JPWO2019187038A1 - 空気調和機の室内機 - Google Patents

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Abstract

本発明に係る空気調和機の室内機は、熱交換器と、電気品取付板及び該電気品取付板の前面側に取り付けられた表示装置を有し、前記熱交換器の前方に配置された電気品ユニットと、前記電気品ユニットを前面側から覆い、前記表示装置と対向する位置に、前記表示装置を露出させる表示窓又は前記表示装置の光を透過する透過部を有する電気品カバーと、を備え、前記電気品カバーは、前記電気品取付板に固定されている。

Description

本発明は、熱交換器の前方に電気品ユニットが配置された空気調和機の室内機に関するものである。
空気調和機の室内機は、光を使った表示により運転状況及び設定状態等を使用者に知らせる表示装置を備えている。この表示装置は、電気品ユニットに設けられている。また、電気品ユニットは、例えば、室内機の筐体内において、熱交換器の左右どちらか一方の側方に配置されている。また、近年では、筐体内での熱交換器の占有比率を増加させるため、熱交換器の左右方向の長さを従来よりも長くした室内機も提案されている。この様な室内機においては、表示装置を備えた電気品ユニットは、筐体内において熱交換器の前方に配置されている。
熱交換器の前方に電気品ユニットが配置された従来の室内機の場合、正面意匠パネルを開いた際、電気品ユニットが露出した状態となり、意匠性が損なわれてしまう。このため、熱交換器の前方に電気品ユニットが配置された従来の室内機には、電気品ユニットを前方から覆う電気品カバーを備えたものも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
電気品カバーによって電気品ユニットを前方から覆う場合、表示装置の表示を使用者に見えるようにするためには、電気品カバーにおける表示装置と対向する位置に、表示装置を露出させる表示窓又は表示装置の光を透過する透過部を設ける必要がある。例えば、特許文献1に記載の室内機の場合、電気品カバーにおける表示装置と対向する位置は、室内機の外郭の一部を構成する。このため、特許文献1に記載の室内機の場合、電気品カバーにおける表示装置と対向する位置は、表示装置の光を透過する透過部となっている。また例えば、電気品カバーにおける表示装置と対向する位置が室内機の外郭の一部を構成しない場合、電気品カバーにおける表示装置と対向する位置は、表示装置を露出させる表示窓となる。そして、室内機の外郭における表示窓と対向する位置に、表示装置の光を透過する透過部が設けられる。
特開2016−35342号公報
熱交換器の前方に電気品ユニットが配置され、該電気品ユニットが電気品カバーによって前方から覆われている従来の室内機は、電気品ユニットと電気品カバーとが異なる部品に固定されている。例えば、特許文献1に記載の室内機の場合、室内機の外郭の背面部分を構成する背面ケースを備えている。また、背面ケースの前面部には、熱交換器の一方の端部を支持する熱交換器支持板が固定されている。そして、特許文献1に記載の室内機の電気品ユニットは、一方の端部が背面ケースの前面部に固定され、他方の端部が熱交換器支持板に固定されている。また、特許文献1に記載の室内機の電気品カバーは、熱交換器の下方に配置されたドレンパンに固定されている。
このため、熱交換器の前方に電気品ユニットが配置され、該電気品ユニットが電気品カバーによって前方から覆われている従来の室内機は、電気品ユニットの表示装置と、電気品カバーの表示窓又は透過部との間に位置ずれが起こりやすい。したがって、従来の室内機は、表示装置が電気品カバーの表示窓又は透過部の中心位置から偏って配置されてしまい、意匠性が悪くなるという課題があった。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、電気品ユニットの表示装置と電気品カバーの表示窓又は透過部との間の位置ずれを従来よりも抑制できる空気調和機の室内機を提供することを目的とする。
本発明に係る空気調和機の室内機は、熱交換器と、電気品取付板及び該電気品取付板の前面側に取り付けられた表示装置を有し、前記熱交換器の前方に配置された電気品ユニットと、前記電気品ユニットを前面側から覆い、前記表示装置と対向する位置に、前記表示装置を露出させる表示窓又は前記表示装置の光を透過する透過部を有する電気品カバーと、を備え、前記電気品カバーは、前記電気品取付板に固定されている。
本発明に係る空気調和機の室内機においては、表示装置及び電気品カバーの双方が電気品取付板に固定されている。このため、本発明に係る空気調和機の室内機は、表示装置と電気品カバーの表示窓又は透過部との間の位置ずれを従来よりも抑制できる。
