JPWO2020085314A1 - クレーン装置、掛数判定方法及びプログラム - Google Patents

クレーン装置、掛数判定方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

部品点数を増加することなく、実際のロープの掛数とオペレータによって設定されたロープの設定掛数とが一致しているか否かを判定することのできるクレーン装置、掛数判定方法及びプログラムを提供する。クレーン装置は、ブームの先端部とフックブロックとの間におけるロープの掛数を複数種類設定可能であって、ロープが巻き掛けられたウインチから繰り出されたロープの繰出し長さを検出する繰出長検出部と、ブームの起伏角度を検出するブーム角度検出部と、地切り状態における、繰出し長さ、起伏角度、及びブームのブーム長さに基づいて、ロープの掛数の適否を判定するための情報を算出する掛数判定部と、を備える。

Description

本発明は、ブームの先端部とフックブロックの間におけるロープの掛数を変更可能なクレーン装置、掛数判定方法及びプログラムに関するものである。
従来、ブームの先端部とフックブロックの間におけるロープの掛数を変更可能なクレーン装置が知られている。前記クレーン装置は、ブームの先端部に定格荷重以上の荷重が作用することのないように、クレーン装置の動作を制限するための過負荷防止装置を備えている。過負荷防止装置は、オペレータによって設定された掛数に基づいて定格荷重を算出し、定格荷重を超えることがないようにクレーン装置の動作を制御するようになっている。
過負荷防止装置を備えたクレーン装置では、実際のロープの掛数に対して過負荷防止装置に設定されたロープの掛数が大きい場合に、実際の定格荷重よりも大きな荷重がロープに作用しても過負荷防止装置によってクレーン装置の動作は制限されないため、ロープが損傷したり破断したりするおそれがある。また、前記クレーン装置では、実際のロープの掛数に対して過負荷防止装置に設定されたロープの掛数が小さい場合に、フックブロックを上昇させる動作の際に過巻状態が生じやすく、フックブロックを下降させる動作の際にウインチドラムにおいてロープの逆巻が生じるおそれがある。
そこで、過負荷防止装置を備えたクレーン装置では、実際のロープの掛数と過負荷防止装置に設定されたロープの掛数が一致しているか否かを判定するものが考えられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−107745号公報
特許文献1等に開示のクレーン装置では、実際のロープの掛数を取得するために、一対のリミットスイッチが互いに所定距離をおいて設けられており、フックブロックによって一方のリミットスイッチが操作されてから他方のリミットスイッチが操作されるまでの経過時間に基づいてロープの掛数が算出される。このため、専用のリミットスイッチが必要となるため、クレーン装置の製造コストが高くなる可能性がある。
本発明の目的は、部品点数を増加することなく、実際のロープの掛数とオペレータによって設定されたロープの掛数とが一致しているか否かを判定することのできるクレーン装置、掛数判定方法及びプログラムを提供することである。
本発明に係るクレーン装置は、
ブームの先端部とフックブロックとの間におけるロープの掛数を複数種類設定可能なクレーン装置であって、
前記ロープが巻き掛けられたウインチから繰り出された前記ロープの繰出し長さを検出する繰出長検出部と、
前記ブームの起伏角度を検出するブーム角度検出部と、
地切り状態における、前記繰出し長さ、前記起伏角度、及び前記ブームのブーム長さに基づいて、前記ロープの掛数の適否を判定するための情報を算出する掛数判定部と、
を備える。
本発明に係る掛数判定方法は、
ブームの先端部とフックブロックとの間におけるロープの掛数を複数種類設定可能なクレーン装置における前記ロープの掛数を判定する方法であって、
前記ロープが巻き掛けられたウインチから繰り出された前記ロープの繰出し長さを取得する工程と、
