JPWO2019167896A1 - ツースアダプタおよびバケット - Google Patents

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Abstract

ツース20に形成された凹部22に一部が挿入されることにより、バケット本体10に対してツース20を保持するツースアダプタ40は、バケット本体10に接続される側の端部である基端44を含む接続部42と、凹部22に挿入される側の端部である先端45を含む挿入部43とを備える。挿入部43は、ベース部48と、挿入部43の表面を含む領域に形成され、ベース部48よりも硬度が高い高硬度部49とを含む。

Description

本発明は、ツースアダプタおよびバケットに関するものである。
本出願は、2018年2月27日出願の米国出願第15/906,545号に基づく優先権を主張し、当該米国出願に記載された全ての記載内容を援用するものである。
油圧ショベル、ホイールローダなどのバケットの開口部の外縁には、ツースが設置される。ツースをバケットに設置する方法の1つとして、ツースアダプタを使用する方法が採用される。ツースアダプタは、バケットの開口部の外縁に、溶接等の接合方法により設置される。ツースは、ツースに形成された凹部にツースアダプタの一部が挿入される状態で、ツースアダプタに保持される。
このような構造が採用された場合、ツースとツースアダプタとの間に土砂が侵入し、ツースアダプタが摩耗する。ツースアダプタの摩耗が進行すると、ツースアダプタとツースとの間にがたつきが生じ、これに起因してツースアダプタに割れが発生する場合もある。
上述のようなツースアダプタの摩耗への対策として、ツースとツースアダプタとの間に間隙調整体を介在させることが提案されている(たとえば、特開2005−105609号公報(特許文献1)参照)。
特開2005−105609号公報
特許文献1に開示された対策では、部品点数が増加するだけでなく、各部品に対して高い寸法精度が要求される。そのため、製造コストの上昇や加工の困難性などの問題が生じ得る。
これに対し、ツースアダプタの硬度を上昇させ、耐摩耗性を向上させる対策が考えられる。しかし、ツースアダプタの硬度を上昇させると、ツースアダプタの靱性が低下し、かえって割れが発生しやすくなる恐れがある。
そこで、耐摩耗性を向上させつつ割れの発生を抑制することが可能なツースアダプタ、および当該ツースアダプタを備えるバケットを提供することを本発明の目的の1つとする。
本発明に従ったツースアダプタは、作業機械のツースに形成された凹部に一部が挿入されることにより、作業機械のバケット本体に対してツースを保持するツースアダプタである。このツースアダプタは、バケット本体に接続される側の端部である基端を含む接続部と、上記凹部に挿入される側の端部である先端を含む挿入部と、を備える。挿入部は、ベース部と、挿入部の表面を含む領域に形成され、ベース部よりも硬度が高い高硬度部と、を含む。
上記ツースアダプタによれば、耐摩耗性を向上させつつ割れの発生を抑制することができる。
ツースアダプタを用いて設置されたツースを含むバケットの構造を示す概略斜視図である。 実施の形態1におけるツースアダプタの構造を示す概略断面図である。 実施の形態1におけるツースアダプタの第1の変形例の構造を示す概略断面図である。 実施の形態1におけるツースアダプタの第2の変形例の構造を示す概略断面図である。 実施の形態1のツースアダプタの製造方法の概略手順を示すフローチャートである。 実施の形態2におけるツースアダプタの構造を示す概略断面図である。 実施の形態2のツースアダプタの製造方法の概略手順を示すフローチャートである。 実施の形態3におけるツースアダプタの構造を示す概略断面図である。 ツースアダプタの先端付近の構造を示す概略断面図である。 実施の形態3のツースアダプタの製造方法の概略手順を示すフローチャートである。 肉盛部の形成方法を説明するための概略断面図である。
[実施形態の概要]
本願のツースアダプタは、作業機械のツースに形成された凹部に一部が挿入されることにより、作業機械のバケット本体に対してツースを保持するツースアダプタである。このツースアダプタは、バケット本体に接続される側の端部である基端を含む接続部と、上記凹部に挿入される側の端部である先端を含む挿入部と、を備える。挿入部は、ベース部と、挿入部の表面を含む領域に形成され、ベース部よりも硬度が高い高硬度部と、を含む。
