JPWO2020116325A1 - 樹脂発泡体 - Google Patents

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Abstract

樹脂発泡体1は、可撓性のある樹脂から構成された樹脂発泡体であって、樹脂発泡体は、その全体にわたって、骨格部2を備えており、骨格部は、複数の骨部2Bと、それぞれ複数の骨部の端部どうしを結合する、複数の結合部2Jと、を有しており、複数の骨部は、複数の骨部のそれぞれにおける、骨変化部の結合部側の端2B21の断面積A1に対する、骨変化部の骨一定部側の端2B22の断面積A0の比A0/A1の平均値AV(A0/A1)が、
0.15≦AV(A0/A1)<0.5
を満たす。

Description

本発明は、樹脂発泡体に関する。
本願は、2018年12月3日に、日本に出願された特願2018−226826号に基づく優先権を主張するものであり、その内容の全文をここに援用する。
従来の樹脂発泡体として、密度の調整により座り心地の向上が図られた、シートパッドがある(例えば、特許文献1)。
日本国特開2002−65409号公報
一般的に、樹脂発泡体においては、圧縮方向の剛性(以下、「圧縮剛性」という。)に対するせん断方向の剛性(以下、「せん断剛性」という。)の比が低いほうが、ユーザが樹脂発泡体に対し荷重を掛けたときに得られる、吸い込まれる(包みこまれる)ような感覚(以下、「触感」という。)を、向上できる。
しかしながら、特許文献1のように樹脂発泡体の密度を調整する場合、密度の増減に応じて、樹脂発泡体の圧縮剛性とせん断剛性との両方が増減してしまう。そのため、触感を十分に向上できなかった。
本発明は、触感を向上できる、樹脂発泡体を提供することを目的とする。
本発明の樹脂発泡体は、
可撓性のある樹脂から構成された樹脂発泡体であって、
前記樹脂発泡体は、その全体にわたって、骨格部を備えており、
前記骨格部は、
複数の骨部と、
それぞれ前記複数の骨部の端部どうしを結合する、複数の結合部と、
を有しており、
前記複数の骨部は、それぞれ、
断面積を略一定に保ちつつ延在する、骨一定部と、
断面積を徐々に増大させつつ、前記骨一定部から前記結合部まで延在する、骨変化部と、
を有しており、
前記複数の骨部は、前記複数の骨部のそれぞれにおける、前記骨変化部の前記結合部側の端の断面積A1に対する、前記骨変化部の前記骨一定部側の端の断面積A0の比A0/A1の平均値AV(A0/A1)が、
0.15≦AV(A0/A1)<0.5
を満たす。
本発明によれば、触感を向上できる、樹脂発泡体を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る樹脂発泡体の一部を、図2のC矢印の方向から観たときの様子を示す、平面図である。 図1の樹脂発泡体を、図1のD矢印の方向から観たときの様子を示す、斜視図である。 図1の樹脂発泡体の単位部を、図1のD矢印の方向から観たときの様子を示す、斜視図である。 図3の樹脂発泡体の単位部の一部を拡大して観たときの様子を示す、斜視図である。 図3の樹脂発泡体の単位部を、図3のE矢印の方向から観たときの様子を示す、斜視図である。 図5と同じ図面であり、一部の符号や破線・鎖線のみが図5と異なる図面である。 図7(a)は、外力が加わっていない状態における図1の樹脂発泡体の骨部を示す斜視図であり、図7(b)は、外力が加わっている状態における図7(a)の骨部を示す斜視図である。 図6に対応する図面であり、本発明の第1変形例に係る樹脂発泡体を説明するための図面である。 本発明の一実施形態に係る樹脂発泡体を備えた、車両用シートパッドを示す斜視図である。 図10(a)は、本発明の比較例1、実施例1〜2に係る樹脂発泡体について行った静的たわみ特性(触感)の解析結果を示す図面であり、図10(b)は、本発明の実施例3〜5に係る樹脂発泡体について行った静的たわみ特性(触感)の解析結果を示す図面である。 図11(a)は、本発明の比較例1、実施例1〜2に係る樹脂発泡体について行った表面タッチ感の解析結果を示す図面であり、図11(b)は、本発明の実施例3〜5に係る樹脂発泡体について行った表面タッチ感の解析結果を示す図面である。 本発明の比較例1、実施例1〜2に係る樹脂発泡体について行った軽量性の解析結果を示す図面である。 せん断剛性Gの定義を説明するための図面である。 25%圧縮応力σ25と傾きEとの定義を説明するための図面である。
本発明の樹脂発泡体は、クッション材に用いられるのが好適であり、例えば、着座用のクッション材(例えば、シートパッド。特には、車両用シートパッド。)や寝具に用いられるのがより好適である。
以下、本発明に係る樹脂発泡体の実施形態について、図面を参照しながら例示説明する。
各図において共通する構成要素には同一の符号を付している。
また、図1〜図6、図8では、樹脂発泡体の向きを理解しやすくするために、樹脂発泡体に固定されたXYZ直交座標系の向きを表示している。
まず、図1〜図7を参照しながら、本発明の一実施形態に係る樹脂発泡体1について説明する。図1〜図7は、本実施形態の樹脂発泡体1の一部を概略的に示している。