前記ブームの起伏角度を取得する工程と、
前記ブームのブーム長さを取得する工程と、
地切り状態における、前記繰出し長さ、前記起伏角度、及び前記ブーム長さに基づいて、前記ロープの掛数の適否を判定するための情報を算出する工程と、
を備える。
本発明に係るプログラムは、
ブームの先端部とフックブロックとの間におけるロープの掛数を複数種類設定可能なクレーン装置のコンピューターに、
前記ロープが巻き掛けられたウインチから繰り出された前記ロープの繰出し長さを取得する処理と、
前記ブームの起伏角度を取得する処理と、
前記ブームのブーム長さを取得する処理と、
地切り状態における、前記繰出し長さ、前記起伏角度、及び前記ブーム長さに基づいて、前記ロープの掛数の適否を判定するための情報を算出する処理と、
を実行させる。
本発明によれば、部品点数を増加することなく、従来のクレーン装置が有する機器によって、実際のロープの掛数と掛数記憶部に記憶されたロープの掛数とが一致するか否かが判定可能となるので、製造コストの上昇を抑制することが可能となる。
図1は、本発明の一実施形態を示す移動式クレーンの側面図である。 図2は、制御系を示すブロック図である。 図3は、ブームヘッドとフックブロックとの間のロープの掛数について説明するための概略図である。 図4は、掛数判定処理を示すフローチャートである。 図5は、掛数の判定について説明するための図である。
図1乃至図5は、本発明の一実施形態を示すものである。本実施の形態では、移動式クレーン1のクレーン装置20に、本発明が適用されている。
移動式クレーン1は、図1に示すように、一般の道路や作業エリア内を走行するための車体10と、クレーン作業を行うためのクレーン装置20と、車体10の走行及びクレーン装置20によるクレーン作業の操作を行うためのキャブ30と、を備えている。クレーン装置20及びキャブ30は、車体10に対して水平方向に旋回可能な旋回台40に支持され、旋回台40の幅方向一方にクレーン装置20が配置され、幅方向他方にキャブ30が配置されている。
車体10は、前側及び後側の幅方向両側に設けられた車輪11と、前側の車輪11の前方及び後側の車輪11の後方に設けられたアウトリガ12と、を備えている。車体10は、エンジンの駆動力によって走行する。
クレーン装置20は、車体10に対して起伏自在且つ伸縮自在に構成された伸縮ブーム21と、伸縮ブーム21に沿って延びると共に伸縮ブーム21の先端部から垂下されるロープ22と、ロープ22の巻き取り及び繰り出しを行うウインチ23と、伸縮ブーム21の先端部から垂下されたロープ22に係止されるフックブロック24と、を有している。
伸縮ブーム21は、筒状に形成された複数のブーム部材からなり、テレスコピック式の伸縮機構を有している。伸縮ブーム21は、油圧式の図示しない伸縮シリンダによって伸縮動作を行う。また、伸縮ブーム21は、基端部が旋回台40に上下方向に揺動自在に連結されている。伸縮ブーム21の伸長方向の略中央部と旋回台40との間には、油圧式の起伏シリンダ21aが連結されており、起伏シリンダ21aの伸縮動作によって伸縮ブーム21が起伏動作を行う。
また、伸縮ブーム21の先端部には、ブームヘッド21bが設けられている。伸縮ブーム21の伸縮方向を水平方向に向けた状態におけるブームヘッド21bの上側には、伸縮ブーム21の上面に沿って延びるロープ22を下方に向けて案内するためのガイドシーブ21cが設けられている。また、ブームヘッド21bの下側には、ブームヘッド21bとフックブロック24との間でロープ22を掛け回すための一または複数のトップシーブ21dが回転軸をブームヘッド21bの幅方向に向けて配置されている。
ロープ22は、硬鋼線を撚って構成した複数のストランドを撚り合わせたワイヤロープ、または、合成繊維からなる合成繊維ロープである。
ウインチ23は、旋回台40における伸縮ブーム21の基端部に隣接する位置に設けられている。ウインチ23は、ロープ22が巻き掛けられるウインチドラム23aと、ウインチドラム23aを回転させるための油圧式の図示しないウインチモータと、を有している。ウインチモータの回転軸の駆動方向を切り替えることによって、ウインチドラム23aにおけるロープ22の巻き取り動作と繰出し動作とが切り替えられる。