本願のツースアダプタにおいては、挿入部の表面を含む領域にベース部よりも硬度が高い高硬度部が形成されている。この高硬度部の存在により、ツースアダプタの摩耗が抑制される。その結果、ツースアダプタとツースとの間のがたつきに起因した割れの発生を抑制することができる。また、高硬度部よりも硬度が低いベース部が存在することにより、ツースアダプタの靱性の低下が抑制される。その結果、靱性の不足による割れの発生を低減することができる。このように、本願のツースアダプタによれば、耐摩耗性を向上させつつ割れの発生を抑制することができる。
上記ツースアダプタにおいて、上記高硬度部は、挿入部の表面のうちツースに接触する領域を含んでいてもよい。このようにすることにより、ツースアダプタとツースとの間のがたつきに起因した割れの発生をより確実に抑制することができる。
上記ツースアダプタにおいて、上記高硬度部は、挿入部の表面のうち先端を含んでいてもよい。このようにすることにより、ツースアダプタとツースとの間のがたつきに起因した割れの発生をより確実に抑制することができる。この構成は、ツースアダプタが挿入部の先端においてツースと接触する構造において特に好適である。
上記ツースアダプタにおいて、挿入部の表面のうち基端側の端部はベース部に含まれていてもよい。挿入部の表面のうち基端側の端部、すなわちツースの凹部の入り口付近に位置する挿入部の表面には、ツースからの曲げ応力が強く作用する。そのため、この領域が靱性の高いベース部に含まれることにより、ツースからの曲げ応力による割れの発生のリスクを低減することができる。
上記ツースアダプタにおいて、上記高硬度部は、高周波焼入硬化部であってもよい。ベース部との間の硬度勾配が大きい高周波焼入硬化部は、本願の高硬度領域として好適である。
上記ツースアダプタにおいて、高硬度部の硬度は47HRC以上65HRC以下であってもよい。高硬度部の硬度を47HRC以上とすることにより、十分な耐摩耗性を確保することが容易となる。高硬度部の硬度を65HRC以下とすることにより、高硬度部の靱性が必要以上に低下することを回避することができる。高硬度部の硬度は50HRC以上であることがより好ましい。高硬度部の硬度は55HRC以下であることがより好ましい。
上記ツースアダプタにおいて、ベース部の硬度は25HRC以上40HRC以下である。ベース部の硬度を25HRC以上とすることにより、ツースアダプタに十分な剛性を付与することができる。ベース部の硬度を40HRC以下とすることにより、ツースアダプタに十分な靱性を付与することができる。
上記ツースアダプタにおいて、高硬度部の厚みは3mm以上10mm以下であってもよい。高硬度部の厚みを3mm以上とすることにより、十分な耐摩耗性を確保することが容易となる。高硬度部の厚みを10mm以下とすることにより、ツースアダプタに十分な靱性を付与することが容易となる。
上記ツースアダプタにおいて、高硬度部とベース部との硬度差は5HRC以上25HRC以下であってもよい。このようにすることにより、耐摩耗性と靱性とを両立することが容易となる。高硬度部とベース部との硬度差は10HRC以上であることがより好ましい。高硬度部とベース部との硬度差は20HRC以下であることがより好ましい。
上記ツースアダプタにおいて、高硬度部の硬度は、ツースにおいてツースアダプタに接触する領域の硬度以上であることが好ましい。このようにすることにより、ツースアダプタとツースとの間のがたつきに起因した割れの発生をより確実に抑制することができる。
本願のバケットは、作業機械のバケットである。このバケットは、開口を有するバケット本体と、バケット本体の開口の外縁に設置される上記本願のツースアダプタと、凹部を有し、当該凹部にツースアダプタが挿入されてバケット本体に接続されるツースと、を備える。
本願のバケットは、割れの発生が抑制された上記本願のツースアダプタを含む。そのため、本願のバケットによれば、耐久性に優れたバケットを提供することができる。
[実施形態の具体例]
次に、本発明のツースアダプタおよびバケットの実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付しその説明は繰返さない。
(実施の形態1)
まず、図1および図2を参照して、実施の形態1におけるツースアダプタおよびバケットについて説明する。図1は、実施の形態1におけるツースアダプタを用いて設置されたツースを含むバケットの構造を示す概略斜視図である。図2は、実施の形態1におけるツースアダプタの構造を示す概略断面図である。図2は、図1の線分A−Aに沿う断面図である。
図1を参照して、本実施の形態のバケット1は、油圧ショベルのバケットである。バケット1は、油圧ショベルのアーム(図示しない)の先端に装着され、土砂を掘削する。バケット1は、本体10(バケット本体)と、複数の(本実施の形態においては4つの)ツースアダプタ40と、複数の(本実施の形態においては4つの)ツース20と、複数のピン51と、装着部30とを備えている。