本発明の実施の形態に係る空気調和機の室内機を正面側の斜め下方から観察した斜視図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和機の室内機を正面側の斜め上方から観察した分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和機の室内機の縦断面図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和機の室内機を正面側の斜め下方から観察した斜視図であり、正面意匠パネル及び電気品カバーが取り外されている状態を示す図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和機の室内機の電気品ユニットを正面側の斜め下方から観察した斜視図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和機の室内機を正面側の斜め下方から観察した斜視図であり、正面意匠パネルが取り外されている状態を示す図である。 図6の表示装置周辺を拡大した要部拡大図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和機の室内機の縦断面図であり、電気品ユニットの表示装置周辺を示す要部拡大図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和機の室内機の電気品カバーを正面側から観察した斜視図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和機の室内機の電気品カバーを背面側から観察した斜視図である。 図10のA部拡大図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和機の室内機の電気品取付板を正面側から観察した斜視図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和機の室内機の電気品取付板を背面側から観察した斜視図である。 図13のB部拡大図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和機の室内機において、電気品取付板の貫通穴に電気品カバーの第1爪が挿入された状態を背面側から観察した斜視図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和機の室内機において、電気品取付板の貫通穴に電気品カバーの第1爪が挿入された状態を示す縦断面図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和機の室内機において、電気品ユニットとドレンパンとの固定箇所周辺を示す縦断面図である。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態に係る空気調和機の室内機を正面側の斜め下方から観察した斜視図である。図2は、本発明の実施の形態に係る空気調和機の室内機を正面側の斜め上方から観察した分解斜視図である。図3は、本発明の実施の形態に係る空気調和機の室内機の縦断面図である。図4は、本発明の実施の形態に係る空気調和機の室内機を正面側の斜め下方から観察した斜視図であり、正面意匠パネル及び電気品カバーが取り外されている状態を示す図である。なお、図3では、紙面左側が室内機100の正面側となっている。
本実施の形態に係る空気調和機の室内機100は、空調する部屋の壁面に設置される壁掛け型の室内機であり、略直方体形状の外郭1を備えている。この外郭1の上面部には、該外郭1内に室内空気を吸い込むための吸込口1aが形成されている。また、外郭1の下面部には、外郭1から室内へ空気を吹き出すための吹出口1bが形成されている。また、吹出口1bには、上下風向調整板3が設けられている。上下風向調整板3は、例えば前側端部が上下方向に揺動自在となるように、吹出口1bに設けられている。上下風向調整板3の角度を変更することにより、吹出口1bから吹き出される空気の上下方向の向きが調整される。なお、室内機100が停止中、上下風向調整板3は、吹出口1bを塞ぐ。すなわち、上下風向調整板3も外郭1の一部を構成している。
なお、外郭1の構成は特に限定されないが、本実施の形態では、外郭1は、背面板8、フィルター自動清掃ユニット7、左側面意匠パネル4、右側面意匠パネル5、下面意匠パネル6、及び正面意匠パネル2を備えている。また、外郭1内には、送風ファン11、熱交換器12、ドレンパン14、電気品ユニット20及び電気品カバー31等が収納されている。
詳しくは、背面板8は、外郭1の背面部を構成する部品である。室内機100が部屋の壁面に設置される際、背面板8が部屋の壁面に固定される。この背面板8の前面側には、送風ファン11が配置されている。送風ファン11が回転することにより、室内空気が吸込口1aから外郭1内に吸い込まれ、外郭1内の空気が吹出口1bから室内へ吹き出される。送風ファン11は、例えば、背面板8に回転自在に取り付けられている。
