JPWO2019142448A1 - ドアハンドル - Google Patents

ドアハンドル Download PDF

Info

Publication number
JPWO2019142448A1
JPWO2019142448A1 JP2019565727A JP2019565727A JPWO2019142448A1 JP WO2019142448 A1 JPWO2019142448 A1 JP WO2019142448A1 JP 2019565727 A JP2019565727 A JP 2019565727A JP 2019565727 A JP2019565727 A JP 2019565727A JP WO2019142448 A1 JPWO2019142448 A1 JP WO2019142448A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door handle
detection electrode
electrostatic sensor
longitudinal direction
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019565727A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6889286B2 (ja
Inventor
俊季 中村
俊季 中村
尚 佐々木
尚 佐々木
義之 菊地
義之 菊地
譲 川名
譲 川名
平四郎 不藤
平四郎 不藤
山田 幸光
幸光 山田
重高 寛
寛 重高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Alps Alpine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd, Alps Alpine Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Publication of JPWO2019142448A1 publication Critical patent/JPWO2019142448A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6889286B2 publication Critical patent/JP6889286B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/94Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the way in which the control signals are generated
    • H03K17/945Proximity switches
    • H03K17/955Proximity switches using a capacitive detector
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J5/00Doors
    • B60J5/04Doors arranged at the vehicle sides
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B81/00Power-actuated vehicle locks
    • E05B81/54Electrical circuits
    • E05B81/64Monitoring or sensing, e.g. by using switches or sensors
    • E05B81/76Detection of handle operation; Detection of a user approaching a handle; Electrical switching actions performed by door handles
    • E05B81/77Detection of handle operation; Detection of a user approaching a handle; Electrical switching actions performed by door handles comprising sensors detecting the presence of the hand of a user
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B85/00Details of vehicle locks not provided for in groups E05B77/00 - E05B83/00
    • E05B85/10Handles
    • E05B85/14Handles pivoted about an axis parallel to the wing
    • E05B85/16Handles pivoted about an axis parallel to the wing a longitudinal grip part being pivoted at one end about an axis perpendicular to the longitudinal axis of the grip part
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/94Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the way in which the control signals are generated
    • H03K17/96Touch switches
    • H03K2017/9602Touch switches characterised by the type or shape of the sensing electrodes
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K2217/00Indexing scheme related to electronic switching or gating, i.e. not by contact-making or -breaking covered by H03K17/00
    • H03K2217/94Indexing scheme related to electronic switching or gating, i.e. not by contact-making or -breaking covered by H03K17/00 characterised by the way in which the control signal is generated
    • H03K2217/96Touch switches
    • H03K2217/9607Capacitive touch switches
    • H03K2217/960755Constructional details of capacitive touch and proximity switches
    • H03K2217/96078Sensor being a wire or a strip, e.g. used in automobile door handles or bumpers

Abstract

ドアハンドルケースの中に静電センサが設置されているドアハンドルであって、前記静電センサは、平坦な導体板、または、平坦な基板の表面や内部に検出電極が形成されているものであり、前記検出電極は、前記検出電極の長手方向の中央部分と、前記検出電極の長手方向の両端近傍の各々の周辺部分と、を有しており、前記検出電極における前記長手方向とは垂直な方向の幅が、前記中央部分よりも、前記周辺部分の幅が広く、前記長手方向の端部に向かって徐々に広がっていることを特徴とするドアハンドル。

