JPWO2019103030A1 - ワイヤハーネスプロテクタ及びハーネスアセンブリ - Google Patents

ワイヤハーネスプロテクタ及びハーネスアセンブリ Download PDF

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Abstract

結束バンド58によってワイヤハーネス18と固定されて用いるワイヤハーネスプロテクタ10であって、プロテクタ本体12と、カバー部90を有する蓋体16とを有し、カバー部90は、結束バンド58の切断面64を覆う、ワイヤハーネスプロテクタ10。ワイヤハーネスプロテクタ10とワイヤハーネス18とを備えるハーネスアセンブリ。

Description

本発明は、ワイヤハーネスプロテクタ及びハーネスアセンブリに関する。
従来から、自動車等の車両に配索されるワイヤハーネスは、配索される領域における周辺部材との干渉を防止する等の目的により、必要に応じて、ワイヤハーネスプロテクタに挿通状態で収容保持された状態で、車両の適所に固定されている。
ところで、ワイヤハーネスプロテクタのハーネス引出口には、ワイヤハーネスプロテクタとワイヤハーネスの相対移動を阻止する固定構造が設けられている。例えば、特開2014−158313号公報(特許文献1)に記載のように、ワイヤハーネスプロテクタのハーネス引出口には、ワイヤハーネスを支持するベラ部が、ハーネス引出口から外方に突出して設けられており、かかるベラ部に設けられた結束バンド挿通孔に挿通保持された結束バンドを用いてベラ部にワイヤハーネスを結束固定する固定構造が広く用いられている。
なお、ベラ部とは、ワイヤハーネスプロテクタから突出して設けられる部分である。結束バンドは、ベラ部に設けられた穴を通されてワイヤハーネスプロテクタに取り付けられる。例えば、特開2014−158313号公報(特許文献1)では、結束バンド保持部がベラ部である。
特開2014−158313号公報
ところで、ベラ部の配置は、例えば、プロテクタ本体の側壁である。これにより、ベラ部はワイヤハーネスプロテクタから外方に突出して設けられていることから、ベラ部の結束バンド挿通孔に挿通保持された結束バンドも外部に露呈されることとなる。それゆえ、特許文献1の図2に示されるように結束バンドのバンド切断面が外部に露呈することが避けられず、作業者やユーザがバンド切断面に接触したり、ワイヤハーネスの配索時にバンド切断面が他部材と接触するおそれもあった。
本発明は、上述の事情を背景に為されたものであって、その解決課題は、ワイヤハーネスプロテクタのハーネス引出口に固定される結束バンドの切断面を覆うことができる、新規な構造のワイヤハーネスプロテクタを提供することにある。
本発明者らが、ワイヤハーネスプロテクタのベラ部に固定される結束バンドの固定構造について検討した結果、従来のハーネスプロテクタでは、結束バンドの切断面が人や他部材と接触するおそれがあることが明らかになった。
そこで、本発明者らは、ワイヤハーネスプロテクタに固定される、結束バンドの切断面が人や他部材と接触することを防止し得る形状について検討した。その結果、ワイヤハーネスプロテクタの蓋体に一体的にカバー部を形成し結束バンドの切断面を覆う形状を知見した。これにより、結束バンドの切断面はカバー部に覆われている。したがって、本発明のワイヤハーネスプロテクタは、人や他部材が結束バンドの切断面と接触することを有利に防止できるようになっている。また、結束バンドの切断面をカバー部で覆うことができることから、見栄えの向上も図ることができる。さらに、カバー部は蓋体に設けられていることから、部品点数の増加や取扱性の複雑化を伴うことなく、結束バンドの切断面が人や他部材に接触する問題を解決することができる。
本発明によれば、
結束バンドによってワイヤハーネスと固定されて用いるワイヤハーネスプロテクタであって、
プロテクタ本体と、カバー部を有する蓋体とを有し、
前記カバー部は、前記結束バンドの切断面を覆う、ワイヤハーネスプロテクタが提供される。
本発明によれば、人や他部材が結束バンドの切断面と接触することを有利に防止できるワイヤハーネスプロテクタが提供される。
上述した目的、およびその他の目的、特徴および利点は、以下に述べる好適な実施の形態、およびそれに付随する以下の図面によってさらに明らかになる。