図1〜図2では、本実施形態に係る樹脂発泡体1のうち、直方体に切断された一部分を、それぞれ別々の角度から観ている。図1は、樹脂発泡体1の当該部分における、ある1つの面を平面視しており、すなわち、樹脂発泡体1の当該部分を、図2のC矢印の方向(−X方向)から観ている。図2は、樹脂発泡体1の当該部分における、図1と同じ面を斜め上から観ており、すなわち、樹脂発泡体1の当該部分を、図1のD矢印の方向から観ている。
樹脂発泡体1は、可撓性のある樹脂から構成されている。より具体的に、樹脂発泡体1は、樹脂発泡体1の骨格をなす骨格部2と、骨格部2によって区画された多数のセル孔Cと、を備えている。骨格部2は、樹脂発泡体1の全体にわたって存在しており、可撓性のある樹脂から構成されている。本例において、樹脂発泡体1は、セル孔Cどうしの間を隔てる膜3(図8)を有しない、連続気泡構造を有しており、樹脂発泡体1のうち、骨格部2以外の部分は、空隙である。
ここで、「可撓性のある樹脂」とは、外力が加わると変形することができる樹脂(ゴムを含む)を指しており、例えば、エラストマー系の樹脂、又は、ゴムが好適であり、ポリウレタンがより好適である。すなわち、樹脂発泡体1は、発泡ウレタン樹脂に限定されず、発泡ゴム等の他の樹脂発泡体であってもよい。樹脂発泡体1は、可撓性のある樹脂から構成されているので、外力の付加・解除に応じた圧縮・復元変形が可能であり、クッション性を有することができる。
本実施形態において、樹脂発泡体1は、化学反応により発泡させる工程(発泡工程)を経て製造されたものである。具体的に、本実施形態の樹脂発泡体1は、例えば、金型を用いた発泡成形、又は、スラブ成形を経て、製造されたものであると好適である。樹脂発泡体1の骨格部2の各部分(例えば後述の骨部2B)の断面積や長さは、発泡剤、金型の内部の内圧、金型温度等を調整することによって、変更できる。また、樹脂発泡体1が有する連続気泡構造は、例えば、発泡工程の後における連続気泡形成工程において上述の膜3(図8)が除去されることより、形成される。
ただし、樹脂発泡体1は、3Dプリンタにより造形されたものであってもよい。
図1及び図2では、便宜のため、図1及び図2に示す樹脂発泡体1の部分のうちの一部U(以下、「単位部U」という。)を、濃いグレー色で着色しており、図1ではさらに、単位部Uの外縁(外輪郭)を、点線で示している。図の例において、この単位部Uの外縁は、直方体をなしており、樹脂発泡体1は、複数の単位部Uどうしが、X、Y、Zの各方向に一体に連なった構成を有している。樹脂発泡体1のうち、図1〜図2に示す部分は、Z方向に3個、Y方向に3個、X方向に2個が配列された、計18個の単位部Uからなる。本例では、樹脂発泡体1を構成する各単位部Uの構成、寸法、向きが、それぞれ略同じである。ただし、単位部Uの外縁(外輪郭)は、直方体以外の形状をなしていてもよい。また、樹脂発泡体1を構成する各単位部Uの構成及び/又は寸法は、個々に少しずつ異なっていてもよい。
図3〜図6は、1つ単位部Uを単独で示している。図3は、単位部Uを、図2とほぼ同じ方向から観ており、すなわち、単位部Uを、図1のD矢印の方向から観ている。図4は、図3の一部を拡大して観ている。図5及び図6は、同じ図面であり、単位部Uにおける、図3と同じ部分を下側から観ており、すなわち、単位部Uを、図3のE矢印の方向から観ている。図5及び図6は、図面の見易さのために、それぞれ異なる破線、鎖線を付けている点のみで異なる。参考のため、図1及び図2におけるA矢印、C矢印を、図3、図5にも示している。
図1〜図6に示すように、樹脂発泡体1の骨格部2は、複数の骨部2Bと、複数の結合部2Jと、を有している。より具体的に、図の例において、骨格部2は、複数の骨部2Bと、複数の結合部2Jと、からなり、骨格部2の全体が一体に構成されている。本例において、各骨部2Bは、それぞれ柱状に構成されており、また、本例では、それぞれ一対の結合部2Jどうしの間を直線状に延在している。各結合部2Jは、それぞれ、互いに異なる方向に延在する複数(図の例では、2つ〜6つ)の骨部2Bの端部2Beどうしが互いに隣接する箇所で、これらの端部2Beどうしを結合している。
ただし、骨格部2は、一部において、骨部2Bと結合部2Jとが互いから分断されていてもよく、また、一部の骨部2Bがその延在途中で分断されていてもよい。このような分断は、例えば、樹脂発泡体1の製造時における発泡工程やその後の連続気泡形成工程等において生じ得る。
図4及び図5は、樹脂発泡体1の一部分に、骨格部2の骨格線Oを示している。骨格部2の骨格線Oは、各骨部2Bの骨格線Oと、各結合部2Jの骨格線Oと、からなる。骨部2Bの骨格線Oは、骨部2Bの中心軸線(重心線)であり、後述の骨一定部2B1の中心軸線と骨変化部2B2の中心軸線とからなる。結合部2Jの骨格線Oは、当該結合部2Jに結合された各骨部2Bの中心軸線をそれぞれ当該結合部2J内へ滑らかに延長させて互いに連結させてなる、延長線部分である。
骨部2Bの延在方向は、骨部2Bの骨格線O(骨格線Oのうち、骨部2Bに対応する部分。以下同じ。)の延在方向である。本例において、各骨部2Bの骨格線Oは、それぞれ、直線状に延在している。
樹脂発泡体1は、その全体にわたって骨格部2を備えているので、外力の付加・解除に応じた圧縮・復元変形が可能であり、クッション材としての特性が良好になる。
なお、骨格部2を構成する各骨部2Bのうち、一部又は全部の骨部2Bが、湾曲しながら延在してもよい。