Description

本発明は、ドアハンドルに関するものである。
自動車等のドアには、ドアを開閉するためのドアハンドルが設けられており、近年は、ドアハンドルに手を近づけてジェスチャ操作することにより、ドアの開閉のロックまたはロックの解除を行うことのできるものも登場している。このようなドアハンドルには、手の操作を検知するための静電センサ等が内部に設置されている。
特開2007−270516号公報
ところで、ドアハンドルは、人の手の指等が掴みやすいように、手の指等が触れる内側の表面は曲面となっている。しかしながら、ドアハンドルの内側の表面を曲面により形成した場合に、ドアハンドルの内側の表面と静電センサの電極との距離が場所によって異なり、ドアハンドルの内側の表面と静電センサの電極との距離が離れている部分では、静電センサによる検出感度が低下するため、手の指等を正確に検出できない場合がある。
このため、ドアハンドルの内側の表面と静電センサの電極との距離が離れている部分においても、静電センサによる検出感度が低下することなく、ドアハンドルの内側の表面と静電センサの電極との距離が近い部分と同等の検出感度が得られるドアハンドルが求められている。即ち、ドアハンドルの人の手が触れる内側の表面においては、触れる場所に依存することなく、所定の検出感度の得られるドアハンドルが求められている。
本実施の形態の一観点によれば、ドアハンドルケースの中に静電センサが設置されているドアハンドルであって、前記静電センサは、平坦な導体板、または、平坦な基板の表面や内部に検出電極が形成されているものであり、前記検出電極は、前記検出電極の長手方向の中央部分と、前記検出電極の長手方向の両端近傍の各々の周辺部分と、を有しており、前記検出電極における前記長手方向とは垂直な方向の幅が、前記中央部分よりも、前記周辺部分の幅が広く、前記長手方向の端部に向かって徐々に広がっていることを特徴とする。
開示のドアハンドルによれば、ドアハンドルの人の手が触れる内側の表面においては、触れる場所に依存することなく、所定の検出感度を得ることができる。
本実施の形態におけるドアハンドルの斜視図 本実施の形態におけるドアハンドルの上面図 本実施の形態におけるドアハンドルの断面図 本実施の形態におけるドアハンドルの内部構造図 静電センサの構造図 図5に示される静電センサを用いたドアハンドルの断面図 本実施の形態における静電センサの説明図(1) 本実施の形態における静電センサの説明図(2) 本実施の形態における静電センサの説明図(3) 本実施の形態における静電センサの変形例1の説明図 本実施の形態における静電センサの変形例2の説明図 本実施の形態における静電センサの変形例3の説明図 本実施の形態における静電センサの変形例4の説明図 本実施の形態における静電センサの変形例5の説明図 本実施の形態における静電センサの変形例6の説明図(1) 本実施の形態における静電センサの変形例6の説明図(2)
実施するための形態について、以下に説明する。尚、同じ部材等については、同一の符号を付して説明を省略する。また、本願においては、X1−X2方向、Y1−Y2方向、Z1−Z2方向を相互に直交する方向とする。また、X1−X2方向及びY1−Y2方向を含む面をXY面と記載し、Y1−Y2方向及びZ1−Z2方向を含む面をYZ面と記載し、Z1−Z2方向及びX1−X2方向を含む面をZX面と記載する。
(ドアハンドル)
図1から図4に基づきドアハンドル10について説明する。図1はドアハンドル10の斜視図であり、図2は上面図であり、図3は断面図であり、図4は第1のドアハンドルケース11を取り除いた状態の正面図である。
ドアハンドル10は、自動車等の車両のドアの外側に取り付けられている。ドアハンドル10の筐体部分となるドアハンドルケースは、第1のドアハンドルケース11と第2のドアハンドルケース12により形成されている。ドアハンドル10は、静電センサ100が、第1のドアハンドルケース11と第2のドアハンドルケース12とにより覆われており、ドアハンドル10の内部に、静電センサ100が設置されている。尚、第2のドアハンドルケース12には、静電センサ100に接続されている配線113等を通すために貫通穴13が設けられている。配線113は、静電センサ100をドアハンドル10の外部と電気的に接続するために設けられている。
静電センサ100は、絶縁体により形成された平坦な基板の表面又は内部に、静電容量を検出するための電極が形成されている。静電センサ100の基板は略長方形で形成されており、ドアハンドル10の長手方向がX1−X2方向である場合には、ドアハンドル10の内部の静電センサ100の基板も、長手方向がX1−X2方向となっており、静電センサ100の基板の基板面は、XY方向と略平行となっている。尚、静電センサ100は、金属板等の導体板により形成されているものであってもよく、FPC(Flexible Printed Circuits)等のフレキシブル基板が平らに保持されているものであってもよい。
