JPWO2019198215A1 - レーザ装置およびレーザ加工装置 - Google Patents

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友博 京藤
平 荻田
平 荻田
森本 猛
猛 森本
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秀康 町井
裕章 黒川
裕章 黒川
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    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range

Abstract

レーザ装置(1)は、レーザ光を発振可能なレーザモジュール(20−1,20−2,20−3)と、レーザモジュール(20−1,20−2,20−3)を内蔵する筐体(10)と、筐体(10)の内部に設けられ、レーザモジュール(20−1,20−2,20−3)と並列に接続される増設用のレーザモジュール(20−4)を格納することが可能な増設部と、を備えることを特徴とする。

Description

本発明は、レーザ光の出力を増強する拡張を行うことが可能なレーザ装置およびレーザ加工装置に関する。
レーザ装置を導入した後に、レーザ装置のレーザ出力を増強する拡張が求められることがある。例えばレーザ装置が出力するレーザ光を使用して加工対象物を加工するレーザ加工装置では、加工対象物の素材、加工スピードなどに応じて、求められるレーザ出力の強度は異なる。このため、レーザ装置を導入した後に、加工対象物の素材を変更してレーザ出力を高める必要が生じたり、加工数が増えて加工スピードを上げる必要が生じたりした場合には、レーザ装置のレーザ出力を増強する拡張が求められる。
特許文献1には、光信号を増幅する光ファイバ増幅装置において、光増幅器を直列に増設することで、光の強度を増強する拡張を行う技術が開示されている。
特開2011−243803号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されている技術によれば、増設する光増幅器を直列に接続するため、光増幅器よりも後段に配置される光学部品には、拡張前後で異なる強度の光が入射する。このため、拡張後の光強度に合わせて、拡張前の状態で必要な耐光強度よりも耐光強度の高い光学部品を使用する必要があり、拡張前の状態では要求される性能に対して過剰性能な光学部品を使用することになるという問題があった。また、従来ではレーザ装置のレーザ出力を調整する方法として、レーザ装置に供給する電力量を増減させる方法が一般的であり、レーザ装置に搭載するレーザモジュールの個数を増減させることでレーザ出力を調整する方法は開示されていなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、レーザ光の強度を増強する拡張を行う前の状態においても、過剰性能な光学部品を使用する必要がなく、要求される性能に合わせた光学部品を使用することが可能なレーザ装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるレーザ装置は、レーザ光を発振可能なレーザモジュールと、レーザモジュールを内蔵する筐体と、筐体の内部に設けられ、レーザモジュールと並列に接続される増設用のレーザモジュールを格納することが可能な増設部と、を備えることを特徴とする。
本発明にかかるレーザ装置は、レーザ光の強度を増強する拡張を行う前の状態においても、過剰性能な光学部品を使用する必要がなく、要求される性能に合わせた光学部品を使用することが可能であるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかるレーザ装置の構成を示す図 図1に示すレーザ装置が有する構成要素の接続関係を示す図 図2に示すレーザユニットの詳細な構成の一例を示す図 本発明の実施の形態2にかかるレーザ加工装置の構成を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかるレーザ装置およびレーザ加工装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかるレーザ装置1の構成を示す図である。レーザ装置1は、筐体10と、レーザモジュール20−1,20−2,20−3と、駆動電源30−1,30−2,30−3と、結合部40と、伝送ファイバ41と、制御ユニット50と、水冷マニホールド60と、第1固定部70と、第2固定部71とを有する。また、第1固定部70には、レーザモジュール20−4を増設することが可能であり、第2固定部71には、駆動電源30−4を増設することが可能である。
