JPWO2019044332A1 - 鋳造設備監視システム及び鋳造設備監視方法 - Google Patents

鋳造設備監視システム及び鋳造設備監視方法 Download PDF

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Abstract

鋳造設備が故障する前に、鋳造設備の状態が悪化しつつあることを検出し、又は、鋳造設備により製造された鋳物が不良品であると判明する前に、鋳物の品質が悪化しつつあることを検出する鋳造設備監視システムを提供することを課題とし、鋳造設備内の設備で測定されたデータをリアルタイムで収集する情報収集装置と、収集した前記データをリアルタイムで管理値と比較し、収集した前記データが前記管理値から外れていると判断した場合、診断結果を表示する診断装置と、を備えた。

Description

本発明は、鋳造設備監視システム及び鋳造設備監視方法に関する。
鋳造設備は、生産効率を上げるため24時間連続稼働することが可能である。一方、鋳造設備が24時間連続稼働する前提として、鋳造設備が故障せず連続して稼働し、なおかつ、鋳造設備により製造された鋳物の品質が維持される必要がある。そのため、鋳造設備を24時間監視するシステムが要望されている。
例えば、特許文献1には、鋳造工場の造型機が故障した場合に、造型機を撮影した動画情報、造型機の音声を収音した音声情報、及び、造型機の制御装置からのラダープログラム情報から故障箇所を特定する遠隔支援システムが開示されている。
特許第4871412号公報
しかしながら、鋳造設備が故障する前に、鋳造設備の状態が悪化しつつあることを検出し、又は、鋳造設備により製造された鋳物が不良品であると判明する前に、鋳物の品質が悪化しつつあることを検出する様な監視システムは存在していなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、連続稼働する鋳造設備の状態と鋳造設備により製造された鋳物の品質を監視する鋳造設備監視システム及び鋳造設備監視方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明における鋳造設備監視システムは、鋳造設備内の設備で測定されたデータをリアルタイムで収集する情報収集装置と、収集した前記データをリアルタイムで管理値と比較し、収集した前記データが前記管理値から外れていると判断した場合、診断結果を表示する診断装置と、を備えたこと、を特徴とする。
また、本発明における鋳造設備監視システムは、鋳造設備内の設備で測定されたデータをリアルタイムで収集する情報収集装置と、収集した前記データをリアルタイムで管理値と比較し、収集した前記データが前記管理値から外れていると判断した場合、診断結果を送信する診断装置と、前記診断結果を受信して表示する診断結果受信装置と、を備えたこと、を特徴とする。
また、本発明における鋳造設備監視方法は、鋳造設備内の設備で測定されたデータをリアルタイムで収集し、収集した前記データをリアルタイムで管理値と比較し、収集した前記データが前記管理値から外れていると判断した場合、診断結果を表示すること、を含むこと、を特徴とする。
また、本発明における鋳造設備監視方法は、鋳造設備内の設備で測定されたデータをリアルタイムで収集し、診断装置は、収集した前記データをリアルタイムで管理値と比較し、収集した前記データが前記管理値から外れていると判断した場合、診断結果を診断結果受信装置へ送信し、診断結果受信装置は、前記診断結果を受信して表示すること、を含むこと、を特徴とする。
本発明によれば、鋳造設備が故障する前に、鋳造設備の状態が悪化しつつあることを検出し、又は、鋳造設備により製造された鋳物が不良品であると判明する前に、鋳物の品質が悪化しつつあることを検出することができるという効果を奏する。
第1の実施の形態に係る鋳造設備監視システムの機能構成を表すブロック図である。 診断装置の機能構成を表すブロック図である。 鋳造設備監視システムの概要を示す図である。 第1の実施の形態に係る鋳造設備監視システムを用いた鋳造設備の監視方法を示すフローチャートである。 診断装置が受信した測定データの一例を示す図である。 診断装置の制御部が作成したレポートの一例を示す図である。 診断装置の制御部が作成したレポートの他の例を示す図である。 診断装置の制御部が作成したレポートの他の例を示す図である。 診断装置の制御部が作成したレポートの他の例を示す図である。 診断装置の制御部が作成したレポートの他の例を示す図である。 第2の実施の形態に係る鋳造設備監視システムの機能構成を表すブロック図である。 診断装置の機能構成を表すブロック図である。 診断結果受信装置の機能構成を表すブロック図である。 鋳造設備監視システムを説明するカタログを示す図である。 第2の実施の形態に係る鋳造設備監視システムを用いた鋳造設備の監視方法を示すフローチャートである。 第3の実施の形態に係る鋳造設備監視システムの機能構成を表すブロック図である。 診断装置の機能構成を表すブロック図である。 診断結果受信装置の機能構成を表すブロック図である。 表示部に表示された地図情報の一例を示す図である。 表示部に表示された地図情報の他の例を示す図である。 鋳造設備監視システムの概要を示す図である。 第3の実施の形態に係る鋳造設備監視システムを用いた鋳造設備の監視方法を示すフローチャートである。 診断装置の制御部が作成したレポートの一例を示す図である。 表示部に表示された画面の一例を示す図である。 表示部に表示された画面の他の例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明による鋳造設備監視システム及び鋳造設備監視方法を実施するための形態について、図面に基づいて説明する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、第1の実施の形態に係る鋳造設備監視システムの機能構成を表すブロック図である。鋳造設備監視システム1は、混練装置2、主型造型装置3、中子造型装置4、注湯装置5、冷却装置6、及び、解枠装置7から構成された鋳造設備、情報収集装置8、及び、診断装置9を備えている。
鋳造設備の1つである混練装置2は、生型砂に、粘結剤と水とを加えて混練し、混練砂を作製する。混練装置2は、制御部12を備えている。制御部12は、混練装置2の動作を制御する。混練装置2における混練工程に関する測定データは、全て制御部12へ集約される。混練工程に関する測定データとしては、例えば、混練砂の性状であるCB値(コンパクタビリティ値)、生型砂及び混練砂の温度、生型砂及び混練砂の水分量、混練装置2の稼働音(騒音)等が挙げられる。そして、これらの測定データは、混練工程において点検すべき項目として取り扱われる。制御部12は、コンピューター、又は、PLC(Programmable Logic Controller)である。
