された情報である部分情報がイベントデータとして記録される。
次に、図4に示される制御フローは終了する。
ステップS511でNOと判定された場合、ステップS525において、ステップS515と同様に、記録処理装置61は、モータサイクル100に衝撃が入力されたか否かを判定する。モータサイクル100に衝撃が入力されたと判定された場合(ステップS525/YES)、ステップS527に進む。一方、モータサイクル100に衝撃が入力されたと判定されなかった場合(ステップS525/NO)、図4に示される制御フローは終了する。
ステップS525でYESと判定された場合、ステップS527において、記録処理装置61は、イベントデータ記録を実行する。それにより、対象情報であるカメラ63により撮像される画像のうちの、モータサイクル100に衝撃が入力された衝撃入力時を含む期間に取得された情報である部分情報がイベントデータとして記録される。
上述したように、図4に示される制御フローは記録処理装置61によるイベントデータ記録が制御装置30の記録制御部321によって許可された状態で開始されるので、ステップS525においてモータサイクル100に衝撃が入力されたと判定された場合には、上記のように、ステップS527においてイベントデータ記録が実行される。
次に、図4に示される制御フローは終了する。
上記のように、図4に示される制御フローでは、制御部32は、モータサイクル100が当該モータサイクル100の車輪が地面から離れている離地状態になったと判定された場合に、イベントデータ記録を禁止するか許可するかの選択を実施する。具体的には、図4に示される制御フローでは、制御部32は、上記選択において、離地状態からの復帰が成功したと判定された場合にイベントデータ記録を禁止し、離地状態からの復帰が失敗したと判定された場合にイベントデータ記録を許可する。
図5は、制御装置30及び記録処理装置61が行う処理の流れの第2の例を示すフローチャートである。具体的には、図5に示される第2の例に係る制御フローは、上述した第1の例に係る制御フローと同様に、制御装置30及び記録処理装置61により行われるイベントデータ記録に関する処理の流れに相当し、記録ユニット60の起動中に繰り返し行われる。
また、図5におけるステップS610及びステップS690は、図5に示される第2の例に係る制御フローの開始及び終了にそれぞれ対応する。なお、図5に示される第2の例に係る制御フローは、上述した第1の例に係る制御フローと同様に、記録処理装置61によるイベントデータ記録が制御装置30の記録制御部321によって許可された状態で開始される。
第2の例に係る制御フローでは、上述した第1の例に係る制御フローと比較して、ステップS517でYESと判定されステップS519が行われ後に、ステップS611がさらに行われる点が異なる。
具体的には、図5に示される第2の例に係る制御フローでは、モータサイクル100の離地状態からの復帰が成功したと判定された場合(ステップS517/YES)、ステップS519において、制御装置30の記録制御部321は、記録処理装置61によるイベントデータ記録を禁止する。
次に、ステップS611において、制御装置30の記録制御部321は、復帰成功を示すフラグである復帰成功フラグの対象情報への付与を実行する。復帰成功フラグは、記憶装置62に記憶されている対象情報としてのカメラ63により撮像される画像の中から復帰が成功した離地状態に関連する画像を検索するために用いられる情報である。記録制御部321は、具体的には、記録処理装置61の動作を制御することによって、復帰成功フラグを対象情報に付与することができる。
復帰成功フラグの付与では、具体的には、記憶装置62に記憶されている対象情報としてのカメラ63により撮像される画像のうち、離地状態からの復帰時と対応する時期(例えば、離地状態からの復帰時、当該復帰時より前の時点、当該復帰時より後の時点、又は、当該復帰時を含む期間)に取得された画像へ復帰成功フラグが付与される。ゆえに、ユーザは、記憶装置62に記憶されている画像の中から復帰成功フラグが付与された画像を検索することによって、復帰が成功した離地状態に関連する画像を閲覧することができる。
上記のように、図5に示される制御フローでは、制御部32は、イベントデータ記録を禁止するか許可するかの選択において、離地状態からの復帰が成功したと判定された場合に、復帰成功を示すフラグである復帰成功フラグの対象情報への付与を実行する。
図6は、制御装置30及び記録処理装置61が行う処理の流れの第3の例を示すフローチャートである。具体的には、図6に示される第3の例に係る制御フローは、上述した第1の例に係る制御フローと同様に、制御装置30及び記録処理装置61により行われるイベントデータ記録に関する処理の流れに相当し、記録ユニット60の起動中に繰り返し行われる。
また、図6におけるステップS710及びステップS790は、図6に示される第3の例に係る制御フローの開始及び終了にそれぞれ対応する。なお、図6に示される第3の例に係る制御フローは、上述した第1の例に係る制御フローと同様に、記録処理装置61によるイベントデータ記録が制御装置30の記録制御部321によって許可された状態で開始される。