フックブロック24は、一対の側板24aと、一対の側板24aの下部に設けられたフック24bと、一対の側板24aの間に支軸を介して回転自在に支持された一または複数のフックシーブ24cと、を有している。
旋回台40は、ボールベアリング式またはローラベアリング式の旋回サークルを介して車体10に対して旋回自在に設けられ、油圧式の図示しない旋回モータによって旋回する。
ここで、クレーン装置20を駆動させるための伸縮シリンダ、起伏シリンダ21a、ウインチモータ、旋回モータ等のアクチュエータは、エンジンの動力によって駆動する図示しない油圧ポンプから吐出される作動油によって駆動する。エンジンの駆動力は、PTO(パワーテイクオフ)機構を介して油圧ポンプに伝達される。
また、移動式クレーン1は、車体10の走行やクレーン装置20の動作を制御するためのコントローラ50を備えている。コントローラ50は、ロープ22の掛数の適否を判定するための情報を算出する掛数判定部として機能する。
コントローラ50は、CPU、ROM、RAM等を有している。コントローラ50において、CPUは、入力側に接続された装置から入力信号を受信すると、入力信号に基づいてROMに記憶されたプログラムを読み出すとともに、入力信号によって検出された状態をRAMに記憶したり、出力側に接続された装置に出力信号を送信したりする。
コントローラ50の入力側には、図2に示すように、設定入力部51、ブーム長センサ52、ブーム角度センサ53、ロープ繰出長センサ54、荷重検出センサ55、及びPTOスイッチ56等が接続されている。設定入力部51は、オペレータがクレーン装置20の動作時における設定の入力を行うための入力装置である。ブーム長センサ52は、伸縮ブーム21の伸縮長さLbを検出するためのブーム長検出部である。ブーム角度センサ53は、伸縮ブーム21の起伏角度θを検出するためのブーム角度検出部である。ロープ繰出長センサ54は、ウインチドラム23aから繰り出されるロープ22の繰出し長さLrを検出するための繰出長検出部である。荷重検出センサ55は、フックブロック24及び荷物等の伸縮ブーム21の先端部に作用する荷重Wを検出するための荷重検出部である。PTOスイッチ56は、エンジンの駆動力を油圧ポンプに伝達している状態(オン)と伝達が遮断されている状態(オフ)とにPTO機構を切り替える。
コントローラ50の出力側には、図2に示すように、表示部57及びスピーカ58が接続されている。表示部57及びスピーカ58は、キャブ30内のオペレータに対して、ロープ22の掛数の適否を含むクレーン装置20の状態を報知するための報知部として機能する。
設定入力部51は、例えば、液晶パネル等、表示部57の機能と入力装置としての機能を有するタッチパネルである。設定入力部51は、伸縮ブーム21のブームヘッド21bとフックブロック24との間に巻き掛けられるロープ22の設定掛数Rを設定する際にオペレータによって操作される。設定入力部51によって設定された設定掛数Rに関する情報は、コントローラ50の記憶部50aに記憶される。
ブーム長センサ52は、例えば、伸縮ブーム21の基端側に設けられ、繰出されるコードの先端部が最先端側のブーム部材に連結されたコードリールと、コードリールの回転軸に連結されたロータリエンコーダと、を有している。ブーム長センサ52は、ロータリエンコーダの回転数の検出結果に基づいて伸縮ブーム21のブーム長Lbを取得する。
ブーム角度センサ53は、例えば、伸縮ブーム21の最基端側のブーム部材の側面に取り付けられたポテンショメータを有している。ブーム角度センサ53は、ポテンショメータの検出結果に基づいて、伸縮ブーム21の起伏角度θを取得する。
ロープ繰出長センサ54は、例えば、ウインチ23のウインチドラム23aの回転数を検出するためのロータリエンコーダを有する。ロープ繰出長センサ54は、ロータリエンコーダの回転数の検出結果に基づいてウインチ23から繰り出されたロープ22の繰出し長さLrを取得する。
