JPWO2020110600A1 - 培養装置 - Google Patents

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Abstract

培養装置は、培養空間の所定のガス成分の濃度を調整するための調整用ガスを、前記培養空間に供給する調整用ガス供給装置と、前記培養空間の湿度を調整する調整装置と、前記調整装置を制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、前記調整用ガスの供給量又は前記供給量に相関するパラメータに応じて前記調整装置を制御する。

Description

本発明は、培養装置に関する。
細胞や微生物等の培養物を培養する培養装置(インキュベータ)では、培養空間の各種条件を、培養物の培養に適したものとなるように制御する必要がある(例えば特許文献1参照)。具体的には、培養空間の温度,湿度及びOガス濃度及びCOガス濃度等の各条件などが制御される。
培養空間のガス濃度条件の制御は、ガス濃度を調整するためのガス(以下「調整用ガス」という)培養空間に供給することにより行われる。培養空間には、培養装置の周囲の空気が取り込まれる。このため、例えばO濃度の設定値が、培養装置の周囲の空気のO濃度よりも高い場合にはOガスが、O濃度の設定値が培養装置の周囲の空気のO濃度よりも低い場合にはNガスが、それぞれO濃度の設定値に応じた流量で培養空間へ供給される。また、COガスが、CO濃度の設定値に応じた流量で培養空間へ供給される。
特開2017−201886号公報
しかしながら、一般的な調整用ガスの湿度は、培養に適した湿度よりも低いため、上述したような培養装置では、調整用ガスを供給したときに、培養空間の湿度が培養に適した範囲から外れてしまうことがある。
本発明は、このような課題を解決するために創案されたものであり、培養空間の湿度を適正な範囲に保持できるようにした培養装置を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の培養装置は、培養空間の所定のガス成分の濃度を調整するための調整用ガスを、前記培養空間に供給する調整用ガス供給装置と、前記培養空間の湿度を調整する調整装置と、前記調整装置を制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、前記調整用ガスの供給量又は前記供給量に相関するパラメータに応じて前記調整装置を制御する。
本発明によれば、培養空間の湿度を適正な範囲に保持できる。
本発明の一実施形態の培養装置を右側から視た模式的な縦断面。 本発明の一実施形態の培養装置の背面を、カバーを取り外した状態で示す模式図。 本発明の一実施形態の培養装置の制御構成の要部を示す模式的な機能ブロック図。 本発明の一実施形態の培養装置の制御フローの一例を示すフローチャート。
以下、本発明の実施の形態に係る培養装置ついて、図面を参照しながら説明する。以下に示す実施の形態はあくまでも例示に過ぎず、以下の実施の形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除するものではない。また、実施の形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。さらに、実施の形態の各構成は、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせることができる。
以下では、培養装置において、使用時にユーザが正対する側(後述の外扉3a及び内扉3bのある側)を前、その反対側を後とする。また、前から後に向かって視た場合を基準に左右を定める。
なお、実施の形態を説明するための全図において、同一要素は原則として同一の符号を付し、その説明を省略することもある。
[1.構成]
本発明の一実施形態の培養装置について図1及び図2を参照しつつ説明する。図1は、本発明の一実施形態の培養装置を右側から視た模式的な縦断面である。図2は、本発明の一実施形態の培養装置の背面を、カバーを取り外した状態で示す模式図である。
