JPWO2019058436A1 - ユーザ装置 - Google Patents

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Abstract

ユーザ装置は、第1の周波数と、前記第1の周波数とは異なる第2の周波数とにおいて、ユーザ装置間でビームフォーミングを用いた通信を行い、前記第1の周波数において、第1のセンシング信号を受信する受信部と、前記第1のセンシング信号が配置された無線フレーム上のリソースの位置、又は前記第1のセンシング信号に含まれる前記第2の周波数における無線フレーム上のリソースの位置を示す情報に基づいて、前記第2の周波数における送信に使用するリソースを選択する制御部と、前記第2の周波数において、前記選択されたリソースを使用してデータの送信を行う送信部とを有する。

Description

本発明は、無線通信システムにおけるユーザ装置に関する。
LTE(Long Term Evolution)及びLTEの後継システム(例えば、LTE−A(LTE Advanced)、NR(New Radio)(5Gともいう。))では、ユーザ装置同士が無線基地局を介さないで直接通信を行うD2D(Device to Device)技術が検討されている。
D2Dは、ユーザ装置と基地局装置との間のトラフィックを軽減し、災害時などに基地局装置が通信不能になった場合でもユーザ装置間の通信を可能とする。
D2Dは、通信可能な他のユーザ装置を見つけ出すためのD2Dディスカバリ(D2D discovery、D2D発見ともいう。)と、ユーザ装置間で直接通信するためのD2Dコミュニケーション(D2D direct communication、D2D通信、端末間直接通信等ともいう。)と、に大別される。以下では、D2Dコミュニケーション、D2Dディスカバリなどを特に区別しないときは、単にD2Dと呼ぶ。また、D2Dで送受信される信号を、D2D信号と呼ぶ。
なお、3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、D2Dを「サイドリンク(sidelink)」と称しているが、本明細書では、より一般的な用語であるD2Dを使用する。ただし、後述する実施の形態の説明では必要に応じてsidelinkも使用している。
また、3GPPでは、上記のD2D機能を拡張することでV2X(Vehicle to Everything)を実現することが検討され、仕様化が進められている。ここで、V2Xとは、ITS(Intelligent Transport Systems)の一部であり、図1Bに示されるように、自動車間で行われる通信形態を意味するV2V(Vehicle to Vehicle)、自動車と道路脇に設置される路側機(RSU:Road-Side Unit)との間で行われる通信形態を意味するV2I(Vehicle to Infrastructure)、自動車とドライバーのモバイル端末との間で行われる通信形態を意味するV2N(Vehicle to Nomadic device)、及び、自動車と歩行者のモバイル端末との間で行われる通信形態を意味するV2P(Vehicle to Pedestrian)の総称である。
LTEのRel−14において、V2Xの幾つかの機能に関する仕様化がなされている(例えば非特許文献1)。当該仕様では、ユーザ装置へのV2X通信用のリソース割当に関してMode3とMode4が規定されている。Mode3では、基地局装置からユーザ装置に送られるDCI(Downlink Control Information)によりダイナミックに送信リソースが割り当てられる。また、Mode3ではSPS(Semi Persistent Scheduling)も可能である。Mode4では、ユーザ装置はリソースプールから自律的に送信リソースを選択する。
また、NRでのD2Dにおいて、LTEと同様の低い周波数帯から、LTEよりも更に高い周波数帯(ミリ波帯)までの幅広い周波数を使用することが想定されている。特に、高周波数帯では伝搬ロスが増大することから、当該伝搬ロスを補うために、ビーム幅の狭いビームフォーミングを適用することが検討されている(例えば非特許文献2)。
3GPP TS 36.213 V14.3.0(2017−06) 3GPP TS 36.311 V14.3.0(2017−06)
D2Dにおいて、送信側ユーザ装置がビームフォーミングを適用する場合、ビームが向けられた方向以外の受信側ユーザ装置は、当該ビームの受信電力が低下して検出が困難になる。また、高周波数帯のビームは直進性が高く遮蔽物の損失が大きいため、例えばV2Xにおける車両の位置により、ビームが他の車両に妨害されて受信側ユーザ装置で受信電力が低下して検出が困難になる。このように、検出されない隠れノードが生じる可能性があり、当該隠れノードが使用するリソースを他のユーザ装置が使用することで、リソース衝突、通信が半二重になる等の課題が生じる。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、D2Dにおいて、ビームフォーミングを適用して送信を行うユーザ装置が、使用するリソースを適切に選択することを目的とする。
開示の技術によれば、ユーザ装置は、第1の周波数と、前記第1の周波数とは異なる第2の周波数とにおいて、ユーザ装置間でビームフォーミングを用いた通信を行い、前記第1の周波数において、第1のセンシング信号を受信する受信部と、前記第1のセンシング信号が配置された無線フレーム上のリソースの位置、又は前記第1のセンシング信号に含まれる前記第2の周波数における無線フレーム上のリソースの位置を示す情報に基づいて、前記第2の周波数における送信に使用するリソースを選択する制御部と、前記第2の周波数において、前記選択されたリソースを使用してデータの送信を行う送信部とを有するユーザ装置が提供される。
開示の技術によれば、D2Dにおいて、ビームフォーミングを適用して送信を行うユーザ装置が、使用するリソースを適切に選択する技術が提供される。