荷重検出センサ55は、例えば、起伏シリンダ21a内の圧力を検出するための圧力センサを有する。荷重検出センサ55は、圧力センサの検出圧力に基づいて伸縮ブーム21の先端部に作用する荷重を取得する。
以上のように構成された移動式クレーン1では、ブームヘッド21bとフックブロック24との間におけるロープ22の巻き掛け方(掛数)によって、ロープ22の巻取り/繰出し速度に対するフックブロック24の移動速度、ロープ22の巻取り/繰出し量に対するフックブロック24の移動量、フックブロック24及び荷物を持ち上げるために必要なロープ22の引張力、が変化する。
例えば、トップシーブ21dから下方に延びるロープ22を、フックシーブ24cで折り返してブームヘッド21bに端部を固定する場合、すなわちロープ22の掛数が2本の場合には、ロープ22の巻取り/繰出し速度に対するフックブロック24の移動速度、ロープ22の巻取り/繰出し量に対するフックブロック24の移動量、フックブロック24及び荷物を持ち上げるために必要なロープ22の引張力のそれぞれが、掛数が1本の場合と比較して2分の1となる。
また、トップシーブ21dから下方に延びるロープ22を、フックシーブ24c、トップシーブ21dの順に折り返してフックブロック24に端部を固定する場合、すなわちロープ22の掛数が3本の場合には、ロープ22の巻取り/繰出し速度に対するフックブロック24の移動速度、ロープ22の巻取り/繰出し量に対するフックブロック24の移動量、フックブロック24及び荷物を持ち上げるために必要なロープ22の引張力のそれぞれが、掛数が1本の場合と比較して3分の1となる。
また、トップシーブ21dから下方に延びるロープ22を、図3に示すように、フックシーブ24c、トップシーブ21d、フックシーブ24cの順に折り返してブームヘッド21bに端部を固定する場合、すなわちロープ22の掛数が4本の場合には、ロープ22の巻取り/繰出し速度に対するフックブロック24の移動速度、ロープ22の巻取り/繰出し量に対するフックブロック24の移動量、フックブロック24及び荷物を持ち上げるために必要なロープ22の引張力のそれぞれが、掛数が1本の場合と比較して4分の1となる。
クレーン装置20によってクレーン作業を開始する前に、オペレータは、ブームヘッド21bとフックブロック24との間にロープ22を掛け回す作業を行うとともに、設定入力部51を介してロープ22の設定掛数Rを設定する。設定入力部51を介して入力されたロープ22の設定掛数Rの情報は、コントローラ50の記憶部50aに記憶される。コントローラ50は、記憶部50aに記憶されたロープ22の設定掛数Rに基づいて、伸縮ブーム21の先端部に定格荷重以上の荷重が作用することのないように、伸縮ブーム21の動作を制御する。
また、コントローラ50は、クレーン作業の開始前におけるクレーン装置20の動作時に、ブームヘッド21bとフックブロック24との間における実際のロープ22の掛数と、オペレータによって設定されたロープ22の設定掛数Rと、が一致しているか否かを判定する掛数判定処理を行う。この処理は、例えば、コントローラ50のCPUがROMに格納されている掛数判定プログラムを実行することにより実現される。このときのCPUの動作を、図4のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS1)
ステップS1において、CPUは、PTOスイッチ56がオンの状態であるか否かを判定する。PTOスイッチ56がオンの状態であると判定した場合にはステップS2に処理を移し、PTOスイッチ56がオンの状態であると判定しなかった場合には掛数誤設定判定処理を終了する。
(ステップS2)
ステップS2において、CPUは、クレーン装置20がロープ22の繰出し長さLrの積算を開始するための所定の状態であるか否かを判定する。クレーン装置20が所定の状態であると判定した場合にはステップS3に処理を移し、クレーン装置20が所定の状態であると判定しなかった場合には掛数判定処理を終了する。