鋳造設備の1つである主型造型装置3は、主型(上型及び下型)を造型する。主型造型装置3は、制御部13を備えている。制御部13は、主型造型装置3の動作を制御する。主型造型装置3における主型造型工程に関する測定データは、全て制御部13へ集約される。主型造型工程に関する測定データとしては、例えば、機械振動、アクチュエータの油圧力、吹込みエア圧力(エアレーション内圧力)、サンドタンク内エア圧力、混練砂の温度、サンドタンク内砂量、溶湯温度、鋳型強度、圧縮率、寸法変位、タイミング等が挙げられる。そして、これらの測定データは、主型造型工程において点検すべき項目として取り扱われる。制御部13は、コンピューター、又は、PLCである。
鋳造設備の1つである中子造型装置4は中子を造型する。中子造型装置4は、制御部14を備えている。制御部14は、中子造型装置4の動作を制御する。中子造型装置4における中子造型工程に関する測定データは、全て制御部14へ集約される。中子造型工程に関する測定データとしては、例えば、中子砂吹込み(ブロー)圧力、吹込み時間、ブロータンク内エア圧力、ブローヘッド内エア圧力、金型温度等が挙げられる。そして、これらの測定データは、中子造型工程において点検すべき項目として取り扱われる。制御部14は、コンピューター、又は、PLCである。
鋳造設備の1つである注湯装置5は、主型と中子を型合わせした鋳型に溶湯を注入する。注湯装置5は、制御部15を備えている。制御部15は、注湯装置5の動作を制御する。注湯装置5における注湯工程に関する測定データは、全て制御部15へ集約される。注湯工程に関する測定データとしては、例えば、注湯流量、注湯時刻、取鍋の傾動速度等が挙げられる。そして、これらの測定データは、注湯工程において点検すべき項目として取り扱われる。制御部15は、コンピューター、又は、PLCである。
鋳造設備の1つである冷却装置6は、注湯済みの鋳型を冷却する。冷却装置6は、制御部16を備えている。制御部16は、冷却装置6の動作を制御する。冷却装置6における冷却工程に関する測定データは、全て制御部16へ集約される。冷却工程に関する測定データとしては、例えば、冷却開始時間、冷却完了時間、雰囲気温度、気温等が挙げられる。そして、これらの測定データは、冷却工程において点検すべき項目として取り扱われる。制御部16は、コンピューター、又は、PLCである。
鋳造設備の1つである解枠装置7は、鋳型を鋳物砂と鋳造された鋳物とに分離する。解枠装置7は、制御部17を備えている。制御部17は、解枠装置7の動作を制御する。解枠装置7における解枠工程に関する測定データは、全て制御部17へ集約される。解枠工程に関する測定データとしては、例えば、解枠装置の騒音、解枠装置の振動モータの振動量、解枠装置の振動モータの温度、鋳型を解枠装置で解枠した後の鋳物砂の水分値等が挙げられる。そして、これらの測定データは、解枠工程において点検すべき項目として取り扱われる。制御部17は、コンピューター、又は、PLCである。
(情報収集装置)
情報収集装置8は、鋳造設備の各装置(混練装置2、主型造型装置3、中子造型装置4、注湯装置5、冷却装置6、及び、解枠装置7)で測定されたデータをリアルタイムで収集する。具体的には、混練装置2の制御部12へ集約された測定データ、主型造型装置3の制御部13へ集約された測定データ、中子造型装置4の制御部14へ集約された測定データ、注湯装置5の制御部15へ集約された測定データ、冷却装置6の制御部16へ集約された測定データ、及び、解枠装置7の制御部17へ集約された測定データをそれぞれリアルタイムで収集する。情報収集装置8は、データロガーである。
なお、本実施の形態では、鋳造設備の各装置の制御部からのデータを1台の情報収集装置8で収集しているが、鋳造設備内の装置の数と同じだけ情報収集装置8を設けて各装置の制御部からのデータを別々の情報収集装置8で収集してもよい。
(診断装置)
診断装置9は、収集した測定データから鋳造設備の各装置の状態と鋳造設備により製造された鋳物の品質を診断する。図2は、診断装置9の機能構成を表すブロック図である。診断装置9は、受信部21、記憶部22、制御部23、表示部24、及び、送信部25を備えている。
受信部21は、情報収集装置8が収集した測定データをリアルタイムで受信する。記憶部22は、受信した測定データを記憶するとともに、記憶部22には、鋳造設備の各装置での測定データに対応する管理値、及び、管理値から外れた場合の対処方法があらかじめ記憶されている。さらに、記憶部22は、制御部23が作成したレポートを記憶する。
制御部23は、収集した測定データをリアルタイムで管理値と比較し、収集したデータが管理値から外れていると判断した場合、不具合が発生する恐れがある旨の診断結果(警報)を表示部24に表示させる。さらに、制御部23は、管理値から外れている鋳造設備の装置に対して、管理値を超えない様に装置の設定条件を変更させる指示データを送信部25に送信させる。さらに、制御部23は、収集したデータからレポートを定期的に作成する。
表示部24は、受信部21が受信した測定データや、制御部23が作成したレポートを表示するとともに、診断結果(警報)を表示する。送信部25は、管理値から外れている鋳造設備の装置に対して指示データを送信する。診断装置9は、コンピューターである。なお、図3は、鋳造設備監視システム1の概要を示す図である。
(鋳造設備の監視方法)
次に、第1の実施の形態に係る鋳造設備監視システム1を用いた鋳造設備の監視方法について説明する。図4は、第1の実施の形態に係る鋳造設備監視システム1を用いた鋳造設備の監視方法を示すフローチャートである。
初めに、鋳造設備監視システム1(鋳造設備の各装置)を稼働する(ステップS101)。そして、鋳造設備監視システム1(鋳造設備の各装置)が停止するまで(ステップS102:Yes)、鋳造設備の監視が継続して行われる。
鋳造設備監視システム1の稼働と同時に、情報収集装置8は、混練装置2、主型造型装置3、中子造型装置4、注湯装置5、冷却装置6、及び、解枠装置7で測定された各データをリアルタイムで収集する(ステップS103)。
次に、診断装置9の受信部21は、情報収集装置8が収集した測定データをリアルタイムで受信する(ステップS104)。図5は、診断装置9が受信した測定データの一例を示す図である。本図では、主型造型装置3から収集した測定データを生データの形ではなく、表示部24に表示される編集済みデータの形で示している。図をみると、測定データの1つであるエアレーション内圧力が表示されていることがわかる。
