JPWO2019073860A1 - 医療用マニピュレーターの可撓チューブ及び屈曲構造体 - Google Patents

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Abstract

小型化を図りつつ耐荷重及び屈曲性に優れた医療用マニピュレーターの可撓チューブ及び屈曲構造体を提供する。軸方向に積層されると共に積層状態が保持された複数のウェーブワッシャー17からなり、軸方向で伸縮されることによって屈曲可能な本体部15を備えている。これにより、屈曲角度と荷重との荷重特性の線形性を高くすることができ、小型化を図りつつ耐荷重及び屈曲性に優れた可撓チューブ3を得ることが可能となる。

Description

本発明は、手術ロボット等の医療用マニピュレーターの屈曲部に適用可能な可撓チューブ及び屈曲構造体に関する。
近年の医療においては、手術の際に患者及び医師の双方の負担を軽減可能とするために、手術ロボットのロボット鉗子や手動鉗子等の医療用マニピュレーターが普及してきている。
ロボット鉗子や手動鉗子等の医療用マニピュレーターは、患者の小さな創から内視鏡カメラと共にアームを挿入し、医師が3Dモニターを通して術野を目で捉えながら、実際に鉗子を動かしている感覚で手術を行うことを可能とする。
このような医療用マニピュレーターとしては、特許文献1のように、アームに屈曲部による関節機能を持たせることで、高い自由度を確保でき、より精緻な手術操作を可能とするものがある。
この医療用マニピュレーターでは、アームの屈曲部にコイルスプリングを用い、内部を通る駆動ワイヤーを引くことによって、コイルスプリングを屈曲させるようになっている。
こうした医療用マニピュレーターのアームは、患者の創を小さくして、精神的、肉体的な負担を軽減するために、小型化が望まれる。これに応じて、アームに用いられる屈曲部も、小型化が望まれている。
しかし、特許文献1の技術では、屈曲部がコイルスプリングによって構成されているため、耐荷重及び屈曲性を確保する必要性から、小型化に限界があった。
このような問題は、上記のようにロボット鉗子や手動鉗子等の医療用マニピュレーターだけでなく、内視鏡カメラ等の他の医療用マニピュレーターにおいても同様に存在する。
特開2014−38075号公報
解決しようとする問題点は、小型化を図りつつ耐荷重及び屈曲性を確保することに限界があった点である。
本発明は、小型化を図りつつ耐荷重及び屈曲性に優れたものとするために、医療用マニピュレーターの駆動ワイヤーを軸方向に通し前記駆動ワイヤーの操作に応じて屈曲する可撓チューブであって、前記軸方向に積層されると共に積層状態が保持された複数のウェーブワッシャーを有し、前記軸方向での伸縮により屈曲可能な本体部を備えたことを最も主な特徴とする。
本発明は、複数のウェーブワッシャーを積層することによって本体部を構成し、各ウェーブワッシャーの軸方向での伸縮により屈曲できるようにしたため、小型化を図りつつ耐荷重及び屈曲性に優れた可撓チューブを得ることが可能となる。
可撓チューブを用いたロボット鉗子を示す斜視図である(実施例1)。 図1のロボット鉗子の正面図である(実施例1)。 図1のロボット鉗子の断面図である(実施例1)。 図1のロボット鉗子の一部を省略した斜視図である(実施例1)。 図4のロボット鉗子の一部を更に省略した斜視図である(実施例1)。 図5のロボット鉗子の側面図である(実施例1)。 図4のロボット鉗子の可撓チューブを示す斜視図である(実施例1)。 (A)は図4の可撓チューブを示す側面図であり、(B)は(A)のVIII部の拡大図である(実施例1)。 可撓チューブの断面図であり、(A)は平常時、(B)は屈曲時を示す(実施例1)。 可撓チューブの荷重と屈曲角度との関係を示すグラフである。(実施例1)。 可撓チューブの斜視図である(実施例2)。 図11の可撓チューブの側面図である(実施例2)。 図11の可撓チューブの平面図である(実施例2)。 