ユーザ装置100に搭載されたアンテナの構成例を示す図である。 ユーザ装置100が時分割で異なるビームを適用して送信を行う例を示す図である。 ユーザ装置100の送信範囲を示す図である。 ユーザ装置100によるセンシング動作の例を示す図である。 ユーザ装置100による送信時にリソースが衝突する例を示す図である。 ユーザ装置100による送信時にHD問題が発生する例を示す図である。 ユーザ装置100による送信時にビーム受信の妨害が発生する例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるユーザ装置100の通信シーケンスの例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるリソースプールの構成例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるリソース配置の一例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるセンシングリソースとデータリソースとの関連付けの一例(1)を示す図である。 本発明の実施の形態におけるセンシングリソースとデータリソースとの関連付けの一例(2)を示す図である。 本発明の実施の形態におけるセンシングリソースとデータリソースとの関連付けの一例(3)を示す図である。 本発明の実施の形態におけるセンシングリソースのRSRPに基づいたデータリソース選択の例を説明するための図である。 本発明の実施の形態におけるクロスキャリア同期の一例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるユーザ装置100の機能構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるユーザ装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例であり、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られない。
本実施の形態の無線通信システムの動作にあたっては、適宜、既存技術が使用される。ただし、当該既存技術は、例えば既存のLTEであるが、既存のLTEに限られない。また、本明細書で使用する用語「LTE」は、特に断らない限り、LTE−Advanced、及び、LTE−Advanced以降の方式(例:NR)を含む広い意味を有するものとする。
図1A、図1B及び図1Cは、本発明の実施の形態における無線通信システムの構成例を示す図である。本発明の実施の形態における無線通信システムは、図1B又は図1Cに示されるように、複数のユーザ装置100を含む。図1Bには、ユーザ装置100が3つ示されているが、これは例であり、さらに多数であってもよい。以下、ユーザ装置100を、「UE(User Entity)」ともいう。ユーザ装置100は、スマートフォン、携帯電話機、タブレット、ウェアラブル端末、M2M(Machine-to-Machine)用通信モジュール等の無線通信機能を備えた通信装置であり、基地局装置又はユーザ装置100に無線接続し、無線通信システムにより提供される各種通信サービスを利用する。ユーザ装置100は、ビームフォーミングを行って信号の送受信を行うことが可能である。本発明の実施の形態では、V2Xにおける車両に搭載された通信装置を主に想定する。
なお、本発明の実施の形態において、複信(Duplex)方式は、TDD(Time Division Duplex)方式でもよいし、FDD(Frequency Division Duplex)方式でもよいし、又はそれ以外(例えば、Flexible Duplex等)の方式でもよい。また、以下の説明において、送信ビームを用いて信号を送信することは、プリコーディングベクトルが乗算された(プリコーディングベクトルでプリコードされた)信号を送信することとしてもよい。同様に、受信ビームを用いて信号を受信することは、所定の重みベクトルを受信した信号に乗算することとしてもよい。また、送信ビームを用いて信号を送信することは、特定のアンテナポートで信号を送信することと表現されてもよい。同様に、受信ビームを用いて信号を受信することは、特定のアンテナポートで信号を受信することと表現されてもよい。アンテナポートとは、3GPPの規格で定義されている論理アンテナポート又は物理アンテナポートを指す。なお、送信ビーム及び受信ビームの形成方法は、上記の方法に限られない。例えば、複数アンテナを備えるユーザ装置100において、それぞれのアンテナの角度を変える方法を用いてもよいし、プリコーディングベクトルを用いる方法とアンテナの角度を変える方法を組み合わせる方法を用いてもよいし、異なるアンテナパネルを切り替えて利用してもよいし、複数のアンテナパネルを合わせて使う方法を組み合わせる方法を用いてもよいし、その他の方法を用いてもよい。また、例えば、高周波数帯において、複数の互いに異なる送信ビームが使用されてもよい。複数の送信ビームが使用されることを、マルチビーム運用といい、ひとつの送信ビームが使用されることを、シングルビーム運用という。
図1Aは、ユーザ装置100に搭載されたアンテナの構成例を示す図である。アンテナパネルPanel1からPanel4が、車両の前後左右の向きにそれぞれ搭載され、ミリ波帯の送受信アンテナとして機能する。
図1Bは、ユーザ装置100が時分割で異なるビームを適用して送信を行う例を示す図である。時刻time#1において、UE3に向けたビームを送信して、時刻Time#2において、UE2に向けたビームを送信している。
図1Cは、ユーザ装置100の送信範囲を示す図である。図中「TX range」で示した範囲が、本実施の形態におけるV2Xが対象とする通信範囲である。当該通信範囲は、例えば、車両中心半径数百m程度を想定する。
