JPWO2019102571A1 - 検出用基板、組合体及び検出用基板の製造方法 - Google Patents

検出用基板、組合体及び検出用基板の製造方法 Download PDF

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Abstract

検出用基板150は、貫通穴91を有する本体フィルム1aと、前記本体フィルム1aの一方側の面、他方側の面及び前記貫通穴91内に設けられ、検出する電流を取り囲むようにして設けられた巻線部10と、前記本体フィルム1aに設けられ、前記巻線部10の終端部で接続されて前記終端部から始端部側に向かって戻る巻戻し線部50と、を有する。

Description

本発明は、巻線部を有する検出用基板、組合体及び検出用基板の製造方法に関する。
従来から、ロゴスキーコイルを利用した電流検出センサが知られている。このロゴスキーコイルはコアレスコイルであり、巻芯と、巻芯に巻かれた巻線と、巻線の終端部に接続され始端部側に戻る巻戻し線とを有している(例えば、特開2012−88224号参照)。また、ロゴスキーコイルは積分器に接続され、この積分器によって出力電圧を積分することで測定対象における電流の変化を測定することができる。このようなロゴスキーコイルでは、単位距離あたりの巻数が多ければ多いほど、その感度が高くなる。
他方、半導体装置(例えばスイッチング素子)に流れる電流の変化を検知するセンサが提案されている。しかしながら、従前から存在するセンサでは半導体装置内を流れる電流の変化を十分な精度で検出できず、またセンサも含めて考えると装置全体の大きさが大型化するという問題がある。
本発明は、大きさが大きくなりすぎることなく、かつ精度よく動作を検出できる検出用基板、組合体及び検出用基板の製造方法を提供する。
本発明による検出用基板は、
貫通穴を有する本体フィルムと、
前記本体フィルムの一方側の面、他方側の面及び前記貫通穴内に設けられ、検出する電流を取り囲むようにして設けられた巻線部と、
前記本体フィルムに設けられ、前記巻線部の終端部で接続されて前記終端部から始端部側に向かって戻る巻戻し線部と、
を備えてもよい。
本発明による検出用基板において、
前記巻戻し線部は、前記本体フィルムの一方側の面又は他方側の面に設けられてもよい。
本発明による検出用基板において、
前記巻戻し線部は、前記巻線部内を通過しなくてもよい。
本発明による検出用基板において、
前記巻戻し線部は、前記巻線部の周縁内方又は周縁外方に設けられてもよい。
本発明による検出用基板において、
前記巻線部は、前記本体フィルムの一方側の面に設けられた第二直線部と、前記第二直線部の端部から前記貫通穴を通過するようにして延びた第三直線部と、前記第三直線部の端部に設けられ、前記本体フィルムの他方側の面に設けられた第四直線部と、前記第四直線部の端部から前記貫通穴を通過するようにして延びた第五直線部と、を有し、
一つの前記第四直線部に対して前記第三直線部又は前記第五直線部が複数設けられてもよい。
本発明による検出用基板において、
前記第三直線部が複数設けられている場合には、前記第三直線部の各々の横断面の面積は、前記第二直線部及び第四直線部の横断面の面積よりも小さくなり、
前記第五直線部が複数設けられている場合には、前記第五直線部の各々の横断面の面積は、前記第二直線部及び第四直線部の横断面の面積よりも小さくなってもよい。
本発明による検出用基板は、
前記本体部内に設けられ、測定対象を流れる電流の少なくとも一部が流れる検出対象部をさらに備え、
前記巻線部及び前記巻戻し線部は、前記検出対象部を取り囲むようにして設けられてもよい。
本発明による組合体は、
前述した検出用基板と、
前記検出用基板に設けられ、前記測定対象である電子装置と、
を備えてもよい。
本発明による検出用基板の製造方法は、
本体フィルムに貫通穴を形成する工程と、
前記本体フィルム及び前記貫通穴に金属膜を形成する工程と、
前記金属膜のうち、巻線部及び巻戻し線部に対応する箇所に金属層を形成する工程と、
前記金属膜のうち、前記巻線部及び前記巻戻し線部に対応する箇所以外の部分を除去する工程と、
を備え、
前記本体フィルムの一方側の面、他方側の面及び前記貫通穴内の前記金属層並びに前記金属膜によって前記巻線部が形成され、