変形例にかかる可撓チューブの斜視図である(実施例2)。 図14の可撓チューブの側面図である(実施例2)。 図14の可撓チューブの平面図である(実施例2)。 可撓チューブを有する屈曲構造体を用いたロボット鉗子の正面図である(実施例3)。 図17のロボット鉗子の断面図である(実施例3)。 図17のロボット鉗子の一部を省略した側面図である(実施例3)。 図19のロボット鉗子の一部を更に省略した斜視図である(実施例3)。 図20のロボット鉗子の側面図である(実施例3)。 図21のロボット鉗子の平面図である(実施例3)。 屈曲構造体の断面図であり、(A)は平常時、(B)は屈曲時を示す(実施例3)。 屈曲構造体の荷重と屈曲角度との関係を示すグラフである。(実施例3)。 屈曲構造体を用いたロボット鉗子の一部を省略した斜視図である(実施例4)。 図25のロボット鉗子の側面図である(実施例4)。 図25のロボット鉗子の断面図である(実施例4)。 変形例に係る弾性部材の平面図である(実施例4)。 他の変形例に係る弾性部材の平面図である(実施例4)。 屈曲構造体を用いたロボット鉗子の一部を省略した斜視図である(実施例5)。 図30のロボット鉗子の側面図である(実施例5)。 図30のロボット鉗子の断面図である(実施例5)。 図30の屈曲構造体に用いられている弾性部材の斜視図である(実施例5)。
小型化を図りつつ耐荷重及び屈曲性に優れたものとするという目的を、複数のウェーブワッシャーを積層することによって本体部を構成し、各ウェーブワッシャーの軸方向での伸縮により屈曲できるようにした可撓チューブによって実現した。
各ウェーブワッシャーは、周方向に複数の山部及びこれら山部間の谷部を備え、複数のウェーブワッシャーは、隣接するウェーブワッシャーの山部と谷部とが当接することが好ましい。この場合、ウェーブワッシャーの積層状態の保持は、隣接するウェーブワッシャーの山部及び谷部を固着することで行うことが可能である。
また、複数のウェーブワッシャーは、駆動ワイヤーを挿通する挿通孔を有することが好ましい。この場合、ウェーブワッシャーの積層状態の保持は、隣接するウェーブワッシャーの山部及び谷部間を固着せずに、駆動ワイヤーが隣接するウェーブワッシャー間を位置決めることで行ってもよい。
また、可撓チューブ内に弾性部材を設けて屈曲構造体を構成しても良い。弾性部材は、可撓チューブの本体部内に配置され、本体部よりも軸方向の剛性が高く且つ本体部の屈曲に応じて屈曲可能な構成とする。
弾性部材は、種々の形状を採用することが可能であり、例えば本体部の軸心部に位置するコイルばね、中実柱状体、又は中空筒状体等としてもよい。
[ロボット鉗子の構造]
図1は、本発明の実施例1に係る可撓チューブを有するロボット鉗子を示す斜視図、図2は、同正面図、図3は、同断面図である。
ロボット鉗子1は、医療用マニピュレーターである手術ロボットのロボットアーム先端を構成するものである。なお、ロボット鉗子1は、医療用マニピュレーターの一例である。
なお、可撓チューブ3を適用可能な医療用マニピュレーターは、手術ロボットに取り付けるか否かに拘わらず、医師等が手で操作するものであって、屈曲動作を行う屈曲部を有すれば、特に限定されるものではない。
従って、医療用マニピュレーターには、手術ロボットに取り付けない内視鏡カメラや手動鉗子等も含まれる。
本実施例のロボット鉗子1は、シャフト部5、屈曲部7、把持ユニット9によって構成されている。
シャフト部5は、例えば円筒形状に形成されている。シャフト部5内には、屈曲部7を駆動するための駆動ワイヤー11や把持ユニット9を駆動するためのプッシュプルケーブル13が通っている。シャフト部5の先端には、屈曲部7を介して把持ユニット9が設けられている。
駆動ワイヤー11は、索状部材であればよく、特に限定されるものではないが、例えば撚り線、NiTi(ニッケルチタン)単線、ピアノ線、多関節ロッド、鎖、紐、糸、縄等とすることが可能である。