次に、診断装置9の制御部23は、受信した測定データを、あらかじめ診断装置9の記憶部22に記憶された管理値とリアルタイムで比較する(ステップS105)。制御部23は、測定データが管理値から外れていないと判断した場合(ステップS105:No)、データの収集が継続して行われる。
そして、制御部23は、収集したデータからレポートを定期的に作成する(ステップS106)。図6は、診断装置9の制御部23が作成したレポートの一例を示す図である。本図では、主型造型装置3から送信された測定データを元に、主型の造型数、サイクルタイム等の生産情報が表及びグラフを用いて分かり易くまとめられている。レポートを作成するための情報を収集する時間は任意であるが、例えば、8時間毎にレポートを自動作成し、後ほど作業者が確認できる様に診断装置9の記憶部22に記憶される。また、図7〜図10は、診断装置9の制御部23が作成したレポートの他の例を示す図である。
一方、制御部23は、測定データが管理値から外れていると判断した場合(ステップS105:Yes)、診断装置9の表示部24は、不具合が発生する恐れがある旨の診断結果(警報)を表示する(ステップS107)。例えば、主型造型装置3から収集した測定データの中で、エアレーション内圧力値が管理値の下限を外れた場合、主型造型装置3において不具合が発生する恐れがある旨の診断結果(警報)を表示する。
さらに、制御部23は、不具合に対処する具体的な方法が分かっている場合(ステップS108:Yes)、測定データが管理値から外れている鋳造設備内の設備(混練装置2、主型造型装置3、中子造型装置4、注湯装置5、冷却装置6、及び、解枠装置7のいずれか)に対して、管理値を超えない様に各設備の設定条件を変更させる指示データを診断装置9の送信部25から送信する(ステップS109)。例えば、主型造型装置3から収集した測定データの中で、エアレーション内圧力値が管理値の下限を外れた場合、エアレーション内の圧力が増加して管理値の範囲に戻る様に、エアーの供給を所定の値だけ増加させる指示データを主型造型装置3の制御部13に送信する。なお、管理値の種類により、各設備を停止させる指示データを送信する場合もある。
診断装置9からの指示データを受信した当該設備の制御部12、13、14、15、16、及び、17のいずれかは、指示データに基づき設備の設定条件を変更する(ステップS110)。例えば、主型造型装置3の制御部13は、指示データに基づきエアーの供給を所定の値だけ増加させる。その結果、エアレーション内圧力値が管理値の範囲に再び収まり、エアレーション内圧力の低下による不具合の発生を未然に防ぐことができる。
制御部23が不具合に対処する具体的な方法を分かっていない場合(ステップS108:No)、不具合に対する対処は表示部24に表示された診断結果(警報)を確認した作業者によって行われるが、設定条件が変更された後も、データの収集は継続して行われ(ステップS103)、診断装置9による鋳造設備の監視は継続する。
前述した様に、この一連の動作は、鋳造設備監視システム1(鋳造設備の各設備)が停止する(ステップS102:Yes)まで行われる。鋳造設備監視システム1(鋳造設備の各装置)が停止すると、鋳造設備の監視は終了する。
なお、本実施の形態では、不具合が発生する恐れがある際には、表示部24に診断結果(警報)が表示されるが、診断装置がスピーカーを有して、音声として診断結果(警報)を発する様にしてもよく、画面表示と音声の両方で診断結果(警報)を発する様にしてもよい。
このように、第1の実施の形態に係る鋳造設備監視システムによれば、情報収集装置が鋳造設備の各装置で測定されたデータをリアルタイムで収集し、診断装置が収集した測定データをリアルタイムで管理値と比較し、収集したデータが管理値から外れていると判断した場合には、不具合が発生する恐れがある旨の診断結果(警報)を表示する。これにより、鋳造設備が故障する前に、鋳造設備の状態が悪化しつつあることを検出し、又は、鋳造設備により製造された鋳物が不良品であると判明する前に、鋳物の品質が悪化しつつあることを検出することが可能となる。
また、第1の実施の形態に係る鋳造設備監視システムによれば、診断装置が収集したデータが管理値から外れていると判断した場合には、設備の設定条件を変更させる指示データを管理値から外れている設備に送信する。これにより、鋳造設備の状態や鋳物の品質を安定化させることを自動的に行うことが可能となる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明に係る鋳造設備監視システムの第2の実施の形態について説明する。なお、以下に説明する第2の実施の形態においては、第1の実施の形態と共通する構成については図中に同符号を付してその説明を省略する。第2の実施の形態では、診断装置の作成した診断結果、及び、レポートを、鋳造設備監視システムから離れた場所にある診断結果受信装置に送信し、診断結果受信装置が診断結果を元に診断装置に対して変更指示を行う。
第2の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。図11は、第2の実施の形態に係る鋳造設備監視システムの機能構成を表すブロック図である。鋳造設備監視システム31は、混練装置2、主型造型装置3、中子造型装置4、注湯装置5、冷却装置6、及び、解枠装置7から構成された鋳造設備、情報収集装置8、診断装置32、及び、診断結果受信装置33を備えている。
混練装置2は、生型砂に、粘結剤と水とを加えて混練し、混練砂を作製する。混練装置2は、制御部12を備えている。制御部12は、混練装置2の動作を制御する。混練装置2における混練工程に関する測定データは、全て制御部12へ集約される。制御部12は、コンピューター、又は、PLCである。
主型造型装置3は、主型(上型及び下型)を造型する。主型造型装置3は、制御部13を備えている。制御部13は、主型造型装置3の動作を制御する。主型造型装置3における主型造型工程に関する測定データは、全て制御部13へ集約される。制御部13は、コンピューター、又は、PLCである。
中子造型装置4は中子を造型する。中子造型装置4は、制御部14を備えている。制御部14は、中子造型装置4の動作を制御する。中子造型装置4における中子造型工程に関する測定データは、全て制御部14へ集約される。制御部14は、コンピューター、又は、PLCである。
注湯装置5は、主型と中子を型合わせした鋳型に溶湯を注入する。注湯装置5は、制御部15を備えている。制御部15は、注湯装置5の動作を制御する。注湯装置5における注湯工程に関する測定データは、全て制御部15へ集約される。制御部15は、コンピューター、又は、PLCである。