第3の例に係る制御フローでは、上述した第1の例に係る制御フローと比較して、ステップS517でYESと判定されステップS519が行われ後に、ステップS711がさらに行われる点が異なる。
具体的には、図6に示される第3の例に係る制御フローでは、モータサイクル100の離地状態からの復帰が成功したと判定された場合(ステップS517/YES)、ステップS519において、制御装置30の記録制御部321は、記録処理装置61によるイベントデータ記録を禁止する。
次に、ステップS711において、制御装置30の記録制御部321は、対象情報(具体的には、カメラ63により撮像される画像)のうちの、モータサイクル100に衝撃が入力された衝撃入力時を含む期間に取得された情報である部分情報をイベントデータとは別のデータである復帰成功データとして記録する復帰成功データ記録を記録処理装置61に実行させる。復帰成功データは、復帰が成功した離地状態に関連する情報(具体的には、カメラ63により撮像される画像)に相当する。
例えば、イベントデータ記録に用いられる記憶装置62内の記憶領域の一部が復帰成功データ記録に用いられるようになっている。なお、イベントデータ記録に用いられる記憶装置62内の記憶領域とは別に復帰成功データ記録に用いられる記憶装置62内の記憶領域が用意されていてもよい。
ここで、イベントデータ記録に用いられる記憶装置62内の記憶領域の容量をより適切に確保する観点では、復帰成功データのデータサイズは、イベントデータのデータサイズと比較して小さいことが好ましい。例えば、復帰成功データ記録において、復帰成功データとして記録されるデータのデータサイズを小さくする処理を行った後に当該データを復帰成功データとして記録することによって、復帰成功データのデータサイズをイベントデータのデータサイズと比較して小さくすることができる。なお、データサイズを小さくする処理としては、例えば、一部のデータを間引く処理、復帰成功データ記録の対象となる部分情報と対応する期間をイベントデータ記録の対象となる部分情報と対応する期間と比較して短縮する処理、又は、データ圧縮処理等が用いられ得る。
上記のように、図6に示される制御フローでは、制御部32は、イベントデータ記録を禁止するか許可するかの選択において、離地状態からの復帰が成功したと判定された場合に、モータサイクル100に衝撃が入力された衝撃入力時を含む期間に取得された情報である部分情報をイベントデータとは別のデータである復帰成功データとして記録する復帰成功データ記録を記録処理装置61に実行させる。
なお、上記では、図4〜図6に示される各制御フローを参照して、記録ユニット60が起動している場合に、モータサイクル100が離地状態になったか否かの判定が繰り返し行われ、イベントデータ記録を禁止するか許可するかの選択が上記判定の結果に応じて実施される例を説明したが、記録ユニット60が起動している場合に上記判定が必ずしも常に繰り返し行われていなくてもよい。具体的には、制御部32は、制御モードとして、モータサイクル100が離地状態になったか否かの判定結果に応じてイベントデータ記録を禁止するか許可するかの選択を実施する第1制御モードと、モータサイクル100が離地状態になったか否かの判定を行わずにイベントデータ記録を許可する第2制御モードとを切り替え可能であってもよい。
ここで、記録処理装置61に記録させる情報をユーザの好みに応じて容易に切り替える観点では、上記制御モードがユーザにより選択されることが好ましい。例えば、モータサイクル100に設けられるボタン、スイッチ又はタッチパネル等の入力装置を用いたユーザによる操作入力に応じて制御部32が上記制御モードを切り替えることによって、上記制御モードをユーザに選択させることができる。
<制御装置の効果>
本発明の実施形態に係る制御装置30の効果について説明する。
制御装置30は、モータサイクル100が当該モータサイクル100の車輪が地面から離れている離地状態になったと判定された場合に、イベントデータ記録を禁止するか許可するかの選択を実施する制御部32を備える。それにより、モータサイクル100が離地状態になった後の離地状態からの復帰時に生じる衝撃をトリガとしてイベントデータ記録が意図に反して実行されることを抑制することができる。ゆえに、イベントデータ記録に用いられる記憶装置62内の記憶領域の容量が不必要に消費されることを抑制することができる。よって、モータサイクル100の記録ユニット60に所望の情報を適切に記録させることができる。
好ましくは、制御装置30では、制御部32は、イベントデータ記録を禁止するか許可するかの選択において、離地状態からの復帰が成功したと判定された場合にイベントデータ記録を禁止し、離地状態からの復帰が失敗したと判定された場合にイベントデータ記録を許可する。それにより、モータサイクル100が離地状態になった後の離地状態からの復帰時に生じる衝撃をトリガとしてイベントデータ記録が意図に反して実行されることを適切に抑制しつつ、事故に関連する情報をイベントデータとして記録ユニット60に適切に記録させることができる。
