JPWO2020148806A1 - 空気調和システム - Google Patents

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Abstract

室外熱交換器と、室内熱交換器と、を含む冷媒回路を備え、空気調和の対象となる室内を陽圧化する空気調和システムであって、室内の温度を検出する室温検出部と、室内熱交換器と熱交換した空気を室内へ送風する送風機と、送風機からの吹出温度を検出する吹出温度検出部と、室温検出部および吹出温度検出部の検出結果を用いて、室内が陰圧か否かを判定すると共に、送風機の送風量を調整する制御部と、を備え、制御部は、室内が陰圧であると判定した場合、送風量を増加するよう送風機を制御する。これにより、室温の変化に応じて送風量を調整することで、圧力検出手段と、その値をもとに制御する給気および排気ダクト、並びに、給気および排気ファンの設置を不要とし、コストを抑えつつ室内を陽圧に保つことができる。

Description

本発明は、空気調和の対象となる空間を陽圧化する空気調和システムに関する。
この種の空気調和システムとして、工場または店舗などの内部空間(室内)を陽圧化する空気調和システムが知られている(例えば、特許文献1)。かかる特許文献1に記載の空気調和システムは、店舗内を陽圧とすることで外気浮遊塵埃の店舗内への侵入防止を目的とするものであって、対象となる室内外の圧力差を検出する圧力検出手段を備えている。また、特許文献1に記載の空気調和システムは、室内に外気を供給する外気供給手段を備え、圧力検出手段による検出結果に基づいて、外気供給手段による外気導入量を制御していた。
ここで、工場または店舗などでは室内が陰圧になると、隙間等から未処理の外気が流入し、室内熱負荷である空調負荷を高めてしまう要因となる。そのため、従来は圧力検出手段を用い、その値をもとに室内に設けられた給気および排気ダクトのダンパ開度または送風量を制御することで、室内を陽圧化する手法が取られていた。
特開平10−311555号公報
しかしながら、特許文献1の空気調和システムでは、圧力検出手段の設置と、その値をもとに制御する給気および排気ダクト、並びに、給気および排気ファンなどの設置が必要となり、大がかりな工事が必要となる。このため、構成および設置作業が煩雑となる上、その分、コスト面も嵩むといった問題があった。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためのものであり、圧力検出手段と、その値をもとに制御する給気および排気ダクト、並びに、給気および排気ファンの設置を不要とし、コストを抑えつつ室内を陽圧に保つことができる空気調和システムを提供することを目的とする。
本発明に係る空気調和システムは、室外熱交換器と、室内熱交換器と、を含む冷媒回路を備え、空気調和の対象となる室内を陽圧化する空気調和システムであって、前記室内の温度を検出する室温検出部と、前記室内熱交換器と熱交換した空気を前記室内へ送風する送風機と、前記送風機からの吹出温度を検出する吹出温度検出部と、前記室温検出部および前記吹出温度検出部の検出結果を用いて、前記室内が陰圧か否かを判定すると共に、前記送風機の送風量を調整する制御部と、を備え、前記制御部は、前記室内が陰圧であると判定した場合、前記送風量を増加するよう前記送風機を制御するものである。
本発明に係る空気調和システムによれば、室温の変化に応じて送風量を調整することで、圧力検出手段と、その値をもとに制御する給気および排気ダクト、並びに、給気および排気ファンの設置を不要とし、コストを抑えつつ室内を陽圧に保つことができる。
本発明の実施の形態1に係る空気調和システムの設置環境を示す概略図である。 図1の空気調和システムにおける外調用空調機の構成を示す概略図である。 図1の空気調和システムにおける基準風量確認運転の処理手順を示すフローチャートである。 図1の空気調和システムにおける室内陽圧運転の処理手順を示すフローチャートである。 図1の空気調和システムにおける動作のイメージを示す説明図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。なお、明細書全文に示す構成要素の形態は、あくまで例示であってこれらの記載に限定されるものではない。すなわち、本発明は、請求の範囲および明細書全体から読み取ることのできる発明の要旨または思想に反しない範囲で適宜変更可能である。例えば、圧縮機を保護するために液溜め(アキュムレーター)を具備していてもよいし、冷凍機油回収のための油分離器を具備していてもよい。また、そのような変更を伴う空気調和システムも本発明の技術思想に含まれる。さらに、各図において、同一の符号を付したものは、同一のまたはこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。
実施の形態1.
