JPH11224114A - 数値制御装置及び数値制御装置の異常処理方法 - Google Patents

数値制御装置及び数値制御装置の異常処理方法

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JPH11224114A
JPH11224114A JP3980498A JP3980498A JPH11224114A JP H11224114 A JPH11224114 A JP H11224114A JP 3980498 A JP3980498 A JP 3980498A JP 3980498 A JP3980498 A JP 3980498A JP H11224114 A JPH11224114 A JP H11224114A
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data
control device
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numerical control
analysis
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Koji Sagawa
幸治 寒川
Koichi Murata
耕一 村田
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Fanuc Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 数値制御装置の異常発生時において、異常解
析に必要なデータを容易に得ることができ、また、迅速
な対処を行う。 【解決手段】 数値制御装置の異常発生時において、異
常状態の解析に要する解析データを信号伝送系を介して
転送を行う。数値制御装置は、異常発生時に解析データ
を信号伝送系に接続された転送先に転送することによっ
て、転送先において人手による操作を要することなく解
析データを容易に入手することができ、さらに、転送先
において該解析データを用いて異常解析を行ったり異常
対処を迅速に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、数値制御装置に関
し、数値制御装置の異常発生に対する処理方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】数値制御装置において、異常が発生した
場合には、アラーム音やアラームランプ等で異常発生を
報知するとともに、異常の種類やスタックの内容をアラ
ーム情報として表示装置に表示している。このような異
常状態に対処するには、数値制御装置に異常が発生した
時の状況を把握し、その発生原因を調査する必要があ
る。この数値制御装置の異常状態の調査を行うには、表
示装置に表示される上記のアラーム情報の他に、異常発
生時における数値制御装置の各種パラメータや、異常が
発生するまでの操作履歴等の情報が必要である。
【0003】従来、これらの数値制御装置の異常を解析
するために必要な情報を得るには、異常発生の報知が発
生された場合に、該異常が発生した数値制御装置まで行
き、表示装置の表示画面上に表示される異常の種類やス
タックの内容等のアラーム情報を確認し、また、表示装
置に表示されない各種パラメータや操作履歴について
は、数値制御装置内の記憶装置に記憶しておいた上記パ
ラメータや操作履歴をフロッピイディスクやメモリカー
ドや光ディスク等の移動可能な記録媒体にコピーしてい
る。解析装置は、該記憶媒体に記憶されたデータを読み
出して解析を行い、これによって異常の発生原因を調査
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
数値制御装置では、異常発生時において、異常の発生原
因を解析するために必要なデータを得るために、異常が
発生した数値制御装置まで行き、数値制御装置からデー
タを記憶媒体にコピーし、該記憶媒体を解析装置まで搬
送するといった各種の操作を人手により行わなければな
らないという問題がある。
【0005】また、人手による操作のため、設計部門等
での異常解析及び異常対処を迅速に行うことができない
という問題もある。
【0006】そこで、本発明は従来の持つ問題点を解決
し、異常発生時において、異常解析に必要なデータを容
易に得ることができ、迅速な対処を行うことができる数
値制御装置、及び数値制御装置の異常発生に対する処理
方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、数値制御装置
の異常発生時において、異常状態の解析に要する解析デ
ータを信号伝送系を介して転送を行う数値制御装置及び
