JPWO2019138866A1 - 合成繊維用処理剤及びその利用 - Google Patents
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Abstract
Description
一般に、合成繊維用処理剤は、平滑剤を主体とし、乳化剤や制電剤等から構成される。従来の合成繊維用処理剤は、特に乳化剤や制電剤等に工夫がなされ、ヒーター汚れ、毛羽糸切れ、静電気発生をある程度抑止できていた(特許文献1及び特許文献2)。
一方、部分配向糸(以下、部分配向糸をPOYということがある。)を仮撚り加工する際に、1パッケージのPOYを単独で使用すると、1パッケージのPOYが消費された時点においてフルパッケージで巻き取られなかった仮撚り加工糸(以下、仮撚り加工糸をDTYということがある。)は製品とならない為に、生産性が低下する原因となる。その為、仮撚り加工に使用するPOYパッケージ間の後端部と先端部とを繋いで連続的に加工し、フルパッケージのDTYを多く生産して生産性の向上を図っているが、従来の合成繊維用処理剤を付与したPOYは、この糸繋ぎ部が仮撚り加工機に運ばれた際に糸切れが発生することが多い。糸切れが発生すると生産を停止して、POYを再度糸掛けして仮撚り加工をやり直さなければならないだけでなく、巻取り途中のDTYを再使用することができないことから生産効率が低下する要因となっていた。
すなわち、本発明の合成繊維用処理剤は、下記一般式(1)で示される重量平均分子量1000〜4000のポリオキシアルキレンアルキルエーテル成分(A)と、下記一般式(2)で示される重量平均分子量3000〜6000のポリオキシアルキレンアルキルエーテル成分(B)と、下記一般式(3)で示される重量平均分子量800〜2000のポリオキシアルキレンポリエーテル成分(C)と、下記一般式(4)で示される重量平均分子量500〜1000のポリオキシアルキレンアルキルエーテル成分(D)とを必須に含有する合成繊維用処理剤であって、
前記成分(A)のアルキレンオキサイド全体に占めるプロピレンオキサイドの重量割合が60〜90重量%であり、前記成分(B)のアルキレンオキサイド全体に占めるエチレンオキサイドの重量割合が60〜90重量%であり、前記ポリオキシアルキレンポリエーテル(C)のアルキレンオキサイド全体に占めるエチレンオキサイドの重量割合が60〜90重量%であり、前記ポリオキシアルキレンアルキルエーテル(D)のアルキレンオキサイド全体に占めるエチレンオキサイドの重量割合が60〜90重量%であり、
前記処理剤の不揮発分の濃度が10重量%である水溶液の、25℃及び表面寿命10msにおける表面張力が38mN/m以下である。
R1O−[(PO)a/(EO)b]−(EO)c−H (1)
(但し、R1は炭素数1〜11の分岐鎖のアルキル基を示す。POはオキシプロピレン基、EOはオキシエチレン基を示す。a、b及びcは、各々の平均付加モル数を示し、a=9〜62、b=1〜35、c=1〜10である。[(PO)a/(EO)b]はaモルのPOとbモルのEOとがランダム付加してなるポリオキシアルキレン基を示す。)
R2O−[(PO)d/(EO)e]−(PO)f−H (2)
(但し、R2は炭素数1〜11の分岐鎖のアルキル基を示す。d、e及びfは、各々の平均付加モル数を示し、d=1〜40、e=39〜122、f=1〜10である。[(PO)d/(EO)e]はdモルのPOとeモルのEOとがランダム付加してなるポリオキシアルキレン基を示す。)
HO−[(PO)g/(EO)h]−H (3)
(但し、g及びhは、各々の平均付加モル数を示し、g=1〜14、h=10〜40である。[(PO)g/(EO)h]はgモルのPOとhモルのEOとがランダム付加してなるポリオキシアルキレン基である。)
R3O−(EO)i−[(PO)j/(EO)k]−(EO)l−H (4)
(但し、R3は炭素数1〜30のアルキル基またはアルケニル基を示し、直鎖または分枝鎖のいずれの構造から構成されていてもよい。i、j、kおよびlは、各々の平均付加モル数を示し、i=1〜10、j=1〜6、k=1〜10、l=1〜10である。[(PO)j/(EO)k]はjモルのPOとkモルのEOとがランダム付加してなるポリオキシアルキレン基である。)