本体10は、板状部材から構成され、土砂を受け入れるための開口19を有する。複数のツースアダプタ40は、本体10の開口19の外縁12の掘削側からその一部が突出するように配置される。ツースアダプタ40には、貫通孔であるアダプタ貫通孔41が形成されている。複数のツース20は、ツースアダプタ40のそれぞれに取り付けられ、外縁12の掘削側から突出する。ツース20には、貫通孔であるツース貫通孔25が形成されている。ツースアダプタ40にツース20が取り付けられた状態において、ツース貫通孔25とアダプタ貫通孔41とは連続した貫通孔を構成する。この連続した貫通孔にピン51が挿入されることにより、ツース20はツースアダプタ40に対して固定されている。装着部30は、本体10の、ツース20が取り付けられる側とは開口19を挟んで反対側に配置される。
図1および図2を参照して、ツース20には、基端23側から先端21側に向けて凹む凹部22が形成されている。ツースアダプタ40は、本体10に接続される側の端部である基端44を含む接続部42と、凹部22に挿入される側の端部である先端45を含む挿入部43とを備えている。接続部42の基端44側の領域は、2つの部分に分岐した形状を有する。別の観点から説明すると、接続部42の基端44側の領域には、ツースアダプタ40が取り付けられるべき本体10の外縁12を含む領域(リッププレート)の形状に対応する形状を有する溝部が形成されている。この溝部に本体10の外縁12を含む領域が挿入される。これにより、接続部42の基端44側の領域は、本体10の外縁12を含む領域を挟むように保持する。本実施の形態において、ツースアダプタ40の接続部42は、本体10の外縁12を含む領域に対して溶接されて固定されている。
挿入部43は、ベース部48と、挿入部43の表面を含む領域に形成され、ベース部48よりも硬度が高い高硬度部49とを含む。本実施の形態において、高硬度部49は高周波焼入硬化部である。すなわち、高硬度部49は、ベース部48の一部を高周波焼入により部分的に焼入硬化して形成された領域である。
ツース20に形成された凹部22の底領域22Aとツースアダプタ40の先端45とは、接触していない。凹部22の底領域22Aと先端45との間には、空間29が存在する。挿入部43の表面の先端45を取り囲む領域に高硬度部49が形成されている。高硬度部49は、挿入部43の表面のうちツース20に接触する領域を含むように配置されている。より詳細には、挿入部43の表面においてツース20と接触する部分のうち、最も先端45に近い領域を含むように高硬度部49が形成されている。先端45は、ベース部48に含まれる。
本実施の形態のツースアダプタ40においては、挿入部43の表面を含む領域にベース部48よりも硬度が高い高硬度部49が形成されている。高硬度部49の存在により、ツースアダプタ40の摩耗が抑制される。その結果、ツースアダプタ40とツース20との間のがたつきに起因した割れの発生を抑制することができる。また、高硬度部49よりも硬度が低いベース部48が存在することにより、ツースアダプタ40(特に挿入部43)の靱性の低下が抑制される。その結果、靱性の不足による割れの発生を低減することができる。このように、ツースアダプタ40は、耐摩耗性を向上させつつ割れの発生が抑制されたツースアダプタとなっている。
また、ツースアダプタ40においては、挿入部43の表面のうちツース20に接触する領域、より詳細には挿入部43の表面においてツース20と接触する部分のうち、最も先端45に近い領域を含むように高硬度部49が形成されている。この領域は、挿入部43において最も摩耗しやすい領域である。この領域に高硬度部49が形成されることにより、ツースアダプタ40の摩耗がより有効に抑制される。
一方、挿入部43の表面のうち基端44側の端部46はベース部48に含まれる。つまり、ツース20の凹部22の入り口付近に位置する挿入部43の表面は、ベース部48に含まれ、当該部分には高硬度部49が形成されていない。端部46付近は、ツース20からの曲げ応力が強く作用する領域である。この領域が靱性の高いベース部48に含まれることにより、ツース20からの曲げ応力による割れの発生のリスクが低減されている。
ツースアダプタ40は、たとえば鋳鋼からなっている。この鋳鋼の炭素含有量は、たとえば0.26質量%以上0.35質量%以下である。この鋳鋼の炭素含有量は、0.28質量%以上0.32質量%以下であることが好ましい。鋳鋼の成分組成は、たとえばJIS規格の機械構造用炭素鋼または機械構造用合金鋼に対応するものとすることができる。より具体的には、鋳鋼の成分組成は、たとえばJIS規格のSCNCrM2等に対応するものを採用することができる。