送風ファン11が回転した際に外郭1内で発生する空気の流れ方向において、送風ファン11の上流側となる位置には、熱交換器12が設けられている。すなわち、送風ファン11が回転した際に外郭1内で発生する空気の流れ方向において、外郭1の吸込口1aと送風ファン11との間となる位置に、熱交換器12が設けられている。熱交換器12は、側面視において、送風ファン11の前方、上方及び後方を囲うように配置されている。熱交換器12は、例えば、背面板8にネジ固定されている。
熱交換器12の下方には、該熱交換器12から落下してきた露を受けるドレンパン14が配置されている。ドレンパン14は、例えば、背面板8にネジ固定されている。なお、本実施の形態では、ドレンパン14を背面板8に固定する前に、ドレンパン14に上下風向調整板3等を取り付け、ドレンパン組立体13を製作する。そして、ドレンパン組立体13を背面板8に固定している。
熱交換器12の上方から前方にかけて、フィルター自動清掃ユニット7が配置されている。フィルター自動清掃ユニット7は、外郭1の前面部の一部と上面部とを構成するユニットである。フィルター自動清掃ユニット7の上面部は格子状の桟で構成されている。これら桟の間の開口部が吸込口1aとなっている。また、フィルター自動清掃ユニット7は、吸込口1aから吸い込まれた空気中の粉塵を捕捉するフィルターと、該フィルターから粉塵を回収する清掃装置とを、備えている。フィルター自動清掃ユニット7は、例えば、背面板8にネジ固定されている。
熱交換器12の前方には、電気品ユニット20が配置されている。この電気品ユニット20は、光を使った表示により運転状況及び設定状態等を使用者に知らせる表示装置23を備えている。電気品ユニット20の上端部は、例えば、フィルター自動清掃ユニット7にネジ固定されている。また、本実施の形態では、電気品ユニット20の下端部は、ドレンパン14に固定されている。電気品ユニット20の詳細構成、及び電気品ユニット20のドレンパン14への固定構成については後述する。
電気品ユニット20は、前面側から電気品カバー31で覆われている。この電気品カバー31は、電気品ユニット20の表示装置23と対向する位置に、表示装置23を露出させる表示窓32を有している。電気品カバー31の上端部は、例えば、フィルター自動清掃ユニット7にネジ固定されている。また、電気品カバー31の下端部は、電気品ユニット20に固定されている。電気品カバー31の詳細構成、及び電気品カバー31の電気品ユニット20への固定構成については後述する。
室内機100を正面側から観察した際に熱交換器12の左側となる位置には、左側面意匠パネル4が配置されている。また、室内機100を正面側から観察した際に熱交換器12の右側となる位置には、右側面意匠パネル5が配置されている。左側面意匠パネル4は、外郭1の左側側面部を構成する部品である。右側面意匠パネル5は、外郭1の右側側面部を構成する部品である。左側面意匠パネル4及び右側面意匠パネル5は、例えば、背面板8にネジ固定されている。
下面意匠パネル6は、外郭1の下面部のうち、吹出口1bよりも後方の部分を構成する部品である。下面意匠パネル6は、例えば、背面板8にネジ固定されている。本実施の形態では、下面意匠パネル6は、該下面意匠パネル6と背面板8との間に左側面意匠パネル4及び右側面意匠パネル5が挟み込まれた状態で、背面板8にネジ固定されている。
正面意匠パネル2は、外郭1の前面部を構成する部品である。正面意匠パネル2の上端部は、例えば左側面意匠パネル4及び右側面意匠パネル5に回転自在に取り付けられている。すなわち、正面意匠パネル2は、外郭1の前面側を、開閉自在に覆っている。フィルター自動清掃ユニット7の清掃装置に回収された粉塵を捨てる際等に、正面意匠パネル2が開かれる。また、正面意匠パネル2における電気品カバー31の表示窓32と対向する位置には、電気品ユニット20の表示装置23の光を透過する透過部が設けられている。これにより、表示装置23の表示が使用者に見えるようになっている。
続いて、電気品ユニット20の詳細構成及び電気品カバー31の詳細構成について説明する。
図5は、本発明の実施の形態に係る空気調和機の室内機の電気品ユニットを正面側の斜め下方から観察した斜視図である。図6は、本発明の実施の形態に係る空気調和機の室内機を正面側の斜め下方から観察した斜視図であり、正面意匠パネルが取り外されている状態を示す図である。図7は、図6の表示装置周辺を拡大した要部拡大図である。図8は、本発明の実施の形態に係る空気調和機の室内機の縦断面図であり、電気品ユニットの表示装置周辺を示す要部拡大図である。なお、図8では、紙面左側が室内機100の正面側となっている。
