JPWO2020105134A1 - 部品実装装置 - Google Patents

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Abstract

部品実装装置は、吸着ノズルと、吸着ノズルを部品供給装置に対して相対移動させる移動装置と、吸着ノズルに吸着された部品を撮像する撮像装置と、部品供給装置により供給された部品が目標吸着位置で前記吸着ノズルに吸着されるよう移動装置を制御する吸着制御と、吸着ノズルに吸着された部品が所定の撮像位置で撮像されるよう移動装置と撮像装置とを制御し部品の撮像画像に基づいて認識される部品の位置ずれ量に応じた補正量がリミットに達していない場合にはその補正量により目標吸着位置を更新し、位置ずれ量に応じた補正量がリミットに達している場合にはリミットよりも少ない補正量により目標吸着位置を更新する目標吸着位置更新処理と、を実行する制御装置と、を備える。

Description

本明細書は、部品実装装置について開示する。
従来、この種の部品実装装置としては、部品供給装置の電子部品(部品)の取出し位置に装着ヘッド(吸着ノズル)を移動させて装着ヘッドに部品を吸着させて取り出し、プリント基板(基板)上の装着位置に装着ヘッドを移動させて部品を基板に装着するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。部品実装装置は、装着ヘッドに部品を吸着させると、装着ヘッドを撮像位置へ移動させて装着ヘッドに吸着された部品を部品認識カメラで撮像し、得られた撮像画像に基づいて部品の位置ずれを認識する。そして、部品実装装置は、認識した位置ずれに基づいて装着位置を補正して部品を装着すると共に、認識した位置ずれに基づいて次の部品取出し動作に用いる取出し位置を算出する。また、部品実装装置は、算出した取出し位置がリミットの位置(移動許容範囲)をオーバーしているか否かを判定し、リミットの位置をオーバーしていると判定すると、以降の部品取出し動作を当該リミットの位置で行なうようにする。
特開2000−106500号公報
部品の位置ずれは、上述したように、吸着ノズルを撮像位置へ移動させて撮像装置により吸着ノズルに吸着された部品を撮像することにより撮像画像に基づいて認識される。このとき、吸着ノズルに対する部品の吸着位置によっては、吸着ノズルに吸着された部品を撮像位置へ移動させる際に部品に作用する加速度や振動により当該部品の位置がずれてしまう場合があった。この場合、撮像画像に基づいて吸着時とは異なる部品の位置ずれが認識され、当該位置ずれに基づいて次の部品の取出し位置が算出される結果、部品の吸着精度が悪化してしまう。このため、特許文献1記載の部品実装装置のように、位置ずれに基づいて算出される取出し位置がリミットの位置をオーバーした場合に、以降の部品取出し動作の取出し位置を当該リミットの位置に固定すると、吸着精度が悪化した状態で部品を吸着し続けるおそれがある。
本開示は、部品の吸着精度の悪化を抑制することを主目的とする。
本開示は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本開示の部品実装装置は、
部品供給装置により供給された部品を吸着して対象物に実装する部品実装装置であって、
前記部品を吸着する吸着ノズルと、
前記吸着ノズルを前記部品供給装置に対して相対移動させる移動装置と、
前記吸着ノズルに吸着された部品を撮像する撮像装置と、
前記部品供給装置により供給された部品が目標吸着位置で前記吸着ノズルに吸着されるよう前記移動装置を制御する吸着制御と、前記吸着ノズルに吸着された部品が所定の撮像位置で撮像されるよう前記移動装置と前記撮像装置とを制御し該部品の撮像画像に基づいて認識される該部品の位置ずれ量に応じた補正量がリミットに達していない場合には該補正量により前記目標吸着位置を更新し、前記位置ずれ量に応じた補正量が前記リミットに達している場合には該リミットよりも少ない補正量により前記目標吸着位置を更新する目標吸着位置更新処理と、を実行する制御装置と、
を備えることを要旨とする。
