JPWO2019234897A1 - 数値制御装置および情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

数値制御装置(1)は、加工プログラムを実行して工作機械(4)を制御する加工制御部(14)と、入力操作の内容を示す操作情報を記録することにより第1の操作履歴を生成すると共に、操作情報のうち異常が発生したときの操作情報を異常が発生したときに実行していた加工プログラムと対応づけて記録することにより第2の操作履歴を生成する操作記録部(111)と、加工プログラムの実行を指示する入力操作を受け付けたときに、第2の操作履歴を用いて現入力操作が異常操作であると判断された場合、加工制御部に加工プログラムの実行を開始させずにメッセージを通知する通知部(13)と、を備えることを特徴とする。

Description

本発明は、加工プログラムを実行して工作機械を制御する数値制御装置および情報処理装置に関する。
近年、加工プログラムを実行して工作機械を制御する数値制御装置の普及が進んでいる。ユーザによって数値制御装置に不適切な入力操作が行われた場合、加工不良、機械干渉などの異常が発生することがある。
特許文献1には、異常が発生する可能性のある入力操作の組み合わせを定義した操作パターン情報を予め記憶しておき、受け付けた入力操作と記憶しておいた操作パターン情報に定義された入力操作とを比較して、異常の発生を未然に防止する機能を備えた数値制御装置が開示されている。
特開2011−154607号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の数値制御装置は、数値制御装置を動作させる際にユーザが行う可能性のある膨大な操作パターンの中から異常を生じさせる可能性を考慮して、操作パターン情報を予め生成する必要があり、手間がかかっていた。特許文献1に記載の数値制御装置では、機械座標系とワーク座標系との関係が変わることに起因して生じる異常だけを対象としているが、対象とする異常の種類を増やすほど、上記の手間は増大する。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザの手間を抑制して、入力操作に起因する異常の発生を低減させることができる数値制御装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、数値制御装置であって、加工プログラムを実行して工作機械を制御する加工制御部と、入力操作の内容を示す操作情報を記録することにより第1の操作履歴を生成すると共に、操作情報のうち異常が発生したときの操作情報を異常が発生したときに実行していた加工プログラムと対応づけて記録することにより第2の操作履歴を生成する操作記録部と、加工プログラムの実行を指示する入力操作を受け付けたときに、第2の操作履歴を用いて現入力操作が異常操作であると判断された場合、加工制御部に加工プログラムの実行を開始させずにメッセージを通知する通知部と、を備えることを特徴とする。
本発明にかかる数値制御装置は、ユーザの手間を抑制して、入力操作に起因する異常の発生を低減させることができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかる数値制御装置の機能構成を示す図 図1に示す操作記録部が生成する第2の操作履歴の一例を示す図 図1に示す操作記録部の動作を示すフローチャート 図1に示す数値制御装置が加工プログラムの実行を開始するまでの動作を示すフローチャート 図1に示す表示部に表示される選択画面を示す図 本発明の実施の形態2にかかる数値制御装置の制御システムの構成を示す図 図6に示す第2記憶部に記憶される第2の操作履歴の一例を示す図 図6に示す記憶部に記憶される数値制御装置のグルーピング情報を示す図 図1および図6に示す数値制御装置および情報処理装置の機能を実現する専用のハードウェアの構成を示す図 図1および図6に示す数値制御装置および情報処理装置の機能をソフトウェアを用いて実現するための構成を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかる数値制御装置および情報処理装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる数値制御装置1の機能構成を示す図である。数値制御装置1は、操作監視部11、比較部12、通知部13、加工制御部14、記憶部15といった機能部を有する。操作監視部11は、操作記録部111を有する。記憶部15は、第1記憶部151と第2記憶部152とを有する。数値制御装置1は、オペレータが入力操作を行うための入力操作部2と、オペレータに表示画面を出力することが可能な表示部3とに接続されている。