このような構造のドアハンドル10では、人の手の指等がドアハンドル10を掴みやすいように、ドアハンドルケースの内側の表面12aは、中央部分12bがZ1側に凹んだ凹状の曲面により形成されている。この表面12aは手の指等が触れる把持部の一部となる。本願においては、第2のドアハンドルケース12のZ2側の表面12aをドアハンドルの内側の表面12a、または、ドアハンドルケースの内側の表面12aと記載する場合がある。
ここで、ドアハンドルの内部に、図5に示される静電センサ900が設置されている場合について考える。この静電センサ900は、長手方向がX1−X2方向の長方形の基板110の表面等に、検出電極920と、ガード電極931、932が形成されている。検出電極920は、基板のY1−Y2方向の中央部分に、長手方向がX1−X2方向となるように形成されており、ガード電極931は、検出電極920のY1側に、長手方向がX1−X2方向となるように形成されており、ガード電極932は、検出電極920のY2側に、長手方向がX1−X2方向となるように形成されている。この静電センサ900では、検出電極920のY1−Y2方向の幅は一定であって、X1−X2方向に細長い形状で形成されている。
このように静電センサ900の基板110には、長手方向がX1−X2方向となる検出電極920が形成されており、静電センサ900の検出電極920と手の指等との間の静電容量の変化により、手の指等がドアハンドルの内側の表面12aに触れたことを検出することができる。静電センサ900により検出される静電容量は、静電センサ900の検出電極920と手の指等との間の距離に依存し、静電センサ900の検出電極920と手の指等との間の距離が短いと大きくなり、静電センサ900の検出電極920と手の指等との距離が長いと小さくなる。静電センサ900により検出される静電容量が大きい場合には、検出感度が高いため、手の指等がドアハンドルの内側の表面12aに触れたことを正確に検出することができるが、静電センサ900により検出される静電容量が小さい場合には、検出感度が低いため、手の指等がドアハンドルの内側の表面12aに触れたことを正確に検出することができない。
具体的に、図6に示されるドアハンドルの断面図に基づき説明する。図6に示されるドアハンドルには、図5に示される静電センサ900が設置されている。ドアハンドルの内側の表面12aが最もZ1側に凹んでいる中央部分12bでは、ドアハンドルの内側の表面12aと静電センサ900との距離が短い。このように、ドアハンドルの内側の表面12aと静電センサ900との距離が短い部分では、手の指等がドアハンドルの内側の表面12aの中央部分12bに接触した際、静電センサ900の電極と手の指等との距離が短いため、高い検出感度で手の指等を検出することができる。
しかしながら、ドアハンドルの内側の表面12aのX1側の端部近傍の周辺部分12cやX2側の端部近傍の周辺部分12dでは、ドアハンドルの内側の表面12aと静電センサ900との距離が長いため、手の指等がドアハンドルの内側の表面12aの周辺部分12c、12dに接触しても、静電容量の変化は少なく、検出感度が低いため、手の指等がドアハンドルの内側の表面12aに触れたことを精度よく検出することができない場合がある。
ドアハンドルの内側の表面12aの曲面部分は、手の指等が触れる部分であるため、中央部分12bに触れる場合もあれば、周辺部分12c、12dに触れる場合もある。このため、ドアハンドルの内側の表面12aであれば、中央部分12bであっても、周辺部分12c、12dであっても、手の指等がドアハンドルの内側の表面12aに触れたことを精度よく検出することのできるドアハンドルが求められていた。
尚、静電センサ900が、ドアハンドルの内側の表面12aの曲面部分に対応した形状で形成されていれば、上記のような問題が生じないが、静電センサ900の基板110は、ガラスエポキシ樹脂等により形成された平坦で硬質な基板であるため、この基板110を曲げて所望の曲面にすることは極めて困難であり、また、平坦ではなく曲面の基板に電極パターンを形成することは極めて複雑な工程となるため、多大な時間と費用を要し、ドアハンドルが高価なものとなってしまう。
(静電センサ)
次に、本実施の形態における静電センサ100について、図7に基づき説明する。本実施の形態における静電センサ100は、長手方向がX1−X2方向の長方形の平坦な基板110の表面には、検出電極120と、ガード電極131、132が形成されている。検出電極120は、基板110のY1−Y2方向の中央部分に、長手方向がX1−X2方向となるように形成されており、検出電極120のY1側には、長手方向がX1−X2方向となるガード電極131が形成されており、検出電極120のY2側には、長手方向がX1−X2方向となるガード電極132が形成されている。尚、Y1−Y2方向が長手方向と垂直な短手方向となる。また、検出電極120、ガード電極131、132は、基板110の表面ではなく内部に形成されていてもよい。