本発明の実施の形態において、ユーザ装置100は、高い周波数を用いて直接通信を行うことを想定する。この場合、ユーザ装置間の伝搬損失が大きいため所定の通信距離を実現するためにはビームフォーミングを適用する必要がある。加えて、ユーザ装置間のモビリティ又はマルチキャストのため単一ビームでは所要の通信距離で所要の信頼性を確保できない場合があることから、時間ごとにビームを切り替えるビームスイッチングによる送信、又はビームの繰り返し送信が行われてもよい。高い周波数とは、例えばミリ波帯である。また、ユーザ装置100において、周期的、又は準周期的な通信トラフィックが発生することを想定する。また、ユーザ装置100において、3GPPのリリース14で規定されるように、リソースをセンシングすることにより、自律的なリソース選択を行うことを基本とし、バックグラウンドセンシング及び送信リソースの確保が可能であることを想定する。
ユーザ装置100は、利得要因及び損失要因を考慮して、ミリ波帯においてビームスイッチングを適用したデータ送信を行う。図1Aに示された、異なる方向に向けられたマルチパネルアンテナがミリ波の送受信に使用される。なお、例えば、周波数帯が、6GHz以下であるような低い周波数帯(以下、「LF帯」ともいう。)である場合と、ミリ波帯(以下、「HF帯」ともいう。)である場合とで、異なる無線パラメータ(numerology)が想定される。
図2は、ユーザ装置100によるセンシング動作の例を示す図である。ユーザ装置100は、異なるリソースを使用する狭いビームを近接するユーザ装置100に送信する。近接するユーザ装置100は、自身に向けられたビームのみを検出することができる。一方、他のユーザ装置100に向けられたビームを検出することはできない。そのため、ビームフォーミングに起因する隠れノードの問題が生じる。
図2に示されるように、UE1は、時刻t1にUE3に向けたビームの送信を行い、時刻t1+ΔtにUE2に向けたビームの送信を行う。ここで、時刻t1におけるUE1の送信ビームは、UE3に向けられているため、UE2は、UE1が時刻t1に送信していることを検知できない。図2の「UE2 sensing」に示されるように、UE2は時刻t1におけるリソースが未使用であると検知するが、実際にはUE1が当該リソースを使用しているため、UE2において当該リソースを選択した場合、リソースの衝突が発生する。
図3Aは、ユーザ装置100による送信時にリソースが衝突する例を示す図である。ビームフォーミングによって生じる隠れノードに起因して、リソースが衝突することがある。
図3Aに示されるように、UE1がUE3に向けたビームを送信しているとき、UE2は当該ビームを検知できないため、当該ビームと同一のリソースを選択してUE3にビームを送信する可能性がある。同一のリソースが選択された場合、リソース衝突が発生する。すなわち、UE2において、ビームフォーミングによってUE1の送信を検知できなくなることで、UE1が隠れノードとなる事象が発生する。
図3Bは、ユーザ装置100による送信時にHD問題が発生する例を示す図である。図3Bに示されるように、UE1がUE3に向けたビームを送信しているとき、UE2は当該ビームを検知できないため、当該ビームと同一のリソースを選択してUE1にビームを送信する可能性がある。同一のリソースが選択された場合、リソース衝突が発生し、UE1とUE2の間の通信は、HD(Half Duplex、半二重)となる。すなわち、UE2において、ビームフォーミングによってUE1の送信を検知できなくなることで、UE1が隠れノードとなる事象が発生する。
図4は、ユーザ装置100による送信時にビーム受信の妨害が発生する例を示す図である。ミリ波は直進性が高いため、遮蔽物による妨害が発生することがある。妨害が発生すると、ミリ波の正確なセンシングが困難になる。
図4に示されるように、UE2は、UE1の送信ビームを妨害により受信できないため、UE1の送信を正確に検知することができない。したがって、UE2がリソース選択を行うとき、リソースの衝突が発生する可能性がある。
(実施例)
以下、実施例について説明する。
図5は、本発明の実施の形態におけるユーザ装置100の通信シーケンスの例を示す図である。上述のようなビームフォーミングにより生じる隠れノード問題に対処するため、LF帯をアシスタンス帯として使用することで、ミリ波帯におけるデータ通信のサポートを行うことが考えられる。すなわち、リソース配置の通知、RSRP(Reference Signal Received Power)測定、RSSI(Received Signal Strength Indicator)測定を、LF帯であるアシスタンス帯において実行することで、ミリ波帯通信をサポートする。
アシスタンス帯においてセンシングに使用されるリソースプールと、ミリ波帯においてデータ通信に使用されるリソースプールとが、設定されるか又は予め規定される。センシングに使用されるリソースと、データ通信に使用されるリソースとは、固定された関連付けが設定されるか又は予め規定される。ユーザ装置100のUE能力に応じて、アシスタンス帯においてセンシングに使用されるリソースプール又はミリ波帯においてデータ通信に使用されるリソースプールにおける送信パラメータが設定されるか又は予め規定される。ユーザ装置100は、センシング用のリソースプールにおける無指向性の送信と、データ用のリソースプールにおけるビームフォーミングの送信とを同時に行ってもよい。センシング用のリソースプールは、LFのアシスタンス帯に配置され、センシング信号は無指向性の送信が行われるため、ミリ波帯に比べて広範囲で受信が可能である。したがって、ミリ波帯のビームを受信できなかったユーザ装置100においても、センシング信号は受信できる可能性が向上する。
アシスタンス用に用いるキャリアとデータ通信に用いるキャリアとの組み合わせは事前設定されてもよいし、基地局から上位レイヤシグナリング(含む報知)で通知されてもよい。あるアシスタンスキャリアに対して複数のデータ通信用キャリアが設定されてもよい。この場合データ通信キャリア間で空きリソース認識に係る依存性が生じるため、例えばアシスタンスキャリア内のリソースプールごとにデータ通信用キャリアが設定されてもよい。
