JPWO2019117166A1 - ショベル - Google Patents

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Abstract

本発明の実施形態に係るショベル(100)は、運転室としてのキャビン(10)と、キャビン(10)に取り付けられた表示装置(40)と、メインポンプ(14)と、メインポンプ(14)を駆動する内燃機関としてのエンジン(11)と、情報取得装置と、情報取得装置が取得した情報に基づいて作業量を算出し、且つ、所定時間毎の作業量を時系列で表示装置(40)に表示させる制御装置としてのコントローラ(30)と、を備える。

Description

本開示は、ショベルに関する。
従来、単位時間当たりの燃料消費量の時間的推移を表示装置に表示させるショベルが知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
特開2014−190090号公報 特開2015−209691号公報
しかしながら、単位時間当たりの燃料消費量の時間的推移を表示するだけでは、ショベルがどのように使用されたかを外部に伝えることはできない。作業の段取りの仕方等によって同じ燃料消費量で実現される作業量は大きく異なるためである。
そこで、ショベルがどのように使用されたかをより分かり易く提示することが望ましい。
本発明の実施形態に係るショベルは、運転室と、前記運転室に取り付けられた表示装置と、メインポンプと、前記メインポンプを駆動する内燃機関と、情報取得装置と、前記情報取得装置が取得した情報に基づいて作業量を算出し、且つ、所定時間毎の作業量を時系列で前記表示装置に表示させる制御装置と、を備える。
上述の手段により、ショベルがどのように使用されたかをより分かり易く提示できるショベルを提供できる。
本発明の実施形態に係るショベルの側面図である。 図1のショベルの駆動系の構成例を示すブロック図である。 3次元距離画像センサが取り付けられたショベルの側面図である。 表示装置に表示されるメイン画面の一例である。 表示装置に表示されるメイン画面の別の一例である。 マシンガイダンス部の構成例を示す図である。 飛行体から距離画像を受信するショベルの側面図である。 バケットの爪先の軌道を導き出すショベルの側面図である。 ステレオカメラが取り付けられたショベルの側面図である。 表示装置に表示されるメイン画面の更に別の一例である。 作業量表示画面の一例である。 作業量表示画面の別の一例である。 作業量表示画面の更に別の一例である。 作業量表示画面の更に別の一例である。 作業量表示画面の更に別の一例である。 作業量表示画面の更に別の一例である。 表示装置に表示されるメイン画面の更に別の一例である。 表示装置に表示されるメイン画面の更に別の一例である。
図1は本発明の実施形態に係る掘削機としてのショベル100の側面図である。ショベル100の下部走行体1には旋回機構2を介して上部旋回体3が旋回可能に搭載されている。上部旋回体3にはブーム4が取り付けられている。ブーム4の先端にはアーム5が取り付けられ、アーム5の先端にはエンドアタッチメントとしてのバケット6が取り付けられている。
ブーム4、アーム5、バケット6は、アタッチメントの一例としての掘削アタッチメントを構成している。そして、ブーム4は、ブームシリンダ7により駆動され、アーム5は、アームシリンダ8により駆動され、バケット6は、バケットシリンダ9により駆動される。ブーム4にはブーム角度センサS1が取り付けられ、アーム5にはアーム角度センサS2が取り付けられ、バケット6にはバケット角度センサS3が取り付けられている。
ブーム角度センサS1はブーム4の回動角度を検出するように構成されている。本実施形態では、ブーム角度センサS1は加速度センサであり、上部旋回体3に対するブーム4の回動角度(以下、「ブーム角度」とする。)を検出できる。ブーム角度は、例えば、ブーム4を最も下げたときに最小角度となり、ブーム4を上げるにつれて大きくなる。
アーム角度センサS2はアーム5の回動角度を検出するように構成されている。本実施形態では、アーム角度センサS2は加速度センサであり、ブーム4に対するアーム5の回動角度(以下、「アーム角度」とする。)を検出できる。アーム角度は、例えば、アーム5を最も閉じたときに最小角度となり、アーム5を開くにつれて大きくなる。
バケット角度センサS3はバケット6の回動角度を検出するように構成されている。本実施形態では、バケット角度センサS3は加速度センサであり、アーム5に対するバケット6の回動角度(以下、「バケット角度」とする。)を検出できる。バケット角度は、例えば、バケット6を最も閉じたときに最小角度となり、バケット6を開くにつれて大きくなる。
ブーム角度センサS1、アーム角度センサS2、及び、バケット角度センサS3はそれぞれ、可変抵抗器を利用したポテンショメータ、対応する油圧シリンダのストローク量を検出するストロークセンサ、連結ピン回りの回動角度を検出するロータリエンコーダ、ジャイロセンサ、又は、加速度センサとジャイロセンサの組み合わせ等であってもよい。
ブームシリンダ7にはブームロッド圧センサS7R及びブームボトム圧センサS7Bが取り付けられている。アームシリンダ8にはアームロッド圧センサS8R及びアームボトム圧センサS8Bが取り付けられている。バケットシリンダ9にはバケットロッド圧センサS9R及びバケットボトム圧センサS9Bが取り付けられている。ブームロッド圧センサS7R、ブームボトム圧センサS7B、アームロッド圧センサS8R、アームボトム圧センサS8B、バケットロッド圧センサS9R及びバケットボトム圧センサS9Bは、集合的に「シリンダ圧センサ」とも称される。
ブームロッド圧センサS7Rはブームシリンダ7のロッド側油室の圧力(以下、「ブームロッド圧」とする。)を検出し、ブームボトム圧センサS7Bはブームシリンダ7のボトム側油室の圧力(以下、「ブームボトム圧」とする。)を検出する。アームロッド圧センサS8Rはアームシリンダ8のロッド側油室の圧力(以下、「アームロッド圧」とする。)を検出し、アームボトム圧センサS8Bはアームシリンダ8のボトム側油室の圧力(以下、「アームボトム圧」とする。)を検出する。バケットロッド圧センサS9Rはバケットシリンダ9のロッド側油室の圧力(以下、「バケットロッド圧」とする。)を検出し、バケットボトム圧センサS9Bはバケットシリンダ9のボトム側油室の圧力(以下、「バケットボトム圧」とする。)を検出する。
上部旋回体3には運転室であるキャビン10が設けられ且つエンジン11等の動力源が搭載されている。また、上部旋回体3には、コントローラ30、表示装置40、入力装置42、音声出力装置43、記憶装置47、測位装置P1、機体傾斜センサS4、旋回角速度センサS5、撮像装置S6及び通信装置T1が取り付けられている。上部旋回体3には、電力を供給する蓄電部、及び、エンジン11の回転駆動力を用いて発電する電動発電機等が搭載されていてもよい。蓄電部は、例えば、キャパシタ、又は、リチウムイオン電池等である。電動発電機は、電動機として機能して機械負荷を駆動してもよく、発電機として機能して電気負荷に電力を供給してもよい。
コントローラ30は、ショベル100の駆動制御を行う主制御部として機能する。本実施形態では、コントローラ30は、CPU、RAM及びROM等を含むコンピュータで構成されている。コントローラ30の各種機能は、例えば、ROMに格納されたプログラムをCPUが実行することで実現される。各種機能は、例えば、操作者によるショベル100の手動操作をガイド(案内)するマシンガイダンス機能、及び、操作者によるショベル100の手動操作を自動的に支援するマシンコントロール機能の少なくとも1つを含んでいてもよい。
表示装置40は、各種情報を表示するように構成されている。表示装置40は、CAN等の通信ネットワークを介してコントローラ30に接続されていてもよく、専用線を介してコントローラ30に接続されていてもよい。
