JPWO2019176404A1 - 光コネクタ端面クリーナ - Google Patents

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Abstract

【課題】光コネクタのピンの側面を清掃することが容易なクリーナの提供。【解決手段】光コネクタ20の端面に接触させる清掃テープ11と、光コネクタ20のピン22を挿入可能なピン挿入凹部15Aが形成された受け部14Aとを備え、清掃テープ11は、受け部14Aのピン挿入凹部15Aへ挿入するピン22によって押圧されることで一部がピン22とともにピン挿入凹部15Aへ挿入され、ピン挿入凹部15Aの内壁面とピン22との間に挟み込まれる光コネクタ端面クリーナ10Aを提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、光コネクタ端面クリーナに関する。
特許文献1には、光コネクタの端面に接触可能なピンの先端部分に糸ガイドが形成され、糸ガイドに沿ってクリーニング用の糸を駆動する構成のコネクタ端面クリーナが開示されている。
特許文献2には、棒状の清掃部の先端に清掃テープが露出した状態で前進移動可能に張架された構成の光ファイバコネクタ用クリーナが開示されている。
特許文献3には、内側ガイド部材の清掃部位となる先端に沿って掛け回された清掃部材と、清掃部材が内側ガイド部材の先端から外れたときに清掃部材の位置を復帰させるスライド摺動子を備えた光ファイバコネクタ用クリーナが開示されている。
特許文献4には、光コネクタの端面に突設されたピンが刺入可能な粘着剤層を支持体上に有する端面クリーナが開示されている。
特開2002−090576号公報 特開2005−181971号公報 特開2006−201297号公報 特開2016−175061号公報
特許文献1〜3には、光コネクタの端面にピンが突設されることについては記載も示唆もない。特許文献4には、ピンを粘着剤層から抜き取ると、粘着剤層が元の形状に戻る場合もあるとされている。しかしながら、粘着剤層が元の形状に戻らない場合は、端面に接触させる粘着剤層の領域を変更する必要がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、光コネクタの端面のうちピンの側面を清掃することが容易な光コネクタ端面クリーナを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明では以下の態様を提供する。
第1の態様の光コネクタ端面クリーナは、端面にピンが突設された光コネクタの前記端面を清掃するための光コネクタ端面クリーナであって、前記ピンの周囲の領域に接触させる清掃テープと、前記ピンの先端部を挿入可能なピン挿入凹部が形成された受け部とを備え、前記受け部の前記ピン挿入凹部は前記受け部の前記清掃テープが配置される受け面から窪んで形成され、前記清掃テープは前記受け部の前記受け面に開口する前記ピン挿入凹部の開口部を覆って、前記光コネクタと接触する箇所を変更するように駆動可能に配置され、前記受け部の前記ピン挿入凹部へ挿入される前記ピンによって押圧されることで一部が前記ピンとともに前記ピン挿入凹部へ挿入され、かつ前記ピンとともに前記ピン挿入凹部へ挿入された部分が前記ピン挿入凹部の内壁面と前記ピンの側面との間に挟み込まれることを特徴とする。
前記光コネクタは、前記端面に前記ピンが複数本突設されたものであり、前記受け部には複数本の前記ピンに対応する複数の前記ピン挿入凹部が形成され、前記清掃テープは、前記受け部の前記受け面に開口する前記ピン挿入凹部の開口部を覆って前記受け部の前記受け面に配置されていても良い。
前記清掃テープの前記受け部の前記受け面とは逆側の表面が粘着性であっても良い。
第2の態様の光コネクタ端面クリーナは、端面にピンが突設された光コネクタの前記端面を清掃するための光コネクタ端面クリーナであって、前記光コネクタの端面に接触させる清掃テープと、前記清掃テープが配置される受け面が形成された受け部とを備え、前記清掃テープは、前記光コネクタの端面に接触させる清掃面を形成するシート状の樹脂フォーム(発泡体)とを有することを特徴とする。
前記清掃テープは、テープ状基材と、テープ状基材の片面に層状に設けられ前記光コネクタの端面に接触せる清掃面を形成するシート状の樹脂フォーム(発泡体)とを、有する光コネクタ端面クリーナであっても良い。
前記樹脂フォーム(発泡体)は、ウレタンフォーム又は(メタ)アクリルフォームの少なくとも1つを含んでもよい。
なお、本明細書において、(メタ)アクリルフォームや(メタ)アクリル樹脂と記載した場合には、メタクリルフォーム又はアクリルフォーム、メタクリル樹脂又はアクリル樹脂を示す。