また、各図面においては、骨格部2の各エッジ部分(互いに隣接する一対の面どうしが突き合う、辺部分)が角張っているが、骨格部2の各エッジ部分は、滑らかに湾曲していてもよい。
図の例では、骨格部2を構成する各骨部2Bが、それぞれほぼ同じ形状及び寸法を有している。ただし、本例に限らず、骨格部2を構成する各骨部2Bの形状及び/又は寸法は、それぞれ同じでなくてもよく、例えば、一部の骨部2Bの形状及び/又は寸法が他の骨部2Bとは異なっていてもよい。
図7は、本例の骨部2Bを、単独で示している。図7(a)は骨部2Bに外力が加わっていない自然状態を示しており、図7(b)は骨部2Bに外力が加わった状態を示している。図7には、骨部2Bの中心軸線(骨格線O)を示している。
図7(a)に示すように、各骨部2Bは、それぞれ、断面積を略一定に保ちつつ延在する、骨一定部2B1と、骨一定部2B1の延在方向の両側において、断面積を徐々に増大させつつ、骨一定部2B1から結合部2Jまで延在する、一対の骨変化部2B2と、から構成されている。
ここで、骨一定部2B1に関し、「断面積を略一定に保ちつつ延在する」とは、骨一定部2B1の断面積がその延在途中で僅かに変動する場合も含むことを意図しており、具体的には、骨一定部2B1の断面積の最大値が、骨一定部2B1の断面積の最小値の110%以下であることを意図している。また、骨一定部2B1と骨変化部2B2との間の境界は、骨部2Bの断面積が、骨一定部2B1から骨変化部2B2側に向かって増大し始めるところの起点であるものとする。
なお、本例に限らず、骨格部2を構成する各骨部2Bのうち一部の骨部2Bのみが、この構成を満たしていてもよい。その場合、例えば、骨格部2を構成する各骨部2Bのうち一部の骨部2Bが、骨一定部2B1のみから構成されていてもよい。あるいは、骨格部2を構成する各骨部2Bのうち一部の骨部2Bが、それぞれ、骨一定部2B1の一方側の端部のみに骨変化部2B2を有し、骨一定部2B1の他方側の端部が直接結合部2Jに結合されていてもよい。
ここで、骨一定部2B1及び骨変化部2B2の断面積は、それぞれ、骨一定部2B1及び骨変化部2B2の骨格線Oに垂直な断面の断面積を指す。
本例では、樹脂発泡体1を構成する各骨部2Bが、骨一定部2B1と骨変化部2B2とからなり、骨変化部2B2が、骨一定部2B1から結合部2Jに向かうにつれて断面積が徐々に増大するので、骨部2Bが、骨一定部2B1と骨変化部2B2との境界の近傍部分で、骨一定部2B1に向かって細くなるようにくびれた形状をなしている。そのため、外力が加わる際に、骨部2Bが、そのくびれた部分や骨一定部2B1の中間部分で座屈変形しやすくなり、ひいては、樹脂発泡体1が変形しやすくなる(図7(b))。これにより、樹脂発泡体1の触感を向上でき、また、樹脂発泡体1の表面のタッチ感を柔らかくすることができる。
本実施形態では、骨格部2を構成する複数の骨部2Bは、これら複数の骨部2Bのそれぞれにおける、骨変化部2B2の結合部2J側の端2B21の断面積A1(図7)に対する、骨変化部2B2の骨一定部2B1側の端2B22の断面積A0(図7)の比A0/A1の平均値AV(A0/A1)が、
0.15≦AV(A0/A1)<0.5
を満たしている。なお、比A0/A1の平均値AV(A0/A1)は、骨格部2を構成する複数の骨部2Bのそれぞれの比A0/A1の合計を、骨格部2を構成する骨部2Bの本数で割った値とする。また、各骨部2Bの比A0/A1は、骨部2Bが骨変化部2B2を2つ有する場合は、各骨変化部2B2における比A0/A1の平均値を指すものとする。
上記の比A0/A1の平均値AV(A0/A1)は、従来の一般的な樹脂発泡体よりも高い値である。比A0/A1の平均値AV(A0/A1)を、0.15以上とすることにより、比A0/A1の平均値AV(A0/A1)を0.15未満とした場合に比べて、圧縮方向の剛性(以下、「圧縮剛性」という。)に対するせん断方向の剛性(以下、「せん断剛性」という。)の比を低減させることができる。ひいては、圧縮剛性を維持しつつ、せん断剛性を低減させることが可能になる。それにより、ユーザが樹脂発泡体1に対し荷重を掛けたときに、ユーザに対する樹脂発泡体1の接触面積を増大することができ、ひいては、ユーザがそのときに得られる、樹脂発泡体1に吸い込まれる(包み込まれる)ような感覚(触感)を、向上できる。この範囲は、特に、樹脂発泡体1がシートパッド(特には、車両用シートパッド)に用いられる場合に、好適なものである。
また、比A0/A1の平均値AV(A0/A1)を、0.15以上とすることにより、比A0/A1の平均値AV(A0/A1)を0.15未満とした場合に比べて、樹脂発泡体1の表面のタッチ感を、柔らかくすることができる。
また、比A0/A1の平均値AV(A0/A1)を、0.15以上とすることにより、比A0/A1の平均値AV(A0/A1)を0.15未満とした場合に比べて、樹脂発泡体1の硬さを維持しつつ、樹脂発泡体1を軽量化することが可能になる。
同様の観点から、比A0/A1の平均値AV(A0/A1)は、0.20以上であると好適である。
一方、比A0/A1の平均値AV(A0/A1)を、0.5未満とすることにより、比A0/A1の平均値AV(A0/A1)を0.5以上とした場合に比べて、樹脂発泡体1を、発泡工程(金型を用いた発泡成形工程、又は、スラブ成形工程)を経て製造する場合に、製造し易さを十分に確保することができる。