前記本体フィルムの一方側の面又は他方側の面の前記金属層及び前記金属膜によって前記巻戻し線部が形成されてもよい。
本発明では、本体フィルムを利用し、本体フィルムに巻線部と巻戻し線部が設けられている。このような本体フィルムを利用することで、本体フィルムを貫通する貫通穴(ビア)を小さくすることができる。この結果、巻線部の単位長さあたりの巻数を多くすることができ、電流の変化を精度よく検出できる。また、本発明のような検出用基板を提供することで、既存の半導体装置等に対しての動作検出が可能となり、高い汎用性を実現できる。
図1は、本発明の第1の実施の形態で用いられうる検出用基板の平面図である。 図2(a)は、本発明の第1の実施の形態で用いられうる半導体装置及び検出用基板の縦断面であり、図2(b)は、本発明の第1の実施の形態で用いられうる別の半導体装置及び検出用基板の縦断面である。 図3(a)は、本発明の第1の実施の形態で用いられうる検出用基板の縦断面図であり、図3(b)は、図3(a)で示した検出用基板の平面図である。 図4(a)は、本発明の第1の実施の形態で用いられうる検出用基板の製造工程を説明するための縦断面図であり、図4(b)は、図4(a)に示した図面の平面図である。 図5(a)は、図4(a)から進んだ製造工程を説明するための縦断面図であり、図5(b)は、図5(a)示した図面の平面図である。 図6(a)は、図5(a)から進んだ製造工程を説明するための縦断面図であり、図6(b)は、図6(a)で示した図面の平面図である。 図7(a)は、図6(a)から進んだ製造工程を説明するための縦断面図であり、図7(b)は、図7(a)で示した図面の平面図である。 図8(a)は、図7(a)から進んだ製造工程を説明するための縦断面図であり、図8(b)は、図8(a)で示した図面の平面図である。 図9は、本発明の第1の実施の形態で用いられうるさらに別の検出用基板の縦断面図である。図9では、巻戻し線部が巻線部内を通過することを示すために、縦断面であれば見えない紙面のおもて面側の第二直線部も示している。 図10は、本発明の第1の実施の形態で用いられうる検出用基板と積分回路との関係を示した図である。 図11は、本発明の第2の実施の形態で用いられうる検出用基板の平面図である。 図12(a)は、本発明の第3の実施の形態で用いられうる検出用基板の縦断面図であり、図12(b)は、図12(a)で示した検出用基板の平面図である。 図13は、本発明の第4の実施の形態で用いられうる検出用基板の平面図である。 図14は、本発明の第5の実施の形態で用いられうる検出用基板の縦断面である。 図15は、本発明の第5の実施の形態で用いられうる別の検出用基板の縦断面である。 図16は、本発明の第5の実施の形態で用いられうるさらに別の検出用基板の縦断面である。
第1の実施の形態
《構成》
本実施の形態の検出用基板、組合体及び検出用基板の製造方法について説明する。本実施の形態で「一方側」とは図2の上方側を意味し、「他方側」とは図2の下方側を意味する。また、図2の上下方向(他方から一方に向かう方向及び一方から他方に向かう方向)を「第一方向」とし、図2の左右方向を「第二方向」とし、図2の紙面表裏方向を「第三方向」とする。第二方向及び第三方向を含む面内方向を「面方向」といい、一方側から見た場合を「平面視」という。
図1に示すように、本実施の形態の検出用基板150は、本体部1と、本体部1内に設けられ、検出する電流を取り囲むようにして設けられた巻線部10と、巻線部10の終端部で接続されて終端部から始端部側に向かって戻る巻戻し線部50と、を有してもよい。検出用基板150は測定対象を取り囲むようにして配置される。測定対象は、例えば図2に示すように、第一主面に設けられた第一電極61と、第二主面に設けられた第二電極62とを有する半導体装置100であってもよい。なお、測定対象としては、半導体装置100である必要はなく、半導体を利用していない電子装置であってもよい。
本実施の形態の検出用基板150はフレキシブル基板から構成されてもよい。この場合には、本体部は可撓性を有する本体フィルム1a(図3参照)を有することになる。そして、本体フィルム1aの一方側の面、他方側の面及び本体フィルム1aに設けられたビア等の貫通穴91内に巻線部10が設けられ、本体フィルム1aの一方側の面又は他方側の面に巻戻し線部50が設けられてもよい(図3参照)。検出用基板150はガラスエポキシ基板等のプリント基板に載置されてもよいし、セラミック基板、樹脂基板、金属基板等のその他の基板に載置されてもよい。