受信側である近接するユーザ装置100は、アシスタンス帯とミリ波帯とでクロスキャリア同期を行う。ユーザ装置100は、データ通信に使用するミリ波帯のリソース選択を、アシスタンス帯におけるセンシングに基づいて行う。センシングが行われるアシスタンス帯でのRSRP及びRSSI、又はいずれか一方の測定が、設定されるか又は予め規定される。RSRP及びRSSI、又はいずれか一方の測定結果が設定された閾値を超えた場合、当該測定に使用されたリソースに関連付けられるデータのリソースが、リソース候補から除外される。ユーザ装置100は、除外されていないリソース候補の中から、データ通信に使用するリソース選択を実行する。データ通信に使用されるリソース又はセンシングに使用されるリソースが選択されると、対応するセンシングに使用されるリソース又はデータ通信に使用されるリソースは決定される。
図5において、UE1がUE2に送信して、当該送信をセンシングしてUE2がリソース選択を行いUE3に送信するシーケンスを説明する。
ステップS10において、UE1は、アシスタンス帯でのセンシング信号及びミリ波帯でのデータ信号をUE2に送信する。ステップS20において、UE2はデータのデコードを行う。なお、センシング信号のリソース位置のみ必要である場合、又はUE2以外のユーザ装置100宛ての送信である場合等において、データのデコードは、必ずしも実行されなくてもよい。続いて、ステップS21において、UE2は、クロスキャリア同期を行って、アシスタンス帯の信号とミリ波帯の信号とで、同期を行う。クロスキャリア同期の詳細は後述する。
ステップS22において、UE2はアシスタンス帯のセンシングを行う。例えば、ステップS10でUE1から送信されるセンシング信号のRSRP又はRSSIを測定し、センシング信号に含まれるリソース使用状況に係る情報を取得する。続いて、ステップS22で行われたセンシングの結果に基づいて、データ通信に使用されるリソース候補から、リソースの除外を行う(S23)。例えば、ステップS10でUE1から送信されるセンシング信号のRSRP又はRSSIを測定した結果が所定の閾値を超えていれば対応するリソースを除外してもよいし、センシング信号に含まれるリソース使用状況に係る情報が、リソースの除外を通知するものであれば対応するリソースを除外してもよい。
ステップS24において、UE2は、ステップS23で除外されなかったリソース候補から、データ通信に使用するリソースを選択する。ステップS21のクロスキャリア同期から、ステップS24のリソース選択までが、センシングベースのリソース選択の動作を示す。続いて、ステップS25において、UE2は、ステップS24で選択されたリソースを使用して当該ミリ波帯でデータをUE3に送信し、かつ、対応するアシスタンス帯のリソースを使用して、センシング信号をUE3に送信する。
図6は、本発明の実施の形態におけるリソースプールの構成例を示す図である。図6において、例えば、LFが6GHz帯、HFが60GHz帯であり、横軸が時間方向、縦軸が周波数方向を示す。ユーザ装置100個別のセンシングに使用されるリソースプール及び当該リソースプールに関連付けられるデータ通信に使用されるリソースプールが、設定されるか又は予め規定される。SLSS(Sidelink Synchronization Signal)は、サイドリンクの同期信号を示す。ミリ波帯送信が許可されていないリソース、例えばSLSSにオーバラップするTTI(Transmission Time Interval)のリソースは、データ通信又は制御情報に使用されるリソースプールから除外される。当該リソースプールに対応するセンシングに使用されるリソースもリソースプールから除外される。なお、センシングに使用されるリソースプールのリソースと、データ通信に使用されるリソースプールのリソースとは、1対1で関連付けられる。詳細は後述する。
図7は、本発明の実施の形態におけるリソース配置の一例を示す図である。センシングに使用されるリソースと、データ通信に使用されるリソースとの関連付けに係る周期が、設定されるか又は予め規定される。すなわち、センシングのアシスタンス帯と、データのミリ波帯とで、当該関連付けに係る周期の長さは同一であってもよい。また、センシングに使用されるリソースの周期と、データ通信に使用されるリソースの周期とは、1対1にマッピングされていてもよい。リソースの関連付けは、1対1にマッピングされた周期の間でのみで行われてもよい。
図7に示されるように、センシングに使用されるアシスタンス帯は、6GHz帯で15kHzのサブキャリア間隔であり、データ通信に使用されるミリ波帯は、60GHz帯で120kHzのサブキャリア間隔であるとする。図7において、リソースの関連付けの周期は、TTIと同じ1msであるとする。センシングに使用されるアシスタンス帯におけるInterval#1と、データ通信に使用されるミリ波帯におけるInterval#1とで、リソースの関連付けが行われる。同様に、センシングに使用されるアシスタンス帯におけるInterval#2及びInterval#3と、データ通信に使用されるミリ波帯におけるInterval#2及びInterval#3とで、リソースの関連付けが行われる。
LF帯におけるセンシングに使用されるリソース(以下、「センシングリソース」という。)と、HF帯におけるデータ通信に使用されるリソース(以下、「データリソース」という。)との関連付けは、1対1で設定されるか予め規定されてもよい。
例えば、LF帯におけるセンシングリソース、すなわちX個のPRB(Physical Resource Block)、及び1TTI又はTTIより短い期間で特定されるセンシングリソースは、HF帯における1つのデータリソース、すなわち1サブチャネルと1TTI又はTTIより短い期間で特定されるデータリソースに関連付けられてもよい。
また例えば、LF帯における1つのセンシングリソースは、HF帯における複数のデータリソースの組に関連付けられてもよい。当該複数のデータリソースの組は、ビームスイッチング又はビーム繰り返しにより送信されるデータに対応する。