筐体10は、レーザモジュール20−1,20−2,20−3と、駆動電源30−1,30−2,30−3と、結合部40と、伝送ファイバ41と、制御ユニット50と、水冷マニホールド60と、第1固定部70と、第2固定部71とを内蔵している。
レーザモジュール20−1,20−2,20−3,20−4は、電力を供給することでレーザ光を発振可能であり、発振したレーザ光を出力する機能を有する。レーザモジュール20−1,20−2,20−3は、レーザ装置1の製品出荷段階で、筐体10の内部に配置されている。レーザモジュール20−4は、製品出荷後に増設される。レーザモジュール20−1,20−2,20−3,20−4は、並列接続される。以下、レーザモジュール20−1,20−2,20−3,20−4のそれぞれを区別する必要がない場合、単にレーザモジュール20と称する。
駆動電源30−1,30−2,30−3,30−4は、レーザモジュール20−1,20−2,20−3,20−4のそれぞれに1対1で対応して設けられ、対応するレーザモジュール20の駆動用電力を供給する。駆動電源30−1,30−2,30−3は、レーザ装置1の製品出荷段階で、筐体10の内部に配置されている。駆動電源30−4は、製品出荷後に増設される。以下、駆動電源30−1,30−2,30−3,30−4のそれぞれを区別する必要がない場合、単に駆動電源30と称する。
結合部40は、並列接続された複数のレーザモジュール20のそれぞれが出力するレーザ光を結合させて1本の光線にする。結合部40は、結合したレーザ光を伝送ファイバ41に出力する。結合部40が複数のレーザ光を結合する方法については、制限されない。例えば、結合部40は、複数の光の光路を接近させて1つの光線にする空間結合、互いに偏光方向が90度異なる2つの光を重畳する偏光結合、互いに波長が異なる複数の光を重畳する波長結合、複数の光ファイバを1つの光学部品に結合させるファイバ結合などの方法を用いて複数のレーザ光を結合させる。なお、結合部40は、上記の結合方法のうちの1つまたは複数を用いて、複数のレーザ光を結合させることができる。例えば、4つのレーザ光を結合する場合、結合部40は、偏光結合を用いて2つの光を結合し、2つの結合光を得た後、他の結合方法、例えばファイバ結合を用いて2つの結合光をさらに結合して1つの光線を得ることができる。なお、結合部40は、レーザモジュール20−1,20−2,20−3と接続される3つの接続インタフェースと、増設されるレーザモジュール20−4と接続するための増設用の空きインタフェースとを有している。
結合部40の使用する結合方法は、特に制限されず、求められる性能に応じて、様々な結合方法を選択して使用することが可能である。例えば使用する波長帯域を拡張したい場合には、波長結合を使用して複数の波長のレーザ光を結合することが考えられる。一方、波長結合には高価な部品が必要である場合が多いため、波長帯域を拡張する必要がない場合には、コスト低減のために空間結合が用いられてもよい。
制御ユニット50は、複数の駆動電源30のそれぞれと接続されており、複数の駆動電源30のそれぞれを制御することで、レーザモジュール20に供給する電力を制御することができる。制御ユニット50は、各種のインターロック制御を行うこともできる。制御ユニット50は、駆動電源30との接続インタフェースを複数有している。制御ユニット50は、駆動電源30−1,30−2,30−3と接続される3つの接続インタフェースと、駆動電源30−4と接続するための増設用の空きインタフェースとを有している。
水冷マニホールド60は、レーザ装置1内の発熱部分を冷却するための冷却配管の継ぎ手部分である。水冷マニホールド60に接続される冷却配管は、例えば、レーザモジュール20、駆動電源30などが配置される周囲に設けられる。水冷マニホールド60は、冷却水がレーザ装置1内に設けられた冷却配管を流れる経路を切り替えることが可能である。
