JPWO2018198277A1 - 流体容器 - Google Patents

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Abstract

一実施形態の流体容器は、流体を収容するタンクを有する容器本体と、該容器本体の先端部に配置され、その先端部に形成された吐出口から該流体を吐出する流体吐出体と、操作体を有すると共に該操作体の操作に応じた所定量の該タンク内の流体を該流体吐出体へと押し出すプランジャと、該タンクと該流体吐出体とを連通する連通流路を閉鎖し、該プランジャによる流体の押し出しに応じて該連通流路を開放する開閉バルブであって、弁座面と、該弁座面よりも前方に配置され、該弁座面に前方から当接する弁体と、該弁体を該弁座面へ向けて付勢するスプリングとを有する開閉バルブとを備える。

Description

本発明の実施形態は、流体を収容すると共にその先端に流体吐出体を有する流体容器に関する。
従来、この種の流体容器としては、例えば、特許文献1〜特許文献3に記載されたものが知られている。特許文献1に記載された液体容器は、液体を収容するタンク部を有する容器本体と、該容器本体の先端側に連結された液体供給体と、該タンク部内を前進するピストンと、操作体を有すると共に該操作体の操作に応じて該タンク部内のピストンを前方へ繰り出すピストン押出機構と、を備え、該液体供給体が容器本体に着脱可能に連結されており、且つ該ピストン押出機構がピストンを前進方向にのみ移動可能である。この液体容器によれば、液体供給体を交換可能となり、タンク部方向への液体の戻りが発生せず、液体供給体の交換前に被塗布体や外気に接触した液体が内部に残存することを防ぐことができる。
特許文献2に記載された液体容器は、液体が収納されたタンク部を有する本体と、該本体の先端部に連結され液体を供給する先端供給体を有する供給機構と、該タンク部内の液体を該供給機構へと押し出すための駆動機構と、を備え、該タンク部と該供給機構との間に、常時閉鎖され、駆動機構が作動されたときにのみ開放可能となる弁を設けている。この液体容器によれば、貯蔵する液体の粘度に制限を受けることのない液漏れ抑制機能を持つ液体容器を提供することができる。
特許文献3に記載された塗布容器は、塗布容器本体に、塗布体への塗布液の導入経路を閉止・開放し、かつ、塗布液を塗布体に向けて押し出すバルブ装置が組み込まれている。この塗布容器によれば、塗布体への塗布液の導入経路を閉止・開放し、かつ、塗布液を塗布体に向けて押し出すことができる。
特開2007−130437号公報(例えば、段落[0008]、[0017]等参照) 特開2004−089592号公報(例えば、段落[0005]‐[0006]等参照) 特開1997−192581号公報(例えば、段落[0008]等参照)
従来のバルブ装置や弁を備える流体容器では、流体の吐出経路を閉鎖しても、持ち運び等の外的要因により容器内部の流体が漏れ出してしまうことがあった。このため、流体が吐出口から漏れ出してしまうことを防止することができる流体容器を提供することが求められていた。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、持ち運ぶ際等に容器内の流体が吐出口から漏れ出してしまうことを防止することができる流体容器を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明に係る一の態様の流体容器は、流体を収容するタンクを有する容器本体と、該容器本体の先端部に配置され、その先端部に形成された吐出口から該流体を吐出する流体吐出体と、操作体を有すると共に該操作体の操作に応じた所定量の該タンク内の流体を該流体吐出体へと押し出すプランジャと、該タンクと該流体吐出体とを連通する連通流路を閉鎖し、該プランジャによる流体の押し出しに応じて該連通流路を開放する開閉バルブであって、弁座面と、該弁座面よりも前方に配置され、該弁座面に前方から当接する弁体と、該弁体を該弁座面へ向けて付勢するスプリングとを有する開閉バルブとを備える。
本発明に係る態様によれば、持ち運ぶ際に容器内の流体が吐出口から漏れ出してしまうことを防止することができる流体容器を提供することができる。