好ましくは、制御装置30では、制御部32は、イベントデータ記録を禁止するか許可するかの選択において、離地状態からの復帰が成功したと判定された場合に、復帰成功を示すフラグである復帰成功フラグの対象情報への付与を実行する。それにより、ユーザは、記憶装置62に記憶されている対象情報の中から復帰成功フラグが付与された対象情報を検索することによって、復帰が成功した離地状態に関連する情報を事後的に確認することができる。例えば、モータサイクル100のライダーが意図的に行ったジャンプ中にカメラ63により撮像された画像を事後的に確認することができる。ここで、復帰成功フラグが付与された対象情報は、記録処理装置61により保存されるものの上書き可能な状態で保存されるので、イベントデータ記録に用いられる記憶装置62内の記憶領域の容量が当該対象情報によって消費されることを抑制することができる。
好ましくは、制御装置30では、制御部32は、イベントデータ記録を禁止するか許可するかの選択において、離地状態からの復帰が成功したと判定された場合に、モータサイクル100に衝撃が入力された衝撃入力時を含む期間に取得された情報である部分情報をイベントデータとは別のデータである復帰成功データとして記録する復帰成功データ記録を記録処理装置61に実行させる。それにより、ユーザは、復帰が成功した離地状態に関連する情報を事後的に確認することができる。例えば、モータサイクル100のライダーが意図的に行ったジャンプ中にカメラ63により撮像された画像を事後的に確認することができる。ここで、復帰成功データは、記録処理装置61により上書き不能な状態、又は、消去することに制限がかけられている状態で保存されるので、当該復帰成功データが他のデータによって上書きされ、又は、消去されることを抑制することができる。
好ましくは、復帰成功データのデータサイズは、イベントデータのデータサイズと比較して小さい。それにより、記憶装置62内の記憶領域の容量が復帰成功データによって過度に消費されることを抑制することができる。ゆえに、イベントデータ記録に用いられる記憶装置62内の記憶領域の容量をより適切に確保することができる。
好ましくは、制御装置30では、制御部32は、制御モードとして、モータサイクル100が離地状態になったか否かの判定結果に応じてイベントデータ記録を禁止するか許可するかの選択を実施する第1制御モードと、モータサイクル100が離地状態になったか否かの判定を行わずにイベントデータ記録を許可する第2制御モードとを切り替え可能であり、制御モードは、ユーザにより選択される。それにより、記録処理装置61に記録させる情報をユーザの好みに応じて容易に切り替えることができる。例えば、ユーザは、上記制御モードとして第2制御モードを選択することによって、モータサイクル100に入力された衝撃が離地状態からの復帰に起因するものであるか事故に起因するものであるかによらずに、モータサイクル100に衝撃が入力された衝撃入力時を含む期間に取得された情報である部分情報を記録ユニット60に記録させることができる。
好ましくは、制御装置30では、制御部32は、モータサイクル100が当該モータサイクル100の両車輪が離地しているジャンプ状態になったと判定した場合に、モータサイクル100が離地状態になったと判定する。それにより、モータサイクル100の両車輪が離地している状態からの復帰時に生じる衝撃をトリガとしてイベントデータ記録が意図に反して実行されることを抑制することができる。
好ましくは、制御装置30では、制御部32は、モータサイクル100が当該モータサイクル100の一方の車輪が接地しており他方の車輪が離地している方輪浮き状態になったと判定した場合に、モータサイクル100が離地状態になったと判定する。それにより、モータサイクル100の一方の車輪のみが離地している状態からの復帰時に生じる衝撃をトリガとしてイベントデータ記録が意図に反して実行されることを抑制することができる。
好ましくは、記録処理装置61は、記録の対象となる対象情報として、モータサイクル100に搭載されているカメラ63により撮像される画像を取得する。この場合、記録処理装置61により記録される情報のデータサイズが特に大きくなる。例えば、この場合に記録処理装置61により記録される情報のデータサイズは、モータサイクル100に搭載された各種機器の出力が記録処理装置61により対象情報として取得される場合と比較して大きくなる。ゆえに、記憶装置62内の記憶領域の容量が不足することにより記録ユニット60に所望の情報を適切に記録することが困難となるおそれがより顕著となる。よって、記録処理装置61がカメラ63により撮像される画像を対象情報として取得する場合において、モータサイクル100が離地状態になったと判定された場合にイベントデータ記録を禁止するか許可するかの選択を実施することによって、モータサイクル100の記録ユニット60に所望の情報を適切に記録させることができる効果をより有効に活用することができる。