図1及び図2に示す培養装置1は、細胞や微生物などの培養物を培養する装置である。この培養装置1は、培養空間20が内部に形成され前面に開口21が形成された略箱状の断熱箱2と、開口21を開閉する外扉3a及び内扉3bと、を備えて構成される。培養空間20は、複数(ここでは3枚)の棚4により上下に区画されている。外扉3aの外縁には、パッキンP1が設けられている。
後述するように、培養空間20は、培養物の培養に適切な環境となるように、温度、湿度、O(酸素)濃度及びCO(二酸化炭素)濃度がそれぞれ適切な範囲に保持されるように制御される。
断熱箱2は、培養空間20が内部に形成された略箱状の内箱2aと、内箱2aの外側を覆う略箱状の外箱2bと、を有して構成される。
外箱2bは、その内面側に断熱材2cを備えている。外箱2bの断熱材2cの内面と、内箱2aの外面との間には、内箱2aの上下左右及び後方を覆うように空間S1が設けられている。この空間S1には空気が満たされており、空間S1内に空気層(所謂エアージャケット)2dが形成されている。空間S1は前方に開口部を有し、この開口部はパッキンP2により封止されている。
培養空間20には、内箱2aの背面に上下に延在するダクト5が配置されている。ダクト5の内部には、気体通路Kが形成されている。この気体通路Kには循環用送風機5cが配置されている。循環用送風機5cを作動させることで、ダクト5の上部に形成された吸込口5aから培養空間20の空気が吸い込まれ、この空気がダクト5の下部に設けられた吹出口5bから培養空間20に吹き出される。これにより、矢印A1,A2,A3,A4で示すような空気の強制循環が行われる。
また、ダクト5内には、培養空間20のOガス濃度、及びCOガス濃度を調整するための調整用ガスを、培養空間20に供給するガス供給管12a,12bの先端の供給口が配置されている。
ガス供給管12aは、ガス供給管12aに接続されたCOガス(調整用ガス)の供給ラインと、この供給ラインに介装されたCO制御弁Vcと共に、COガスを培養空間20に供給するガス供給装置12Aを構成する。
ガス供給管12bは、Oガス又はNガスを培養空間20に供給するガス供給装置12Bを構成する。詳しくは、ガス供給管12bは、ガス供給管12bに接続されたOガス(調整用ガス)及びNガス(調整用ガス)の各供給ラインと、これらの供給ラインに介装されたO制御弁Vo及びN制御弁Vnと共にガス供給装置12Bを構成する。
さらに、本実施形態では、ダクト5内に、紫外線ランプ7、温度を検出する温度センサ、Oガス濃度を検出するOガスセンサ及びCOガス濃度を検出するCOガスセンサが配置されている(温度センサ,Oガスセンサ及びCOガスセンサは何れも図示省略)。紫外線ランプ7は、後述の加湿皿6内の水Wを殺菌するものである。なお、ダクト5内の空気をダクト背面側の空間に空気を引き込んで、その空間に配置された温度センサ,Oガスセンサ及びCOガスセンサにより各検出が行われるようにしてもよい。
また、ダクト5の下部と内箱2aの底板と間には、加湿用の水Wを貯溜する加湿皿6が配置される。加湿皿6は、内箱2aの底板に設けられた線状のヒータH1(以下、「ヒータ線」という。図3参照)により加熱される。このヒータH1の加熱により、水Wが蒸発して、培養空間20が加湿される。すなわち、加湿皿6とヒータ線H1とにより、本発明の「培養空間の湿度を調整する調整装置」が構成される。
また、内箱2aの底板には、培養空間20の温度を制御するためのヒータ線H2(図3参照)が設けられている。本実施形態では、このヒータ線H2と、加湿皿6を加熱する上述のヒータ線H1とは、別々に設けられており、個別に出力(温度)が制御される。
なお、加湿皿6用の加熱用のヒータ線H1と、培養空間20の温度を制御するためのヒータ線H2とを一体に設けてもよい。
また、培養装置1は、外扉3aに設けられている操作装置50から、培養装置1の起動及び停止の指示や、培養空間20の各種設定値の入力を受け付ける。培養空間20の各種設定値は、設定温度、Oガスの設定濃度(以下「O濃度検出値」という)、及び、COガスの設定濃度(以下「CO濃度検出値」という)等である。後述の制御装置100は、培養空間20の温度や、湿度や、O濃度や、CO濃度等が上記設定値になるように制御を行う。