P原子を含むアニオン性界面活性剤及びS原子を含むアニオン性界面活性剤から選ばれる少なくとも1種をさらに含むと好ましい。
変性シリコーンをさらに含むと好ましい。
摩擦仮撚り用であると好ましい。
本発明の仮撚り加工糸の製造方法は、上記合成繊維フィラメント糸条を加熱して、延伸し、仮撚り加工する工程を含む。
成分(A)は、上記一般式(1)で示される重量平均分子量1000〜4000のポリオキシアルキレンアルキルエーテルである。本発明の合成繊維用処理剤において、成分(A)は、POYパッケージ間の糸繋ぎ部における糸切れを防止する役割を果たす。成分(A)がPOYパッケージ間の糸繋ぎ部の糸切れを防止する役割を果たす理由としては定かではないが、表面寿命10msにおける表面張力が低く、濡れ性を高める作用があることから、紡糸されたPOYに素早く、均一に油剤を給油し、低張力、低張力変動で太さ斑の少ないPOYパッケージを得ることができる為と推定している。
成分(A)の重量平均分子量は、1100〜3500が好ましく、1200〜3000がより好ましい。1000未満では集束性が不足し、POYパッケージ間の糸繋ぎ部での糸切れ数が増加する。4000を超えると、表面張力が増大することによりPOYに対する処理剤の濡れ性が不足することで、POYに短時間で均一に油剤を付着する能力が低下してしまい、紡糸時の張力変動幅が増大してしまう。その結果、太さ斑の大きいPOYが得られてしまい、仮撚り等の外力が加えられた際に毛羽・糸切れの原因となる可能性がある。
なお、重量平均分子量は、東ソー(株)製高速ゲルパーミエーションクロマトグラフィー装置HLC−8220GPCを用い、試料濃度3mg/ccで、昭和電工(株)製分離カラムKF−402HQ、KF−403HQに注入し、RI検出器で測定した最大ピーク値のことをいう。
式(1)中、aは1〜60であり、5〜55が好ましく、8〜52がより好ましく、10〜50がさらに好ましい。60を超えると、合成繊維用処理剤に使用するその他成分との相溶性が不足し、合成繊維用処理剤の外観安定性が低下する。
式(1)中、bは1〜80であり、1〜75が好ましく、5〜70がより好ましく、8〜65がさらに好ましい。80を超えると、粘度の増大により、処理剤を合成繊維に付着した際、動摩擦係数が大きくなり、毛羽・断糸の原因となる可能性がある。
式(1)中、cは1〜10であり、1〜9が好ましく、2〜8がより好ましく、3〜7がさらに好ましい。10を超えると、乳化力が低下してしまい、エマルジョンの安定性が不足する。
成分(B)は、下記一般式(2)で示される重量平均分子量3000〜6000のポリオキシアルキレンアルキルエーテルである。本発明の合成繊維用処理剤において、成分(B)は、POYパッケージ間の糸繋ぎ部における糸切れを防止する役割を果たす。成分(B)がPOYパッケージ間の糸繋ぎ部の糸切れを防止する役割を果たす理由としては定かではないが、POYの集束性が向上し、糸強力が向上するために、糸繋ぎ部が張力変動に対して強くなるためであると推定している。
成分(B)の重量平均分子量は、3200〜5800が好ましく、3500〜5500がより好ましい。3000未満では集束性が不足し、POYパッケージ間の糸繋ぎ部での糸切れ数が増加する。6000を超えると、高分子量に起因する粘度の増大により、POYパッケージの解舒性が悪化し、糸繋ぎ部に過大な張力が加わって糸切れが発生する可能性がある。
式(2)中、aは1〜60であり、5〜55が好ましく、8〜52がより好ましく、10〜50がさらに好ましい。60を超えると、合成繊維用処理剤に使用するその他成分との相溶性が不足し、合成繊維用処理剤の外観安定性が低下してしまう。
式(2)中、bは1〜80であり、1〜75が好ましく、5〜70がより好ましく、8〜65がさらに好ましい。80を超えると、粘度の増大により、処理剤を合成繊維に付着した際、動摩擦係数が大きくなり、毛羽・断糸の原因となる可能性がある。