電気品ユニット20は、電気品取付板21を備えている。また、電気品ユニット20は、電気品取付板21の前面側に取り付けられた制御基板、表示装置23、送受信装置24、及び赤外線センサ25を備えている。制御基板は、室内機100の運転制御を司るものであり、電気品取付板21の左右方向の略中心部に配置されている。また、制御基板は、前面側からカバー22で覆われている。
表示装置23は、例えば、電気品ユニット20を正面側から観察した際に制御基板及びカバー22の右側となる位置に配置されている。送受信装置24は、赤外線を使って、図示せぬリモートコントローラーからの指示信号を受信する受信部と、図示せぬリモートコントローラーへ情報信号を発信する送信部とを有している。送受信装置24は、表示装置23の上方に配置されている。赤外線センサ25は、室内機100が設置されている部屋の熱画像を取得するセンサである。赤外線センサ25は、電気品ユニット20を正面側から観察した際に表示装置23の右側となる位置に配置されている。
上述のように、電気品ユニット20は、熱交換器12の前方に配置されている。ここで、壁掛け型である本実施の形態に係る室内機100は、部屋の壁面の上部に設置されることが多い。このため、図8に示すように、電気品ユニット20は、表示装置23、送受信装置24が斜め下方を向くように傾いて、熱交換器12の前方に配置されている。
上述のように、電気品カバー31は、前面側から電気品ユニット20を覆う部品である。また、上述のように、電気品カバー31は、電気品ユニット20の表示装置23と対向する位置に、表示装置23を露出させる表示窓32を有している。また、電気品カバー31は、電気品ユニット20の送受信装置24と対向する位置に、送受信装置24を露出させる窓33を有している。
なお、本実施の形態では、電気品カバー31は、電気品ユニット20の赤外線センサ25を覆わない構成となっている。そして、赤外線センサ25は、該赤外線センサ25の先端部が露出するように、センサカバー9で覆われている。センサカバー9は、例えば、右側面意匠パネル5にネジ固定されている。本実施の形態では、センサカバー9は、該センサカバー9と右側面意匠パネル5との間に電気品カバー31が挟み込まれた状態で、右側面意匠パネル5にネジ固定されている。
続いて、電気品カバー31の電気品ユニット20への固定構成について説明する。
本実施の形態のように電気品ユニット20を熱交換器12の前方に配置した場合、正面意匠パネル2を開いた際に、電気品ユニット20を前方から覆っている電気品カバー31が見える状態となる。このため、電気品ユニット20の表示装置23と電気品カバー31の表示窓32との間に位置ずれが起こり、表示装置23が表示窓32の中心位置から偏って配置されてしまうと、意匠性が悪くなる。
このため、本実施の形態に係る室内機100においては、電気品カバー31は、電気品ユニット20の電気品取付板21に固定されている。すなわち、本実施の形態に係る室内機100においては、表示装置23及び電気品カバー31の双方が電気品取付板21に固定されている。このため、表示装置23及び電気品カバー31の双方は、同一の部品によって位置決めされることとなる。したがって、本実施の形態に係る室内機100は、表示装置23と表示窓32との間に位置ずれを従来よりも抑制でき、意匠性が向上する。なお、電気品カバー31が電気品ユニット20の電気品取付板21に固定されることにより、電気品ユニット20の送受信装置24と電気品カバー31の窓33との間の位置ずれも抑制でき、意匠性が向上する。
ここで、表示装置23と表示窓32との間での位置ずれを従来よりも抑制できる効果は、電気品カバー31を電気品ユニット20をネジ固定しても得られるし、爪を用いて電気品カバー31を電気品ユニット20を固定しても得られる。本実施の形態では、以下の様に、爪を用いて電気品カバー31を電気品ユニット20を固定している。これにより、電気品カバー31の電気品ユニット20への固定を容易にすることもできる。
図9は、本発明の実施の形態に係る空気調和機の室内機の電気品カバーを正面側から観察した斜視図である。図10は、本発明の実施の形態に係る空気調和機の室内機の電気品カバーを背面側から観察した斜視図である。図11は、図10のA部拡大図である。図12は、本発明の実施の形態に係る空気調和機の室内機の電気品取付板を正面側から観察した斜視図である。図13は、本発明の実施の形態に係る空気調和機の室内機の電気品取付板を背面側から観察した斜視図である。図14は、図13のB部拡大図である。図15は、本発明の実施の形態に係る空気調和機の室内機において、電気品取付板の貫通穴に電気品カバーの第1爪が挿入された状態を背面側から観察した斜視図である。また、図16は、本発明の実施の形態に係る空気調和機の室内機において、電気品取付板の貫通穴に電気品カバーの第1爪が挿入された状態を示す縦断面図である。なお、図16では、紙面左側が室内機100の正面側となっている。