屈曲部7は、本実施例の可撓チューブ3によって構成されている。屈曲部7(可撓チューブ3)は、駆動ワイヤー11及びプッシュプルケーブル13を軸方向に通し、駆動ワイヤー11の操作に応じて屈曲可能となっている。軸方向とは、可撓チューブ3の軸心に沿った方向を意味し、軸心に対して厳密に平行な方向である必要はなく、軸心に対して若干傾斜した方向も含む。
なお、プッシュプルケーブル13は、屈曲部7(可撓チューブ3)の軸心部に設けられている。駆動ワイヤー11は、本実施例において周方向に90度毎に位置して4つ設けられており、それぞれがプッシュプルケーブル13に対して径方向外側に偏倚して配置されている。可撓チューブ3の詳細は後述する。なお、径方向とは、可撓チューブ3の放射方向を意味する。
把持ユニット9は、屈曲部7の先端に取り付けられた基部9aに対し、一対の把持部9bが開閉可能に軸支されている。基部9aには、屈曲部7を通った駆動ワイヤー11が接続されている。
従って、把持ユニット9は、駆動ワイヤー11の操作により、屈曲部7を屈曲させつつ把持部9bを所望の方向に指向させることが可能となっている。
把持部9bには、その閉じ状態で軸方向に対して傾斜した溝部9cが設けられている。把持部9bの溝部9cには、可動片9dの突起部9eがスライド自在に係合している。可動片9dは、把持ユニット9の基部9aの貫通孔9f内に軸方向に移動可能に配置され、且つ屈曲部7を通ったプッシュプルケーブル13に接続されている。
従って、把持部9bは、プッシュプルケーブル13の進退動作(プッシュプル動作)により、可動片9dが軸方向に移動して開閉するようになっている。なお、把持部9bを開閉させる把持ユニット9の駆動は、プッシュプルケーブル13に限らず、エアチューブや複数の駆動ケーブルを用いても良い。
[可撓チューブの構造]
図4は、図1のロボット鉗子1の一部を省略した斜視図である。図5は、図4の一部を更に省略したロボット鉗子1の斜視図、図6は、同側面図、図7は、可撓チューブ3を示す斜視図、図8(A)は、同側面図、図8(B)は、図8(A)のVIII部の拡大図である。図9は、可撓チューブ3を示す断面図であり、図9(A)が平常時、図9(B)が屈曲時を示す。なお、図8は、図7を45°の方向(図7の右斜め下)から見た状態であり、図9は、図7の奥行方向の正面から見た状態において、図7の左右方向に位置する挿通孔17dを通る断面を示す。
図1〜図9のように、可撓チューブ3は、ロボット鉗子1の屈曲部7として、シャフト部5に対し把持ユニット9を弾性的に支持する。本実施例の可撓チューブ3は、本体部15に挿通孔17dが形成された構成となっている。
本体部15は、複数のウェーブワッシャー17を軸方向で積層することによって形成され、各ウェーブワッシャー17の軸方向での伸縮により屈曲可能となっている。
各ウェーブワッシャー17は、金属やセラミックス等によって環状に形成されている。本実施例のウェーブワッシャー17は、ステンレスからなる円環状に形成されており、内外周間の径方向の幅が一定となっている。なお、ウェーブワッシャー17の形状や材質等は、可撓チューブ3に要求される特性等に応じて適宜変更することが可能である。
各ウェーブワッシャー17は、周方向に複数の山部17aを有し、隣接する山部17a間に谷部17bを有する。本実施例のウェーブワッシャー17は、径方向に対向する二つの山部17aを有し、山部17a間に径方向に対向する二つの谷部17bを有する。従って、本実施例では、山部17aと谷部17bとが周方向において90度毎に交互に設けられている。
なお、山部17a及び谷部17bの数は、可撓チューブ3に要求される特性等に応じて適宜変更することが可能である。
山部17a及び谷部17bは、軸方向で逆向きの円弧状に湾曲しており、ウェーブワッシャー17の外周から内周にわたって設けられている。軸方向で隣接するウェーブワッシャー17間では、一方のウェーブワッシャー17の山部17aが他方のウェーブワッシャーの谷部17bに当接している。これら山部17a及び谷部17bの伸縮により、各ウェーブワッシャー17は、軸方向での弾性的な伸縮が可能となっている。