冷却装置6は、注湯済みの鋳型を冷却する。冷却装置6は、制御部16を備えている。制御部16は、冷却装置6の動作を制御する。冷却装置6における冷却工程に関する測定データは、全て制御部16へ集約される。制御部16は、コンピューター、又は、PLCである。
解枠装置7は、鋳型を鋳物砂と鋳造された鋳物とに分離する。解枠装置7は、制御部17を備えている。制御部17は、解枠装置7の動作を制御する。解枠装置7における解枠工程に関する測定データは、全て制御部17へ集約される。制御部17は、コンピューター、又は、PLCである。
情報収集装置8は、鋳造設備の各装置(混練装置2、主型造型装置3、中子造型装置4、注湯装置5、冷却装置6、及び、解枠装置7)で測定されたデータをリアルタイムで収集する。情報収集装置8は、データロガーである。
(診断装置)
診断装置32は、収集した測定データから鋳造設備の各装置の状態と鋳造設備により製造された鋳物の品質を診断する。図12は、診断装置の機能構成を表すブロック図である。診断装置32は、受信部34、記憶部35、制御部36、表示部37、及び、送信部38を備えている。
受信部34は、情報収集装置8が収集した測定データをリアルタイムで受信し、又は、診断結果受信装置33から指示データを受信する。記憶部35は、受信した測定データを記憶するとともに、記憶部35には、鋳造設備の各装置での測定データに対応する管理値があらかじめ記憶されている。さらに、記憶部35は、制御部36が作成したレポートを記憶する。
制御部36は、収集した測定データをリアルタイムで管理値と比較し、収集したデータが管理値から外れていると判断した場合、診断結果データを作成し表示部37に表示させる。そして、制御部36は、診断結果データを送信部38に送信させる。制御部36は、診断結果受信装置33から指示データを受信すると、管理値から外れている鋳造設備の装置に対して指示データを送信部38に送信させる。さらに、制御部36は、収集したデータからレポートを定期的に作成し、送信部38に送信させる。
表示部37は、受信部34が受信した測定データ又は制御部36が作成したレポートを表示するとともに、不具合が発生する恐れがある旨の診断結果(警報)を表示する。なお、本実施の形態では、表示部37は診断装置32に無くてもよい。その場合、制御部36は、作成した診断結果データをそのまま送信部38に送信させる。
送信部38は、診断結果受信装置33に診断結果データ、又は、レポートを送信し、管理値から外れている鋳造設備の装置に対して指示データを送信する。診断装置32は、コンピューターである。
なお、本実施の形態では診断装置32が診断結果受信装置33に診断結果データ、又は、レポートを送信する場合、及び、診断装置32が診断結果受信装置33から指示データを受信する場合は、電子メールを使用するが、他の方法を用いてもよい。
(診断結果受信装置)
診断結果受信装置33は、診断装置32から診断結果データ、又は、レポートを受信する。そして、診断結果データを元に変更指示を診断装置32に対して行う。診断結果受信装置33は、鋳造設備、情報収集装置8、及び、診断装置32から離れた場所にある。図13は、診断結果受信装置の機能構成を表すブロック図である。診断結果受信装置33は、受信部39、記憶部40、制御部41、表示部42、及び、送信部43を備えている。
受信部39は、診断装置32から診断結果データ、又は、レポートを受信する。記憶部40は、受信した診断結果データ、又は、レポートを記憶するとともに、記憶部40には、鋳造設備の装置からの測定データが管理値から外れた場合の対処方法があらかじめ記憶されている。
制御部41は、診断結果データを元に不具合が発生する恐れがある旨の診断結果(警報)、又は、レポートを表示部42に表示させる。さらに、診断結果データを元に、管理値から外れている鋳造設備の装置に対して、管理値を超えない様に装置の設定条件を変更させる指示データを送信部43に送信させる。
表示部42は、診断結果(警報)又はレポートを表示する。送信部43は、診断装置32に指示データを送信する。診断結果受信装置33は、コンピューターである。
なお、本実施の形態では、診断結果受信装置33が診断装置32から診断結果データ、又は、レポートを受信する場合、及び、診断結果受信装置33が診断装置32に指示データを送信する場合は、電子メールを使用するが、他の方法を用いてもよい。図14は、鋳造設備監視システム31を説明するカタログを示す図である。
(鋳造設備の監視方法)
次に、第2の実施の形態に係る鋳造設備監視システム31を用いた鋳造設備の監視方法について説明する。図15は、第2の実施の形態に係る鋳造設備監視システム31を用いた鋳造設備の監視方法を示すフローチャートである。
初めに、鋳造設備監視システム31(鋳造設備の各装置)を稼働する(ステップS201)。そして、鋳造設備監視システム31(鋳造設備の各装置)が停止するまで(ステップS202:Yes)、鋳造設備の監視が継続して行われる。
鋳造設備監視システム31の稼働と同時に、情報収集装置8は、混練装置2、主型造型装置3、中子造型装置4、注湯装置5、冷却装置6、及び、解枠装置7で測定された各データをリアルタイムで収集する(ステップS203)。
次に、診断装置32の受信部34は、情報収集装置8が収集した測定データをリアルタイムで受信する(ステップS204)。
次に、診断装置32の制御部36は、受信した測定データを、あらかじめ診断装置32の記憶部35に記憶された管理値とリアルタイムで比較する(ステップS205)。制御部36は、測定データが管理値から外れていないと判断した場合(ステップS205:No)、データの収集が継続して行われる。
そして、制御部36は、収集したデータからレポートを定期的に作成する(ステップS206)。作成されたレポートは、診断装置32の送信部38から送信される(ステップS207)。診断結果受信装置33の受信部39がレポートを受信し(ステップS208)、診断結果受信装置33の表示部42にレポートが表示され、作業者が確認することができる。
一方、制御部36は、測定データが管理値から外れていると判断した場合(ステップS205:Yes)、診断結果データを作成し、送信部38から送信する(ステップS209)。例えば、主型造型装置3から収集した測定データの中で、エアレーション内圧力値が管理値の下限を外れた場合、その旨の診断結果データが送信される。
診断結果受信装置33の受信部39が診断結果データを受信すると(ステップS210)、診断結果受信装置33の表示部42は、不具合が発生する恐れがある旨の診断結果(警報)を表示する(ステップS211)。例えば、主型造型装置3のエアレーション内圧力値が管理値の下限を外れており、主型造型装置3において不具合が発生する恐れがある旨の診断結果(警報)を表示する。
