JP2008097285A - プラント監視制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】プラント監視制御システムにおいて、システム内の他の機能に影響を与えることなく試験対象機能の動作確認試験のためのシミュレーションを行う。
【解決手段】自動化処理サーバ1において、試験対象機能である自動プラント起動・停止(APS)機能用の入力点データ部23と出力点データ部24とを設け、シミュレーション中は、APS用入力点データ部23に試験データを設定し、APS処理結果をAPS用出力点データ部24へ格納することで、他の機能へ影響を与えないようにした。また、HMI装置2にもAPS用入力点データ部、APS用出力点データ部を設け、シミュレーション中は通常データの他に試験データを受信し、画面表示のためのデータ参照先を切り替えることで、通常のプラント監視と試験結果の確認をできるようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、制御機器を監視・制御することにより、プラントを運転するプラント監視制御システムに関する。
発電プラントなどにおいては、中央制御室にヒューマンマシンインターフェース装置(HMI装置)や自動化処理サーバなどの電子計算機を配置し、これらの装置とプラント機器を制御する制御装置とをネットワークを介して接続し、ヒューマンマシンインターフェース装置からの操作指令あるいは制御装置からの制御指令に基づいて各種プラント機器を動作させるプラント監視制御システムが構築されている。ヒューマンマシンインターフェース装置は、プラントの運転に必要な操作・監視機能を備え、運転員の要求に基づき、各プラント機器に対する指令を制御装置に出力するとともに、プラント情報をディスプレイなどの表示装置へ表示することにより、各種制御情報の提供およびガイダンスの出力等を行う。自動化処理サーバは、プラント全体の運用に関する情報処理を行い、各制御装置に対する運転、停止などの指令を生成する。特にプラントの起動・停止およびそれに伴う制御量の変更などの制御を自動的に行うための機能を自動プラント起動・停止(APS:Auto Plant Start up and shutdown)機能と呼んでいる。
制御装置は、ヒューマンマシンインターフェース装置からの操作指令や自動化処理サーバで生成された運転、停止などの指令を基に、各種プラント機器に対して起動や停止、あるいは制御量の変更などの指令を出力したり、プラントに設置された計測機器で計測されたセンサ検出値などを入力したりするプロセス入出力装置を備えている。このプロセス入出力装置と各種プラント機器、例えば電動弁や電磁弁などのバルブ、ポンプ、モータ、アクチュエータ等との間は有線(ハードワイヤード)で接続されている。
ところで、プラントの制御を行う制御処理の動作を確認するためには、プラント機器の状態や計測機器で計測されるプロセスデータなどを模擬してシミュレーションを行うことにより、動作確認を行っていた。特に、既に運転しているプラントにおいては、実際のプラント機器を動作させることができない場合が多いため、プラントへの制御指令はソフトウェア、またはハードウェアにより途中で遮断し、プラント機器は動作しないような予防措置をとった状態で動作確認試験を行っていた。
特許文献1には、プラントからの入力を模擬する処理とプラントへの制御指令を用いてプラントの模擬信号を作成する機能を組み合わせてシミュレーションを行うことで、動作確認試験時に配線作業やプログラムの作成を行うことなく試験できるプラント制御装置の例についての開示がある。
特開2003−195910号公報
ところで、プラント監視制御システムには、自動プラント起動・停止(APS)機能の他に、帳票出力機能やイベントログ機能などがあり、例えば、APS機能の確認試験のためにシミュレーションを行った場合は、帳票やイベントログなどに試験中のデータが登録されてしまうという問題がある。そのため、シミュレーション中は、帳票やイベントログなどの機能を停止したり、試験終了後に試験中のデータを修正したりするなどの対策が必要になる。
また、プラント運転中にある機能の動作確認試験に伴うシミュレーションを行う場合、シミュレーション中であっても、実際のプラントの運転状態を監視し、プラントを安全に運転する必要がある。ところが、監視制御システム内ではプラントの入出力データはすべての機能で同じ値になるように共有されているため、シミュレーション中にプラント監視を行ったり、他の試験を同時に行ったりすることは困難であった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、プラント監視制御システムのある機能の動作確認試験のためにシミュレーションを行う場合に、プログラムなどの変更なしに、システム内の他の機能に影響を与えることなく確認試験を行うことができるようにすることを目的とする。