式(2)中、cは1〜10であり、1〜9が好ましく、2〜8がより好ましく、3〜7がさらに好ましい。10を超えると、乳化力が低下してしまい、エマルジョンの安定性が不足する。
成分(C)は、下記一般式(3)で示される重量平均分子量800〜2000のポリオキシアルキレンポリエーテルである。本発明の合成繊維用処理剤において、前記成分(C)は、仮撚り張力およびその変動を低減する役割を果たす。前記成分(C)が仮撚り張力およびその変動を低減する役割を果たす理由としては定かではないが、前記成分(C)を含む合成繊維用処理剤を付着したPOYと仮撚りディスクとの摩擦が高くなることから、POYが効率的に仮撚りされ、糸方向に掛かる力が分散されるためと推定している。
前記成分(C)の重量平均分子量は、1000〜1800が好ましく、1200〜1700がより好ましい。800未満ではPOYと仮撚りディスクとの動摩擦力が高くなりすぎる為に、POYの表面が削られ易くなり、ディスクおよびその周辺に付着、堆積してしまう。堆積した白粉とPOYが接触すると糸切れを起こすことがあるので、作業者がディスク周りを頻繁に清掃し白粉を除去する作業を行う必要が生じ、作業性が悪化する。2000を超えると、表面張力が著しく上昇する為に、POYへの均一付着性が不足する。
式(3)中、eは10〜40であり、15〜35が好ましく、18〜32がより好ましく、20〜30がさらに好ましい。10未満では、親水性および集束性が不足する。40を超えると、融点が上昇し低温時の油剤外観安定性が不足する。
成分(D)は、重量平均分子量500〜1000のポリオキシアルキレンアルキルエーテルである。成分(D)は、POYおよびガイド間の潤滑性向上成分としての役割を果たす。成分(D)がPOYおよびガイド間の潤滑性向上成分の役割を果たす理由としては定かではないが、低分子量かつ油膜強度が高い為であると推定している。
成分(D)の重量平均分子量は、600〜900が好ましく、650〜850がより好ましい。500未満では仮撚り加工工程で熱処理された際、低分子量のため発煙が発生しヒーター汚れの原因となる可能性がある。1000を超えると、粘度の増大により、処理剤をPOYに付着した際、動摩擦係数が大きくなり、毛羽・断糸の原因となる可能性がある。
式(4)中、gは1〜6であり、2〜6が好ましく、3〜4がさらに好ましい。1未満では、乳化性が不足する。6を超えると、粘度が低下しすぎるために給油時のエマルジョン飛散量が増大する。
式(4)中、hは1〜10であり、2〜8が好ましく、3〜6がさらに好ましい。10を超えると、融点が上昇し、低温安定性が低下する。
式(4)中、iは1〜10であり、2〜8が好ましく、2〜7がさらに好ましい。10を超えると、融点が上昇し、低温安定性が低下する。
R2は炭素数1〜30のアルキル基またはアルケニル基を示し、直鎖または分枝鎖のいずれの構造から構成されていてもよい。当該炭素数は、4〜24が好ましく、8〜18がより好ましい。炭素数が30以上では、熱分解性が低下する為に、ヒーター内のタール蓄積量が経時的に増加し、糸切れや染色性不良の原因となる。
これらの潤滑剤は必要に応じて2種類以上のものを適宣併用することができる。処理剤の不揮発分に占める潤滑剤の重量割合は特に限定はないが、0〜30重量%が好ましく、3〜10重量%がさらに好ましい。
本発明の処理剤は、P原子を含むアニオン性界面活性剤及びS原子を含むアニオン性界面活性剤から選ばれる少なくとも1種をさらに含むと、制電性に優れることでパッケージ外観及び解舒性が向上するため、好ましい。
P原子を含むアニオン性界面活性剤は、特に限定されないが、例えば、アルキルリン酸エステル(以下ホスフェートと略記する)の金属塩/またはアミン塩、ポリオキシエチレンアルキルホスフェートの金属塩/またはアミン塩が挙げられる。ラウリルホスフェートカリウム塩、ラウリルホスフェートナトリウム塩、オクチルホスフェートカリウム塩、オクチルホスフェートナトリウム塩等が挙げられる。
S原子を含むアニオン性界面活性剤は、特に限定されないが、例えば、アルカンスルホン酸塩が挙げられる。これらの制電剤は必要に応じて単独または2種類以上のものを適宣併用する事ができる。