この本開示の部品実装装置の制御装置は、部品供給装置により供給された部品が目標吸着位置で吸着ノズルに吸着されるよう制御する吸着制御と、その目標吸着位置を更新する目標吸着位置更新処理とを実行する。目標吸着位置更新処理は、吸着ノズルに吸着された部品を所定の撮像位置で撮像し、その部品の撮像画像に基づいて認識される部品の位置ずれ量に応じた補正量がリミットに達していない場合には、その補正量により目標吸着位置を更新する。一方、位置ずれ量に応じた補正量がリミットに達した場合には、リミットよりも少ない補正量により目標吸着位置を更新する。本開示の部品実装装置は、吸着ノズルに吸着された部品を撮像位置へ移動させる際に何らかの原因により部品の位置がずれると、その状態で撮像された撮像画像に基づいて吸着時とは異なる位置ずれ量が認識される場合がある。そこで、本開示の部品実装装置は、部品の位置ずれ量に応じて導出される目標吸着位置の補正量がリミットに達した場合に、リミットよりも少ない補正量により目標吸着位置を更新して次の吸着制御を実行することで、吸着時とは異なる姿勢で認識された部品の位置ずれ量による目標吸着位置への影響を小さくすることができる。この結果、吸着時とは異なる部品の姿勢で部品の位置ずれ量が認識された場合でも、それによる吸着精度の悪化を抑制することが可能となる。
本実施形態の部品実装装置10の構成の概略を示す構成図である。 制御装置30の電気的な接続関係を示す説明図である。 部品実装処理の一例を示すフローチャートである。 部品Pを吸着してから基板S上へ搬送する様子を示す説明図である。 目標吸着位置更新処理の一例を示すフローチャートである。 吸着ずれの発生の様子を示す説明図である。 比較例における吸着ずれ量と目標吸着位置の補正量の変化の様子を示す説明図である。 本実施形態における吸着ずれ量と目標吸着位置の補正量の変化の様子を示す説明図である。 本実施形態における吸着ずれ量と目標吸着位置の補正量の変化の様子を示す説明図である。 変形例の目標吸着位置更新処理を示すフローチャートである。
次に、本開示を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態の部品実装装置10の構成の概略を示す構成図である。図2は、制御装置30の電気的な接続関係を示す説明図である。なお、図1の左右方向がX軸方向であり、前(手前)後(奥)方向がY軸方向であり、上下方向がZ軸方向である。
部品実装装置10は、図1に示すように、部品供給装置21と、基板搬送装置22と、移動機構23と、ヘッド24と、吸着ノズル25と、パーツカメラ26と、マークカメラ27と、ノズルストッカ28と、制御装置30(図2参照)と、を備える。
部品供給装置21は、部品Pを部品供給位置まで供給するものである。部品供給装置21は、所定間隔毎に形成された収容部に部品Pが収容されたテープをリールから引き出してピッチ送りすることで、部品Pを部品供給位置に供給するテープフィーダとして構成される。テープフィーダは、筐体12を支持する基台11の前部に設けられた左右方向(X軸方向)に並ぶ複数のフィーダ台に対してそれぞれ着脱可能に取り付けられる。
基板搬送装置22は、基台11の中央部から後部にかけて設けられ、図中、左右方向(X軸方向)に沿って基板Sの搬入,固定,搬出を行なうものである。基板搬送装置22は、前後に間隔を空けて設けられ左右方向に架け渡された一対のコンベアベルトを有する。基板Sは、コンベアベルトによって搬送される。
ヘッド24は、部品供給位置に供給された部品Pを吸着して基板S上に実装するものである。ヘッド24は、吸着ノズル25が着脱可能なノズルホルダと、ノズルホルダを吸着ノズル25と共に昇降(Z軸方向に移動)させる昇降装置と、備える。吸着ノズル25は、吸着口に給排される負圧によって部品Pを吸着する。
移動機構23は、ヘッド24をXY方向に移動させるものである。移動機構23は、例えば、ボールねじ機構により構成することができる。
パーツカメラ26は、基台11の部品供給装置21と基板搬送装置22との間に設けられ、吸着ノズル25に吸着された部品Pを下方から撮像するものである。マークカメラ27は、ヘッド24に設けられ、基板Sに付された位置決め基準マークを上方から撮像するものである。ノズルストッカ28は、パーツカメラ26に隣接して設けられ、交換用の吸着ノズル25を複数ストックするものである。
制御装置30は、図2に示すように、CPU31とROM32とHDD33とRAM34と入出力インタフェース35とを備える。これらはバス36を介して電気的に接続されている。制御装置30には、パーツカメラ26やマークカメラ27からの画像信号、吸着ノズル25のX方向,Y方向およびZ方向における各位置を検出する位置センサからの検知信号などが入出力インタフェース35を介して入力されている。一方、制御装置30からは、部品供給装置21や基板搬送装置22、移動機構23、ヘッド24などへの制御信号が入出力インタフェース35を介して出力されている。また、制御装置30は、管理装置40と双方向通信可能に接続されており、互いにデータや制御信号のやり取りを行っている。
