JPWO2019165108A5

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Publication number: JPWO2019165108A5
Application number: JP2020544240A
Authority: JP
Publication date: 2022-03-02

Claims

神経刺激リードであって、
前記神経刺激リードの近位部分から前記神経刺激リードの遠位部分上の遠位電極まで伸びる少なくとも１つのコイル状導体と、
前記少なくとも１つのコイル状導体の近位部分と電気的に結合され、前記神経刺激リードをパルス発生器または中間ケーブルに電気的に接続するように構成された近位接触コネクタと、
を備え、
前記近位接触コネクタが、遠位保持機構と、前記遠位保持機構の近位にある低減した輪郭の継手部分とを含み、
前記少なくとも１つのコイル状導体の１つまたは複数のコイルが、前記継手部分に沿って配置され、前記継手部分に固定して取り付けられており、
前記１つまたは複数のコイルの少なくとも一部が、コイル状リード内の引っ張りに抵抗し、前記コイル状導体と前記近位接触コネクタとの間の電気的接続の完全性を維持するように、前記保持機構の近位を向いた表面に係合する、
神経刺激リード。
前記近位接触コネクタとの前記コイル状導体の組立てを容易にするために、前記遠位保持機構が、前記近位接触コネクタの周囲の周りに少なくとも部分的に伸長する遠位を向いた傾斜表面を含むフランジである、請求項１に記載の神経刺激リード。
前記コイル状導体が前記遠位保持フランジを越えて前記継手部分上にねじ込まれることができるように、前記遠位保持フランジが、前記フランジの残部と比較して減少した半径を有する開いたノッチ部分を含む、請求項２に記載の神経刺激リード。
前記開いたノッチ部分が、前記遠位保持フランジの周囲の周りに９０°～１６０°である、請求項３に記載の神経刺激リード。
前記遠位保持フランジの前記傾斜表面が、３０°～６０°の角度で傾斜している、請求項３または４に記載の神経刺激リード。
前記遠位保持機構の前記近位を向いた保持表面が、前記近位接触コネクタの長手方向軸に対して実質的に垂直に伸長する、請求項１に記載の神経刺激リード。
前記コイル状導体が、はんだ付けまたはレーザー溶接によって、前記近位接触コネクタの前記継手部分に固定して取り付けられ、および電気的に結合されている、請求項１に記載の神経刺激リード。
前記近位接触コネクタが、前記神経刺激リードのパルス発生器への接続を容易にするために細長い近位部分を含み、および前記神経刺激リードの開口した管腔を通して探査針の導入を容易にするための近位開口部を含む、請求項１に記載の神経刺激リード。
前記遠位保持機構が、少なくとも５Ｎの張力に耐えるように構成されている、請求項１に記載の神経刺激リード。
前記遠位保持機構が、１０～１２Ｎの最小張力に耐えるように構成されている、請求項１に記載の神経刺激リード。
前記近位部分と前記遠位電極との間の前記神経刺激リードの少なくとも中間部分に沿って前記少なくとも１つのコイル状導体上に配置された外側絶縁体コーティングをさらに備え、前記遠位電極が、前記外側絶縁体コーティングなしの前記コイル状導体の露出部分によって構成されている、請求項１に記載の神経刺激リード。
前記神経刺激リードが、有孔針を通した前記神経刺激リードの通過を容易にするために、前記少なくとも１つのコイル状導体および前記近位接触コネクタに沿って実質的に同じ外径を有する、請求項１に記載の神経刺激リード。
前記コイル状導体の大部分が、第一のピッチで閉じて巻かれている、請求項１に記載の神経刺激リード。
前記コイル状導体が、第二のピッチで巻かれた１つまたは複数の開いたコイル状部分を含み、前記１つまたは複数のコイル状部分が、１つまたは複数の有孔針の長さに対応する前記遠位電極からの距離に配置されている、請求項１３に記載の神経刺激リード。
前記遠位電極が、約０．０１平方インチ～０．１平方インチの範囲内の表面積を有する、請求項１に記載の神経刺激リード。
前記神経刺激リードが、仙骨神経刺激のために構成されている、請求項１に記載の神経刺激リード。
前記神経刺激リードが、経皮的神経評価のための試験的刺激リードとして構成されている、請求項１に記載の神経刺激リード。
前記遠位電極の長さまたは表面積が、経皮的神経評価後に配置されるべき埋め込み可能な神経刺激リードの電極部分の寸法に対応する、請求項１７に記載の神経刺激リード。
前記神経刺激リードの前記近位部分から前記神経刺激リードの前記遠位部分に沿って１つまたは複数の追加の電極まで伸長する１つまたは複数の追加の導体をさらに含む、請求項１に記載の神経刺激リード。