本発明の処理剤は、変性シリコーンをさらに含むと、仮撚りヒーター表面およびガイド上でのタール化速度が低下し、繊維との接触による張力変動が抑えられ、POYパッケージ間の糸繋ぎ部の糸切れ数が減少する為、好ましい。変性シリコーンとは、「−Si−O−」の繰り返しからなるポリシロキサン骨格を持ち、そのケイ素原子のアルキル側鎖の一部が有機基又は水素原子に置換されたものを意味する。
変性シリコーンとしては、特に限定されないが、非反応性シリコーンであるEO変性シリコーン、PO/EO変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、脂肪酸エステル変性シリコーン、が挙げられる。上記ポリオキシアルキレンアルキルエーテル(A)と相溶性が優れるため、本願効果が得られやすい観点から、EO変性シリコーン又はPO/EO変性シリコーンが好ましい。ここで、EOはエチレンオキサイドを示し、POはプロピレンオキサイドを示す。反応性シリコーンは、仮撚りヒーター表面およびガイド上でのタール化を加速するため好ましくなく、本発明で用いられる変性シリコーンの未反応シラン基Si−Hは完全に除去されていることが望ましい。
変性シリコーンの市販品としては、KF−351A、KF−352A、KF−353、KF−354L、KF−355A、KF−615A、KF−945、KF−640、KF−642、KF−643、KF−644、KF−6020、KF−6204、X−22−4515、KF−6004、KF−6011、KF−6012、KF−6015、KF−6017、 (他あれば、記載願います。)F(以上、信越化学工業社製)、SF−8419 OIL、FZ−2110、501W ADDITIVE、FZ−2123、L−7001、OFX−0309 FLUID、OFX−5211、 SF 8410 FLUID、SH 3746 FLUID、SH 8400 FLUID、SH 8700 OIL(以上、東レダウコーニング株式会社製)等が挙げられる。
本発明の合成繊維処理剤は、処理剤の不揮発分の濃度が10重量%である水溶液の、25℃、表面寿命10msにおける表面張力が38mN/m以下であり、37mN/m以下が好ましく、36mN/m以下がより好ましい。38mN/mを超えると、POYに給油する際の均一付着性が不足する。好ましい下限値は25mN/mである。
本発明の合成繊維処理剤は、POYの太さ斑を小さくし、かつ集束性を向上させることで、DTY加工時にPOYパッケージ間の糸繋ぎ部が切れずに連続的に加工することが可能となっていると推定している。
前記成分(B)および前記成分(C)の合計の、前記成分(D)に対する重量比((B+C)/D)は、1〜5が好ましい。該重量比が1未満の場合、処理剤の集束性が低下して、POYパッケージ間の糸繋ぎ部での糸切れ数が増加する可能性がある。一方、該重量比が5を超える場合、乳化力が低下して合成繊維用処理剤の外観安定性が低下することがある。
本発明の合成繊維処理剤は、不揮発分の濃度が10重量%である水溶液の、20℃における動粘度が3.0mm2/s以下であり、2.8mm2/s以下が好ましく、2.6mm2/s以下がより好ましい。該動粘度が2.6mm2/sを超えると、POYへの均一付着性が低下し、太さ斑が大きくなり糸切れや断糸の原因となる。
本発明の合成繊維処理剤は、不揮発分の濃度が10重量%である水溶液の、25℃におけるpHが5.0−8.0であり、5.5−8.0が好ましく、6.0−8.0がより好ましい。pHが5.0未満であると、上記ポリオキシアルキレンアルキルエーテルおよびポリオキシアルキレンポリエーテルのアルキレンオキシド部が分解し、摩擦係数が増大するため、糸切れや断糸の原因となる。また、pHが8.0を超えると、POYに内部浸透しやすくなり、糸強力が低下するため、糸切れや断糸の原因となる。
本発明の合成繊維処理剤は、不揮発分の濃度が10重量%である水溶液の、25℃において670nmの紫外光を照射した際の透過率が80%以上であり、85%以上が好ましく、90%以上がより好ましい。透過率が80%未満であると、乳化力が低下してしまい、水溶液の安定性が不足する。本発明の合成繊維処理剤は、本願効果を発揮し易い観点から、連続生産型仮撚加工糸用であると好ましい。