<空気調和システム1の構成>
図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和システム1の設置環境を示す概略図である。図2は、図1の空気調和システムにおける外調用空調機の構成を示す概略図である。図1および図2に示すように、本実施の形態1に係る空気調和システム1は、冷媒を介して外気と室内Kの空気との間で熱を移動させることにより、冷房または暖房して室内Kの空気調和を行うものであり、内調用空調機2と外調用空調機3とを有している。
<外調用空調機3の構成>
空気調和システム1の外調用空調機3においては、室内機31と室外機32とが冷媒配管4、4a、4bを介して配管接続され、冷媒が循環する冷媒回路5を構成している。冷媒回路5には、圧縮機10、流路切替装置11、室外熱交換器12、膨張弁13および室内熱交換器14が設けられ、これらが冷媒配管4、4a、4bを介して接続されている。
室外機32は、圧縮機10、流路切替装置11、室外熱交換器12および、膨張弁13を有している。圧縮機10は、吸入した冷媒を圧縮して吐出する。ここで、圧縮機10は、インバータ装置を備えていてもよい。インバータ装置を備えた場合、運転周波数を変化させて、圧縮機10の容量を変更することができる。なお、圧縮機10の容量とは、単位時間当たりに送り出す冷媒の量である。流路切替装置11は、例えば四方弁であり、冷媒流路の方向の切り換えが行われる装置である。
空気調和システム1は、制御部6からの指示に基づいて、流路切替装置11を用いて冷媒の流れを切り換えることで、暖房運転または冷房運転を実現することができる。室外熱交換器12は、冷媒と室外空気との熱交換を行う。また、室外熱交換器12には、冷媒と室外空気との間の熱交換の効率を高めるために、室外送風機15が設けられている。室外送風機15には、インバータ装置9が取り付けられている。インバータ装置9は、室外送風機15の駆動源であるファンモーター16の運転周波数を変化させてファンの回転速度を変更する。なお、室外送風機15は、同様の効果が得られるものであればこれに限らず、例えば、ファンの種類はシロッコファンでもよいし、プラグファンでもよい。また、押し込み方式でもよいし、引っぱり方式でもよい。さらに、室外送風機15の吹出口にはダンパ3aが設けられている。制御部6は、ダンパ3aの開度を変化させて送風量を調整するよう室外送風機15を制御する。
ここで、室外熱交換器12は、暖房運転時において蒸発器として機能し、冷媒配管4b側から流入した低圧の冷媒と、室外空気と、の間で熱交換を行って冷媒を蒸発させて気化させ、冷媒配管4a側に流出させる。また、室外熱交換器12は、冷房運転時において凝縮器として機能し、冷媒配管4a側から流路切替装置11を介して流入した圧縮機10にて圧縮済の冷媒と、室外空気と、の間で熱交換を行い、冷媒を凝縮させて液化させ、冷媒配管4b側に流出させる。なお、ここでは室外空気を外部流体として用いる場合を例に説明したが、外部流体は室外空気を含む気体に限らず、水を含む液体であってもよい。
膨張弁13は、冷媒の流量を制御する絞り装置であり、膨張弁13の開度を変化させることで冷媒配管4を流れる冷媒の流量を調節することにより、冷媒の圧力を調整する。膨張弁13は、冷房運転時において、高圧の液状態の冷媒を低圧の気液二相状態の冷媒へと膨張させ減圧させる。なお、膨張弁13としてはこれに限らず、同様の効果が得られるものであれば、電子膨張弁またはキャピラリーチューブ等でもよい。例えば、膨張弁13が、電子式膨張弁で構成された場合は、制御部6の指示に基づいて開度調整が行われる。
室内機31は、冷媒と室内空気との間で熱交換を行う室内熱交換器14と、室内熱交換器14が熱交換を行う空気の流れを調整する室内送風機17と、を有する。
室内熱交換器14は、暖房運転時において凝縮器の働きをし、冷媒配管4a側から流入した冷媒と、室内空気と、の間で熱交換を行い、冷媒を凝縮させて液化させ、冷媒配管4b側に流出させる。また、室内熱交換器14は、冷房運転時において蒸発器として機能し、冷媒配管4b側から流入した膨張弁13によって低圧状態にされた冷媒と、室内空気と、の間で熱交換を行い、冷媒に空気の熱を奪わせて蒸発させて気化させ、冷媒配管4a側に流出させる。なお、ここでは室内空気を外部流体として用いる場合を例に説明したが、外部流体は室内空気を含む気体に限らず、水を含む液体であってもよい。