操作監視部11は、入力操作部2から入力操作の内容を示す操作情報を受け付けて、入力操作の内容を監視する。具体的には、操作監視部11は、加工プログラムの実行を指示する入力操作の操作情報を入力操作部2から受け付けると、当該操作情報を比較部12に出力する。また、操作監視部11は、入力操作部2から加工プログラムの実行条件を変更する入力操作の操作情報を受け付けると、受け付けた操作情報を記憶部15に記憶する操作記録部111を有している。操作記録部111は、入力操作部2から操作情報が入力される度に、操作情報を第1記憶部151に記録して第1の操作履歴を生成する。操作記録部111は、加工制御部14が加工プログラムを実行している間に工作機械4の異常が発生した場合、加工制御部14から異常の発生を通知される。異常の発生を通知された場合、操作記録部111は、異常が発生したときの操作情報を、異常が発生したときに加工制御部14が実行していた加工プログラムと対応づけて第2記憶部152に記録して第2の操作履歴を生成する。
図2は、図1に示す操作記録部111が生成する第2の操作履歴の一例を示す図である。第2の操作履歴は、異常が発生したときの操作情報と、異常が発生したときに加工制御部14が実行していた加工プログラムを示す情報とを含む。操作情報は、操作内容の種別を示す情報である。
図1の説明に戻る。比較部12は、操作監視部11が出力する操作情報と、記憶部15に記憶された第1の操作履歴および第2の操作履歴とに基づいて、現入力操作が加工プログラムの実行に異常が発生する異常操作であるか否かを判断する。比較部12は、加工プログラムの実行を指示する入力操作を受け付けたときに、加工制御部14が加工プログラムの実行を開始する前に、現入力操作が異常操作であるか否かを判断し、判断結果を通知部13に出力する。現入力操作とは、加工制御部14が前回加工プログラムの実行を停止してから、加工プログラムの実行を指示する入力操作を受け付けるまでの間に行われた入力操作であって、加工プログラムの実行条件を指定する入力操作などである。加工プログラムの実行条件を指定する入力操作の一例としては、工具補正量を指定する入力操作、座標系を変更する入力操作などが挙げられる。
通知部13は、比較部12の判断結果に基づいて、現入力操作が異常操作であると判断された場合、表示部3にメッセージを表示させる。メッセージは、現入力操作の内容で加工プログラムを実行すると異常が発生する可能性があることを示すメッセージ、現入力操作の内容を確認するように促すメッセージなどである。通知部13は、比較部12の判断結果に基づいて、加工制御部14に加工プログラムの実行を開始するか否かを通知する。例えば、通知部13は、現入力操作が異常操作であると判断された場合、加工制御部14へ加工プログラムの実行を停止するように通知する。通知部13は、現入力操作が異常操作であると判断されなかった場合、加工制御部14へ加工プログラムの実行を開始するように通知する。通知部13は、表示部3を用いて、加工プログラムの実行を開始するか否か選択するための選択画面を表示して、オペレータに加工プログラムの実行を開始するか否かを選択させることもできる。この場合、現入力操作が異常操作であると判断された場合であっても、選択画面を介して加工プログラムの実行が確定されると、通知部13は、加工制御部14に加工プログラムの実行を開始させることができる。
加工制御部14は、通知部13からの指示に従って、加工プログラムを実行して工作機械4を制御する。工作機械4に異常が発生した場合、加工制御部14は工作機械4から通知を受け、異常が発生したことを操作監視部11に通知する。記憶部15は、操作記録部111から供給される第1の操作履歴を第1記憶部151に記憶し、操作記録部111から供給される第2の操作履歴を第2記憶部152に記憶する。
図3は、図1に示す操作記録部111の動作を示すフローチャートである。操作記録部111は、入力操作部2から受け付けた操作情報があるか否かを判断する(ステップS101)。操作情報がない場合(ステップS101:No)、操作記録部111は、ステップS101の動作を繰り返す。操作情報がある場合(ステップS101:Yes)、操作記録部111は、受け付けた操作情報を第1記憶部151に記憶させて第1の操作履歴を作成する(ステップS102)。
続いて操作記録部111は、工作機械4に異常が発生しているか否かを判断する(ステップS103)。操作記録部111は、加工制御部14から異常の通知があるか否かに基づいて、異常が発生しているか否かを判断することができる。異常が発生していない場合(ステップS103:No)、操作記録部111は、ステップS101の処理に戻る。異常が発生している場合(ステップS103:Yes)、操作記録部111は、加工制御部14が加工プログラムを実行中であるか否かを判断する(ステップS104)。加工プログラムを実行中でない場合(ステップS104:No)、操作記録部111は、ステップS101の処理に戻る。加工プログラムを実行中である場合(ステップS104:Yes)、操作記録部111は、操作情報を実行中の加工プログラムを示す情報と対応づけて第2記憶部152に記憶させ、第2の操作履歴を作成する(ステップS105)。