数値制御装置の異常処理方法である。本発明によれば、
異常発生時に解析データを信号伝送系に接続された転送
先に転送することによって、転送先において人手による
操作を要することなく解析データを容易に入手すること
ができ、さらに、転送先において該解析データを用いて
異常解析を行ったり異常対処を迅速に行うことができ
る。
【0008】異常発生時に転送される解析データは、数
値制御装置の異常状態の解析に利用することができるデ
ータであり、この解析データとしては、異常発生時にア
ラーム表示画面に表示されるアラーム情報、異常発生時
の数値制御装置のパラメータ、異常発生時までの操作履
歴等のデータを用いることができる。
【0009】アラーム情報は、異常発生時において、数
値制御装置が備える表示装置の画面上に表示される表示
内容であり、アラームの種類やスタックの内容等とする
ことができる。また、このアラーム情報は、数値制御装
置の記憶手段内に設けた領域に格納することができる。
記憶手段に格納する場合には、このアラーム情報は、表
示画面をビット表示する際に用いられるビットマップイ
メージデータ、あるいは表示内容をコードで特定するコ
ードデータのデータ形式で記憶することができる。
【0010】数値制御装置において、システム駆動に用
いる各種パラメータについても異常状態を解析するデー
タとして用いることができ、異常発生時点において該パ
ラメータ値を記憶手段等に格納すことによって取り込む
ことができる。
【0011】又、数値制御装置の操作を常時記憶手段等
に格納しておき、この操作履歴を調査することによって
異常発生の原因解析を行うことができる。
【0012】さらに、前記パラメータや操作履歴に関す
るデータを解析用の数値制御装置に転送し、該数値制御
装置において動作を再現させ、異常発生の解析を行うこ
とができる。
【0013】又、本発明の数値制御装置及び異常処理方
法では、解析データの転送において、該解析データを圧
縮し、該圧縮データを信号伝送系を介して解析装置や解
析用の数値制御装置に送ることができる。転送先の装置
では、この圧縮データを解凍して圧縮前のデータ形態に
戻し、データ解析や動作の再現を行うことができる。
【0014】又、信号伝送系として、数値制御装置を含
むネットワークや数値制御装置を接続することができる
電話回線等の任意の信号伝送形態を用いることができ、
転送する解析データの信号形態は接続する信号伝送系に
対応した形態とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照しながら詳細に説明する。本発明の実施の形態の構
成例について、図1は本発明の数値制御装置及び異常処
理方法を実施する一実施例の数値制御装置10の構成を
示すブロック図である。図1において、プロセッサ11
は制御装置10を全体的に制御するプロセッサであり、
バス21を介して、ROM12に格納されたシステムプ
ログラムを読み出し、このシステムプログラムに従っ
て、制御装置10を全体的に制御する。このROM12
には、数値制御装置の異常検出のためのプログラムや異
常検出時におけるデータSRAM13への記憶や、SR
AM13からのデータの転送を行うための転送プログラ
ムやデータ圧縮のためのプログラムが格納されている。
【0016】SRAM13には一時的な計算データや、
表示データ及びCRT/MDIユニット70を介してオ
ペレータが入力した各種データがデータ領域に格納され
る。また、SRAM13は前記データ領域の他にサービ
ス領域を備え、該サービス領域には、異常発生時におい
て、表示装置に表示するアラームの種類やスタックの内
容等のアラーム情報や、数値制御装置に関する各種パラ
メータ等が格納される。また、該SRAM13のサービ
ス領域には、数値制御装置の操作履歴が常時記憶され
る。
【0017】COMSメモリ14は図示しないバッテリ
でバックアップされ、制御装置10の電源がオフされて
も記憶状態が保持される不揮発性メモリとして構成さ
れ、インターフェイス15を介して読み込まれた加工プ
ログラムやCRT/MDIユニット70を介して入力さ
れた加工プログラム等が記憶されるようになっている。
又、ROM12には、加工プログラムの作成及び編集の
ために必要とされる編集モードの処理や自動運転のため
の再生モードの処理を実施するための各種のシステムプ
ログラムがあらかじめ書き込まれている。
【0018】インターフェイス15は制御装置10に接
続可能な外部機器のためのインターフェイスであり、入
出力手段や外部記憶装置等の外部機器72が接続され
る。入出力手段や外部記憶装置等からは加工プログラム
等が読み込まれ、又、制御装置10内で編集された加工
プログラムを入出力手段や外部記憶装置に出力すること
ができる。
【0019】PMC(プログラマブル・マシン・コント
