JPWO2020049669A1 - ユーザ装置及び基地局装置 - Google Patents

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Abstract

ユーザ装置は、端末間直接通信に使用可能である第1のリソースを示す第1の情報及び端末間直接通信に使用可能である第2のリソースを示す第2の情報を受信する受信部と、前記第1のリソースと前記第2のリソースとが重複する場合、端末間直接通信に使用するリソースを決定する制御部と、前記決定されたリソースを使用して端末間直接通信を実行する通信部とを有する。

Description

本発明は、無線通信システムにおけるユーザ装置及び基地局装置に関する。
LTE(Long Term Evolution)及びLTEの後継システム(例えば、LTE−A(LTE Advanced)、NR(New Radio)(5Gともいう。))では、ユーザ装置同士が基地局装置を介さないで直接通信を行うD2D(Device to Device)技術が検討されている(例えば非特許文献1)。
D2Dは、ユーザ装置と基地局装置との間のトラフィックを軽減し、災害時等に基地局装置が通信不能になった場合でもユーザ装置間の通信を可能とする。なお、3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、D2Dを「サイドリンク(sidelink)」と称しているが、本明細書では、より一般的な用語であるD2Dを使用する。ただし、後述する実施の形態の説明では必要に応じてサイドリンクも使用する。
D2D通信は、通信可能な他のユーザ装置を発見するためのD2Dディスカバリ(D2D discovery、D2D発見ともいう。)と、ユーザ装置間で直接通信するためのD2Dコミュニケーション(D2D direct communication、D2D通信、端末間直接通信等ともいう。)と、に大別される。以下では、D2Dコミュニケーション、D2Dディスカバリ等を特に区別しないときは、単にD2Dと呼ぶ。また、D2Dで送受信される信号を、D2D信号と呼ぶ。NRにおけるV2X(Vehicle to Everything)に係るサービスの様々なユースケースが検討されている(例えば非特許文献2)。
3GPP TS 36.211 V15.2.0(2018−06) 3GPP TR 22.886 V15.1.0(2017−03)
異なるRAT(Radio Access Technology)におけるD2D通信をユーザ装置が行う場合、RAT間でD2D通信に使用するリソースを決定するスケジューラが連携していないケースが想定される。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、異なるRAT(Radio Access Technology)間における端末間直接通信において、ユーザ装置が使用するリソースを決定することを目的とする。
開示の技術によれば、端末間直接通信に使用可能である第1のリソースを示す第1の情報及び端末間直接通信に使用可能である第2のリソースを示す第2の情報を受信する受信部と、前記第1のリソースと前記第2のリソースとが重複する場合、端末間直接通信に使用するリソースを決定する制御部と、前記決定されたリソースを使用して端末間直接通信を実行する通信部とを有するユーザ装置が提供される。
開示の技術によれば、異なるRAT(Radio Access Technology)間における端末間直接通信において、ユーザ装置が使用するリソースを決定することができる。
V2Xを説明するための図である。 本発明の実施の形態におけるリソース割り当ての例(1)を示す図である。 本発明の実施の形態におけるリソース割り当ての例(2)を示す図である。 本発明の実施の形態におけるリソース除外の例(1)を示す図である。 本発明の実施の形態におけるリソース除外の例(2)を示す図である。 本発明の実施の形態におけるリソース除外の例(3)を示す図である。 本発明の実施の形態におけるリソース除外の例(4)を示す図である。 本発明の実施の形態における通信シーケンスを説明するための図である。 本発明の実施の形態における基地局装置10の機能構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるユーザ装置20の機能構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態における基地局装置10又はユーザ装置20のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例であり、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られない。
本発明の実施の形態の無線通信システムの動作にあたっては、適宜、既存技術が使用される。ただし、当該既存技術は、例えば既存のLTEであるが、既存のLTEに限られない。また、本明細書で使用する用語「LTE」は、特に断らない限り、LTE−Advanced、及び、LTE−Advanced以降の方式(例:NR)を含む広い意味を有するものとする。
また、本発明の実施の形態において、複信(Duplex)方式は、TDD(Time Division Duplex)方式でもよいし、FDD(Frequency Division Duplex)方式でもよいし、又はそれ以外(例えば、Flexible Duplex等)の方式でもよい。