本発明の態様に係る光コネクタ端面クリーナによれば、清掃テープのピンによって受け部のピン挿入凹部に挿入された部分が、ピン挿入凹部の内壁面とピン側面との間に挟み込まれてピン側面に接するため、ピン側面の清掃を容易に行える。
光コネクタ端面クリーナの第1実施形態を示す斜視図である。 図1の光コネクタ端面クリーナの受け部のピン挿入凹部にピンを挿入した状態を示す正断面図である。 光コネクタの一例を示す斜視図である。 清掃テープの構造を例示する斜視図である。 光コネクタ端面クリーナの第2実施形態を示す斜視図である。 光コネクタ端面クリーナの第3実施形態を示す斜視図である。 光コネクタ端面クリーナの第4実施形態を示す斜視図である。 光コネクタ端面クリーナのハウジングの例を示す斜視図である。 清掃テープの別構造例を示す斜視図である。 図1の光コネクタ端面クリーナの受け部のピン挿入凹部にピンを挿入した状態(貫通状態)を示す正断面図である。 光コネクタ端面クリーナの第2実施形態の複数のコネクタに対応した態様を示す斜視図である。 不織布をテープ状基材とし、樹脂フォーム(発泡体)を積層した清掃テープの断面写真(走査型電子顕微鏡)である。
以下、本発明の実施形態に係る光コネクタ端面クリーナについて、図面を参照して説明する。
なお、本明細書における光コネクタ端面とは、機器等に組み込まれていないコードタイプの単独コネクタはもとより、光トランシーバ、光ラック、光成端架等に組み込まれた接続端面等、光接続に用いられるあらゆる端面を指す。
図1は、光コネクタ端面クリーナの第1実施形態を示す。
光コネクタ端面クリーナ10Aは、端面21にピン22が突設された光コネクタ20の端面21を清掃するための光コネクタ端面クリーナである。
ここで説明する実施形態の光コネクタ端面クリーナ10Aは、光コネクタ20の端面21と接触可能な清掃テープ11と、光コネクタ20のピン22の先端部を挿入可能なピン挿入凹部15が形成された受け部14Aとを有する。
光コネクタ20は、端面21に複数本のピン22が突設されたものである。
図1の光コネクタ20の端面21には2本のピン22が突設されている。
図3は、光コネクタ20の一例を示す。光コネクタ端面クリーナの清掃対象物としては、嵌合のためのピン(嵌合ピン)が突設された端面を有する光コネクタとして、MTコネクタ(F12形多心光ファイバコネクタ:JIS C 5981)、MPOコネクタ(F13形多心光ファイバコネクタ:JIS C 5982)、MTRJコネクタ、MPXコネクタ等が挙げられる。光コネクタ20の端面21上には、光ファイバ23の先端が設けられている。端面21上の清掃時には、光ファイバ23の先端も清掃される。
図4に示すように清掃テープ11は、粘着剤13を有する。
粘着剤13は、接触により汚れを清掃テープ11に付着させる機能があれば粘着剤に限られず、例えば、接着剤、ピン22が埋設、刺突又は貫通できる柔軟性を有する樹脂などを挙げることができる。
粘着剤の材質としては、公知のものを用いることができ、例えば、ゴム系粘着剤、アクリル系粘着剤、シリコーン系粘着剤、ウレタン系粘着剤等が挙げられる。これら粘着剤には、粘着付与剤、充填剤等の添加剤が配合されていてもよい。公知の粘着剤は、容易に入手が可能であり、粘着力や糊残り防止効果を容易に改変することができるという利点を有する。
前記柔軟性を有する樹脂としては、公知のものを用いることができ、例えば、ポリウレタン樹脂やポリアクリル樹脂を挙げることができる。またそれらをゲル化したゲル材を含むことができる。ゲル材としては、一般にポリウレタンゲルと呼ばれる、軟質ポリウレタン樹脂などを用いることができる。ゲル材は、変形しやすいと同時に、ピン22が、容易にゲル材に、埋設、刺突又は貫通することができる。この場合にゲル材の粘着力が弱い場合でも、軟質ポリウレタンのもつ柔らかさによる埋設効果や、刺突や貫通することで、光コネクタ20の端面21やピン22から、汚れを除去することができる。また、ゲル材は微粘着であるため、光コネクタの脱着が容易であり、糊残り等を生じず、さらに汚れが付着した軟質ポリウレタンの表面を水で濡らした無塵布で清掃することで、再利用が可能である。前記軟質ポリウレタンとしては、例えば、特開2001−316448号公報に開示されている軟質組成物などを好適に用いることができる。
粘着剤13は、接触により汚れを清掃テープ11に付着させる機能があれば接着剤でもよく、例えば弱い粘着性を有するオレフィン系接着剤等を用いることも可能である。粘着剤13は、光コネクタ20の端面21又はピン22に接触したときに、糊残り等コネクタ端面への汚染を抑制又は防止対策を施したものが好ましい。