同様の観点から、比A0/A1の平均値AV(A0/A1)は、0.45以下であると好適である。
図1〜図7に示すように、本例において、骨格部2を構成する各骨部2Bは、骨一定部2B1が、骨変化部2B2及び結合部2Jよりも、断面積が小さい。より具体的には、骨一定部2B1の断面積は、骨変化部2B2及び結合部2Jのそれぞれのどの部分(ただし、骨一定部2B1と骨変化部2B2との境界部分を除く)の断面積よりも、小さい。すなわち、骨一定部2B1は、骨格部2の中で最も断面積が小さい(細い)部分である。これにより、上述したことと同様に、外力が加わる際に、骨一定部2B1が変形しやすくなる。これにより、樹脂発泡体1の触感を向上でき、また、表面のタッチ感をより柔らかくすることができる。
なお、結合部2Jの断面積は、結合部2Jの骨格線Oに垂直な断面の断面積を指す。
なお、本例に限らず、上述の比A0/A1の平均値AV(A0/A1)が上述の範囲内である限り、骨格部2を構成する各骨部2Bのうち一部の骨部2Bのみが、この構成を満たしていてもよく、その場合でも、程度の差はあり得るものの、同様の効果が得られる。
同様に、本例において、骨格部2を構成する各骨部2Bは、骨一定部2B1が、骨変化部2B2及び結合部2Jよりも、幅が小さい。より具体的には、骨一定部2B1の幅は、骨変化部2B2及び結合部2Jのそれぞれのどの部分(ただし、骨一定部2B1と骨変化部2B2との境界部分を除く)の幅よりも、小さい。すなわち、骨一定部2B1は、骨格部2の中で最も幅が小さい(細い)部分である。これによっても、外力が加わる際に骨一定部2B1が変形しやすくなり、それにより、樹脂発泡体1の触感を向上でき、また、表面のタッチ感をより柔らかくすることができる。
なお、骨一定部2B1、骨変化部2B2、結合部2Jの幅は、それぞれ、骨格線O上のある一点を通る、骨一定部2B1、骨変化部2B2、結合部2Jの骨格線Oに垂直な断面に沿って測ったときの、当該断面における最大幅を指す。結合部2Jの骨格線Oは、骨格線Oのうち、結合部2Jに対応する部分である。図7(a)には、参考のため、骨一定部2B1の幅W0と、骨変化部2B2の幅W1とを、示している。
なお、本例に限らず、骨格部2を構成する各骨部2Bのうち一部の骨部2Bのみが、この構成を満たしていてもよく、その場合でも、程度の差はあり得るものの、同様の効果が得られる。
図7に示すように、本例において、骨格部2を構成する各骨部2Bは、骨変化部2B2が、その側面に、1又は複数(本例では、3つ)の傾斜面2B23を有しており、この傾斜面2B23は、骨変化部2B2の延在方向に対して傾斜(90°未満で傾斜)しているとともに、骨一定部2B1から結合部2Jに向かうにつれて、幅W2が徐々に増大している。
これによっても、外力が加わる際に、骨部2Bが、骨一定部2B1と骨変化部2B2との境界近傍におけるくびれた部分で、座屈変形しやすくなる。これにより、樹脂発泡体1の触感を向上でき、また、表面のタッチ感をより柔らかくすることができる。
ここで、骨変化部2B2の延在方向は、骨変化部2B2の中心軸線(骨格線O)の延在方向である。また、骨変化部2B2の傾斜面2B23の幅W2は、骨変化部2B2の骨格線Oに垂直な断面に沿って測ったときの、傾斜面2B23の幅を指す。
なお、上述の比A0/A1の平均値AV(A0/A1)が上述の範囲内である限り、本例に限らず、骨格部2を構成する各骨部2Bのうち一部の骨部2Bのみが、この構成を満たしていてもよく、その場合でも、程度の差はあり得るものの、同様の効果が得られる。
本例において、骨格部2を構成する各骨部2Bにおいて、骨一定部2B1と骨変化部2B2は、それぞれの断面形状が、略三角形(具体的には、略正三角形)である。すなわち、本例において、各骨部2Bの断面形状は、その全長にわたって、ほぼ同じ(略三角形)である。
なお、骨一定部2B1、骨変化部2B2の断面形状は、それぞれ、骨一定部2B1、骨変化部2B2の中心軸線(骨格線O)に垂直な断面における形状である。
なお、本例に限らず、骨格部2を構成する各骨部2Bのうち一部の骨部2Bのみが、この構成を満たしていてもよく、その場合でも、程度の差はあり得るものの、同様の効果が得られる。
また、骨格部2を構成する各骨部2Bのうち全部又は一部の骨部2Bにおいて、骨一定部2B1と骨変化部2B2は、それぞれの断面形状が、略三角形以外の略多角形(略四角形等)でもよいし、あるいは、略円形(略真円形、略楕円形等)でもよい。また、骨一定部2B1と骨変化部2B2は、それぞれの断面形状が互いに異なるものでもよい。
また、本例において、各結合部2Jは、各骨部2Bとは異なる断面形状を有している。すなわち、本例において、結合部2Jと骨部2Bとの間の境界は、骨格部2の中心軸線(骨格線O)に沿って骨部2Bから結合部2J側へ向かう間に、断面形状が変化する箇所である。
本実施形態の樹脂発泡体1において、骨格部2を構成する複数の骨部2Bは、複数の骨部2Bのそれぞれにおける、骨部2Bの長さL1(図7)に対する骨一定部の長さL0(図7)の比L0/L1の平均値AV(L0/L1)が、
0.5≦AV(L0/L1)<1.0
を満たすと、好適である。なお、比L0/L1の平均値AV(L0/L1)は、骨格部2を構成する複数の骨部2Bのそれぞれの比L0/L1の合計を、骨格部2を構成する骨部2Bの本数で割った値とする。