室内送風機17の運転速度は、ユーザーの設定により決定される。室内送風機17には、インバータ装置を取り付け、ファンモーター18の運転周波数を変化させてファンの回転速度を変更することが好ましい。なお、室内送風機17は、同様の効果が得られるものであればこれに限らず、例えば、ファンの種類はシロッコファンでもよいし、プラグファンでもよい。また、押し込み方式でもよいし、引っぱり方式でもよい。
この他、空気調和システム1の外調用空調機3は、室内Kの温度を検出する室温検出部としての室温センサー7と、外調用空調機3の吹き出し温度を検出する吹出温度検出部としての吹出温度センサー8と、を有している。なお、制御部6は、吹出温度センサー8の値を取得したり、演算したり、ファンモーター16の回転数を調整したりするために用いる。また、制御部6は、内調用空調機2または外調用空調機3のどちらか一方に具備させても良いし、両方に具備させても良い。さらに、室温検出部および吹出温度検出部として、外調用空調機3に設けられた室温センサー7および吹出温度センサー8を用いる場合について述べるが、本発明はこれに限ることはない。外調用空調機3と内調用空調機2は、基本的に同じ構成である。このため、ここでは便宜上、内調用空調機2の構成の図示は省略したが、室温検出部および吹出温度検出部としては、例えば、内調用空調機2に設けられるものを用いてもよい。
<外調用空調機3の冷房および暖房運転の動作例>
次に、空気調和システム1の動作例として冷房運転の動作を説明する。圧縮機10によって圧縮され吐出された高温高圧のガス冷媒は、流路切替装置11を経由して、室外熱交換器12に流入する。室外熱交換器12に流入したガス冷媒は、室外送風機15により送風される外気との熱交換により凝縮し、低温の冷媒となって、室外熱交換器12から流出する。室外熱交換器12から流出した冷媒は、膨張弁13によって膨張および減圧され、低温低圧の気液二相冷媒となる。この気液二相冷媒は、室内機31の室内熱交換器14に流入し、室内送風機17により送風される室内空気との熱交換により蒸発し、低温低圧のガス冷媒となって室内熱交換器14から流出する。このとき、冷媒に吸熱されて冷却された室内空気は、空調空気(吹出風)となって、室内機31から空調対象空間である室内K(図1)に吹き出される。室内熱交換器14から流出したガス冷媒は、流路切替装置11を経由して圧縮機10に吸入され、再び圧縮される。空気調和システム1の冷房運転は、以上の動作が繰り返される(図2中、実線の矢印で示す)。
次に、空気調和システム1の動作例として暖房運転の動作を説明する。圧縮機10によって圧縮され吐出された高温高圧のガス冷媒は、流路切替装置11を経由して、室内機31の室内熱交換器14に流入する。室内熱交換器14に流入したガス冷媒は、室内送風機17により送風される室内空気との熱交換により凝縮し、低温の冷媒となって、室内熱交換器14から流出する。このとき、ガス冷媒から熱を受け取り暖められた室内空気は、空調空気(吹出風)となって、室内機31から室内K(図2)に吹き出される。室内熱交換器14から流出した冷媒は、膨張弁13によって膨張および減圧され、低温低圧の気液二相冷媒となる。この気液二相冷媒は、室外機32の室外熱交換器12に流入し、室外送風機15により送風される外気との熱交換により蒸発し、低温低圧のガス冷媒となって室外熱交換器12から流出する。室外熱交換器12から流出したガス冷媒は、流路切替装置11を経由して圧縮機10に吸入され、再び圧縮される。空気調和システム1の暖房運転は、以上の動作が繰り返される(図2中、破線の矢印で示す)。
このとき、図1に示すように、内調用空調機2は室内Kに設置され、外調用空調機3は室内Kの給気口1aに接続した状態で設置されている。空気調和システム1では、室内Kが陽圧であれば、図1に実線矢印xで示すように、外気は侵入しないため、室内熱負荷は内調用空調機2で処理され、給気口1aから給気される外気の熱負荷は外調用空調機3で処理されるため熱平衡が保たれる。つまり、給気口1aから給気される外気の熱負荷は外調用空調機3で処理され、室内Kを陽圧に保った後、適宜、排気口1bから排気される。ところが、室内Kが陰圧になると、図1に破線矢印yで示すように、隙間風の侵入により未処理の外気負荷が加わるため、内調用空調機2で処理できる熱負荷を超える場合に熱平衡が崩れ、室温が保たれなくなってしまう。