本発明は各実施の形態の説明に限定されない。例えば、各実施の形態の全て又は一部が組み合わされてもよく、また、各実施の形態の一部のみが実施されてもよい。
1 胴体、2 ハンドル、3 前輪、4 後輪、30 制御装置、31 取得部、 32 制御部、41 慣性計測装置、42 前輪回転速度センサ、43 後輪回転速度センサ、44 フロントストロークセンサ、45 リアストロークセンサ、60 記録ユニット、61 記録処理装置、62 記憶装置、63 カメラ、64 マイクロフォン、65 加速度センサ、100 モータサイクル、321 記録制御部、322 判定部。

Claims (10)

  1. 鞍乗り型車両(100)の記録処理装置(61)による情報の記録を制御する制御装置(30)であって、
    前記記録処理装置(61)は、
    記録の対象となる対象情報を継続的に取得しており、
    前記対象情報のうちの、前記鞍乗り型車両(100)に衝撃が入力された衝撃入力時を含む期間に取得された情報である部分情報をイベントデータとして記録するイベントデータ記録を実行可能であり、
    前記制御装置(30)は、前記鞍乗り型車両(100)が当該鞍乗り型車両(100)の車輪が地面から離れている離地状態になったと判定された場合に、前記イベントデータ記録を禁止するか許可するかの選択を実施する制御部(32)を備える、
    制御装置。
  2. 前記制御部(32)は、前記選択において、前記離地状態からの復帰が成功したと判定された場合に前記イベントデータ記録を禁止し、前記離地状態からの復帰が失敗したと判定された場合に前記イベントデータ記録を許可する、
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記制御部(32)は、前記選択において、前記離地状態からの復帰が成功したと判定された場合に、復帰成功を示すフラグである復帰成功フラグの前記対象情報への付与を実行する、
    請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記制御部(32)は、前記選択において、前記離地状態からの復帰が成功したと判定された場合に、前記部分情報を前記イベントデータとは別のデータである復帰成功データとして記録する復帰成功データ記録を前記記録処理装置(61)に実行させる、
    請求項2又は3に記載の制御装置。
  5. 前記復帰成功データのデータサイズは、前記イベントデータのデータサイズと比較して小さい、
    請求項4に記載の制御装置。
  6. 前記制御部(32)は、制御モードとして、前記鞍乗り型車両(100)が前記離地状態になったか否かの判定結果に応じて前記選択を実施する第1制御モードと、前記鞍乗り型車両(100)が前記離地状態になったか否かの判定を行わずに前記イベントデータ記録を許可する第2制御モードとを切り替え可能であり、
    前記制御モードは、ユーザにより選択される、
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の制御装置。
  7. 前記制御部(32)は、前記鞍乗り型車両(100)が当該鞍乗り型車両(100)の両車輪が離地しているジャンプ状態になったと判定した場合に、前記鞍乗り型車両(100)が前記離地状態になったと判定する、
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の制御装置。
  8. 前記制御部(32)は、前記鞍乗り型車両(100)が当該鞍乗り型車両(100)の一方の車輪が接地しており他方の車輪が離地している方輪浮き状態になったと判定した場合に、前記鞍乗り型車両(100)が前記離地状態になったと判定する、
    請求項1〜7のいずれか一項に記載の制御装置。
  9. 前記記録処理装置(61)は、前記対象情報として、前記鞍乗り型車両(100)に搭載されているカメラ(63)により撮像される画像を取得する、
    請求項1〜8のいずれか一項に記載の制御装置。
  10. 鞍乗り型車両(100)の記録処理装置(61)による情報の記録を制御装置(30)により制御する制御方法であって、
    前記記録処理装置(61)は、
    記録の対象となる対象情報を継続的に取得しており、
    前記対象情報のうちの、前記鞍乗り型車両(100)に衝撃が入力された衝撃入力時を含む期間に取得された情報である部分情報をイベントデータとして記録するイベントデータ記録を実行可能であり、
    前記制御方法において、前記鞍乗り型車両(100)が当該鞍乗り型車両(100)の車輪が地面から離れている離地状態になったと判定された場合に、前記制御装置(30)の制御部(32)が、前記イベントデータ記録を禁止するか許可するかの選択を実施する、
    制御方法。
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