JP2005324869A - 油圧エレベータの油圧パワー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 追加の油冷却器の配管接続作業を容易にした油圧エレベータの油圧パワー装置を得る。
【解決手段】 油タンク2の上部に設置され、油タンク内の作動油3中に開口する吸込み管10a及び吐出管10bを有する油冷却器用の油ポンプ10と、油タンクの上部に設置され、吸込み側が油冷却器用の油ポンプの吐出管に接続され、かつ戻り管11aが油タンク内の作動油中に開口する油冷却器11と、油冷却器の吸込み側及び戻り側の管路にそれぞれ設けられ、通常時は不使用のポートにそれぞれ栓体14が設けられて流通路を塞がれた油ポンプ側分岐配管12及び油冷却器の戻り側分岐配管13とを備え、油冷却器と並列に追加の油冷却器15を設置する際には、各分岐配管の栓体を取外し、通常時は不使用であったポートに追加の油冷却器の吐出管15a及び戻り管15bをそれぞれ接続する。
【選択図】 図1



Description

この発明は、油タンクの油を冷却する油冷却器を備えた油圧エレベータの油圧パワー装置に関するものである。
油圧エレベータはモータに直結され駆動される油ポンプの運転により油圧ジャッキに支持されたかごを上昇させるものであり、かご下降時の位置エネルギーの戻りにより油タンク内の油温が上昇する。油圧エレベータの運転、すなわち起動頻度は、実際に建物に設置され、実使用状態にならないと把握できないのが実状であり、事前の予測が困難である。そこで、標準的な起動頻度を想定して、油冷却器の選定をしているが、過不足が生じることは避けられない。この油タンクの油を冷却する油冷却器を備えたものが種々提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開平4−354786号公報 特開平10−203757号公報
従来の油冷却器を備えた油圧エレベータの油圧パワー装置では、動き得る最大の起動頻度で、夏場の機械室内周囲温度が高い条件を考慮して選定すると、交換熱量が大きい油冷却器を設置することとなり、大は小を兼ねるものの、機器価格、設置スペース及び省エネルギー面での無駄が発生するので得策では無いという問題がある。それで、通常使用状態+αで起動頻度を設定し、油冷却器を選定しているが、稀に高起動運転の持続により法規で定められた油温以上に油温が上昇し、エレベータの運転を休止させる事態になることが予想される。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、油冷却器を接続するための吐出管及び戻り管の接続ポートを分岐配管で構成することにより、追加の油冷却器の配管接続作業を容易にした油圧エレベータの油圧パワー装置を提供するものである。
この発明に係る油圧エレベータの油圧パワー装置は、油タンクの上部に設置され、油タンク内の作動油中に開口する吸込み管及び吐出管を有する油冷却器用の油ポンプと、油タンクの上部に設置され、吸込み側が油冷却器用の油ポンプの吐出管に接続され、かつ戻り管が油タンク内の作動油中に開口する油冷却器と、油冷却器の吸込み側及び戻り側の管路にそれぞれ設けられ、通常時は不使用のポートにそれぞれ栓体が設けられて流通路を塞がれた油ポンプ側分岐配管及び油冷却器の戻り側分岐配管とを備え、油冷却器と並列に追加の油冷却器を設置する際には、各分岐配管の栓体を取外し、通常時は不使用であったポートに追加の油冷却器の吐出管及び戻り管をそれぞれ接続するようにしたものである。
この発明は、油タンクの上部に設置され、油タンク内の作動油中に開口する吸込み管及び吐出管を有する油冷却器用の油ポンプと、油タンクの上部に設置され、吸込み側が油冷却器用の油ポンプの吐出管に接続され、かつ戻り管が油タンク内の作動油中に開口する油冷却器と、油冷却器の吸込み側及び戻り側の管路にそれぞれ設けられ、通常時は不使用のポートにそれぞれ栓体が設けられて流通路を塞がれた油ポンプ側分岐配管及び油冷却器の戻り側分岐配管とを備え、油冷却器と並列に追加の油冷却器を設置する際には、各分岐配管の栓体を取外し、通常時は不使用であったポートに追加の油冷却器の吐出管及び戻り管をそれぞれ接続するようにしたので、追加の油冷却器の配管接続作業を容易に行うことができる。
実施の形態1.
図1はこの発明を実施するための実施の形態1における油圧エレベータの油圧パワー装置を示すシステム構成図、図2は追加の油冷却装置を装着した状態を示す油圧エレベータの油圧パワー装置のシステム構成図、図3は油温コントロールユニットを接続した状態を示す油圧エレベータの油圧パワー装置のシステム構成図である。
