JP2002004336A - 油圧ショベルの操作土量算出方法 - Google Patents

油圧ショベルの操作土量算出方法

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JP2002004336A JP2000180308A JP2000180308A JP2002004336A JP 2002004336 A JP2002004336 A JP 2002004336A JP 2000180308 A JP2000180308 A JP 2000180308A JP 2000180308 A JP2000180308 A JP 2000180308A JP 2002004336 A JP2002004336 A JP 2002004336A
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Akira Hashimoto
昭 橋本
Hajime Yasuda
元 安田
Kenji Kakizawa
健二 柿澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業対象となる掘削物の操作土量(体積)を
掘削物の比重を基に正確に基召すことができる油圧ショ
ベルの操作土量算出方法を提供する。 【解決手段】 掘削対象となる揚土(ヘドロ)をバケッ
ト6ですくい取って平積み状態に満載し、この状態で圧
力センサ10〜12と角度センサ13,14から出力さ
れる信号に基づいてバケット6に作用する荷重を測定す
ると共に、この測定した荷重とバケット6の容量に基づ
いて揚土の比重を算出して記憶し、しかる後、上記信号
に基づき当該油圧ショベルの動作分類を行い、行き旋回
動作中にフロントアタッチメント3の姿勢を演算すると
共にバケット6に作用する荷重を算出してデータを記憶
し、次いで、戻り旋回動作中に再びバケット6に作用す
る荷重を算出して、この荷重と行き旋回動作中の荷重と
の差を求めて、上記比重との積により操作土量(体積)
に換算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベルの操
作土量算出方法に係り、特に、作業対象とされるヘドロ
などの比重を算出するのに好適な油圧ショベルの操作土
量算出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、油圧ショベルの掘削作業時の
操作土量を算出する方法として、バケットによる放土回
数をカウントし、このカウント値とバケット容量との積
から求める方法や、旋回動作スイッチ信号を基に、その
時のブームシリンダ圧力を検出して、バケット無負荷時
の保持圧との差から算出する方法等が知られており、こ
のような操作土量算出方法において操作土量の比重を必
要とする場合がある。
【0003】例えば、バージ船に積載されたヘドロなど
の揚土を油圧ショベルによって掘削し、この揚土に固化
材を混合して製品となるコンクリート材を生成すること
があるが、その際、一定量(体積)の揚土に対する固化
材の混入量により生成されるコンクリート材の強度やそ
のバラツキ範囲がほぼ決定されるため、揚土の比重を求
めて揚土量(体積)を把握する必要がある。
【0004】このような場合、現状においては、作業員
が一定容積の小さな容器に揚土(ヘドロ)をすくい取っ
てその重量を測定し、すくい取った揚土の重量を容器の
容積で割ることにより、作業対象となる揚土の比重を求
めている。したがって、このように作業員の人手を介し
て揚土の比重を測定すれば、油圧ショベルによって掘削
された揚土の総重量を前述した方法等を用いて算出する
ことにより、揚土の総重量と比重との積から揚土量(体
積)を求めることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、バージ船1
隻あたりに積載される揚土量が1000立方mを越える
ことは一般的であり、上述した従来技術のように、作業
員の人手を介して揚土の比重を測定する方法は、多量の
揚土の中からごく限られた量をサンプリングしているこ
とになる。このため求められた揚土の比重値が不正確と
なり、実情に合った揚土量(体積)を算出することが難
しいという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、油圧ショベル