そこで、本実施の形態1の空気調和システム1では、制御部6が外調用空調機3の室温センサー7により室温の変化を検知することで、室内Kが陰圧となっていると判定すると、外調用空調機3の送風量(給気量)を増加させる。これにより、室内Kを陽圧に保つことができる。なお、本実施の形態1の空気調和システム1では、制御部6により、室外送風機15のファン回転数を変化させるようにファンモーター16を制御することで外調用空調機3の送風量を調整するため、以下では送風量を適宜、回転数と置き換えて説明する。また、制御部6は、室温センサー7および吹出温度センサー8の検出結果の代わりに、内調用空調機2に設けられた温度検出部の検出結果を用いるようにしてもよい。
<空気調和システム1における各種運転の処理手順について>
次に、図3〜図5を参照しながら、本実施の形態1の空気調和システム1における各種運転の処理手順について説明する。図3は、図1の空気調和システム1における基準風量確認運転の処理手順を示すフローチャートである。図4は、図1の空気調和システム1における室内陽圧運転の処理手順を示すフローチャートである。図5は、図1の空気調和システム1における各種動作のイメージを示す説明図である。
<基準風量確認運転の処理手順>
空気調和システム1では、室内Kが陽圧となる外調用空調機3の送風量を確認するために制御部6が図3に示す基準風量確認運転の処理を実施する。このとき、陽圧となる送風量を基準風量とする。
制御部6は、図3に示すように、ユーザーから基準風量確認運転を開始する操作を受けると、ステップS1において基準風量確認運転を開始し、送風量を初期化する。すなわち、制御部6は、外調用空調機3の初期風量を設定する。このとき、制御部6は外調用空調機3の送風量を初期風量から徐々に増加させ、基準風量を探す。このため、初期風量としては外調用空調機3の最低風量とすることが望ましいが、ユーザーの利便性を考慮し、ユーザーにより予め設定された送風量としても良い。
次に、制御部6はステップS2に移行し、室内Kの熱負荷が安定しているか確認する。ここで、制御部6は熱負荷の確認用フラグを初期化して次のステップS3に移行する。
ステップS3において、制御部6は判定運転を行う。熱負荷が安定するまでの時間は、外調用空調機3の設置環境により異なってくるため、変数tとして任意に設定可能とする。一般的には30分程度で安定することが多いため、tの初期値としては30分を想定している。このとき、変数tの値が大きい程、熱負荷が安定しているか否か判定しやすくなる。
次に、制御部6はステップS4に移行し、外調用空調機3の室温センサー7の値と、予めユーザーが熱負荷であると想定している設定温度とを比較し、当該設定温度で熱負荷が安定しているか否かを判断する。このとき、制御部6は、設定温度と室温センサー7の値が近ければ熱負荷が安定していると判断する。室温センサー7はバラツキを持っているため、設定温度と室温センサー7の値との比較には、変数△Tのディファレンシャルを設けて任意に設定できることとする。なお、一般的に室温センサー7のバラツキは、1.5℃程度あるため、△Tの初期値としては1.5℃を想定している。ここで、熱負荷が安定していれば(S4=Y)、室内Kが陽圧であると判定し、ステップS5に移行し、外調用空調機3の送風量、すなわち室外送風機15のファン回転数を記憶し、記憶したファン回転数を発報して、この基準風量確認運転を終了する。一方、制御部6は熱負荷が安定していなければ(S4=N)、室内Kが陰圧であると判定し、ステップS6に移行する。
次いで、制御部6はステップS6において、熱負荷の確認フラグ(N)をカウントアップして(N+1)記憶した後(N=N+1)、ステップS7に移行して運転モードを判定し、各運転モードに応じてステップS8またはステップS9に移行する。