巻線部10及び巻戻し線部50は、銅、アルミ等の金属材料等から形成されてもよいが、これに限られることはなく、巻線部10及び巻戻し線部50はポリシリコン等の半導体材料から形成されてもよい。
巻戻し線部50は、巻線部10内を通過しないようにしてもよい。本実施の形態では、図1に示すように、巻戻し線部50は巻線部10の周縁外方を取り囲むようにして設けられている。
図1では、巻戻し線部50が巻線部10内を通過しない態様を用いて説明しているが、これに限られることはなく、図9に示すように、巻戻し線部50が巻線部10内を通過する態様を用いてもよい。なお本実施の形態では、図1に示す態様を「疑似的なロゴスキーコイル」と呼び、図9に示す態様を「ロゴスキーコイル」と呼ぶ。図2で「10,50」という符号が用いられているが、これらは疑似的なロゴスキーコイルが用いられてもよいし、ロゴスキーコイルが用いられてもよいことを意味している。
図3に示すように、巻線部10は、巻線方向に沿った第一直線部11と、第一直線部11の端部から周縁内方(図3右側)かつ巻線方向に向かって面方向(第二方向及び第三方向を含む方向)で延びた第二直線部12と、第二直線部12の端部から一方側から他方側に向かって延びた第三直線部13と、第三直線部13の端部から周縁外方(図3左側)かつ巻線方向に直交する方向に向かって面方向で延びた第四直線部14と、他方側から一方側に向かって第四直線部14の端部から延びた第五直線部15とを有してもよい(第一態様)。また、巻線部10の終端部では、第五直線部15の端部から周縁外方に向かって面方向で延びた第六直線部16が設けられ、第六直線部16の端部と巻戻し線部50の始端部とが接続されてもよい。巻戻し線部50は本体フィルム1aの一方側の面で面方向に延びてもよい。なお、図8に示すように、第一直線部11が設けられていない態様も採用できる。
このような態様とは異なり、巻線部10は、巻線方向に沿った第一直線部11と、第一直線部11の端部から周縁内方かつ巻線方向に向かって面方向で延びた第二直線部12と、他方側から一方側に向かって第二直線部12の端部から延びた第三直線部13と、第三直線部13の端部から周縁外方かつ巻線方向に直交する方向に向かって面方向で延びた第四直線部14と、一方側から他方側に向かって第四直線部14の端部から延びた第五直線部15とを有してもよい(第二態様)。また、巻線部10の終端部では、第五直線部15の端部から周縁外方に向かって面方向で延びた第六直線部16が設けられ、第六直線部16の端部と巻戻し線部50の始端部とが接続されてもよい。巻戻し線部50は本体フィルム1aの他方側の面で面方向に延びてもよい。
半導体装置100の第一電極61は半導体層の第一主面に設けられ、第二電極62は半導体層の第二主面に設けられてもよい。また、半導体装置100は、スイッチング素子であってもよく、例えば縦型MOSFETであってもよい。図2(b)に示すように、半導体装置100が縦型MOSFETである場合には、第一電極61がソース電極であり、第二電極62がドレイン電極であってもよい。なお、図2(b)の符号63はゲート電極である。
本実施の形態の巻戻し線部50及び巻線部10は、図10に示すように、半導体装置100の外部に設けられた抵抗部110、コンデンサ120及びオペアンプ130に接続されることで、積分回路が形成されてもよい。一例として、図10では、巻線部10の始端部に接続された巻線電極パッド19が抵抗部110に接続され、抵抗部110がコンデンサ120及びオペアンプ130の反転入力端子に接続され、巻戻し線部50の終端部に接続された巻戻し線電極パッド59がオペアンプ130の非反転入力端子に接続されている。
図1に示すように、巻線部10は、第二方向に延びたA方向巻線部31と、A方向巻線部31の端部に接続されるとともに第三方向に延びたB方向巻線部32と、B方向巻線部32の端部に接続されるとともに第二方向に延びたC方向巻線部33と、C方向巻線部33の端部に接続されるとともに第三方向に延びたD方向巻線部34とを有してもよい。このような態様を採用した場合には、直線形状で各方向巻線部31−34を形成することができ、比較的容易に製造することができる点で有益である。本実施の形態では4つの方向巻線部31−34を用いて説明するが、これに限られることはなく、3つの方向巻線部によって面方向で三角形状が形成されるようにしてもよいし、5つ以上の方向巻線部によって面方向で多角形状が形成されるようになってもよい。