で掘削作業を開始する前に、作業対象となる揚土などの
掘削物をバケットに平積み状態で満載にし、この状態で
バケットに作用する荷重を測定することとする。このよ
うにすると、掘削物を平積みにした時のバケットに作用
する荷重と該バケットの容量とに基づいて、掘削物の比
重を算出することができるため、油圧ショベルの掘削作
業時に算出した掘削物の総重量と比重との積から操作土
量(体積)を正確に求めることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の油圧ショベルの操作土量
算出方法では、バケットおよびブームを含むリンク機構
からなるフロントアタッチメントと、このフロントアタ
ッチメントによる掘削から放土までの一巡する動作を検
出し、この動作中の前記バケットに作用する荷重を測定
するコントローラユニットとを備え、掘削から放土まで
の一巡する動作が開始される前に、掘削物を平積みにし
た状態で前記バケットに作用する荷重を測定し、その測
定値と該バケットの容量とに基づいて掘削物の比重を算
出するようにした。
【0008】このように構成すると、実際の掘削作業を
開始する前に掘削物を平積みにした時のバケットに作用
する荷重を測定することにより、掘削物の比重を正確に
算出することができるため、油圧ショベルの掘削作業時
に算出した掘削物の総重量と比重との積から操作土量
(体積)を正確に求めることができる。
【0009】上記の構成において、掘削物を平積みにし
た時のバケットに作用する荷重を測定は複数箇所で複数
回行うことが好ましく、この場合、複数回の測定値の平
均をバケットの容量で割れば、掘削物の比重をより正確
に求めることができる。
【0010】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1は本発明の一実施例に係る操作土量算出方法が用い
られる油圧ショベルの要部構成を示すブロック図、図2
は油圧ショベルの全体構成を示す側面図、図3は油圧シ
ョベルの掘削時の各動作を示す説明図、図4は油圧ショ
ベルのフロント部の側面図、図5は油圧ショベルのフロ
ント部における各部の寸法を示す線図である。
【0011】本実施例に係る油圧ショベルは、図2に示
すように、下部走行体1と、この下部走行体1上に旋回
可能に設けられた上部旋回体2と、上部旋回体2に装着
されたフロントアタッチメント3とから構成されてい
る。フロントアタッチメント3は、上部旋回体2の前部
に回動可能に設けられたブーム4と、ブーム4の先端に
回動可能に設けられたアーム5と、アーム5の先端に回
動可能に設けられたバケット6とを含むリンク機構から
なり、これらブーム4,アーム5,バケット6をそれぞ
れ動作させるブームシリンダ7,アームシリンダ8,バ
ケットシリンダ9を備えている。また、上記の油圧ショ
ベルは、ブームシリンダ7に供給される作動油の圧力を
検出する圧力センサ10と、アームシリンダ8に供給さ
れる作動油の圧力を検出する圧力センサ11と、図示し
ない旋回モータに供給される作動油の圧力を検出する圧
力センサ12と、上部旋回体2とブーム4との相対的角
度を検出する角度センサ13と、ブーム4とアーム5と
の相対的角度を検出する角度センサ14と、これら圧力
センサ10〜12と角度センサ13,14に接続される
コントローラユニット15とを備えている。
【0012】図1に示すように、このコントローラユニ
ット15は、圧力センサ10〜12と角度センサ13,
14から出力される信号を取り込み記憶するセンサデー
タ記憶部16と、前記の信号に基づいて当該油圧ショベ
ルの動作分類を行う動作分類演算部17と、フロントア
タッチメント3の姿勢を演算するフロント姿勢演算部1
8と、フロントアタッチメント3の構造データを予め記
憶するフロント構造データ記憶部19と、バケット6内
の荷重を演算する荷重演算部20と、バケット6内の荷
重データを記憶する荷重データ記憶部21と、圧力セン
サ10〜12と角度センサ13,14から出力される信
号を取り込み初期データを記憶する初期データ記憶部2
2と、上記初期データと荷重演算部20で演算した荷重
により比重値を演算し記憶する比重値演算記憶部23
と、この比重値演算記憶部23の演算結果を用いて操作
土量へ換算する土量換算部24とを有し、土量換算部2