冷却配管は、レーザ装置1に予め配置されるレーザモジュール20−1,20−2,20−3の周囲だけでなく、増設されるレーザモジュール20−4の周囲にも設けられている。水冷マニホールド60は、レーザモジュール20毎に冷却配管の開閉を個別に切り替えることが可能な開閉部を有する。このため、レーザモジュール20−4を増設する前は、レーザモジュール20−4の周囲に設けられた冷却配管へ冷却水が流れないように開閉部を閉じた状態とし、レーザモジュール20−4を増設する際には、レーザモジュール20−4の周囲に設けられた冷却配管へ冷却水が流れるように開閉部を開放すればよい。
冷却配管の配置は、駆動電源30の周囲についてもレーザモジュール20と同様である。冷却配管は、レーザ装置1に予め配置される駆動電源30−1,30−2,30−3の周囲だけでなく、増設される駆動電源30−4の周囲にも設けられている。水冷マニホールド60は、駆動電源30毎に冷却配管の開閉を個別に切り替えることが可能な開閉部を有する。このため、駆動電源30−4を増設する前には、駆動電源30−4の周囲に設けられた冷却配管へ冷却水が流れないように開閉部を閉じた状態とし、駆動電源30−4を増設する際には、駆動電源30−4の周囲に設けられた冷却配管へ冷却水が流れるように開閉部を開放すればよい。
第1固定部70は、複数のレーザモジュール20を筐体10内に固定する。第1固定部70には、増設されるレーザモジュール20−4を筐体10の内部に格納する空間が設けられている。第1固定部70の形状は、増設されるレーザモジュール20−4を固定することができればよく、例えば、フレーム、留め具、棚などである。第2固定部71は、複数の駆動電源30を筐体10内に固定する。第2固定部71には、増設される駆動電源30−4を筐体10の内部に格納する空間が設けられている。第2固定部71の形状は、増設される駆動電源30−4を固定することができればよく、例えば、フレーム、留め具、棚などである。
図2は、図1に示すレーザ装置1が有する構成要素の接続関係を示す図である。駆動電源30およびレーザモジュール20は、レーザユニット80を構成している。レーザ装置1は、駆動電源30−1およびレーザモジュール20−1から構成されるレーザユニット80−1と、駆動電源30−2およびレーザモジュール20−2から構成されるレーザユニット80−2と、駆動電源30−3およびレーザモジュール20−3から構成されるレーザユニット80−3とを有する。
また、レーザ装置1は、筐体10の内部に設けられ、増設用の駆動電源30−4および増設用のレーザモジュール20−4を格納することが可能な増設部90を有している。増設部90に駆動電源30−4およびレーザモジュール20−4が増設されると、図示しないレーザユニット80−4を構成する。以下、レーザユニット80−1,80−2,80−3,80−4のそれぞれを区別する必要がない場合、単にレーザユニット80と称する。図2に示す例では、1つのレーザユニット80は、1つのレーザモジュール20と、レーザモジュール20を駆動するための1つの駆動電源30とから構成されている。レーザユニット80は、単独でレーザ光を発振させることが可能である。
増設部90は、レーザモジュール20−4および駆動電源30−4を筐体10の内部に格納するための空間と、第1固定部70のうちレーザモジュール20−4を固定する部分と、第2固定部71のうち駆動電源30−4を固定する部分とを含む。増設部90は、レーザユニット80単位でレーザモジュール20および駆動電源30を増設可能である。増設部90は、予め配置されたレーザモジュール20−1,20−2,20−3と並列に接続される増設用のレーザモジュール20−4を内部に格納することが可能である。また増設部90は、増設用のレーザモジュール20−4に電力を供給する駆動電源30−4を内部に格納することが可能である。
レーザユニット80−1,80−2,80−3が出力するレーザ光は、結合部40において結合されて、伝送ファイバ41に出力される。また、増設部90にレーザモジュール20−4および駆動電源30−4を増設して構成されるレーザユニット80−4が出力するレーザ光も、結合部40において結合されて、伝送ファイバ41に出力される。
図3は、図2に示すレーザユニット80の詳細な構成の一例を示す図である。レーザユニット80は、レーザモジュール20と、レーザモジュール20に駆動電力を供給する駆動電源30とを有する。レーザモジュール20は、光を往復させる少なくとも2枚の反射ミラーである全反射ミラー21および部分反射ミラー22と、全反射ミラー21および部分反射ミラー22の間にレーザ光を誘導放出させるためのレーザ媒質を励起する励起部23とを有する。