なお、2段階のスケジューリングアサインメント(SA)を送信するか否かが設定されるか又は予め規定されてもよい。近接するユーザ装置100において、1段階目のスケジューリングアサインメントがLF帯で受信されることによって、センシングに関連する情報が通知されてLF帯でセンシングが実行され、当該センシングリソースに関連付けられるデータリソースの一部によって、さらに、2段階目のスケジューリングアサインメントが通知されてもよい。1段階目のスケジューリングアサインメントには、センシングに関連する情報、例えば、優先度に関する情報、他のビームで使用されるリソース予約に関する情報等が含まれてもよい。2段階目のスケジューリングアサインメントには、他の情報、例えば、MCS(Modulation and Coding Scheme)、リソース配置に関する情報、ソースID及びデスティネーションID、又はいずれか一方のID等が含まれてもよい。
また、HF帯でのセンシングを実行するか否かを切り替えることが可能であってもよい。ユーザ装置100は、LF帯ではセンシングを行わずに、HF帯においてのみセンシングを行うか否かを決定してもよい。
なお、ユーザ装置100は、LF帯におけるセンシングリソースでSCI(Sidelink Control Information)又はMAC−CE(Medium Access Control-Control Element)を含む信号を送信することで、HF帯において使用するデータリソースを近接するユーザ装置100に明示的に通知してもよい。
図8は、本発明の実施の形態におけるセンシングリソースとデータリソースとの関連付けの一例(1)を示す図である。図8に示される例は、1センシングリソースが、1データリソースに関連付けられる例である。図8に示されるように、センシングに使用されるアシスタンス帯は、6GHz帯で15kHzのサブキャリア間隔であり、データ通信に使用されるミリ波帯は、60GHz帯で120kHzのサブキャリア間隔であるとする。図8に示されるようなセンシングリソースとデータリソースの関連付けが、ユーザ装置100から近接するユーザ装置100に明示的に通知されてもよい。
図8の左図の例では、リソース関連付けの周期は、アシスタンス帯においては、1TTIより長く設定されており、ミリ波帯においては、1TTIより短く設定されている。アシスタンス帯における1センシングリソースが、ミリ波帯における1データリソースに対応する。また、2段階SAが行われる場合、データリソースの一部にSAに関する情報が含まれる。
図8の右図の例では、左図と比べてアシスタンス帯の1センシングリソースの時間長が半分に設定されている。左図と同様に、アシスタンス帯における1センシングリソースが、ミリ波帯における1データリソースに対応する。
図9は、本発明の実施の形態におけるセンシングリソースとデータリソースとの関連付けの一例(2)を示す図である。図9に示される例は、1センシングリソースが、データリソースの集合に関連付けられる例である。図9に示されるように、センシングに使用されるアシスタンス帯は、6GHz帯で15kHzのサブキャリア間隔であり、データ通信に使用されるミリ波帯は、60GHz帯で120kHzのサブキャリア間隔であるとする。図9に示されるようなセンシングリソースとデータリソースの関連付けが、ユーザ装置100から近接するユーザ装置100に明示的に通知されてもよい。
図9の例では、1センシングリソースが、UE1がビームスイッチングによって送信するBeam1からBeam8までの占有するデータリソースの集合に対応する。図9の右図の例では、左図と比べてアシスタンス帯の1センシングリソースの時間長が半分に設定されている。なお、ビームスイッチングではなく、ビームの繰り返し送信であってもよい。
図10は、本発明の実施の形態におけるセンシングリソースとデータリソースとの関連付けの一例(3)を示す図である。図10に示される例は、2センシングリソースが、1データリソースに関連付けられる例である。図10に示されるように、センシングに使用されるアシスタンス帯は、6GHz帯で15kHzのサブキャリア間隔であり、データ通信に使用されるミリ波帯は、60GHz帯で120kHzのサブキャリア間隔であるとする。また、リソース関連付けの周期は、アシスタンス帯においては、1TTIより長く設定されている。図10に示されるようなセンシングリソースとデータリソースの関連付けが、ユーザ装置100から近接するユーザ装置100に明示的に通知されてもよい。
ユーザ装置100は、あるデータリソースにおける送信において、当該データリソースに関連付けられるすべてのセンシングリソースにおいて送信を行ってもよい。例えば、図10の左図の例では、データリソースに関連付けられる2つのセンシングリソースが存在し、当該センシングリソースの一方が、送信されない状況を示している。当該状況においては、対応するセンシングリソースが送信されていないため、データリソースが送信されない。一方、図10右図の例では、データリソースに関連付けられる2つのセンシングリソースの双方が送信されているため、当該データリソースは使用可能である。また、図10の右図において、センシングリソースのペイロードには、優先度に関する情報又はリソース予約に関する情報が含まれてもよい。
図11は、本発明の実施の形態におけるセンシングリソースのRSRPに基づいたデータリソース選択の例を説明するための図である。図11において、2センシングリソースのRSRPを測定する例を示している。
Opt.1:independentにおいて、1センシングリソースのRSRPが閾値を超えた場合、対応する1データリソースがリソース候補から除外される。すなわち、センシングリソースごとのRSRPに基づいて、当該センシングリソースに対応するデータリソースを除外する判定が行われる。