本発明の一実施形態としてのワイヤハーネスプロテクタを示す側面図。 図1の中央部を斜め上方から見た場合の拡大斜視図。 図1の中央部を斜め下方から見た場合の拡大斜視図。 図1に示す本実施形態のワイヤハーネスプロテクタのプロテクタ本体を示す平面図。 図4に示す本実施形態のワイヤハーネスプロテクタのプロテクタ本体を示す斜視図。 図1に示す本実施形態のワイヤハーネスプロテクタの蓋体を示す斜視図。 図6に示す本実施形態のワイヤハーネスプロテクタの蓋体を示す底面図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
本実施形態に係るワイヤハーネスプロテクタは、
結束バンドによってワイヤハーネスと固定されて用いるワイヤハーネスプロテクタであって、
プロテクタ本体と、カバー部を有する蓋体とを有し、
前記カバー部は、前記結束バンドの切断面を覆う。
<ワイヤハーネスプロテクタ10の用途>
本実施形態に係るワイヤハーネスプロテクタは、配置される空間の確保が難しいワイヤハーネス、または、周辺部品との干渉を避ける必要のあるワイヤハーネスについて、人や他部材が結束バンドの切断面と接触することを防止できる観点で好ましい。
本実施形態に係るワイヤハーネスプロテクタは、例えば、エンジンと車両ボデーの間に配置されるワイヤハーネスの動きを制限し、保護するために有効に用いられる。エンジンと車両ボデーの間に配置されるワイヤハーネスは、他の自動車用ワイヤハーネスと比べて、ワイヤハーネスの配置される空間の制限が大きく、配置時及び配置後に結束バンドの切断面が人や他部材と接触するおそれを低減したいという要求がある。このようなエンジンと車両ボデーの間に配置されるワイヤハーネスに対して、本実施形態に係るワイヤハーネスプロテクタを用いることで、結束バンドの切断面が人や他部材と接触することを有利に防止し、見栄えの向上も図ることができる観点で好ましい。
<ワイヤハーネスプロテクタ10>
図1〜7には、本発明の一実施形態としてのワイヤハーネスプロテクタ10が、示されている。ワイヤハーネスプロテクタ10は、図4〜5に示す樋状に延びるプロテクタ本体12と、プロテクタ本体12の上方開口部14を覆う図6〜7に示す蓋体16を有して構成されている。なお、本実施形態において、樋とは、例えば、断面形状が半円弧、凹字、V字、逆台形で上面開口となっている溝、及び、溝の組み合わせを意図する。
かかるワイヤハーネスプロテクタ10は、プロテクタ本体12内にワイヤハーネス18を挿通状態で収容して用いられる。
以下の説明において、上方とは、図1中の上方、下方とは、図1中の下方、また前方とは、図1中の左方、後方とは、図1中の右方を言うものとする。なお、理解を容易とするため、図4では、仮想線でワイヤハーネス18を記載している。
<プロテクタ本体12>
図4〜5に示されているように、プロテクタ本体12は、ワイヤハーネス18の長さ方向(図4〜5中、左右方向)に沿って延びる底壁20と、底壁20の幅方向(図4中、上下方向)両側縁部から立ち上がる一対の側壁22a,22bとを含んで樋状に延びる構成とされている。すなわち、プロテクタ本体12は、ワイヤハーネス18の長さ方向に沿って延びて長さ方向に直交する幅方向で対向配置された一対の側壁22a,22bを有しているのである。
かかるプロテクタ本体12は、例えばポリプロピレン(PP)、ポリアミド(PA)といった合成樹脂により射出成形等によって一体形成されている。なお、プロテクタの位置、形状、用途に応じて、プロテクタ本体12に対して、プロテクタ本体12とは別体の部品を取り付けることは限定されない。
また、図4に示されているように、プロテクタ本体12は、全体として、プロテクタ本体12の長手方向(図4中、左右方向)両端部分が下方傾斜された下方傾斜部24a,24bを有している。
<幹線ハーネス引出口26a,分岐ハーネス引出口26b,26c>