また、A方向巻線部31、B方向巻線部32、C方向巻線部33及びD方向巻線部34の長さは対応してもよい。長さが対応するというのは、A方向巻線部31、B方向巻線部32、C方向巻線部33及びD方向巻線部34の各々が、これらA方向巻線部31、B方向巻線部32、C方向巻線部33及びD方向巻線部34の平均値の±5%以内にあることを意味している。A方向巻線部31、B方向巻線部32、C方向巻線部33及びD方向巻線部34の各々に含まれる巻線の数は同数となってもよい。また、A方向巻線部31と巻線電極パッド19が接続される関係から、A方向巻線部31の巻き数が、B方向巻線部32、C方向巻線部33及びD方向巻線部34の巻き数よりも例えば1つ又は2つ若しくはそれ以上短くなっていてもよい。
検出用基板150は、測定対象である半導体装置100等の電子装置内を流れる電流の少なくとも一部が流れる検出対象部300と、検出対象部300を取り囲むようにして配置された巻線部10及び巻戻し線部50とを有してもよい。より具体的には、検出用基板150に第一電極61又は第二電極62が載置され、電極61,62からの電流が検出用基板150内で流れ、この電流が流れる経路(検出対象部300)を取り囲む位置に巻線部10及び巻戻し線部50が設けられてもよい。なお、図2(b)では、第二電極62であるドレイン電極が検出用基板150に載置される態様となっている。
半導体装置100内を流れる電流の一部を用いて検出を行う場合には、実際に流れる電流と検出対象部300内を流れる電流との関係を予め計算又は実測し、その結果を利用して、検出対象部300内を流れる電流から半導体装置100内に実際に流れる電流を測定してもよい。
上記態様では、線部として「直線部」を用いて説明した。つまり、第一線部の一例として第一直線部11を用い、第二線部の一例として第二直線部12を用い、第三線部の一例として第三直線部13を用い、第四線部の一例として第四直線部14を用い、第五線部の一例として第五直線部15を用い、第六線部の一例として第六直線部16を用いる態様を用いて説明したが、これに限られることはない。各線部は曲線であってもよいし、複数の線部のうちの一部だけが直線部となってもよい。
≪製造方法≫
次に、本実施の形態による検出用基板150の製造方法の一例について説明する。あくまでも一例であり、この態様に限定されることはない。
ポリイミドフィルム等からなる本体フィルム1に貫通穴91を形成する(図4参照)。
本体フィルム1のおもて面及び裏面を含む表面(ひょうめん)にスパッタリングを施す(図5参照)。この際、貫通穴91の内周面にも金属膜92が形成されることになる。なお、本実施の形態の「表面」にはおもて面と裏面の両方が含まれている。
次に、レジスト膜93を形成し、後述する銅メッキ等の金属層95が形成される場所が除去されるように、露光及び現像を行う。その後で、銅メッキ等で金属層95が形成され、巻線部10及び巻戻し線部50に対応する部分が形成される(図6参照)。
次に、レジスト膜93を除去し(図7参照)、スパッタリングで形成された金属膜92のうち巻線部10及び巻戻し線部50に対応する箇所以外の部分をエッチングによって除去する(図8参照)。この結果、金属層95及び金属膜92によって、第一直線部11、第二直線部12、第三直線部13、第四直線部14、第五直線部15及び第六直線部16と巻戻し線部50が形成されることになる、なお、第一直線部11、第二直線部12、第三直線部13、第四直線部14、第五直線部15及び第六直線部16並びに巻戻し線部50の各々の横断面の面積は実質的に同一となってもよい。このように実質的に同一の横断面の面積とすることで、各直線部11−16及び巻戻し線部50内に流れる電流を一定のものにでき、検出精度を高めることができる点で有益である。本実施の形態で「実質的に同一」とは、平均値の±5%の範囲内にあることを意味し、第一直線部11、第二直線部12、第三直線部13、第四直線部14、第五直線部15及び第六直線部16並びに巻戻し線部50の横断面の面積の平均値をSaとした場合には、第一直線部11、第二直線部12、第三直線部13、第四直線部14、第五直線部15及び第六直線部16並びに巻戻し線部50の横断面の面積の各々は、0.95×Sa以上となり1.05×Sa以下となることを意味する。