当接する山部17a及び谷部17bは、溶接や接着等の適宜の手段によって固着されている。これにより、可撓チューブ3の本体部15は、積層状態が保持されている。
なお、当接する山部17a及び谷部17bを固着しなくても、後述する挿通孔17dに駆動ワイヤー11が挿通することで、ウェーブワッシャー17の積層状態を保持することは可能である。
なお、山部17a及び谷部17bは、相互に当接しなくてもよく、例えば、相互に若干周方向にずれて傾斜部17cに当接する形態としてもよい。
各ウェーブワッシャー17において、山部17a及び谷部17b間は、傾斜部17cによって連続している。傾斜部17cは、径方向に対して傾斜し、且つ内周と外周との間で僅かにねじれた形状となっている。この傾斜部17cには、通し部としての挿通孔17dが設けられている。なお、山部17a及び谷部17bの曲率半径や傾斜部17cの傾斜角度やねじれ等は、可撓チューブ3に要求される特性等に応じて適宜変更することが可能である。
挿通孔17dは、各腹部17cにおいて本体部15の周方向に複数設けられている。本実施例では、駆動ワイヤー11が周方向に90度毎に4本設けられていることから、これに応じて挿通孔17dも各傾斜部17cの周方向に90度毎に4つ設けられている。ただし、挿通孔17dの数は、駆動ワイヤー11の本数に応じて変更することが可能である。
軸方向に隣接するウェーブワッシャー17の傾斜部17c間では、挿通孔17dが軸方向に連通し、これら連通する挿通孔17dにより駆動ワイヤー11を挿通する。この挿通により、可撓チューブ3は、駆動ワイヤー11を通し部として軸方向に通すと共に所定位置に保持するガイドとして機能する。
なお、通し部としては、挿通孔17dに代えて、可撓チューブ3の本体部15の外周又は内周から径方向に凹状の切欠又は凹部とすることも可能である。従って、可撓チューブ3は、内周又は外周の凹部等の通し部に沿わせた状態で駆動ワイヤー11を軸方向に通すことも可能である。
また、各挿通孔17dは、ウェーブワッシャー17の径方向での幅の中間部に位置する。ただし、挿通孔17dは、径方向での幅の中間部よりも径方向の内側又は外側に偏倚してもよい。また、各挿通孔17dの本体部15の軸心に対する径方向の距離は、可撓チューブ3の特性に応じて適宜設定することができ、例えば一定でなくても一定であってもよい。
挿通孔17dの形状は、ほぼ円形であり、駆動ワイヤー11の径よりも大きくなっている。この径の差は、傾斜部17cの傾斜及び変位を許容する。なお、挿通孔17dの形状は、円形に限られるものではなく、矩形等の他の形状としても良い。
上記本体部15は、第1及び第2結合部19,21間に設けられている。第1及び第2結合部19,21は、それぞれロボット鉗子1のシャフト部5の先端及び把持ユニット9の基部9aの一部を構成するものであり、樹脂や金属等によって形成された円柱状となっている。
第1結合部19には、軸方向で貫通孔(図示せず)を介して駆動ワイヤー11が挿通している。第2結合部21には、固定孔(図示せず)内に駆動ワイヤー11の先端部が固定されている。また、第1結合部19の軸心部には、ケーブル挿通孔19bが設けられ、プッシュプルケーブル13を挿通している。
[可撓チューブの動作]
屈曲部7としての可撓チューブ3は、医師がロボット鉗子1を操作する際、何れか一つの駆動ワイヤー11を引くことにより、シャフト部5側に位置する固定側に対して把持ユニット9側に位置する可動側が屈曲する。そして、いくつかの駆動ワイヤー11を組み合わせて引くことにより、360度全方位に屈曲させることが可能となる。
何れか一つの駆動ワイヤー11を引いて屈曲させる際、可撓チューブ3は、図9(B)のように、中立軸に対する屈曲内側部分で山部17a及び谷部17bが圧縮されると共に屈曲外側部分を山部17a及び谷部17bが伸張される。このように変形することで、操作された駆動ワイヤー11を挿通している傾斜部17c相互間が近接し、可撓チューブ3が全体として屈曲することになる。