また、清掃テープ11は、さらにテープ状基材12を含むことができる。
テープ状基材12の材質は、特に限定されず,公知のものを使用することができる。例えば、合成樹脂、天然樹脂等の樹脂類、天然のゴム類や合成ゴム等のゴム類、天然繊維や合成繊維、繊維、紙、をシート状に形成したものを用いることができる。これらの材質は、本発明の効果を奏する限り、いずれのものも使用可能である。例えば、樹脂の押出成形シート、樹脂シートの細幅切断加工、繊維の撚合せ、繊維の編込み(メッシュ材や織布など)、積層布,不織布、紙等を用いることができる。
繊維の編込みとしては、例えば、目開き0.5〜2.0mm程度の網目構造のメッシュ材を用いることができる。
清掃テープ11は、後述する図2に示すように、ピン22を穴15Aに挿入したときに、ピン22及び穴15Aの形状に追従するように変形してもよいし、又は、後述する図10に示すように、ピン22によって貫通されてもよい。
清掃テープ11がピン22及び穴15Aの形状を追従するように変形する態様の清掃テープ11とする場合には、清掃テープ11は柔軟性を有する必要があるため、テープ状基材12はオレフィン系やポリ塩化ビニル系の合成樹脂を好適に用いることができる。
一方、ピン22を穴15Aに挿入したときに、ピン22が清掃テープ11を貫通する態様の場合には、貫通が容易な構造や貫通が容易な材質のテープ状基材を用いることができる。
貫通が容易な構造であるテープ状基材としては、網状に構成された繊維の編込み、積層布、不織布等を好適に用いることができる。
また、テープ状基材12として、繊維の編込みや、積層布、不織布等の空隙を含む材質を用いる場合には、粘着剤13の一部を、テープ状基材12の空隙内に侵入(含浸)した状態とすることができる。このような状態とすることで、テープ状基材12と粘着剤13の密着が強固なものとなる。従って、光コネクタ20の端面21やピン22を清掃テープ11から取り外す際に、粘着剤13がテープ状基材12から脱離して、端面21やピン22に付着するという糊残りが生じにくくなるという利点もある。
さらに、貫通が容易な材質のテープ状基材としては、紙や樹脂のフィルムを好適に用いることができる。貫通が容易な樹脂としては、特に限定されないが、ポリエチレン樹脂などのポリオレフィン樹脂などのように一定の伸びを示した後に容易に破断する樹脂や、一軸延伸又は二軸延伸されたポリプロピレン樹脂(PP)やポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)などの様に易切断性加工を施した樹脂などを好適に用いることができる。
図1、図2、図10に示すように、第1実施形態の光コネクタ端面クリーナ10Aは、ピン22を挿入可能な凹部(ピン挿入凹部)として穴15Aが貫通形成された板状の受け部14Aを備えている。
受け部14Aの穴15Aは、光コネクタ20の2本のピン22に対応して、受け部14Aのその面方向に互いに離隔した2箇所に形成されている。
図1、図2、図10に示す受け部14Aの穴15Aは受け部14Aの清掃テープ11が配置される受け面14aから窪んで形成されている。
受け部14Aの受け面14aには清掃テープ11の長手方向の途中部が配置される。
清掃テープ11は、テープ状基材12の粘着剤13側とは逆側の面である裏面が受け部14Aの受け面14aに接する向きで受け部14Aの受け面14aに配置される。
また、清掃テープ11は、例えばその長手方向への送り移動等により、受け部14Aの受け面14aと接する箇所を変更可能に駆動できる。
図1、図2、図10に示すように、清掃テープ11は、受け部14Aの受け面14aに開口する穴15Aの開口部を覆って受け部14Aの受け面14aに配置される。
光コネクタ端面クリーナ10Aは、清掃テープ11を光コネクタ20の端面21に接触させるときに、ピン22を穴15Aに挿入することができる。また、受け部14Aと端面21との間に清掃テープ11が配置されることにより、清掃テープ11を端面21に向けて押圧し、清掃効率を向上させることができる。
清掃テープ11は、粘着剤13によって形成された清掃面(粘着性の清掃面)を光コネクタ20の端面21に接触させて端面21を清掃する。
また、図2に示すように、光コネクタ端面クリーナ10Aは、ピン22を穴15Aに挿入するときに、清掃テープ11における受け部14Aの穴15Aの受け面14a側開口部を覆っていた部分及びその周囲の部分がピン22によって押圧されて穴15Aに押し込まれることができる。
前記のように清掃テープ11がピン22によって押圧されて穴15Aに押し込まれる場合には、受け部14Aの穴15Aは、穴15A内に挿入されたピン22の側面と穴15Aの内壁面との間に清掃テープ11を挟み込み可能な断面寸法で形成されている。