制御部6は、ステップS7にて冷房運転と判定するとステップS8に移行し、設定温度より室温センサー7の値が大きい場合は、外気負荷が侵入して室内Kが陰圧であると判断し、外調用空調機3の送風量、すなわち室外送風機15のファン回転数を増やす。また、設定温度より室温センサー7の値が小さい場合は、外気が侵入している可能性が小さいため、室内Kが陽圧であると判断し、外調用空調機3の送風量、すなわち室外送風機15のファン回転数を初期値のまま維持する。そして、この後、制御部6はステップS10へ移行する。
一方、制御部6は、ステップS7にて暖房運転と判定するとステップS9に移行し、設定温度より室温センサー7の値が小さい場合は、外気負荷が侵入して室内Kが陰圧であると判断し、外調用空調機3の送風量、すなわち室外送風機15のファン回転数を増やす。また、設定温度より室温センサー7の値が大きい場合は、外気が侵入している可能性が小さいため、室内Kが陽圧であると判断し、外調用空調機3の送風量、すなわち室外送風機15のファン回転数を初期値のまま維持する。そして、この後、制御部6はステップS10へ移行する。
制御部6はステップS10において、風量調整を一定の回数(例えば、任意の定数X回)行ったか否か、換言すれば、熱負荷の確認フラグが一定の回数としてのX回に達したか否かを判断する。ここで、X回に達していれば(S10=Y)、制御部6はステップS11へ移行し、熱負荷の見直しが必要であると判定して、このときの室外送風機15のファン回転数を記憶し、熱負荷の見直しが必要であることを発報してこの基準風量確認運転を終了する。一方、X回に達していなければ(S10=N)、制御部6はステップS12へ移行し、外調用空調機3の送風量の調整を再トライすると判断して、ステップS3に移行し、再び判定運転を行うルーチンを繰り返す。
そして、制御部6は、外調用空調機3の送風量を増やすことで室内Kが陽圧となれば、熱負荷が安定したと判断し(S4=Y)、ステップS5へと移行して基準風量確認運転を終了する。しかし、外調用空調機3の送風量を増やしても熱負荷が安定しない場合も想定される。これは、そもそも室内Kの熱負荷を内調用空調機2で処理できていないか、例えば、室内Kへの出入口が全開となっているといった理由により外調用空調機3で調整できる範囲を超えて外気が侵入している場合などが考えられる。このような場合、基準風量確認運転を終了できないため、本実施の形態1では、ステップS10を設けて、一定の回数、外調用空調機3の送風量の調整を行った場合に基準風量確認運転を終了できるようにしている。
<室内陽圧運転の処理手順>
次に、室内陽圧運転の処理手順について説明する。制御部6は、図4に示すように、ユーザーから室内陽圧運転を開始する操作を受けると、ステップS20において、外調用空調機3の室内陽圧フラグを初期化して設定する。これは、室内陽圧運転により一時的な外乱で室内Kが陰圧となり、外調用空調機3の送風量、すなわち室外送風機15のファン回転数を増やした場合に、外乱が取り除かれると室内Kが過剰な陽圧状態となってしまうのを解消するための処理である。具体的には、制御開始時の送風量をP、基準風量確認運転により得られた基準送風量をQとしたとき、制御開始時の送風量Pと、基準送風量Qとが同一であれば、外調用空調機3の室内陽圧フラグMを「0」とする。また、制御開始時の送風量Pの方が基準送風量Qよりも大きければ、室内陽圧フラグMを「1」とする。さらに、制御開始時の送風量Pの方が基準送風量Qよりも小さければ、制御開始時の送風量Pと、基準送風量Qとが同一であるものとして、室内陽圧フラグMを「0」とする。
次に、制御部6はステップS21に移行し、室内陽圧運転を終了する旨の指令信号を受信したか、すなわちユーザーから室内陽圧運転を終了する旨の操作があったか否かを判断する。このとき、制御部6は、指令信号を受信していれば(S21=Y)、この室内陽圧運転を終了する。一方、制御部6は、指令信号を受信していなければ(S21=N)、ステップS22に移行して判定運転を行う。このとき、熱負荷が安定するまでの時間は、外調用空調機3の設置環境により異なってくるため、変数tとして任意に設定可能とする。一般的には30分程度で安定することが多いため、tの初期値としては30分を想定している。このとき、変数tの値が大きい程、熱負荷が安定しているか否か判定しやすくなる。