4より換算した操作土量をモニタ25へ出力できるよう
になっている。
【0013】そして、本実施例に係る油圧ショベルの操
作土量算出方法では、まず初期データを得る行程とし
て、油圧ショベルのバケット6で図示しないバージ船の
タンク内に積載された揚土(ヘドロ)をかき混ぜて均一
な状態にした後、タンク内の複数箇所を対象にバケット
6で揚土をすくい上げて平積み状態で満載にし、この状
態でバケット6に作用する荷重測定を行い、得られた荷
重の平均値とバケット6の容量とに基づいて揚土の比重
を求める。この場合、圧力センサ10〜12と角度セン
サ13,14から出力される信号を初期データ記憶部2
2で記憶すると共に、これら信号に基づいて荷重演算部
20によりバケット6に作用する荷重を算出し、この荷
重の平均値とバケット6の容量とに基づいて比重値演算
記憶部23により揚土の比重を演算して記憶する。例え
ば、バケット6の容量が5.0立方mであり、複数箇所
の揚土をサンプリングして計測したバケット6に作用す
る荷重の平均値が6.4トンであれば、荷重の平均値
(6.4)をバケット6の容量(5.0)で割ることに
より、揚土の比重は1.28として求められる。
【0014】次いで、油圧ショベルによる操作土量(体
積)を求める工程として、実際の掘削作業を行う際、圧
力センサ10〜12と角度センサ13,14から出力さ
れる信号をセンサデータ記憶部16で記憶すると共に、
これら信号に基づいて動作分類演算部17により当該油
圧ショベルの動作分類を行い、掘削時の1サイクル中の
各動作を検出する。これにより、例えば図3に示すよう
に、バケット6の着地(掘削開始)−掘削作業−ブーム
4の上げ−行き旋回−放土−バケット6のクラウド−戻
り旋回−バケット6の着地の各動作を検出するようにな
っている。
【0015】次いで、バケット6で掘削しブーム4を上
昇した後の行き旋回動作中(図3のA時)に、フロント
姿勢演算部18によりフロントアタッチメント3の姿勢
を演算すると共に、荷重演算部20によりバケット6に
作用する荷重を算出してデータを荷重データ記憶部21
で記憶する。次いで、バケット6内から放土した後の戻
り旋回動作中(図3のB時)に、再びフロント姿勢演算
部18によりフロントアタッチメント3の姿勢を演算す
ると共に、荷重演算部20によりバケット6に作用する
荷重を算出して、このときの荷重と荷重データ記憶部2
1で記憶した行き旋回動作中の荷重との差から荷重デー
タを算出する。次いで、最終的に操作土量へ換算する工
程として、上記の荷重データと比重値演算記憶部23に
記憶されている揚土の比重データとにより、土量換算部
24で操作土量(体積)へ換算してその結果をモニタ2
5へ出力する。
【0016】バケット6内の荷重を算出する方法を図
4、図5を用いて詳しく説明すると、図4において、W
はバケット6内の荷重、L1はブーム4の回動支点Fか
らバケット6内の荷重Wの重心位置までの水平方向の長
さ、L2は回動支点Fからアーム5の回動支点Jまでの
水平方向の長さ、L3は回動支点Jからバケット6内の
荷重の重心位置までの水平方向の長さ、Lc1は回動支
点Fからブームシリンダ7の軸までの垂線の長さ、Lc
2は回動支点Jからアームシリンダ8の軸までの垂線の
長さである。また、図5において、L4は回動支点Fと
ブームシリンダ7下端の点Gとの長さ、L5は回動支点
Fとブームシリンダ7上端の点Hとの長さ、θ4は線分
L4と線分L5のなす角度、θ5はブームシリンダ7の
軸と線分L4とのなす角度、L6はブームシリンダ7下
端の点Gおよび上端の点H間の長さ、L7はアームシリ
ンダ8の両端の点K,M間の長さ、L8は回動支点Jと
点K間の長さ、L9は回動支点Jと点M間の長さ、θ6
は線分L9と線分L8のなす角度、θ7は線分L7と線
分L8とのなす角度、α1は線分L5と線分L10のな
す角度、Wbはブーム4の重さ、Rはアーム5およびバ
ケット6の重心位置、Nはブーム4の重心位置、L10
は回動支点Fから重心位置Nまでの長さ、L11は回動
支点Jと重心位置R間の長さ、L12は回動支点Fと回
動支点J間の長さ、α2は線分L9と線分L11とのな
す角度、β1は水平線と線分L4とのなす角度、β2は
線分L12と線分L5とのなす角度、β3は線分L12
と線分L8のなす角度、Waはアーム5およびバケット
6の重さである。
【0017】ここで、バケット6内の荷重Wによるモー