比L0/L1の平均値AV(L0/L1)を、0.5以上とすることにより、比L0/L1の平均値AV(L0/L1)を0.5未満とした場合に比べて、圧縮剛性に対するせん断剛性の比を低減させることができる。ひいては、圧縮剛性を維持しつつ、せん断剛性を低減させることが可能になる。それにより、ユーザが樹脂発泡体1に対し荷重を掛けたときに、ユーザに対する樹脂発泡体1の接触面積を増大することができ、ひいては、ユーザがそのときに得られる触感を、向上できる。この範囲は、特に、樹脂発泡体1がシートパッド(特には、車両用シートパッド)に用いられる場合に、好適なものである。
また、比L0/L1の平均値AV(L0/L1)を、0.5以上とすることにより、比L0/L1の平均値AV(L0/L1)を0.5未満とした場合に比べて、樹脂発泡体1の表面のタッチ感を、柔らかくすることができる。
図1〜図6に示すように、図の例において、樹脂発泡体1は、第1セル孔C1と、第1セル孔C1よりも直径の小さな第2セル孔C2との、2種類のセル孔Cを有している。
本例において、各セル孔C(第1セル孔C1及び第2セル孔C2)は、それぞれ、略多面体の形状をなしている。より具体的には、本例において、第1セル孔C1は、略ケルビン14面体(切頂8面体)の形状をなしている。ケルビン14面体(切頂8面体)は、6つの正4角形の構成面と8つの正6角形の構成面とから構成される、多面体である。本例において、第2セル孔C2は、略8面体の形状をなしている。ただし、図の例では、各骨部2Bが、骨一定部2B1だけでなく、その両側に骨変化部2B2を有していることから、第1セル孔C1、第2セル孔C2の形状は、それぞれ、数学的な(完全な)ケルビン14面体、8面体をなしているわけではない。樹脂発泡体1を構成するセル孔Cは、概略的に言えば、樹脂発泡体1の外縁(外輪郭)により囲まれた内部空間を空間充填するように(セル孔C間の隙間(間隔)を小さくするように)、規則性をもって配列されている。第2セル孔C2は、第1セル孔C1どうしの間のわずかな隙間(間隔)を埋めるように、配置されている。
本例のように、樹脂発泡体1の一部または全部(本例では、全部)のセル孔Cの形状を略多面体とすることにより、樹脂発泡体1を構成するセル孔C間の隙間(間隔)をより小さくすることが可能になり、より多くのセル孔Cを樹脂発泡体1の内部に形成することができる。また、これにより、外力の付加・解除に応じた樹脂発泡体1の圧縮・復元変形の挙動が、クッション材として、特には着座用のクッション材として、より良好になる。
セル孔Cのなす多面体形状としては、本例に限らず、任意のものが可能である。例えば、第1セル孔C1の形状を略4面体、略8面体又は略12面体とした場合も、セル孔C間の隙間(間隔)を小さくする観点から好適である。また、樹脂発泡体1の一部または全部のセル孔Cの形状が、略多面体以外の立体形状(例えば、球、楕円体、円柱等)でもよい。また、樹脂発泡体1は、1種類のセル孔Cのみ(例えば、第1セル孔C1のみ)を有していてもよいし、あるいは、3種類以上のセル孔Cを有していてもよい。
図の例において、1つの第1セル孔C1は、X、Y、Zの各方向にそれぞれ2個ずつ配列された、計8個の単位部Uから、構成されている。また、1個の単位部Uは、複数の第1セル孔C1のそれぞれの一部分を構成している。一方、第2セル孔C2は、1つの単位部Uにつき2個ずつ配置されている。
ただし、本例に限らず、樹脂発泡体1の各セル孔Cは、それぞれ、任意の数の単位部Uから構成されてもよいし、また、各単位部Uは、それぞれ、任意の数のセル孔Cを構成してもよい。
図1〜図2に示すように、本例において、骨格部2は、第1セル孔C1を内部に区画する第1セル区画部21を複数(第1セル孔C1の数だけ)有している。
図1〜図6に示すように、各第1セル区画部21は、それぞれ、複数(本例では、14個)の第1環状部211を有している。各第1環状部211は、それぞれ、環状に構成されており、それぞれの内周側縁部2111によって、略平らな第1仮想面V1を区画している。第1セル区画部21を構成する複数の第1環状部211は、それぞれの内周側縁部2111によって区画する第1仮想面V1どうしが交差しないように互いに連結されている。
第1セル孔C1は、第1セル区画部21を構成する複数の第1環状部211と、これら複数の第1環状部211がそれぞれ区画する複数の第1仮想面V1とによって、区画されている。概略的に言えば、第1環状部211は、第1セル孔C1のなす立体形状の辺を区画する部分であり、第1仮想面V1は、第1セル孔C1のなす立体形状の構成面を区画する部分である。
各第1環状部211は、それぞれ、複数の骨部2Bと、これらの複数の骨部2Bの端部2Beどうしを結合する複数の結合部2Jと、から構成されている。
互いに連結された一対の第1環状部211どうしの連結部分は、これら一対の第1環状部211に共有される、1つの骨部2Bと、その両側の一対の結合部2Jと、から構成されている。
各第1仮想面V1(ただし、後述の第2仮想面V2も構成するものを除く。)は、それぞれ、第1仮想面V1の一方側の面(第1仮想面V1の表面)によって、ある1つの第1セル孔C1の一部を区画しているとともに、当該第1仮想面V1の他方側の面(第1仮想面V1の裏面)によって、別の第1セル孔C1の一部を区画している。