断熱箱2の外箱2bの背面及び底面は、カバー10で覆われている。外箱2bの背面とカバー10との間の空間は、各種機器を配置するための機械室S2を形成している。機械室S2には電装ボックス13が設けられている。電装ボックス13の内部空間13aには、制御装置100とその他の図示しない電装品とが収容される。
また、図2に示すように、断熱箱2の背面には結露部材11aが設けられている。この結露部材11aは、機械室S2から培養空間20に挿入されている。結露部材11aは、伝導性が高いほど好ましく、例えば、アルミニウム又は銀等で構成した所定長さの丸棒である。結露部材11aは、その機械室S2内の端部に、ペルチェ素子11bが当該端部に吸熱面を向けて設けられており、この吸熱面によって冷却される。これにより、培養空間20内において結露部材11a表面に結露水が生成し、この結果、培養空間20内の湿度を所定範囲内に制御できるようになっている。なお、結露部材11aの表面に生成した結露水は、結露部材11aの先端から加湿皿6内に滴下する。
また、機械室S2には、ペルチェ素子11bの発熱面に設けられた櫛状のヒートシンク11cと、このヒートシンク11cに向けて冷却風を供給する送風装置11dとが備えられている。送風装置11dから送風された冷却風(空気)は、ヒートシンク11cを介してペルチェ素子11bの発熱面を冷却する。
[2.制御構成]
以下、図3を参照して、本発明の一実施形態の培養装置1の制御構成の要部を説明する。
図3は、本発明の一実施形態の培養装置の制御構成の要部を示す模式的な機能ブロック図である。
図3に示すように、制御装置100は、操作装置50,温度センサSt,湿度センサSm,COセンサSc及びOセンサSoから制御信号が入力される。また、制御装置100は、制御弁Vc,Vo,Vn、ヒータ線H1,H2、ペルチェ素子11b及び送風装置11dに制御指令を出力する。
ここで、操作装置50は、培養空間20の各種設定の入力を受け付ける。具体的には、操作装置50には、培養空間20の設定温度T,設定CO濃度x[%],設定O濃度y[%]などの各種設定が入力される。操作装置50は、これらの設定を制御信号として、制御装置100に入力する。
また、温度センサStは、培養空間20の温度を検出し、検出した温度を制御信号として制御装置100に出力する。湿度センサSmは、培養空間20の湿度を検出し、検出した湿度を制御信号として制御装置100に出力する。OセンサSoは、培養空間20のO濃度を検出し、検出したO濃度を制御信号として制御装置100に出力する。COセンサScは、培養空間20のCO濃度を検出し、検出したCO濃度を制御信号として制御装置100に出力する。
制御装置100は、COセンサScにより検出されたCO濃度に基づいて、CO制御弁Vcの弁開度又はデューティ比(オンオフ比)を制御して、COガスの単位時間当たりの流量Fcを制御する。具体的には、CO濃度検出値が設定CO濃度xよりも所定値以上低い場合には流量Fcが多くなるようにCO制御弁Vcの弁開度又はデューティ比が制御される。逆に、CO濃度検出値が、設定CO濃度xよりも所定値以上高い場合には流量Fcが少なくなるように、CO制御弁Vcの弁開度又はデューティ比が制御される。
制御装置100は、設定O濃度yが、培養装置1の周囲の空気、つまり培養空間20に取り込まれる空気のO濃度(通常20%程度)よりも高い場合、O制御弁Voに制御指令を出力しO制御弁Voを開弁させて培養空間20にOガスを供給する。この際、制御装置100は、OセンサSoにより検出されたO濃度に基づいて、O制御弁Voの弁開度又はデューティ比を制御して、Oガスの単位時間当たりの流量Foを制御する。具体的には、O濃度検出値が設定O濃度yよりも所定値以上低い場合には流量Foが多くなるように、O濃度検出値が、設定O濃度yよりも所定値以上高い場合には流量Foが少なくなるように、O制御弁Voの弁開度又はデューティ比が制御される。
一方、制御装置100は、設定O濃度yが培養装置1の周囲の空気よりも低い場合には、N制御弁Vnに制御指令を出力してN制御弁Vnを開弁させて培養空間20にNガスを供給する。この際、制御装置100は、O濃度検出値に基づいて、N制御弁Vnの弁開度又はデューティ比を制御して、Nガスの単位時間当たりの流量Fnを制御する。具体的には、O濃度検出値が設定O濃度yよりも所定値以上低い場合には流量Fnが少なくなるように、O濃度検出値が、設定O濃度yよりも所定値以上高い場合には流量Fnが多くなるように、N制御弁Vnの弁開度又はデューティ比が制御される。