本実施の形態における静電センサ100では、検出電極120は、中央部分121では、Y1−Y2方向の幅W1は一定で形成されているが、X1側の端部120a近傍の周辺部分122では、Y1−Y2方向における幅が、X1側の端部120aに向かって徐々に広がっており、端部120aでは幅W2となっている。また、X2側の端部120b近傍の周辺部分123では、Y1−Y2方向における幅が、X2側の端部120bに向かって徐々に広がっており、端部120bでは幅W3となっている。このように、検出電極120のY1−Y2方向における幅を中央部分121よりも周辺部分122、123を広くすることにより、周辺部分における検出感度を向上させている。尚、本願において、徐々に広がっている構造には、検出電極120が一部が局所的に幅が狭くなっているような構造、例えば、1ヶ所だけ少し凹んでいるような分割ほど規則的ではない構造や、他の電極や部材、スルーホールの配置等がなされている構造のものも含まれるものとする。
ところで、静電容量Cは、数1に示す式のように、電極の面積Sに比例し、電極間の距離dに反比例する。尚、εは第2のドアハンドルケース12等の比誘電率である。
Figure 2019142448
本実施の形態においては、ドアハンドルケースの内側の表面12aのX1側やX2側の周辺部分12c、12dでは、静電センサ100との距離が離れるため、静電容量は減少するが、この静電容量が減少した分を電極の面積を広げて補うことにより、ドアハンドルケースの内側の表面12aの中央部分12bであっても、X1側やX2側の周辺部分12c、12dであっても、静電容量の値を略同じにして、周辺部分12c、12dにおける感度の低下を防いでいる。尚、ガード電極131、132では、X1−X2方向の端部近傍の周辺部分は、検出電極120の周辺部分122、123の形状に対応して、Y1−Y2方向における幅が狭くなっている。
具体的には、図8に示されるように、ドアハンドルケースの内側の表面12aの中央部分12bにおける表面12aと静電センサ100との距離がL1とし、検出電極120の中央部分121のY1−Y2方向の幅をW1とし、ドアハンドルケースの内側の表面12aの周辺部分12cにおける表面12aと静電センサ100との距離がL2とした場合、この位置に対応する検出電極120の周辺部分122のY1−Y2方向の幅W2は、W2≒(W1×L2)/L1となるように形成する。尚、ドアハンドルケースの内側の表面12aの周辺部分12cが、検出電極120の周辺部分122のX1側の端部120aに対応した位置であるものとする。
また、ドアハンドルケースの内側の表面12aの周辺部分12dにおける表面12aと静電センサ100との距離がL3である場合、この位置に対応する検出電極120の周辺部分123のY1−Y2方向の幅W3は、W3≒(W1×L3)/L1となるように形成する。尚、ドアハンドルケースの内側の表面12aの周辺部分12dが、検出電極120の周辺部分123のX2側の端部120bに対応した位置であるものとする。
更には、本実施の形態においては、ドアハンドルケースの内側の表面12aと静電センサ100との距離Lと、対応する位置の検出電極120のY1−Y2方向の幅Wとが略比例するように形成してもよい。また、ドアハンドルケースの内側の表面12aと静電センサ100との距離Lと、検出電極120のY1−Y2方向の幅Wとが略同じとなるように形成してもよい。
本実施の形態においては、図9に示すように、静電センサ100には制御部150が設けられており、検出電極120、及び、ガード電極131、132は、制御部150に接続されている。制御部150は、制御部150から検出電極120に電圧を印加し、流れる電流量を測定することにより、検出電極120と手の指等の間における静電容量を測定することができる。また、ガード電極131、132には、制御部150から、接地電位、所定の電位のバイアス電位、検出電極120に印加される電位と同じ電位のうちのいずれかが印加されている。尚、制御部150は、検出電極120に電圧を印加して、静電容量を検出し、検出された静電容量の値に基づいて、接触操作やジェスチャ操作等の判別を行う。また、ガード電極131、132を設けることにより、ノイズ等による静電容量の変動が抑制され、本実施の形態においては、特にY1−Y2方向の側面からのノイズや意図せぬ接触等による変動を抑えることができる。