また、以下の説明において、送信ビームを用いて信号を送信する方法は、プリコーディングベクトルが乗算された(プリコーディングベクトルでプリコードされた)信号を送信するデジタルビームフォーミングであってもよいし、RF(Radio Frequency)回路内の可変移相器を用いてビームフォーミングを実現するアナログビームフォーミングであってもよい。同様に、受信ビームを用いて信号を受信する方法は、所定の重みベクトルを受信した信号に乗算するデジタルビームフォーミングであってもよいし、RF回路内の可変位相器を用いてビームフォーミングを実現するアナログビームフォーミングであってもよい。デジタルビームフォーミングとアナログビームフォーミングを組み合わせたハイブリッドビームフォーミングが適用されてもよい。また、送信ビームを用いて信号を送信することは、特定のアンテナポートで信号を送信することであってもよい。同様に、受信ビームを用いて信号を受信することは、特定のアンテナポートで信号を受信することとであってもよい。アンテナポートとは、3GPPの規格で定義されている論理アンテナポート又は物理アンテナポートを指す。また、上記プリコーディング又はビームフォーミングは、プリコーダ又は空間領域フィルタ(Spatial domain filter)等と呼ばれてもよい。
なお、送信ビーム及び受信ビームの形成方法は、上記の方法に限られない。例えば、複数アンテナを備える本発明の実施の形態の無線通信システムに含まれる基地局装置10又はユーザ装置20において、それぞれのアンテナの角度を変える方法を用いてもよいし、プリコーディングベクトルを用いる方法とアンテナの角度を変える方法を組み合わせる方法を用いてもよいし、異なるアンテナパネルを切り替えて利用してもよいし、複数のアンテナパネルを合わせて使う方法を組み合わせる方法を用いてもよいし、その他の方法を用いてもよい。また、例えば、高周波数帯において、複数の互いに異なる送信ビームが使用されてもよい。複数の送信ビームが使用されることを、マルチビーム運用といい、ひとつの送信ビームが使用されることを、シングルビーム運用という。
また、本発明の実施の形態において、無線パラメータ等が「設定される(Configure)」とは、所定の値が予め設定(Pre-configure)されることであってもよいし、基地局装置10又はユーザ装置20から通知される無線パラメータが設定されることであってもよい。
図1は、V2Xを説明するための図である。3GPPでは、D2D機能を拡張することでV2X(Vehicle to Everything)あるいはeV2X(enhanced V2X)を実現することが検討され、仕様化が進められている。図1に示されるように、V2Xとは、ITS(Intelligent Transport Systems)の一部であり、自動車間で行われる通信形態を意味するV2V(Vehicle to Vehicle)、自動車と道路脇に設置される路側機(RSU:Road-Side Unit)との間で行われる通信形態を意味するV2I(Vehicle to Infrastructure)、自動車とドライバが所持するモバイル端末との間で行われる通信形態を意味するV2N(Vehicle to Nomadic device)、及び、自動車と歩行者が所持するモバイル端末との間で行われる通信形態を意味するV2P(Vehicle to Pedestrian)の総称である。
また、3GPPにおいて、LTE又はNRのセルラ通信及び端末間通信を用いたV2Xが検討されている。LTE又はNRのV2Xについて、今後3GPP仕様に限られない検討も進められることが想定される。例えば、インターオペラビリティの確保、上位レイヤの実装によるコストの低減、複数RAT(Radio Access Technology)の併用又は切替方法、各国におけるレギュレーション対応、LTE又はNRのV2Xプラットフォームのデータ取得、配信、データベース管理及び利用方法が検討されることが想定される。
本発明の実施の形態において、通信装置が車両に搭載される形態を主に想定するが、本発明の実施の形態は、当該形態に限定されない。例えば、通信装置は人が保持する端末であってもよいし、通信装置がドローンあるいは航空機に搭載される装置であってもよいし、通信装置が基地局、RSU、中継局(リレーノード)、スケジューリング能力を有するユーザ装置等であってもよい。
なお、SL(Sidelink)は、UL(Uplink)又はDL(Downlink)と以下1)−4)のいずれか又は組み合わせに基づいて区別されてもよい。また、SLは、他の名称であってもよい。
1)時間領域のリソース配置
2)周波数領域のリソース配置
3)参照する同期信号(SLSS(Sidelink Synchronization Signal)を含む)
4)送信電力制御のためのパスロス測定に用いる参照信号
また、SL又はULのOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)に関して、CP−OFDM(Cyclic-Prefix OFDM)、DFT−S−OFDM(Discrete Fourier Transform - Spread - OFDM)、Transform precodingされていないOFDM又はTransform precodingされているOFDMのいずれが適用されてもよい。
LTEのSLにおいて、ユーザ装置20へのSLのリソース割り当てに関してMode3とMode4が規定されている。Mode3では、基地局装置10からユーザ装置20に送信されるDCI(Downlink Control Information)によりダイナミックに送信リソースが割り当てられる。また、Mode3ではSPS(Semi Persistent Scheduling)も可能である。Mode4では、ユーザ装置20はリソースプールから自律的に送信リソースを選択する。
なお、本発明の実施の形態におけるユーザ装置20の動作は、SLの送受信に適用されてもよいし、DL又はULの送受信に適用されてもよい。また、本発明の実施の形態において、「RAT」は、セル、セルグループ、キャリアコンポーネント、BWP(Bandwidth part)、リソースプール、リソース等に置換されてもよい。もしくは、「RAT」は、無線LAN(Local Area Network)等他の無線システムに置換されてもよい。