なお、O制御弁VoとN制御弁Vnとを単一の制御弁により構成してもよい。例えば、ガス供給管12bへのガス供給用のポートに、Oの供給用のポートと、Nの供給用のポートとを選択的に連通させるようにした制御弁を、当該単一の制御弁として使用してもよい。
また、制御装置100は、温度センサStにより検出された培養空間20の温度(以下「温度検出値」という)に基づいてヒータ線H2の出力を制御する。具体的には、温度検出値が設定温度Tよりも所定値以上低い場合にはヒータ線H2の温度が高くなるように、温度検出値が設定温度Tよりも所定値以上高い場合にはヒータ線H2の温度が低くなるように、ヒータ線H2への通電率が制御される。
また、制御装置100は、培養空間20の湿度が、培養装置1の周囲の空気よりも高く培養物の培養に適した想定範囲R(以下「適正範囲R」という)から外れないよう、当該湿度を調整する調整装置を制御する。すなわち、ヒータ線H1,ペルチェ素子11b及び送風装置11dの各出力の少なくとも1つが制御される。
ここで、培養空間20のCO濃度を設定濃度とするため、調整用ガスとして培養空間20に供給される一般的なCOガスは、適正範囲Rよりも湿度が低い。このため、培養空間20の湿度が、適正範囲Rよりも低下するおそれがある。同様に、培養空間20のO濃度を設定濃度とするため、調整用ガスとして培養空間20に供給される一般的なOガス及び一般的なNガスは適正範囲Rよりも湿度が低い。このため、培養空間20の湿度が適正範囲Rよりも低下するおそれがある。
そこで、制御装置100は、培養空間20に調整用ガスが供給される場合、調整用ガスに供給による湿度の低下を相殺するための湿度保持制御を行う。湿度保持制御では、調整用ガスの供給量又はこの供給量に相関するパラメータ(以下「相関パラメータ」という)に応じて、以下の制御1,制御2及び制御3の少なくとも1つが行われる。相関パラメータとしては、例えば、設定CO濃度xと、設定NO濃度z(=100−設定CO濃度x−設定O濃度y)との合計(=x+z)である。
(1)制御1
制御1では、制御装置100は、培養空間20に調整用ガスが供給されない場合に比べて、ヒータ線H1の出力(加熱量)を上昇させる。詳しくは、調整用ガスの供給量又は相関パラメータが多くなるほど、ヒータ線H1の温度を段階的又は連続的にヒータ線H1の通電率を上昇させる。これにより、ヒータ線H1の加熱による加湿皿6内の水Wの蒸発量が増加し、調整用ガスに供給による湿度の低下が相殺され、培養空間20の湿度が適正範囲に保持される。
(2)制御2
制御2では、制御装置100は、培養空間20に調整用ガスが供給されない場合に比べて、ペルチェ素子11bの出力を低下させる。詳しくは、調整用ガスの供給量又は相関パラメータが多くなるほど、段階的又は連続的にペルチェ素子11bへの印加電圧を低下させる。これにより、ペルチェ素子11bの出力(冷却量)が低下し、ひいては結露部材11aの温度が上昇し、培養空間20に調整用ガスが供給されない場合に比べて培養空間20の湿度が相対的に上昇する。したがって、調整用ガスに供給による湿度の低下が相殺され、培養空間20の湿度が適正範囲内に保持される。
(3)制御3
制御3では、制御装置100は、培養空間20に調整用ガスが供給されない場合に比べて、送風装置11dの出力を低下させる。詳しくは、調整用ガスの供給量又は相関パラメータが多いほど、段階的又は連続的に送風装置11dのファン回転速度を低下させる。これにより、送風装置11dからペルチェ素子11bの発熱面へ送風される送風量が低下し、当該発熱面に対する冷却量が減少する。この結果、ペルチェ素子11bの熱変換効率が低下し、ペルチェ素子11bの吸熱面の温度ひいては結露部材11aの温度が上昇し、培養空間20に調整用ガスが供給されない場合に比べて培養空間20の湿度が相対的に上昇する。したがって、調整用ガスに供給による湿度の低下が相殺され、培養空間20の湿度が適正範囲内に保持される。
[3.制御フロー]