図4に示されているように、ワイヤハーネス18は、プロテクタ本体12の長手方向の一方側である前方側(図4中、左側)に設けられた幹線ハーネス引出口26aにおいて、幹線18aが長手方向に延び出している。一方、プロテクタ本体12の長手方向の他方側である後方側(図4中、右側)には、2箇所に分岐ハーネス引出口26b,26cが設けられている。分岐ハーネス引出口26bはプロテクタ本体12の後端部に設けられており、幹線18aが二分されて2本の分岐線18b,18bとして長手方向後方に向かって延び出している一方、分岐ハーネス引出口26cはプロテクタ本体12の長手方向中央部に設けられており、幹線18aの一部が支線18cとして分岐されて後方斜め手前側に向かって延び出して構成されている。そして、幹線ハーネス引出口26aには、底壁20および一対の側壁22a,22bの内周の略全周に亘って突出する周状突起28a(本実施形態では4本)が設けられている。一方、分岐ハーネス引出口26bの底壁20には、2本の分岐線18b,18bを分離するために上方に向かって略矩形断面形状で突出する離隔壁30が設けられており、離隔壁30と底壁20と側壁22aおよび離隔壁30と底壁20と側壁22bの内周の略全周に亘って突出する周状突起28b(本実施形態では2本)が設けられている。これにより、プロテクタ本体12の幹線ハーネス引出口26aおよび分岐ハーネス引出口26bから外方に向かって延び出すワイヤハーネス18の幹線18aおよび分岐線18b,18bをそれぞれ保護する図示しないコルゲートチューブを、プロテクタ本体12に対して固定可能となっている。また、幹線ハーネス引出口26aおよび分岐ハーネス引出口26bにおけるプロテクタ本体12の一方の側壁22aの内面および離隔壁30の側壁22a側の外面において内方に向かって略矩形断面形状で突出する押えリブ32が設けられている。かかる押えリブ32に図示しないコルゲートチューブの端面が当接することにより、コルゲートチューブのプロテクタ本体12内への入り込み量が制限されるようになっている。さらに、幹線ハーネス引出口26aおよび分岐ハーネス引出口26bにおけるプロテクタ本体12の底壁20には、板厚方向に貫通する略矩形断面形状の貫通孔34が形成されている。これにより、コルゲートチューブがプロテクタ本体12に対して所定の入り込み量で挿入されていることを、ワイヤハーネスプロテクタ10の組付け後であっても容易に確認できるようになっている。
<分岐ハーネス保持部38>
加えて、図4〜5に示されているように、分岐ハーネス引出口26cは、プロテクタ本体12の長手方向中央部に設けられている。より詳細には、プロテクタ本体12の一対の側壁22a,22bのうち、側壁22aの一部である長手方向中央部の上端側が、側面視で略矩形状に切り欠かれて切欠部36が形成されている(図5参照)。切欠部36の下端部には、外方に向かって略L字断面形状で突出し下端部の長手方向の略全長に亘って延び出す分岐ハーネス保持部38が設けられており、分岐ハーネス保持部38の先端部に分岐ハーネス引出口26cが形成されている。かかる分岐ハーネス保持部38は、平面視で略三角形状の底壁40と、底壁40の外方側の側縁部から上方に向かって突設された側面視で略横長矩形状の側壁42を有している。そして、側壁42の前端部が切欠部36の前端部側のプロテクタ本体12の側壁22aに連結されて、側壁42が後方斜め手前側に向かって延び出すように形成されている。この結果として、切欠部36の下端部からの底壁40の突出寸法が後方斜め手前側に向かって徐々に大きくなっている。また、切欠部36を設けたことにより、分岐ハーネス保持部38の開口端面44が、プロテクタ本体12の開口端面46より下方に位置している。
<本体補強リブ48>
さらに、図4〜5に示されているように、分岐ハーネス引出口26cの近傍に位置する、切欠部36の後端部側のプロテクタ本体12の側壁22aには、正面視で略三角平板形状で外方に向かって突出すると共に側壁22aの突出方向に延びる一対の本体補強リブ48,48がプロテクタ本体12の長手方向に離隔して設けられている。かかる本体補強リブ48と分岐ハーネス保持部38の分岐ハーネス引出口26cは、ハーネス支持板50によって連結されている。ハーネス支持板50は、分岐ハーネス引出口26cから後方斜め手前側に向かって略L字断面形状で本体補強リブ48に到るまで延び出して形成されている。より詳細には、ハーネス支持板50は、分岐ハーネス引出口26cを画成するプロテクタ本体12の側壁22aから側面視で略横長矩形平板形状で外方斜め後方に向かって延び出して構成されている。さらに、ハーネス支持板50は、側壁22aと一対の本体補強リブ48,48の突出端部の下端部側を連結する縦板部50aと、縦板部50aの下端部から分岐ハーネス保持部38の側壁42に至らない長さで外方に向かって突設された横板部50bを有しており、プロテクタ本体12の側壁22aに一体形成されている。