次に、制御部6はステップS23に移行し、外調用空調機3の室温センサー7の値と、予めユーザーが熱負荷であると想定している設定温度とを比較し、当該設定温度で熱負荷が安定しているか否かを判断する。このとき、制御部6は、設定温度と室温センサー7の値が近ければ熱負荷が安定していると判断する。室温センサー7はバラツキを持っているため、設定温度と室温センサー7の値との比較には、変数△Tのディファレンシャルを設けて任意に設定できることとする。なお、一般的に室温センサー7のバラツキは、1.5℃程度あるため、△Tの初期値としては1.5℃を想定している。ここで、熱負荷が安定していれば(S23=Y)、室内Kが陽圧であると判定し、ステップS24に移行し、外調用空調機3の室内陽圧フラグMが「1」であるか否かを判断する。一方、ステップS23において、熱負荷が安定していなければ(S23=N)、室内Kが陰圧であると判定し、ステップS25に移行する。
ステップS24において、制御部6は、外調用空調機3の室内陽圧フラグMが「1」でなければ(S24=N)ステップS21に戻り、室内陽圧運転を終了する旨の指令信号を受信しない限り制御を継続するこのルーチンを繰り返す。一方、制御部6は、外調用空調機3の室内陽圧フラグMが「1」であれば(S24=Y)ステップS30に移行する。
ステップS25において、制御部6は、外処理できているか否かを判断する。具体的に、前述したように、室内Kが陰圧になると、隙間風の侵入により(図2に破線矢印y)未処理の外気負荷が加わるため、内調用空調機2で処理できる熱負荷を超える場合に熱平衡が崩れ、室温が保たれなくなってしまう。そこで、制御部6は、前段のステップS23において室内Kが陰圧であると判定すると、ステップS25において、室内Kが陰圧である原因として、室内Kに侵入した隙間風などの未処理の外気に対する外処理ができているかを判断する。ここで、制御部6は外処理ができていないと判断した場合(S25=N)、ステップS21に戻り、室内陽圧運転を終了する旨の指令信号を受信しない限り制御を継続するこのルーチンを繰り返す。一方、制御部6は外処理ができていると判断すると(S25=Y)、ステップS26に移行して運転モードを判定し、各運転モードに応じてステップS27またはステップS28に移行する。
制御部6は、ステップS26にて冷房運転と判定するとステップS27に移行し、設定温度より室温センサー7の値が大きい場合は、外気負荷が侵入して室内Kが陰圧であると判断し、外調用空調機3の送風量、すなわち室外送風機15のファン回転数を増やす。また、設定温度より室温センサー7の値が小さい場合は、外気が侵入している可能性が小さいため、室内Kが陽圧であると判断し、外調用空調機3の送風量、すなわち室外送風機15のファン回転数を初期値のまま維持する。そして、この後、制御部6はステップS29へ移行する。
一方、制御部6はステップS26にて暖房運転と判定するとステップS28に移行し、設定温度より室温センサー7の値が小さい場合は、外気負荷が侵入して室内Kが陰圧であると判断し、外調用空調機3の送風量、すなわち室外送風機15のファン回転数を増やす。また、設定温度より室温センサー7の値が大きい場合は、外気が侵入している可能性が小さいため、室内Kが陽圧であると判断し、外調用空調機3の送風量、すなわち室外送風機15のファン回転数を初期値のまま維持する。そして、この後、制御部6はステップS29へ移行する。
ステップS29において、制御部6は、前段のステップS27またはS28において、外調用空調機3の送風量が増加していれば、室内陽圧フラグMを「1」に設定する。また、外調用空調機3の送風量、すなわち室外送風機15のファン回転数が初期値のまま維持されていれば、室内陽圧フラグMを「0」に設定する。そして、ステップS21に戻り、室内陽圧運転を終了する旨の指令信号を受信しない限り制御を継続するこのルーチンを繰り返す。
制御部6は、ステップS24において、外調用空調機3の室内陽圧フラグMが「1」であると判断した場合、ステップS30において、外調用空調機3の送風量を減らし、次のステップS31に移行する。具体的には、基準風量確認運転で定めた基準風量より外調用空調機3の送風量を増やしている状態で熱負荷が安定していた場合に、ステップS30において外調用空調機3の送風量を減らす動作をさせる。これにより室内Kが過剰な陽圧状態となってしまうのを解消することができる。