入力装置42は、操作者が各種情報をコントローラ30に入力できるように構成されている。入力装置42は、キャビン10内に設置されたタッチパネル、ノブスイッチ及びメンブレンスイッチ等の少なくとも1つを含む。
音声出力装置43は、音声を出力するように構成されている。音声出力装置43は、例えば、コントローラ30に接続される車載スピーカであってもよく、ブザー等の警報器であってもよい。本実施形態では、音声出力装置43は、コントローラ30からの音声出力指令に応じて各種情報を音声出力するように構成されている。
記憶装置47は、各種情報を記憶するように構成されている。記憶装置47は、例えば、半導体メモリ等の不揮発性記憶媒体である。記憶装置47は、ショベル100の動作中に各種機器が出力する情報を記憶してもよく、ショベル100の動作が開始される前に各種機器を介して取得する情報を記憶してもよい。記憶装置47は、例えば、通信装置T1等を介して取得される目標施工面に関するデータを記憶していてもよい。目標施工面は、ショベル100の操作者が設定したものであってもよく、施工管理者等が設定したものであってもよい。
測位装置P1は、上部旋回体3の位置を測定するように構成されている。測位装置P1は、上部旋回体3の向きを測定できるように構成されていてもよい。本実施形態では、測位装置P1は、例えばGNSSコンパスであり、上部旋回体3の位置及び向きを検出し、検出値をコントローラ30に対して出力する。そのため、測位装置P1は、上部旋回体3の向きを検出する向き検出装置としても機能し得る。向き検出装置は、上部旋回体3に取り付けられた方位センサであってもよい。
機体傾斜センサS4は上部旋回体3の傾斜を検出するように構成されている。本実施形態では、機体傾斜センサS4は仮想水平面に対する上部旋回体3の前後軸回りの前後傾斜角及び左右軸回りの左右傾斜角を検出する加速度センサである。上部旋回体3の前後軸及び左右軸は、例えば、ショベル100の旋回軸上の一点であるショベル中心点で互いに直交する。
旋回角速度センサS5は、上部旋回体3の旋回角速度を検出するように構成されている。旋回角速度センサS5は、上部旋回体3の旋回角度を検出或いは算出するように構成されていてもよい。本実施形態では、旋回角速度センサS5は、ジャイロセンサである。旋回角速度センサS5は、レゾルバ、ロータリエンコーダ等であってもよい。
撮像装置S6は、空間認識装置の一例であり、ショベル100の周辺の画像を取得するように構成されている。本実施形態では、撮像装置S6は、ショベル100の前方の空間を撮像する前カメラS6F、ショベル100の左方の空間を撮像する左カメラS6L、ショベル100の右方の空間を撮像する右カメラS6R、及び、ショベル100の後方の空間を撮像する後カメラS6Bを含む。
撮像装置S6は、例えば、CCD又はCMOS等の撮像素子を有する単眼カメラであり、撮像した画像を表示装置40に出力する。撮像装置S6は、ステレオカメラ、距離画像カメラ等であってもよい。また、撮像装置S6は、3次元距離画像センサ、超音波センサ、ミリ波レーダ、LIDAR又は赤外線センサ等の他の空間認識装置で置き換えられてもよく、他の空間認識装置とカメラとの組み合わせで置き換えられてもよい。
前カメラS6Fは、例えば、キャビン10の天井、すなわちキャビン10の内部に取り付けられている。但し、前カメラ6Fは、キャビン10の屋根、ブーム4の側面等、キャビン10の外部に取り付けられていてもよい。左カメラS6Lは、上部旋回体3の上面左端に取り付けられ、右カメラS6Rは、上部旋回体3の上面右端に取り付けられ、後カメラS6Bは、上部旋回体3の上面後端に取り付けられている。
通信装置T1は、ショベル100の外部にある外部機器との通信を制御するように構成されている。本実施形態では、通信装置T1は、衛星通信網、携帯電話通信網又はインターネット網等を介した外部機器との通信を制御する。外部機器は、例えば、外部施設に設置されたサーバ等の管理装置D1であってもよく、ショベル100の周囲の作業者が携帯しているスマートフォン等の支援装置D2であってもよい。外部機器は、例えば、1又は複数のショベル100に関する施工情報を管理できるように構成されている。施工情報は、例えば、ショベル100の稼動時間、燃費及び作業量等の少なくとも1つに関する情報を含む。作業量は、例えば、掘削した土砂の量、及び、ダンプトラックの荷台に積み込んだ土砂の量等である。ショベル100は、通信装置T1を介し、所定の時間間隔でショベル100に関する施工情報を外部機器に送信するように構成されていてもよい。この構成により、ショベル100の外部にいる作業者又は管理者等は、管理装置D1又は支援装置D2に接続されているモニタ等の表示装置を通じて施工情報を含む各種情報を視認できる。
外部機器は、積載重量測定装置を備えたダンプトラックに搭載されている通信装置であってもよく、ダンプトラックの重量を測定する台貫に接続された通信装置であってもよい。この場合、ショベル100は、ダンプトラック又は台貫からの情報に基づき、ダンプトラックの荷台に積載された土砂等の重量を取得できる。
図2は、ショベル100の駆動系の構成例を示すブロック図であり、機械的動力系、作動油ライン、パイロットライン及び電気制御系をそれぞれ二重線、実線、破線及び点線で示している。
ショベル100の駆動系は、主に、エンジン11、レギュレータ13、メインポンプ14、パイロットポンプ15、コントロールバルブ17、操作装置26、吐出圧センサ28、操作圧センサ29、コントローラ30、燃料タンク55及びエンジンコントローラユニット(ECU74)等を含む。
エンジン11は、ショベル100の駆動源である。本実施形態では、エンジン11は、例えば、所定の回転数を維持するように動作するディーゼルエンジンである。また、エンジン11の出力軸は、メインポンプ14及びパイロットポンプ15のそれぞれの入力軸に連結されている。
メインポンプ14は、作動油ラインを介して作動油をコントロールバルブ17に供給するように構成されている。本実施形態では、メインポンプ14は、斜板式可変容量型油圧ポンプである。
レギュレータ13は、メインポンプ14の吐出量を制御するように構成されている。本実施形態では、レギュレータ13は、コントローラ30からの制御指令に応じてメインポンプ14の斜板傾転角を調節することによってメインポンプ14の吐出量を制御する。例えば、コントローラ30は、操作圧センサ29等の出力を受信し、必要に応じてレギュレータ13に対して制御指令を出力し、メインポンプ14の吐出量を変化させる。
パイロットポンプ15は、パイロットラインを介して操作装置26を含む各種油圧制御機器に作動油を供給する。本実施形態では、パイロットポンプ15は、固定容量型油圧ポンプである。但し、パイロットポンプ15は、省略されてもよい。この場合、パイロットポンプ15が担っていた機能は、メインポンプ14によって実現されてもよい。すなわち、メインポンプ14は、コントロールバルブ17に作動油を供給する機能とは別に、絞り等により作動油の供給圧力を低下させた後で操作装置26等に作動油を供給する機能を備えていてもよい。
コントロールバルブ17は、ショベル100における油圧システムを制御する油圧制御装置である。本実施形態では、コントロールバルブ17は、制御弁171〜176を含む。コントロールバルブ17は、制御弁171〜176を通じ、メインポンプ14が吐出する作動油を1又は複数の油圧アクチュエータに選択的に供給できる。制御弁171〜176は、メインポンプ14から油圧アクチュエータに流れる作動油の流量、及び、油圧アクチュエータから作動油タンクに流れる作動油の流量を制御するように構成されている。油圧アクチュエータは、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、バケットシリンダ9、左側走行用油圧モータ1L、右側走行用油圧モータ1R及び旋回用油圧モータ2Aを含む。旋回用油圧モータ2Aは、電動アクチュエータとしての旋回用電動発電機であってもよい。この場合、旋回用電動発電機は、蓄電部又は電動発電機から電力の供給を受けてもよい。