さらに、診断結果受信装置33の制御部41は、不具合に対処する具体的な方法が分かっている場合(ステップS212:Yes)、測定データが管理値から外れている鋳造設備内の設備(混練装置2、主型造型装置3、中子造型装置4、注湯装置5、冷却装置6、及び、解枠装置7のいずれか)に対して、管理値を超えない様に各設備の設定条件を変更させる指示データを診断結果受信装置33の送信部43から診断装置32へ送信する(ステップS213)。例えば、主型造型装置3から収集した測定データの中で、エアレーション内圧力値が管理値の下限を外れた場合、エアレーション内の圧力が増加して管理値の範囲に戻る様に、エアーの供給を所定の値だけ増加させる指示データを診断装置32へ送信する。なお、管理値の種類により、各設備を停止させる指示データを送信する場合もある。
診断装置32の受信部34は、診断結果受信装置33からの指示データを受信すると(ステップS214)、診断装置32の制御部36は、測定データが管理値から外れている鋳造設備内の設備に対して、診断結果受信装置33からの指示データを転送する(ステップS215)。例えば、指示データを主型造型装置3の制御部13に転送する。
診断装置32からの指示データを受信した当該設備の制御部12、13、14、15、16、及び、17のいずれかは、指示データの内容に基づき設備の設定条件を変更する(ステップS216)。例えば、主型造型装置3の制御部13は、指示データに基づきエアーの供給を所定の値だけ増加させる。その結果、エアレーション内圧力値が管理値の範囲に再び収まり、エアレーション内圧力の低下による不具合の発生を未然に防ぐことができる。
診断結果受信装置33の制御部41が不具合に対処する具体的な方法を分かっていない場合(ステップS212:No)、不具合に対する対処は表示部42に表示された診断結果(警報)を確認した作業者によって行われるが、設定条件が変更された後も、データの収集は継続して行われ(ステップS203)、診断装置32による鋳造設備の監視は継続する。
前述した様に、この一連の動作は、鋳造設備監視システム31(鋳造設備の各設備)が停止する(ステップS202:Yes)まで行われる。鋳造設備監視システム31(鋳造設備の各装置)が停止すると、鋳造設備の監視は終了する。
なお、本実施の形態では、不具合が発生する恐れがある際には、診断結果受信装置33の表示部42に診断結果(警報)が表示されるが、診断装置32の表示部37にも診断結果(警報)が表示されてもよく、診断装置32及び/又は診断結果受信装置33がスピーカーを有して、音声として警報を発する様にしてもよく、さらには、画面表示と音声の両方で診断結果(警報)を発する様にしてもよい。
このように、第2の実施の形態に係る鋳造設備監視システムによれば、情報収集装置が鋳造設備の各装置で測定されたデータをリアルタイムで収集し、診断装置が収集した測定データをリアルタイムで管理値と比較し、収集したデータが管理値から外れていると判断した場合には、診断結果受信装置に診断結果を送信し、診断結果受信装置は不具合が発生する恐れがある旨の診断結果(警報)を表示する。これにより、鋳造設備から距離が離れていても、鋳造設備が故障する前に、鋳造設備の状態が悪化しつつあることを検出し、又は、鋳造設備により製造された鋳物が不良品であると判明する前に、鋳物の品質が悪化しつつあることを検出することが可能となる。
また、第2の実施の形態に係る鋳造設備監視システムによれば、診断結果受信装置が設備の設定条件を変更させる指示データを診断装置に送信し、診断装置が当該指示データを管理値から外れている設備に転送する。これにより、鋳造設備から距離が離れていても、鋳造設備の状態及び鋳物の品質を安定化させることを自動的に行うことが可能となる。
(第3の実施の形態)
次に、本発明に係る鋳造設備監視システムの第3の実施の形態について説明する。なお、以下に説明する第3の実施の形態においては、第2の実施の形態と共通する構成については図中に同符号を付してその説明を省略する。第3の実施の形態では、第2の実施の形態で診断装置が作成した診断結果、及び、レポートに、位置情報データを追加した上で、鋳造設備監視システムから離れた場所にある診断結果受信装置に送信している。
第3の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。図16は、第3の実施の形態に係る鋳造設備監視システムの機能構成を表すブロック図である。鋳造設備監視システム51は、混練装置2、主型造型装置3、中子造型装置4、注湯装置5、冷却装置6、及び、解枠装置7から構成された鋳造設備、情報収集装置8、診断装置52、及び、診断結果受信装置53を備えている。
混練装置2は、生型砂に、粘結剤と水とを加えて混練し、混練砂を作製する。混練装置2は、制御部12を備えている。制御部12は、混練装置2の動作を制御する。混練装置2における混練工程に関する測定データは、全て制御部12へ集約される。制御部12は、コンピューター、又は、PLCである。
主型造型装置3は、主型(上型及び下型)を造型する。主型造型装置3は、制御部13を備えている。制御部13は、主型造型装置3の動作を制御する。主型造型装置3における主型造型工程に関する測定データは、全て制御部13へ集約される。制御部13は、コンピューター、又は、PLCである。
中子造型装置4は中子を造型する。中子造型装置4は、制御部14を備えている。制御部14は、中子造型装置4の動作を制御する。中子造型装置4における中子造型工程に関する測定データは、全て制御部14へ集約される。制御部14は、コンピューター、又は、PLCである。
注湯装置5は、主型と中子を型合わせした鋳型に溶湯を注入する。注湯装置5は、制御部15を備えている。制御部15は、注湯装置5の動作を制御する。注湯装置5における注湯工程に関する測定データは、全て制御部15へ集約される。制御部15は、コンピューター、又は、PLCである。
冷却装置6は、注湯済みの鋳型を冷却する。冷却装置6は、制御部16を備えている。制御部16は、冷却装置6の動作を制御する。冷却装置6における冷却工程に関する測定データは、全て制御部16へ集約される。制御部16は、コンピューター、又は、PLCである。
解枠装置7は、鋳型を鋳物砂と鋳造された鋳物とに分離する。解枠装置7は、制御部17を備えている。制御部17は、解枠装置7の動作を制御する。解枠装置7における解枠工程に関する測定データは、全て制御部17へ集約される。制御部17は、コンピューター、又は、PLCである。