そして、ハーネス支持板50の縦板部50aと一対の本体補強リブ48,48とプロテクタ本体12の側壁22aによって、上下方向に開口する平面視で略矩形状の結束バンド挿通孔52を有するハーネス固定部54が設けられている。すなわち、分岐ハーネス引出口26cの近傍に位置するプロテクタ本体12の側壁22aには、本体補強リブ48に一体形成された結束バンド挿通孔52が突設されている。かかる結束バンド挿通孔52は、後述する結束バンド58のバンド部60を挿通することによりワイヤハーネス18の支線18cを分岐ハーネス引出口26cのハーネス固定部54に対して固定するために設けられている。これにより、分岐ハーネス保持部38を設けるために切欠部36が設けられて必要となったプロテクタ本体12の本体補強リブ48をうまく利用して、結束バンド挿通孔52をスペース効率よく設けることができるようになっているのである。また、分岐ハーネス引出口26cから引き出されるワイヤハーネス18の支線18cを従来の如きベラ部ではなくプロテクタ本体12の側壁22a側に結束固定することができることから、支線18cの固定構造をよりコンパクトに構成できる。しかも、分岐ハーネス引出口26cに狭幅で強度保障が難しいベラ部を設ける必要がないことから、構造の簡素化を図ることもできる。加えて、ハーネス支持板50の横板部50bにおける後方側の裏面には、結束バンド挿通孔52と外方並びに下方に開口してバンド部60を横板部50bに安定的に保持する略凹溝状の結束バンド保持溝56が設けられている。これにより、ハーネス支持板50の横板部50bによってワイヤハーネス18の支線18cが下方から支持されるようになっている。
<結束バンド58>
ここでは、結束バンド58を用いて、ワイヤハーネスプロテクタ10の分岐ハーネス保持部38に対してワイヤハーネス18の支線18cを固定する方法について簡単に説明する。かかる固定作業は、プロテクタ本体12内にワイヤハーネス18を挿通状態で収容した状態で行われる。より詳細には、結束バンド58は、例えば図3に示されているように、長方形断面の細長い平板形状とされたバンド部60を備えており、このバンド部60の長さ方向一方の端部にヘッド部62が一体形成されている。周知のとおり、結束バンド58は合成樹脂材料で一体成形されており、バンド部60が湾曲変形可能となっている。バンド部60には、厚さ方向の一方の面に図示しない係止突起が設けられている一方、ヘッド部62の挿通孔の内部には図示しない係止片が突設されている。そして、バンド部60をワイヤハーネス18の支線18cに巻き付けて、バンド部60をワイヤハーネスプロテクタ10の結束バンド挿通孔52に挿し入れると共に結束バンド保持溝56内を這わせた後、バンド部60を引っ張ってバンド部60の係止突起に対して挿通孔内に突設された係止片に係止させる。これにより、ワイヤハーネス18の支線18cをワイヤハーネスプロテクタ10のハーネス固定部54に対して締め付けて固定することができる。なお、図3に示すように、固定後の結束バンド58はバンド部60の先端部を切り取られ、先端部分に切断面64が形成されている。このように結束バンド挿通孔52に挿通されてワイヤハーネス18の支線18cに結束固定された結束バンド58のバンド部60の切断面64は上方を向くように形成されており、かかる切断面64が上方から後述する蓋体16のカバー部90によって覆われるようになっている。
<取付部66a,66b>
加えて、側壁22aの切欠部36よりも後方側(図4〜5中、右側)の下端部の外面には、図示しない車体側の支持体に対して固定される平面視で略矩形平板状(図4参照)の1つの取付部66aが突設されている。側壁22aの長さ方向における取付部66aの両側には、正面視で略三角形状(図5参照)で側壁22aの外面と取付部66aの両側を連結する連結部68が設けられている。また、側壁22aの前端部(図4〜5中、左端部)の外面には、図示しない車体側の支持体に対して固定される略角筒状(図5参照)のもう1つの取付部66bが突設されている。
<係合枠体70>