このため、図2に示すように、ピン22を穴15Aに挿入したときには、清掃テープ11のピン22とともに穴15A内に挿入された部分の清掃面がピン22側面に接触され、ピン22側面の清掃を行える。清掃テープ11の清掃面はピン22先端にも接触されているため、ピン22先端の清掃も行える。
また、図2の別の態様として、清掃テープ11のテープ状基材12の材質をピン22が貫通しやすいような材料を選択することで、ピン22が穴15A内に挿入された際、ピン22の先端が清掃テープ11を穴15Aに押し込んだのち、清掃テープ11を貫通する態様とすることができる(図10)。ピン22が清掃テープ11を貫通したときには、清掃テープ11の貫通された部分の側面が、ピン22の側面の汚れをこそげ落とすことにより、ピン22側面の清掃を行える。清掃テープ11の清掃面はピン22先端にも接触されているため、ピン22先端の清掃も行える。このような態様において、粘着剤13としてゲル材が好適に用いられる。ゲル材は、ピン22が埋設、刺突し易く、光コネクタの端面21やピン22を清掃することができる。
図1、図2、図10に例示した穴15Aは断面円形の丸孔、ピン22は丸棒状である。
穴15A内に挿入されたピン22の側面と穴15Aの内壁面との間に清掃テープ11を挟み込み可能な内径(図2)、又は、穴15A内に挿入されたピン22が、清掃テープ11を貫通可能な内径(図10)で形成されている。
穴15Aの平面形状は特に限定されないが、円形、楕円形、正方形、長方形、菱形、多角形等が挙げられる。図7に示す受け部14Aは、光コネクタ20の複数のピン22に対応した複数の穴15Aを有するが、特にこれに限定されるものではなく、一つの穴15Aに複数のピン22が収容されてもよい。
図5は、光コネクタ端面クリーナの第2実施形態を示す。第2実施形態の光コネクタ端面クリーナ10Bは、第1実施形態の光コネクタ端面クリーナ10Aの構成に加えて、ピン22を挿入可能な凹部(ピン挿入凹部)として切欠き15Bを有する受け部14Bを備えている。これにより、清掃テープ11を光コネクタ20の端面21に接触させるときに、ピン22及び清掃テープ11の一部を切欠き15Bに収容することができる。また、受け部14Bと端面21との間に清掃テープ11が配置されることにより、清掃テープ11を端面21に向けて押圧し、清掃効率を向上させることができる。
切欠き15Bの平面形状は特に限定されないが、U字状、V字状、半円形、半楕円形、多角形等が挙げられる。図5に示す切欠き15Bは、清掃テープ11の長手方向と同じ方向に延びているが、特にこれに限定されるものではなく、切欠き15Bを清掃テープ11の長手方向と交差する方向に配置してもよい。なお、図5では、切欠き15Bの形状を明瞭にするため、受け部14B上に配置される清掃テープ11の一部の図示を省略した。
第1及び第2実施形態において、穴15Aと切欠き15Bの区別は必ずしも厳密にする必要はないが、例えば、平面形状が閉じた形状である場合を穴15A、平面形状が開いた形状である場合を切欠き15Bとしてもよい。ピン22の長さ方向に対しては、穴15A及び切欠き15Bが受け部14A,14Bを貫通していてもよく、受け部14A,14Bを貫通していない非貫通でもよい。非貫通孔の場合は、光コネクタ20の端面21からのピン22の突出長全長を収容可能な深さ(受け部の受け面からの形成深さ)を確保する。
図11は、図5に示した光コネクタ端面クリーナの第2実施形態の別の態様を示し、クリーナ10Eは、図5と同様の切欠き15D(及び、15E)を二組有する。なお、図11では、切欠き15D(又は切欠き15E)の形状を明瞭にするため、受け部14D上に配置される清掃テープ11C〜Gの一部の図示を省略した。本態様は、例えば、一般に使用頻度の高い12芯の光コネクタと16芯の光コネクタとを、一つのクリーナで清掃可能としたもので、12芯の光コネクタを清掃する場合には切欠き15Dを使用し、16芯の光コネクタを清掃する場合には、切欠き15Eを使用することで、二種類の光コネクタの清掃が可能となる。芯数の組み合わせは、特に限定されず、任意の芯数の光コネクタのピンの位置に合わせて切欠き15D(又は切欠き15E)を設けることができる。
また、前記例示した12芯の光コネクタと16芯の光コネクタとの組み合せに限定されず、いかなる組み合わせを用いてもよい。さらに、図11の例では二種類の芯数の異なる光コネクタを清掃可能としたが、さらに切欠き(例えば切欠き15Fとする)を追加することで、三種類以上の芯数の光コネクタを清掃可能とすることが可能となる。しかしながら、切欠き数の組み合わせの数だけ幅の異なる清掃テープ11C〜Gを準備する必要があることから、二種類の芯数の光コネクタの組み合わせが好適である。