全反射ミラー21および部分反射ミラー22は、共振器を構成する複数の反射面の一例であり、本実施の形態はかかる例に限定されない。3つ以上の反射面を用いて共振器を構成してもよい。例えば、共振器を構成する2つの反射面の間の光路上に、光の進む向きを変化させる反射面を含んでもよいし、反射面はミラーに限らず、コーティングすることで形成された反射機能を有する面であってもよい。励起部23は、例えば、ガスレーザの場合にはレーザガスに電力を印加した放電部であり、YAGレーザの場合にはレーザ媒質をドープし、光励起したYAGロッド部であり、半導体レーザの場合にはレーザ媒質をドープし、電力を印加した活性層である。
以上説明したように、本発明の実施の形態1にかかるレーザ装置1は、レーザモジュール20−1,20−2,20−3と並列に接続される増設用のレーザモジュール20−4を筐体10の内部に格納することが可能な増設部90を備えている。このため、レーザモジュール20−4を増設することで、レーザ光の出力強度を増強する拡張を行うことが可能になる。このとき、複数のレーザモジュール20は並列に接続されるため、レーザモジュール20を構成する光学部品に求められる耐光強度は、レーザ光の強度を増強する拡張を行う前後で変わらない。したがって、レーザ光の強度を増強する拡張を行う前の状態においても、過剰性能な光学部品を使用する必要がなく、要求される性能に合わせた光学部品を使用することが可能になる。
またレーザ装置1によれば、レーザモジュール20および駆動電源30から構成されるレーザユニット80単位で、レーザモジュール20および駆動電源30を増設することができる。このレーザユニット80は、単独でレーザ光を発振させることが可能である。このため、レーザ光の出力を増強する拡張を行う際に、既にレーザ装置1に組み込まれている他の部品が劣化している場合であっても、レーザ光の出力を増強することができる。
なお、上記の実施の形態では、予め出荷段階でレーザ装置1に内蔵されているレーザモジュール20の数を3つとし、出荷後に増設可能なレーザモジュール20の数を1つとしたが、本実施の形態はかかる例に限定されない。予めレーザ装置1に内蔵されるレーザモジュール20の数は、1以上の任意の数であってよい。また増設可能なレーザモジュール20の数は複数であってもよい。
実施の形態2.
図4は、本発明の実施の形態2にかかるレーザ加工装置100の構成を示す図である。レーザ加工装置100は、レーザ装置1と、加工ヘッド2と、テーブル3と、制御装置4とを有する。
レーザ装置1は、実施の形態1で説明したものと同様であるため、ここでは詳しい説明は省略する。レーザ装置1が出力するレーザ光は、伝送ファイバ41を介して加工ヘッド2に入力される。レーザ加工装置100は、加工ヘッド2とテーブル3の上に載置させる加工対象物Wとの相対位置を変化させながら、加工ヘッド2から加工対象物Wにレーザ光を照射して、加工対象物Wをレーザ加工する装置である。
制御装置4は、レーザ装置1、加工ヘッド2およびテーブル3の動作を制御して、加工対象物Wをレーザ加工する。例えば制御装置4は、加工ヘッド2の位置およびテーブル3の位置を制御して、加工ヘッド2とテーブル3上の加工対象物Wとの相対位置を変化させることができる。なお、ここでは加工ヘッド2の位置およびテーブル3の位置の両方を制御することとしたが、テーブル3の位置を固定して、加工ヘッド2の位置のみを変化させてもよい。
以上説明したように、本発明の実施の形態2にかかるレーザ加工装置100は、実施の形態1で説明したレーザ装置1を備える。このため、レーザ装置1にレーザモジュール20−4を増設することによって、レーザ加工を行う際に使用するレーザ光の出力を増強することが可能になる。このとき、複数のレーザモジュール20は並列に接続されるため、レーザモジュール20を構成する光学部品に求められる耐光強度は、レーザ光の強度を増強する拡張を行う前後で変わらない。したがって、レーザ光の強度を増強する拡張を行う前の状態においても、過剰性能な光学部品を使用する必要がなく、要求される性能に合わせた光学部品を使用することが可能になる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 レーザ装置、2 加工ヘッド、3 テーブル、4 制御装置、10 筐体、20,20−1,20−2,20−3,20−4 レーザモジュール、21 全反射ミラー、22 部分反射ミラー、23 励起部、30,30−1,30−2,30−3,30−4 駆動電源、40 結合部、41 伝送ファイバ、50 制御ユニット、60 水冷マニホールド、70 第1固定部、71 第2固定部、80,80−1,80−2,80−3,80−4 レーザユニット、90 増設部、100 レーザ加工装置、W 加工対象物。