本発明は、プロセス入出力装置から出力されるプラント機器の状態を表すプロセスデータや計測データなどを入力し、格納する入力点データ部と、入力点データを参照し、プラント機器の監視・制御のための処理を行うアプリケーション処理部と、アプリケーション処理部から出力するプラントへの動作指令などのデータを格納する出力点データ部と、入力点データおよび出力点データを、伝送路に接続する他の装置へ送信するデータ送信処理部とから構成するプラント監視制御システムの自動化処理サーバにおいて、試験対象機能の参照するデータを格納する試験用入力点データ部と、試験対象機能の処理部から出力する出力データを格納する試験用出力点データ部と、試験時に試験用入力点データおよび試験用出力点データを、伝送路に接続する他の装置へ送信する試験用データ送信処理部とを備え、通常時は、入力点データコピー処理部により、入力点データ部と試験用入力点データ部のデータをコピーすることにより、アプリケーション処理部と試験対象機能の処理部とが同じデータを参照して処理するよう構成する。また、試験対象機能の試験時は、入力点データコピー処理部によるデータコピーを停止し、シミュレーションデータ設定処理部が、試験データを試験用入力点データ部へ設定することにより、試験対象機能の処理部と試験対象以外のアプリケーション処理部とが、異なるデータを参照して処理できるようにする。
更に、自動化処理サーバと伝送路を介して接続するヒューマンマシンインターフェース装置において、プロセス入出力装置から出力されたデータおよび自動化処理サーバから出力された入力点データ部のデータを受信して格納する入力点データ部と、自動化処理サーバから出力された出力点データ部のデータを受信して格納する出力点データ部と、自動化処理サーバの試験時に出力される試験用入力点データ部のデータを受信して格納する試験用入力点データ部と、試験用出力点データ部のデータを受信して格納する試験用出力点データ部とを備え、画面表示処理部が参照するデータを切り替えることにより、入力点データまたは試験用入力点データの情報を表示して確認することができるように構成する。
このように、あらかじめ試験用入力点データ部と試験用出力点データ部とを備え、試験時は試験用の入出力点データ部と実際の入出力点データ部との間のコピーを行わないことで、試験データと実データとを分離し、試験対象機能以外の機能は、試験の影響を受けることなく、通常の入出力データ部を参照して処理することができる。また、ヒューマンマシンインターフェース装置においても、試験用入出力点データ部を設けることで、試験時に運転中のプラントの監視情報と試験に関する情報の双方を切り替えて表示確認することができる。
本発明によると、プラント監視制御システムの自動化処理サーバにおいて、試験対象機能の動作確認試験に伴うシミュレーションを実施する場合でも、試験用データに影響されることなく、プラントの監視・制御機能を維持することが可能になる。そのため、通常のプラント運転を継続したまま動作確認試験を安全に実施することができる。また、従来の監視・制御のための処理を行うプログラムをほとんど改造することなくシミュレーションを実施することができるため、動作確認試験を容易に、かつ安全に行うことができる。
以下、本発明の一実施の形態を、添付図面を参照して説明する。なお、本例では、発電プラントの監視制御システムを例に説明するが、適用プラントはこれに限らない。また、試験対象の機能として自動プラント起動・停止(APS)機能を例に説明するが、これ以外の機能に関しても同様である。
図1は、本例のシステム全体構成例を示す構成図である。まず、図1を参照して本例の一実施の形態によるシステムの全体構成について説明する。
本例は、自動化処理サーバ1、ヒューマンマシンインターフェース装置(以降HMI装置と称す)2、プロセス入出力装置(PI/O)3とプラント機器10から構成する。計算機室などに設置されている自動化処理サーバ1と、中央制御室などに設置されているHMI装置2と、プロセス入出力装置3とは伝送路4を介して接続している。一般的に、プロセス入出力装置3は制御系統毎に複数セット設置されるが、図1においては1セットのみ示している。なお、HMI装置2は、画面表示を行うためのCRTなどの表示装置7を接続する。HMI装置2も通常は複数台設置され、複数の運転員が同時に使用することができるように構成されるが、図1においては1台のみ表示している。また、自動化処理サーバ1には、サーバ自身の実行状態を監視したり、サーバに搭載されているプログラムなどのメンテナンスを行ったりするために、必要に応じて表示装置6を接続する。表示装置6は、CRTなどを自動化処理サーバ1に直接接続する構成でも、CRTなどの表示装置を備えたパーソナルコンピュータなどの計算機を伝送路4を介して接続する構成でもよい。