次に、例えばポリイミド等からなる一対のカバーフィルム1bを両面に貼り付けることで、巻線部10及び巻戻し線部50がカバーフィルム1bによって覆われる(図3)。なお巻線部10及び巻戻し線部50を絶縁する必要がなければ、カバーフィルム1bは設けられなくてもよい。
なお、巻線電極パッド19及び巻戻し線電極パッド59は、本体フィルム1の一方側の面に設けられた金属層95(第一直線部11、第二直線部12、第六直線部16、巻戻し線部50等)と同様に形成すればよい。
《作用・効果》
次に、上述した構成からなる本実施の形態による作用・効果の一例について説明する。なお、「作用・効果」で説明するあらゆる態様を、上記構成で採用することができる。
本実施の形態のようにロゴスキーコイル又は疑似的なロゴスキーコイルを有する検出用基板150を提供することで、既存の半導体装置100等に対しての動作検出(電流の変化の検出)が可能となり、高い汎用性を実現できる。
また、本体フィルム1aを利用し、本体フィルム1aに巻線部10と巻戻し線部50が設けられる態様を採用した場合には、本体フィルム1aを貫通するビア等の貫通穴91を小さくすることができる。この結果、巻線部10の単位長さあたりの巻数を多くすることができ、電流の変化を精度よく検出できる。つまり、ガラスエポキシ基板等のプリント基板(その厚みは例えば0.4mmである。)を採用した場合には、厚みが厚いことからビア等の貫通穴の径を大きくする必要がある。このため、巻線部10の巻き数が少なくなってしまう。他方、ガラスエポキシ基板の10分の1以下からなる厚みの薄い本体フィルム1aを採用することで貫通穴91の径を小さくすることができ、その結果として、巻線部10の単位長さあたりの巻数を多くすることができる。また、フレキシブル基板を製造する際の技術を用いれば、幅10μm程の微細配線を形成することもでき、巻線部10の単位長さあたりにおいて巻数を増やすこともできる。さらに、このように微細化が可能であることから、大きさの小さな検出用基板150を提供できる。
前述したような本体フィルム1aを利用し、検出用基板150がフレキシブル基板からなる態様を採用した場合には、厚みを格段に薄くすることができる点で有益である。また、検出用基板150がフレキシブル基板からなる場合には、柔軟性及び屈曲、耐折等の可動耐久性に優れており、適宜折り曲げたりすることで、例えば狭い隙間等に配置することもできる。なお、このように検出用基板150を折り曲げた場合であっても、例えば検出対象部300が本体部1に形成されている場合には、ロゴスキーコイル又は疑似的なロゴスキーコイルが当該検出対象部300内で流れる電流の周縁を取り囲む形状となっていれば、電流の変化を検出できる。
また、本体フィルム1aとしてポリイミドを用いた場合には、例えば300V/μmでも耐えることができ、高耐圧を実現できる。また、耐熱性も高いことから高温下でも使用できるようになる。
巻戻し線部50が巻線部10内を通過しない態様を採用した場合には、製造工程を容易にすることができる点で非常に有益である。つまり、図9に示すように巻戻し線部50が巻線部10内を通過する態様を採用した場合には、巻戻し線部50を巻線部10内に形成する工程が煩雑なものとなり、製造コストが上がってしまう。他方、図3乃至図8を用いて説明したように、巻戻し線部50を巻線部10内に形成しないようにすることで、格段に製造工程を容易にすることができ、製造コストを低減できる点で有益である。
測定対象となる半導体装置100がMOSFETのようなスイッチング素子である場合にはONとOFFを切り替える際に電流が変化することから、本実施の形態における疑似的なロゴスキーコイル及びロゴスキーコイルを採用することは有益である。
本実施の形態を採用することで巻戻し線部50を巻線部10の周縁外方に位置づけることができる。このため、第一電極61と第二電極62との間で流れる電流に巻線部10を極力近接して配置させることができる点で有益である。