図6は、光コネクタ端面クリーナの第3実施形態を示す。第3実施形態の光コネクタ端面クリーナ10Cは、端面21にピン22が複数本突設された光コネクタのうち、ピン22の間隔が異なる少なくとも2種類の光コネクタ20A,20Bの端面を清掃することが可能である。
清掃テープ11は、少なくとも2種類の光コネクタ20A,20Bのそれぞれの端面21と接触可能な範囲に配置されている。
これにより、第3実施形態の光コネクタ端面クリーナ10Cは、同一の光コネクタ端面クリーナ10Cを用いて2種類以上の光コネクタ20A,20Bを清掃することができる。
図6に示す例では、ピン22の間隔が狭い光コネクタ20Aは、ピン22の間に12本の光ファイバ23を有し、ピン22の間隔が広い光コネクタ20Bは、ピン22の間に16本の光ファイバ23を有する。ピン22の間に配置される光ファイバ23の本数は特に限定されず、例えば1本、2本、4本、8本、12本、16本、24本、32本、48本、72本等が挙げられる。端面21上においてピン22の間に光ファイバ23が一列に配置される必要はなく、二列以上、ジグザグ状、円状など所望の配置が可能である。2種類以上の光コネクタ20A,20Bにおいて、端面21上に配置される光ファイバ23の本数は同数でもよく、本数が異なってもよい。図6に示す受け部14Cが有する穴15Cは、各光コネクタ20A,20Bに共通してピン22を収容可能な凹部であり、各光コネクタ20A,20Bのピン22の位置を含むように寸法が拡大されている。
第3実施形態の光コネクタ端面クリーナ10Cの清掃テープ11は、受け部14Cの各穴15Cの受け面14a側開口部を覆う幅寸法を有し、受け部14Cに対して各穴15Cの受け面14a側開口部を覆うように配置される。
図7は、光コネクタ端面クリーナの第4実施形態を示す。第4実施形態の光コネクタ端面クリーナ10Dは、清掃テープ11の両端部が巻き取られた一対のボビン16と、各ボビン16を収容するハウジング17を備える。
第4実施形態の光コネクタ端面クリーナ10Dは、ピン22の先端部を挿入可能な凹部15(ピン挿入凹部)を有する受け部14を備えている。この受け部14は、第1実施形態における穴15Aを有する受け部14Aでもよく、第2実施形態における切欠き15Bを有する受け部14Bでもよい。
清掃テープ11を支持する受け部14は、光コネクタ20がアダプタ24等の機器の奥に配置されていても、アダプタ24等の内部に到達できるように、アダプタ24内に挿入可能な寸法に形成される。また、ボビン16を収容するハウジング17をアダプタ24内に挿入する必要がないように、受け部14はハウジング17から突出した位置に配置されている。これにより、アダプタ24等の奥に配置された光コネクタ20の端面21を清掃テープ11により清掃することができる。
一方のボビン16から他方のボビン16に向けて清掃テープ11を長手方向に沿って移動させることにより、光コネクタ20の端面21又はピン22等と接触する清掃テープ11の位置を変更することができる。清掃テープ11が光コネクタ20と接触する位置を変更することにより、例えば、清掃テープ11に汚れが付着した後で、清掃テープ11が光コネクタ20と接触する位置を変更して、汚れが清掃テープ11から光コネクタ20に付着することを抑制することができる。
清掃テープ11を用いて光コネクタ20を2回以上清掃する場合は、清掃テープ11を光コネクタ20に接触させる工程と、清掃テープ11が端面21と接触する位置を変更する工程とを、交互に繰り返してもよい。
図8に示すように、アダプタ24には、光コネクタ20のキー25が挿入されるキー溝26が形成されたものが多く存在する。キー溝26は、有っても無くても良く、無い場合には、差込み時に方向を気にする必要がなく、作業上簡便である。
アダプタ24を利用して清掃を実施することで、例えば光コネクタ20側を光コネクタ端面クリーナ側に押し当てて清掃を実施する際等、位置ずれを起こすことなく確実に清掃テープ11をコネクタ端面に接触させることができる。
これに対して、光コネクタ端面クリーナ10Dのハウジング17は、図8に示すように、アダプタ24のキー溝26に挿入されるキーを有していない構成を採用することで、種々のアダプタへの挿入、ピン無しコネクタを含めた光コネクタ端面の清掃に使用できる。
以上、本発明を好適な実施形態に基づいて説明してきたが、本発明は上述の実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。改変としては、各実施形態における構成要素の追加、置換、省略、その他の変更が挙げられる。また、2以上の実施形態に用いられた構成要素を適宜組み合わせることも可能である。