また、屈曲時には、可撓チューブ3が挿通孔17dによって駆動ワイヤー11を挿通させて適切な位置に維持するため、医師の操作に応じて可撓チューブ3に安定且つ正確な屈曲動作を行わせることができる。
[耐荷重性及び屈曲性]
図10は、実施例1に係る可撓チューブ3の荷重と屈曲角度との関係を示すグラフである。
図10では、可撓チューブ3を屈曲角度が0度から90度となるまで屈曲させたときの荷重をプロットしたものである。
図10のように、荷重と屈曲角度との荷重特性は、屈曲角度が0°から90°に至るまで屈曲角度の上昇に対する荷重の上昇の線形性を高くできている。
従って、本実施例の可撓チューブ3は、耐荷重性及び屈曲性が優れたものとなっている。
[実施例1の効果]
以上説明したように、本実施例の可撓チューブ3は、軸方向に積層されると共に積層状態が保持された複数のウェーブワッシャー17からなり、軸方向で伸縮されることによって屈曲可能な本体部15を備えている。
これにより、本実施例では、屈曲角度と荷重との荷重特性の線形性を高くすることができ、小型化を図りつつ耐荷重及び屈曲性に優れた可撓チューブ3を得ることが可能となる。
結果として、医師の操作に応じて可撓チューブ3に安定且つ正確な屈曲動作を行わせることができる。
各ウェーブワッシャー17は、周方向に複数の山部17a及び山部17a間の谷部17bを備え、複数のウェーブワッシャー17は、隣接するウェーブワッシャー17の山部17aと谷部17bとが当接する。
従って、本実施例の可撓チューブ3では、山部17a及び谷部17bの伸縮により、屈曲動作を確実に行わせることができる。
また、本実施例では、隣接するウェーブワッシャー17が当接する山部17a及び谷部17b間が固着されているので、山部17a及び谷部17bが当接したウェーブワッシャー17の積層状態を確実に保持することができ、より確実に可撓チューブ3に屈曲動作を行わせることができる。
さらに、本実施例では、当接する山部17a及び谷部17b間が固着されていることにより、ねじり剛性に優れたものとすることもできる。
また、本実施例では、複数のウェーブワッシャー17が駆動ワイヤー11を挿通する挿通孔17dを有するので、本体部15を駆動ワイヤー11のガイドとして利用することができ、駆動ワイヤー11を適切な位置に保持し、より安定且つ正確な屈曲動作を行わせることができる。
図11は、本発明の実施例2に係る可撓チューブを示す斜視図、図12は、同側面図、図13は、同平面図である。なお、実施例2では、実施例1と対応する構成に同符号を付して重複した説明を省略する。
本実施例の可撓チューブ3は、実施例1に対し、本体部15のウェーブワッシャー17の平面形状を変更したものである。その他は、実施例1と同一形状である。
本体部15の各ウェーブワッシャー17は、外周を正八角形形状としている。山部17a及び谷部17bは、それぞれ正八角形の対応する辺の中間部から内周にわたって設けられている。ウェーブワッシャー17の内周の形状は、実施例1と同様に円形形状である。
図14は、変形例に係る可撓チューブ3を示す斜視図、図15は、同側面図、図16は、同平面図である。
変形例の可撓チューブ3も、本体部15の各ウェーブワッシャー17の外周が正八角形形状となっている。ただし、山部17a及び谷部17bは、それぞれ対応する正八角形の角部から内周にわたって設けられている。
本実施例及び変形例においても、実施例1と同様の作用効果を奏することができる。
図17は、本発明の実施例3に係る可撓チューブを有する屈曲構造体を用いたロボット鉗子を示す正面図、図18は、同断面図、図19は、図17のロボット鉗子の一部を省略した側面図、図20は、ロボット鉗子の一部を更に省略した斜視図、図21は、同側面図、図22は、同平面図である。図23は、屈曲構造体の断面図であり、図23(A)は平常時、図23(B)は屈曲時を示す。なお、実施例3では、実施例1と対応する構成に同符号を付して重複した説明を省略する。
本実施例は、実施例1の可撓チューブ3内に弾性部材23を配置することで、屈曲構造体25を構成したものである。