よって、本実施の形態においては、ドアハンドル10の内側の表面12aと静電センサ100の電極との距離が離れている周辺部分12c、12dであっても、静電センサ100の検出感度が低下することはなく、中央部分12bと同等の検出感度を得ることができる。即ち、ドアハンドル10の人の手が触れる内側の表面12aにおいては、触れる場所に依存することなく、一定の検出感度を得ることができる。従って、ドアハンドル10の内側の表面12aにおいては、触れる場所に依存することなく、ドアハンドル10の内側の表面12aに手の指等が触れたことを検知することができる。また、本実施の形態におけるドアハンドルは、静電センサ100に形成される電極パターンを変更するだけであるため、図5に示される静電センサ900と同等のコストで製造することができる。
(変形例)
また、本実施の形態は、図10に示されるように、基板110の表面に検出電極120のみが設けられており、ガード電極131、132が設けられていない構造のものであってもよい。
また、本実施の形態は、図11に示されるように、検出電極220をY2側に設け、Y1側にガード電極231を設けた構造のものであって、X1−X2方向が長手方向となっている検出電極220は、中央部分221におけるY1−Y2方向の幅が狭く、X1側の端部220a及びX2側の端部220bに向かって、Y1−Y2方向の幅が徐々に広がっているものであってもよい。即ち、検出電極220の中央部分221のY1−Y2方向の幅よりも、X1側の端部220a近傍の周辺部分222及びX2側の端部220b近傍の周辺部分223のY1−Y2方向の幅が広くなっているものであってもよい。尚、X1−X2方向が長手方向となるように形成されたガード電極231は、検出電極220の形状に対応し、Y1−Y2方向の幅が、X1側の端部及びX2側の端部に向かって徐々に狭くなっている。
また、本実施の形態は、図12に示されるように、検出電極120に相当するものを2本形成し、2本の検出電極120に相当するものをX1側で接続しU字状の形状としたものであってもよい。具体的には、検出電極125は、X1−X2方向が長手方向となる2つの電極部125a、125bをY1−Y2方向に並べ、電極部125aと電極部125bとをX1側の端部の接続部125cにより接続した構造のものであってもよい。この場合には、電極部125aと電極部125bとの間にX1−X2方向が長手方向となるガード電極135を設け、電極部125aよりもY1側にX1−X2方向が長手方向となるガード電極136を設け、電極部125aよりもY2側にX1−X2方向が長手方向となるガード電極137を設けてもよい。
また、検出電極120は、中央部分と周辺部分とを分割した構造のものであってもよい。具体的には、図13に示すように、検出電極120の中央部分121に相当する中央検出電極321、X1側の周辺部分122に相当する周辺検出電極322、X2側の周辺部分123に相当する周辺検出電極323に、複数に分割されていてもよい。
また、図14に示すように、中央検出電極321、周辺検出電極322、323は、更に分割されていてもよい。図14に示される場合では、中央検出電極321は、電極321a、321b、321c、321d、321e、321f、321g、321hに分割され、X1−X2方向に沿って配置されていてもよい。また、周辺検出電極322は、電極322a、322bに分割され、周辺検出電極323は、電極323a、323bに分割されていてもよい。尚、図13、図14に示される分割されている電極は、それぞれの電極が接続され合わせた静電容量を検出値としてもよく、個別に制御部150に接続され、それぞれ検出値を得てもよい。
また、本実施の形態は、検出電極120のX1側、または、X2側のいずれか一方の端部のみがY1−Y2方向における幅が広がるように形成されているものであってもよい。具体的には、図15及び図16に示されるように、検出電極120のX2側の端部120b近傍の周辺部分123のY1−Y2方向における幅が、端部120bとは反対側のX1側の端部120cよりも広くなっている構造のものであってもよい。尚、本願では、図16に示される静電センサにおいては、検出電極120のX1側の端部120cを一方の端部と記載し、X2側の端部120bを他方の端部と記載する場合がある。
以上、実施の形態について詳述したが、特定の実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。
尚、本国際出願は、2018年1月17日に出願した日本国特許出願第2018−005641号に基づく優先権を主張するものであり、その出願の全内容は本国際出願に援用する。
10 ドアハンドル
11 第1のドアハンドルケース
12 第2のドアハンドルケース
12a 表面
12b 中央部分
12c 周辺部分
12d 周辺部分
100 静電センサ
110 基板
120 検出電極
120a 端部(X1側の端部)
120b 端部(X2側の端部)
121 中央部分
122 周辺部分
123 周辺部分
131 ガード電極
132 ガード電極