本発明の一実施形態の培養装置の制御フローについて図4を参照して説明する。図4は本発明の一実施形態の培養装置の制御フローの一例を示すフローチャートである。なお、この制御フローは、設定O濃度yが、培養装置1の周囲の空気のO濃度よりも低く、培養空間20に調整用ガスとして、OガスではなくNガスが供給される場合を想定したものである。
また、この制御フローは、操作装置50の操作により培養装置1が起動(電源オン)されると開始され、培養装置1が停止(電源オフ)される間は繰り返し実行される。
培養装置1が起動されると、制御装置100は、ステップS10で設定温度Tの入力を、ステップS20で設定CO濃度xの入力を、ステップS30で設定O濃度yの入力を、それぞれ操作装置50により受け付ける。
次に、制御装置100は、ステップS40で下式(1)により、設定CO濃度x[%]と設定O濃度y[%]とからN濃度z[%]を求める。
z=100−x−y ・・・(1)
そして、制御装置100は、ステップS50で、下式(2)が満たされているか判定する。
x+y≧90 ・・・(2)
すなわち、制御装置100は、調整用ガスの供給量に相関する相関パラメータとして、設定CO濃度xとN濃度zとの合計値を求め、この合計値が所定値(本実施形態では90%)以上であるか否かを判定する。当該合計値が90%を超えていない場合、制御装置100は、ステップS70で、培養空間20の温度を設定温度Tとする温度制御と、培養空間20のCO濃度及びO濃度を設定CO濃度x及び設定O濃度yとするガス濃度制御を行う。一方、当該合計値が90%を超えている場合、制御装置100は、ステップS60で、前述の湿度保持制御を実行した後、前述のステップS70へ進む。制御装置100は、ステップS70の制御を実行後、ステップS10以降の処理を繰り返す。
なお、培養空間20に調整用ガスとして、NガスではなくOガスが供給される場合、ステップS50では、設定CO濃度xと設定O濃度yとの合計値が所定値以上であるか否かが判定される。
[4.効果]
制御装置100は、調整用ガスの供給量に応じて、培養空間20の湿度を調整する調整装置を制御する。本実施形態では、調整用ガスとしてCOガス,Oガス及びNガスの少なくとも1つが使用され、調整用ガスの供給量に相関するパラメータに応じて、調整装置としてヒータ線H2,ペルチェ素子11b及び送風装置11dが制御される。また、複数種類の調整用ガス(例えばCOガス及びNガス)が同時に供給された場合は、供給された各調整用ガスの供給量の合計が、調整用ガスの供給量となる。
詳しくは、調整用ガスの供給量に相関するパラメータである設定CO濃度xとN濃度zとの合計値が所定値以上の場合には、湿度の低い調整用ガスの供給量が多くなり培養空間20の湿度が低下する。そこで、調整用ガスが供給されない場合に比べて、培養空間20の湿度が高めとなるように、ヒータ線H2,ペルチェ素子11b及び送風装置11dの内の少なくとも1つが制御される。
したがって、本発明によれば、調整用ガスが培養空間に供給される場合でも、培養空間の湿度を適正な範囲に保持できる。
[5.変形例]
(1)COガス,Oガス及びNガスの各設定供給量又は各実供給量の合計値が、所定値を超えた場合に、湿度保持制御を実行するようにしてもよい。
(2)培養空間20へのCOガス,Oガス及びNガスの供給量を制御するCO制御弁Vc,O制御弁Vo及びN制御弁Vnの各弁開度の合計値又は各デューティ比の合計値が、所定値を超えた場合に、湿度保持制御を実行するようにしてもよい。
(3)培養装置1の周囲の空気におけるCO,Oの各成分の濃度を基準とし、設定CO濃度xの増加分と、設定O濃度xの増加分又は減少分の絶対値との合計値が所定値を超えた場合に、湿度保持制御を実行するようにしてもよい。なお、設定O濃度xの増加分又は減少分の絶対値を計算に使用したのは、設定O濃度xが周囲の空気よりも高ければOガスが供給され、設定O濃度xが周囲の空気よりも低ければNガスが供給されるためである。つまり、周囲の空気におけるO濃度に対し、設定O濃度xが高くても少なくても調整用ガスが供給され、その分、培養装置1内の空気の湿度が低下するためである。