また、図4〜5に示されているように、プロテクタ本体12の側壁22a,22bの外面の上方には、外方に向かって突出する平面視で略角括弧形状の係合枠体70が設けられている。かかる係合枠体70が後述する蓋体16に設けられた係合片96と係合することにより、プロテクタ本体12の上方開口部14が蓋体16により覆蓋された状態が安定して保持されるようになっている。なお、図4に示されているように、本実施形態では、係合枠体70は、側壁22a,22bに対してそれぞれ7,8個設けられているが、長手方向に離隔して、必要に応じてそれぞれ任意の数を設けてもよい。
<蓋体16>
図6〜7に示されているように、蓋体16は、ワイヤハーネス18の長さ方向(図6〜7中、左右方向)に沿って延びる天壁72と天壁72の幅方向(図7中、上下方向)両側縁部から下方(図6中、下方)に向かって突出する一対の側壁74a,74b、を含んで略樋状に延びる構成とされている。すなわち、蓋体16は、ワイヤハーネス18の長さ方向に沿って延びて長さ方向に直交する幅方向で対向配置された一対の側壁74a,74bを有しているのである。かかる蓋体16は、例えばポリプロピレン(PP)、ポリアミド(PA)といった合成樹脂により射出成形等によって一体形成されている。
<補強リブ78a,78b>
また、図6〜7に示されているように、蓋体16の長手方向の前端部側(図6の左側)の側壁74aには、略全面に亘って略矩形断面形状の肉抜き穴76aが側壁74aの外面に開口すると共に縦横方向に略一定距離を隔てて離隔配置されている。かかる肉抜き穴76aによって肉抜き穴76a間に略格子状の補強リブ78aが形成されている。一方、蓋体16の長手方向の後端部側(図6の右側)の側壁74aには、略矩形断面形状の肉抜き穴76bが、天壁72に沿って略全長に亘って設けられている。肉抜き穴76bは、側壁74aの外面に開口すると共に天壁72の長さ方向に向かって略一定距離を隔てて離隔配置されている。かかる肉抜き穴76bによって肉抜き穴76b間に略格子状の補強リブ78bが形成されている。そして、かかる補強リブ78a,78bによって側壁74aの強度を維持しつつ、部材の削減が可能となっている。
<周状突起82a,82b>
さらに、図7に示されているように、蓋体16の天壁72の下面80における前端部(図7中、左端部)および後端部(図7中、右端部)には、プロテクタ本体12に設けられた周状突起28a,28bに対応する位置に周状突起82a,82bが突設されている。かかる周状突起82a,82bと周状突起28a,28bにより、ワイヤハーネス18の幹線18aと分岐線18b,18bをそれぞれ保護する図示しないコルゲートチューブを、ワイヤハーネスプロテクタ10の前端部(図1中、左端部)および後端部(図1中、右端部)において固定可能となっている。
<垂壁部84,分岐蓋体88,蓋体補強リブ92>
また、図1〜2,4〜6に示されているように、蓋体16の中央部の側壁74aが、プロテクタ本体12の開口端面46から分岐ハーネス保持部38に向かって鉛直方向下方に延び出す側面視で略矩形平板状の垂壁部84と、垂壁部84から外方に向かって突出して分岐ハーネス保持部38の上方開口部86(図4〜5参照)を覆う平面視で略三角平板形状の分岐蓋体88(図2,6〜7参照)を含んでいる。かかる分岐蓋体88の長手方向(図1〜2,6中、左右方向)の中央部と後端部には、正面視で略三角平板形状(図1〜2,6参照)を有し分岐蓋体88を垂壁部84に補強支持する蓋体補強リブ92が、分岐蓋体88と垂壁部84に連結して設けられている。
<カバー部90>
また、分岐蓋体88の後端部側の垂壁部84には、下方に向かって開口しかつ断面積が下方に向かって増加する略矩形断面の有底箱体形状を有するカバー部90が外方に向かって突設されている。かかるカバー部90は、分岐蓋体88の長手方向の後端部に設けられた蓋体補強リブ92を含んで構成されている(図1〜3参照)と共に、下方開口部94が垂壁部84よりも上方に設けられている。このように、蓋体補強リブ92によって分岐蓋体88が垂壁部84に補強支持されていることから、分岐蓋体88の強度が確保されて反り等の変形も抑えられて、分岐ハーネス保持部38の上方開口部86に対する分岐蓋体88の組み付けが容易となる。しかも、カバー部90が蓋体補強リブ92を含んで構成されていることから、少ない部品点数で剛性や形状安定性が確保されたカバー部90を蓋体16に一体成形することができる。
<係合片96>