以下には、前記清掃テープ11に代え、樹脂フォーム(発泡体)を含む清掃テープを用いた別の実施形態について詳述する。なお本実施形態において、図1、図2及び図5における清掃テープ11を図9の清掃テープ11Aに変更した以外は、同じ構成要素の光コネクタ端面クリーナであるものとして説明する。
清掃テープ11Aはシート状の樹脂フォーム(発泡体)のみの構成のもの、又は、図9に示す構成のものを使用できる。図9の清掃テープ11Aは、テープ状基材12の片面に、樹脂フォーム(発泡体)18が層状に設けられ、樹脂フォーム(発泡体)18のテープ状基材12とは逆側の面が光コネクタ20の端面21やピン22に接触される清掃面とされた構成である。テープ状基材12は、図4のテープ状基材12と同様の素材を使用することが出来る。
図9に示す清掃テープ11Aの場合においても、繊維の編込みや、積層布、不織布等の空隙を含む材質を用いる利点として、樹脂フォーム(発泡体)18が接触させて用いる場合においても、粘着剤13の一部が、テープ状基材12の空隙内に侵入(含浸)した状態とすることができる。このような状態とすることで、テープ状基材12と樹脂フォーム(発泡体)18の密着が強固なものとなる。従って、光コネクタ20の端面21やピン22を清掃テープ11から取り外す際に、粘着剤13がテープ状基材12から脱離して、端面21やピン22に付着するという糊残りが生じにくくなる。
樹脂フォーム(発泡体)18の一部が、テープ状基材12の空隙内に侵入(含浸)した状態とする方法としては、公知の方法を用いることができる。例えば、未硬化の液体である樹脂フォーム(発泡体)原料組成物をテープ状基材12の表面に塗布し、テープ状基材12の空隙内部に原料組成物を侵入(含浸)させ、その後発泡・硬化させることで、樹脂フォーム(発泡体)18の一部が、テープ状基材12の空隙内に侵入(含浸)した状態とすることができる。
樹脂フォーム(発泡体)18の材質は、特に限定されず、公知のものを用いることができる。例えば、ウレタン樹脂、(メタ)アクリル樹脂、飽和ポリエステル樹脂、酢酸ビニル系樹脂、塩化ビニル系樹、エポキシ系樹脂、オレフィン樹脂、スチレン樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂フェノール樹脂、シリコーン樹脂等を含む樹脂フォーム(発泡体)を挙げることができる。これらの材質は、少なくとも1つ又は複数組み合わせて用いることができる。これらのうち、柔軟性が優れ、圧縮残留歪みが低くなることからウレタンフォームが好適である。また、強度に優れるとともに軽量性、断熱性に優れていることから、(メタ)アクリルフォームを用いることも好適である。また樹脂フォーム(発泡体)は、ウレタンフォームと、(メタ)アクリルフォームとを混合して用いる場合には、その混合比により、ウレタンフォームの特性と、アクリルフォームの特性を、用途などに合わせて調整することが可能であることから好適である。
樹脂フォーム(発泡体)18に含まれる気泡の構造は、特に限定されず、公知のものを用いることができる。気泡の構造としては、各気泡が樹脂フォーム(発泡体)中で、独立して存在する独立気泡構造、又は、各気泡が樹脂フォーム(発泡体)中で連続的に繋がっている連続気泡構造を有することができる。連続気泡構造は、各気泡が、連通貫通孔によって接続されている場合や、独立気泡の壁部を破壊して接続されている場合を含む。前述したようにピン22が樹脂フォーム(発泡体)を刺突又は貫通し易くなり、効率よくゴミを除去することができるため連続気泡構造を有する樹脂フォーム(発泡体)が好ましい。
また、本発明のシート状の樹脂フォーム(発泡体)の厚みは、特に限定されないが、例えば、0.03mm〜3mmとすることができ、0.05mm〜2mmが好ましく、0.1mm〜1mmがより好ましい。このような範囲とすることで、ピン22が穴15A内に挿入された際に、ピン22がシート状樹脂フォーム(発泡体)を貫通が容易となり、効率よくゴミを除去することができる。
前記樹脂フォーム(発泡体)の製造方法は特に限定されず、公知の方法により、樹脂フォーム(発泡体)を製造することができる。例えば、樹脂フォーム(発泡体)は、化学発泡、物理発泡のいずれの製法のものでもよく、独立気泡を形成後、物理的に気泡を粉砕して連通した連続気泡発泡体でもよい。例えば、特開2012−56985号公報に開示されている発泡体の製造方法などが好適である。
清掃テープ11Aは、樹脂フォーム(発泡体)18が形成する清掃面によって、光コネクタ20の端面21やピン22に付着しているゴミを捕捉して除去することができる。