操作記録部111が上記のような動作を行うことで、第1記憶部151には、全ての入力操作の内容を示す操作情報が記憶され、第2記憶部152には、操作情報のうち異常が生じたときの入力操作の内容を示す操作情報のみが、異常が生じたときに実行していた加工プログラムを示す情報と対応づけて記憶されることになる。
図4は、図1に示す数値制御装置1が加工プログラムの実行を開始するまでの動作を示すフローチャートである。操作監視部11は、入力操作部2から受け付けた操作情報が示す入力操作が、加工プログラムの実行を指示する入力操作であるか否かを判断する(ステップS201)。
加工プログラムの実行を指示する入力操作でない場合(ステップS201:No)、操作監視部11は、ステップS201の処理を繰り返す。加工プログラムの実行を指示する入力操作である場合(ステップS201:Yes)、操作監視部11は、実行が指示された対象の加工プログラムの識別情報を比較部12に通知する(ステップS202)。
比較部12は、現入力操作の操作情報と、第2記憶部152に記憶された第2の操作履歴に含まれる操作情報のうち、操作監視部11から通知された加工プログラムと対応づけられた操作情報とを比較し、比較結果を通知部13に出力する(ステップS203)。
通知部13は、比較部12が出力した比較結果が一致であるか否かを判断する(ステップS204)。比較結果が不一致である場合(ステップS204:No)、通知部13は、加工制御部14に加工プログラムの実行を開始するように通知して自動運転を開始させる(ステップS205)。比較結果が一致である場合(ステップS204:Yes)、通知部13は、加工プログラムの実行を開始するか否かをオペレータに選択させるための選択画面を表示部3に表示する(ステップS206)。
図5は、図1に示す表示部3に表示される選択画面30を示す図である。選択画面30は、現入力操作の操作内容が正しいか否か確認するよう促すメッセージ31と、現入力操作の操作内容を維持したまま加工プログラムの実行を確定するか否かを選択するための選択ボタン32A,32Bとを含む。ここでは、現入力操作が工具の補正量を変更する操作である例を示している。選択ボタン32Aは、現入力操作で指定した補正量を維持したまま、加工プログラムの実行を確定するための操作ボタンであり、選択ボタン32Bは、加工プログラムの実行を開始せずに、現入力操作で指定した補正量を修正するための操作ボタンである。
図4の説明に戻る。通知部13は、選択画面30を用いて加工プログラムの実行が確定されたか否かを判断する(ステップS207)。加工プログラムの実行が確定された場合(ステップS207:Yes)、例えば図5に示す選択画面30の選択ボタン32Aが操作された場合、通知部13は、ステップS205の処理を実行する。加工プログラムの実行が確定されなかった場合(ステップS207:No)、例えば図5に示す選択画面30の選択ボタン32Bが操作された場合、通知部13は、自動運転を開始せずに、現入力操作をやり直すための設定画面、具体的には、工具の補正量を変更するための設定画面(図示せず)を表示部3に表示させる(ステップS208)。
以上説明したように、実施の形態1によれば、加工プログラムの実行を指示する入力操作を受け付けたときに、異常が発生したときの操作情報を異常が発生したときに実行していた加工プログラムを示す情報と対応付けた第2の操作履歴に基づいて、現入力操作が異常を発生させる異常操作であるか否かが判断される。そして、現入力操作が異常操作である場合、プログラムの実行を開始する前にメッセージが通知される。この数値制御装置1によれば、通常通り数値制御装置1を動作させている間に第2の操作履歴が生成され、異常を発生させる入力操作を事前に解析するなどの手間が必要ない。このため、ユーザの手間を抑制して、入力操作に起因する異常の発生を低減させることができる。
また、実施の形態1によれば、第2の操作履歴は、異常が発生したときの操作情報と、異常が発生したときに実行していた加工プログラムを示す情報とを含む。異常操作であるか否かを判断する処理は、現操作と、第2の操作履歴とを比較することで行われるが、第2の操作履歴が多くなると、処理時間が増加する。しかしながら、第2の操作履歴に異常が発生したときに実行していた加工プログラムを示す情報が含まれることにより、異常操作であるか否かを判断するときには、実行する加工プログラムが同じ第2の操作履歴だけを使用することが可能になる。この場合、異常操作であるか否かを判断するために使用する第2の操作履歴の量を低減することができるため、処理時間を短縮しつつ、入力操作に起因する異常の発生を低減させることができる。
実施の形態2.