ここで、所定の状態とは、例えば、フックブロック24が伸縮ブーム21の先端部において格納姿勢となる所謂フックイン式のクレーン装置20においては、フックブロック24の姿勢が格納姿勢から作業姿勢に変更された後に、伸縮ブーム21の起伏動作またはウインチ23の動作以外のクレーン装置20の操作の入力がなされた状態である。また、例えば、フックブロック24がキャブ30の近傍に位置するフレームに係止された状態で車体10が走行を行うクレーン装置20においては、所定の状態とは、伸縮ブーム21の起伏動作またはウインチ23の動作以外のクレーン装置20の操作の入力がなされた状態である。
(ステップS3)
ステップS3において、CPUは、ウインチ23からのロープ22の繰出し長さLrの積算を開始してステップS4に処理を移す。
(ステップS4)
ステップS4において、CPUは、荷重検出センサ55によって伸縮ブーム21の先端部に作用する荷重Wを取得し、荷重Wがゼロよりも大きいか否かを判定する。荷重検出センサ55によって検出した荷重Wがゼロよりも大きいと判定した場合にはステップS5に処理を移し、荷重検出センサ55によって検出した荷重Wがゼロよりも大きいと判定しなかった場合にステップS4の処理を繰り返す。
ここで、荷重Wがゼロよりも大きい場合とは、移動式クレーン1の設置面において実際のロープ22の掛数を設定した後、フックブロック24がウインチ23の駆動によって移動式クレーン1の設置面の上を移動している等、フックブロック24が設置面上に位置している状態を示す。
(ステップS5)
ステップS5において、CPUは、荷重検出センサ55によって検出した荷重Wがフックブロック24の重さWf以上であるか否かを判定する。荷重検出センサ55によって検出した荷重Wがフックブロック24の重さWf以上であると判定した場合にはステップS6に処理を移し、荷重検出センサ55によって検出した荷重Wがフックブロック24の重さWf以上であると判定しなかった場合にはステップS4に処理を戻す。
ここで、荷重検出センサ55によって検出した荷重Wがフックブロック24の重さWf以上となる状態は、フックブロック24が、移動式クレーン1の設置面から持ち上げられた地切り状態である。このときのフックブロック24は、伸縮ブーム21のブームヘッド21bの真下に位置するとともに、移動式クレーン1の設置面から僅かに上方に位置しているとみなすことができる。
(ステップS6)
ステップS6において、CPUは、ロープ繰出長センサ54によってロープ22の繰出し長さLrを取得し、ステップS7に処理を移す。
(ステップS7)
ステップS7において、CPUは、ブーム長センサ52によって伸縮ブーム21の伸縮長さLbを取得し、ステップS8に処理を移す。
(ステップS8)
ステップS8において、CPUは、ブーム角度センサ53によって伸縮ブーム21の起伏角度θを取得し、ステップS9に処理を移す。
(ステップS9)
ステップS9において、CPUは、伸縮ブーム21の先端部から繰り出されているロープ22の推定ロープ長Leを取得し、ステップS10に処理を移す。
図5に示すように、地切り時においては、伸縮ブーム21の先端からフックブロック24までのロープ22の吊下げ長さは、伸縮ブーム21の伸縮長さLb及び起伏角度θに基づいて算出される伸縮ブーム21の先端部と基端部との間の鉛直方向の距離(Lb×sinθ)に相当するとみなすことができる。算出した伸縮ブーム21の先端部と基端部との間の鉛直方向の距離(Lb×sinθ)に対してオペレータによって設定された設定掛数Rを乗じることによって、ロープ22の推定ロープ長Le(=Lb×sinθ×R)が算出される。ただし、推定ロープ長Leには、伸縮ブーム21の基端部と移動式クレーンの設置面との高さの差分ΔLに相当する誤差が含まれる。なお、差分ΔLを考慮して推定ロープ長Le(=(Lb×sinθ+ΔL)×R)を算出してもよく、この場合、推定ロープ長Leの推定精度は向上する。