加えて、図6〜7に示されているように、蓋体16の側壁74a,74bの外面の下端部には、下方に向かって突出する側面視で略矩形状の複数の係合片96が板厚方向に撓み変形可能に形成されている。かかる係合片96がプロテクタ本体12に設けられた係合枠体70と係合することにより、プロテクタ本体12の上方開口部14が蓋体16により覆蓋された状態が安定して保持されるようになっている。また、プロテクタ本体12の上方開口部14が蓋体16で覆蓋されることにより、分岐ハーネス保持部38の上方開口部86も蓋体16の分岐蓋体88によって覆蓋されるようになっている。なお、図7に示されているように、本実施形態では、係合片96は、側壁74a,74bに対してそれぞれ7,8個設けられているが、長手方向に離隔して、必要に応じてそれぞれ任意の数を設けてもよい。
<ワイヤハーネスプロテクタ10>
このような構造とされた本実施形態のワイヤハーネスプロテクタ10によれば、ハーネス固定部54が従来構造のようにハーネス引出口から外方に突出するベラ部に設けられているのではなく、プロテクタ本体12に設けられている。それゆえ、プロテクタ本体12の上方開口部14覆う蓋体16に設けられたカバー部90により、結束バンド58の切断面64を確実に覆うことができる。すなわち、ハーネス固定部54の結束バンド挿通孔52の上方にカバー部90が配設されることにより、結束バンド挿通孔52に挿通されてワイヤハーネス18の支線18cに結束固定された結束バンド58のバンド部60の切断面64は、上方から蓋体16のカバー部90によって覆われるようになっている(図3参照)。これにより、かかる切断面64が外部に露呈することが防止されることから、作業者やユーザが切断面64に触れたり、ワイヤハーネス18の配索時に切断面64が他部材と接触する等の問題が有利に防止されている。また、切断面64をカバー部90によって覆うことができることから、見栄えの向上も図ることができる。さらに、カバー部90が蓋体16に設けられていることからカバー部90を比較的容易にワイヤハーネスプロテクタ10に追加でき、部品点数の増加や取扱性の複雑化を伴うことなく問題を解決することができる。
また、分岐ハーネス引出口26cと結束バンド挿通孔52が設けられた本体補強リブ48を連結するハーネス支持板50がプロテクタ本体12の側壁22aに一体形成されていることから、プロテクタ本体12の側壁22aの強度を向上させつつ、ワイヤハーネス18の支線18cを下方から支持するハーネス支持板50を設けることができる。これにより、ワイヤハーネス18の支線18cの支持を一層安定して行うことができると共に、ワイヤハーネス18の支線18cの下方側の保護も確保することができる。
加えて、切欠部36により分岐ハーネス保持部38の開口端面44がプロテクタ本体12の開口端面46より下方に位置しており、プロテクタ本体12の開口端面46から分岐ハーネス保持部38に向かって延び出す垂壁部84にカバー部90が突設されている。このように分岐ハーネス保持部38の上方の領域をうまく利用することにより、カバー部90をワイヤハーネスプロテクタ10の外方に突出して設ける必要がないことから、ワイヤハーネスプロテクタ10の大型化を伴うことなくカバー部90を設けることができる。
<ハーネスアセンブリ>
本実施形態にかかるワイヤハーネスプロテクタは、例えば、ワイヤハーネスプロテクタと、ワイヤハーネスとを備えたハーネスアセンブリとして用いることができる。
ワイヤハーネスとしては限定されず、例えば、コネクタを備えるワイヤハーネスを用いる事ができる。コネクタを備えるワイヤハーネスを用いる場合、例えば、一部の電線引出口と、コネクタとが嵌合しても良い。この場合、本実施形態に係るワイヤハーネスプロテクタは、例えば、コネクタカバーとしての性能を発揮することができる。これにより、結束バンドの切断面との接触の防止を実現しつつ、コネクタの保護を省スペースで実現できる観点で好ましい。
以上、本発明の複数の実施形態について詳述したが、本発明はこれらの具体的な記載によって限定されない。本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。例えば、上記実施形態では、分岐ハーネス保持部38が設けられたワイヤハーネスプロテクタ10において、分岐ハーネス引出口26cから引き出されるワイヤハーネス18の支線18cを結束固定する結束バンド58の切断面64を覆うカバー部90が蓋体16に設けられていたが、分岐ハーネス保持部を有しないワイヤハーネスプロテクタに対してもカバー部を設けることにより本発明を同様に実現できる。また、上記実施形態では、結束バンド挿通孔52を有するハーネス固定部54は分岐ハーネス引出口26cのみに設けられていたが、これに限定されない。結束バンド挿通孔52を有するハーネス固定部54が、分岐ハーネス引出口26c以外に設けられていてもよいし、すべてのハーネス引出口に設けられていてもよい。