管理装置40は、例えば、汎用のコンピュータであり、図2に示すように、CPU41とROM42とHDD43とRAM44と入出力インタフェース45などを備える。これらは、バス46を介して電気的に接続されている。この管理装置40には、マウスやキーボード等の入力デバイス47から入力信号が入出力インタフェース45を介して入力されている。また、管理装置40からは、ディスプレイ48への画像信号が入出力インタフェース45を介して出力されている。HDD43は、基板Sの生産プログラムを記憶している。ここで、基板Sの生産プログラムとは、各部品実装装置10においてどの部品Pをどの順番で基板Sへ実装するか、また、そのように部品Pを実装した基板Sを何枚作製するかなどを定めた処理が記述されたものである。
次に、こうして構成された本実施形態の部品実装装置10の動作について説明する。図3は、制御装置30により実行される部品実装処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、フィーダごとに実行される。すなわち、同一のフィーダから供給された部品に対しては、同一の部品実装処理が実行され、別のフィーダから供給される部品に対しては、別の部品実装処理が実行される。
部品実装処理が実行されると、制御装置30のCPU31は、まず、吸着ノズル25を目標吸着位置(Xp,Yp)の上方に移動させると共に下降させて当該吸着ノズル25に部品Pが吸着されるよう移動機構23とヘッド24とを制御する(ステップS100)。ここで、目標吸着位置(Xp,Yp)は、フィーダごとに定められている。次に、CPU31は、吸着ノズル25に吸着させた部品Pがパーツカメラ26の上方へ移動するよう移動機構23を制御すると共に当該部品Pが撮像されるようパーツカメラ26を制御する(ステップS110)。続いて、CPU31は、得られた撮像画像を処理して実際の吸着位置を認識し、認識した実際の吸着位置と理想位置との間のX軸方向およびY軸方向における位置ずれ量ΔXc(i),ΔYc(i)を取得する(ステップS120)。なお、iは、同一のフィーダから吸着した部品Pの吸着回数を示す。したがって、ΔXc(i),ΔYc(i)は、同一フィーダからi回目に吸着した部品Pの位置ずれ量を意味する。次に、CPU31は、吸着ノズル25に吸着させた部品Pの目標実装位置(X*,Y*)を位置ずれ量ΔXc(i),ΔYc(i)の分だけ同方向にオフセットすることにより目標実装位置(X*,Y*)を補正する(ステップS130)。そして、CPU31は、吸着ノズル25に吸着させた部品Pを補正後の目標実装位置(X*,Y*)の上方に移動させると共に下降させて当該部品Pが基板Sに実装されるよう移動機構23とヘッド24とを制御する(ステップS140)。図4に示すように、部品供給装置21により供給された部品Pは、部品供給位置(Xp,Yp)にて吸着され、パーツカメラ26の上方で撮像された後、基板S上の目標実装位置(X*,Y*)まで搬送させられて実装させられる。
次に、CPU31は、ステップS100で用いる目標吸着位置(Xp,Yp)を更新する目標吸着位置更新処理を実行する(ステップS150)。以下、目標吸着位置更新処理の詳細について説明する。図5は、目標吸着位置更新処理の一例を示すフローチャートである。この目標吸着位置更新処理では、CPU31は、まず、ステップS120で取得したX軸方向の位置ずれ量ΔXc(i)に係数kを乗じてマイナスの符号を付したものをX軸方向の目標吸着位置Xpの補正量ΔXp(i)として設定する(ステップS200)。ここで、係数kは、値1に定められてもよいし、値0よりも大きく且つ値1よりも小さい値に定められてもよい。続いて、CPU31は、X軸方向の補正量Xpが予め定められたリミット(−ΔXlim)以上であるか否か(ステップS210)、X軸方向の補正量ΔXp(i)がリミットΔXlim以下であるか否かを判定する(ステップS220)。ここで、リミットΔXlim,−ΔXlimは、X軸方向(右方向と左方向)の補正量の許容限界値である。CPU31は、補正量ΔXp(i)がリミットΔ(−Xlim)以上であり且つリミットΔXlim以下であると判定すると、同一のフィーダから次に吸着する部品PのX軸方向の目標吸着位置Xpを、今回吸着した部品Pの位置ずれ量ΔXc(i)に応じた補正量ΔXpの分だけオフセットした値に更新する(ステップS230)。これにより、部品実装装置10は、次に吸着する部品PのX軸方向の吸着位置を理想位置に近づけることができる。