メントはW・L1であり、ブームシリンダ7の反力Fb
によるモーメントはFb・ Lc1であるので、次の
(1)式が成り立つ。すなわち、Fb・ Lc1=W・
L1+w’1’……(1)式 なお、w’1’=Wb・L10・cos( θ4+α1
−β1)−Wa{L12・cos( θ4−β1−β
2)+L11・cos( β1+β2+β3−θ4+θ
6+α2−π)}また、上記荷重Wによるモーメントは
W・L3であり、アームシリンダ9の反力Faによるモ
ーメントはFa・Lc2であるので、次の(2)式が成
り立つ。すなわち、Fa・Lc2=W・L3+Wa・L
11・cos(β1+β2+β3−θ4+θ6+α2−
π)=W(L1−L2)+Wa・L11・cos(β1
+β2+β3−θ4+θ6+α2−π)……(2)式 そこで、これら両(1),(2)式を解くと、詳細な計
算は省略するが、次の(3)式により荷重Wを求めるこ
とができる。すなわち、W=Fb・Lc1−Fa・Lc
2−w’1’+Wa・L11・cos(β1+β2+β
3−θ4+θ6+α2−π)……(3)式 ここで、反力Fb=Pb・Sb−P’b・S’b、反力
Fa=Pr・Sr−Ph・Shとして表わされ、Sbは
ブームシリンダ7のヘッド側断面積、S’bはロッド側
断面積、Pbはブームシリンダ7のヘッド側圧力、P’
bはロッド側圧力、Srはアームシリンダ8のロッド側
断面積、Shはヘッド側断面積、Prはアームシリンダ
8のロッド側圧力、Phはヘッド側圧力である。
【0018】従って、上記荷重Wは、角度センサ13の
測定値θ4と、角度センサ14の測定値θ6と、圧力セ
ンサ10の測定値Pb,P’bと、圧力センサ11の測
定値Pr,Phに基づき算出される。
【0019】このように、上記実施例にあっては、作業
対象となる揚土を実際に掘削する前行程として、揚土を
バケット6に平積みにした状態で該バケット6に作用す
る荷重を測定することにより、その測定値とバケット6
の容量とに基づいて揚土の比重を算出するとともに、揚
土を実際に掘削する行程で、バケット6に作用する荷重
Wを測定して掘削した揚土の総重量を算出し、このよう
にして算出した揚土の総重量と比重との積から操作土量
(体積)を算出するようになっている。
【0020】このように構成した本実施例にあっては、
実際の掘削作業を開始する前に揚土を平積みにした時の
バケット6に作用する荷重を測定することにより、揚土
の比重を正確に算出することができるため、この比重と
油圧ショベルの掘削作業時に算出した揚土の総重量との
積から操作土量(体積)を正確に求めることができる。
したがって、揚土に固化材を混合して製品となるコンク
リート材を生成する場合において、揚土に対する固化材
の混入量を正確に把握することができ、安定した郷土の
コンクリート材を生成することができる。
【0021】また、本実施例にあっては、揚土の比重を
算出するのに際し、バージ船内に積載された揚土の複数
箇所を対象に、バケット6の平積み状態の荷重測定を複
数回行うようにしたため、揚土の比重をより正確に求め
ることができる。
【0022】さらに、本実施例にあっては、掘削作業時
の行き旋回動作中と戻り旋回動作中に、シリンダ7,8
に供給される作動油の圧力をそれぞれ圧力センサ11,
12により検出するので、上記作動油の圧力が安定した
状態で圧力検出を行うことができるのみならず、バケッ
ト6の姿勢が安定した状態で荷重測定を行うことがで
き、この点からも掘削作業時の操作土量をより正確に算
出することができる。
【0023】なお、上記実施例では、行き旋回動作中
(図3のA時)にバケット6内の荷重を算出するように
したが、バケット6で掘削してから放土開始までの時間
内でバケット6内の荷重を算出すればよく、例えば、バ
ケット6で掘削した後、一時停止してバケット6内の荷
重を算出することもできる。また、上記実施例では、戻
り旋回動作中(図3のB時)に再びバケット6内の荷重
を算出するようにしたが、バケット6内から放土した
後、新たに掘削する前にバケット6内の荷重を再び測定
すればよく、例えば、バケット6から放土した後、一時
停止してバケット6内の荷重を再算出したり、あるい
は、バケット6から放土した後、クラウド時にバケット
6内の荷重を再算出することもできる。
【0024】また、上記実施例では、ブームシリンダ7