樹脂フォーム(発泡体)18が形成する清掃面にゴミを捕捉できるメカニズムは解明のための検証が必要ではあるが、例えば、柔軟な清掃面に押し付けられたゴミが樹脂フォーム(発泡体)18に埋没(あるいは半埋没)して清掃面から離脱しにくくなり、樹脂フォーム(発泡体)18に捕捉されることが、一例として考えられる。
別の考察例としては、コネクタ20の端面21やピン22を樹脂フォーム(発泡体)に押し付けた際、樹脂フォーム(発泡体)中の気泡が圧し潰されて、内部の大気が外部に押し出される。さらに、連続気泡の一部が圧し潰されて、遮断される。この際、樹脂フォーム(発泡体)表面と、端面21やピン22の表面は、減圧されて吸着される。さらに、小さなゴミは気泡内に吸い込まれ、気泡よりも大きなゴミは、気泡内が減圧することにより吸着されることも一例として考えられる。
また、種々検証の結果、樹脂フォーム(発泡体)18はピン22を貫通させてもピン22への異物の付着が生じないことを把握した。この点、図9の清掃テープ11Aを用いた光コネクタ端面クリーナは、ピン挿入凹部が形成された受け部を採用して、ピン22を清掃テープ11Aに貫通させて清掃する構成も採用可能である。これは、樹脂フォーム(発泡体)18は、気泡を有するため、非常に柔軟な材質であるとともに、ピン22が刺突、貫通し易い。従って、ピン22が、樹脂フォーム(発泡体)18に刺突、貫通した際、樹脂フォーム(発泡体)が、ピン22の側面部に絡みつき、ピン22の側面部のゴミを効率よく除去できると考えられる。
図9の清掃テープ11Aは、清掃対象面に押し当てた際に転写汚染が生じないため、光コネクタ20の端面21やピン22の清掃に使用したときの糊残りが発生しない、という利点がある。
また、図9の清掃テープ11Aは、ピン挿入凹部が形成された受け部を有する光コネクタ端面クリーナに使用すること以外に、ピン挿入凹部が形成されていない受け部を有する光コネクタ端面クリーナに使用することも可能である。この場合の清掃対象は、ピンを有さないコネクタ端面については端面全体、ピンを有するコネクタ端面についてはピン間となる。すなわち、ピンを有さないコネクタ端面を清掃する場合、コネクタ端面全体の清掃の妨げとなるピンが存在しないため、ピン挿入凹部を形成する必要がない。故に、ピンを有さないコネクタ端面の清掃にも使用可能である。
10A,10B,10C,10D,10E…光コネクタ端面クリーナ、11,11A,11B,11C,11D,11E,11F,11G…清掃テープ、12…テープ状基材、13…粘着剤、14,14A,14B,14C…受け部、14a…受け面、15…凹部、15A,15C…穴、15B…切欠き、16…ボビン、17…ハウジング、18…樹脂フォーム(発泡体)、20,20A,20B…光コネクタ、21…端面、22…ピン、23…光ファイバ、24…アダプタ。
上記課題を解決するために、本発明では以下の態様を提供する。
第1の態様の光コネクタ端面クリーナは、端面にピンが突設された光コネクタの前記端面を清掃するための光コネクタ端面クリーナであって、前記ピンの周囲の領域に接触させる清掃テープと、前記ピンの先端部を挿入可能なピン挿入凹部が形成された受け部とを備え、前記受け部の前記ピン挿入凹部は前記受け部の前記清掃テープが配置される受け面から窪んで形成され、前記清掃テープは前記受け部の前記受け面に開口する前記ピン挿入凹部の開口部を覆って、前記光コネクタと接触する箇所を変更するように駆動可能に配置され、前記受け部の前記ピン挿入凹部へ挿入される前記ピンによって押圧されることで一部が前記ピンとともに前記ピン挿入凹部へ挿入され、かつ前記ピンとともに前記ピン挿入凹部へ挿入された部分が前記ピン挿入凹部の内壁面と前記ピンの側面との間に挟み込まれることを特徴とする。
前記光コネクタは、前記端面に前記ピンが複数本突設されたものであり、前記受け部には複数本の前記ピンに対応する複数の前記ピン挿入凹部が形成され、前記清掃テープは、前記受け部の前記受け面に開口する前記ピン挿入凹部の開口部を覆って前記受け部の前記受け面に配置されていても良い。
前記清掃テープの前記受け部の前記受け面とは逆側の表面が粘着性であっても良い。
第2の態様の光コネクタ端面クリーナは、端面にピンが突設された光コネクタの前記端面を清掃するための光コネクタ端面クリーナであって、前記光コネクタの端面に接触させる清掃テープと、前記清掃テープが配置される受け面が形成された受け部とを備え、前記清掃テープは、前記光コネクタの端面に接触させる清掃面を形成するシート状の樹脂フォーム(発泡体)とを有することを特徴とする。