図1において、油圧エレベータの機械室1には、油タンク2が設置され、油タンク2に作動油3が収容されている。油タンク2内には、作動油3に浸漬して配置されたモータ4と、このモータ4に直結されて駆動される油ポンプ5とが設けられている。この油ポンプ5には、吐出管5aが接続され、吐出管5aの先端に流量制御弁6が設けられている。また、油圧ジャッキ7と、この油圧ジャッキ7に支持されたかご7aとからなるエレベータ手段が、管路8によって流量制御弁6に接続されている。また流量制御弁6と油タンク2を戻り管9により接続している。油タンク2の上部には、油冷却器用の油ポンプ10と、油冷却器11とが設置されている。油冷却器用油ポンプ10の吸込み管10aの先端吸入口は油タンク2内の低部付近に開口している。油冷却器用油ポンプ10の吐出管10bには、油冷却器11の油ポンプ側分岐配管12が設けられ、この分岐配管12を介して油冷却器11の下部に接続されている。油冷却器11の上部には油冷却器11の戻り管11aが接続され、この戻り管11aの途中には油冷却器11の戻り側分岐配管13が設けられている。上記分岐配管12、13の不使用のポートには、それぞれプラグ栓からなる栓体14が着脱自在に設けられている。また、油タンク2の側壁上部には、通常時は、それぞれプラグ栓からなる栓体14により流通路が塞がれた管継手16、17が設けられている。この管継手16、17は、通常時は塞がれているが、ビルのオープン時等の一時的な高起動頻度が予想される緊急対応時の事前付加として、例えば、市販の油温コントロールユニット等を接続するために用いられる。そして、ビルが通常の実使用状態になった時は市販の油温コントロールユニット等の取り外しが簡単に行える。
この発明の油圧エレベータの油圧パワー装置は、通常は図1に示すように構成されている。そこで今、既存の油冷却器11の上部に並列に、追加の油冷却器15を後付けしたい場合には、図2に示すように、既存の油冷却器11の上部に追加の油冷却器15を載置して装着する。そして、分岐配管12、13の栓体14を取り外し、分岐配管12の不使用であったポートに、追加の油冷却器15用の油ポンプ側追加吐出管15aを接続し、また分岐配管13の不使用であったポートに、追加の油冷却器15用の追加戻り管15bを接続する。これにより、追加の油冷却器設置のための平面スペースを維持し、追加の油冷却器の配管作業を容易に行うことができる。なお、油冷却器用の油ポンプ10の吐出流量が約半分になるので、交換熱量は2倍にならないが、1.5〜2倍弱程度の交換熱量を確保することができる。また、建物の用途が代わり、エレベータの使用頻度が上昇した時の対応が容易である。新規に付けると、油冷却器のみでなく油ポンプの設置も必要となるので、その効果は大きい。
また、図3は、ビルのオープン時等の一時的な高起動頻度が予想される緊急対応時の事前付加として、例えば、油温コントロール機能を備えた市販の油温コントロールユニット18を追加接続した状態を示すものである。油温コントロールユニット18は、図示しないが、油ポンプ、ファン、冷媒、コンプレッサー、サーモセンサー等を内蔵している。この油温コントロールユニット18のタンク内吸込み側管路(ホース)16aを栓体14を取外した上部管継手16に接続し、かつタンク内戻り側管路(ホース)17aを栓体14を外した下部管継手17aに接続し、電源コード(図示せず)を単独の電源に接続するのみで設置が完了し、油温度設定に応じた自動運転を実施するものである。従来は、油タンク2に吸込み管及び戻り管のポートを付けておらず、緊急時は、油タンク2の蓋を開けてホースを突っ込むことにしていたが、油タンク2に吸込み側及び戻り側用の管継手16、17を設けておくことにより、緊急時に市販の油温コントロールユニット等を容易に接続することができる。
また、この油タンク2に設けた吸込み側及び戻り側用の管継手16、17の他の用途としては、油タンク2内の作動油3を濾過して、異物等を除去したり、作動油3の交換等の延命策を実施することがある。この時は濾過装置(図示せず)の吸込み側及び戻り側を油タンク2の吸込み側及び戻り側の管継手16、17にそれぞれ接続することにより、油タンク2の蓋を外した状態でなく濾過装置を接続することができる。
この発明の実施の形態1における油圧エレベータの油圧パワー装置を示すシステム構成図である。 追加の油冷却装置を装着した状態を示す油圧エレベータの油圧パワー装置のシステム構成図である。 油温コントロールユニットを接続した状態を示す油圧エレベータの油圧パワー装置のシステム構成図である。
符号の説明
1 機械室
2 油タンク
3 作動油
4 モータ
5 油ポンプ
6 流量制御弁
7 油圧ジャッキ
7a かご
8 管路
9 戻り管
10 油冷却器用油ポンプ
10a 油ポンブの吸込み管
10b 油ポンプの吐出管
11 油冷却器
11a 油冷却器の戻り管
12 油冷却器の油ポンプ側分岐配管
13 油冷却器の戻り側分岐配管
14 栓体
15 追加の油冷却器
15a 油ポンプ側追加吐出管
15b 追加の油冷却器の追加戻り管
16 吸込み側管継手
16a タンク内吸込み側管路(ホース)
17 戻り側管継手
17a タンク内戻り側管路(ホース)
18 市販の油温コントロールユニット