用の圧力センサ10と、アームシリンダ8用の圧力セン
サ11と、上部旋回体2とブーム4との相対的角度を検
出する角度センサ13と、ブーム4とアーム5との相対
的角度を検出する角度センサ14とを備えた場合を例示
したが、ブームシリンダ7用の圧力センサ10と、上部
旋回体2とブーム4との相対的角度を検出する角度セン
サ13と、ブーム4とアーム5との相対的角度を検出す
る角度センサ14と、アーム5とバケット6との相対的
角度を検出する角度センサとを備えた場合も、バケット
6内の荷重を算出することができる。また、フロントア
タッチメント3の姿勢を検出する手段として、角度セン
サ13,14の代わりにシリンダ7,8のストロークを
検出する方式でもよい。
【0025】さらに、上記実施例では、旋回モータに供
給される作動油の圧力を検出する圧力センサ12を設け
たが、この圧力センサ12の代わりに、旋回動作を検出
する検出スイッチを設けたり、あるいは旋動作回信号に
より旋回動作を検出してもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0027】油圧ショベルで掘削作業を開始する前に、
作業対象となる揚土などの掘削物をバケットに平積み状
態で満載にし、この状態でバケットに作用する荷重を測
定することにより、掘削物の比重を正確に算出すること
ができるため、油圧ショベルの掘削作業時に算出した掘
削物の総重量と比重との積から操作土量(体積)を正確
に求めることができる。したがって、掘削物がヘドロな
どの揚土である場合、算出した操作土量をベースとし
て、固化材の混入量を正確に設定して良質のコンクリー
ト材を生成することができ、このコンクリート材の強度
や信頼性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る操作土量算出方法が用
いられる油圧ショベルの要部構成を示すブロック図であ
る。
【図2】油圧ショベルの全体構成を示す側面図である。
【図3】油圧ショベルの掘削時の各動作を示す説明図で
ある。
【図4】油圧ショベルのフロント部の側面図である。
【図5】油圧ショベルのフロント部における各部の寸法
を示す線図である。
【符号の説明】
3 フロントアタッチメント 4 ブーム 5 アーム 6 バケット 7 ブームシリンダ 8 アームシリンダ 9 バケットシリンダ 10〜12 圧力センサ 13,14 角度センサ 15 コントローラユニット 16 センサデータ記憶部 17 動作分類演算部 18 フロント姿勢演算部 19 フロント構造データ記憶部 20 荷重演算部 21 荷重データ記憶部 22 初期データ記憶部 23 比重値演算記憶部 24 土量換算部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柿澤 健二 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 Fターム(参考) 2D003 AA01 AB03 AB04 BA02 BA06 DA04 DB02 DB04 FA02 2D015 HA03 HB00

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バケットおよびブームを含むリンク機構
    からなるフロントアタッチメントと、このフロントアタ
    ッチメントによる掘削から放土までの一巡する動作を検
    出し、この動作中の前記バケットに作用する荷重を測定
    するコントローラユニットとを備え、 掘削から放土までの一巡する動作が開始される前に、掘
    削物を平積みにした状態で前記バケットに作用する荷重
    を測定し、その測定値と該バケットの容量とに基づいて
    掘削物の比重を算出するようにしたことを特徴とする油
    圧ショベルの操作土量算出方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、掘削物を平積
    みにした状態で前記バケットに作用する荷重を複数箇所
    で複数回測定し、これら測定値の平均と該バケットの容
    量とに基づいて掘削物の比重を算出するようにしたこと
    を特徴とする油圧ショベルの操作土量算出方法。
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