Opt.2:averagingにおいて、図に示されるように、2センシングリソースの平均RSRPが閾値を超えた場合、対応する2データリソースがリソース候補から除外される。すなわち、複数のセンシングリソースにおける平均RSRPに基づいて、対応する複数のデータリソース又はデータリソースの組が、リソース候補から除外される。センシングリソースの組は、あるユーザ装置100に属することが通知される。当該ユーザ装置100から送信されるセンシング信号は、データリソース又はデータリソースの組の開始位置を示す情報を含んでもよい。
図12は、本発明の実施の形態におけるクロスキャリア同期の一例を示す図である。図12に示されるように、センシングに使用されるアシスタンス帯は、6GHz帯で15kHzのサブキャリア間隔であり、データ通信に使用されるミリ波帯は、60GHz帯で60kHzのサブキャリア間隔であるとする。また、図12において、アシスタンス帯のDFNperiod#1は、ミリ波帯のDFNperiod#1からDFNperiod#4までと同じ時間長である。
センシングに使用されるアシスタンス帯と、データ通信に使用されるミリ波帯とは、同一のソースによって同期が行われることが設定されるか又は予め規定されてもよい。図12に示されるDFN(D2D reference number)は、D2D通信におけるシステムフレームナンバである。図12の上図に示されるように、アシスタンス帯及びミリ波帯において共通に無線フレームの時間軸上で整列されたDFN境界とすることが設定されるか又は予め規定されてもよい。あるいは、図12の下図に示されるように、アシスタンス帯とミリ波帯とでDFN境界にオフセットが設定されるか又は予め規定されてもよい。
アシスタンス帯のDFN期間のインデックスは、より短いDFN期間を有するミリ波帯の連続するDFN期間のインデックスとは区別される必要がある。ミリ波帯の連続するDFN期間の総時間長は、アシスタンス帯のDFN期間と一致する。DFN期間のインデックスは、整列されたDFN境界から開始されるべきであり、当該インデックスは、例えば、SLSS又はPSBCH(Physical Sidelink Broadcast Channel)を介して通知されてもよい。
上述の実施例において、センシング用のリソースプールは、LFのアシスタンス帯に配置され、センシング信号は無指向性の送信が行われるため、ミリ波帯に比べて広範囲で受信が可能である。したがって、ミリ波帯のビームを受信できなかったユーザ装置100においても、センシング信号を受信できる可能性が向上する。そのため、隠れノードに起因するリソース選択におけるリソース衝突の可能性が低減できる。また、リソース衝突の可能性が低減されるため、ユーザ装置100間の通信が半二重となる問題が軽減される。
すなわち、D2Dにおいて、ビームフォーミングを適用して送信を行うユーザ装置が、使用するリソースを適切に選択することができる。
(装置構成)
次に、これまでに説明した処理及び動作を実行するユーザ装置100の機能構成例を説明する。ユーザ装置100は、少なくとも実施例を実施する機能を含む。ただし、ユーザ装置100は、実施例の中の一部の機能のみを備えることとしてもよい。
図13は、ユーザ装置100の機能構成の一例を示す図である。図13に示されるように、ユーザ装置100は、送信部110と、受信部120と、リソース制御部130と、アシスタンスデータ生成部140とを有する。図13に示される機能構成は一例に過ぎない。本発明の実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのようなものでもよい。
送信部110は、送信データから送信信号を作成し、当該送信信号を無線で送信する。受信部120は、各種の信号を無線受信し、受信した物理レイヤの信号からより上位のレイヤの信号を取得する。また、受信部120は、ユーザ装置100から送信される同期信号、制御信号、データ等を受信する機能を有する。また、送信部110は、他のユーザ装置100にデータ又は制御信号を送信し、受信部120は、他のユーザ装置100からデータ又は制御信号を受信する。また、送信部110は、ビームフォーミングを適用して送信を行ってもよい。
リソース制御部130は、実施例において説明したように、受信部120によりセンシングを行って検知した情報に基づいて、送信に使用するリソースを選択する。また、リソース制御部130は、センシング信号に含まれるリソースを選択するための明示的な情報を取得する。
アシスタンスデータ生成部140は、実施例において説明したように、ユーザ装置100におけるセンシング信号の生成に係る制御を行う。なお、リソース制御部130又はアシスタンスデータ生成部140における信号送信等に関する機能部を送信部110に含め、信号受信等に関する機能部を受信部120に含めてもよい。
(ハードウェア構成)
上述の本発明の実施の形態の説明に用いた機能構成図(図13)は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に複数要素が結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
また、例えば、本発明の一実施の形態におけるユーザ装置100はいずれも、本発明の実施の形態に係る処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図14は、本発明の実施の形態におけるユーザ装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。上述のユーザ装置100はそれぞれ、物理的には、プロセッサ1001、記憶装置1002、補助記憶装置1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。ユーザ装置100のハードウェア構成は、図に示した1001〜1006で示される各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