以下、参考形態の例を付記する。
1. ワイヤハーネスが挿通される樋状のプロテクタ本体と、該プロテクタ本体の上方開口部を覆う蓋体を有し、該プロテクタ本体に設けられたハーネス引出口に、結束バンド挿通孔を有するハーネス固定部が設けられているワイヤハーネスプロテクタにおいて、
上記蓋体が、上記結束バンド挿通孔に挿通されて上記ワイヤハーネスに結束固定された結束バンドの切断面を上方から覆うカバー部を有している
ことを特徴とするワイヤハーネスプロテクタ。
2. 上記プロテクタ本体が、側壁の一部に設けられた切欠部からL字断面形状で延び出す分岐ハーネス保持部を含んでいる一方、
上記分岐ハーネス保持部の先端部に設けられた分岐ハーネス引出口の近傍に位置する上記プロテクタ本体の上記側壁には、本体補強リブに一体形成された上記結束バンド挿通孔が突設されており、
上記結束バンド挿通孔の上方に、上記蓋体に設けられた上記カバー部が配設されている1.に記載のワイヤハーネスプロテクタ。
3. 上記分岐ハーネス保持部の上記分岐ハーネス引出口と、上記結束バンド挿通孔が設けられた上記本体補強リブを連結して上記ワイヤハーネスを下方から支持するハーネス支持板が、上記プロテクタ本体の上記側壁に一体形成されている2.に記載のワイヤハーネスプロテクタ。
4. 上記分岐ハーネス保持部の開口端面が、上記プロテクタ本体の開口端面より下方に位置しており、上記蓋体が、上記プロテクタ本体の開口端面から上記分岐ハーネス保持部に向かって延び出す垂壁部と、該垂壁部から突出して上記分岐ハーネス保持部の上方開口部を覆う分岐蓋体を含んでおり、
上記カバー部が上記垂壁部に突設されている2.または3.に記載のワイヤハーネスプロテクタ。
5. 上記分岐蓋体を上記垂壁部に補強支持する蓋体補強リブが上記分岐蓋体と上記垂壁部に連結して設けられていると共に、上記カバー部が上記蓋体補強リブを含んで構成されている4.に記載のワイヤハーネスプロテクタ。
1.によれば、蓋体が、結束バンド挿通孔に挿通されてワイヤハーネスに結束固定された結束バンドのバンド切断面を上方から覆うカバー部を有している。それゆえ、結束バンドの切断面が外部に露呈することが防止され、作業者やユーザが怪我をしたり、ワイヤハーネスの配索時にバンド切断面が他部材と接触する等の問題が有利に防止されるようになっている。しかも、カバー部は蓋体に設けられていることから、部品点数の増加や取扱性の複雑化を伴うことなく、カバー部を追加して問題を解決することができる。さらに、結束バンドの切断面をカバー部で覆うことができることから、見栄えの向上も図ることができる。
2.によれば、蓋分岐ハーネス保持部を設けるために、切欠部が設けられ補強が必要となったプロテクタ本体の本体補強リブをうまく利用して、結束バンド挿通孔をスペース効率よく設けることができる。しかも、分岐ハーネス引出口から引き出されるワイヤハーネスをプロテクタ本体の側壁側に結束固定することができることから、分岐ハーネスの固定構造をよりコンパクトに構成することができ、分岐ハーネス引出口に強度保障が難しいベラ部を設ける必要がなく、構造の簡素化を図ることもできる。
3.によれば、分岐ハーネス引出口と結束バンド挿通孔が設けられた本体補強リブを連結するハーネス支持板が、プロテクタ本体の側壁に一体形成されており、プロテクタ本体の側壁の強度を向上させつつ、ワイヤハーネスを下方から支持するハーネス支持板を設けることができる。これにより、分岐ハーネス引出口から引き出されるワイヤハーネスの保持を一層安定して行うことができ、ワイヤハーネスの下方側の保護も確保することができる。
4.によれば、分岐ハーネス保持部の開口端面が、プロテクタ本体の開口端面より下方に位置しており、プロテクタ本体の開口端面から分岐ハーネス保持部に向かって延び出す垂壁部にカバー部が突設されている。これにより、ワイヤハーネスプロテクタの大型化を伴うことなく、カバー部を設けることができる。