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるレーザ装置は、レーザ光を発振可能なレーザモジュールと、レーザモジュールを内蔵する筐体と、筐体の内部に設けられ、レーザモジュールと並列に接続される増設用のレーザモジュールを格納することが可能な増設部と、増設用のレーザモジュールを含む複数のレーザモジュールのそれぞれを冷却するための冷却水が流れる冷却配管と、冷却配管の継ぎ手部分であり、レーザモジュール毎に冷却配管の開閉を切り替えることが可能な開閉部を有する水冷マニホールドと、を備えることを特徴とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるレーザ装置は、レーザ光を発振可能なレーザモジュールと、レーザモジュールに電力を供給する駆動電源と、レーザモジュールおよび駆動電源を内蔵する筐体と、筐体の内部に設けられ、レーザモジュールと並列に接続される増設用のレーザモジュールと増設用の駆動電源と内部に格納することが可能な増設部と、増設用のレーザモジュールを含む複数のレーザモジュールのそれぞれを冷却するための冷却水が流れる冷却配管と、冷却配管の継ぎ手部分であり、レーザモジュール毎に冷却配管の開閉を切り替えることが可能な開閉部を有する水冷マニホールドと、を備え、レーザモジュールおよび駆動電源から構成されるレーザユニット単位で、レーザモジュールおよび駆動電源を増設部に増設可能であることを特徴とする。

Claims (10)

  1. レーザ光を発振可能なレーザモジュールと、
    前記レーザモジュールを内蔵する筐体と、
    該筐体の内部に設けられ、前記レーザモジュールと並列に接続される増設用のレーザモジュールを格納することが可能な増設部と、
    を備えることを特徴とするレーザ装置。
  2. 複数の前記レーザモジュールのそれぞれが発振させた複数のレーザ光を結合させる結合部、
    をさらに備え、
    前記結合部は、前記増設部に増設される前記レーザモジュールと接続可能な増設用のインタフェースを有することを特徴とする請求項1に記載のレーザ装置。
  3. 前記レーザモジュールは、2枚以上の反射ミラーと、前記反射ミラーの間にレーザ光を誘導放出するためのレーザ媒質を励起する励起部とを含むことを特徴とする請求項1または2に記載のレーザ装置。
  4. 前記増設部は、増設用のレーザモジュールを前記筐体内に固定する第1固定部を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のレーザ装置。
  5. 前記レーザモジュールに電力を供給する駆動電源、
    をさらに備え、
    前記増設部は、増設用の駆動電源を内部に格納することが可能であることを特徴とする請求項1に記載のレーザ装置。
  6. 前記レーザモジュールおよび前記駆動電源から構成されるレーザユニット単位で、前記レーザモジュールおよび前記駆動電源を前記増設部に増設可能であることを特徴とする請求項5に記載のレーザ装置。
  7. 前記レーザユニットは、単独でレーザ光を発振させることが可能であることを特徴とする請求項6に記載のレーザ装置。
  8. 前記増設部は、前記増設用の駆動電源を前記筐体内に固定する第2固定部を有することを特徴とする請求項5から7のいずれか1項に記載のレーザ装置。
  9. 前記増設用のレーザモジュールを含む複数の前記レーザモジュールのそれぞれを冷却するための冷却水が流れる冷却配管と、
    前記冷却配管の継ぎ手部分であり、レーザモジュール毎に冷却配管の開閉を切り替えることが可能な開閉部を有する水冷マニホールドと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のレーザ装置。
  10. 請求項1から7のいずれか1項に記載のレーザ装置と、
    前記レーザ装置が出力するレーザ光を加工対象物に向けて出射する加工ヘッドと、
    前記加工ヘッドと前記加工対象物との相対位置を変化させる制御装置と、
    を備えることを特徴とするレーザ加工装置。
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