本発明の合成繊維フィラメント糸条は、本発明の合成繊維用処理剤を(原料)合成繊維フィラメント糸状に付着させたものであり、合成繊維の仮撚り加工糸の生産において、仮撚り加工の工程で発生する毛羽・断糸・白粉・染色斑の加工欠点を低減させることができ、ヒーターの清掃周期も延長させることができる。合成繊維用処理剤の不揮発分の付着量は、(原料)合成繊維フィラメントに対して、0.1〜1.0重量%が好ましく、0.2〜0.8重量%がより好ましく、0.3〜0.6重量%がさらに好ましい。
(原料)合成繊維フィラメントに本発明の合成繊維用処理剤を付与する方法としては、特に限定はなく、公知の方法を採用することできる。通常、合成繊維フィラメントの紡糸工程または延伸工程で付与され、(原料)合成繊維フィラメントに対して、不揮発分のみからなる処理剤、不揮発分を低粘度鉱物油で希釈した処理剤、または水中に不揮発分を乳化した水系エマルション処理剤をローラーオイリング、ガイドオイリング等で給油する方法等が挙げられる。
本発明の仮撚り加工糸の製造方法は、前述の本発明の合成繊維用処理剤を付着させた合成繊維フィラメント糸条を加熱して、延伸し、仮撚り加工する工程を含むものであり、仮撚り加工の工程で発生する毛羽・断糸・白粉・染色斑の加工欠点を低減させることができ、ヒーターの清掃周期も延長させることができる。仮撚り加工の方法としては、特に限定はなく、公知の方法を採用できる。例えば、WO2009/034692号公報に記載された方法等が挙げられる。
仮撚り加工条件としては、特に制限しないが、より効果を発揮できる点から、熱源に直接合成繊維フィラメント糸条を接触させずに加熱する非接触タイプ(非接触加熱方式)の仮撚り加工機を用いて仮撚り加工を行うことが好ましい。かかる非接触加熱方式の仮撚り加工機とは、ヒーター温度が300℃〜600℃、ヒーター長は90cm〜200cmであり、合成繊維フィラメント糸条が、ヒーターの熱源に接触することなく走行するもののことである。加工速度は、通常500〜1200m/min、好ましくは600〜1100m/minである。
連続生産型仮撚加工糸とは、仮撚り加工糸(DTY)のフルパッケージ品を効率的に得る為に、仮撚り加工に用いる部分配向糸(POY)パッケージ間の後端部と先端部を繋いで連続的に仮撚り加工する工程を含む糸のことをいう。
POYパッケージ間の後端部と先端部を繋ぐ方法としては、手で直接結ぶ方法や、後端部と先端部を重ね合わせ、その部分に圧縮空気を噴射して絡合する方法が挙げられる。
<製造例A−1>
撹拌、温度調節が可能で、アルキレンオキサイドチャージタンク、窒素供給管、圧力調整バルブの付いた3Lのオートクレーブ内に、アルコールとしてC3分岐鎖のアルコール60gと、アルカリ触媒である苛性カリ3.8gを仕込んだ。オートクレーブ内を窒素置換した後、撹拌を開始した。次に、所望のモル比率となるよう、1段目としてプロピレンオキサイド1410gとエチレンオキサイド470gの混合物を、2段目として、エチレンオキサイド470gを、ゲージ圧力0.0〜0.4MPa、反応温度140〜150℃で投入して、約15時間付加重合反応を行った。その後得られたポリオキシアルキレンアルキルエーテルを乳酸4.5gで中和処理し回収した。このようにして、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル(A−1)を得た。
次に、表1〜表8に示す処方に変更する以外は、製造例A−1と同様にして、製造例A−2〜12、B−1〜10、C−1〜7、D−1〜16、製造比較例A−D1〜6、B−D1〜6、C−D1〜4、D−D1〜7を得た。
実施例1〜17及び比較例1〜23において、表9に記載の配合成分を混合撹拌して、合成繊維用処理剤を調製した。なお、表9中のG−1〜G−8は、以下の成分を使用した。
G−1 PO/EOランダムポリエーテル(分子量:5500、PO47モル、EO63モル)
G−2 PO/EOラウリルエーテルオクテート(分子量:600、PO2モル、EO4モル)
G−3 POEアルキルアミノエーテル(EO3モル)
G−4 乳酸カリウム塩