操作装置26は、操作者がアクチュエータの操作のために用いる装置である。アクチュエータは、油圧アクチュエータ及び電動アクチュエータの少なくとも一方を含む。本実施形態では、操作装置26は、パイロットラインを介して、パイロットポンプ15が吐出する作動油を、コントロールバルブ17内の対応する制御弁のパイロットポートに供給する。パイロットポートのそれぞれに供給される作動油の圧力(パイロット圧)は、原則として、油圧アクチュエータのそれぞれに対応する操作装置26の操作方向及び操作量に応じた圧力である。操作装置26のうちの少なくとも1つは、パイロットラインを介して、パイロットポンプ15が吐出する作動油を、コントロールバルブ17内の対応する制御弁のパイロットポートに供給できるように構成されている。
吐出圧センサ28は、メインポンプ14の吐出圧を検出するように構成されている。本実施形態では、吐出圧センサ28は、検出した値をコントローラ30に対して出力する。
操作圧センサ29は、操作装置26を用いた操作者の操作内容を検出するように構成されている。本実施形態では、操作圧センサ29は、アクチュエータのそれぞれに対応する操作装置26の操作方向及び操作量を圧力の形で検出し、検出した値をコントローラ30に対して出力する。操作装置26の操作内容は、操作圧センサ以外の他のセンサを用いて検出されてもよい。
燃料タンク55は、燃料を収容する容器である。燃料タンク55に収容されている燃料の残量状態は、燃料残量センサ55aによって検出される。燃料残量センサ55aは、燃料の残量状態に関する情報をコントローラ30に対して出力する。
ECU74は、エンジン11を制御するように構成されている。本実施形態では、ECU74は、エンジン11における燃料噴射量、燃料噴射タイミング及びブースト圧等を制御する。また、ECU74は、エンジン11に関する情報をコントローラ30に対して出力する。
次に、コントローラ30が有する機能要素について説明する。作業量算出部35は、ショベル100の作業量を算出するように構成されている。本実施形態では、作業量算出部35は、情報取得装置が取得する情報に基づいて作業量を算出する。情報取得装置が取得する情報は、ブーム角度、アーム角度、バケット角度、前後傾斜角、左右傾斜角、旋回角速度、旋回角度、ブームロッド圧、ブームボトム圧、アームロッド圧、アームボトム圧、バケットロッド圧、バケットボトム圧、撮像装置S6が撮像した画像、メインポンプ14の吐出圧、及び、操作装置26のそれぞれに関する操作圧等のうちの少なくとも1つを含む。情報取得装置は、ブーム角度センサS1、アーム角度センサS2、バケット角度センサS3、機体傾斜センサS4、旋回角速度センサS5、撮像装置S6、ブームロッド圧センサS7R、ブームボトム圧センサS7B、アームロッド圧センサS8R、アームボトム圧センサS8B、バケットロッド圧センサS9R、バケットボトム圧センサS9B、吐出圧センサ28及び操作圧センサ29等のうちの少なくとも1つを含む。
例えば、作業量算出部35は、図3に示すように、撮像装置S6としての3次元距離画像センサS6Aが撮像したショベル100の前方の空間に関する距離画像に基づき、掘削アタッチメントによって掘削された土砂等の掘削物の量を作業量として算出する。図3の太線GSは、3次元距離画像センサS6Aの撮像範囲の一部を表している。3次元距離画像センサS6Aは、例えば、レーザで地形を計測する3次元レーザスキャナである。3次元距離画像センサS6Aはステレオカメラ等の他の空間認識装置であってもよい。具体的には、作業量算出部35は、掘削動作が始まったときに撮像された距離画像と、掘削動作が完了したときに撮像された距離画像とに基づき、その1回の掘削動作で掘削された掘削物の体積(推定値)を作業量として算出する。このように、掘削前の地形と掘削後の地形を比較し、その変化に基づいて1回の作業量を算出する。
本実施形態では、作業量算出部35は、情報取得装置が取得する情報に基づき、盛土動作、積込動作及び掘削動作等の作業内容の種別を判定できるように構成されている。盛土動作は、所定位置に土を盛る動作であり、積込動作は、ダンプトラックに土砂等を積み込む動作である。また、掘削動作は、バケット6内に掘削物を取り込む動作であり、例えば、掘削物を取り込んでいないバケット6が地面に接触したときに始まったとされ、掘削物を取り込んだバケット6が地面から離れたときに完了したとされる。但し、掘削動作が始まったと判定するための条件、及び、掘削動作が完了したと判定する為の条件は、任意に設定され得る。盛土動作及び搬出動作等の他の作業内容についても同様である。
作業量算出部35は、例えば、操作圧センサ29及びシリンダ圧センサ等の出力に基づき、掘削動作が始まったか否か、及び、掘削動作が完了したか否かを判定する。作業量算出部35は、掘削アタッチメントの姿勢を検出する姿勢センサの出力に基づき、掘削動作が始まったか否か、及び、掘削動作が完了したか否かを判定してもよい。姿勢センサは、例えば、ブーム角度センサS1、アーム角度センサS2及びバケット角度センサS3を含む。姿勢センサは、ストロークセンサの組み合わせであってもよい。
この構成により、コントローラ30は、所定時間内に行われた1回又は複数回の掘削動作のそれぞれに関する掘削物の体積(推定値)の積算値を所定時間における作業量として算出できる。
表示制御部36は、表示装置40に表示される内容を制御するように構成されている。本実施形態では、表示制御部36は、情報取得装置が取得する情報に基づいて各種情報を表示装置40に表示させる。図4A及び図4Bは、表示装置40に表示されるメイン画面41Vの例である。図4Aに示すメイン画面41Vは、日時表示領域41a、走行モード表示領域41b、アタッチメント表示領域41c、平均燃費表示領域41d、エンジン制御状態表示領域41e、エンジン作動時間表示領域41f、冷却水温表示領域41g、燃料残量表示領域41h、回転数モード表示領域41i、尿素水残量表示領域41j、作動油温表示領域41k、及びカメラ画像表示領域41mを含む。走行モード表示領域41b、アタッチメント表示領域41c、エンジン制御状態表示領域41e、及び、回転数モード表示領域41iのそれぞれは、ショベル100の設定状態を表示する設定状態表示領域の例である。平均燃費表示領域41d、エンジン作動時間表示領域41f、冷却水温表示領域41g、燃料残量表示領域41h、尿素水残量表示領域41j、及び、作動油温表示領域41kのそれぞれは、ショベル100の運転状態を表示する運転状態表示領域の例である。
日時表示領域41aは、現在の日時を表示する領域である。走行モード表示領域41bは、現在の走行モードを表す図形を表示する領域である。アタッチメント表示領域41cは、現在装着されているアタッチメントを表す図形を表示する領域である。平均燃費表示領域41dは、現在の平均燃費を表示する領域である。平均燃費は、例えば、所定時間における燃料消費量である。エンジン制御状態表示領域41eは、エンジン11の制御状態を表す図形を表示する領域である。冷却水温表示領域41gは、現在のエンジン冷却水の温度状態を表示する領域である。燃料残量表示領域41hは、燃料タンク55に貯蔵されている燃料の残量状態を表示する領域である。回転数モード表示領域41iは、現在の回転数モードを表示する領域である。尿素水残量表示領域41jは、尿素水タンクに貯蔵されている尿素水の残量状態を表示する領域である。作動油温表示領域41kは、作動油タンク内の作動油の温度状態を表示する領域である。カメラ画像表示領域41mは、カメラ画像を表示する領域である。
情報取得装置は、冷却水温センサ及び燃料残量センサ等、メイン画面41Vを表示するために必要な情報を取得する装置を含む。