CPU31は、ステップS220においてX軸方向の補正量ΔXp(i)がリミットΔXlimよりも大きいと判定すると、リミット到達回数Nxを値1だけインクリメントし(ステップS240)、同一フィーダからの部品Pの吸着回数iがm回よりも多いか否かを判定する(ステップS250)。ここで、m回は、吸着ノズル25による部品Pの吸着が安定するのに要する回数であり、後述するn回(例えば3回)よりも多い回数に定められている。CPU31は、吸着回数iがm回よりも多いと判定すると、同一のフィーダから次に吸着する部品PのX軸方向の目標吸着位置Xpを、n(<m)回前に吸着した部品Pの位置ずれ量ΔXc(i−n)に応じた補正量ΔXp(i−n)の分だけオフセットした値に更新する(ステップS260)。一方、CPU31は、吸着回数iがm回よりも多くない、即ちm回以下であると判定すると、目標吸着位置XpをリミットΔXlimに相当する補正量の分だけオフセットした値に更新する(ステップS270)。
CPU31は、ステップS210においてX軸方向の補正量ΔXp(i)がリミット(−ΔXlim)よりも小さいと判定すると、リミット到達回数Nxを値1だけインクリメントし(ステップS280)、吸着回数iがm回よりも多いか否かを判定する(ステップS290)。CPU31は、吸着回数iがm回よりも多いと判定すると、同一のフィーダから次に吸着する部品PのX軸方向の目標吸着位置Xpを、n回前に吸着した部品Pの位置ずれ量ΔXc(i−n)に応じた補正量ΔXp(i−n)の分だけオフセットした値に更新する(ステップS300)。一方、CPU31は、吸着回数iがm回よりも多くない、即ちm回以下であると判定すると、目標吸着位置Xpをリミット(−ΔXlim)に相当する補正量の分だけオフセットした値に更新する(ステップS310)。
次に、CPU31は、ステップS120で取得したY軸方向の位置ずれ量ΔYc(i)に係数kを乗じてマイナスの符号を付したものをY軸方向の目標吸着位置Ypの補正量ΔYp(i)として設定する(ステップS320)。続いて、CPU31は、Y軸方向の補正量ΔYpが予め定められたリミット(−ΔYlim)以上であるか否か(ステップS330)、Y軸方向の補正量ΔYp(i)がリミットΔYlim以下であるか否かを判定する(ステップS340)。ここで、リミットΔYlim,−ΔYlimは、Y軸方向(前方向と後方向)の補正量の許容限界値である。CPU31は、補正量ΔYp(i)がリミット(−ΔYlim)以上であり且つリミットΔYlim以下であると判定すると、同一のフィーダから次に吸着する部品PのY軸方向の目標吸着位置Ypを、今回吸着した部品Pの位置ずれ量ΔYc(i)に応じた補正量ΔYp(i)の分だけオフセットした値に更新して(ステップS350)、目標吸着位置更新処理を終了する。これにより、部品実装装置10は、次に吸着する部品PのY軸方向の吸着位置を理想位置に近づけることができる。
CPU31は、ステップS340においてY軸方向の補正量ΔYp(i)がリミットΔYlimよりも大きいと判定すると、リミット到達回数Nyを値1だけインクリメントし(ステップS360)、同一フィーダからの部品Pの吸着回数iがm回よりも多いか否かを判定する(ステップS370)。CPU31は、吸着回数iがm回よりも多いと判定すると、同一のフィーダから次に吸着する部品PのY軸方向の目標吸着位置Ypを、n回前に吸着した部品Pの位置ずれ量ΔYc(i−n)に応じた補正量ΔYp(i−n)の分だけオフセットした値に更新して(ステップS380)、目標吸着位置更新処理を終了する。一方、CPU31は、吸着回数iがm回よりも多くない、即ちm回以下であると判定すると、目標吸着位置YpをリミットΔYlimに相当する補正量の分だけオフセットした値に更新して(ステップS390)、目標吸着位置更新処理を終了する。
CPU31は、ステップS330においてY軸方向の補正量ΔYp(i)がリミット(−ΔYlim)よりも小さいと判定すると、リミット到達回数Nyを値1だけインクリメントし(ステップS400)、吸着回数iがm回よりも多いか否かを判定する(ステップS410)。CPU31は、吸着回数iがm回よりも多いと判定すると、同一のフィーダから次に吸着する部品PのY軸方向の目標吸着位置Ypを、n回前に吸着した部品Pの位置ずれ量ΔYc(i−n)に応じた補正量ΔYp(i−n)の分だけオフセットした値に更新して(ステップS420)、目標吸着位置更新処理を終了する。一方、CPU31は、吸着回数iがm回よりも多くない、即ちm回以下であると判定すると、目標吸着位置Ypをリミット(−ΔYlim)に相当する補正量の分だけオフセットした値に更新して(ステップS430)、目標吸着位置更新処理を終了する。