培養装置1の周囲の空気におけるCOの濃度x0を0%、Oの濃度y0を20%とし、設定CO濃度xを30%、設定O濃度yを30%とした場合を例に取り説明する。COについては、濃度x0と設定CO濃度xとの差Δx(=x−x0)が30%となり、Oについては、濃度y0と設定O濃度yとの差Δyの絶対値(=|y−y0|)が10%となり、これらの合計値Tは40%となる。この合計値Tである40%が所定値を超えている場合には、湿度保持制御が行われる。
また、培養装置1の周囲の空気におけるCOの濃度x0を0%、Oの濃度y0を20%とし、設定CO濃度xを30%、設定O濃度yを10%とした場合を例に取り説明する。COについては、濃度x0と設定CO濃度xとの差Δx(=x−x0)が30%となり、Oについては、濃度y0と設定O濃度yとの差Δyの絶対値(=|y−y0|)が10%となり、これらの合計値Tは40%となる。この合計値Tである40%が所定値を超えている場合には、湿度保持制御が行われる。
前記実施形態では、設定CO濃度xと設定NO濃度zとの合計(=x+z)が所定値を超えた場合には、湿度保持制御を行うようにした(図4のステップS50及びステップS60参照)。所定値を複数設け、当該合計(=x+z)がこの所定値を超えるごとに、湿度保持制御のレベルを段階的に上げるようにしてもよい。或いは、当該合計が上昇するにしたがって湿度保持制御のレベルを連続的に(線形的に)上昇させるようにしてもよい。
湿度保持制御のレベルを段階的又は連続的に上げるとは、ヒータ線H1の出力の増加、ペルチェ素子11bの出力の減少及び送風装置11dの出力の減少の少なくとも1つを段階的又は連続的に行うことをいう。或いは、湿度保持制御のレベルを段階的に上げる場合には、ヒータ線H1の出力の増加、ペルチェ素子11bの出力の減少及び送風装置11dの出力の減少を、順次追加するようにしてもよい。具体的には、当該合計(=x+z)が第1所定値を超えると、ヒータ線H1の出力を増加させ、当該合計が第1所定値よりも高い第2所定値を超えると、ヒータ線H1の出力の増加に加え、ペルチェ素子11bの出力を減少させることが考えられる。
なお、前記実施形態では、湿度センサSmを備える構成を、一実施例として記載したが、湿度センサSmは必ずしも必要な構成でない。
そして、前記実施形態に記載のように調整用ガスが供給される場合の湿度制御を行うことによって、湿度が変化した後に湿度センサによって、その値を検知して、検知した値に基づいて湿度を制御するよりも、より早い段階で湿度制御を行うことができる。つまり、湿度の値が変化することを予め想定して対処することができる。
2018年11月29日出願の特願2018−223386の日本出願に含まれる明細書、特許請求の範囲、図面および要約書の開示内容は、すべて本願に援用される。
本発明は、培養装置として好適に利用される。
1 培養装置
2 断熱箱
2a 内箱
2b 外箱
2c 断熱材
2d 空気層
3a 外扉
3b 内扉
4 棚
5 ダクト
5a 吸込口
5b 吹出口
5c 循環用送風機
6 加湿皿
7 紫外線ランプ
10 カバー
11a 結露部材
11b ペルチェ素子
11c ヒートシンク
11d 送風装置
12A,12B ガス供給装置
13 電装ボックス
13a 内部空間
20 培養空間
21 開口
50 操作装置
100 制御装置
K 気体通路
P1,P2 パッキン
S1 空間(第一の空間)
S2 機械室
W 水
Vc CO制御弁
Vn N制御弁
Vo O制御弁
【0002】
課題を解決するための手段
[0007]
上記従来の課題を解決するために、本発明の培養装置は、培養空間の所定のガス成分の濃度を調整するための調整用ガスを、前記培養空間に供給する調整用ガス供給装置と、前記培養空間の湿度を調整する調整装置と、前記調整装置を制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、前記調整用ガスの供給量又は前記供給量に相関するパラメータに応じて前記調整装置を制御する。
また、本発明の培養装置は、培養空間の所定のガス成分の濃度を調整するための調整用ガスを、前記培養空間に供給する調整用ガス供給装置と、前記培養空間の湿度を調整する調整装置と、前記調整装置を制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、前記調整用ガスの供給量又は前記供給量に相関するパラメータが所定値を超えた場合、前記調整装置を制御する。