図4Bは、カメラ画像表示領域41mに作業量表示画面41wが重畳表示された状態にあるメイン画面41Vを示す。この例では、表示制御部36は、作業量算出部35が算出した作業量に基づき、作業量に関する情報を作業量表示画面41w内に表示させている。作業量表示画面41wは、メイン画面41Vの他の部分に重畳表示されてもよく、全画面表示されてもよい。
表示制御部36は、例えば、入力装置42の1つである作業量表示ボタン等の所定のボタンが操作された場合にこの作業量表示画面41wを表示させる。所定のボタンは、表示装置40の周囲に設置されているハードウェアボタンであってもよく、タッチパネルを含む表示装置40に表示されるソフトウェアボタンであってもよい。表示制御部36は、所定の条件が満たされた場合に自動的に作業量表示画面41wを表示させてもよい。
作業量表示画面41wは、作業量の日毎の推移を棒グラフで表示している。作業量の推移は、時間毎又は週毎等で表示されてもよく、任意のタイミングで区切られた時間幅毎で表示されてもよい。棒グラフの縦軸は、例えば、作業量の一例である推定土量に対応する。図4Bの例では、推定土量は、掘削物としての土砂の体積の推定値であり、単位は[m](立方メートル)である。
この構成により、コントローラ30は、作業量の時間的推移をショベル100の操作者に分かり易く提示できる。
燃料消費量算出部37は、燃料消費量を算出するように構成されている。本実施形態では、燃料消費量算出部37は、燃料残量センサ55aの出力に基づいて燃料消費量を算出する。燃料消費量算出部37は、例えば、所定時間毎に燃料消費量を算出してもよい。
次に、図5を参照し、コントローラ30にマシンガイダンス部50が含まれている場合について説明する。作業量の算出では、マシンガイダンス部50が有する、作業部位の位置(例えばバケット6の爪先位置)を算出する機能を用いることが可能なためである。但し、作業量の算出には、マシンガイダンス機能及びマシンコントロール機能は必要とされていない。
マシンガイダンス部50は、例えば、マシンガイダンス機能を実行するように構成されている。本実施形態では、マシンガイダンス部50は、例えば、目標施工面とアタッチメントの作業部位との距離等の作業情報を操作者に伝えることができるように構成されている。目標施工面に関するデータは、例えば、記憶装置47に予め記憶されている。目標施工面に関するデータは、例えば、基準座標系で表現されている。基準座標系は、例えば、世界測地系である。世界測地系は、地球の重心に原点をおき、X軸をグリニッジ子午線と赤道との交点の方向に、Y軸を東経90度の方向に、そしてZ軸を北極の方向にとる三次元直交XYZ座標系である。操作者は、施工現場の任意の点を基準点と定め、基準点との相対的な位置関係により目標施工面を設定してもよい。アタッチメントの作業部位は、例えば、バケット6の爪先又はバケット6の背面等である。マシンガイダンス部50は、表示装置40及び音声出力装置43等の少なくとも1つを介して作業情報を操作者に伝えることでショベル100の操作をガイドする。
マシンガイダンス部50は、操作者によるショベル100の手動操作を自動的に支援するマシンコントロール機能を実行してもよい。例えば、マシンガイダンス部50は、操作者が手動で掘削操作を行っているときに、目標施工面とバケット6の先端位置とが一致するようにブーム4、アーム5及びバケット6の少なくとも1つを自動的に動作させてもよい。
本実施形態では、マシンガイダンス部50は、コントローラ30に組み込まれているが、コントローラ30とは別に設けられた制御装置であってもよい。この場合、マシンガイダンス部50は、例えば、コントローラ30と同様、CPU及び内部メモリ等を含むコンピュータで構成される。そして、マシンガイダンス部50の各種機能は、CPUが内部メモリに格納されたプログラムを実行することで実現される。また、マシンガイダンス部50とコントローラ30とはCAN等の通信ネットワークを通じて互いに通信可能に接続される。
具体的には、マシンガイダンス部50は、ブーム角度センサS1、アーム角度センサS2、バケット角度センサS3、機体傾斜センサS4、旋回角速度センサS5、撮像装置S6、測位装置P1、通信装置T1及び入力装置42等から情報を取得する。そして、マシンガイダンス部50は、例えば、取得した情報に基づいてバケット6と目標施工面との間の距離を算出し、音声及び画像表示により、バケット6と目標施工面との間の距離の大きさをショベル100の操作者に伝えるようにする。
そのため、マシンガイダンス部50は、位置算出部51、距離算出部52、情報伝達部53及び自動制御部54を有する。
位置算出部51は、測位対象の位置を算出するように構成されている。本実施形態では、位置算出部51は、アタッチメントの作業部位の基準座標系における座標点を算出する。具体的には、位置算出部51は、ブーム4、アーム5及びバケット6のそれぞれの回動角度からバケット6の爪先の座標点を算出する。
距離算出部52は、2つの測位対象間の距離を算出するように構成されている。本実施形態では、距離算出部52は、バケット6の爪先と目標施工面との間の鉛直距離を算出する。
情報伝達部53は、各種情報をショベル100の操作者に伝えるように構成されている。本実施形態では、情報伝達部53は、距離算出部52が算出した各種距離の大きさをショベル100の操作者に伝える。具体的には、情報伝達部53は、視覚情報及び聴覚情報の少なくとも1つを用いて、バケット6の爪先と目標施工面との間の鉛直距離の大きさをショベル100の操作者に伝える。
例えば、情報伝達部53は、音声出力装置43による断続音を用いて、バケット6の爪先と目標施工面との間の鉛直距離の大きさを操作者に伝えてもよい。この場合、情報伝達部53は、鉛直距離が小さくなるほど、断続音の間隔を短くしてもよい。但し、情報伝達部53は、連続音を用いてもよく、音の高低及び強弱等の少なくとも1つを変化させて鉛直距離の大きさの違いを表すようにしてもよい。また、情報伝達部53は、バケット6の爪先が目標施工面よりも低い位置になった場合には警報を発してもよい。警報は、例えば、断続音より顕著に大きい連続音である。
また、情報伝達部53は、バケット6の爪先と目標施工面との間の鉛直距離の大きさを作業情報として表示装置40に表示させてもよい。表示装置40は、例えば、撮像装置S6から受信した画像データと共に、情報伝達部53から受信した作業情報を画面に表示する。情報伝達部53は、例えば、アナログメータの画像又はバーグラフインジケータの画像等を用いて鉛直距離の大きさを操作者に伝えるようにしてもよい。
自動制御部54は、アクチュエータを自動的に動作させることで操作者によるショベル100の手動操作を自動的に支援する。例えば、自動制御部54は、操作者が手動でアーム閉じ操作を行っている場合に、目標施工面とバケット6の爪先の位置とが一致するようにブームシリンダ7、アームシリンダ8及びバケットシリンダ9の少なくとも1つを自動的に伸縮させてもよい。この場合、操作者は、例えば、アーム操作レバーを閉じ方向に操作するだけで、バケット6の爪先を目標施工面に一致させながら、アーム5を閉じることができる。この自動制御は、入力装置42の1つである所定のスイッチが押下されたときに実行されるように構成されていてもよい。所定のスイッチは、例えば、マシンコントロールスイッチ(以下、「MCスイッチ」とする。)であり、ノブスイッチとして操作装置26の先端に配置されていてもよい。
自動制御部54は、MCスイッチ等の所定のスイッチが押下されたときに、上部旋回体3を目標施工面に正対させるために旋回用油圧モータ2Aを自動的に回転させてもよい。この場合、操作者は、所定のスイッチを押下するだけで、上部旋回体3を目標施工面に正対させることができる。或いは、操作者は、所定のスイッチを押下するだけで、上部旋回体3を目標施工面に正対させ且つマシンコントロール機能を開始させることができる。
本実施形態では、自動制御部54は、各アクチュエータに対応する制御弁に作用するパイロット圧を個別に且つ自動的に調整することで各アクチュエータを自動的に動作させることができる。