制御部6は、ステップS31において、制御開始時の送風量Pと、基準送風量Qとが同一であるか否かにより、外調用空調機3の送風量を判断する。ここで、制御開始時の送風量Pと、基準送風量Qとが同一でないと判断すると(S31=N)、ステップS21に戻り、室内陽圧運転を終了する旨の指令信号を受信しない限り制御を継続するこのルーチンを繰り返す。一方、制御開始時の送風量Pと、基準送風量Qとが同一であると判断すると(S31=Y)、次のステップS32に移行し、外調用空調機3の室内陽圧フラグMを初期化、すなわち「0」に設定する。そして、ステップS21に戻り、室内陽圧運転を終了する旨の指令信号を受信しない限り制御を継続するこのルーチンを繰り返す。
このような室内陽圧運転を行うことにより、例えば、冷房運転時を例にした図5に示すような動作を実現することができる。本実施の形態1の空気調和システム1では、冷房運転における室内陽圧運転時において、枠P1に示すような室内Kの圧力(室圧)が陰圧となり、室温が設定温度よりも上昇した場合、外調用空調機3の送風量(室外送風機15のファン回転数)を増加する。また、枠P2に示すように、室内陽圧運転により一時的な外乱で室内Kが陰圧となり、外調用空調機3の送風量を増やした場合に、外乱が取り除かれると室内Kが過剰な陽圧状態となってしまうのを解消できる。これにより、室内Kの室圧を陽圧に保つことができる。
<実施の形態1における効果>
以上、説明したように、本実施の形態1の空気調和システム1では、制御部6が室温の変化に応じて外調用空調機3の送風量を調整する。これにより、従来のような圧力検出手段と、その値をもとに制御する給気および排気ダクト、並びに、給気および排気ファンの新規の設置を不要とし、コストを抑えつつ室内Kの室圧を陽圧に保つことができる。
1 空気調和システム、1a 給気口、1b 排気口、2 内調用空調機、3 外調用空調機、3a ダンパ、31 室内機、32 室外機、4 冷媒配管、4a 冷媒配管、4b 冷媒配管、5 冷媒回路、6 制御部、7 室温センサー、8 吹出温度センサー、9 インバータ装置、10 圧縮機、11 流路切替装置、12 室外熱交換器、13 膨張弁、14 室内熱交換器、15 室外送風機、16 ファンモーター、17 室内送風機、18 ファンモーター、K 室内。

Claims (5)

  1. 室外熱交換器と、室内熱交換器と、を含む冷媒回路を備え、空気調和の対象となる室内を陽圧化する空気調和システムであって、
    前記室内の温度を検出する室温検出部と、
    前記室内熱交換器と熱交換した空気を前記室内へ送風する送風機と、
    前記送風機からの吹出温度を検出する吹出温度検出部と、
    前記室温検出部および前記吹出温度検出部の検出結果を用いて、前記室内が陰圧か否かを判定すると共に、前記送風機の送風量を調整する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記室内が陰圧であると判定した場合、前記送風量を増加するよう前記送風機を制御する空気調和システム。
  2. 前記室温検出部と、前記吹出温度検出部と、を有し、外部の空気を取り込んで前記室内へ供給する外調用空調機を備える請求項1に記載の空気調和システム。
  3. 前記室温検出部と、前記吹出温度検出部と、を有し、前記室内の空気を取り込んで当該室内へ供給する内調用空調機を備える請求項1または2に記載の空気調和システム。
  4. 前記送風機は、
    駆動源としてのファンモーターと、インバータ装置と、を備えており、
    前記制御部は、
    前記ファンモーターの運転周波数を変化させて前記送風量を調整するよう前記インバータ装置を制御する請求項1〜3のいずれか一項に記載の空気調和システム。
  5. 前記送風機の吹出口にはダンパが設けられており、
    前記制御部は、
    前記ダンパの開度を変化させて前記送風量を調整するよう前記送風機を制御する請求項1〜3のいずれか一項に記載の空気調和システム。
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