情報収集装置8は、鋳造設備の各装置(混練装置2、主型造型装置3、中子造型装置4、注湯装置5、冷却装置6、及び、解枠装置7)で測定されたデータをリアルタイムで収集する。情報収集装置8は、データロガーである。
(診断装置)
診断装置52は、収集した測定データから鋳造設備の各装置の状態と鋳造設備により製造された鋳物の品質を診断する。図17は、診断装置の機能構成を表すブロック図である。診断装置52は、受信部34、位置情報記憶部54、記憶部35、制御部55、表示部37、及び、送信部38を備えている。
受信部34は、情報収集装置8が収集した測定データをリアルタイムで受信し、又は、診断結果受信装置53からの指示データを受信する。
位置情報記憶部54には、鋳造設備監視システム51が監視している鋳造設備の位置情報データが記憶されている。なお、位置情報データは、鋳造設備全体としての位置情報だけではなく、鋳造設備の各装置の位置情報でもよい。位置情報データの形式としては、あらかじめ各装置が位置している緯度と経度の情報が記憶されている場合と、各装置にGPS(Global Positioning System:全地球測位システム)が組み込まれており、各装置のGPS位置情報が記憶されている場合がある。
そして、GPSが組み込まれている場合、情報収集装置8が各装置のGPS位置情報を定期的に収集するようにしてもよい。これにより、鋳造設備の装置が何らかの要因により移動した場合でも継続した監視が可能となる。
さらに、診断装置52にもGPSが組み込まれてもよい。診断装置52が盗難にあっても所定距離(例えば1km)以上移動した場合には診断装置52内のデータが自動消去されるように設定することで、今まで収集したデータが他人へ盗まれることを防止することができる。
記憶部35は、受信した測定データを記憶するとともに、記憶部35には、鋳造設備の各装置での測定データに対応する管理値があらかじめ記憶されている。さらに、記憶部35は、制御部55が作成したレポートを記憶する。
制御部55は、収集した測定データをリアルタイムで管理値と比較し、収集したデータが管理値から外れていると判断した場合、診断結果を表示部37に表示させる。そして、制御部55は、作成した診断結果データに鋳造設備の位置情報データを加え、位置情報付き診断結果データとして送信部38に送信させる。制御部55は、診断結果受信装置53からの指示データを受信すると、管理値から外れている鋳造設備の装置に対して、指示データを送信部38に送信させる。さらに、制御部55は、収集したデータからレポートを定期的に作成し、作成したレポートに位置情報データを加え、送信部38に送信させる。
表示部37は、受信部34が受信した測定データや、制御部55が作成したレポートを表示するとともに、不具合が発生する恐れがある旨の診断結果(警報)を表示する。なお、本実施の形態では、表示部37は診断装置52に無くてもよい。送信部38は、診断結果受信装置53に診断結果データ、又は、レポートを送信し、管理値から外れている鋳造設備の装置に対して指示データを送信する。診断装置52は、コンピューターである。
なお、本実施の形態では、診断装置52が診断結果受信装置53に位置情報付き診断結果データ、又は、レポートを送信する場合、及び、診断装置52が診断結果受信装置53から指示データを受信する場合は、電子メールを使用するが、他の方法を用いてもよい。
(診断結果受信装置)
診断結果受信装置53は、診断装置52から位置情報データ付き診断結果データ、又は、位置情報データ付きレポートを受信する。そして、診断結果データを元に変更指示を診断装置52に対して行う。診断結果受信装置53は、鋳造設備、情報収集装置8、及び、診断装置52から離れた場所にある。図18は、診断結果受信装置の機能構成を表すブロック図である。診断結果受信装置53は、受信部39、位置情報記憶部56、記憶部40、制御部57、表示部42、及び、送信部43を備えている。
受信部39は、診断装置52から位置情報データ付き診断結果データ、又は、位置情報データ付きレポートを受信する。
位置情報記憶部56には、鋳造設備監視システム51が監視している鋳造設備の位置情報データが記憶されている。
記憶部40は、受信した位置情報データ付き診断結果データ、又は、位置情報データ付きレポートを記憶するとともに、記憶部40には、鋳造設備の装置からの測定データが管理値から外れた場合の対処方法があらかじめ記憶されている。
制御部57は、位置情報データ付き診断結果データを元に不具合が発生する恐れがある旨の診断結果(警報)、又は、位置情報データ付きレポートを表示部42に表示させる。
さらに、位置情報データ付き診断結果データを元に、管理値から外れている鋳造設備の装置に対して、管理値を超えない様に装置の設定条件を変更させる指示データを送信部43に送信させる。
表示部42は、診断結果(警報)又はレポートを表示する。そして、診断結果(警報)又はレポートを表示する際には、位置情報データ付き診断結果データ、又は、位置情報データ付きレポートに含まれた位置情報データと位置情報記憶部56に記憶されている位置情報データが照合され、地図情報として一緒に表示される。図19は、表示部42に表示された地図情報の一例を示す図である。また、図20は、表示部42に表示された地図情報の他の例を示す図である。ここで、図19は、鋳造設備監視システム51が日本国内において構築されている場合、図20は、鋳造設備監視システム51が全世界にわたって構築されている場合を示している。
送信部43は、診断装置52に指示データを送信する。診断結果受信装置53は、コンピューターである。
なお、本実施の形態では、診断結果受信装置53が診断装置52から位置情報付き診断結果データ、又は、レポートを受信する場合、及び、診断結果受信装置53が診断装置52に指示データを送信する場合は、電子メールを使用するが、他の方法を用いてもよい。図21は、鋳造設備監視システム51の概要を示す図である。
(鋳造設備の監視方法)
次に、第3の実施の形態に係る鋳造設備監視システム51を用いた鋳造設備の監視方法について説明する。図22は、第3の実施の形態に係る鋳造設備監視システム51を用い鋳造設備の監視方法を示すフローチャートである。
初めに、鋳造設備監視システム51(鋳造設備の各装置)を稼働する(ステップS301)。そして、鋳造設備監視システム51(鋳造設備の各装置)が停止するまで(ステップS302:Yes)、鋳造設備の監視が継続して行われる。
鋳造設備監視システム51の稼働と同時に、情報収集装置8は、混練装置2、主型造型装置3、中子造型装置4、注湯装置5、冷却装置6、及び、解枠装置7で測定された各データをリアルタイムで収集する(ステップS303)。