(ステップS10)
ステップS10において、CPUは、伸縮ブーム21の先端部から実際に繰り出されているロープ22の実ロープ長(Lr−Lb)と、ステップS9において取得したロープ22の推定ロープ長Leと、が一致しているか否かを判定する。実ロープ長は、ステップS6において取得したロープ22の繰出し長さLrと、ステップS7において取得した伸縮ブーム21の伸縮長さLbに基づいて算出される。実ロープ長(Lr−Lb)と推定ロープ長Leとが一致すると判定した場合に掛数判定処理を終了し、実ロープ長(Lr−Lb)と推定ロープ長Leとが一致すると判定しなかった場合にステップS11に処理を移す。
ここで、実ロープ長(Lr−Lb)と推定ロープ長Leとが一致するか否かの判定においては、厳密に一致しているか否かが判定される必要はなく、例えば、実ロープ長(Lr−Lb)と推定ロープ長Leとの差分が所定の範囲内にある場合に一致すると判定される。所定の範囲は、例えば、伸縮ブーム21の基端部と移動式クレーン1の設置面との高さの差異によって生じる推定ロープ長Leに含まれる誤差を含むように設定される。
(ステップS11)
ステップS11において、CPUは、オペレータによって設定された設定掛数Rと実際の掛数が一致しない旨を、表示部57に表示するとともに、スピーカ58によって音声で出力し、掛数判定処理を終了する。
このように、本実施の形態に係るクレーン装置20は、伸縮ブーム21の先端部とフックブロック24との間におけるロープ22の掛数を複数種類設定可能なクレーン装置であって、ロープ22が巻き掛けられたウインチ23から繰り出されたロープ22の繰出し長さLrを検出するロープ繰出し長センサ54(繰出長検出部)と、伸縮ブーム21の起伏角度θを検出するブーム角度センサ53(ブーム角度検出部)と、地切り状態における、繰出し長さLr、起伏角度θ、及び伸縮ブーム21の伸縮長さLbに基づいて、ロープ22の掛数の適否を判定するための情報を算出するコントローラ50(掛数判定部)と、を備える。
具体的には、クレーン装置20において、コントローラ50は、ウインチ23から繰り出されたロープ22の繰出し長さLrと、伸縮ブーム21の伸縮長さLbと、に基づいて実ロープ長(Lr−Lb)を算出する。また、コントローラ50は、伸縮ブーム21の起伏角度θ及び伸縮長さLbに基づいて算出された伸縮ブーム21の先端部と基端部との間の鉛直方向の距離(Lb×sinθ)と記憶部50aに記憶されたロープ22の設定掛数Rとに基づいて推定ロープ長(Lb×sinθ×R)を算出する。そして、コントローラ50は、実ロープ長(Lr−Lb)と推定ロープ長(Lb×sinθ×R)とに基づいて、伸縮ブーム21の先端部とフックブロック24との間に掛け回された実際のロープ22の掛数と記憶部50aに記憶されたロープ22の設定掛数Rとが一致するか否かを判定する。
また、実施の形態に係る掛数判定方法は、伸縮ブーム21の先端部とフックブロック24との間におけるロープ22の掛数を複数種類設定可能なクレーン装置20におけるロープ22の掛数を判定する方法であって、ロープ22が巻き掛けられたウインチ23から繰り出されたロープ22の繰出し長さLrを取得する工程(図4のステップS6)と、伸縮ブーム21の起伏角度θを取得する工程(図4のステップS8)と、伸縮ブーム21の伸縮長さLb(ブーム長さ)を取得する工程(図4のステップS7)と、地切り状態における、繰出し長さLr、起伏角度θ、及び伸縮長さLbに基づいて、ロープ22の掛数の適否を判定するための情報を算出する工程(図4のステップS9、S10)と、を備える。
また、実施の形態では、CPUがROMに格納されている掛数判定プログラムを実行することにより、本発明に係るクレーン装置が実現されている。