本例において、各第1仮想面V1は、膜によって覆われておらず、開放されており、すなわち、開口を構成している。このため、第1仮想面V1を通じて、セル孔Cどうしが連通され、セル孔C間の通気が、可能にされている。これにより、樹脂発泡体1の通気性を向上できるとともに、外力の付加・解除に応じた樹脂発泡体1の圧縮・復元変形がし易くなる。
図1〜図6に示すように、本例において、第1セル区画部21を構成する複数(本例では、14つ)の第1環状部211は、それぞれ、1つ又は複数(本例では、6つ)の第1小環状部211Sと、1つ又は複数(本例では、8つ)の第1大環状部211Lと、を含んでいる。各第1小環状部211Sは、それぞれ、その内周側縁部2111によって、第1小仮想面V1Sを区画している。各第1大環状部211Lは、それぞれ、その内周側縁部2111によって、第1小仮想面V1Sよりも面積の大きな第1大仮想面V1Lを区画している。
図5には、単位部Uのうち、第1セル区画部21を構成する部分の骨格線Oを示している。図5から判るように、本例において、第1大環状部211Lは、その骨格線Oが正6角形をなしており、それに伴い、第1大仮想面V1Lも、略正6角形をなしている。また、本例において、第1小環状部211Sは、その骨格線Oが正4角形をなしており、それに伴い、第1小仮想面V1Sも、略正4角形をなしている。このように、本例において、第1小仮想面V1Sと第1大仮想面V1Lとは、面積だけでなく、形状も異なる。
各第1大環状部211Lは、それぞれ、複数(本例では、6つ)の骨部2Bと、これらの複数の骨部2Bの端部2Beどうしを結合する複数(本例では、6つ)の結合部2Jと、から構成されている。各第1小環状部211Sは、それぞれ、複数(本例では、4つ)の骨部2Bと、これらの複数の骨部2Bの端部2Beどうしを結合する複数(本例では、4つ)の結合部2Jと、から構成されている。
第1セル区画部21を構成する複数の第1環状部211が、大きさの異なる第1小環状部211Sと第1大環状部211Lとを含むことにより、樹脂発泡体1を構成する第1セル孔C1間の隙間(間隔)をより小さくすることが可能になる。また、本例のように、第1小環状部211Sと第1大環状部211Lとの形状が異なる場合、樹脂発泡体1を構成する第1セル孔C1間の隙間(間隔)をさらに小さくすることが可能になる。
ただし、第1セル区画部21を構成する複数の第1環状部211は、それぞれ、大きさ及び/又は形状が互いに同じでもよい。
本例のように、第1セル区画部21を構成する各第1仮想面V1のうち、一部又は全部(本例では全部)の第1仮想面V1が、略多角形状をなすことにより、樹脂発泡体1を構成するセル孔Cどうしの間隔をより小さくすることが可能になる。また、外力の付加・解除に応じた樹脂発泡体1の圧縮・復元変形の挙動が、クッション材として、特には着座用のクッション材として、より良好になる。
なお、樹脂発泡体1を構成する各第1仮想面V1のうち、少なくとも1つの第1仮想面V1が、本例のような略正6角形、略正4角形以外の任意の略多角形状、あるいは、略多角形状以外の平面形状(例えば、円(真円、楕円等))をなしてもよい。
図1に示すように、本例において、骨格部2は、第2セル孔C2を内部に区画する第2セル区画部22を複数(第2セル孔C2の数だけ)有している。
図4に示すように、各第2セル区画部22は、それぞれ、複数(本例では、2つ)の第2環状部222を有している。各第2環状部222は、それぞれ、環状に構成されており、それぞれの内周側縁部2221によって、略平な第2仮想面V2を区画している。第2セル区画部22を構成する各第2環状部222は、それぞれの内周側縁部2221によって区画する第2仮想面V2どうしが交差(本例では、直交)するように互いに連結されている。
第2セル孔C2は、第2セル区画部22を構成する各第2環状部のそれぞれの内周側縁部2221と、これらの内周側縁部2221どうしを滑らかに連結する仮想面とによって、区画されている。
図4には、単位部Uのうち、第2セル区画部22を構成する部分の骨格線Oを示している。図4から判るように、本例において、第2セル区画部22を構成する各第2環状部222は、それぞれ、その骨格線Oが正4角形をなしており、それに伴い、第2仮想面V2も、略正4角形をなしている。
各第2環状部222は、それぞれ、複数(本例では、4つ)の骨部2Bと、これらの複数の骨部2Bの端部2Beどうしを結合する複数(本例では、4つ)の結合部2Jと、から構成されている。
本例において、第2セル区画部22を構成する各第2環状部222どうしの連結部分は、各第2環状部222に共有される、2つの結合部Jで構成されている。
また、本例において、第2セル区画部22を構成する各第2仮想面V2の形状及び面積は、互いに略同じである。
なお、第2セル区画部22を構成する各第2仮想面V2の形状は、本例に限らず、略正4角形以外の任意の略多角形状、あるいは、略多角形状以外の平面形状(例えば、円(真円、楕円等))をなしてよい。
図4に示すように、図の例において、第2セル区画部22を構成する2つの第2環状部222のうちの1つは、第1環状部211(より具体的には、第1小環状部211S)をも構成している。