図6は、本発明の実施の形態2にかかる数値制御装置1a−1,1a−2の制御システム100の構成を示す図である。制御システム100は、数値制御装置1a−1,1a−2と、数値制御装置1a−1,1a−2とネットワーク8で接続された情報処理装置7とを含む。数値制御装置1a−1,1a−2のそれぞれは、操作監視部11と、通知部13と、加工制御部14と、通信部16とを有する。情報処理装置7は、比較部72と、記憶部75と、通信部76とを有する。記憶部75は、第1記憶部751および第2記憶部752を有する。以下、数値制御装置1a−1,1a−2のそれぞれを区別する必要がない場合は、数値制御装置1a−1,1a−2のそれぞれを単に数値制御装置1aと称する。
操作監視部11は、実施の形態1では比較部12に出力していた情報を通信部16,76およびネットワーク8を介して比較部72に出力し、記憶部15に記録していた情報を通信部16,76およびネットワーク8を介して記憶部75に記録する点が実施の形態1と異なる。
通知部13は、実施の形態1では比較部12から受け取っていた判断結果を通信部16,76およびネットワーク8を介して比較部72から受け取る点が実施の形態1と異なる。加工制御部14は、実施の形態1と同様であるためここでは説明を省略する。
比較部72は、複数の数値制御装置1から通信部16,76およびネットワーク8を介して受信する、現入力操作の操作情報および実行する加工プログラムを示す情報に基づいて、現入力操作の操作情報と、記憶部75の第2記憶部752に記憶された第2の操作履歴に含まれる操作情報とを比較する。比較部72は、比較結果を、通信部76およびネットワーク8を介して数値制御装置1に返す。
ここで、現入力操作の操作情報を示す情報は、現入力操作の操作情報そのものであってもよいし、既に第1記憶部751に記憶された操作情報の中で、対象の操作情報を特定するための情報であってもよい。実行する加工プログラムを示す情報は、例えば、加工プログラムを識別する識別番号などである。情報処理装置7に接続される複数の数値制御装置1の構成が全て同一である場合や、情報処理装置7に接続される複数の数値制御装置1のうち、同一の加工プログラムを実行することができる複数の数値制御装置1の構成が同一である場合、比較部72は、単純に同一の加工プログラムに対応づけられた操作情報同士を比較すればよい。
同一の加工プログラムを実行することができる複数の数値制御装置1の構成が異なり得る場合、記憶部75は、第2の操作履歴の各データを生成した数値制御装置1の構成が同一であるか否かを判別するための情報を有していてもよい。例えば、第2記憶部752は、第2の操作履歴に含まれる操作情報に、異常が発生したときに実行していた加工プログラムを示す情報に加えて、操作情報を生成した数値制御装置1を示す情報を含むことができる。また記憶部75は、第2の操作履歴とは別に、情報処理装置7と接続されている複数の数値制御装置1の中で同一の構成の数値制御装置1をグルーピングする情報を有していてもよい。
図7は、図6に示す第2記憶部752に記憶される第2の操作履歴の一例を示す図である。第2記憶部752には、第2の操作履歴として、操作情報と、当該操作情報と対応づけられた加工プログラムを示す情報と、操作情報が生成された数値制御装置1を特定するための装置識別情報とを含む。
図8は、図6に示す記憶部75に記憶される数値制御装置1のグルーピング情報を示す図である。図8に示すグルーピング情報は、数値制御装置1を特定するための装置識別情報と、各装置識別情報により特定される数値制御装置1を同一の構成を有する数値制御装置1毎にグループ分けするためのグループ情報とを含む。例えば、図8に示すグルーピング情報を用いることで、数値制御装置1a−1と数値制御装置1a−2とは同一の構成を有しており、数値制御装置1a−3と数値制御装置1a−4とは同一の構成を有していることが分かる。なお、異なるグループに分類されている数値制御装置1は、異なる構成を有している。例えば、数値制御装置1a−1と数値制御装置1a−5とは異なる構成を有している。
上記のグルーピング情報を用いることで、情報処理装置7は、接続された複数の数値制御装置1の中で、同一の構成を有する数値制御装置1を判断することが可能になる。したがって、情報処理装置7が数値制御装置1a−1から現入力操作の操作情報および加工プログラムを示す情報を受信した場合、比較部72は、数値制御装置1a−1の第2の操作履歴に加えて、数値制御装置1a−1と同一の構成を有する数値制御装置1a−2の第2の操作履歴に基づいて、現入力操作が異常操作であるか否かを判断することができる。このように、複数の数値制御装置1が生成した第2の操作履歴を使用することで、異常操作であるか否かの判断基準となるサンプル数を増やすことができるため、異常操作の検出精度を高めることができる。