すなわち、実施の形態に係るプログラムは、伸縮ブーム21の先端部とフックブロック24との間におけるロープ22の掛数を複数種類設定可能なクレーン装置20のCPU(コンピューター)に、ロープ22が巻き掛けられたウインチ23から繰り出されたロープ22の繰出し長さLrを取得する処理(図4のステップS6)と、伸縮ブーム21の起伏角度θを取得する処理(図4のステップS8)と、伸縮ブーム21の伸縮長さLb(ブーム長さ)を取得する処理(図4のステップS7)と、地切り状態における、繰出し長さLr、起伏角度θ、及び伸縮長さLbに基づいて、ロープ22の掛数の適否を判定するための情報を算出する処理(図4のステップS9、S10)と、を実行させる。
この掛数判定プログラムは、例えば、当該プログラムが格納されたコンピューター読取可能な可搬型記憶媒体(例えば、光ディスク、光磁気ディスク、及びメモリカードを含む)を介して提供することができる。また例えば、掛数判定プログラムは、当該プログラムを保有するサーバーから、ネットワークを介してダウンロードにより提供することもできる。
これにより、従来のクレーン装置が有する機器によって、実際のロープ22の掛数と掛数記憶部に記憶されたロープ22の設定掛数Rとが一致するか否かが判定可能となるので、クレーン装置20の製造コストの上昇を抑制することが可能となる。
また、コントローラ50は、荷重検出センサ55によってフックブロック24の重さWf以上の荷重が検出された場合に、地切り状態であると判定し、実際のロープ22の掛数と記憶部50aに記憶されたロープ22の設定掛数Rとが一致するか否かの判定を行う。
これにより、掛数の変更後のクレーン装置20の通常の動作において、フックブロック24が伸縮ブーム21によって吊り下げられた時点、所謂、フックブロック24が地切りされた時点で、実際のロープ22の掛数と記憶部50aに記憶されたロープ22の設定掛数Rとが一致するか否かの判定が行われるため、クレーン作業における作業効率の低下を防止することが可能となる。
また、実際のロープ22の掛数と記憶部50aに記憶されたロープ22の設定掛数Rとが一致しない場合、この状態が表示部57及びスピーカ58によって報知される。
これにより、実際のロープ22の掛数と記憶部50aに記憶されたロープ22の設定掛数Rとが一致しない場合に、クレーン作業の中止をオペレータに対して促すことが可能となるので、クレーン作業時における安全性を向上させることが可能となる。
なお、実施の形態では、伸縮自在な伸縮ブーム21を有するクレーン装置20を示したが、これに限られるものではなく、長さが固定されたブームを有するクレーン装置に本発明を適用可能である。この場合には、ブームの長さLbを定数として実ロープ長(Lr−Lb)と推定ロープ長(Lb×sinθ×R)を算出することになる。
また、実施の形態では、掛数判定処理において、ロープ22の繰出し長さLrの取得(ステップS6)、伸縮ブーム21の伸縮長さLbの取得(ステップS7)及び伸縮ブーム21の起伏角度θの取得(ステップS8)を順に行うようにしたものを示したが、これに限られるものではない。掛数判定処理においては、ロープ22の繰出し長さLrの取得、伸縮ブーム21の伸縮長さLbの取得、伸縮ブーム21の起伏角度θの取得の順序を相互に入れ替えてもよい。また、ロープ22の繰出し長さLrの取得は、推定ロープ長Leの取得の後に行ってもよい。
また、実施形態では、ロープ22の実際の掛数と設定掛数Rが一致しない場合に、表示部57及びスピーカ58によってオペレータに対して報知するようにしているが、表示部57及びスピーカ58の一方によって報知するようにしてもよい。また、ロープ22の実際の掛数と設定掛数Rが一致しない場合に、クレーン装置20の動作を制限するようにしてもよい。
また、実施の形態では、実ロープ長(Lr−Lb)と推定ロープ長Leが一致するか否かによりロープ22の掛数の適否を判定しているが、ロープ22の吊下げ長さ(Lb×sinθ)とロープ22の実ロープ長(Lr−Lb)に基づいてロープ22の掛数を推定して、設定掛数Rと推定掛数とを比較することにより、掛数の適否を判定してもよい。