G−5 オレイン酸カリウム塩
G−6 ラウリルホスフェートカリウム塩
G−7 アルカンスルホネートナトリウム塩
G−8 EO変性シリコーン(粘度:85mm2/s(25℃))
なお、表9〜11中の不揮発分及び揮発分の数値は、重量部である。
ポリオキシアルキレンアルキルエーテルを配合した、実施例および比較例に記載の合成繊維用処理剤を、10℃、5℃、−5℃の雰囲気下で1週間放置し、処理剤の外観を目視で判定した。◎及び○を合格とした。
◎:− 5℃、1週間放置後でも均一透明
○:5℃、1週間放置後でも均一透明
△:5℃、1週間放置後に分離
×:10℃、1週間放置後に分離
KRU¨SS社製、BP2 バブルプレッシャー法自動動的表面張力計を用いて、不揮発分の濃度が10重量%である合成繊維処理剤水溶液の、25℃、表面寿命10msにおける表面張力を測定し、測定値を以下のように評価した。◎及び○を合格とした。
◎:36mN/m未満
○:36mN/m以上、37mN/未満
△:37mN/m以上、38mN/未満
×:38mN/m以上
合成繊維用処理剤を付与した134デシテックス/36フィラメントのPOYの延伸仮撚り加工時に、使用中のPOYの後端部と、次に使用するPOYの先端部を絡合させ、絡合部が延伸仮撚り加工された際の断糸を確認した。10日間連続加工後、1日あたりの糸繋ぎ部の平均断糸回数を算出し、以下のように評価した。◎及び○を合格とした。
◎:0回〜1回
○:2回〜3回
△:3〜4回
×:5回以上
計測器工業(株)製、糸斑試験機KET−80II/Cを用いて、合成繊維用処理剤を付与した134デシテックス/36フィラメントのPOYのウースター斑(U%)を評価した。◎及び○を合格とした。
◎:0.8%未満
○:0.8%以上、0.9%未満
△:0.9%以上、1.0%未満
×:1.0%以上
合成繊維用処理剤を付与した134デシテックス/36フィラメントのPOYの延伸仮撚り加工を10日間連続して行い、1日あたりの平均断糸回数を調査し、以下のように評価した。断糸回数が多いほど、毛羽も発生しやすくなる。◎及び○を合格とした。
◎:0回
○:1〜2回
△:3〜4回
×:5回以上
合成繊維用処理剤を付与した134デシテックス/36フィラメントのPOYの延伸仮撚り加工を10日間連続して行った後、ヒーターの汚染状況を目視により、以下のように評価した。◎及び○を合格とした。
◎:ヒーターが汚れていない。
○:ヒーターが一部分のみ汚れている。
△:ヒーターが半分ほど汚れている。
×:ヒーターが全部汚れている。
合成繊維用処理剤を付与した134デシテックス/36フィラメントのPOYの延伸仮撚り加工を行った後、仮撚りディスクと、その周辺の白粉発生量を目視により、以下のように評価した。◎及び○を合格とした。
◎:10日間加工後に白粉なし。
○:10日間加工後に一部白粉あり。
△:5日間加工後白粉が発生、堆積。
×:加工開始から白粉が発生、堆積。
延伸仮撚り加工を行って得られた82デシテックス/36フィラメントの加工糸を(株)小池機械製作所製の丸編み機で筒編みを作製し、ポリエステル編地の染色処理を行った。得られた編地の染色性を、以下のように評価した。◎及び○を合格とした。
◎:染色斑無し
○:染色斑が1〜2ヶ所有る
△:染色斑が3ヶ所以上認められる
×:染色斑が多く有り、染色筋も認められる
一方、表10及び表11から分かるように、比較例1〜23では、次のように要件が不足しているために、本願の課題を解決できていない。
成分(A)については、重量平均分子量1000〜4000の範囲にない(比較例1及び2)、アルキルエーテルのアルキル基の炭素数が11を超えている又は直鎖である(比較例3及び6)、プロピレンオキサイドの重量割合が60〜90重量%の範囲にない(比較例4及び5)場合には、課題が解決できていない。
成分(B)については、重量平均分子量3000〜6000の範囲にない(比較例7及び8)、アルキルエーテルのアルキル基の炭素数が11を超えている又は直鎖である(比較例9及び12)、プロピレンオキサイドの重量割合が60〜90重量%の範囲にない(比較例10及び11)場合には、課題が解決できていない。