LTEのSL及びNRのSLが共存する通信方式が検討されている。RAT間で協調する手段を有しない方式では、例えば、LTEとNRとでそれぞれ独立した通信チップが搭載されているユースケースを想定する。また、RAT間で協調する手段を有し、半二重通信の制約が想定される方式等が検討されている。また、LTEのSL及びNRのSLを時分割多重又は周波数分割多重する方式が検討されている。
ここで、RAT間でスケジューラが連携していない場合、各RATにおけるSLリソースが時間領域及び/又は周波数領域において重複し、一方のリソースで送信又は受信を行う場合、他方のリソースの一部又は全部で送信又は受信ができない制限が発生する。
図2Aは、本発明の実施の形態におけるリソース割り当ての例(1)を示す図である。例えば、図2に示されるように、NRのSLリソースとLTEのSLリソースとが時間領域で重複していた場合、時間領域で重複するリソースにおいて、送信又は受信のいずれか一方しか実行できない。ここで、時間領域において重複するリソースは、周波数領域において同一のバンド又は近接するバンドに配置されている。
図2Bは、本発明の実施の形態におけるリソース割り当ての例(2)を示す図である。例えば、図3に示されるように、NRのSLリソースとLTEのSLリソースとが時間領域及び周波数領域で重複していた場合、時間領域及び周波数領域で重複するリソースにおいて、同時に送信を実行することができない。ユーザ装置20が同時に送信を実行するには、例えば、空間多重が必要である。
そこで、NRのSLリソースとLTEのSLリソースとが時間領域又は周波数領域で重複する場合、RAT又はリソース間で優先順位を設定する。優先順位は、仕様で予め規定されてもよいし、LTE及び/又はNRの制御信号によって設定されてもよい。制御信号は、例えば、PBCH(Physical Broadcast Channel)、PSBCH(Physical Sidelink Broadcast Channel)、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Media Access Control)シグナリング、DCI(Downlink Control Information)、SCI(Sidelink Control Information)等である。または、送信端末であるユーザ装置20が優先順位を決定してもよい。
RAT又はリソース間の優先順位が仕様で規定される場合、特定のRATを固定的に優先してもよい。例えば、LTEを固定的に優先してもよいし、NRを固定的に優先してもよい。
また、RAT又はリソース間の優先順位が仕様で規定される場合、時間領域で先に割り当てられたか又はスケジューリングされたRAT又はリソースを優先してもよい。ここで、割り当てとは、例えばMode4のようなリソースプールの割り当てをいい、スケジューリングとは、Mode3のような送信リソースのスケジューリングをいう。
また、RAT又はリソース間の優先順位が仕様で規定される場合、HARQ−ACK(Hybrid automatic repeat request Acknowledgement)をサポートするRATを優先してもよい。例えば、SLでHARQ−ACKをサポートするNRを優先してもよい。
RAT又はリソース間の優先順位が基地局装置10又はスケジューリング機能を有するユーザ装置20で設定される場合、RATごと独立にそれぞれ異なる基地局装置10(例えば、eNB又はgNB等)、又はスケジューリング機能を有するユーザ装置20によって設定されてもよい。
また、RAT又はリソース間の優先順位が基地局装置10又はスケジューリング機能を有するユーザ装置20で設定される場合、優先順位は、PPPP(Prose Per-Packet Priority)のように同一RAT内においてリソースごとに設定されてもよい。
また、RAT又はリソース間の優先順位が基地局装置10又はスケジューリング機能を有するユーザ装置20で設定される場合、ユーザ装置20は、あるRATのリソースに設定されている優先順位を、他のRATのリソース割り当て又はスケジューリングを行う基地局装置10又はスケジューリング機能を有するユーザ装置20に報告してもよい。ユーザ装置20は、リソースの優先順位に加えてリソースの時間又は周波数位置を示す情報を報告してもよいし、リソースの優先順位に代えてリソースの時間又は周波数位置を示す情報を報告してもよい。当該報告は、SCI、UCI、MACシグナリング又はRRCシグナリングを介して送信されてもよい。
また、RAT又はリソース間の優先順位が基地局装置10又はスケジューリング機能を有するユーザ装置20で設定される場合、基地局装置10又はスケジューリング機能を有するユーザ装置20は、リソースの優先順位の報告をユーザ装置20から受けた場合、当該リソースの優先順位を上下させる制御信号を通知してもよい。リソースの優先順位を上下させる制御信号は、優先順位を示す絶対値を含んでもよいし、優先順位の変動分の差分を含んでもよい。なお、基地局装置10又はスケジューリング機能を有するユーザ装置20は、リソースの優先順位の報告をユーザ装置20から受けた場合、上記のリソースの優先順位を上下させる制御信号に加えてリソース割り当て又はスケジューリングを行ってもよいし、上記のリソースの優先順位を上下させる制御信号に代えてリソース割り当て又はスケジューリングを行ってもよい。
RAT又はリソース間の優先順位がユーザ装置20で設定される場合、ユーザ装置20は、決定した優先順位をSL受信側ユーザ装置20及び/又は基地局装置10に通知してもよい。当該通知は、SCI、UCI、MACシグナリング又はRRCシグナリングを介して送信されてもよい。
なお、基地局装置10は、特定のRAT又はリソースに対しプリエンプションを行ってもよい。プリエンプションされたリソースに、高い優先順位が設定されてもよいし、最高の優先順位が設定されてもよい。プリエンプションは、例えば、PBCH、PSBCH、RRCシグナリング、MACシグナリング、DCI、SCIのいずれかによって通知されてもよい。