ローラ)16は、制御装置10内に内蔵されたシーケン
スプログラムで加工機械側の補助装置、例えば、工具交
換用のロボットハンドといったアクチュエータを制御す
る。例えば、加工プログラムで指令されたM機能、S機
能、及びT機能に従って、これらシーケンスプログラム
によって補助装置側で必要な信号に変換し、I/Oユニ
ット17から補助装置側に出力される。この出力信号に
より各種アクチュエータ等の補助装置が作動する。又、
工作機械本体や補助装置側のリミットスイッチ及び工作
機械本体に配備された操作盤の各種スイッチ等の信号を
受け、必要な処理の後プロセッサ11に渡す。
【0020】工作機械各軸の現在位置、アラーム、パラ
メータ、及び画像データ等の画像信号はCRT/MDI
ユニット70に送られ、そのディスプレイに表示され
る。CRT/MDIユニット70はディスプレイやキー
ボード等に備えた指導データ入力装置であり、インター
フェイス18はCRT/MDIユニット70のキーボー
ドからデータを受けてプロセッサ11に渡す。また、数
値制御装置に異常が発生した場合には、アラームの種類
やスタックの内容等のアラーム情報をディスプレイ上に
表示し、数値制御装置の異常発生を報知する。
【0021】インターフェイス19は手動パルス発生器
71に接続され、手動パルス発生器71からのパルスを
受ける。手動パルス発生器71は工作機械本体の操作盤
に実装され、手動操作に基づく分配パルスによる各軸制
御で工作機械の可動部を精密に位置決めするために使用
される。
【0022】軸制御回路30〜32はプロセッサ11か
らの各軸の移動指令を受けて、各軸の指令をサーボアン
プ40〜42に出力する。サーボアンプ40〜42はこ
の指令を受けて、工作機械各軸のサーボモータ50〜5
2を駆動する。この場合、サーボモータ50、51、5
2の各々はテーブル移動用の直線移動軸X,Y,Zの駆
動に用いられ、なお、図示しない軸制御回路及びサーボ
モータによって、ロータリヘッドにおける第1の回転
軸,第2の回転軸Cの駆動を行うことができる。各軸の
サーボモータ50〜52には位置検出用のパルスコーダ
が内蔵されており、このパルスコーダからの位置信号が
パルス列としてフィードバックされる。場合によって
は、位置検出器としてリニアスケールを用いることがで
きる。又、このパルス列をF/V(周波数/電圧)変換
することにより、速度信号を生成することができる。図
1では、これらの位置信号のフィードバック及び速度フ
ィードバックの説明は省略している。
【0023】スピンドル制御回路60は工作機械への主
軸回転指令を受け、スピンドルアンプ61にスピンドル
速度指令を出力する。スピンドルアンプ61はこのスピ
ンドル速度指令を受けて、工作機械に主軸モータ62を
指令された切削回転速度で回転させる。主軸モータ62
には歯車あるいはベルト等でポジションコーダ63が接
続され、該ポジションコーダ63が主軸の回転に同期し
て帰還パルスを出力し、その帰還パルスはインターフェ
イス20を経由してプロセッサ11によって読み取られ
る。
【0024】また、バス21には信号伝送路との間で信
号の授受を行うI/Oユニット22が接続される。I/
Oユニット22の他方にはネットワークや電話回線が接
続される。なお、電話回線を用いる場合には、I/Oユ
ニット22はモデム等の変換機能を備える。
【0025】CPU11は、数値制御装置に異常が発生
した場合、アラーム情報や異常発生時の数値制御装置の
パラメータや異常発生時までの操作履歴等のデータ等の
異常状態の解析に用いる解析データをSRAM13から
読み出し、I/Oユニット22を介して接続された信号
伝送路に送信する。信号伝送路には、解析データの転送
先となるパーソナルコンピュータや他の数値制御装置が
接続される。なお、解析データの転送先のアドレスは、
COMS14等の記憶手段に格納しておくことができ
る。
【0026】図2は、本発明を説明するための概略ブロ
ック図である。図2において、ネットワークや電話回線
等の信号伝送路2を介して、数値制御装置1,4やパー
ソナルコンピュータ3が接続される。なお、以下では、
数値制御装置1を異常状態の解析対象とし、数値制御装
置4及びパーソナルコンピュータ3を該異常状態を解析
するための解析装置として説明するが、数値制御装置4
を異常状態の解析対象とし数値制御装置1を解析装置と
することもできる。また、信号伝送路2に接続する数値
制御装置やパーソナルコンピュータの個数は、図2に示
されるものに限定されるものではなく、任意の個数及び
組み合わせとすることができる。
【0027】数値制御装置1は表示装置1aを備え、操
作時及び異常発生時において所定の表示を行う。異常発
生時には、発生した異常の種類や異常により停止したス
タックの内容等のアラーム情報を表示し、異常が発生し