成分(C)については、重量平均分子量500〜1000の範囲にない(比較例13及び16)、エチレンオキサイド比が60〜90重量%の範囲にない(比較例14及び15)場合には、課題が解決できていない。
成分(D)については、重量平均分子量500〜1000の範囲にない(比較例17及び18)、エチレンオキサイドの重量割合が60〜90重量%の範囲にない(比較例19及び20)場合、lが0の場合(比較例21及び23)、iが0の場合(比較例22)には、課題が解決できていない。
Claims (6)
- 下記一般式(1)で示される重量平均分子量1000〜4000のポリオキシアルキレンアルキルエーテル成分(A)と、下記一般式(2)で示される重量平均分子量3000〜6000のポリオキシアルキレンアルキルエーテル成分(B)と、下記一般式(3)で示される重量平均分子量800〜2000のポリオキシアルキレンポリエーテル成分(C)と、下記一般式(4)で示される重量平均分子量500〜1000のポリオキシアルキレンアルキルエーテル成分(D)とを必須に含有する合成繊維用処理剤であって、
前記成分(A)のアルキレンオキサイド全体に占めるプロピレンオキサイドの重量割合が60〜90重量%であり、前記成分(B)のアルキレンオキサイド全体に占めるエチレンオキサイドの重量割合が60〜90重量%であり、前記成分(C)のアルキレンオキサイド全体に占めるエチレンオキサイドの重量割合が60〜90重量%であり、前記成分(D)のアルキレンオキサイド全体に占めるエチレンオキサイドの重量割合が60〜90重量%であり、
前記処理剤の不揮発分の濃度が10重量%である水溶液の、25℃及び表面寿命10msにおける表面張力が38mN/m以下である、合成繊維用処理剤。
R1O−[(PO)a/(EO)b]−(EO)c−H (1)
(但し、R1は炭素数1〜11の分岐鎖のアルキル基を示す。POはオキシプロピレン基、EOはオキシエチレン基を示す。a、b及びcは、各々の平均付加モル数を示し、a=9〜62、b=1〜35、c=1〜10である。[(PO)a/(EO)b]はaモルのPOとbモルのEOとがランダム付加してなるポリオキシアルキレン基を示す。)
R2O−[(PO)d/(EO)e]−(PO)f−H (2)
(但し、R2は炭素数1〜11の分岐鎖のアルキル基を示す。d、e及びfは、各々の平均付加モル数を示し、d=1〜40、e=39〜122、f=1〜10である。[(PO)d/(EO)e]はdモルのPOとeモルのEOとがランダム付加してなるポリオキシアルキレン基を示す。)
HO−[(PO)g/(EO)h]−H (3)
(但し、g及びhは、各々の平均付加モル数を示し、g=1〜14、h=10〜40である。[(PO)g/(EO)h]はgモルのPOとhモルのEOとがランダム付加してなるポリオキシアルキレン基である。)
R3O−(EO)i−[(PO)j/(EO)k]−(EO)l−H (4)
(但し、R3は炭素数1〜30のアルキル基またはアルケニル基を示し、直鎖または分枝鎖のいずれの構造から構成されていてもよい。i、j、kおよびlは、各々の平均付加モル数を示し、i=1〜10、j=1〜6、k=1〜10、l=1〜10である。[(PO)j/(EO)k]はjモルのPOとkモルのEOとがランダム付加してなるポリオキシアルキレン基である。) - 連続生産型仮撚加工糸用である、請求項1に記載の合成繊維用処理剤。
- P原子を含むアニオン性界面活性剤及びS原子を含むアニオン性界面活性剤から選ばれる少なくとも1種をさらに含む、請求項1又は2に記載の合成繊維用処理剤。
- 変性シリコーンをさらに含む、請求項1〜3のいずれかに記載の合成繊維用処理剤。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の合成繊維用処理剤を原料である合成繊維フィラメント糸条に付着させてなる、合成繊維フィラメント糸条。
- 請求項5に記載の合成繊維フィラメント糸条を加熱して、延伸し、仮撚り加工する工程を含む、仮撚り加工糸の製造方法。
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