ユーザ装置100における各機能は、プロセッサ1001、記憶装置1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信、記憶装置1002及び補助記憶装置1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール又はデータを、補助記憶装置1003及び/又は通信装置1004から記憶装置1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、図13に示したユーザ装置100の送信部110と、受信部120と、リソース制御部130、アシスタンスデータ生成部140は、記憶装置1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
記憶装置1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。記憶装置1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。記憶装置1002は、本発明の一実施の形態に係る処理を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
補助記憶装置1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。補助記憶装置1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、記憶装置1002及び/又は補助記憶装置1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。例えば、ユーザ装置100の送信部110及び受信部120は、通信装置1004で実現されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001及び記憶装置1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、ユーザ装置100は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
(実施の形態のまとめ)
以上、説明したように、本発明の実施の形態によれば、第1の周波数と、前記第1の周波数とは異なる第2の周波数とにおいて、ユーザ装置間でビームフォーミングを用いた通信を行うユーザ装置であって、前記第1の周波数において、第1のセンシング信号を受信する受信部と、前記第1のセンシング信号が配置された無線フレーム上のリソースの位置、又は前記第1のセンシング信号に含まれる前記第2の周波数における無線フレーム上のリソースの位置を示す情報に基づいて、前記第2の周波数における送信に使用するリソースを選択する制御部と、前記第2の周波数において、前記選択されたリソースを使用してデータの送信を行う送信部とを有するユーザ装置が提供される。
上記の構成により、D2Dにおいて、ビームフォーミングを適用して送信を行うユーザ装置が、LF帯におけるリソースの位置又はHF帯におけるリソースの位置の明示的な通知に基づいて、HF帯において使用するリソースを適切に選択することができる。
前記第1のセンシング信号が配置された無線フレーム上のリソースの位置は、前記第2の周波数における送信に使用する無線フレーム上のリソースの位置と関連付けられていてもよい。当該構成により、ユーザ装置は、LF帯におけるリソースの位置に基づいて、HF帯において使用するリソースを適切に選択することができ、HF帯において使用するリソースの位置に基づいて、LF帯においてセンシング信号を送信するリソースを適切に選択することができる。
前記制御部は、前記第1のセンシング信号が配置された無線フレーム上の単一のリソースの位置、又は前記第1のセンシング信号に含まれる前記第2の周波数における無線フレーム上の複数のリソースの位置を示す情報に基づいて、前記第2の周波数におけるビームスイッチング又はビーム繰り返し送信に使用される複数のリソースを特定し、前記特定された複数のリソースを前記第2の周波数における送信に使用するリソースの候補から除外してもよい。当該構成により、ユーザ装置は、LF帯におけるリソースの位置又はHF帯におけるリソースの位置の明示的な通知に基づいて、HF帯の使用できない複数のリソースをリソースの候補から除外することができる。
前記受信部は、前記第1の周波数において、前記第2の周波数で使用するリソースを選択するためのセンシングを実行せず、前記制御部は、前記第2の周波数において、前記第2の周波数で使用するリソースを選択するためのセンシングを実行するか否かを決定してもよい。当該構成により、ユーザ装置は、LF帯におけるセンシングを行わずにHF帯におけるセンシングを実行することができるため、HF帯のリソースを適切に選択することができる。
前記制御部は、前記第1のセンシング信号が配置された無線フレーム上の単一のリソースにおける前記第1のセンシング信号の受信電力、又は前記第1のセンシング信号が配置された無線フレーム上の複数のリソースにおける前記第1のセンシング信号の平均受信電力に基づいて、前記第2の周波数における送信に使用するリソースを選択してもよい。当該構成により、ユーザ装置は、LF帯のセンシング信号のRSRP又は平均RSRPに基づいて、HF帯のリソースを適切に選択することができる。
前記第2の周波数における無線フレーム上のリソースの位置を示す情報を含む第2のセンシング信号を生成する生成部をさらに有し、前記送信部は、前記第2のセンシング信号に含まれる情報により示される前記第2の周波数における無線フレーム上のリソースの位置に関連付けられた前記第1の周波数のリソースの位置において、前記生成された第2のセンシング信号を送信してもよい。当該構成により、ユーザ装置は、センシング信号を生成してLF帯において送信することで、近接するユーザ装置に、HF帯のリソースを適切に選択させることができる。
(実施形態の補足)