プラントの現場設備に設置されている制御機器や計測機器などのプラント機器10とプロセス入出力装置3とはハードワイヤード5によって接続し、プラント機器10により計測、検出された情報は、電流値などの計測信号としてプロセス入出力装置3へ伝送される。プロセス入出力装置3は、入力された信号を実際に計測された温度や圧力などの工学値に変換し、伝送路4を経由して自動化処理サーバ1やHMI装置2に伝送する。自動化処理サーバ1は、入力された情報を基に自動プラント起動・停止処理や、計算処理、帳票処理、イベントログなどの処理を行う。HMI装置2は、プラントの運転に必要な操作・監視機能を備えたヒューマンマシンインターフェース装置で、プロセス入出力装置3から入力された情報を基にプラントの運転状態やプラント情報をCRTなどの表示装置7へ表示するとともに、自動化処理サーバ1から出力されるプラント機器への制御指令や監視結果などの情報も表示し、運転員に対する各種制御情報の提供およびガイダンスの出力等を行う。
自動化処理サーバ1で作成された運転、停止や、制御量の変更などの制御指令や、HMI装置2から入力された運転員の要求に基づく各制御機器に対する制御指令は、伝送路4を経由してプロセス入出力装置3へ入力され、ハードワイヤード5を介してプラント機器10へ伝送される。
次に、図2を参照して本例の一実施の形態による自動化処理サーバ1の構成及び処理の概要について説明する。図2は、本例における自動化処理サーバ1の構成例を表すブロック図である。なお、本例では、シミュレーションによる動作確認試験の対象とする機能を自動プラント起動・停止(APS)機能とする。
自動化処理サーバ1は、プロセス入出力装置3からプラント機器の情報を入力するデータ受信処理部11、データ受信処理部11で受信した入力データを格納する入力点データ部である入力点データエリア21、入力点データエリア21を参照して計算処理、帳票処理、イベントログなどの処理を行うアプリケーション処理部12、アプリケーション処理部12から出力される出力データを格納する出力点データ部である出力点データエリア22、本例において試験対象機能とする自動プラント起動・停止(APS)機能の処理を行うAPS処理部13、APS処理部13で参照する入力データを格納する試験用入力点データ部であるAPS用入力点データエリア23、APS処理部13から出力される出力データを格納する試験用出力点データ部であるAPS用出力点データエリア24、試験用のシミュレーションデータを設定するシミュレーションデータ設定処理部14、試験用のシミュレーションデータを格納するシミュレーションデータエリア25から構成する。更に、入力点データエリア21および出力点データエリア22のデータを送信するデータ送信処理部17、APS用入力点データエリア23およびAPS用出力点データエリア24のデータを送信するAPS用データ送信処理部18を備える。また、更に、入力点データエリア21とAPS用入力点データエリア23のデータをコピーする入力点データコピー処理部15、出力点データエリア22とAPS用出力点データエリア24のデータをコピーする出力点データコピー処理部16を備える。
次に、自動化処理サーバ1の処理例について説明する。まず、自動化処理サーバ1の通常の運転中の処理例について説明する。
プロセス入出力装置3から伝送路4を経由して入力された情報は、データ受信処理部11が受信し、入力点データエリア21にデータ種別を入力点として格納する。入力点データエリア21の構成例は図7に示し、データエリアの詳細については後述する。計算処理、帳票処理、イベントログなどの処理を行うアプリケーション処理部12は、入力点データエリア21を参照し、各処理を行う。ここで、計算処理では、例えば、複数の入力点データを基に、その平均値や最大値、最小値を算出するなどの処理を行う。計算処理による計算結果のデータは、データ種別を計算点として、入力点データエリア21に格納する。また、アプリケーション処理部12の処理により、プラント機器10に対する制御指令などを生成した場合は、その出力データを出力点データエリア22へ格納する。
入力点データコピー処理部15は、入力点データエリア21のデータを、APS処理部13が参照するデータを格納するAPS用入力点データエリア23へコピーする。APS処理部13は、APS用入力点データエリア23のデータを参照して処理を行う。ここで、APS処理部13で行う計算処理の結果は、APS用入力点データエリア23にデータ種別を計算点として格納する。入力点データコピー処理部15は、APS用入力点データエリア23に格納された計算点データを入力点データエリア21へコピーする。
このように、通常運転中は、データコピー処理により、入力点データエリア21とAPS用入力点データエリア23のデータを入力点データ、計算点データのそれぞれをコピーすることにより、これら双方のデータエリアに格納されたデータが等価される。その結果、アプリケーション処理部12およびAPS処理部13は、同じデータを参照して処理を行うことができる。