測定対象として、半導体装置100等の電子装置内を流れる電流の一部又は全部が流れる検出対象部300を利用する態様を採用した場合には、位置関係等から半導体装置100内に流れる電流を直接測定することが難しい場合であっても、半導体装置100内に流れる電流を間接的に測定することできる点で有益である。
また、検出用基板150に半導体装置100等の測定対象が載置される態様を採用した場合には。半導体装置100の第一電極61、第二電極62等を検出対象部300に接続されるように載置するだけで、半導体装置100内に流れる電流を間接的に測定することできる点で有益である。
また、検出対象部300が本体部1内に設けられている態様を採用した場合には、本体部1内で電流が流れる経路(検出対象部300)と巻線部10及び巻戻し線部50との位置関係を予め決めることができる。このため、精度よく電流の変化を測定することができる点で有益である。
なお図2に示す態様は一例であり、検出対象部300は半導体装置100等の検出対象からの電流を取得できればよく、どのような位置に配置されてもよいことには留意が必要である。
第2の実施の形態
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態では、巻戻し線部50が巻線部10の周縁外方に設けられる態様となっていたが、第2の実施の形態では、図11に示すように巻戻し線部50が巻線部10の周縁内方に設けられる態様となっている。その他については、第1の実施の形態と同様であり、第1の実施の形態で採用したあらゆる構成を第2の実施の形態でも採用することができる。第1の実施の形態で説明した部材に対しては同じ符号を付して説明する。
本実施の形態でも、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。また、本実施の形態を採用することで巻線部10を巻戻し線部50の周縁外方に位置づけることができる。このため、巻線部10の長さを長く取ることができ、巻線部10の巻き数を増やすことができる。この結果、場合によっては電流の変化の検知精度を高めることもできる点で有益である。
第3の実施の形態
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
上記各実施の形態では、第三直線部13及び第五直線部15が第二直線部12及び第四直線部14に対して一つしか設けられていない態様であったが、図12に示すように第四直線部14に対して第三直線部13及び第五直線部15の各々が複数設けられてもよい。その他については、上記各実施の形態で採用したあらゆる構成を本実施の形態でも採用することができる。上記各実施の形態で説明した部材に対しては同じ符号を付して説明する。なお、第四直線部14に対して必ず第三直線部13及び第五直線部15の各々が複数設けられている必要はなく、第四直線部14に対して第三直線部13だけが複数設けられてもよいし、第四直線部14に対して第五直線部15だけが複数設けられてもよいし、第四直線部14の一部に対して第三直線部13及び/又は第五直線部15が複数設けられ、第四直線部14の残部に対して第三直線部13及び第五直線部15は一つだけ設けられてもよい。
銅メッキ等を用いて金属層95を形成する際、表面張力等の影響で、貫通穴91の全体を満たすようにメッキが流れ込まず、結果として、第三直線部13及び第五直線部15に対応する金属膜の厚みが薄くなることがある。本実施の形態では、一つの第四直線部14に対して、第三直線部13を形成するために複数の貫通穴91を設け、かつ、第五直線部15を形成するために複数の貫通穴91を設けることで全体として十分な厚みを持たせるようにする。