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、開示される発明はそのような実施形態に限定されず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。上記の説明における項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。機能ブロック図における機能部又は処理部の境界は必ずしも物理的な部品の境界に対応するとは限らない。複数の機能部の動作が物理的には1つの部品で行われてもよいし、あるいは1つの機能部の動作が物理的には複数の部品により行われてもよい。実施の形態で述べた処理手順については、矛盾の無い限り処理の順序を入れ替えてもよい。処理説明の便宜上、ユーザ装置100は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウェアで、ソフトウェアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明の実施の形態に従ってユーザ装置100が有するプロセッサにより動作するソフトウェア及び本発明の実施の形態に従ってユーザ装置100が有するプロセッサにより動作するソフトウェアはそれぞれ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク(HDD)、リムーバブルディスク、CD−ROM、データベース、サーバその他の適切な如何なる記憶媒体に保存されてもよい。
また、情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、ブロードキャスト情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W−CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
ユーザ装置100は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、又はいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベース又は別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
「含む(include)」、「含んでいる(including)」、及びそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示の全体において、例えば、英語でのa、an及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数のものを含み得る。
なお、本発明の実施の形態において、LF帯又はアシスタンス帯は、第1の周波数の一例である。センシングリソース又はデータリソースは、リソースの一例である。HF帯又はミリ波帯は、第2の周波数の一例である。リソース制御部130は、制御部の一例である。アシスタンスデータ生成部140は、生成部の一例である。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
100 ユーザ装置
110 送信部
120 受信部
130 リソース制御部
140 アシスタンスデータ生成部
1001 プロセッサ
1002 記憶装置
1003 補助記憶装置
1004 通信装置
1005 入力装置
1006 出力装置

Claims (6)

  1. 第1の周波数と、前記第1の周波数とは異なる第2の周波数とにおいて、ユーザ装置間でビームフォーミングを用いた通信を行うユーザ装置であって、
    前記第1の周波数において、第1のセンシング信号を受信する受信部と、
    前記第1のセンシング信号が配置された無線フレーム上のリソースの位置、又は前記第1のセンシング信号に含まれる前記第2の周波数における無線フレーム上のリソースの位置を示す情報に基づいて、前記第2の周波数における送信に使用するリソースを選択する制御部と、
    前記第2の周波数において、前記選択されたリソースを使用してデータの送信を行う送信部とを有するユーザ装置。
  2. 前記第1のセンシング信号が配置された無線フレーム上のリソースの位置は、前記第2の周波数における送信に使用する無線フレーム上のリソースの位置と関連付けられている請求項1記載のユーザ装置。
  3. 前記制御部は、前記第1のセンシング信号が配置された無線フレーム上の単一のリソースの位置、又は前記第1のセンシング信号に含まれる前記第2の周波数における無線フレーム上の複数のリソースの位置を示す情報に基づいて、前記第2の周波数におけるビームスイッチング又はビーム繰り返し送信に使用される複数のリソースを特定し、前記特定された複数のリソースを前記第2の周波数における送信に使用するリソースの候補から除外する請求項2記載のユーザ装置。
  4. 前記受信部は、前記第1の周波数において、前記第2の周波数で使用するリソースを選択するためのセンシングを実行せず、
    前記制御部は、前記第2の周波数において、前記第2の周波数で使用するリソースを選択するためのセンシングを実行するか否かを決定する請求項1記載のユーザ装置。
  5. 前記制御部は、前記第1のセンシング信号が配置された無線フレーム上の単一のリソースにおける前記第1のセンシング信号の受信電力、又は前記第1のセンシング信号が配置された無線フレーム上の複数のリソースにおける前記第1のセンシング信号の平均受信電力に基づいて、前記第2の周波数における送信に使用するリソースを選択する請求項1記載のユーザ装置。
  6. 前記第2の周波数における無線フレーム上のリソースの位置を示す情報を含む第2のセンシング信号を生成する生成部をさらに有し、
    前記送信部は、前記第2のセンシング信号に含まれる情報により示される前記第2の周波数における無線フレーム上のリソースの位置に関連付けられた前記第1の周波数のリソースの位置において、前記生成された第2のセンシング信号を送信する請求項1記載のユーザ装置。
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