図の例において、各第2仮想面V2は、膜によって覆われておらず、開放されており、すなわち、開口を構成している。このため、第2仮想面V2を通じて、セル孔Cどうし(特に、第1セル孔C1及び第2セル孔C2どうし)が連通され、セル孔C間の通気が、可能にされている。これにより、樹脂発泡体1の通気性を向上できるとともに、外力の付加・解除に応じた樹脂発泡体1の圧縮・復元変形がし易くなる。
なお、図8に示す第1変形例のように、樹脂発泡体1は、樹脂発泡体1を構成する各第1仮想面V1のうちの少なくとも1つが、膜3で覆われていてもよい。膜3は、骨格部2と同じ材料からなり、骨格部2と一体に構成される。膜3によって、第1仮想面V1を間に挟んだ2つの第1セル孔C1どうしの間で空気が通りにくくなり、ひいては、樹脂発泡体1の全体としての通気性が低下する。樹脂発泡体1を構成する各第1仮想面V1のうち、膜3で覆われたものの数を調整することにより、樹脂発泡体1の全体としての通気性を調整でき、要求に応じて様々な通気性レベルを実現可能である。
なお、樹脂発泡体1がクッション材(例えば、シートパッド。特には、車両用シートパッド。)として利用される場合、樹脂発泡体1を構成する各第1仮想面V1の全てが膜3で覆われているのは好ましくなく、言い換えれば、樹脂発泡体1を構成する各第1仮想面V1のうち少なくとも1つが膜3で覆われておらず開放されていることが好ましい。
上述したように、本発明の樹脂発泡体は、クッション材に用いられるのが好適であり、例えば、着座用のクッション材(シートパッド等。特には、車両用シートパッド)や寝具に用いられるのがより好適である。
一例として、図9に、図1の例の樹脂発泡体1を備えた車両用シートパッド300を示す。図9の例における車両用シートパッド300は、着座者が着座するためのクッションパッド310と、着座者の背中を支持するためのバックパッド320と、を備えている。クッションパッド310とバックパッド320とは、それぞれ、車両用シートパッド300を構成している。
図9では、車両用シートパッド300に着座した着座者から観たときの「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」の各方向を、表記している。
クッションパッド310は、着座者の臀部及び大腿部を支持するように構成されたメインパッド部311と、メインパッド部311の左右両側に位置するとともにメインパッド部311よりも上側に盛り上がった一対のサイドパッド部312と、を有している。バックパッド210は、着座者の背中を支持するように構成されたメインパッド部321と、メインパッド部321の左右両側に位置するとともにメインパッド部321よりも前側に盛り上がった一対のサイドパッド部322と、を有している。
図9の例では、クッションパッド310とバックパッド320とが、それぞれ、別々の(別部材としての)樹脂発泡体1から構成されている。クッションパッド310は、その全体が一体に構成されている。また、バックパッド320は、その全体が一体に構成されている。
バックパッド320の上側には、ヘッドレスト330が設けられる場合がある。ヘッドレスト330は、バックパッド320と別体に構成されてもよいし、あるいは、バックパッド320と一体に構成されてもよい。
図9の例のように、樹脂発泡体1を車両用シートパッド300のクッションパッド310及び/又はバックパッド320に用いることにより、着座者が車両用シートパッド300に着座する際に、車両用シートパッド300に吸い込まれる(包み込まれる)ような感覚(触感)を良好に得ることができ、すなわち、座り心地を向上できる。
本発明の樹脂発泡体の比較例、実施例を、解析により評価したので、以下に説明する。
本発明の樹脂発泡体の比較例1、実施例1〜5の3D−CADモデルをPC上で作成し、解析を行った。その結果を、図10〜図12に示す。
比較例1、実施例1〜5の樹脂発泡体のモデルは、いずれも、可撓性を有しており、また、その全体にわたって、骨格部2を備えており、骨格部2は、複数の骨部2Bと、これら複数の骨部2Bの端部2Beどうしを結合する、複数の結合部2Jと、からなり、これら複数の骨部2Bは、それぞれ、断面積を一定に保ちつつ延在する、骨一定部2B1と、断面積を徐々に増大させつつ、骨一定部2B1から一対の結合部2Jまで延在する、一対の骨変化部2B2と、からなるものである。比較例1、実施例1〜5の樹脂発泡体のモデルは、それぞれを構成する材料の物性(剛性等)が同じである。比較例1、実施例1〜5の樹脂発泡体のモデルは、それぞれ、骨格部2を構成する各骨部2Bどうしの形状及び寸法が同じである。
比較例1、実施例1〜2(図10(a)、図11(a)、図12)は、各骨部2Bの比A0/A1(ひいては、その平均値AV(A0/A1))のみが、互いに異なるものである。なお、比較例1、実施例1〜2は、各骨部2Bの比L0/L1(ひいては、その平均値AV(L0/L1))が、0.6である。
一方、実施例3〜5(図10(b)、図11(b))は、各骨部2Bの比L0/L1(ひいては、その平均値AV(L0/L1))のみが、互いに異なるものであった。なお、実施例3〜5は、各骨部2Bの比A0/A1(ひいては、その平均値AV(A0/A1))が、0.20である。
比較例1、実施例1〜5の各例について、触感(静的たわみ特性)と表面タッチ感とを、評価した。また、比較例1、実施例1〜2については、さらに、軽量性についても評価した。