図3A及び図3Bは、本発明の実施の形態におけるリソース除外の例(1)及び例(2)を示す図である。RAT又はリソースにより送受信モードが異なる場合、例えば、NRは受信でLTEは送信である場合、優先順位が低いRAT又はリソースの時間領域で重複する部分を含むリソースの一部を、送信リソース又は受信リソースから除外してもよい。図3A及び図3BではLTEがNRに対し優先される例を示している。除外される時間領域のリソースの「部分(一部)」は、一又は複数のシンボル、スロット、ミニスロット、サブフレーム、無線フレーム、サブチャネル、又はその他の時間領域の尺度で決定されてもよい。また、当該リソースにおいて、重複する部分の割合が所定値以上の場合、リソースのすべてを除外してもよい。なお、NR−SLが送信(Tx)であってLTE−SLが受信(Rx)であってもよい。また、時間領域及び周波数領域におけるLTE−SL(LTE Sidelink)とNR−SL(NR Sidelink)の位置関係は順不同である。例えば,図3A及び図3Bで示されている例とは異なり、LTE−SLが先であってNR−SLが後であってもよいし、周波数領域でLTE−SLが高くNR−SLが低くてもよい。
図3Aに示されるように、NR−SLのRxとLTE−SLのTxのリソースが時間領域で重複し、かつLTEが優先される場合、LTE−SLのTxを優先して、時間領域で重複する部分を含むNR−SLのRxのリソースの一部を受信対象から除外してもよい。
図3Bに示されるように、NR−SLのRxとLTE−SLのTxのリソースが時間領域及び周波数領域で重複し、かつLTEが優先される場合、LTE−SLのTxを優先して、時間領域で重複する部分を含むNR−SLのRxのリソースの一部を受信対象から除外してもよい。
図4A及び図4Bは、本発明の実施の形態におけるリソース除外の例(3)及び例(4)を示す図である。複数のRAT又はリソースにおいて共に送信を行う場合、周波数領域及び時間領域の双方で重複する部分を送信リソースから除外してもよい。図4A及び図34ではLTEがNRに対し優先される例を示している。除外される時間領域及び周波数領域のリソースの「部分(一部)」は、一又は複数のサブキャリア、RE(Resource element)、RB(Resource block)、シンボル、スロット、ミニスロット、サブフレーム、無線フレーム、サブチャネル、又はその他時間領域及び/又は周波数領域の尺度で決定されてもよい。また、当該リソースにおいて、重複する部分の割合が所定値以上の場合、リソースのすべてを除外してもよい。なお、NR−SLが送信(Tx)であってLTE−SLが受信(Rx)であってもよい。また、時間領域及び周波数領域におけるLTE−SLとNR−SLの位置関係は順不同である。例えば,図4A及び図4Bで示されている例とは異なり、LTE−SLが先であってNR−SLが後であってもよいし、周波数領域でLTE−SLが高くNR−SLが低くてもよい。
図4Aに示されるように、NR−SLのTxとLTE−SLのTxのリソースが時間領域で重複するが周波数領域では重複していない場合、リソースは除外されなくてもよい。
図4Bに示されるように、NR−SLのRxとLTE−SLのTxのリソースが時間領域及び周波数領域で重複し、かつLTEが優先される場合、LTE−SLのTxを優先して、時間領域及び周波数領域で重複する部分を含むNR−SLのRxのリソースの一部を除外してもよい。
リソースの一部が除外された場合、ユーザ装置20は、残ったリソースでレートマッチング又はパンクチャリングを実行してもよい。レートマッチングは、例えば、MCS(Modulation Coding Scheme)、TBS(Transport Block Size)の選択によって実行される。
ユーザ装置20は、上述のリソースの重複を、制御信号によるリソースの割り当て又はスケジューリング情報に基づいて検出してもよいし、センシングを行い検出してもよい。
リソースがリソースプールである場合、ユーザ装置20は、リソースプールから重複部分を除外して、リソース選択を行う。
図5は、本発明の実施の形態における通信シーケンスを説明するための図である。ユーザ装置20は、SCI、UCI、MACシグナリング又はRRCシグナリングを介して、重複している送信リソース又は受信リソースに係る情報を、基地局装置10、スケジューリング機能を有するユーザ装置20、SLを送信するユーザ装置20、又はSLを受信するユーザ装置20に報告してもよい。
図5に示される通信シーケンスは、LTE−SLリソースに係る情報をgNBに報告する例を示す。ステップS1Aにおいて、eNBである基地局装置10Aは、ユーザ装置20にLTE−SLリソース割り当て又はスケジューリングを行う。ステップS1Bにおいて、gNBである基地局装置10は、ユーザ装置20にNR−SLリソース割り当て又はスケジューリングを行う。ステップS1AとステップS1Bはいずれが先に実行されてもよい。また、S1AとS1Bのいずれか又は両方が省略されてもよい。例えば、S1A及び/又はS1Bに代わり、ユーザ装置20は、センシングによる重複の検出を行ってもよい。
ステップS1A及びステップS1Bでのリソース割り当て又はスケジューリングが重複していることをユーザ装置20が検出した場合、ステップS2Bにおいて、ユーザ装置20は、LTE−SLリソース情報の報告を基地局装置10Bに送信する。LTE−SLリソース情報には、重複しているリソースに係る情報(例えば、重複しているリソース及び/又は重複部分の時間及び周波数領域を示す情報、優先順位等)が含まれてもよい。
重複しているリソース及び重複部分は、サブキャリア、RE、RB、シンボル、スロット、ミニスロット、サブフレーム、無線フレーム、サブチャネル等の時間領域及び/又は周波数領域を示すいずれか1つ以上のインデックスによって示されてもよい。例えば、重複している部分の開始位置及び終了位置又は長さが、上記のインデックスによって示されてもよい。ユーザ装置20から報告される重複しているリソースに係る情報は、重複しているリソースを示すインデックスを含んでもよい。