なお、グルーピング情報は、情報処理装置7が同一の構成を有する数値制御装置1を判断するために使用される情報の一例である。情報処理装置7が使用する第2の操作履歴を判断することができれば、その方法は問わない。
図9は、図1および図6に示す数値制御装置1および情報処理装置7の機能を実現する専用のハードウェアの構成を示す図である。図1および図6に示す操作監視部11、比較部12,72、通知部13、加工制御部14、記憶部15,75、通信部16,76の機能は、専用のハードウェアである処理回路91を用いて実現することができる。処理回路91は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)またはこれらを組み合わせたものである。
図10は、図1および図6に示す数値制御装置1および情報処理装置7の機能をソフトウェアを用いて実現するための構成を示す図である。図1および図6に示す操作監視部11、比較部12,72、通知部13、加工制御部14、記憶部15,75、通信部16,76の機能は、プロセッサ92とメモリ93とを用いて実現することができる。
プロセッサ92は、CPU(Central Processing Unit)であり、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSP(Digital Signal Processor)などとも呼ばれる。メモリ93は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリー、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(登録商標)(Electrically EPROM)などの不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disk)などである。
プロセッサ92が、メモリ93に記憶されたコンピュータプログラムを読み出して実行することで、操作監視部11、比較部12,72、通知部13、加工制御部14、記憶部15,75、通信部16,76の機能が実現される。また、メモリ93は、プロセッサ92が実行する各処理における一時メモリとしても用いられる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
例えば、上記の実施の形態2では、情報処理装置7は2つの数値制御装置1a−1,1a−2と接続されていることとしたが、本実施の形態はかかる例に限定されない。情報処理装置7は、1つ以上の数値制御装置1と接続され、その数は問わない。また、情報処理装置7の比較部72は、グルーピング情報を用いて、同一の構成を有する複数の数値制御装置1が生成した第2の操作履歴を使用することとしたが、本実施の形態はかかる例に限定されない。例えば、複数の数値制御装置1と接続されている情報処理装置7であっても、比較部72は、数値制御装置1毎の第2の操作履歴を使用して、現入力操作が異常操作であるか否かを判断してもよい。
また、上記の実施の形態1および実施の形態2では、比較部12,72は、現入力操作と第2の操作履歴とを比較して、操作が一致する場合に、現入力操作が異常操作であると判断することとしたが、本実施の形態において、現入力操作が異常操作であるか否かを判断する方法はかかる例に限定されない。現入力操作が異常操作であるか否かを判断する方法は、第2の操作履歴に基づいて判断する方法であればよく、より具体的には、現入力操作と第2の操作履歴との比較結果に基づいて判断する方法であればよい。例えば、比較部12,72は、現入力操作と第2記憶部152に記憶された第2の操作履歴が示す操作との類似度を評価し、評価結果に基づいて、現入力操作が異常操作であるか否かを判断することもできる。類似度を評価する場合、比較部12,72は、現入力操作によって入力された値、手順の前後などを考慮して、類似度を評価することができる。現入力操作が複数の入力操作を含む場合、比較部12,72は、複数の入力操作の組み合わせに基づいて、現入力操作が異常操作であるか否かを判断する。このとき、比較部12,72は、複数の入力操作の組み合わせが一致するか否かに基づいて判断してもよいし、複数の入力操作の組み合わせの類似度を評価してもよい。或いは、比較部12,72は、機械学習の技術を用いて、現入力操作が異常操作であるか否かを判断してもよい。
また上記の実施の形態1および実施の形態2では、通知部13は、表示部3を用いて表示画面にメッセージを表示してオペレータへの通知を行うこととしたが、本実施の形態はかかる例に限定されない。オペレータへの通知は、メッセージの表示に加えてまたはメッセージの表示に代えて、音、光、振動などの通知手段が用いられてもよい。