次に、診断装置52の受信部34は、情報収集装置8が収集した測定データをリアルタイムで受信する(ステップS304)。
次に、診断装置52の制御部55は、受信した測定データを、あらかじめ診断装置52の記憶部35に記憶された管理値とリアルタイムで比較する(ステップS305)。制御部55は、測定データが管理値から外れていないと判断した場合(ステップS305:No)、データの収集が継続して行われる。
そして、制御部55は、収集したデータから位置情報付きレポートを定期的に作成する(ステップS306)。作成された位置情報付きレポートは、診断装置52の送信部38から送信される(ステップS307)。診断結果受信装置53の受信部39が位置情報付きレポートを受信し(ステップS308)、診断結果受信装置53の表示部42に、レポートとレポートが作成された鋳造設備の場所を示す地図の両方が表示される。これにより、レポートが作成された鋳造設備の場所を容易に作業者が確認することができる。図23は、診断装置52の制御部55が作成したレポートの一例を示す図である。
一方、制御部55は、測定データが管理値から外れていると判断した場合(ステップS305:Yes)、位置情報付き診断結果データを作成し、送信部38から送信する(ステップS309)。
診断結果受信装置53の受信部39が位置情報付き診断結果データを受信すると(ステップS310)、診断結果受信装置53の表示部42は、不具合が発生する恐れがある旨の診断結果(警報)と、不具合が発生する恐れがある鋳造設備の場所を示す地図の両方を表示する(ステップS311)。これにより、不具合が発生する恐れがある鋳造設備の場所を容易に作業者が確認することができる。
図24は、表示部42に表示された画面の一例を示す図である。本図では、鋳造設備Aの主型造型装置に問題が発生していることが一目でわかるようになっている。なお、本図では、日本地図において鋳造設備Aの位置を表示しているが、鋳造設備の問題がある箇所を具体的に表示することも可能である。図25は、表示部42に表示された画面の他の例を示す図である。本図では、鋳造設備Aの主型造型装置の問題が発生している箇所が一目でわかるようになっている。
さらに、図24及び図25では、鋳造設備の状況は色を変えて表示しており、鋳造設備の状態を一目で認識することが可能である。例えば、図24において鋳造設備に問題が発生すると、その鋳造設備の位置を表すマークが緑色から赤色に代わり、それにより、作業者が問題の発生を迅速に知ることが可能となる。さらに、図25においては鋳造設備に問題が発生すると、鋳造設備の問題がある箇所を表すマークが緑色から赤色に代わり、それにより、作業者が問題の発生、及び、その発生場所を迅速に知ることが可能となる。
さらに、診断結果受信装置53の制御部57は、不具合に対処する具体的な方法が分かっている場合(ステップS312:Yes)、測定データが管理値から外れている鋳造設備内の設備(混練装置2、主型造型装置3、中子造型装置4、注湯装置5、冷却装置6、及び、解枠装置7のいずれか)に対して、管理値を超えない様に各設備の設定条件を変更させる指示データを診断結果受信装置53の送信部43から診断装置52へ送信する(ステップS313)。なお、管理値の種類により、各設備を停止させる指示データを送信する場合もある。
診断装置52の受信部34は、診断結果受信装置53からの指示データを受信すると(ステップS314)、診断装置52の制御部55は、測定データが管理値から外れている鋳造設備内の設備に対して、診断結果受信装置53からの指示データを転送する(ステップS315)。
診断装置52からの指示データを受信した当該設備の制御部12、13、14、15、16、及び、17のいずれかは、指示データの内容に基づき設備の設定条件を変更する(ステップS316)。診断結果受信装置53の制御部57が不具合に対処する具体的な方法を分かっていない場合(ステップS312:No)、不具合に対する対処は表示部42に表示された診断結果(警報)を確認した作業者によって行われるが、設定条件が変更された後も、データの収集は継続して行われ(ステップS303)、診断装置52による鋳造設備の監視は継続する。
前述した様に、この一連の動作は、鋳造設備監視システム51(鋳造設備の各設備)が停止する(ステップS302:Yes)まで行われる。鋳造設備監視システム51(鋳造設備の各装置)が停止すると、鋳造設備の監視は終了する。
なお、本実施の形態では、不具合が発生する恐れがある際には、診断結果受信装置53の表示部42に診断結果(警報)と鋳造設備の場所を示す地図の両方が表示されるが、診断装置52の表示部37にも診断結果(警報)が表示されてもよく、診断装置52及び/又は診断結果受信装置53がスピーカーを有して、音声として診断結果(警報)を発する様にしてもよく、さらには、画面表示と音声の両方で診断結果(警報)を発する様にしてもよい。
このように、第3の実施の形態に係る鋳造設備監視システムによれば、診断結果受信装置は不具合が発生する恐れがある旨の診断結果(警報)を、不具合が発生する恐れがある鋳造設備の場所を示す地図とともに表示する。これにより、不具合が発生する恐れがある鋳造設備の場所を容易に作業者が確認することが可能となる。
なお、第1〜第3の実施の形態では、鋳造設備は、混練装置、主型造型装置、中子造型装置、注湯装置、冷却装置、及び、解枠装置で構成されているが、これに限られない。例えば、鋳型を搬送するコンベア等の搬送装置も鋳造設備を構成しており、搬送工程に関する測定データを情報収集装置がリアルタイムで収集し、診断装置が診断してもよい。
また、第1〜第3の実施の形態では、情報収集装置は、各鋳造設備で測定された各データをリアルタイムで収集しているが、イベントが発生した場合、例えば、設備が故障した場合、又は、設備にトラブルが発生した場合等には、当該設備からのデータの追加収集が行われる。これは、ヒューマンエラーによる故障の場合、又は、ヒューマンエラーによるトラブル発生の場合等でも同じである。
また、第2及び第3の実施の形態では、情報収集装置の収集した測定データを元に、診断装置が診断結果及びレポートを作成し、診断結果受信装置が診断結果及びレポートを受信しているが、診断装置が情報収集装置の収集した測定データをそのまま診断結果受信装置に送信し、診断結果受信装置が測定データを元に、診断結果及びレポートを作成する様にしてもよい。
また、第3の実施の形態では、診断装置にGPSが組み込まれる場合が想定されているが、第1及び第2の実施の形態の診断装置にもGPSが組み込まれてもよい。その場合も、診断装置が盗難にあっても所定距離(例えば1km)以上移動した場合には診断装置内のデータが自動消去されるように設定することで、今まで収集したデータが他人へ盗まれることを防止することができる。