5.によれば、蓋体補強リブによって分岐蓋体が支持されていることから、分岐蓋体の強度が確保されて反り等の変形も抑えられることから、分岐蓋体と分岐ハーネス保持部の組み付けも容易となる。しかも、カバー部が蓋体補強リブを含んで構成されていることから、少ない部品点数で剛性や形状安定性が確保されたカバー部を蓋体に一体成形することができる。
この出願は、2017年11月23日に出願された日本出願特願2017-225276号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
<プロテクタ本体12>
図4〜5に示されているように、プロテクタ本体12は、ワイヤハーネス18の長さ方向(図4〜5中、左右方向)に沿って延びる底壁20と、底壁20の幅方向(図4中、上下方向)両側縁部から立ち上がる一対の側壁22a,22bとを含んで樋状に延びる構成とされている。すなわち、プロテクタ本体12は、ワイヤハーネス18の長さ方向に沿って延びて長さ方向に直交する幅方向で対向配置された一対の側壁22a,22bを有しているのである。
かかるプロテクタ本体12は、例えばポリプロピレン(PP)、ポリアミド(PA)といった合成樹脂により射出成形等によって一体形成されている。なお、プロテクタの位置、形状、用途に応じて、プロテクタ本体12に対して、プロテクタ本体12とは別体の部品を取り付けることは限定されない。
また、図に示されているように、プロテクタ本体12は、全体として、プロテクタ本体12の長手方向(図4中、左右方向)両端部分が下方傾斜された下方傾斜部24a,24bを有している。
2.によれば、分岐ハーネス保持部を設けるために、切欠部が設けられ補強が必要となったプロテクタ本体の本体補強リブをうまく利用して、結束バンド挿通孔をスペース効率よく設けることができる。しかも、分岐ハーネス引出口から引き出されるワイヤハーネスをプロテクタ本体の側壁側に結束固定することができることから、分岐ハーネスの固定構造をよりコンパクトに構成することができ、分岐ハーネス引出口に強度保障が難しいベラ部を設ける必要がなく、構造の簡素化を図ることもできる。

Claims (7)

  1. 結束バンドによってワイヤハーネスと固定されて用いるワイヤハーネスプロテクタであって、
    プロテクタ本体と、カバー部を有する蓋体とを有し、
    前記カバー部は、前記結束バンドの切断面を覆う、ワイヤハーネスプロテクタ。
  2. 請求項1に記載のワイヤハーネスプロテクタであって、
    前記プロテクタ本体が、側壁の一部に設けられた切欠部から延びる分岐ハーネス保持部を含み、
    前記側壁には、本体補強リブに一体形成された結束バンド挿通孔が突設される、ワイヤハーネスプロテクタ。
  3. 請求項2に記載のワイヤハーネスプロテクタであって、
    分岐ハーネス引出口と、前記本体補強リブとを連結するハーネス支持板を備え、
    前記ハーネス支持板は、前記側壁に一体に形成される、ワイヤハーネスプロテクタ。
  4. 請求項2また3のいずれか一方に記載のワイヤハーネスプロテクタであって、
    前記分岐ハーネス保持部の開口端面が、前記プロテクタ本体の開口端面より下方に位置し、
    前記蓋体は、前記プロテクタ本体の前記開口端面から前記分岐ハーネス保持部に向かって延び出す垂壁部と、該垂壁部から突出して前記分岐ハーネス保持部の上方開口部を覆う分岐蓋体とを含む、ワイヤハーネスプロテクタ。
  5. 請求項4に記載のワイヤハーネスプロテクタであって、
    前記分岐蓋体を前記垂壁部に補強支持する蓋体補強リブが、前記分岐蓋体と前記垂壁部に連結して設けられ、
    前記カバー部が前記蓋体補強リブを含む、ワイヤハーネスプロテクタ。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載のワイヤハーネスプロテクタであって、
    前記ワイヤハーネスは、エンジン用のワイヤハーネスである、ワイヤハーネスプロテクタ。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載のワイヤハーネスプロテクタと、
    前記ワイヤハーネスと、を備える、ハーネスアセンブリ。
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