発明の効果
[0008]
本発明によれば、培養空間の湿度を適正な範囲に保持できる。
図面の簡単な説明
[0009]
[図1]本発明の一実施形態の培養装置を右側から視た模式的な縦断面。
[図2]本発明の一実施形態の培養装置の背面を、カバーを取り外した状態で示す模式図。
[図3]本発明の一実施形態の培養装置の制御構成の要部を示す模式的な機能ブロック図。
[図4]本発明の一実施形態の培養装置の制御フローの一例を示すフローチャート。
発明を実施するための形態
[0010]
以下、本発明の実施の形態に係る培養装置ついて、図面を参照しながら説明する。以下に示す実施の形態はあくまでも例示に過ぎず、以下の実施の形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除するものではない。また、実施の形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。さらに、実施の形態の各構成は、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせることができる。
[0011]
以下では、培養装置において、使用時にユーザが正対する側(後述の外扉3a及び内扉3bのある側)を前、その反対側を後とする。また、前から後に向かって視た場合を基準に左右を定める。
そして、制御装置100は、ステップS50で、下式(2)が満たされているか判定する。
x+≧90 ・・・(2)
すなわち、制御装置100は、調整用ガスの供給量に相関する相関パラメータとして、設定CO濃度xとN濃度zとの合計値を求め、この合計値が所定値(本実施形態では90%)以上であるか否かを判定する。当該合計値が90%を超えていない場合、制御装置100は、ステップS70で、培養空間20の温度を設定温度Tとする温度制御と、培養空間20のCO濃度及びO濃度を設定CO濃度x及び設定O濃度yとするガス濃度制御を行う。一方、当該合計値が90%を超えている場合、制御装置100は、ステップS60で、前述の湿度保持制御を実行した後、前述のステップS70へ進む。制御装置100は、ステップS70の制御を実行後、ステップS10以降の処理を繰り返す。

Claims (5)

  1. 培養空間の所定のガス成分の濃度を調整するための調整用ガスを、前記培養空間に供給する調整用ガス供給装置と、
    前記培養空間の湿度を調整する調整装置と、
    前記調整装置を制御する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、前記調整用ガスの供給量又は前記供給量に相関するパラメータに応じて前記調整装置を制御する
    培養装置。
  2. 前記調整装置は、
    前記培養空間に配置され、液体が貯留される加湿皿と、
    前記加湿皿を加熱して前記液体を蒸発させるためのヒータと備えて構成され、
    前記制御装置は、前記供給量又は前記供給量に相関するパラメータに応じて前記ヒータの出力を制御する
    請求項1に記載の培養装置。
  3. 前記調整装置は、
    前記培養空間内の湿分を結露させる結露機構を備え、
    前記制御装置は、前記供給量又は前記供給量に相関するパラメータに応じて前記結露機構を制御する
    請求項1又は2に記載の培養装置。
  4. 前記結露機構は、
    前記培養空間に少なくとも一部が配置される結露部材と、
    前記結露部材を冷却するペルチェ素子とを備え、
    前記制御装置は、前記供給量又は前記供給量に相関するパラメータに応じて前記ペルチェ素子の出力を制御する
    請求項3に記載の培養装置。
  5. 前記結露機構は、前記ペルチェ素子の発熱面に気体を送風する送風装置をさらに備え、
    前記制御装置は、前記供給量又は前記供給量に相関するパラメータに応じて前記送風装置の出力を制御する
    請求項4に記載の培養装置。
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