また、APS処理部13の処理により、プラント機器10に対する制御指令などを生成した場合は、その出力データはAPS用出力点データエリア24へ格納する。出力点データコピー処理部16は、APS用出力点データエリア24へ格納された出力データを出力点データエリア22へコピーする。これにより、アプリケーション処理部12およびAPS処理部13からの出力データの両方を出力点データエリア22へ格納することになる。
次に、データ送信処理部17は、入力点データエリア21のデータのうち、アプリケーション処理部12およびAPS処理部13の計算処理により算出された計算点のデータと、出力点データエリア22のデータを、伝送路4を経由してHMI装置2など他の装置へ送信する。
以上説明した通常運転中の処理のうち、データコピー処理及びデータ送信処理と、各データエリアとの関係の詳細については後述する。
次に、図2を参照して、自動化処理サーバ1の自動プラント起動・停止(APS)機能の動作確認試験中の処理例について説明する。
まず、APS処理部13のプログラムなどを変更した場合は、変更後のプログラムへの入れ替えを行う。試験用のシミュレーションデータは、表示装置6を用いて運転員または試験員が入力し、シミュレーションデータ設定処理部14により、シミュレーションデータエリア25に格納しておく。なお、シミュレーションデータの作成方法については、従来行われている方法と同様に、試験中のプラント機器の動作を模擬するための入力点データを複数パターン登録しておくなどの方法でよい。
APS機能の動作確認試験を開始する場合は、自動化処理サーバ1をシミュレーションモードにし、シミュレーションデータ設定処理部14を起動する。シミュレーションデータ設定処理部14は、シミュレーションデータエリア25からデータを取り出し、APS用入力点データエリア23にデータを設定する。APS処理部13は、APS用入力点データエリア23に設定されたシミュレーションデータを参照して処理を実行し、出力データをAPS用出力点データエリア24へ格納する。また、APS処理部13の計算処理の結果は、APS用入力点データエリア23に計算点データとして格納する。
一方、シミュレーションモード中は、入力点データコピー処理部15および出力点データコピー処理部16のデータコピーは行わず、APS用入力点データエリア23とAPS用出力点データエリア24のデータは、入力点データエリア21と出力点データエリア22には反映しない。これにより、試験対象の機能が参照するシミュレーション中の試験データと、試験対象以外の機能が参照するデータとを区別することができ、シミュレーションデータによる影響を避けることができる。
また、シミュレーションモード中は、APS用データ送信処理部18が送信処理を実行し、APS用入力点データエリア23の入力点データおよび計算点データとして格納されたデータと、APS用出力点データエリア24のデータを、伝送路4を経由してHMI装置2など他の装置へ送信する。なお、シミュレーションモード中においても、試験対象以外の機能は動作しており、データ送信処理部17は、上記APS用データ送信処理部18が送信するデータ以外のデータを送信する。
これにより、HMI装置2など他の装置は、自動化処理サーバ1の試験中は、試験対象機能に関する試験データと、それ以外の実データとを区別して受信することができる。
次に、通常運転中の処理のうち、データコピー処理及びデータ送信処理と、各データエリアとの関係の詳細について、図4、5、6を参照して説明する。
まず、図4を参照して入力点データコピー処理部15および出力点データコピー処理部16と、各データエリアとの関係について説明する。本例では、入力点データエリア21とAPS用入力点データエリア23は同じ構成としてあり、データ種別が入力点のデータと、データ種別が計算点のデータとを格納する構成としている。このうち、計算点データには、アプリケーション処理部12の計算処理による計算点データと、APS処理部13の計算処理による計算点データとがある。
入力点データコピー処理部15は、通常運転中は、入力点データエリア21の入力点データ211をAPS用入力点データエリア23の入力点データ231へコピー(C1)し、入力点データエリア21の計算点データ212をAPS用入力点データエリア23の計算点データ232へコピー(C2)する。更に、APS用入力点データエリア23に格納されるAPS処理部13の計算処理による計算点データ233を、入力点データエリア21のAPS用計算点データ213へコピー(C3)する。これにより、通常運転中は、入力点データエリア21とAPS用入力点データエリア23の内容は等価となる。なお、シミュレーションモード中は、入力点データコピー処理は行わない。