１つまたは複数の追加のコイル状導体が、前記近位接触コネクタの前記継手部分に電気的に結合され、固定して取り付けられており、前記１つまたは複数の追加のコイル状導体のそれぞれの１つまたは複数のコイルが、前記遠位保持フランジの近位に配置されるか、
前記コイル状導体および前記１つまたは複数の追加の導体が、マルチリボン導体によって構成されるか、
前記コイル状導体および前記１つまたは複数の追加の導体が、中央管腔を有する管の周りに巻かれた複数の絶縁された導体によって構成されるかのいずれかである請求項１９に記載の神経刺激リード。
前期神経刺激リードが、
少なくとも１つまたは複数の保持機構に沿って保持を改善するように構成されたテクスチャ表面を備える、前記コイル状導体のコーティングか、
前記神経刺激リードの動きを阻止するように配向された複数の逆棘を有する逆棘付き表面を含む、前記コイル状導体の外側コーティングか、
前記神経刺激リードの移動に抵抗するように、前記神経刺激リードの埋め込み可能な長さの少なくとも一部に沿って、開いたコイルピッチを含む前記コイル状導体か、
前記神経刺激リードの遠位端に格納可能なアンカー機構であって、細長い部材の格納が前記コイル状導体の中央管腔内に遠位アンカーを格納するように、前記格納可能なアンカー機構が前記近位接触コネクタを通して伸びる前記細長い部材に取り付けられている、前記格納可能なアンカー機構か、
前記神経刺激リードの遠位端にまたは前記遠位電極に隣接して配置された生体吸収性アンカーであって、前記生体吸収性アンカーが、前記神経刺激リードをすぐに取り外せるようにするために、試用期間の終了後に吸収されるように構成されている、前記生体吸収性アンカーか、
恒久的に埋め込まれるリードの電極を前記神経刺激リードの前記遠位電極と同じ位置に配置できるようにするために、生体吸収性アンカーが吸収された後に体内に留まる放射線不透過性マーカーを含む、前記生体吸収性アンカーか、
前記コイル状導体に付着するように構成されたらせん状有枝アンカーか、
らせん状有枝アンカーが取り付けられている導体の部分と同一のピッチで巻かれている、前記らせん状有枝アンカーか、
ポリマーから形成されているらせん状有枝アンカーか、
前記遠位電極に沿ってまたは隣接して前記神経刺激リードの閉じて巻かれた部分の外側表面に付着するように構成されている、らせん状有枝アンカーか、
枝が前記神経刺激リードから外に向かって伸びるように、前記コイル状導体の開いたコイルピッチ部分の内側部分に付着するように構成されたらせん状有枝アンカーか、
前記神経刺激リードの遠位端に付着するように構成され、前記コイル状導体内に挿入された探査針に対する端止めを提供するための遠位非外傷性先端を含む、らせん状有枝アンカーのいずれかをさらに含む請求項１～２０のいずれか一項に記載の神経刺激リード。
神経刺激リードを組み立てる方法であって、
遠位保持フランジの近位に位置する近位接触コネクタの低減した輪郭の継手部分に沿って少なくとも１つのコイル状導体の１つまたは複数のコイルを配置するように、前記近位接触コネクタの前記遠位保持フランジ上に前記少なくとも１つのコイル状導体を供給することと、
はんだ付けまたは溶接により、前記コイル状導体を前記継手部分に電気的に結合し、固定して取り付けることと、
前記神経刺激リード中の引っ張りによって加えられる張力に耐えるように、前記遠位保持フランジの近位を向いた表面を、前記遠位保持フランジの近位に配置された前記１つまたは複数のコイルの一部と係合させ、これにより、前記コイル状導体と前記近位接触コネクタの間の電気的接続の完全性を維持することと
を含む、方法。
前記コイル状導体と前記近位接触コネクタの接合部分上にカバーまたは収縮チューブを前進させることをさらに含む、請求項２２に記載の方法。
前記少なくとも1つのコイル状導体が溶接接合部によって前記継手部分に接続され、前記遠位保持機構が、前記溶接接合部における荷重および応力集中を低減するために前記溶接接合部の遠位の前記近位接触コネクタの表面に沿って前記少なくとも1つのコイル状導体の複数のコイルを係合させてなり、それによって前記溶接接合部の一体性を維持し、前記遠位保持機構が少なくとも５Ｎの最小張力に耐えるように構成されている、請求項１に記載の神経刺激リード。
前記遠位保持機構が、前記少なくとも1つのコイル状導体の前記複数のコイルの内径内に緊密に受容されるサイズである、前記近位接触コネクタの遠位端をさらに備えるか、
前記遠位保持機構が、保持フランジをさらに備えるか、
前記溶接接合部が、レーザー溶接であるか、
前記神経刺激用リードが、経皮的神経評価のための試験的刺激リードとして構成されているかのいずれかである、請求項２４に記載の神経刺激リード。