弾性部材23は、金属製のコイルばね、特に密着コイルばねである。なお、密着コイルばねは、コイル相互間が自由状態で密着しているコイルばねを意味する。弾性部材23としては、自由状態でコイル相互間に隙間を有する非密着コイルばねを用いることも可能である。
本実施例の弾性部材23は、コイルばねの素線の断面が円形となっている。ただし、コイルばねの素線の断面は、矩形や楕円等のように他の形状とすることも可能である。
弾性部材23は、可撓チューブ3の軸心部に配置されており、内周側にプッシュプルケーブ13を挿通するケーブル挿通孔23aが区画されている。弾性部材23の外周は、可撓チューブ3の内周に対して隙間を有している。
軸方向において、弾性部材23は、少なくとも可撓チューブ3の本体部15の全域にわたって伸び、圧縮に対する剛性が可撓チューブ3よりも高く設定されている。これにより、弾性部材23は、可撓チューブ3が軸方向に不用意に圧縮されることを抑制可能となっている。
また、弾性部材23は、可撓チューブ3に応じて屈曲可能であり、且つ屈曲方向の荷重特性に応じて可撓チューブ3の荷重特性を調整する機能を有する。
図24は、実施例3及び比較例に係る屈曲構造体25の荷重と屈曲角度との関係を示すグラフである。
比較例としては、実施例1の可撓チューブ3の荷重と屈曲角度との関係を示している。実施例3は、実施例1と同様、屈曲構造体25を屈曲角度が0度から90度となるまで屈曲させ、その後に0度まで戻るときの荷重をプロットしたものである。
図24のように、実施例3は、線形性が高くなっており、耐荷重性及び屈曲性が優れたものとなっている。
以上説明したように、本実施例の屈曲構造体25は、可撓チューブ3の本体部15内に配置され、本体部15よりも軸方向の剛性が高く且つ可撓チューブ3の屈曲に応じて屈曲可能な弾性部材23を備えている。
従って、本実施例の屈曲構造体25は、可撓チューブ3が不用意に圧縮されることを抑制可能となっている。
このため、可撓チューブ3が不用意に圧縮されると、駆動ワイヤー11の操作による屈曲部7としての挙動が不安定になるおそれがあるが、本実施例では、そのような不安定な挙動を抑制できる。また、屈曲時にも経路長が変わらないので把持ユニット9の動作が安定する。
また、本実施例の屈曲構造体25は、弾性部材23の屈曲方向の荷重特性により、可撓チューブ3の荷重特性を調整することができる。
その他、本実施例においても、実施例1と同様の作用効果を奏することができる。
なお、弾性部材23は、実施例2に適用することも可能である。
図25は、本発明の実施例4に係る屈曲構造体を用いたロボット鉗子の一部を省略した斜視図、図26は、同側面図、図27は、同断面図である。なお、実施例4では、実施例3と対応する構成に同符号を付して重複した説明を省略する。
本実施例の屈曲構造体3は、弾性部材23を中実柱状体としたものである。その他は、実施例3と同一構成である。
すなわち、弾性部材23は、ゴム等の弾性材料により中実柱状に形成されている。これにより、弾性部材23は、可撓チューブ3の本体部15よりも軸方向の剛性が高く且つ可撓チューブ3の屈曲に応じて屈曲可能な構成となっている。
なお、本実施例では、中実柱状の弾性部材23が可撓チューブ3の軸心部に位置するため、プッシュプルケーブル13に代えて、複数の駆動ワイヤー等を採用して把持ユニット9を駆動してもよい。
図28は、変形例に係る弾性部材23を示す平面図、図29は、他の変形例に係る弾性部材23を示す平面図である。
図28の変形例は、中実柱状の弾性部材23に対し、径方向で凹状の溝部23bを外周に設けたものである。溝部23bは、軸方向において弾性部材23に沿って設けられ、プッシュプルケーブル13に代えて採用される把持部9を駆動するための駆動ワイヤー24をガイドする。
なお、駆動ワイヤー24の数や配置は、把持部9の構造に応じて適宜変更され、これに応じて、溝部23bの数や配置も適宜変更される。