一方、出力点データエリア22とAPS用出力点データエリア24も同じ構成としてあり、アプリケーション処理部12から出力される出力点データと、APS処理部13から出力される出力点データとを格納する構成としている。出力点データコピー処理部16は、通常運転中は、APS用出力点データエリア24に格納されるAPS処理部13から出力される出力点データ242を、出力点データエリア22のAPS用出力点データ222へコピー(C4)する。これにより、通常運転中は、出力点データエリア22に、APS処理部13から出力されたデータも含め、すべての出力データを格納することになる。なお、シミュレーションモード中は、出力点データコピー処理は行わない。
次に、図5を参照して通常運転中のデータ送信処理について説明する。図5は、通常運転中のデータ送信処理部17と各データエリアとの関係を示している。データ送信処理部17は、入力点データエリア21の計算点データ212および入力点データコピー処理部15によりコピーされたAPS用計算点データ213と、出力点データエリア22の出力点データ221および出力点データコピー処理部16によりコピーされたAPS用出力点データ222とを、伝送路4を経由してHMI装置2など他の装置へ送信する。
ここで、入力点データコピー処理部15と出力点データコピー処理部16によるデータコピー処理と、データ送信処理部17によるデータ送信処理の起動は、データコピー元または、データ送信元のデータエリアに新たにデータが格納されたタイミングで起動する方法でもよい。また、データコピー処理およびデータ送信処理の起動タイミングまたは起動条件をあらかじめ定義しておき、定められたタイミングまたは条件に従って処理を起動するよう構成してもよい。また、それらの条件をデータエリア毎に定める方法でも、個々のデータ毎に定める方法でもよい。
次に、図6を参照してシミュレーションモード中のデータ送信処理について説明する。図6は、シミュレーションモード中のデータ送信処理部17およびAPS用データ送信処理部18と各データエリアとの関係を示している。シミュレーションモード中は、データ送信処理部17とともにAPS用データ送信処理部18によるデータ送信を行う。APS用データ送信処理部18は、APS用入力点データエリア23のうち、入力点データ231およびAPS用計算点データ233と、APS用出力点データエリア24のAPS用出力点データ242とを伝送路4を経由してHMI装置2など他の装置へ送信する。
一方、データ送信処理部17は、入力点データエリア21の計算点データ212と、出力点データエリア22の出力点データ221を、伝送路4を経由してHMI装置2など他の装置へ送信する。これにより、シミュレーションモード中の試験データはAPS用データ送信処理部18により送信し、それ以外のデータはデータ送信処理部17により送信する。
このように、シミュレーションモード中は、データ送信処理を試験対象の機能であるAPS用データ送信処理と、それ以外のデータ送信処理とを区別することにより、試験用データと実データとを区別し、シミュレーションによる影響を避けることができる。
次に、図7を参照して入力点データエリア21及びAPS用入力点データエリア23のデータ構成について説明する。本例では、入力点データエリア21とAPS用入力点データエリア23は同じ構成とし、図7に、そのデータエリアの構成例を示す。
入力点データエリアには、プロセス入出力装置3からデータ受信処理部11を介して入力されたプラント機器10からのプロセスデータや計測データなどの入力点データと、アプリケーション処理部12やAPS処理部13で行う計算処理の結果である計算点データを格納する。本例では、入力点データと計算点データは同じデータ構成とする。入力点データエリアは、データを識別するための識別コードであるID71と、データの値である工学値72と、シミュレーションデータを設定されているか否かを表すデータ設定中フラグ73と、データの状態を表すデータ状態フラグ74などから構成する。データ設定中フラグ73には、APS機能の動作確認試験のために、シミュレーションデータを設定している場合は“1”、設定していない場合は“0”を登録し、格納されている工学値が試験用の模擬データか、実際のデータかを識別できるようにする。また、データ状態フラグ74は、入力点データまたは計算点データの状態や条件を判定し、その判定結果を示すフラグやコードなどのデータを設定するための項目である。例えば、アプリケーション処理部12のプラントの監視処理などにより、入力点データの閾値判定などの条件判定処理を行う場合、当該プロセスデータに設定された上限値や下限値などの閾値と入力された工学値とを比較し、設定された上下限値を逸脱した場合にはフラグを”1“に設定する。また、データ設定中フラグ73やデータ状態フラグ74の他にも、データの種類や特徴を示すためのフラグやコードなどを設定できるような項目を設けてもよい。
このように、入力点データエリアを上記のデータ項目により構成することで、例えば、入力点データコピー処理部15のデータコピー処理において、APS用入力点データエリア23のデータ設定中フラグ73を参照し、データ設定中のデータに対してはデータコピー処理を行わず、データ設定中フラグが設定されていないデータのみコピーを行うなどの処理を行うこともできる。