重複している部分に代わり、重複率がユーザ装置20から報告されてもよい。重複率とは、割り当てられたリソースに対する重複している部分の割合である。また、重複している部分に代わり又は加えて、報告を受ける基地局装置10以外のRATの優先順位に関する情報が報告されてもよい。優先順位を示す絶対値を報告してもよいし、優先順位を示すRAT間の相対値を報告してもよい。また、重複している部分に代わり又は加えて、ユーザ装置20から報告を受ける基地局装置10以外のRATで割り当てられた又はスケジューリングされたリソースの時間領域及び/又は周波数領域の位置を示す情報が報告されてもよい。例えば、ユーザ装置20は、LTE−SLリソース情報の一部又は全部をgNBに報告してもよい。
ステップS3Bにおいて、基地局装置10又はスケジューリング機能を有するユーザ装置20は、ユーザ装置20から報告される周波数領域及び/又は時間領域で重複するリソースの一部又は全部を除外して、再度又は初回のリソース割り当て又はスケジューリングを行ってもよい。また、基地局装置10又はスケジューリング機能を有するユーザ装置20は、ユーザ装置20から報告される重複しているリソースの優先順位を変更する制御信号を送信してもよい。
本発明の実施の形態において、「優先順位」は、「要求遅延」又は「要求信頼度」と読み替えられてもよい。また、本発明の実施の形態において、上述のRAT又はリソースに対する優先順位の設定、重複するリソースの一部又は全ての除外、重複するリソースに係る情報の報告は、組み合わせて実行されてもよいし、それぞれ個別に実行されてもよい。
上述の実施例により、ユーザ装置20は、LTEとNRのサイドリンクに割り当てられたリソースが重複する場合、送受信に使用するリソースを適切に決定してリソースの重複を解消し、サイドリンク通信を実行することができる。また、ユーザ装置20は、LTEとNRのサイドリンクに割り当てられた重複するリソースに係る情報を基地局装置10に報告することで、基地局装置10は、他RATで使用されているリソースを考慮した効率のよいサイドリンクリソースの割り当てを実行することができる。
すなわち、異なるRAT(Radio Access Technology)間における端末間直接通信において、ユーザ装置が使用するリソースを決定することができる。
(装置構成)
次に、これまでに説明した処理及び動作を実行する基地局装置10及びユーザ装置20の機能構成例を説明する。基地局装置10及びユーザ装置20は上述した実施例を実施する機能を含む。ただし、基地局装置10及びユーザ装置20はそれぞれ、実施例の中の一部の機能のみを備えることとしてもよい。
<基地局装置10>
図6は、基地局装置10の機能構成の一例を示す図である。図6に示されるように、基地局装置10は、送信部110と、受信部120と、設定部130と、制御部140とを有する。図6に示される機能構成は一例に過ぎない。本発明の実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのようなものでもよい。
送信部110は、ユーザ装置20側に送信する信号を生成し、当該信号を無線で送信する機能を含む。受信部120は、ユーザ装置20から送信された各種の信号を受信し、受信した信号から、例えばより上位のレイヤの情報を取得する機能を含む。また、送信部110は、ユーザ装置20へNR−PSS、NR−SSS、NR−PBCH、DL/UL制御信号、DL参照信号等を送信する機能を有する。
設定部130は、予め設定される設定情報、及び、ユーザ装置20に送信する各種の設定情報を記憶装置に格納し、必要に応じて記憶装置から読み出す。設定情報の内容は、例えば、D2D通信のリソース設定に係る情報等である。
制御部140は、実施例において説明したように、ユーザ装置20がD2D通信を行うためのリソース設定に係る処理を行う。制御部140における信号送信に関する機能部を送信部110に含め、制御部140における信号受信に関する機能部を受信部120に含めてもよい。
<ユーザ装置20>
図7は、ユーザ装置20の機能構成の一例を示す図である。図7に示されるように、ユーザ装置20は、送信部210と、受信部220と、設定部230と、制御部240とを有する。図7に示される機能構成は一例に過ぎない。本発明の実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのようなものでもよい。
送信部210は、送信データから送信信号を作成し、当該送信信号を無線で送信する。受信部220は、各種の信号を無線受信し、受信した物理レイヤの信号からより上位のレイヤの信号を取得する。また、受信部220は、基地局装置10から送信されるNR−PSS、NR−SSS、NR−PBCH、DL/UL/SL制御信号又は参照信号等を受信する機能を有する。また、例えば、送信部210は、D2D通信として、他のユーザ装置20に、PSCCH(Physical Sidelink Control Channel)、PSSCH(Physical Sidelink Shared Channel)、PSDCH(Physical Sidelink Discovery Channel)、PSBCH(Physical Sidelink Broadcast Channel)等を送信し、受信部220は、他のユーザ装置20から、PSCCH、PSSCH、PSDCH又はPSBCH等を受信する。
設定部230は、受信部220により基地局装置10又はユーザ装置20から受信した各種の設定情報を記憶装置に格納し、必要に応じて記憶装置から読み出す。また、設定部230は、予め設定される設定情報も格納する。設定情報の内容は、例えば、D2D通信の設定に係る情報等である。
制御部240は、実施例において説明したように、他のユーザ装置20との間のD2D通信を制御する。また、制御部240は、D2D通信に設定されたリソースが重複するかを検出する。また、制御部240は、D2D通信に設定されたリソースが重複することを検出した場合、送信部210を介して基地局装置10等に報告する。制御部240における信号送信に関する機能部を送信部210に含め、制御部240における信号受信に関する機能部を受信部220に含めてもよい。