高硬度部49の硬度は47HRC以上65HRC以下とすることが好ましい。高硬度部49の硬度は50HRC以上とすることがより好ましい。高硬度部49の硬度は55HRC以下とすることがより好ましい。高硬度部49の厚みは3mm以上10mm以下とすることが好ましい。高硬度部49とベース部48との硬度差は5HRC以上25HRC以下とすることが好ましい。高硬度部49とベース部48との硬度差は10HRC以上とすることがより好ましい。高硬度部49とベース部48との硬度差は20HRC以下とすることがより好ましい。また、高硬度部49の硬度は、ツース20においてツースアダプタ40に接触する領域の硬度以上であることが好ましい。
<第1の変形例>
図3は、実施の形態1の第1の変形例におけるツースアダプタの構造を示す概略断面図である。図3は、上記図2に対応する図であって、図1の線分A−Aに沿う断面図である。図3を参照して、第1の変形例におけるツースアダプタ40は、基本的には上記実施の形態のツースアダプタ40と同様の構造を有し、同様の効果を奏する。しかし、第1の変形例におけるツースアダプタ40は、高硬度部49の形状において、上記実施の形態の場合とは異なっている。
図3を参照して、本変形例におけるツースアダプタ40の高硬度部49は、挿入部43の表面のうち先端45を含むように配置されている。すなわち、上記実施の形態において高硬度部49が形成される領域に加えて、空間29に面する領域にも高硬度部49が形成されている。空間29には、土砂が侵入する場合がある。そして、当該土砂により挿入部43の表面のうち先端45を含む領域が摩耗する場合がある。このような場合、空間29に面する領域にも高硬度部49を形成することにより、ツースアダプタ40の摩耗を抑制し、ツースアダプタ40とツース20との間のがたつきに起因した割れの発生をより確実に抑制することができる。
<第2の変形例>
図4は、実施の形態1の第2の変形例におけるツースアダプタの構造を示す概略断面図である。図4は、上記図2に対応する図である。図4を参照して、第2の変形例におけるツースアダプタ40は、基本的には上記実施の形態のツースアダプタ40と同様の構造を有し、同様の効果を奏する。しかし、第2の変形例におけるツースアダプタ40は、高硬度部49の形状およびツース20とツースアダプタ40との接触状態において、上記実施の形態の場合とは異なっている。
図4を参照して、本変形例においては、挿入部43の先端45と凹部22の底領域22Aとが接触する。そして、本変形例おけるツースアダプタ40の高硬度部49は、挿入部43の表面のうち先端45を含むように配置されている。挿入部43の先端45と凹部22の底領域22Aとが接触する構造が採用された場合、先端45近傍において、摩耗が最も進行する。挿入部43の表面のうち先端45を含むように高硬度部49が配置されることにより、ツースアダプタ40の摩耗を抑制し、ツースアダプタ40とツース20との間のがたつきに起因した割れの発生をより確実に抑制することができる。
次に、本実施の形態におけるツースアダプタ40の製造方法の概略を説明する。図5は、実施の形態1のツースアダプタの製造方法の概略手順を示すフローチャートである。図5を参照して、本実施の形態のツースアダプタ40の製造方法においては、まず工程(S10)として鋳造工程が実施される。この工程(S10)では、適切な成分組成を有する溶鋼が、所望の形状のツースアダプタ40に対応するキャビティを有する型に流し込まれ、凝固する。そして、凝固して得られたツースアダプタ40を型から取り出す。
次に、工程(S20)として全体焼入工程が実施される。この工程(S20)では、工程(S10)において得られたツースアダプタ40に対して、焼入処理が実施される。具体的には、ツースアダプタ40が、たとえば炉内で加熱され、ツースアダプタ40全体がA変態点以上の温度となった状態から、M点以下の温度に急冷される。これにより、ツースアダプタ40全体がマルテンサイト組織を有する鋳鋼となる。
次に、工程(S30)として高温焼戻工程が実施される。この工程(S30)では、工程(S20)において焼入処理が実施されたツースアダプタ40に対して、焼戻処理が実施される。具体的には、たとえば炉内においてツースアダプタ40全体の温度がA変態点未満の温度、たとえば400℃以上600℃以下の温度域に加熱され、その後、室温まで冷却される。これにより、ツースアダプタ40全体が焼戻マルテンサイト組織を有する鋳鋼となる。工程(S20)および(S30)は、調質工程を構成する。この調質工程により、ツースアダプタ40を構成する鋳鋼の組織が均質化されるとともに、所望のベース部48の硬度に鋳鋼の硬度が調整される。