部品実装処理に戻って、CPU31は、こうしてステップS150の目標吸着位置更新処理を実行すると、リミット到達回数Nxおよびリミット到達回数Nyのいずれかが閾値Nref(例えば3回や4回)に達したか否かを判定する(ステップS160)。CPU31は、リミット到達回数Nxおよびリミット到達回数Nyのいずれもが閾値Nrefに達していないと判定すると、iを値1だけインクリメントし(ステップS170)、ステップS100に戻って吸着処理を繰り返す。一方、CPU31は、リミット到達回数Nxおよびリミット到達回数Nyのいずれかが閾値Nrefに達したと判定すると、対象のフィーダからの部品の吸着処理を中止して(ステップS180)、部品実装処理を終了する。
部品Pの位置ずれは、上述したように、吸着ノズル25に吸着された部品Pをパーツカメラ26の上方へ移動させて当該部品Pを撮像することにより撮像画像に基づいて認識される。このとき、吸着ノズル25に吸着された部品Pは、フィーダの部品供給位置からパーツカメラ26上方の撮像位置へ移動させられる際の加速度や振動によりその吸着位置がずれてしまう場合があった。この場合、撮像画像に基づいて吸着時とは異なる部品Pの位置ずれが認識され、当該位置ずれに基づいて次に吸着する部品Pの目標吸着位置(Xp,Yp)が算出される結果、部品Pの吸着精度が悪化してしまう。例えば、図6に示すように、部品Pは、何らかの原因により吸着ノズル25が上面右端で吸着されると、搬送時の加速度や振動によって吸着ノズル25の先端を中心として吸着ノズル25の軸回りに回転し、上面左端で吸着された姿勢となる場合がある(図6(a)〜(c)参照)。この場合、吸着時の姿勢とは異なる部品Pの姿勢により位置ずれが認識される。そして、認識された位置ずれに基づいて次に吸着する部品Pの目標吸着位置(Xp,Yp)が更新される結果、次の部品Pは、今回の部品Pよりも大きく左方向にずれた位置で吸着されてしまう(図6(d)参照)。この結果、吸着不良や実装不良を招く。ここで、比較例の部品実装装置は、図7に示すように、補正量に上限(リミット)を設け、今回吸着した部品Pの位置ずれ量に応じた補正量がリミットに到達すると、以降の部品Pの目標吸着位置をリミットに相当する補正量で補正した位置に固定する。しかし、比較例の部品実装機では、図7に示すように、吸着精度(位置ずれ量ΔXc)が不安定な状態がキープされるだけで、吸着精度が良好な状態に戻るチャンスがない。これに対して、本実施形態の部品実装装置10は、今回吸着した部品Pの位置ずれΔXc(i),ΔYc(i)に応じた補正量ΔXp(i),ΔYp(i)がリミットに到達すると、n回前に吸着した部品Pの位置ずれΔXc(i−n),ΔYc(i−n)に応じた補正量ΔXp(i−n),ΔYp(i−n)により次に吸着する部品Pの目標吸着位置(Xp,Yp)を更新する。これにより、本実施形態の部品実装装置10では、図8に示すように、位置ずれ量が大きく変動し、補正量が繰り返しリミットに到達する場合も考えられるが、図9に示すように、吸着精度が良好な状態に戻ることもある。この結果、本実施形態の部品実装装置10は、吸着時とは異なる部品の姿勢で認識された位置ずれ量による吸着精度の悪化を抑制することが可能となる。また、本実施形態の部品実装装置10は、補正量ΔXp,ΔYpがリミットに到達した回数(リミット到達回数Nx,Ny)が閾値Nrefに達すると、以降の吸着処理を中止する。これにより、吸着精度が改善する見込みがない状態で、吸着処理が繰り返され、吸着不良や実装不良が頻発するのを抑制することができる。
ここで、実施形態の主要な要素と請求の範囲に記載した本開示の主要な要素との対応関係について説明する。即ち、本実施形態の部品供給装置21が本開示の部品供給装置に相当し、吸着ノズル25が吸着ノズルに相当し、移動機構23や昇降装置が移動装置に相当し、パーツカメラ26が撮像装置に相当し、制御装置30が制御装置に相当する。