(ハードウェア構成)
上述の本発明の実施の形態の説明に用いた機能構成図(図6及び図7)は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に複数要素が結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
また、例えば、本発明の一実施の形態における基地局装置10及びユーザ装置20はいずれも、本発明の実施の形態に係る処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図8は、本発明の実施の形態に係る基地局装置10又はユーザ装置20である無線通信装置のハードウェア構成の一例を示す図である。上述の基地局装置10及びユーザ装置20はそれぞれ、物理的には、プロセッサ1001、記憶装置1002、補助記憶装置1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007等を含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニット等に読み替えることができる。基地局装置10及びユーザ装置20のハードウェア構成は、図に示した1001〜1006で示される各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
基地局装置10及びユーザ装置20における各機能は、プロセッサ1001、記憶装置1002等のハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信、記憶装置1002及び補助記憶装置1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインタフェース、制御装置、演算装置、レジスタ等を含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール又はデータを、補助記憶装置1003及び/又は通信装置1004から記憶装置1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、図6に示した基地局装置10の送信部110、受信部120、設定部130、制御部140は、記憶装置1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。また、例えば、図7に示したユーザ装置20の送信部210と、受信部220と、設定部230、制御部240は、記憶装置1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されてもよい。
記憶装置1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)等の少なくとも1つで構成されてもよい。記憶装置1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)等と呼ばれてもよい。記憶装置1002は、本発明の一実施の形態に係る処理を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール等を保存することができる。
補助記憶装置1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc ROM)等の光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ等の少なくとも1つで構成されてもよい。補助記憶装置1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、記憶装置1002及び/又は補助記憶装置1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュール等ともいう。例えば、基地局装置10の送信部110及び受信部120は、通信装置1004で実現されてもよい。また、ユーザ装置20の送信部210及び受信部220は、通信装置1004で実現されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサ等)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプ等)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001及び記憶装置1002等の各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、基地局装置10及びユーザ装置20はそれぞれ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
(実施の形態のまとめ)
以上、説明したように、本発明の実施の形態によれば、端末間直接通信に使用可能である第1のリソースを示す第1の情報及び端末間直接通信に使用可能である第2のリソースを示す第2の情報を受信する受信部と、
前記第1のリソースと前記第2のリソースとが重複する場合、端末間直接通信に使用するリソースを決定する制御部と、
前記決定されたリソースを使用して端末間直接通信を実行する通信部とを有するユーザ装置。
上記の構成により、ユーザ装置20は、LTEとNRのサイドリンクに割り当てられたリソースが重複する場合、送受信に使用するリソースを適切に決定してリソースの重複を解消し、サイドリンク通信を実行することができる。すなわち、異なるRAT間における端末間直接通信において、ユーザ装置が使用するリソースを決定することができる。