たことを報知する。また、数値制御装置1が備える記憶
手段には、前記図1で示したように、数値制御装置1を
全体的に制御するシステムプログラムが格納するROM
1bと、各種データを格納するSRAM1cを備える。
SRAM1cの記憶領域は、データ領域1dとサービス
領域1eを備え、データ領域1dには、数値制御装置1
の動作において、生じる一時的な計算データや、表示デ
ータ及びCRT/MDIユニット70を介してオペレー
タが入力した各種データが格納される。サービス領域1
eには、数値制御装置の操作履歴が常時記憶され、数値
制御装置の電源を投入した時点からの操作の内容や手順
を確認することができる。また、サービス領域1eに
は、異常発生時において、表示装置に表示するアラーム
の種類やスタックの内容等のアラーム情報や、数値制御
装置に関する各種パラメータ等が格納される。上記操作
履歴やアラーム情報やパラメータは、数値制御装置の異
常状態を解析する場合の解析データとして用いることが
できる。
【0028】数値制御装置1において異常が発生した場
合には、該異常発生を表示装置1aに表示するととも
に、サービス領域1eに格納した解析データを信号伝送
系2を介して、パーソナルコンピュータ3や数値制御装
置4等の解析装置に転送する。この解析データの転送に
おいて、データの圧縮を行うことによって転送データの
データ量を減少させ、転送時間を短縮することができ
る。この解析データの転送先は、数値制御装置4内の記
憶手段にあらかじめ設定しておいた転送アドレスによっ
て定めることができる。なお、転送アドレスは複数とす
ることもでき、複数の解析装置による解析を行うことも
できる。
【0029】解析データは、信号伝送系2を介して転送
先のパーソナルコンピュータ3や数値制御装置4に転送
される。パーソナルコンピュータ3は、転送された解析
データを用いてデータ解析を行い、数値制御装置1の異
常発生の原因解析を行う。
【0030】また、数値制御装置4は、転送された解析
データをサービス領域4eに格納し、パーソナルコンピ
ュータ3と同様に、転送された解析データを用いてデー
タ解析を行って数値制御装置1の異常発生の原因解析を
行うことも、また、該解析データの操作履歴等のデータ
を用いて数値制御装置1の動作を再現することもでき
る。
【0031】なお、転送されるデータが圧縮されている
場合には、転送先の解析装置側で該圧縮データを解凍
し、解凍した解析データをサービス領域4eに格納す
る。
【0032】図3は、数値制御装置1側での解析データ
の取得及び転送動作を説明するためのフローチャートで
あり、図4は、転送先の解析装置側での解析データの解
析動作を説明するためのフローチャートである。
【0033】図3のフローチャートにおいて、数値制御
装置は常に操作内容や手順等の操作履歴をSRAMに保
存しておく。なお、保存する操作履歴は、数値制御装置
の電源を投入した時点からの全操作とすることも、ま
た、記憶容量が少ない場合等には、所定の操作回数以前
の履歴については消去し、所定回数のみの操作履歴を保
存することもできる。この場合には、書き換え可能な記
憶手段を用いる。なお、この保存する操作履歴を限定す
る場合には、異常解析に支障が生じる場合があるため、
SRAMから消去する操作履歴については他の記憶手段
に記憶する構成とすることができる(ステップS1)。
【0034】数値制御装置は常に異常検出を行い、異常
が発生した場合(ステップS2)には表示装置にアラー
ムの種類やスタックの内容等のアラーム情報を表示し、
異常が発生したことを報知する(ステップS3)。
【0035】数値制御装置は、異常発生のアラームを報
知するとともに、表示装置の表示画面に表示したアラー
ム情報をSRAM等の記憶手段に記憶する。このアラー
ム情報の記憶において、表示画面上のビットイメージを
ビットデータの形態によって記憶することも、あるいは
該表示内容をコード化したコードデータの形態によって
記憶することもできる(ステップS4)。
【0036】また、数値制御装置は異常発生時における
システムパラメータについてもSRAM等の記憶手段に
保存し、前記にアラーム情報や操作履歴とともに、異常
解析に用いる解析データとする(ステップS5)。
【0037】数値制御装置は、圧縮プログラムを用いて
前記記憶手段に保存した保存データ(解析データ)を圧
縮する(ステップS6)。さらに、数値制御装置は転送
プログラムを用いて、転送アドレスを読み出し、圧縮し
た解析データを信号伝送系を介して該転送アドレスに転
送する(ステップS8)。
【0038】図4のフローチャートは転送先での動作を
示し、異常が発生した数値制御装置と同じ動作を再現す
る場合を示している。図4において、数値制御装置ある
いはパーソナルコンピュータは、転送データの受信を監
視し(ステップS11)、転送されたデータが解析デー