図9〜図11に示すように、電気品カバー31は、下端部に、後方へ突出する第1爪34が設けられている。なお、本実施の形態では、4つの第1爪34が電気品カバー31に設けられている。一方、図12〜図14に示すように、電気品取付板21には、4つの第1爪34と対応する位置に、貫通穴26が形成されている。すなわち、電気品取付板21には、4つの貫通穴26が形成されている。
図15及び図16に示すように、電気品カバー31の各第1爪34を電気品取付板21の貫通穴26に挿入することにより、電気品カバー31の各第1爪34は、電気品取付板21の貫通穴26の周辺部に引っ掛かる。これにより、電気品カバー31が電気品取付板21に固定される。上述のように、電気品カバー31を電気品取付板21に固定することにより、表示装置23及び電気品カバー31の双方が電気品取付板21によって位置決めされることとなる。したがって、本実施の形態に係る室内機100は、表示装置23と表示窓32との間に位置ずれを従来よりも抑制でき、意匠性が向上する。
ここで、図16に示すように、本実施の形態では、各第1爪34は、下部に、下方へ突出する第1突起35を備えている。また、電気品取付板21は、各貫通穴26の下縁部に、第1突起35に引っ掛かる第2突起28を備えている。第2突起28が第1突起35に引っ掛かることにより、電気品取付板21に対する電気品カバー31の上下左右方向への動きをさらに制限することができる。すなわち、表示装置23に対する表示窓32の上下左右方向への動きをさらに制限することができる。このため、表示装置23と表示窓32との間に位置ずれをさらに抑制でき、意匠性をさらに向上させることができる。
なお、本実施の形態では4つの第1爪34と4つの貫通穴26とを用いて電気品カバー31と電気品取付板21とを固定したが、第1爪34及び貫通穴26の数は任意である。第1爪34及び貫通穴26の数は、電気品カバー31と電気品取付板21とを固定する際に要求される強度に基づいて、適宜決定すればよい。
また、本実施の形態では電気品カバー31の下端部に各第1爪34を設けたが、各第1爪34が設けられる位置は、電気品カバー31の下端部に限定されない。しかしながら、電気品カバー31の下端部に各第1爪34を設けることにより、以下のような効果を得ることができる。
電気品カバー31は、正面意匠パネル2を開いた際に使用者に見られる意匠部品である。このため、電気品カバー31は、デザインの欠陥に注意が必要である。ここで、一般的に、電気品カバー31は、樹脂の射出成形により製作される。樹脂の射出成形品に爪等の突起を設ける場合、突起が形成されている面の反対面に、表面が凹む現象であるヒケが発生しやすい。このため、電気品カバー31を樹脂の射出成形により製作する場合、電気品カバー31の背面の例えば中央部等に各第1爪34を配置すると、電気品カバー31の正面において使用者が発見しやすい箇所にヒケが発生してしまう可能性がある。そして、使用者が発見しやすい箇所にヒケが発生すると、電気品カバー31の意匠性が悪化する。一方、電気品カバー31の下端部に各第1爪34を設けると、仮にヒケが発生した場合でも、ヒケは電気品カバー31の下端部という使用者から非常に見えづらい箇所に発生することとなる。このため、電気品カバー31の下端部に各第1爪34を設けることにより、電気品カバー31の意匠性が悪化することを抑制できる。
また、電気品カバー31の意匠性が悪化することを抑制しようとした場合、使用者が発見しやすい箇所にヒケが発生しないようにするためには、電気品カバー31の背面の例えば中央部等に補強用の突起等を設けることもできない。このため、従来の室内機では、輸送中に該室内機を落下させてしまったとき等、衝撃によって電気品カバーが変形してしまい、電気品カバーが外れる場合があった。一方、本実施の形態に係る室内機100においては、上述のように、電気品カバー31は、電気品取付板21に固定されている。そして、電気品取付板21は、意匠部品ではないため、樹脂の射出成形により製作される場合でも、補強用の突起を設ける場所が限定されない。このため、電気品カバー31の補強は容易である。電気品カバー31を補強された電気品取付板21に固定することにより、電気品取付板21の補強が電気品カバー31の補強にもなるため、衝撃によって電気品カバー31が変形してしまうことを抑制でき、電気品カバーが外れることを抑制できる。
続いて、電気品ユニット20のドレンパン14への固定構成について説明する。
図17は、本発明の実施の形態に係る空気調和機の室内機において、電気品ユニットとドレンパンとの固定箇所周辺を示す縦断面図である。なお、図17では、紙面左側が室内機100の正面側となっている。