前記制御部は、前記第1のリソースと前記第2のリソースとが重複する場合、前記第1のリソースが割り当てられたRAT(Radio Access Technology)に設定された優先順位及び前記第2のリソースが割り当てられたRATに設定された優先順位に基づいて、端末間直接通信に使用するリソースを決定するか、又は、前記第1のリソース及び前記第2のリソースのうちいずれが時間領域において先に割り当てられたかに基づいて、端末間直接通信に使用するリソースを決定するか、又は、前記第1のリソースが割り当てられたRAT及び前記第2のリソースが割り当てられたRATのうちいずれがHARQ(Hybrid automatic repeat request)をサポートするかに基づいて、端末間直接通信に使用するリソースを決定してもよい。当該構成により、ユーザ装置20は、LTEとNRのサイドリンクに割り当てられたリソースが重複する場合、送受信に使用するリソースを優先順位等に基づいて決定してリソースの重複を解消し、サイドリンク通信を実行することができる。
前記制御部は、前記第1のリソースと前記第2のリソースとが時間領域で重複する場合であって、かつ前記第1のリソースが割り当てられたRATの送受信モードと前記第2のリソースが割り当てられたRATの送受信モードとが異なる場合、時間領域で重複するリソースの一部又は全てを前記第1のリソース又は前記第2のリソースのいずれか一方の端末間直接通信に使用するリソースから除外してもよい。当該構成により、ユーザ装置20は、LTEとNRのサイドリンクに割り当てられたリソースが時間領域で重複する場合、送受信に使用するリソースを適切に除外することによってリソースの重複を解消し、サイドリンク通信を実行することができる。
前記制御部が、前記第1のリソースの優先順位及び前記第2のリソースの優先順位を決定した場合、前記決定された優先順位を基地局装置又は他のユーザ装置に送信する送信部をさらに有してもよい。当該構成により、ユーザ装置20は、LTEとNRのサイドリンクに割り当てられたリソースが重複する場合、送受信に使用するリソースを優先順位に基づいて決定してリソースの重複を解消し、サイドリンク通信を実行することができる。
前記第1のリソースと前記第2のリソースとが重複する場合、重複するリソースに係る情報を基地局装置又は他のユーザ装置に送信する送信部をさらに有し、
前記受信部は、前記基地局装置又は前記他のユーザ装置から、前記重複するリソースに係る情報に基づいた端末間直接通信に使用可能である第3のリソースを示す情報を受信してもよい。当該構成により、ユーザ装置20は、LTEとNRのサイドリンクに割り当てられた重複するリソースに係る情報を基地局装置10に報告することで、基地局装置10は、他RATで使用されているリソースを考慮した効率のよいサイドリンクリソースの割り当てを実行することができる。
また、本発明の実施の形態によれば、端末間直接通信に使用可能である第1のリソースを示す第1の情報をユーザ装置に送信する送信部と、前記第1のリソースが他のリソースと重複するリソースに係る情報を前記ユーザ装置から受信する受信部と、前記重複するリソースに係る情報に基づいて、端末間直接通信に使用可能である第2のリソースを示す情報を決定する制御部とを有する基地局装置が提供される。
上記の構成により、基地局装置10は、ユーザ装置20は、LTEとNRのサイドリンクに割り当てられたリソースが重複する場合、送受信に使用するリソースを適切に決定してリソースの重複を解消し、サイドリンク通信を実行することができる。また、ユーザ装置20は、LTEとNRのサイドリンクに割り当てられた重複するリソースに係る情報を基地局装置10に報告することで、基地局装置10は、他RATで使用されているリソースを考慮した効率のよいサイドリンクリソースの割り当てを実行することができる。すなわち、異なるRAT間における端末間直接通信において、ユーザ装置が使用するリソースを決定することができる。
(実施形態の補足)
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、開示される発明はそのような実施形態に限定されず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。上記の説明における項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。機能ブロック図における機能部又は処理部の境界は必ずしも物理的な部品の境界に対応するとは限らない。複数の機能部の動作が物理的には1つの部品で行われてもよいし、あるいは1つの機能部の動作が物理的には複数の部品により行われてもよい。実施の形態で述べた処理手順については、矛盾の無い限り処理の順序を入れ替えてもよい。処理説明の便宜上、基地局装置10及びユーザ装置20は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウェアで、ソフトウェアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明の実施の形態に従って基地局装置10が有するプロセッサにより動作するソフトウェア及び本発明の実施の形態に従ってユーザ装置20が有するプロセッサにより動作するソフトウェアはそれぞれ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク(HDD)、リムーバブルディスク、CD−ROM、データベース、サーバその他の適切な如何なる記憶媒体に保存されてもよい。