前記清掃テープは、テープ状基材と、テープ状基材の片面に層状に設けられ前記光コネクタの端面に接触せる清掃面を形成するシート状の樹脂フォーム(発泡体)とを、有する光コネクタ端面クリーナであっても良い。
前記樹脂フォーム(発泡体)は、ウレタンフォーム又は(メタ)アクリルフォームの少なくとも1つを含んでもよい。
なお、本明細書において、(メタ)アクリルフォームや(メタ)アクリル樹脂と記載した場合には、メタクリルフォーム又はアクリルフォーム、メタクリル樹脂又はアクリル樹脂を示す。
さらに別の態様の光コネクタ端面クリーナは、端面にピンが突設された光コネクタの前記端面を清掃するための光コネクタ端面クリーナであって、前記光コネクタの端面に接触させる清掃テープと、前記ピンの先端部を挿入可能なピン挿入凹部が形成された受け部とを備え、前記受け部の前記ピン挿入凹部は前記受け部の前記清掃テープが配置される受け面から窪んで形成され、前記清掃テープは、前記受け部の前記受け面に開口する前記ピン挿入凹部の開口部を覆って、前記光コネクタと接触する箇所を変更するように移動可能に配置され、前記清掃テープは、移動していない状態において、前記受け部の前記ピン挿入凹部へ挿入する前記ピンによって押圧されることで前記清掃テープの一部が前記ピンとともに前記ピン挿入凹部へ挿入され、かつ前記ピンとともに前記ピン挿入凹部へ挿入された部分が前記ピン挿入凹部の内壁面と前記ピンとにより案内されて前記ピンの側面及び前記ピンの先端に接触するよう構成され、前記清掃テープが前記ピンの側面及び前記ピンの先端に接触した後、前記清掃テープを移動して前記清掃テープの前記光コネクタと接触する箇所を変更することを特徴とする。
端面に複数本のピンが第1の間隔で突設された第1光コネクタと、端面に複数本のピンが第2の間隔で突設された第2光コネクタのいずれの端面も清掃可能な光コネクタ端面クリーナであって、前記光コネクタ端面クリーナには、第1光コネクタのピン及び第2光コネクタのピンのいずれにも対応する複数の前記ピン挿入凹部が形成されていてもよい。
前記光コネクタ端面クリーナの前記ピン挿入凹部には、前記ピンに対応する切欠き部が形成されていてもよい。

Claims (6)

  1. 端面にピンが突設された光コネクタの前記端面を清掃するための光コネクタ端面クリーナであって、
    前記光コネクタの端面に接触させる清掃テープと、前記ピンの先端部を挿入可能なピン挿入凹部が形成された受け部とを備え、
    前記受け部の前記ピン挿入凹部は前記受け部の前記清掃テープが配置される受け面から窪んで形成され、
    前記清掃テープは、前記受け部の前記受け面に開口する前記ピン挿入凹部の開口部を覆って、前記光コネクタと接触する箇所を変更するように駆動可能に配置され、前記受け部の前記ピン挿入凹部へ挿入する前記ピンによって押圧されることで一部が前記ピンとともに前記ピン挿入凹部へ挿入され、かつ前記ピンとともに前記ピン挿入凹部へ挿入された部分が前記ピン挿入凹部の内壁面と前記ピンの側面との間に挟み込まれることを特徴とする光コネクタ端面クリーナ。
  2. 前記光コネクタは、前記端面に前記ピンが複数本突設されたものであり、前記受け部には複数本の前記ピンに対応する複数の前記ピン挿入凹部が形成され、前記清掃テープは、前記受け部の前記受け面に開口する前記ピン挿入凹部の開口部を覆って前記受け部の前記受け面に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の光コネクタ端面クリーナ。
  3. 前記清掃テープの前記受け部の前記受け面とは逆側の表面が粘着性であることを特徴とする請求項1又は2に記載の光コネクタ端面クリーナ。
  4. 端面にピンが突設された光コネクタの前記端面を清掃するための光コネクタ端面クリーナであって、
    前記光コネクタの端面に接触させる清掃テープと、前記清掃テープが配置される受け面
    が形成された受け部とを備え、
    前記清掃テープは、前記光コネクタの端面に接触させる清掃面を形成するシート状の樹脂フォーム(発泡体)を有することを特徴とする光コネクタ端面クリーナ。
  5. 前記清掃テープは、テープ状基材と、テープ状基材の片面に層状に設けられ前記光コネクタの端面に接触せる清掃面を形成する樹脂フォーム(発泡体)とを有することを特徴とする請求項4の光コネクタ端面クリーナ。
  6. 前記樹脂フォーム(発泡体)が、ウレタンフォーム又は(メタ)アクリルフォームの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項5に記載の光コネクタ端面クリーナ。

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