また、このように第三直線部13及び第五直線部15が複数設けられることから、貫通穴91の横断面(延在方向に直行する方向で切断した面)の面積は、第一直線部11、第二直線部12、第四直線部14及び第六直線部16の横断面の面積よりも小さくてもよい。そして、このように貫通穴91の横断面の面積を小さくすることで、貫通穴91の全体を銅メッキ等のメッキが満たすことを促してもよい。なお、この態様を採用した場合には、第三直線部13及び第五直線部15の各々の横断面の面積は、第一直線部11、第二直線部12、第四直線部14及び第六直線部16の各々の横断面の面積よりも小さくなる。また、一つの第四直線部14に対して複数(例えば2つ)の第三直線部13が設けられる場合には、複数(例えば2つ)の第三直線部13の横断面の面積の合計は第一直線部11、第二直線部12、第四直線部14及び第六直線部16の各々の横断面の面積と実質的に同一となってもよく、同様に、一つの第四直線部14に対して複数(例えば2つ)の第五直線部15が設けられる場合には、複数(例えば2つ)の第五直線部15の横断面の面積の合計は第一直線部11、第二直線部12、第四直線部14及び第六直線部16の各々の横断面の面積と実質的に同一となってもよい。
第4の実施の形態
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。
上記各実施の形態では、巻線部10が、第二方向に延びたA方向巻線部31と、A方向巻線部31の端部に接続されるとともに第三方向に延びたB方向巻線部32と、B方向巻線部32の端部に接続されるとともに第二方向に延びたC方向巻線部33と、C方向巻線部33の端部に接続されるとともに第三方向に延びたD方向巻線部34とを有する態様であったが、これらに限られることはない。一例としては、図13に示すように、平面視(第二方向及び第三方向を含む平面)において巻線部10及び巻戻し線部50の各々が円形状となってもよい。また、平面視において巻線部10及び巻戻し線部50の各々が三角形状となってもよい。その他については、上記各実施の形態で採用したあらゆる構成を本実施の形態でも採用することができる。上記各実施の形態で説明した部材に対しては同じ符号を付して説明する。
図13に示すような態様を採用した場合には、第一電極61と第二電極62との間に流れる電流をバランスよく検出できることを期待できる。なお、製造工程の容易さからすると、上記各実施の形態のようにA方向巻線部31、B方向巻線部32、C方向巻線部33及びD方向巻線部34のような直線状の形態を繋ぎ合わせる態様である方が有益である。
第5の実施の形態
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。
上記各実施の形態では、一つの疑似的なロゴスキーコイル又はロゴスキーコイルが設けられている態様であったが、本実施の形態では、複数の疑似的なロゴスキーコイル又はロゴスキーコイルが設けられている。その他については、上記各実施の形態で採用したあらゆる構成を本実施の形態でも採用することができる。上記各実施の形態で説明した部材に対しては同じ符号を付して説明する。
図14に示すように、検出用基板150の本体部1内において疑似的なロゴスキーコイル又はロゴスキーコイルが第一方向で整列して配置されてもよい。より具体的には、巻線部10と巻線部10内を通過しない巻戻し線部50(疑似的なロゴスキーコイル)、又は、巻線部10と巻線部10内を通過する巻戻し線部50(ロゴスキーコイル)が第一方向で並んで設けられてもよい。この態様を採用した場合には、第一方向の2箇所以上で電流の変化を検知することができるので、より正確に電流の変化を検知することができる点で有益である。なお、上記各実施の形態で示した一つの疑似的なロゴスキーコイル又はロゴスキーコイルが設けられている態様であっても、2つの検出用基板150を第一方向で積み重ねることで、図14に示す態様と同様の態様となる点には留意が必要である。
図15に示すように、疑似的なロゴスキーコイル又はロゴスキーコイルの外周側に別の疑似的なロゴスキーコイル又はロゴスキーコイルが配置されてもよい。より具体的には、巻線部10と巻線部10内を通過しない巻戻し線部50(疑似的なロゴスキーコイル)、又は、巻線部10と巻線部10内を通過する巻戻し線部50(ロゴスキーコイル)が第二方向又は第三方向で並んで設けられてもよい。この態様を採用した場合にも、より正確に電流の変化を検知することができる点で有益である。また、この態様では、第1の実施の形態と同様の製造工程を採用することができる点でも有益である。