次に、工程(S40)として高周波焼入工程が実施される。この工程(S40)では、高周波焼入処理により、所望の領域に高周波焼入硬化部としての高硬度部49が形成される。具体的には、ツースアダプタ40に隣接して配置されるコイルに高周波電流が流されることにより、ツースアダプタ40の所望の領域に渦電流を発生させ、当該渦電流により高硬度部49を形成すべき部分をA変態点以上の温度に加熱する。このとき、ベース部48となるべき部分の温度はA変態点未満に維持される。この状態からツースアダプタ40をM点以下の温度域にまで冷却する。これにより、所望の領域に高硬度部49が形成される(図2〜図4参照)。
次に、工程(S50)として低温焼戻工程が実施される。この工程(S50)では、工程(S40)において高周波焼入硬化部としての高硬度部49が形成されたツースアダプタ40に対して、低温焼戻が実施される。具体的には、たとえば炉内においてツースアダプタ40全体の温度がA変態点未満の温度、たとえば150℃以上250℃以下の温度域に加熱され、その後、室温まで冷却される。これにより、高硬度部49の形成によりツースアダプタ40に導入された歪みが低減される等の効果が得られる。その後、必要に応じて仕上げ加工、防錆処理、塗装等のプロセスを経て、ツースアダプタ40が完成する。なお、工程(S40)終了時において許容可能な靱性が確保されている場合、工程(S50)は省略してもよい。
(実施の形態2)
図6は、実施の形態2におけるツースアダプタの構造を示す概略断面図である。図6は、上記図2に対応する図であって、図1の線分A−Aに沿う断面図である。図6を参照して、実施の形態2におけるツースアダプタ40は、基本的には実施の形態1のツースアダプタ40と同様の構造を有し、同様の効果を奏する。しかし、実施の形態2におけるツースアダプタ40は、高硬度部49の形状、構造および形成方法において、実施の形態1の場合とは異なっている。
図6を参照して、本実施の形態におけるツースアダプタ40の高硬度部49は、挿入部43の表面の全域を含むように配置されている。また、本実施の形態の高硬度部49は、浸炭焼入硬化部である。すなわち、高硬度部49は、ベース部48に比べて炭素含有量が高い。このように、高硬度部49として高周波焼入硬化部に代えて浸炭焼入硬化部を採用しても、実施の形態1の場合と同様の効果が得られる。なお、本実施の形態においては、挿入部43の表面の全域を含むように高硬度部49が形成される場合について説明したが、実施の形態1の場合のように、挿入部43の表面の一部を含むように、浸炭焼入硬化部である高硬度部49が形成されてもよい。
次に、本実施の形態におけるツースアダプタ40の製造方法の概略を説明する。図7は、実施の形態2のツースアダプタの製造方法の概略手順を示すフローチャートである。図7を参照して、本実施の形態のツースアダプタ40の製造方法においては、まず工程(S10)として鋳造工程が実施される。この工程は、基本的には実施の形態1の場合と同様に実施されるが、実施の形態1においては炭素含有量が0.25〜0.35質量%であるSCNCrM2などの溶鋼が型に流し込まれるのに対し、本実施の形態においては炭素含有量が0.18〜0.25質量%程度の溶鋼が型に流し込まれる。
次に、実施の形態1の工程(S20)および(S30)が省略されたうえで、実施の形態1の工程(S40)に代えて、工程(S41)として浸炭焼入工程が実施される。この工程(S41)では、浸炭焼入処理により、所望の領域に浸炭焼入硬化部としての高硬度部49が形成されるとともに、ベース部48の硬度も適切な範囲に調整される。具体的には、工程(S10)において得られたツースアダプタ40が、ツースアダプタ40を構成する鋳鋼の炭素含有量よりも高いカーボンポテンシャルを有する雰囲気中においてA変態点以上の温度に加熱される。この加熱に先立って、高硬度部49を形成しない領域に対応する表面には、炭素の浸入を阻害するコーティング層が形成される。これにより、コーティング層が形成されていない表面から、ツースアダプタ40に炭素が浸入する。この状態からツースアダプタ40をM点以下の温度域にまで冷却する。これにより、炭素含有量が高くなった領域に対応して、高硬度部49が形成される。また、炭素含有量が上昇しなかった領域は、当初の炭素含有量を維持した状態で焼入硬化され、ベース部48となる。その後、工程(S50)が実施の形態1の場合と同様に実施され、さらに仕上げ加工、防錆処理、塗装等のプロセスなどのプロセスが必要に応じて実施されることにより、実施の形態2のツースアダプタ40が完成する。このようにして、所望の領域に高硬度部49が形成されるとともに、高硬度部49に比べて硬度が低く(たとえば30HRC以上45HRC以下)、靱性に優れたベース部48を有するツースアダプタ40が得られる。