コントローラ30における作業量算出部35は、マシンガイダンス部50が有する機能を利用してショベル100の作業量を算出してもよい。具体的には、作業量算出部35は、位置算出部51が算出したバケット6の爪先の位置の時間的推移に基づいて作業量を算出してもよい。
例えば、作業量算出部35は、図6に示すように、飛行体200が搭載している撮像装置S6としてのステレオカメラS6Dが生成したショベル100の前方の空間に関する距離画像に基づき、掘削動作が始まる前の地形を導き出す。図6の破線R1は、ステレオカメラS6Dの撮像範囲を示す。撮像装置S6は3次元距離画像センサ等の他の空間認識装置であってもよい。飛行体200は、例えば、マルチコプタ又は飛行船等であり、距離画像の位置及び向きを特定できるように測位装置P2を搭載している。また、飛行体200は、ショベル100との通信を可能にする通信装置T2を搭載している。作業量算出部35は、通信装置T1を介して飛行体200のステレオカメラS6Dが生成した距離画像等を受信し、その距離画像に基づいて掘削動作が始まる前の地形を導き出す。作業量算出部35は、通信装置T1を介して飛行体200のステレオカメラS6Dが撮像した画像を受信し、その画像から距離画像を生成し、その距離画像に基づいて掘削動作が始まる前の地形を導き出すように構成されていてもよい。
その後、作業量算出部35は、位置算出部51が算出したバケット6の爪先の位置の軌跡(図7の点線L1参照。)と、掘削動作が始まる前の地形(図7の一点鎖線L2参照。)とに基づき、掘削アタッチメントによって掘削された土砂等の掘削物の量を作業量として算出する。地面と作業部位とが接触したか否かの判定は、例えば、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、若しくは、バケットシリンダ9における作動油の圧力の変化に基づいて行われる。地面と作業部位とが接触したか否かの判定は、前回の接触を判定したときの作業部位の位置と現在の作業部位の位置との比較に基づいて行われてもよい。具体的には、作業量算出部35は、掘削動作が始まったときの地形と、その掘削動作の際のバケット6の爪先の軌跡とに基づき、その1回の掘削動作で掘削された掘削物の体積(推定値)を作業量として算出する。
この構成により、コントローラ30は、所定時間内に行われた1回又は複数回の掘削動作のそれぞれに関する掘削物の体積(推定値)の積算値を所定時間における作業量として算出できる。
また、図6の例では、コントローラ30は、ショベル100による作業が開始される前に、飛行体200から地形に関する情報を取得している。しかしながら、コントローラ30は、所定時間間隔で地形の変化に関する情報を飛行体200から取得することで、所定時間毎の作業量を把握してもよい。
作業量算出部35は、図8に示すように、前カメラS6Fが撮像したショベル100の前方の空間に関する画像に基づき、ショベル100の作業量を算出してもよい。図8の破線R2は、前カメラS6Fの撮像範囲を表し、一点鎖線L3は、掘削動作が始まる前の地形を表している。この場合、前カメラS6Fは、単眼カメラであってもよく、ステレオカメラであってもよく、3次元距離画像センサ等の他の空間認識装置であってもよい。図8の例では、作業量算出部35は、前カメラS6Fが撮像したバケット6に関する画像からバケット6内の掘削物の体積(推定値)を作業量として算出する。
具体的には、作業量算出部35は、掘削物を取り込んだバケット6が空中に持ち上げられているときに前カメラS6Fが撮像したバケット6に関する画像に各種画像処理を施すことでバケット6内の掘削物の画像を認識する。そして、掘削物の画像の大きさ等に基づいてバケット6内の掘削物の体積(推定値)を導き出す。作業量算出部35は、バケット6内の掘削物の体積(推定値)を導き出すために、姿勢センサ等の他の情報取得装置の出力を追加的に利用してもよい。
この構成により、コントローラ30は、所定時間内に行われた1回又は複数回の掘削動作のそれぞれに関する掘削物の体積(推定値)の積算値を所定時間における作業量として算出できる。
また、ショベル100による掘削作業には、通常の掘削作業の他に深掘り掘削作業も含まれる。このため、コントローラ30は、図8に示すようにブーム4に取り付けられた前カメラS6Fにより、バケット6内の掘削物に関する情報を取得するのではなく、飛行体200(図6参照。)等に搭載されたステレオカメラS6D等の他の空間認識装置により、深掘り掘削作業による掘削前の地形と掘削後の地形の変化に関する情報を取得してもよい。この場合、コントローラ30は、深掘り掘削作業による掘削前の地形と掘削後の地形の変化に関する情報に基づいて作業量を推定してもよい。
作業量算出部35は、姿勢センサ及びシリンダ圧センサの出力に基づいてショベル100の作業量を算出してもよい。例えば、作業量算出部35は、掘削物を取り込んだバケット6が空中に持ち上げられているときの掘削アタッチメントの姿勢とブームボトム圧とに基づき、1回の掘削動作で掘削された掘削物の重量(推定値)を作業量として算出してもよい。
この構成により、コントローラ30は、所定時間内に行われた1回又は複数回の掘削動作のそれぞれに関する掘削物の重量(推定値)の積算値を所定時間における作業量として算出できる。
この場合、表示制御部36は、作業量算出部35が算出した掘削物の重量(推定値)に基づき、所定時間における掘削物の重量(推定値)に関する情報を表示装置40に表示させてもよい。
図9は、表示装置40に表示されるメイン画面41Vの別の一例であり、図4Bに対応する。図9の作業量表示画面41wは、掘削物の重量(推定値)の推移を棒グラフで表示している点で、掘削物の体積(推定値)の推移を棒グラフで表示している図4Bの作業量表示画面41wと異なる。図9の棒グラフの縦軸は推定土量に対応する。図9の例では、推定土量は、掘削物としての土砂の重量の推定値であり、単位は[t](トン)である。
この構成により、コントローラ30は、作業量としての土砂の重量の時間的推移をショベル100の操作者に分かり易く提示できる。この土砂の重量の時間的推移に関する表示は、例えば、ダンプトラックに掘削物を積み込む際に有用である。ショベル100の操作者は、この表示を見ることで、ダンプトラックに積み込んだ土砂の重量の合計を容易に把握できるためである。この場合、土砂の重量はダンプトラック毎に表示されてもよい。
次に、図10A〜図10Fを参照し、表示装置40に表示される作業量表示画面41wの別の構成例について説明する。図10A〜図10Fは、作業量表示画面41wの別の構成例を示す図である。
図10Aでは、作業量表示画面41wは、推定土量の日毎の推移を棒グラフで表示し、燃料消費量の日毎の推移を折れ線グラフで表示している。この例では、推定土量は、掘削物としての土砂の重量[t]の推定値である。燃料消費量の単位は[L](リットル)である。
図10Bでは、作業量表示画面41wは、推定土量の日毎の推移を棒グラフで表示し、推定土量燃費の日毎の推移を折れ線グラフで表示している。この例では、推定土量は、掘削物としての土砂の体積[m]の推定値であり、推定土量燃費は、単位推定土量当たりの燃料消費量である。具体的には、推定土量燃費は、一日の燃料消費量を一日の推定土量で除した値であり、単位は[L/m]である。この場合、推定土量燃費は、算出値が小さいほど好ましい。但し、推定土量は、掘削物としての土砂の重量[t]の推定値であってもよい。この場合、推定土量燃費の単位は[L/t]である。また、推定土量燃費は逆数で示されてもよい。例えば、推定土量燃費は、一日の推定土量を一日の燃料消費量で除した値で示されてもよい。この場合、推定土量燃費は、算出値が大きいほど好ましい。