なお、本開示は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本開示の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、部品実装装置10の制御装置30は、今回吸着した部品Pの位置ずれΔXc(i),ΔYc(i)に応じた補正量ΔXp(i),ΔYp(i)がリミットに到達すると、n回前に吸着した部品Pの位置ずれΔXc(i−n),ΔYc(i−n)に応じた補正量ΔXp(i−n),ΔYp(i−n)に基づいて次に吸着する部品Pの目標吸着位置(Xp,Yp)を更新した。しかし、制御装置30は、以下の処理により目標吸着位置(Xp,Yp)を更新してもよい。図10は、変形例の目標吸着位置更新処理を示すフローチャートである。変形例の目標吸着位置更新処理の各処理のうち、図5に示す実施形態の目標吸着位置更新処理と同一の処理については、同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
変形例の目標吸着位置更新処理では、CPU31は、ステップS220で今回吸着した部品Pの位置ずれ量ΔXc(i)がリミットΔXlimよりも大きいと判定し、ステップS240でリミット到達回数Nxをインクリメントすると、今回吸着した部品Pの位置ずれ量ΔXc(i)に応じた補正量ΔXp(i)から前回吸着した部品Pの位置ずれ量ΔXc(i−1)に応じた補正量ΔXp(i−1)を減じた変化量が閾値Aよりも大きいか否かを判定する(ステップS250B)。ステップS250Bの処理は、補正量ΔXpが急増してリミットΔXlimに到達したかを判定する処理である。CPU31は、上記変化量が閾値Aよりも大きいと判定すると、目標吸着位置Xpを前回吸着した部品Pの位置ずれ量ΔXc(i−1)に応じた補正量ΔXp(i−1)の分だけオフセットした値に更新する(ステップS260B)。一方、CPU31は、上記変化量が閾値A以下であると判定すると、目標吸着位置XpをリミットΔXlimに相当する補正量の分だけオフセットした値に更新する(ステップS270)。
CPU31は、ステップS210で今回吸着した部品Pの位置ずれ量ΔXc(i)に応じた補正量ΔXp(i)がリミット(−ΔXlim)よりも小さいと判定し、ステップS280でリミット到達回数Nxをインクリメントすると、前回吸着した部品Pの位置ずれ量ΔXc(i−1)に応じた補正量ΔXp(i−1)から今回吸着した部品Pの位置ずれ量ΔXc(i)に応じた補正量ΔXp(i)を減じた変化量が閾値Aよりも大きいか否かを判定する(ステップS290B)。ステップS290Bの処理は、補正量ΔXpが急減してリミット(−ΔXlim)に到達したかを判定する処理である。CPU31は、上記変化量が閾値Aよりも大きいと判定すると、目標吸着位置Xpを前回吸着した部品Pの位置ずれ量ΔXc(i−1)に応じた補正量ΔXp(i−1)の分だけオフセットした値に更新する(ステップS300B)。一方、CPU31は、上記変化量が閾値A以下であると判定すると、目標吸着位置Xpをリミット(−ΔXlim)に相当する補正量の分だけオフセットした値に更新する(ステップS310)。
CPU31は、ステップS340で今回吸着した部品Pの位置ずれ量ΔYc(i)がリミットΔYlimよりも大きいと判定し、ステップS360でリミット到達回数Nyをインクリメントすると、今回吸着した部品Pの位置ずれ量ΔYc(i)に応じた補正量ΔYp(i)から前回吸着した部品Pの位置ずれ量ΔYc(i−1)に応じた補正量ΔYp(i−1)を減じた変化量が閾値Bよりも大きいか否かを判定する(ステップS370B)。ステップS370Bの処理は、補正量ΔYpが急増してリミットΔYlimに到達したかを判定する処理である。CPU31は、上記変化量が閾値Bよりも大きいと判定すると、目標吸着位置Ypを前回吸着した部品Pの位置ずれ量ΔYp(i−1)に応じた補正量ΔYp(i−1)の分だけオフセットした値に更新する(ステップS380B)。一方、CPU31は、上記変化量が閾値B以下であると判定すると、目標吸着位置YpをリミットΔYlimに相当する補正量の分だけオフセットした値に更新する(ステップS390)。
CPU31は、ステップS330で今回吸着した部品Pの位置ずれ量ΔYc(i)に応じた補正量ΔYp(i)がリミット(−ΔYlim)よりも小さいと判定し、ステップS400でリミット到達回数Nyをインクリメントすると、前回吸着した部品Pの位置ずれ量ΔYc(i−1)に応じた補正量ΔYp(i−1)から今回吸着した部品Pの位置ずれ量ΔYc(i)に応じた補正量ΔXp(i)を減じた変化量が閾値Bよりも大きいか否かを判定する(ステップS410B)。ステップS410Bの処理は、補正量ΔYpが急減してリミット(−ΔYlim)に到達したかを判定する処理である。CPU31は、上記変化量が閾値Bよりも大きいと判定すると、目標吸着位置Ypを前回吸着した部品Pの位置ずれ量ΔYc(i−1)に応じた補正量ΔYp(i−1)の分だけオフセットした値に更新する(ステップS420B)。一方、CPU31は、上記変化量が閾値B以下であると判定すると、目標吸着位置Ypをリミット(−ΔYlim)に相当する補正量の分だけオフセットした値に更新する(ステップS430)。