〔触感(静的たわみ特性)の評価〕
触感(静的たわみ特性)の評価においては、比較例1、実施例1〜5の各例について、せん断剛性Gを25%応力σ25で割った値G/σ25を求めた。その結果を、図10(a)及び図10(b)に示す。
ここで、せん断剛性Gは、図13に示すように、各例の樹脂発泡体についてせん断方向の変形シミュレーションを行った際に得られた、骨部2Bのヤング率で無次元化したせん断応力(縦軸)と工学せん断ひずみ(横軸)との関係を示すグラフにおいて、初期領域の近似直線(破線)の傾きとして定義する。
25%応力σ25は、樹脂発泡体の圧縮剛性(25%硬度)として観ることができるものであり、図14に示すように、各例の樹脂発泡体について圧縮方向の変形シミュレーションを行った際に得られた、骨部2Bのヤング率で無次元化した公称圧縮応力(縦軸)と公称圧縮ひずみ(横軸)との関係を示すグラフにおいて、公称圧縮ひずみが0.25(すなわち、25%)のときの無次元化公称圧縮応力として定義する。
値G/σ25は、小さいほど、圧縮剛性に対するせん断剛性の比が小さく、ひいては、触感が優れていることを表す。
図10(a)に示すように、実施例1〜2は、比較例1よりも、大幅に優れた触感を有していた。また、図10(b)に示すように、実施例4〜5は、実施例3よりも、優れた触感を有していた。
〔表面タッチ感の評価〕
表面タッチ感の評価においては、比較例1、実施例1〜5の各例について、傾きEを25%応力σ25で割った値E/σ25を求めた。その結果を、図11(a)及び図11(b)に示す。
ここで、傾きEは、図14に示すように、各例の樹脂発泡体について圧縮方向の変形シミュレーションを行った際に得られた、骨部2Bのヤング率で無次元化した公称圧縮応力(縦軸)と公称圧縮ひずみ(横軸)との関係を示すグラフにおいて、初期領域の近似直線(破線)の傾きとして定義する。
値E/σ25は、小さいほど、表面タッチ感が優れていることを表す。
図11(a)に示すように、実施例1〜2は、比較例1よりも、優れた表面タッチ感を有していた。また、図11(b)に示すように、実施例4〜5は、実施例3よりも、優れた表面タッチ感を有していた。
〔軽量性の評価〕
軽量性の評価においては、比較例1、実施例1〜2の各例について、25%応力σ25を見掛け密度ρで割った値σ25/ρを求めた。値σ25/ρは、単位密度あたりにどれだけの硬さが発現できるかを表している。その結果を、図12に示す。
値σ25/ρは、大きいほど、重量に対して剛性が高いことを表しており、言い換えれば、同じ剛性を確保しつつ軽量化が可能であり、軽量性に優れていることを表している。
図12に示すように、実施例1〜2は、比較例1よりも、優れた軽量性を有していた。
本発明の樹脂発泡体は、クッション材に用いられるのが好適であり、例えば、着座用のクッション材(シートパッド等。特には、車両用シートパッド)や寝具に用いられるのがより好適である。
1:樹脂発泡体、
2:骨格部、 2B:骨部、 2Be:骨部の端部、 2B1:骨一定部、 2B2:骨変化部、 2B21:骨変化部の結合部側の端、 2B22:骨変化部の骨一定部側の端、 2B23:骨変化部の傾斜面、 2J:結合部、
3:膜、
21:第1セル区画部、 211:第1環状部、 211L:第1大環状部、 211S:第1小環状部、 2111:第1環状部の内周側縁部、
22:第2セル区画部、 222:第2環状部、 2221:第2環状部の内周側縁部、
300:車両用シートパッド、 310:クッションパッド、 311:メインパッド部、 312:サイドパッド部、 320:バックパッド、 321:メインパッド部、 322:サイドパッド部、 330:ヘッドレスト、
C:セル孔、 C1:第1セル孔、 C2:第2セル孔、 O:骨格線、 U:樹脂発泡体の単位部、 V1:第1仮想面、 V1L:第1大仮想面、 V1S:第1小仮想面、 V2:第2仮想面

Claims (3)

  1. 可撓性のある樹脂から構成された樹脂発泡体であって、
    前記樹脂発泡体は、その全体にわたって、骨格部を備えており、
    前記骨格部は、
    複数の骨部と、
    それぞれ前記複数の骨部の端部どうしを結合する、複数の結合部と、
    を有しており、
    前記複数の骨部は、それぞれ、
    断面積を略一定に保ちつつ延在する、骨一定部と、
    断面積を徐々に増大させつつ、前記骨一定部から前記結合部まで延在する、骨変化部と、
    を有しており、
    前記複数の骨部は、前記複数の骨部のそれぞれにおける、前記骨変化部の前記結合部側の端の断面積A1に対する、前記骨変化部の前記骨一定部側の端の断面積A0の比A0/A1の平均値AV(A0/A1)が、
    0.15≦AV(A0/A1)<0.5
    を満たす、樹脂発泡体。
  2. 前記複数の骨部は、前記複数の骨部のそれぞれにおける、前記骨部の長さL1に対する前記骨一定部の長さL0の比L0/L1の平均値AV(L0/L1)が、
    0.5≦AV(L0/L1)<1.0
    を満たす、請求項1に記載の樹脂発泡体。
  3. 前記樹脂発泡体は、シートパッドに用いられる、請求項1又は2に記載の樹脂発泡体。
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