図12〜図14に示すように、電気品ユニット20の電気品取付板21は、後方へ突出する第2爪27が設けられている。なお、本実施の形態では、4つの第2爪27が電気品取付板21に設けられている。一方、図17に示すように、ドレンパン14には、側面視が鉤型の凸部15が設けられている。電気品取付板21の各第2爪27をドレンパン14の凸部15に引っ掛けることにより、電気品ユニット20は、ドレンパン14へ固定されている。なお、本実施の形態では、左右方向において、貫通穴26と第2爪27とが同位置になっている。しかしながら、これは貫通穴26及び第2爪27の配置の一例である。左右方向において、貫通穴26と第2爪27とを異なる位置に配置してもよい。
以上、本実施の形態に係る空気調和機の室内機100は、熱交換器12と、電気品ユニット20と、電気品カバー31とを備えている。電気品ユニット20は、電気品取付板21及び該電気品取付板21の前面側に取り付けられた表示装置23を有し、熱交換器12の前方に配置されている。電気品カバー31は、電気品ユニット20を前面側から覆い、表示装置23と対向する位置に、表示装置23を露出させる表示窓32を有している。そして、電気品カバー31は、電気品ユニット20の電気品取付板21に固定されている。
本実施の形態に係る空気調和機の室内機100においては、表示装置23及び電気品カバー31の双方が電気品取付板21に固定されている。このため、本実施の形態に係る空気調和機の室内機100は、表示装置23と電気品カバー31の表示窓32との間の位置ずれを従来よりも抑制できる。
なお、電気品カバー31における表示装置23と対向する位置が室内機100の外郭1の一部を構成する場合、表示窓32に換えて、電気品カバー31における表示装置23と対向する位置に、表示装置23の光を透過する透過部を設けてもよい。表示装置23と電気品カバー31の透過部との間の位置ずれを従来よりも抑制できる。
1 外郭、1a 吸込口、1b 吹出口、2 正面意匠パネル、3 上下風向調整板、4 左側面意匠パネル、5 右側面意匠パネル、6 下面意匠パネル、7 フィルター自動清掃ユニット、8 背面板、9 センサカバー、11 送風ファン、12 熱交換器、13 ドレンパン組立体、14 ドレンパン、15 凸部、20 電気品ユニット、21 電気品取付板、22 カバー、23 表示装置、24 送受信装置、25 赤外線センサ、26 貫通穴、27 第2爪、28 第2突起、31 電気品カバー、32 表示窓、33 窓、34 第1爪、35 第1突起、100 室内機。
本発明に係る空気調和機の室内機は、熱交換器と、電気品取付板及び該電気品取付板の前面側に取り付けられた表示装置を有し、前記熱交換器の前方に配置された電気品ユニットと、前記電気品ユニットを前面側から覆い、前記表示装置と対向する位置に、前記表示装置を露出させる表示窓又は前記表示装置の光を透過する透過部を有する電気品カバーと、を備え、前記電気品取付板には、貫通穴が形成され、前記電気品カバーは、前記貫通穴に挿入されて前記電気品取付板に引っ掛かる第1爪を備え、前記電気品カバーは、前記第1爪が前記電気品取付板に引っ掛かることで、前記電気品取付板に固定されている。

Claims (5)

  1. 熱交換器と、
    電気品取付板及び該電気品取付板の前面側に取り付けられた表示装置を有し、前記熱交換器の前方に配置された電気品ユニットと、
    前記電気品ユニットを前面側から覆い、前記表示装置と対向する位置に、前記表示装置を露出させる表示窓又は前記表示装置の光を透過する透過部を有する電気品カバーと、
    を備え、
    前記電気品カバーは、前記電気品取付板に固定されている空気調和機の室内機。
  2. 前記電気品取付板には、貫通穴が形成され、
    前記電気品カバーは、前記貫通穴に挿入されて前記電気品取付板に引っ掛かる第1爪を備え、
    前記電気品カバーは、前記第1爪が前記電気品取付板に引っ掛かることで、前記電気品取付板に固定されている請求項1に記載の空気調和機の室内機。
  3. 前記第1爪は、下部に、下方へ突出する第1突起を備え、
    前記電気品取付板は、前記貫通穴の下縁部に、前記第1突起に引っ掛かる第2突起を備えている請求項2に記載の空気調和機の室内機。
  4. 前記第1爪は、前記電気品カバーの下端部に設けられている請求項2又は請求項3に記載の空気調和機の室内機。
  5. 前記熱交換器の下方に配置されたドレンパンを備え、
    前記電気品取付板は、前記ドレンパンに引っ掛かる第2爪を備え、
    前記電気品ユニットは、前記第2爪が前記ドレンパンに引っ掛かることで、前記ドレンパンに固定されている請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の空気調和機の室内機。
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