(実施の形態3)
図8は、実施の形態3におけるツースアダプタの構造を示す概略断面図である。図8は、上記図2に対応する図であって、図1の線分A−Aに沿う断面図である。図9は、ツースアダプタの先端付近を拡大して示す概略断面図である。図8および図9を参照して、実施の形態3におけるツースアダプタ40は、基本的には実施の形態1のツースアダプタ40と同様の構造を有し、同様の効果を奏する。しかし、実施の形態3におけるツースアダプタ40は、高硬度部の構造および形成方法において、実施の形態1の場合とは異なっている。
図8および図9を参照して、本実施の形態におけるツースアダプタ40の高硬度部は、肉盛部62である。肉盛部62は、図9に示すように、鉄または鋼からなる母相92と、母相92中に分散する硬質粒子91とを含む。硬質粒子91を構成する材料としては、たとえば超硬合金を採用することができる。ツースアダプタ40には凹部であるアンダーカット領域47が形成されている。アンダーカット領域47を充填するように、肉盛部62が形成されている。このように、高周波焼入硬化部である高硬度部49に代えて、肉盛部62を採用しても、実施の形態1の場合と同様の効果が得られる。なお、本実施の形態においては、実施の形態1の高硬度部49と同様の領域に肉盛部62が形成される場合について説明したが、他の態様、たとえは第1の変形例または第2の変形例と同様の領域に肉盛部62が形成されてもよい。
次に、本実施の形態におけるツースアダプタ40の製造方法の概略を説明する。図10は、実施の形態3のツースアダプタの製造方法の概略手順を示すフローチャートである。図10を参照して、本実施の形態のツースアダプタ40の製造方法においては、まず工程(S10)〜(S30)が実施の形態1の場合と同様に実施される。
次に、実施の形態1の工程(S40)および工程(S50)に代えて、工程(S35)としてアンダーカット形成工程が実施される。この工程(S35)では、工程(S20)〜(S30)において調質処理されたツースアダプタ40に対して、たとえば切削加工が実施されることによりアンダーカット領域47が形成される。アンダーカット領域47は、高硬度部としての肉盛部62を形成すべき領域に形成される。なお、アンダーカット領域47は、鋳造工程である工程(S10)において形成されてもよい。
次に、工程(S42)として肉盛部形成工程が実施される。この工程(S42)では、工程(S35)において形成されたアンダーカット領域47を充填するように、肉盛部62が形成される。肉盛部62の形成は、たとえば以下のようにMIG(Metal Inert Gas)溶接法を利用した肉盛溶接により実施することができる。
まず、肉盛部形成装置について説明する。図11を参照して、肉盛部形成装置は、溶接トーチ70と、硬質粒子供給ノズル80とを備えている。溶接トーチ70は、中空円筒形状を有する溶接ノズル71と、溶接ノズル71の内部に配置され、電源(図示しない)に接続されたコンタクトチップ72とを含む。コンタクトチップ72に接触しつつ、溶接ワイヤ73が溶接ノズル71の先端側へと連続的に供給される。溶接ワイヤとしては、たとえばJIS規格YGW12を採用することができる。溶接ノズル71とコンタクトチップ72との隙間は、シールドガスの流路となっている。当該流路を流れるシールドガスは、溶接ノズル71の先端から吐出される。硬質粒子供給ノズル80は、中空円筒状の形状を有している。硬質粒子供給ノズル80内には硬質粒子91が供給され、硬質粒子供給ノズル80の先端から硬質粒子91が吐出される。
上記肉盛部形成装置を用いて肉盛部62を以下の手順で形成することができる。ベース部48を一方の電極とし、溶接ワイヤ73を他方の電極としてベース部48と溶接ワイヤ73との間に電圧を印加すると、溶接ワイヤ73とベース部48との間にアーク74が形成される。アーク74は、溶接ノズル71の先端から矢印βに沿って吐出されるシールドガスによって、周囲の空気から遮断される。シールドガスとしては、たとえばアルゴンを採用することができる。アーク74の熱により、ベース部48の一部および溶接ワイヤ73の先端が溶融する。溶接ワイヤ73の先端が溶融して形成された液滴は、ベース部48の溶融した領域へと移行する。これにより、溶融したベース部48と溶接ワイヤ73とが混ざり合った液体領域である溶融池92が形成される。溶融池92には、硬質粒子供給ノズル80から吐出された硬質粒子91が供給される。