こうした変形例の目標吸着位置更新処理では、CPU31は、補正量が急変してリミットに到達した場合は、目標吸着位置を前回吸着した部品Pの位置ずれ量に応じた補正量の分だけオフセットした値に更新する。これにより、変形例の部品実装装置は、図6に示すように、部品Pの姿勢が吸着時と撮像時とで異なることに起因して、位置ずれ量が大きく変化した状態が生じても、目標吸着位置に与える影響をなくすことができ、吸着精度の悪化を抑制することができる。
上述した実施形態では、CPU31は、今回吸着した部品Pの位置ずれ量に応じた補正量がリミットに到達した場合、目標吸着位置を所定回前に吸着した部品Pの位置ずれ量に応じた補正量の分だけオフセットした値に更新した。しかし、CPU31は、補正量がリミットに到達した場合、目標吸着位置をリミットよりも少ない補正量により更新するものであればよい。
上述した実施形態では、移動機構23は、ヘッド24をXY方向に移動させるものとした。しかし、移動機構は、部品供給装置21に対して相対移動可能なものであればよく、部品供給装置21をXY方向に移動させるものとしてもよい。
以上説明したように、本開示の部品実装装置は、部品供給装置(12)により供給された部品(P)を吸着して対象物(S)に実装する部品実装装置(10)であって、前記部品(P)を吸着する吸着ノズル(25)と、前記吸着ノズル(25)を前記部品供給装置(12)に対して相対移動させる移動装置(23)と、前記吸着ノズル(25)に吸着された部品(P)を撮像する撮像装置(26)と、前記部品供給装置(12)により供給された部品(P)が目標吸着位置で前記吸着ノズル(25)に吸着されるよう前記移動装置(23)を制御する吸着制御と、前記吸着ノズル(25)に吸着された部品が所定の撮像位置で撮像されるよう前記移動装置(23)と前記撮像装置(26)とを制御し該部品(P)の撮像画像に基づいて認識される該部品(P)の位置ずれ量に応じた補正量がリミットに達していない場合には該補正量により前記目標吸着位置を更新し、前記位置ずれ量に応じた補正量が前記リミットに達している場合には該リミットよりも少ない補正量により前記目標吸着位置を更新する目標吸着位置更新処理と、を実行する制御装置(30)と、を備えることを要旨とする。
この本開示の部品実装装置の制御装置は、部品供給装置により供給された部品が目標吸着位置で吸着ノズルに吸着されるよう制御する吸着制御と、その目標吸着位置を更新する目標吸着位置更新処理とを実行する。目標吸着位置更新処理は、吸着ノズルに吸着された部品を所定の撮像位置で撮像し、その部品の撮像画像に基づいて認識される部品の位置ずれ量に応じた補正量がリミットに達していない場合には、その補正量により目標吸着位置を更新する。一方、位置ずれ量に応じた補正量がリミットに達した場合には、リミットよりも少ない補正量により目標吸着位置を更新する。本開示の部品実装装置は、吸着ノズルに吸着された部品を撮像位置へ移動させる際に何らかの原因により部品の位置がずれると、その状態で撮像された撮像画像に基づいて吸着時とは異なる位置ずれ量が認識される場合がある。そこで、本開示の部品実装装置は、部品の位置ずれ量に応じて導出される目標吸着位置の補正量がリミットに達した場合に、リミットよりも少ない補正量により目標吸着位置を更新して次の吸着制御を実行することで、吸着時とは異なる姿勢で認識された部品の位置ずれ量による目標吸着位置への影響を小さくすることができる。この結果、吸着時とは異なる部品の姿勢で部品の位置ずれ量が認識された場合でも、それによる吸着精度の悪化を抑制することが可能となる。
こうした本開示の部品実装装置において、前記制御装置(30)は、前記目標吸着位置更新処理を第1所定回数よりも多い第2所定回数以上実行すると共に今回の前記目標吸着位置更新処理において認識される位置ずれ量に応じた補正量が前記リミットに達している場合には、前記第1所定回数前に実行した前記目標吸着位置更新処理において認識された位置ずれ量に応じた補正量により前記目標吸着位置を更新するものとしてもよい。こうすれば、部品の姿勢が吸着時と撮像時とで異なり、吸着時とは異なる位置ずれが認識されても、目標吸着位置に与える影響を小さくすることができ、吸着精度の悪化を抑制することができる。ここで、「第2所定回数」は、吸着ノズルによる部品の吸着が安定するのに要する回数であるものとすることができる。