また、情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、ブロードキャスト情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージ等であってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W−CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャート等は、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本明細書において基地局装置10によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局装置10を有する1つ又は複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、ユーザ装置20との通信のために行われる様々な動作は、基地局装置10及び/又は基地局装置10以外の他のネットワークノード(例えば、MME又はS−GW等が考えられるが、これらに限られない)によって行われ得ることは明らかである。上記において基地局装置10以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MME及びS−GW)であってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。
ユーザ装置20は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、又はいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
基地局装置10は、当業者によって、NB(NodeB)、eNB(evolved NodeB)、gNB(next generation NodeB)、ベースステーション(Base Station)、又はいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベース又は別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事等を含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事等を含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)等した事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
「含む(include)」、「含んでいる(including)」、及びそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示の全体において、例えば、英語でのa、an及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数のものを含み得る。
なお、本発明の実施の形態において、送信部210又は受信部220は、通信部の一例である。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
10 基地局装置
110 送信部
120 受信部
130 設定部
140 制御部
20 ユーザ装置
210 送信部
220 受信部
230 設定部
240 制御部
1001 プロセッサ
1002 記憶装置
1003 補助記憶装置
1004 通信装置
1005 入力装置
1006 出力装置

Claims (6)

  1. 端末間直接通信に使用可能である第1のリソースを示す第1の情報及び端末間直接通信に使用可能である第2のリソースを示す第2の情報を受信する受信部と、
    前記第1のリソースと前記第2のリソースとが重複する場合、端末間直接通信に使用するリソースを決定する制御部と、
    前記決定されたリソースを使用して端末間直接通信を実行する通信部とを有するユーザ装置。
  2. 前記制御部は、前記第1のリソースと前記第2のリソースとが重複する場合、
    前記第1のリソースが割り当てられたRAT(Radio Access Technology)に設定された優先順位及び前記第2のリソースが割り当てられたRATに設定された優先順位に基づいて、端末間直接通信に使用するリソースを決定するか、又は、
    前記第1のリソース及び前記第2のリソースのうちいずれが時間領域において先に割り当てられたかに基づいて、端末間直接通信に使用するリソースを決定するか、又は、
    前記第1のリソースが割り当てられたRAT及び前記第2のリソースが割り当てられたRATのうちいずれがHARQ(Hybrid automatic repeat request)をサポートするかに基づいて、端末間直接通信に使用するリソースを決定する請求項1記載のユーザ装置。
  3. 前記制御部は、前記第1のリソースと前記第2のリソースとが時間領域で重複する場合であって、かつ前記第1のリソースが割り当てられたRATの送受信モードと前記第2のリソースが割り当てられたRATの送受信モードとが異なる場合、時間領域で重複するリソースの一部又は全てを前記第1のリソース又は前記第2のリソースのいずれか一方の端末間直接通信に使用するリソースから除外する請求項1記載のユーザ装置。
  4. 前記制御部が、前記第1のリソースの優先順位及び前記第2のリソースの優先順位を決定した場合、前記決定された優先順位を基地局装置又は他のユーザ装置に送信する送信部をさらに有する請求項1記載のユーザ装置。
  5. 前記第1のリソースと前記第2のリソースとが重複する場合、重複するリソースに係る情報を基地局装置又は他のユーザ装置に送信する送信部をさらに有し、
    前記受信部は、前記基地局装置又は前記他のユーザ装置から、前記重複するリソースに係る情報に基づいた端末間直接通信に使用可能である第3のリソースを示す情報を受信する請求項1記載のユーザ装置。
  6. 端末間直接通信に使用可能である第1のリソースを示す第1の情報をユーザ装置に送信する送信部と、
    前記第1のリソースが他のリソースと重複するリソースに係る情報を前記ユーザ装置から受信する受信部と、
    前記重複するリソースに係る情報に基づいて、端末間直接通信に使用可能である第2のリソースを示す情報を決定する制御部とを有する基地局装置。
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