次に、図3を参照して本例の一実施の形態によるHMI装置2の構成及び処理の概要について説明する。図3は、本例におけるHMI装置2の構成例を表すブロック図である。
HMI装置2は、プロセス入出力装置3や自動化処理サーバ1から送信されるプラント機器の情報や自動化処理サーバから送信される出力データを入力するデータ受信処理部31、シミュレーションモード中のデータを受信するAPS用データ受信処理部32、各アプリケーション処理による画面表示処理部33、自動化処理サーバ1から受信した出力データを監視し、ログなどを残す出力監視処理部34、シミュレーションモード中のAPS用出力点データを監視し、ログなどを残すAPS出力監視処理部35から構成する。また、データ受信処理部31で受信したデータを格納する入力点データエリア41および出力点データエリア42と、APS用データ受信処理部32で受信したデータを格納するAPS用入力点データエリア43およびAPS用出力点データエリア44を備える。また、画面表示処理部33の参照先データを切り替えるデータ切り替え処理部36を設ける。
次に、HMI装置2の処理例について説明する。まず、通常の運転中の処理例について説明する。
プロセス入出力装置3や自動化処理サーバ1から伝送路4を経由して入力された情報は、データ受信処理部31が受信し、入力点データエリア41に格納する。また、自動化処理サーバ1から送信された出力点データは、データ受信処理部31が受信し、出力点データエリア42に格納する。通常、各アプリケーション処理による画面表示処理部33は、入力点データエリア41を参照し、CRTなどの表示装置7へ画面を表示することで、運転員へプラントに関する情報を提供する。また、出力監視処理部34は、出力点データエリア42を参照し、監視処理を行うことで、ログを残したり運転員への情報提供を行ったりするなどの処理を行う。
次に、自動化処理サーバ1にてAPS機能の動作確認試験中の処理例について説明する。
動作確認試験のためのシミュレーション中は、図6で説明したように、自動化処理サーバ1のAPS用データ送信処理部18により、シミュレーションデータが設定された入力点データとAPS処理部13から出力された出力点データとが送信される。APS用データ受信処理部32では、送信されたデータを受信し、APS用入力点データエリア43およびAPS用出力点データエリア44に格納する。一方、シミュレーション中においても、自動化処理サーバ1のデータ送信処理部17により、試験データ以外のデータが送信されるため、データ受信処理部31により、通常の入力点データおよび出力点データを受信することができる。
本例では、データ切り替え処理部36を設け、運転員からの要求により画面表示処理部33の参照先データを、入力点データエリア41とAPS用入力点データエリア43との間で切り替えることができる。これにより、APS用入力点データエリア43を参照する場合は、シミュレーション中のデータを画面表示することができ、APS機能の動作確認試験中の状態を確認することができる。また、データ切り替え処理部36により参照先データを入力点データエリア41へ切り替えることにより、試験中であっても通常のプラントの運転状態を確認することができる。
また、APS出力監視処理部35は、APS用出力点データエリア44を参照することで、シミュレーション中のAPS用出力点データを監視し、試験結果をログなどに残すことができる。これにより、従来は試験対象以外の機能のものと混在していたログや帳票出力を、試験対象機能によるログや帳票出力のみに区別することができるため、試験終了後にデータの削除や修正を行う必要がなくなり、試験結果のデータとして残しておくこともできる。
このように、自動化処理サーバ1でAPS機能の動作確認試験のためのシミュレーションを行っている場合でも、HMI装置2において、通常のプラント監視機能を維持することができる。また、運転員によりシミュレーションデータを参照するか否かを選択することができるため、複数のヒューマンマシンインターフェース装置がある場合、一方のヒューマンマシンインターフェース装置ではAPS機能の動作確認試験の結果を確認しながら、他のヒューマンマシンインターフェース装置ではプラントの実データを表示して監視することができる。
なお、本例では、動作確認試験の対象機能としてAPS機能を例に説明したが、他の機能でも同様に構成することができる。また、プラント運転中に機能変更などに伴う動作確認試験を実施することが難しい機能については、それぞれの入力点データエリア、出力点データエリアを設け、試験中のデータを実運用中のデータと区別することができるように構成しておくことで、複数の機能の試験をプラント運転中に実施することができる。