以上、本発明の様々な実施形態を説明したが、上記の説明は本発明を限定するものではなく、本発明の技術的範囲において、構成要素の削除、追加、置換を含む様々な変形例が考えられる。
1、31、51 鋳造設備監視システム
2 混練装置
3 主型造型装置
4 中子造型装置
5 注湯装置
6 冷却装置
7 解枠装置
8 情報収集装置
9、32、52 診断装置
12、13、14、15、16、17、23、36、41、55、57 制御部
21、34、39 受信部
22、35、40 記憶部
24、37、42 表示部
25、38、43 送信部
33、53 診断結果受信装置
54、56 位置情報記憶部

Claims (25)

  1. 鋳造設備内の設備で測定されたデータをリアルタイムで収集する情報収集装置と、
    収集した前記データをリアルタイムで管理値と比較し、収集した前記データが前記管理値から外れていると判断した場合、診断結果を表示する診断装置と、
    を備えたこと、を特徴とする鋳造設備監視システム。
  2. 前記診断装置は、収集した前記データが前記管理値から外れている場合、さらに、前記管理値から外れている前記設備に対して、指示を送信すること、を特徴とする請求項1に記載の鋳造設備監視システム。
  3. 前記指示は、前記管理値から外れている前記設備の設定条件を変更させる内容であること、を特徴とする請求項2に記載の鋳造設備監視システム。
  4. 前記指示は、前記管理値から外れている前記設備を停止する内容であること、を特徴とする請求項2に記載の鋳造設備監視システム。
  5. 前記診断装置は、さらに、収集した前記データからレポートを定期的に作成すること、を特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の鋳造設備監視システム。
  6. 前記診断装置は、前記診断結果を表示する際に、前記管理値から外れている前記設備の位置情報を提示すること、を特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の鋳造設備監視システム。
  7. 前記位置情報は、さらに、前記鋳造設備の位置情報を含むこと、を特徴とする請求項6に記載の鋳造設備監視システム。
  8. 前記設備は、混練装置、主型造型装置、中子造型装置、注湯装置、冷却装置、及び、解枠装置の中の少なくとも1つであること、を特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の鋳造設備監視システム。
  9. 鋳造設備内の設備で測定されたデータをリアルタイムで収集する情報収集装置と、
    収集した前記データをリアルタイムで管理値と比較し、収集した前記データが前記管理値から外れていると判断した場合、診断結果を送信する診断装置と、
    前記診断結果を受信して表示する診断結果受信装置と、
    を備えたこと、を特徴とする鋳造設備監視システム。
  10. 前記診断結果受信装置は、前記診断装置に対して指示を送信し、前記診断装置は、前記管理値から外れている前記設備に対して、前記指示を送信すること、を特徴とする請求項9に記載の鋳造設備監視システム。
  11. 前記指示は、前記管理値から外れている前記設備の設定条件を変更させる内容であること、を特徴とする請求項10に記載の鋳造設備監視システム。
  12. 前記指示は、前記管理値から外れている前記設備を停止する内容であること、を特徴とする請求項10に記載の鋳造設備監視システム。
  13. 前記診断装置と前記診断結果受信装置の間の送受信は、電子メールで行われること、を特徴とする請求項9から12のいずれか一項に記載の鋳造設備監視システム。
  14. 前記診断結果受信装置は、前記診断結果を他の表示内容に対して色を変えて表示すること、を特徴とする請求項9から13のいずれか一項に記載の鋳造設備監視システム。
  15. 前記診断装置は、さらに、収集した前記データからレポートを定期的に作成し、前記レポートを前記診断結果受信装置に送信すること、を特徴とする請求項9から14のいずれか一項に記載の鋳造設備監視システム。
  16. 前記診断結果受信装置は、前記診断結果を表示する際に、前記管理値から外れている前記設備の位置情報を提示すること、を特徴とする請求項9から15のいずれか一項に記載の鋳造設備監視システム。
  17. 前記設備は、混練装置、主型造型装置、中子造型装置、注湯装置、冷却装置、及び、解枠装置の中の少なくとも1つであること、を特徴とする請求項9から16のいずれか一項に記載の鋳造設備監視システム。
  18. 鋳造設備内の設備で測定されたデータをリアルタイムで収集し、
    収集した前記データをリアルタイムで管理値と比較し、収集した前記データが前記管理値から外れていると判断した場合、診断結果を表示すること、
    を含むこと、を特徴とする鋳造設備監視方法。
  19. 前記管理値から外れている前記設備に対して、指示を送信すること、を特徴とする請求項18に記載の鋳造設備監視方法。
  20. 前記診断結果を表示する際に、前記管理値から外れている前記設備の位置情報を提示すること、を特徴とする請求項18又は19に記載の鋳造設備監視方法。
  21. 鋳造設備内の設備で測定されたデータをリアルタイムで収集し、
    診断装置は、収集した前記データをリアルタイムで管理値と比較し、収集した前記データが前記管理値から外れていると判断した場合、診断結果を診断結果受信装置へ送信し、
    診断結果受信装置は、前記診断結果を受信して表示すること、
    を含むこと、を特徴とする鋳造設備監視方法。
  22. 前記診断結果受信装置は、前記診断装置に対して指示を送信し、前記診断装置は、前記管理値から外れている前記設備に対して、前記指示を送信すること、を特徴とする請求項21に記載の鋳造設備監視方法。
  23. 前記データの収集を、前記設備が故障した場合、又は、前記設備にトラブルが発生した場合にも行うこと、を特徴とする請求項18から22のいずれか一項に記載の鋳造設備監視方法。
  24. 前記データの収集を、ヒューマンエラーにより前記設備が故障した場合、又は、ヒューマンエラーにより前記設備にトラブルが発生した場合にも行うこと、を特徴とする請求項23に記載の鋳造設備監視方法。
  25. 前記診断結果受信装置は、前記診断結果を表示する際に、前記管理値から外れている前記設備の位置情報を提示すること、を特徴とする請求項21又は22に記載の鋳造設備監視方法。
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