1,1a,1a−1,1a−2,1a−3,1a−4,1a−5 数値制御装置、2 入力操作部、3 表示部、4 工作機械、7 情報処理装置、8 ネットワーク、11 操作監視部、12,72 比較部、13 通知部、14 加工制御部、15,75 記憶部、16,76 通信部、30 選択画面、31 メッセージ、32A,32B 選択ボタン、91 処理回路、92 プロセッサ、93 メモリ、100 制御システム、111 操作記録部、151,751 第1記憶部、152,752 第2記憶部。

Claims (9)

  1. 加工プログラムを実行して工作機械を制御する加工制御部と、
    入力操作の内容を示す操作情報を記録することにより第1の操作履歴を生成すると共に、前記操作情報のうち異常が発生したときの操作情報を異常が発生したときに実行していた加工プログラムと対応づけて記録することにより第2の操作履歴を生成する操作記録部と、
    前記加工プログラムの実行を指示する入力操作を受け付けたときに、前記第2の操作履歴を用いて現入力操作が異常操作であると判断された場合、前記加工制御部に前記加工プログラムの実行を開始させずにメッセージを通知する通知部と、
    を備えることを特徴とする数値制御装置。
  2. 前記通知部は、前記現入力操作が異常操作であると判断された場合、前記現入力操作の内容を確認するように促すメッセージを表示することを特徴とする請求項1に記載の数値制御装置。
  3. 前記通知部は、前記現入力操作が異常操作であると判断された場合、前記加工プログラムの実行を開始するか否か選択するための選択画面を表示し、前記選択画面を用いて前記加工プログラムの実行が確定されると、前記加工制御部に前記加工プログラムの実行を開始させることを特徴とする請求項1に記載の数値制御装置。
  4. 前記第1の操作履歴を記憶する第1記憶部と、
    前記第2の操作履歴を記憶する第2記憶部と、
    を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の数値制御装置。
  5. 前記加工プログラムの実行を指示する入力操作を受け付けたときに、現入力操作の操作情報と、前記第2の操作履歴に含まれる操作情報のうち実行が指示された前記加工プログラムと対応づけられている操作情報とを比較して、前記現入力操作が異常操作であるか否かを判断する比較部、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の数値制御装置。
  6. 前記通知部は、当該数値制御装置とネットワークを介して接続される外部の情報処理装置から、前記現入力操作が異常操作であるか否かの判断結果を取得し、当該判断結果に基づいてメッセージを通知するか否かを判断することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の数値制御装置。
  7. 前記第2の操作履歴は、異常が発生したときの前記操作情報と、前記異常が発生したときに実行していた加工プログラムを示す情報とを含むことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の数値制御装置。
  8. 請求項1から3のいずれか1項に記載の数値制御装置とネットワークを介して接続される情報処理装置であって、
    複数の前記数値制御装置から収集された前記第1の操作履歴を記憶する第1記憶部と、
    複数の前記数値制御装置から収集された前記第2の操作履歴を記憶する第2記憶部と、
    前記数値制御装置から現入力操作の操作情報および実行する加工プログラムを示す情報を受信すると、前記第2の操作履歴に含まれる操作情報のうち受信した情報が示す加工プログラムと対応づけられた操作情報と、前記現入力操作の操作情報とを比較して、前記現入力操作が異常操作であるか否かを判断し、判断結果を前記数値制御装置に送信する比較部と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  9. 第1の数値制御装置、および前記第1の数値制御装置と同一の構成であって同一の加工プログラムを実行する第2の数値制御装置と接続されており、
    前記比較部は、前記第1の数値制御装置から現入力操作の操作情報および加工プログラムを示す情報を受信した場合、前記第1の数値制御装置および前記第2の数値制御装置の前記第2の操作履歴に基づいて、前記現入力操作が異常操作であるか否かを判断することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
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