図29の変形例は、中実柱状の弾性部材23に対し、外周から軸心部付近へかけて径方向で凹状のスリット23cを設けたものである。スリット23cは、軸方向において弾性部材23に沿って設けられ、弾性部材23の軸心部でプッシュプルケーブル13をガイドする。
なお、スリット23cは、二点鎖線で示すように、弾性部材23の外周から軸心部の手前までプッシュプルケーブル13の径よりもやや狭くし、軸心部でプッシュプルケーブル13と同径となるように構成してもよい。また、スリット23cは、弾性部材23の軸心部を越えて設けることも可能である。
かかる実施例4及び変形例でも、実施例3と同様の作用効果を奏することができる。
図30は、本発明の実施例5に係る屈曲構造体を示す斜視図、図31は、同側面図、図32は、同断面図である。図33は、図30の屈曲構造体の弾性部材を示す斜視図である。なお、実施例5では、実施例3と対応する構成に同符号を付して重複した説明を省略する。
本実施例の屈曲構造体3は、弾性部材23を中空筒状体としたものである。その他は、実施例3と同一構成である。
弾性部材23は、超弾性合金からなり、端筒部27a,27bと、リング部29と、チューブ結合部31a,31bと、チューブスリット33とで構成されている。なお、超弾性合金は、NiTi合金(ニッケルチタン合金)、ゴムメタル(登録商標)等のチタン系合金、Cu-Al-Mn合金(銅系合金)、Fe-Mn-Al系合金(鉄系合金)等とすることが可能である。
端筒部27a,27bは、両端部に設けられたリング状である。これら端筒部27a,27b間には、複数のリング部29が位置している。
複数のリング部29は、軸方向に等間隔で平行に連設されている。リング部29の軸方向の幅は、本実施例において一定である。ただし、リング部29の軸方向の幅は、シャフト部5側に位置する固定側から把持ユニット9側に位置する可動側に向けて漸次小さくすることも可能である。
隣接するリング部21は、周方向の一部でチューブ結合部31a,31bによって結合されている。両端部のリング部29は、チューブ結合部31a,31bによって端筒部27a,27bに結合されている。
チューブ結合部31a,31bは、リング部29に一体に設けられ、軸方向で隣接するリング部29間を径方向で対向する周方向の二ヵ所で結合している。
各リング部29において、軸方向の一側(基端側)に位置するチューブ結合部31a,31bと他側(先端側)に位置するチューブ結合部31a,31bは、周方向に180/N度ずれて配置されている。
ここでのチューブ結合部31a,31bのずれは、チューブ結合部31a,31bの中心線間のずれをいう(以下、同じ。)。Nは、2以上の整数である。本実施例では、N=2であり、チューブ結合部31a,31bが90度ずれて配置されている。
なお、チューブ結合部31a,31b間のずれは、60度等とすることも可能であるが、90度にするのが好ましい。これは、可撓チューブ3の屈曲に必要なリング部29の数を少なくでき、全体の長さをコンパクトにすることができるためである。
各チューブ結合部31a,31bは、軸方向に伸びる矩形板状であり、リング部29に応じて僅かに曲率を有している。チューブ結合部31a,31bの周方向の幅は、本実施例において一定であるが、シャフト部5側に位置する固定側から把持ユニット9側に位置する可動側に向けて漸次小さくすることも可能である。
チューブ結合部31a,31bの周方向の幅を可動側に向けて漸次小さくする場合は、最も大きいチューブ結合部31a,31bの周方向の幅よりもリング部29の軸方向の幅を小さくしてもよい。この場合において、最も小さいチューブ結合部31a,31bの周方向の幅とリング部29の軸方向の幅を同一にするのが好ましい。
チューブ結合部31a,31bの軸方向の両端部は、円弧部35を介してリング部29に遷移する。これにより、チューブ結合部31a,31bとリング部29との間は、接線連続となっている。