Claims (3)

  1. 油タンク内の作動油中にモータと油ポンプを浸漬し、エレベータかご上昇時は流量制御弁を介して油ポンプから油圧ジャッキに作動油を送出し、エレベータかご下降時は流量制御弁を介して作動油を油タンク内に戻す油圧エレベータの油圧パワー装置において、
    前記油タンクの上部に設置され、油タンク内の作動油中に開口する吸込み管及び吐出管を有する油冷却器用の油ポンプと、
    前記油タンクの上部に設置され、吸込み側が前記油冷却器用の油ポンプの吐出管に接続され、かつ戻り管が前記油タンク内の作動油中に開口する油冷却器と、
    前記油冷却器の吸込み側及び戻り側の管路にそれぞれ設けられ、通常時は不使用のポートにそれぞれ栓体が設けられて流通路を塞がれた油ポンプ側分岐配管及び油冷却器の戻り側分岐配管とを備え、
    前記油冷却器と並列に追加の油冷却器を設置する際には、前記各分岐配管の栓体を取外し、通常時は不使用であったポートに前記追加の油冷却器の吐出管及び戻り管をそれぞれ接続することを特徴とする油圧エレベータの油圧パワー装置。
  2. 油タンク内の作動油中にモータと油ポンプを浸漬し、エレベータかご上昇時は流量制御弁を介して油ポンプから油圧ジャッキに作動油を送出し、エレベータかご下降時は流量制御弁を介して作動油を油タンク内に戻す油圧エレベータの油圧パワー装置において、
    前記油タンクの上部に設置され、油タンク内の作動油中に開口する吸込み管及び吐出管を有する油冷却器用の油ポンプと、
    前記油タンクの上部に設置され、吸込み側が前記油冷却器用の油ポンプの吐出管に接続され、かつ戻り管が前記油タンク内の作動油中に開口する油冷却器と、
    前記油タンクの側壁上部に設けられ、通常時はそれぞれ栓体により流通路を塞がれた吸込み側及び戻り側管継手とを備え、
    前記油冷却器とは別に油温コントロールユニットを追加接続する際には、前記吸込み側及び戻り側管継手の栓体を取外し、通常時は塞がれていた各管継手に前記別の油温コントロールユニットの吸込み管及び戻り管をそれぞれ接続することを特徴とする油圧エレベータの油圧パワー装置。
  3. 油タンク内の作動油中にモータと油ポンプを浸漬し、エレベータかご上昇時は流量制御弁を介して油ポンプから油圧ジャッキに作動油を送出し、エレベータかご下降時は流量制御弁を介して作動油を油タンク内に戻す油圧エレベータの油圧パワー装置において、
    前記油タンクの上部に設置され、油タンク内の作動油中に開口する吸込み管及び吐出管を有する油冷却器用の油ポンプと、
    前記油タンクの上部に設置され、吸込み側が前記油冷却器用の油ポンプの吐出管に接続され、かつ戻り管が前記油タンク内の作動油中に開口する油冷却器と、
    前記油冷却器の吸込み側及び戻り側の管路にそれぞれ設けられ、通常時は不使用のポートにそれぞれ栓体が設けられて流通路を塞がれた油ポンプ側分岐配管及び油冷却器の戻り側分岐配管と、
    前記油タンクの側壁上部に設けられ、通常時はそれぞれ栓体により流通路を塞がれた吸込み側及び戻り側管継手とを備え、
    前記油冷却器と並列に追加の油冷却器を設置する際は、前記各分岐配管の栓体を取外し、通常時は不使用であったポートに前記追加の油冷却器の吐出管及び戻り管をそれぞれ接続し、かつ前記油冷却器とは別に油温コントロールユニットを追加接続する際には、前記吸込み側及び戻り側管継手の栓体を取外し、通常時は塞がれていた各管継手に前記別の油温コントロールユニットの吸込み管及び戻り管をそれぞれ接続することを特徴とする油圧エレベータの油圧パワー装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2019198215A1 (ja) * 2018-04-12 2020-04-30 三菱電機株式会社 レーザ装置およびレーザ加工装置

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