図10Cでは、作業量表示画面41wは、推定土量の日毎の推移を棒グラフで表示し、推定土量燃費の日毎の推移を折れ線グラフで表示している。この例では、推定土量は、掘削物としての土砂の重量[t]の推定値であり、推定土量燃費は、単位推定土量当たりの燃料消費量である。具体的には、推定土量燃費は、一日の燃料消費量を一日の推定土量で除した値であり、単位は[L/t]である。また、推定土量燃費は逆数で示されてもよい。例えば、推定土量燃費は、一日の推定土量を一日の燃料消費量で除した値で示されてもよい。この場合、推定土量燃費は、算出値が大きいほど好ましい。
図10Dでは、作業量表示画面41wは、推定土量の日毎の推移を棒グラフで表示し、推定土量燃費の日毎の推移を折れ線グラフで表示している。その上で、作業量表示画面41wは、各日の作業内容の種別、回転数モード、天気、合計作業時間、作業者、作業場所、掘削物の種類、及び、作業内容時間を表形式で表示している。合計作業時間は、ショベル100の総稼動時間を意味し、作業内容時間は、作業内容毎のショベル100の稼動時間を意味する。また、作業量表示画面41wは、作業内容毎に棒グラフの色を変え、且つ、各作業内容の際に選択された回転数モードに関する情報を棒グラフの中に表示している。回転数モードは、例えば、エンジン11の回転数が大きい順に、SPモード、Hモード及びAモードを含む。
具体的には、作業量表示画面41wは、例えば7日前の作業に関しては、天気が「晴れ」、合計作業時間が「8時間」、作業者が「A」、作業場所が「××地区」、掘削物の種類が「×××3」であったこと、並びに、SPモードによる掘削動作が3.5時間にわたって行われたこと、及び、Aモードによる積込動作が4.5時間にわたって行われたことを示している。また、作業量表示画面41wは、例えば1日前の作業に関しては、天気が「晴れ」、合計作業時間が「8時間」、作業者が「C」、作業場所が「△△地区」、掘削物の種類が「○○○」であったこと、及び、Aモードによる積込動作が8時間にわたって行われたことを示している。
この作業量表示画面41wを見た管理者は、例えば、6日前の合計作業時間である11時間の内訳が、4.5時間の掘削動作と、6.5時間の積込動作であったことを確認できる。すなわち、管理者は、1日の作業時間に占める各作業内容の割合を明確に把握できる。
また、この作業量表示画面41wを見た管理者は、例えば、4日前及び3日前の作業に関しては、掘削動作が行われずに積込動作のみが行われているため、5日前以前に比べて燃費が向上していることを確認できる。
また、この作業量表示画面41wを見た管理者は、例えば、2日前に作業者が「A」から「C」に変わったこと、及び、3日前に比べ燃費が悪化したことを確認できる。
更に、この作業量表示画面41wを見た管理者は、例えば、1日前に作業場所が「××地区」から「△△地区」に変わったこと、掘削物の種類が「×××4」から「○○○」に変わったこと、及び、2日前に比べ燃費が悪化したことを確認できる。
図10Eでは、作業量表示画面41wは、推定土量の日毎の推移を棒グラフで表示し、作業量(推定土量)の目標値(計画値)の日毎の推移を折れ線グラフで表示している。折れ線グラフのうち、実線は、計画変更後の目標値(計画値)を表し、破線は、計画変更前の目標値(計画値)を表している。その上で、作業量表示画面41wは、各日の天気、合計作業時間、作業者、作業内容の種別、及び、回転数モードを表形式で表示している。また、作業量表示画面41wは、掘削物の搬出に関するダンプトラックの台数を棒グラフの上に表示している。
具体的には、作業量表示画面41wは、例えば4日前の作業に関しては、天気が「晴れ」、合計作業時間が「8時間」、作業者が「A」、作業内容の種別が「積込(動作)」、回転数モードが「SP」であったこと、並びに、1日の作業量の目標値がW2[t]であったこと、実際の作業量(推定土量)が目標値と同じW2[t]であったこと、及び、掘削物が70台のダンプトラックによって作業現場から運び出されたことを示している。
また、作業量表示画面41wは、例えば2日後の作業に関しては、天気が「晴れ」、合計作業時間が「10時間」、作業者が「B」、作業内容の種別が「積込(動作)」、回転数モードが「SP」であること、並びに、1日の作業量の目標値がW2[t]からW3[t]に変更されたこと、及び、掘削物を作業現場から運び出すために88台のダンプトラックが必要とされていることを示している。
なお、図10Eの例では、過去(4日前〜1日前)及び現在に関する情報は実績を表し、将来に関する情報は予測を表している。
この作業量表示画面41wを見た管理者は、例えば、4日前から2日前の作業に関しては、ダンプトラックへの掘削物の積み込みが目標通り(計画通り)に行われたことを確認できる。また、管理者は、1日前の作業に関しては、雨のためにダンプトラックへの掘削物の積み込みが目標通りに行われなかったことを確認できる。また、管理者は、本日の作業に関しては、晴れてはいても掘削物(土砂)の一部が乾いていないために搬出できず、ダンプトラックへの掘削物の積み込みが目標通りに行われなかったことを確認できる。
また、この作業量表示画面41wを見た管理者は、例えば、作業の遅れを取り戻すために、明日(1日後)以降に関しては、1日の作業量の目標値がW2[t]からW3[t]に引き上げられたことを確認できる。なお、台数の値を囲む[](括弧)は、変更後の値であることを表している。
これにより、管理者は、工程の遅れを取り戻すために必要な一日当たりの積み込み土量(作業量)とそれを搬出するために用いられるダンプトラックの配車台数とを同時に確認できるとともに、計画値の変更の要因が天候の変化によるものであることも確認できる。なお、作業量表示画面41wは、天気に関する情報の他に、機械状態に関する情報を表示してもよい。機械状態は、例えば、「正常」、「軽故障」及び「異常」等の少なくとも1つである。機械状態として「異常」が表示された場合、管理者は、作業量の低下が機械(ショベル100)の異常によるものであることが分かる。更に、作業量表示画面41wは、作業現場状態を表示してもよい。作業現場状態は、例えば、「作業者の休業(休憩)」、「事故」、「機械の移動」、「配材間違い」及び「調査(測量)」等の少なくとも1つである。作業現場状態を見た管理者は、作業量の低下が「事故」の発生等の作業現場の状況の変化によるものであることが分かる。
図10Fでは、作業量表示画面41wは、推定土量の日毎の推移を棒グラフで表示し、作業量(推定土量)の目標値(計画値)の日毎の推移を折れ線グラフで表示している。その上で、作業量表示画面41wは、各日の天気、降水量、作業内容の種別、作業量(推定土量)、掘削物の搬出に関するダンプトラックの台数及び合計作業時間を表形式で表示している。また、作業量表示画面41wは、工事が開始される前に設定された当初の作業量の目標値の推移(計画変更前の推移)を白丸及び一点鎖線で示し、現在の天気予報に基づいて変更された後の作業量の目標値の推移(計画変更後の推移)を黒丸及び破線で示している。
具体的には、作業量表示画面41wは、例えば1日前の作業に関しては、天気が「晴れ」、降水量が「0mm」、作業内容の種別が「掘削(動作)」、作業量が「60t」、掘削物の搬出に関するダンプトラックの台数が「60台」、及び、合計作業時間が「○○時間」であったこと、並びに、1日の作業量の目標値がW2[t]であったこと、及び、実際の作業量(推定土量)が目標値と同じW2[t]であったことを示している。
また、作業量表示画面41wは、例えば本日(現在)の作業に関しては、天気が「晴れ」、降水量が「0mm」、作業内容の種別が「掘削(動作)」、作業量が「75t」、掘削物の搬出に関するダンプトラックの台数が「75台」、及び、合計作業時間が「△△時間」であったこと、並びに、1日の作業量の目標値がW2[t]であったこと、及び、実際の作業量(推定土量)が目標値より多いW3[t]であったことを示している。
また、作業量表示画面41wは、例えば2日後の作業に関しては、天気が「雨」、降水量が「50mm」、作業内容の種別が「掘削(動作)」、作業量が「0t」、掘削物の搬出に関するダンプトラックの台数が「0台」、及び、合計作業時間が「0時間」であること、並びに、1日の作業量の目標値がW2[t]から0[t]に変更されたことを示している。