なお、リング部29の径方向において、チューブ結合部31a,31bとリング部29の間は、内周及び外周がそれぞれ段差なく遷移している。ただし、チューブ結合部31a,31bをリング部29よりも厚肉又は薄肉にして段差を有するような形態とすることも可能である。
チューブ結合部31a,31bは、中立軸を境に周方向の一側を圧縮して他側を伸長するように曲がることで可撓チューブ3の屈曲を可能とする。本実施例では、周方向に90度ずれたチューブ結合部31a,31bが曲がることにより、交差する異なる二方向への屈曲が可能となっている。
各チューブ結合部31a,31bの周方向両側には、チューブ結合部31a,31bの曲げによる可撓チューブ3の屈曲を許容するチューブスリット33が設けられている。
すなわち、チューブスリット33は、軸方向で隣接するリング部29間においてチューブ結合部31a,31bの周方向両側に区画されている。各チューブスリット33は、リング部29及びチューブ結合部31a,31bの形状に応じて、角の丸い矩形状となっている。
かかる構成により、本実施例の弾性部材23は、可撓チューブ3の本体部15よりも軸方向の剛性が高く且つ可撓チューブ3の屈曲に応じて屈曲可能な構成となっている。
従って、実施例5でも、実施例3と同様の作用効果を奏することができる。
しかも、実施例5では、超弾性合金からなる弾性部材23が、複数のリング部29を軸線方向でチューブ結合部31a,31bによって結合して形成され、チューブ結合部31a,31bの曲がることによって屈曲が可能となっている構成により、小型化を図りつつ耐荷重及び屈曲性に優れたものとすることができる。この特性に基づいて、本実施例では、屈曲構造体25全体の特性を向上できる。
また、弾性部材23は、リング部29間をチューブ結合部31a,31bによって結合する構成により、ねじり剛性に優れたものとすることができる。これにより、本実施例では、屈曲構造体25のねじり剛性を向上できる。
1 ロボット鉗子(医療用マニピュレーター)
3 可撓チューブ
11 駆動ワイヤー
15 本体部
17 ウェーブワッシャー
17a 山部
17b 谷部
17c 傾斜部
17d 挿通孔
23 弾性部材
25 屈曲構造体

Claims (7)

  1. 医療用マニピュレーターの駆動ワイヤーを軸方向に通し前記駆動ワイヤーの操作に応じて屈曲する可撓チューブであって、
    前記軸方向に積層されると共に積層状態が保持された複数のウェーブワッシャーを有し、前記軸方向での伸縮により屈曲可能な本体部を備えた、
    ことを特徴とする可撓チューブ。
  2. 請求項1記載の可撓チューブであって、
    各ウェーブワッシャーは、周方向に複数の山部及び該山部間の谷部を備え、
    前記複数のウェーブワッシャーは、隣接するウェーブワッシャーの山部と谷部とが当接する、
    ことを特徴とする可撓チューブ。
  3. 請求項2記載の可撓チューブであって、
    前記隣接するウェーブワッシャーは、前記当接する山部及び谷部間が固着されている、
    ことを特徴とする可撓チューブ。
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載の可撓チューブであって、
    前記複数のウェーブワッシャーは、前記駆動ワイヤーを通す通し部を有する、
    ことを特徴とする可撓チューブ。
  5. 請求項4に記載の可撓チューブであって、
    前記通し部は挿通孔である、
    ことを特徴とする可撓チューブ。
  6. 請求項1〜5の何れか一項に記載の可撓チューブを備えた屈曲構造体であって、
    前記本体部内に配置され前記本体部よりも前記軸方向の剛性が高く且つ前記可撓チューブの屈曲に応じて屈曲可能な弾性部材を備えた、
    ことを特徴とする屈曲構造体。
  7. 請求項6記載の屈曲構造体であって、
    前記弾性部材は、前記本体部の軸心部に位置するコイルばね、中実柱状体、又は中空筒状体である、
    ことを特徴とする屈曲構造体。
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