Claims (7)

  1. ドアハンドルケースの中に静電センサが設置されているドアハンドルであって、
    前記静電センサは、平坦な導体板、または、平坦な基板の表面や内部に検出電極が形成されているものであり、
    前記検出電極は、前記検出電極の長手方向の中央部分と、前記検出電極の長手方向の両端近傍の各々の周辺部分と、を有しており、
    前記検出電極における前記長手方向とは垂直な方向の幅が、前記中央部分よりも、前記周辺部分の幅が広く、前記長手方向の端部に向かって徐々に広がっていることを特徴とするドアハンドル。
  2. 前記ドアハンドルにおいて人の手が触れる内側の表面は曲面により形成されており、
    前記検出電極の中央部分における前記静電センサから前記ドアハンドルの内側の表面までの長さよりも、前記検出電極の周辺部分における前記静電センサから前記ドアハンドルの内側の表面までの長さが長いことを特徴とする請求項1に記載のドアハンドル。
  3. ドアハンドルケースの中に静電センサが設置されているドアハンドルであって、
    前記静電センサには、平坦な基板の表面又は内部に検出電極が形成されており、
    前記検出電極は、前記検出電極の長手方向の一方の端部と、他方の端部と、を有しており、
    前記検出電極における前記長手方向とは垂直な方向の幅が、前記一方の端部よりも、前記他方の端部の幅が広く、前記他方の端部に向かって徐々に広がっていることを特徴とするドアハンドル。
  4. 前記ドアハンドルにおいて人の手が触れる内側の表面は曲面により形成されており、
    前記検出電極の一方の端部における前記静電センサから前記ドアハンドルの内側の表面までの長さよりも、前記検出電極の他方の端部における前記静電センサから前記ドアハンドルの内側の表面までの長さが長いことを特徴とする請求項3に記載のドアハンドル。
  5. 前記検出電極における長手方向と垂直な方向の幅と、前記静電センサから前記ドアハンドルの内側の表面までの長さは、略比例していることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のドアハンドル。
  6. 前記静電センサの長手方向は、前記ドアハンドルの長手方向であることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のドアハンドル。
  7. 前記基板の表面又は内部には、前記検出電極の長手方向と垂直な方向にガード電極が形成されており、
    前記ガード電極には、接地電位、または、所定の電位が印加されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のドアハンドル。
JP2019565727A 2018-01-17 2018-11-05 ドアハンドル Active JP6889286B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018005641 2018-01-17
JP2018005641 2018-01-17
PCT/JP2018/041019 WO2019142448A1 (ja) 2018-01-17 2018-11-05 ドアハンドル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2019142448A1 true JPWO2019142448A1 (ja) 2020-11-19
JP6889286B2 JP6889286B2 (ja) 2021-06-18