本発明の一実施の形態による全体構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態による自動化処理サーバの構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態によるHMI装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態によるデータコピー処理例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態による運転中のデータ送信処理例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態によるシミュレーション中のデータ送信処理例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態による入力点データエリアのデータ構成例を示す説明図である。
符号の説明
1…自動化処理サーバ、2…ヒューマンマシンインターフェース(HMI)装置、3…プロセス入出力装置(PI/O)、4…伝送路、5…ハードワイヤード、6…表示装置、7…表示装置、10…プラント機器、11…データ受信処理部、12…アプリケーション処理部、13…APS処理部、14…シミュレーションデータ設定処理部、15…入力点データコピー処理部、16…出力点データコピー処理部、17…データ送信処理部、18…APS用データ送信処理部、21…入力点データエリア、22…出力点データエリア、23…APS用入力点データエリア、24…APS用出力点データエリア、25…シミュレーションデータエリア、31…データ受信処理部、32…APS用データ受信処理部、33…画面表示処理部、34…出力監視処理部、35…APS出力監視処理部、41…入力点データエリア、42…出力点データエリア、43…APS用入力点データエリア、44…APS用出力点データエリア

Claims (3)

  1. プラント機器からのデータを入力し、データ変換処理を行って出力するプロセス入出力装置と、
    前記プロセス入出力装置と伝送路を介して接続し、プロセス入出力装置から出力されたデータを入力し、プラントの監視・制御処理を行い、処理結果を出力する自動化処理サーバと、
    前記プロセス入出力装置および前記自動化処理サーバと伝送路を介して接続し、プロセス入出力装置から出力されたデータおよび自動化処理サーバから出力されたデータを入力し、プラント機器の状態および自動化処理サーバの処理結果の情報を表示するヒューマンマシンインターフェース装置とから構成するプラント監視制御システムにおいて、
    前記自動化処理サーバは、
    プロセス入出力装置から入力したデータを格納する入力点データ部と、
    入力点データを参照し、処理を行うアプリケーション処理部と、
    アプリケーション処理部から出力する出力データを格納する出力点データ部と、
    入力点データおよび出力点データを、伝送路に接続する他の装置へ送信するデータ送信処理部と、
    試験対象機能の参照するデータを格納する試験用入力点データ部と、
    試験対象機能の処理部から出力する出力データを格納する試験用出力点データ部と、
    試験用入力点データおよび試験用出力点データを、伝送路に接続する他の装置へ送信する試験用データ送信処理部を備え、
    通常時は、入力点データコピー処理部により、入力点データ部と試験用入力点データ部のデータをコピーすることにより、アプリケーション処理部と試験対象機能の処理部とが同じデータを参照して処理することを特徴とするプラント監視制御システム。
  2. 請求項1記載のプラント監視制御システムにおいて、
    前記自動化処理サーバは、
    試験対象機能の試験時は、前記入力点データコピー処理部によるデータコピーを停止し、シミュレーションデータ設定処理部が、試験データを試験用入力点データ部へ設定することにより、試験対象機能の処理部と試験対象以外のアプリケーション処理部とが、異なるデータを参照して処理することを特徴とするプラント監視制御システム。
  3. 請求項1記載のプラント監視制御システムにおいて、
    前記ヒューマンマシンインターフェース装置は、
    前記プロセス入出力装置から出力されたデータおよび前記自動化処理サーバから出力された入力点データ部のデータを受信して格納する入力点データ部と、
    前記自動化処理サーバから出力された出力点データ部のデータを受信して格納する出力点データ部と、
    前記自動化処理サーバの試験時に出力される試験用入力点データ部のデータを受信して格納する試験用入力点データ部と、試験用出力点データ部のデータを受信して格納する試験用出力点データ部とを備え、
    画面表示処理部が参照するデータを切り替えることにより、入力点データまたは試験用入力点データの情報を表示して確認することができることを特徴とするプラント監視制御システム。
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