また、本開示の部品実装装置において、前記制御装置(30)は、今回の前記目標吸着位置更新処理において認識される位置ずれ量に応じた補正量が前記リミットに達し且つ今回の前記目標吸着位置更新処理において認識される位置ずれ量に応じた補正量が前回の前記目標吸着位置更新処理において認識された位置ずれ量に応じた補正量に対して所定量以上変化している場合には、前回の前記目標吸着位置更新処理において認識された位置ずれ量に応じた補正量により前記目標吸着位置を更新するものとしてもよい。こうすれば、部品の姿勢が吸着時と撮像時とで異なることに起因して、位置ずれ量が大きく変化した状態が生じても、目標吸着位置に与える影響を小さくすることができ、吸着精度の悪化を抑制することができる。
さらに、本開示の部品実装装置において、前記制御装置(30)は、前記位置ずれ量に応じた補正量が前記リミットに達したと判定した前記目標吸着位置更新処理の実行回数が所定回数に達すると、以降の前記吸着制御の実行を中止するものとしてもよい。こうすれば、吸着精度が改善する見込みがない状態で、吸着処理が繰り返され、吸着不良や実装不良が頻発するのを抑制することができる。
本開示は、部品実装装置の製造産業などに利用可能である。
10 部品実装装置、11 基台、12 筐体、21 部品供給装置、22 基板搬送装置、23 移動機構、24 ヘッド、25 吸着ノズル、26 パーツカメラ、27 マークカメラ、28 ノズルストッカ、30 制御装置、31 CPU、32 ROM、33 HDD、34 RAM、35 入出力インタフェース、36 バス、40 管理装置、41 CPU、42 ROM、43 HDD、44 RAM、45 入出力インタフェース、46 バス、47 入力デバイス、48 ディスプレイ、P 部品、S 基板。

Claims (5)

  1. 部品供給装置により供給された部品を吸着して対象物に実装する部品実装装置であって、
    前記部品を吸着する吸着ノズルと、
    前記吸着ノズルを前記部品供給装置に対して相対移動させる移動装置と、
    前記吸着ノズルに吸着された部品を撮像する撮像装置と、
    前記部品供給装置により供給された部品が目標吸着位置で前記吸着ノズルに吸着されるよう前記移動装置を制御する吸着制御と、前記吸着ノズルに吸着された部品が所定の撮像位置で撮像されるよう前記移動装置と前記撮像装置とを制御し該部品の撮像画像に基づいて認識される該部品の位置ずれ量に応じた補正量がリミットに達していない場合には該補正量により前記目標吸着位置を更新し、前記位置ずれ量に応じた補正量が前記リミットに達している場合には該リミットよりも少ない補正量により前記目標吸着位置を更新する目標吸着位置更新処理と、を実行する制御装置と、
    を備える部品実装装置。
  2. 請求項1に記載の部品実装装置であって、
    前記制御装置は、前記目標吸着位置更新処理を第1所定回数よりも多い第2所定回数以上実行すると共に今回の前記目標吸着位置更新処理において認識される位置ずれ量に応じた補正量が前記リミットに達している場合には、前記第1所定回数前に実行した前記目標吸着位置更新処理において認識された位置ずれ量に応じた補正量により前記目標吸着位置を更新する、
    部品実装装置。
  3. 請求項1または2に記載の部品実装装置であって、
    前記制御装置は、今回の前記目標吸着位置更新処理において認識される位置ずれ量に応じた補正量が前記リミットに達し且つ今回の前記目標吸着位置更新処理において認識される位置ずれ量に応じた補正量が前回の前記目標吸着位置更新処理において認識された位置ずれ量に応じた補正量に対して所定量以上変化している場合には、前回の前記目標吸着位置更新処理において認識された位置ずれ量に応じた補正量により前記目標吸着位置を更新する、
    部品実装装置。
  4. 請求項1ないし3いずれか1項に記載の部品実装装置であって、
    前記制御装置は、前記位置ずれ量に応じた補正量が前記リミットに達したと判定した前記目標吸着位置更新処理の実行回数が所定回数に達すると、以降の前記吸着制御の実行を中止する、
    部品実装装置。
  5. 請求項1ないし4いずれか1項に記載の部品実装装置であって、
    前記制御装置は、前記吸着制御と前記目標吸着位置更新処理とを繰り返し実行する、
    部品実装装置。
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