また、ロープ22の掛数の適否を判定するための情報(例えば、実ロープ長(Lr−Lb)及び推定ロープ長Le、又は推定掛数)を算出してオペレータに提供し、掛数の適否の判定は、オペレータが行うようにしてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
また、2018年10月22日出願の特願2018−198454の日本出願に含まれる明細書、図面および要約書の開示内容は、すべて本願に援用される。
1 移動式クレーン
20 クレーン装置
21 伸縮ブーム
22 ロープ
23 ウインチ
24 フックブロック
50 コントローラ
50a 記憶部
51 設定入力部
52 ブーム長センサ(ブーム長検出部)
53 ブーム角度センサ(ブーム角度検出部)
54 ロープ繰出長センサ(繰出長検出部)
55 荷重検出センサ(荷重検出部)
57 表示部(報知部)
58 スピーカ(報知部)

Claims (7)

  1. ブームの先端部とフックブロックとの間におけるロープの掛数を複数種類設定可能なクレーン装置であって、
    前記ロープが巻き掛けられたウインチから繰り出された前記ロープの繰出し長さを検出する繰出長検出部と、
    前記ブームの起伏角度を検出するブーム角度検出部と、
    地切り状態における、前記繰出し長さ、前記起伏角度、及び前記ブームのブーム長さに基づいて、前記ロープの掛数の適否を判定するための情報を算出する掛数判定部と、
    を備えるクレーン装置。
  2. 前記ブームは、伸縮自在に構成され、
    前記ブームの伸縮長さを検出するブーム長検出部を備え、
    前記ブーム長さは、前記ブーム長検出部によって検出される、請求項1に記載のクレーン装置。
  3. 前記ブームの先端部に作用する荷重を検出する荷重検出部を備え、
    前記掛数判定部は、前記荷重検出部によってフックブロックの重さ以上の荷重を検出した場合に、前記地切り状態であると判定する、
    請求項1または2に記載のクレーン装置。
  4. オペレータによって設定された前記ロープの設定掛数を記憶する掛数記憶部を備え、
    前記掛数判定部は、
    前記繰出し長さ及び前記ブーム長さに基づいて、前記ブームの先端部から繰り出されている前記ロープの実ロープ長を算出し、
    前記起伏角度及び前記ブーム長さに基づいて、前記ブームの先端部と基端部との間の鉛直方向の距離に相当する前記ロープの吊下げ長さを算出し、
    前記吊り下げ長さ及び前記設定掛数に基づいて、前記ブームの先端部から繰り出されている前記ロープの推定ロープ長を算出し、
    前記実ロープ長及び前記推定ロープ長に基づいて、前記ロープの掛数の適否を判定する、請求項1から3のいずれか一項に記載のクレーン装置。
  5. 前記掛数判定部による判定結果を報知する報知部を備える、請求項4に記載のクレーン装置。
  6. ブームの先端部とフックブロックとの間におけるロープの掛数を複数種類設定可能なクレーン装置における前記ロープの掛数を判定する方法であって、
    前記ロープが巻き掛けられたウインチから繰り出された前記ロープの繰出し長さを取得する工程と、
    前記ブームの起伏角度を取得する工程と、
    前記ブームのブーム長さを取得する工程と、
    地切り状態における、前記繰出し長さ、前記起伏角度、及び前記ブーム長さに基づいて、前記ロープの掛数の適否を判定するための情報を算出する工程と、
    を備える掛数判定方法。
  7. ブームの先端部とフックブロックとの間におけるロープの掛数を複数種類設定可能なクレーン装置のコンピューターに、
    前記ロープが巻き掛けられたウインチから繰り出された前記ロープの繰出し長さを取得する処理と、
    前記ブームの起伏角度を取得する処理と、
    前記ブームのブーム長さを取得する処理と、
    地切り状態における、前記繰出し長さ、前記起伏角度、及び前記ブーム長さに基づいて、前記ロープの掛数の適否を判定するための情報を算出する処理と、
    を実行させるプログラム。
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