なお、図10Fの例では、過去(1日前)及び現在に関する情報は実績を表し、将来に関する情報は予測を表している。
図10Fの例は、施工計画(作業量の目標値)の変更が1日前(前日)に行われた事例を示している。この変更は、2日後に大雨が降るという予報に基づく。この場合、作業量は、2日後にゼロになると予測されるが、5日後には当初の工程(作業量の目標値)に復帰すると予測される。したがって、現在(本日)から目標値(計画値)が当初の目標値(計画値)より多くなるように施工計画が変更されている。
本日の実際の作業量(推定土量)が目標値より多いという結果は、明日以降の天気予報に基づき、施工計画(作業量の目標値)が自動的に変更されたことに起因する。図10Fの例では、この変更後の計画にしたがって実際の作業が行われたことを示している。図10Fの例では、コントローラ30は、2日後の大雨の予報を考慮し、2日後の作業量の目標値をゼロにしている。すなわち、コントローラ30は、2日後の作業を中止させている。そのため、コントローラ30は、2日後の作業で実現されるべきであった作業量をその前後の4日間に割り振って上乗せしている。5日後に作業量の目標値を当初の目標値に戻すためである。このような施工計画の変更は、例えば、作業の遅れが解消される日(図10Fの例では5日後)、及び、1日の最大作業量(図10Fの例ではW3[t])等に関する情報が入力されると自動的に実行される。但し、施工計画の変更は、ショベル100の操作者又は管理者等によって手動で行われてもよい。例えば、ショベル100の操作者又は管理者等は、各日の作業量の目標値を個別に変更してもよい。仮に、8日後に当初の工程に復帰するプランを管理者が要求した場合、一日当たりの追加作業量は、図10Fで示す例よりも少なく算出される。このように、コントローラ30は、入力された復帰要求日(図10Fの例では5日後)に応じて計画を変更できる。
また、図10Fの例においても、図10Eの例の場合と同様に、作業量表示画面41wは、天気に関する情報の他に、機械状態及び作業現場状態等の少なくとも1つに関する情報を表示してもよい。これにより、作業量表示画面41wを見た管理者は、作業の外乱要素と作業量との関連性を明確に把握できる。そして、管理者は、外乱要素を考慮して施工計画を修正することもできる。更に、管理者は、掘削物の種類、密度及び作業量(土量等)等の少なくとも1つを入力することで、掘削物の搬出に必要なダンプトラックの台数をコントローラ30が算出できるようにしてもよい。
上記実施の形態では、日付欄には「1日前」及び「1日後」等が表示されているが、「2017年9月1日」等の具体的な日付が表示されてもよい。
また、作業量表示画面41wは、ショベル100に搭載されている表示装置40に表示されてもよく、管理装置D1の表示部に表示されてもよく、或いは、支援装置D2の表示部に表示されてもよい。この場合、複数台のショベルの合計土量(作業量)が算出され且つ表示されてもよい。このときのダンプトラックの台数は、作業現場における複数のショベルのそれぞれの作業量に対応して個別に算出され且つ表示されてもよい。合計土量は、作業現場における全てのショベルのデータに基づいて算出され且つ表示されてもよい。
上述の例では、作業量表示画面41wは、棒グラフ、又は、棒グラフと折れ線グラフの組み合わせで作業量に関する情報を表示しているが、散布グラフ等の他のグラフを利用して作業量に関する情報を表示してもよい。
また、作業量表示画面41wは、推定土量の推移を表すグラフを含んでいるが、図10B〜図10Dに示すように推定土量燃費の推移を表すグラフを含む場合には、推定土量の推移を表すグラフを省略してもよい。また、燃料消費量の推移を表すグラフと推定土量燃費の推移を表すグラフとを組み合わせて表示してもよい。
図11は、表示装置40に表示されるメイン画面41Vの更に別の一例であり、図9に対応する。図11のメイン画面41Vは、主に、作業量表示画面41wが推定土量燃費の推移を上下2段の棒グラフで表示している点、及び、アーム荷重表示領域41nを有する点で図9のメイン画面41Vと異なる。図11の例では、棒グラフの縦軸は推定土量燃費に対応する。推定土量燃費の単位は[L/t]である。そして、上段の棒グラフは1時間毎の推定土量燃費の推移を表し、下段の棒グラフは1日毎の推定土量燃費の推移を表している。
アーム荷重表示領域41nは、運転状態表示領域の一例であり、アーム5の先端に加わっている荷重の大きさを表示する。図11の例では、アーム荷重表示領域41nは、「実荷重=0.4ton」を表示している。この表示を見ることで、操作者は、アーム5の先端に0.4トンの加重が加わっていることを把握できる。アーム5の先端に加わっている荷重は、例えば、シリンダ圧センサの出力に基づいて算出される。
図12は、表示装置40に表示されるメイン画面41Vの更に別の一例であり、図9に対応する。図12の作業量表示画面41wは、日毎の作業量に関連するダンプトラックの台数を棒グラフの上に表示している点、掘削物の種類に関する情報を棒グラフの中に表示している点、及び、掘削物の種類毎に棒グラフの模様を変えている点で、図9の作業量表示画面41wと異なる。掘削物の種類は、例えば、物質記号(マテリアルタイプ)としての「RipRap3」及び「Coarse Sand」等を含む。
図12の例では、作業量表示画面41wは、推定土量を作業現場から運び出したダンプトラックの一日毎の台数を表示している。具体的には、作業量表示画面41wは、7日前の推定土量で表される掘削物(RipRap3)が80台のダンプトラックによって作業現場から運び出されたこと、及び、6日前の推定土量で表される掘削物(RipRap3)が95台のダンプトラックによって作業現場から運び出されたことを示している。5日前及び4日前等についても同様である。作業量に関連するダンプトラックの台数は、情報取得装置が取得した情報に基づいてカウントされてもよく、推定土量から算出されてもよい。
また、作業量表示画面41wは、7日前から5日前までは掘削物の種類が「RipRap3」(捨て石又は割栗石等)であったのに対し、4日前から現在までは掘削物の種類が「Coarse Sand」(粗砂)となっていることを示している。掘削物の種類は、入力装置42を通じて入力された情報であってもよく、情報取得装置が取得した情報に基づいて自動的に判別されてもよい。
このように、本発明の実施形態に係るショベル100は、運転室としてのキャビン10と、キャビン10に取り付けられた表示装置40と、メインポンプ14と、メインポンプ14を駆動する内燃機関としてのエンジン11と、情報取得装置と、情報取得装置が取得した情報に基づいて作業量を算出し、且つ、所定時間毎の作業量を時系列で表示装置40に表示させる制御装置としてのコントローラ30と、を備えている。作業量は、例えば、掘削物としての土砂の体積又は重量の推定値である推定土量である。作業量の単位は、表示されてもよく表示されなくてもよい。表示される体積の単位は、例えば[m](立方メートル)であるが、[L](リットル)等の他の単位であってもよい。同様に、表示される重量の単位は、例えば[t](トン)であるが、[kg](キログラム)等の他の単位であってもよい。燃料消費量等の単位についても同様である。この構成により、ショベル100は、ショベル100がどのように使用されたかを操作者又は管理者等の関係者により分かり易く提示できる。
コントローラ30は、情報取得装置が取得した情報に基づいて作業量燃費を算出してもよい。作業量燃費は、例えば、単位作業量当たりの燃料消費量若しくは単位燃料消費量当たりの作業量である。そして、コントローラ30は、所定時間毎の作業量燃費を時系列で表示装置40に表示させてもよい。作業量燃費は、例えば、単位燃料消費量当たりの推定土量であってもよい。この場合、推定土量は、掘削物としての土砂の体積の推定値であってもよく、掘削物としての土砂の重量の推定値であってもよい。