タか否かを判定する。転送データが解析データでない場
合には、転送データに応じたデータ処理を行う(ステッ
プS12)。
【0039】転送データが解析データである場合におい
て、解析データが圧縮されている場合には、解凍プログ
ラムを読み出して圧縮データを解凍し(ステップS1
3)、解凍した解析データをSRAM等の記憶手段に保
存する(ステップS14)。
【0040】アラーム情報の表示を行う場合には(ステ
ップS15)、解析データからアラーム情報を読み出
し、表示装置に表示する(ステップS16)。また、異
常が発生した数値制御装置の動作を再現する場合には
(ステップS17)、解析データから操作履歴やパラメ
ータを読み出して動作を再現させる。
【0041】上記解析データの転送や、転送された解析
データの表示や再現は、プログラムによって自動で行う
ことができるため、解析に要するデータを容易にかつ迅
速に入手することができ、また、異常に対する対処を迅
速に行うことができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
異常発生時において、異常解析に必要なデータを容易に
得ることができ、また、迅速な対処を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の数値制御装置及び異常処理方法を実施
する一実施例の数値制御装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明を説明するための概略ブロック図であ
る。
【図3】数値制御装置側での解析データの取得及び転送
動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】転送先の解析装置側での解析データの解析動作
を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1,4,10 数値制御装置 2 信号伝送系 3 パーソナルコンピュータ 1a,4a 表示装置 1b,4b,12 ROM 1c,4c,13 SRAM 1d,4d データ領域 1e,4e サービス領域 1d,4d データ領域 11 CPU

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数値制御装置の異常発生時において、異
    常状態の解析に要する解析データを信号伝送系を介して
    転送を行う数値制御装置の異常処理方法。
  2. 【請求項2】 前記解析データは、異常発生時にアラー
    ム表示画面に表示されるアラーム情報と、異常発生時の
    数値制御装置のパラメータと、異常発生時までの操作履
    歴の少なくともいずれか一つを含む請求項1記載の数値
    制御装置の異常処理方法。
  3. 【請求項3】 前記アラーム情報は、ビットマップイメ
    ージデータあるいはコードデータである請求項2記載の
    数値制御装置の異常処理方法。
  4. 【請求項4】 異常発生時に解析データを保存し、該保
    存データを圧縮した後に転送を行う請求項2記載の数値
    制御装置の異常処理方法。
  5. 【請求項5】 前記信号伝送系は、ネットワークあるい
    は電話回線である請求項1,2,3,又は4記載の数値
    制御装置の異常処理方法。
  6. 【請求項6】 前記解析データを他の数値制御装置に転
    送し、該数値制御装置は転送された解析データを解凍
    し、異常状態を再現する請求項1,2,3,4又は5記
    載の数値制御装置の異常処理方法。
  7. 【請求項7】 数値制御装置の異常発生時において、異
    常状態の解析に要する解析データを信号伝送系を介して
    転送を行うデータ処理手段を備える数値制御装置。
  8. 【請求項8】 数値制御装置の異常発生時において、信
    号伝送系を介して転送された解析データを用いて動作を
    再現するデータ処理手段を備える数値制御装置。
  9. 【請求項9】 前記解析データは、異常発生時にアラー
    ム表示画面に表示されるアラーム情報と、異常発生時の
    数値制御装置のパラメータと、異常発生時までの操作履
    歴の少なくともいずれか一つを含む請求項7,8記載の
    数値制御装置。
  10. 【請求項10】 前記アラーム情報は、ビットマップイ
    メージデータあるいはコードデータである請求項7,8
    記載の数値制御装置。
  11. 【請求項11】 前記データ処理手段は、異常発生時に
    解析データを保存し、該保存データを圧縮した後に転送
    を行う請求項7記載の数値制御装置。
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