これらの態様が組み合わされてもよく、図16に示すように、第一方向で疑似的なロゴスキーコイル又はロゴスキーコイルが積層され、かつ疑似的なロゴスキーコイル又はロゴスキーコイルの外周側に別の疑似的なロゴスキーコイル又はロゴスキーコイルが設けられてもよい。より具体的には、巻線部10と巻線部10内を通過しない巻戻し線部50(疑似的なロゴスキーコイル)、又は、巻線部10と巻線部10内を通過する巻戻し線部50(ロゴスキーコイル)が第二方向又は第三方向で並んで設けられ、かつ、第一方向でも並んで設けられてもよい。なお、図15に示す検出用基板150を2つ第一方向で積み重ねることで、図16に示す態様と同様の態様となる点には留意が必要である。
上述した各実施の形態の記載及び図面の開示は、請求の範囲に記載された発明を説明するための一例に過ぎず、上述した実施の形態の記載又は図面の開示によって請求の範囲に記載された発明が限定されることはない。また、出願当初の請求項の記載はあくまでも一例であり、明細書、図面等の記載に基づき、請求項の記載を適宜変更することもできる。
1a 本体フィルム
10 巻線部
12 第二直線部
13 第三直線部
14 第四直線部
15 第五直線部
50 巻戻し線部
91 貫通穴
92 金属膜
95 金属層
150 検出用基板
300 検出対象部

Claims (9)

  1. 貫通穴を有する本体フィルムと、
    前記本体フィルムの一方側の面、他方側の面及び前記貫通穴内に設けられ、検出する電流を取り囲むようにして設けられた巻線部と、
    前記本体フィルムに設けられ、前記巻線部の終端部で接続されて前記終端部から始端部側に向かって戻る巻戻し線部と、
    を備えることを特徴とする検出用基板。
  2. 前記巻戻し線部は、前記本体フィルムの一方側の面又は他方側の面に設けられることを特徴とする請求項1に記載の検出用基板。
  3. 前記巻戻し線部は、前記巻線部内を通過しないことを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の検出用基板。
  4. 前記巻戻し線部は、前記巻線部の周縁内方又は周縁外方に設けられることを特徴とする請求項3に記載の検出用基板。
  5. 前記巻線部は、前記本体フィルムの一方側の面に設けられた第二直線部と、前記第二直線部の端部から前記貫通穴を通過するようにして延びた第三直線部と、前記第三直線部の端部に設けられ、前記本体フィルムの他方側の面に設けられた第四直線部と、前記第四直線部の端部から前記貫通穴を通過するようにして延びた第五直線部と、を有し、
    一つの前記第四直線部に対して前記第三直線部又は前記第五直線部が複数設けられることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の検出用基板。
  6. 前記第三直線部が複数設けられている場合には、前記第三直線部の各々の横断面の面積は、前記第二直線部及び第四直線部の横断面の面積よりも小さくなり、
    前記第五直線部が複数設けられている場合には、前記第五直線部の各々の横断面の面積は、前記第二直線部及び第四直線部の横断面の面積よりも小さくなることを特徴とする請求項5記載の検出用基板。
  7. 前記本体部内に設けられ、測定対象を流れる電流の少なくとも一部が流れる検出対象部をさらに備え、
    前記巻線部及び前記巻戻し線部は、前記検出対象部を取り囲むようにして設けられることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の検出用基板。
  8. 請求項7に記載の検出用基板と、
    前記検出用基板に設けられ、前記測定対象である電子装置と、
    を備えたことを特徴とする組合体。
  9. 本体フィルムに貫通穴を形成する工程と、
    前記本体フィルム及び前記貫通穴に金属膜を形成する工程と、
    前記金属膜のうち、巻線部及び巻戻し線部に対応する箇所に金属層を形成する工程と、
    前記金属膜のうち、前記巻線部及び前記巻戻し線部に対応する箇所以外の部分を除去する工程と、
    を備え、
    前記本体フィルムの一方側の面、他方側の面及び前記貫通穴内の前記金属層並びに前記金属膜によって前記巻線部が形成され、
    前記本体フィルムの一方側の面又は他方側の面の前記金属層及び前記金属膜によって前記巻戻し線部が形成されることを特徴とする検出用基板の製造方法。
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