また、作業量燃費は、例えば、図10Cに示すような単位推定土量当たりの燃料消費量であってもよい。この場合も、推定土量は、掘削物としての土砂の体積の推定値であってもよく、掘削物としての土砂の重量の推定値であってもよい。
ショベル100の操作者は、単位時間当たりの燃料消費量の時間的推移を見ただけでは、自身が行った作業内容の良否を判断できない。燃料消費量は作業量に応じて大きく変化するためである。これに対し、作業量燃費を見た操作者は、自身が行った作業内容の良否を判断できる。作業量燃費には、作業量の多寡が反映されているためである。このように、作業量燃費を時系列で表示装置40に表示させるショベル100は、操作者が行った作業内容の良否を操作者に分かり易く提示でき、作業効率の向上を操作者に促すことができる。なお、所定時間毎の作業量燃費の時間的推移が表示される代わりに、所定時間毎の作業量の時間的推移と所定時間毎の燃料消費量の時間的推移とが同時に表示されてもよい。
コントローラ30は、図3に示すように、空間認識装置の一例である撮像装置S6としての3次元距離画像センサS6Aが撮像した画像から導き出される地形の変化に基づいて作業量を算出してもよい。また、コントローラ30は、図7に示すように、情報取得装置が取得した情報から導き出されるアタッチメントの姿勢又はその変化に基づいて作業量を算出してもよい。また、コントローラ30は、図8に示すように、空間認識装置の一例である撮像装置S6としての前カメラS6Fが撮像したバケット6の画像に基づいてバケット6内の掘削物の体積を作業量として算出してもよい。また、コントローラ30は、アタッチメントを構成する油圧シリンダ内の作動油の圧力に基づいてバケット6内の掘削物の重量を作業量として算出してもよい。例えば、コントローラ30は、掘削アタッチメントを構成するブームシリンダ7のボトム側油室における作動油の圧力であるブームボトム圧に基づいてバケット6内の掘削物の重量を作業量として算出してもよい。
コントローラ30は、図12に示すように、作業量に関連するダンプトラックの台数を表示装置40に表示させてもよく、掘削物の種類に関する情報を表示装置40に表示させてもよい。例えば、掘削物の種類に関する情報を棒グラフ上に表示させてもよい。
コントローラ30は、掘削物の重量に基づく作業量と掘削物の体積に基づく作業量とを同時に表示させてもよい。例えば、単位[t]で表される推定土量の時間的推移と、単位[m]で表される推定土量の時間的推移とを同時に表示装置40に表示させてもよい。また、コントローラ30は、掘削物の重量に基づく作業量燃費と掘削物の体積に基づく作業量燃費とを同時に表示させてもよい。例えば、コントローラ30は、単位[L/t]で表される推定土量燃費の時間的推移と、単位[L/m]で表される推定土量燃費の時間的推移とを同時に表示装置40に表示させてもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳説した。しかしながら、本発明は、上述した実施形態に制限されることはない。上述した実施形態は、本発明の範囲を逸脱することなしに、種々の変形、置換等が適用され得る。また、別々に説明された特徴は、技術的な矛盾が生じない限り、組み合わせが可能である。
例えば、上述の実施形態では、コントローラ30は、作業量に関する情報をキャビン10内に設置された表示装置40に表示させるように構成されているが、キャビン10の外にある表示装置に表示させるように構成されていてもよい。例えば、コントローラ30は、通信装置T1を通じて作業量に関する情報を外部に送信することで、管理センタ等の外部施設に設置された管理装置D1に接続されている表示装置、又は、スマートフォン等の支援装置D2としての携帯端末に組み込まれている表示装置に作業量に関する情報を表示させるように構成されていてもよい。
本願は、2017年12月11日に出願した日本国特許出願2017−237185号に基づく優先権を主張するものであり、この日本国特許出願の全内容を本願に参照により援用する。
1・・・下部走行体 1L・・・左側走行用油圧モータ 1R・・・右側走行用油圧モータ 2・・・旋回機構 2A・・・旋回用油圧モータ 3・・・上部旋回体 4・・・ブーム 5・・・アーム 6・・・バケット 7・・・ブームシリンダ 8・・・アームシリンダ 9・・・バケットシリンダ 10・・・キャビン 11・・・エンジン 13・・・レギュレータ 14・・・メインポンプ 15・・・パイロットポンプ 17・・・コントロールバルブ 26・・・操作装置 28・・・吐出圧センサ 29・・・操作圧センサ 30・・・コントローラ 35・・・作業量算出部 36・・・表示制御部 40・・・表示装置 42・・・入力装置 43・・・音声出力装置 47・・・記憶装置 50・・・マシンガイダンス部 51・・・位置算出部 52・・・距離算出部 53・・・情報伝達部 54・・・自動制御部 55・・・燃料タンク 55a・・・燃料残量センサ 74・・・エンジンコントローラユニット 100・・・ショベル 171〜176・・・制御弁 200・・・飛行体 D1・・・管理装置 D2・・・支援装置 S1・・・ブーム角度センサ S2・・・アーム角度センサ S3・・・バケット角度センサ S4・・・機体傾斜センサ S5・・・旋回角速度センサ S6・・・撮像装置 S6A・・・3次元距離画像センサ S6B・・・後カメラ S6D・・・ステレオカメラ S6F・・・前カメラ S6L・・・左カメラ S6R・・・右カメラ S7B・・・ブームボトム圧センサ S7R・・・ブームロッド圧センサ S8B・・・アームボトム圧センサ S8R・・・アームロッド圧センサ S9B・・・バケットボトム圧センサ S9R・・・バケットロッド圧センサ P1、P2・・・測位装置 T1、T2・・・通信装置

Claims (10)

  1. 運転室と、
    前記運転室に取り付けられた表示装置と、
    メインポンプと、
    前記メインポンプを駆動する内燃機関と、
    情報取得装置と、
    前記情報取得装置が取得した情報に基づいて作業量を算出し、且つ、所定時間毎の作業量を時系列で前記表示装置に表示させる制御装置と、を備える、
    ショベル。
  2. 前記制御装置は、前記情報取得装置が取得した情報に基づいて単位作業量当たりの燃料消費量若しくは単位燃料消費量当たりの作業量である作業量燃費を算出し、且つ、所定時間毎の作業量燃費を時系列で前記表示装置に表示させる、
    請求項1に記載のショベル。
  3. 前記制御装置は、撮像装置が撮像した画像から導き出される地形の変化に基づいて作業量を算出する、
    請求項1に記載のショベル。
  4. 前記制御装置は、撮像装置が撮像したバケットの画像に基づいて前記バケット内の掘削物の体積を作業量として算出する、
    請求項1に記載のショベル。
  5. 前記制御装置は、前記情報取得装置が取得した情報から導き出されるアタッチメントの姿勢の変化に基づいて作業量を算出する、
    請求項1に記載のショベル。
  6. 前記制御装置は、アタッチメントを構成する油圧シリンダ内の作動油の圧力に基づいてバケット内の掘削物の重量を作業量として算出する、
    請求項1に記載のショベル。
  7. 前記制御装置は、作業量に関連するダンプトラックの台数を前記表示装置に表示させる、
    請求項1に記載のショベル。
  8. 前記制御装置は、掘削物の重量に基づく作業量と掘削物の体積に基づく作業量とを同時に前記表示装置に表示させる、
    請求項1に記載のショベル。
  9. 前記制御装置は、掘削物の重量に基づく作業量燃費と掘削物の体積に基づく作業量燃費とを同時に前記表示装置に表示させる、
    請求項1に記載のショベル。
  10. 前記制御装置は、掘削物の種類に関する情報を前記表示装置に表示させる、
    請求項1に記載のショベル。
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