Family

ID=67302100

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019565727A Active JP6889286B2 (ja) 2018-01-17 2018-11-05 ドアハンドル

Country Status (5)

Country Link
US (1) US11851919B2 (ja)
EP (1) EP3741938B1 (ja)
JP (1) JP6889286B2 (ja)
CN (1) CN111615578B (ja)
WO (1) WO2019142448A1 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004092027A (ja) * 2002-08-29 2004-03-25 Aisin Seiki Co Ltd 車両ドア開扉用人体検出装置及びドアの施錠装置
JP2009030359A (ja) * 2007-07-27 2009-02-12 Aisin Seiki Co Ltd ドアハンドル装置
JP2016100099A (ja) * 2014-11-19 2016-05-30 アイシン精機株式会社 車両用操作検出装置
JP2017524904A (ja) * 2014-05-28 2017-08-31 フーフ・ヒュルスベック・ウント・フュルスト・ゲーエムベーハー・ウント・コンパニー・カーゲーHuf Hulsbeck & Furst Gmbh & Co. Kg 自動車両用センサ・デバイス

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10336335B4 (de) * 2003-08-08 2015-03-12 Huf Hülsbeck & Fürst Gmbh & Co. Kg Schließvorrichtung für Fahrzeuge
JP4257601B2 (ja) * 2004-06-24 2009-04-22 アイシン精機株式会社 車両用ドア開閉装置
GB2423822A (en) 2005-03-02 2006-09-06 Automotive Electronics Ltd Ab Capacitive proximity sensor with reduced sensitivity to water trickles
JP4705871B2 (ja) 2006-03-31 2011-06-22 株式会社ホンダロック ドアハンドル装置
JP2008082069A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Aisin Seiki Co Ltd 車両用ドアハンドル
WO2010079551A1 (ja) * 2009-01-07 2010-07-15 シャープ株式会社 タッチパネル装置及びその製造方法、並びに表示装置
CN201837400U (zh) * 2010-06-04 2011-05-18 美新半导体(无锡)有限公司 一种高灵敏度的电容传感器
CN202596264U (zh) * 2012-04-01 2012-12-12 上海海拉电子有限公司 电容式传感器汽车门把手模块
US9142363B2 (en) * 2013-02-27 2015-09-22 Microchip Technology Germany Gmbh Method for forming a sensor electrode for a capacitive sensor device
CN104453493B (zh) * 2014-12-26 2016-09-28 马瑞利汽车电子(广州)有限公司 一种压敏式门把手传感器的封装结构
FR3047808B1 (fr) * 2016-02-12 2019-06-28 Continental Automotive France Procede de detection d'approche et/ou de contact d'une main d'un utilisateur vers une poignee de portiere de vehicule et dispositif de detection associe
JP6750169B2 (ja) 2016-07-05 2020-09-02 泰子 松井 自動販売機
WO2019069650A1 (ja) * 2017-10-04 2019-04-11 アルプスアルパイン株式会社 静電センサ及びドアハンドル
WO2019113056A1 (en) * 2017-12-05 2019-06-13 Adac Plastics, Inc. Door handle assembly for a motor vehicle

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004092027A (ja) * 2002-08-29 2004-03-25 Aisin Seiki Co Ltd 車両ドア開扉用人体検出装置及びドアの施錠装置
JP2009030359A (ja) * 2007-07-27 2009-02-12 Aisin Seiki Co Ltd ドアハンドル装置
JP2017524904A (ja) * 2014-05-28 2017-08-31 フーフ・ヒュルスベック・ウント・フュルスト・ゲーエムベーハー・ウント・コンパニー・カーゲーHuf Hulsbeck & Furst Gmbh & Co. Kg 自動車両用センサ・デバイス
JP2016100099A (ja) * 2014-11-19 2016-05-30 アイシン精機株式会社 車両用操作検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
US11851919B2 (en) 2023-12-26
EP3741938A1 (en) 2020-11-25
CN111615578B (zh) 2022-07-29
US20200331328A1 (en) 2020-10-22
JP6889286B2 (ja) 2021-06-18
EP3741938B1 (en) 2023-05-31
CN111615578A (zh) 2020-09-01
EP3741938A4 (en) 2021-10-06
WO2019142448A1 (ja) 2019-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100979910B1 (ko) 분할 투명 전극 구조를 갖는 터치스크린 패널
US10156949B2 (en) Force-touch sensor with multilayered electrodes
US20110050631A1 (en) Touch sensor
US8497844B2 (en) Capacitive touch panel with high touching sensitivity
US8823666B2 (en) Touch sensor panel
US9904464B2 (en) Touch sensor device and electronic device
US10724843B2 (en) Water rejection on capacitive door handle
US20070132737A1 (en) Systems and methods for determining touch location
KR101535426B1 (ko) 정전용량의 변화를 이용하여 접촉 위치 및 힘 측정의 인식 감도가 개선된 정전용량형 터치 패널 및 그 측정방법
US10268301B2 (en) Three-dimensional touch panel
US10775950B2 (en) Input device with a movable handling means on a capacitive detection surface and a redundant capacitive potential coupling
KR20090048770A (ko) 터치스크린 장치, 접촉 감지 장치 및 사용자 입력 장치
JP6858517B2 (ja) タッチ入力装置およびその製造方法
US11740141B2 (en) Pressure-sensitive element
US20140293157A1 (en) Input apparatus, electronic apparatus and touch pad
JP6889286B2 (ja) ドアハンドル
KR101182401B1 (ko) 터치 스크린 및 터치 정보 파악 방법
JP2015152429A (ja) 圧力センサ及びスタイラスペン
JP5615211B2 (ja) 静電容量式入力装置
US20190018535A1 (en) Touch sensor and input device equipped with same
CN213752522U (zh) 操作感测装置以及门把手
KR20160071772A (ko) 터치 패널
KR20150039041A (ko) 터치 윈도우 및 이를 포함하는 디스플레이
KR20150039042A (ko) 터치 윈도우 및 이를 포함하는 디스플레이

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200313

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200313

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210309

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210420

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210518

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210520

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6889286

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150