肉盛溶接装置を構成する溶接トーチ70および硬質粒子供給ノズル80がベース部48(アンダーカット領域47)に対して矢印αの向きに相対的に移動すると、溶融池92が形成される位置が順次移動し、先に形成された溶融池92は凝固して、肉盛部62となる。肉盛部62は、溶融池92が凝固して形成された母相92と、母相92中に分散する硬質粒子91とを含む。以上の手順により、アンダーカット領域47を充填する肉盛部62が形成される。その後、仕上げ加工、防錆処理、塗装等のプロセスなどのプロセスが必要に応じて実施されることにより、実施の形態3のツースアダプタ40が完成する。
なお、上記実施の形態においては、本願のバケットが油圧ショベルのバケットである場合について説明したが、本願のツースアダプタおよびバケットは、他の用途、たとえばホイールローダのバケットやブルドーザのリッパにも適用することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、どのような面からも制限的なものではないと理解されるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、請求の範囲によって規定され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 バケット、10 本体、12 外縁部、19 開口、20 ツース、21 先端、22 凹部、22A 底領域、23 基端、25 ツース貫通孔、29 空間、30 装着部、40 ツースアダプタ、41 アダプタ貫通孔、42 接続部、43 挿入部、44 基端、45 先端、46 端部、47 アンダーカット領域、48 ベース部、49 高硬度部、51 ピン、62 肉盛部、70 溶接トーチ、71 溶接ノズル、72 コンタクトチップ、73 溶接ワイヤ、74 アーク、80 硬質粒子供給ノズル、91 硬質粒子、92 母相(溶融池)。

Claims (11)

  1. 作業機械のツースに形成された凹部に一部が挿入されることにより、前記作業機械のバケット本体に対して前記ツースを保持するツースアダプタであって、
    前記バケット本体に接続される側の端部である基端を含む接続部と、
    前記凹部に挿入される側の端部である先端を含む挿入部と、を備え、
    前記挿入部は、
    ベース部と、
    前記挿入部の表面を含む領域に形成され、前記ベース部よりも硬度が高い高硬度部と、を含む、ツースアダプタ。
  2. 前記高硬度部は、前記挿入部の表面のうち前記ツースに接触する領域を含む、請求項1に記載のツースアダプタ。
  3. 前記高硬度部は、前記挿入部の表面のうち前記先端を含む、請求項1または請求項2に記載のツースアダプタ。
  4. 前記挿入部の表面のうち前記基端側の端部は前記ベース部に含まれる、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のツースアダプタ。
  5. 前記高硬度部は、高周波焼入硬化部である、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のツースアダプタ。
  6. 前記高硬度部の硬度は47HRC以上65HRC以下である、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のツースアダプタ。
  7. 前記ベース部の硬度は25HRC以上40HRC以下である、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のツースアダプタ。
  8. 前記高硬度部の厚みは3mm以上10mm以下である、請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載のツースアダプタ。
  9. 前記高硬度部と前記ベース部との硬度差は5HRC以上25HRC以下である、請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載のツースアダプタ。
  10. 前記高硬度部の硬度は、前記ツースにおいて前記ツースアダプタに接触する領域の硬度以上である、請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載のツースアダプタ。
  11. 作業機械のバケットであって、
    開口を有するバケット本体と、
    前記バケット本体の前記開口の外縁に設置される請求項1〜請求項10のいずれか1項に記載のツースアダプタと、
    凹部を有し、前記凹部に前記ツースアダプタが挿入されて前記バケット本体に接続されるツースと、を備える、バケット。
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