図1は、一実施形態に係る流体容器としてのディスペンサを、その中心軸線を含む切断面で切断して示す断面図である。 図2は、一実施形態に係るディスペンサが備えるバルブが有する吐出パイプ支持部を側面より見て示す側面図である。 図3は、該吐出パイプ支持部を図2のA−A線で切断して図2のA‐A矢印方向より見て示す断面図である。 図4は、一実施形態に係るディスペンサが備えるバルブが有するバルブ本体を側面より見て示す側面図である。 図5は、該バルブ本体を図4のB−B線で切断して図4のB−B矢印方向より見て示す断面図である。 図6は、一実施形態において、バルブ本体に吐出パイプ支持部、スプリング、及び弁体が組み付けられた状態を示す断面図である。 図7は、一実施形態に係るディスペンサが備える先具を側面より見て示す側面図である。 図8は、該先具を図7のC−C線で切断して図7のC‐C矢印方向より見て示す断面図である。 図9は、該先具を、その先端部に形成された挿通孔の方向より見て示す図である。 図10は、一実施形態に係るディスペンサが備えるキャップを、その中心軸線を含む切断面で切断して示す断面図である。 図11は、該キャップを、そのシールパッキンを除いた状態で示す断面図である。 図12は、該キャップを、図11のD−D線で切断して図11のD‐D矢印方向より見て示す断面図である。 図13は、該キャップを、図11のE−E線で切断して図11のE‐E矢印方向より見て示す断面図である。 図14は、一実施形態に係るディスペンサのノックセットの組立手順の概略を示す図である。 図15は、一実施形態に係るディスペンサのプランジャの組立手順の概略を示す図である。 図16は、一実施形態に係るディスペンサの先具、バルブ、吐出パイプ及びキャップを含むキャップセットの組立手順の概略を示す図である。 図17は、一実施形態に係るディスペンサの組立手順の概略を示す図である。
以下、本発明の複数の実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図1に示す本実施形態に係る流体容器としてのディスペンサ1は、略円筒状に形成され、容器本体20の先端部に配置された流体吐出体としての吐出パイプ10と、流体Fが収容されたタンクTを有する容器本体20と、吐出パイプ10と容器本体20との間に配置され、流体Fの連通流路を開放及び閉鎖するバルブ30と、容器本体20に着脱自在に取り付けられたキャップ40と、容器本体20の後端部に配置された操作体であるノック体51と、ノック体51の操作に応じてタンクT内の流体Fを吐出パイプ10へ押し出すプランジャ50と、を備える。本実施形態の流体Fは加熱皿上に吐出されて揮発する芳香剤(香油)であるが、他の実施形態では、流体は他の任意の流体とすることができ、例えば、化粧用、文具用、医療用又は口腔衛生用の液体、ゾル又はゲルとすることができる。以後、略円筒状のディスペンサ1の長手方向の中心軸線の延在方向を単に「軸線方向」と称し、ディスペンサ1におけるキャップ40側、即ち図1の下方側を前方、ノック体51側、即ち図1の上方側を後方とし、その前方側端部をディスペンサ1の先端部、その後方側端部をディスペンサ1の後端部と称して説明を行う。
(吐出パイプ10)
吐出パイプ10は、その中空部が流体Fを吐出する吐出流路12となる円筒状に形成される。本実施形態において熱源に近接して使用される吐出パイプ10は、後に詳述する容器本体20、及びバルブ30に含まれる吐出パイプ支持部31並びにバルブ本体32よりも耐熱性の高い材料で構成され、本実施形態ではステンレス鋼で形成される。吐出パイプ10の先端には、吐出流路12の吐出口122が形成され、後に詳述するようにプランジャ50が流体Fを前方に押し出したときに、吐出口122から流体Fが吐出される。
(容器本体20)
容器本体20は、略円筒状に形成され、その先端部には後に詳述する先具21が、その後端部には押出機構としてのプランジャ50が各々嵌合する。容器本体20に組み付けられた先具21内には、後に詳述するバルブ30が配置される。先具21内に配置されたバルブ30、容器本体20及びプランジャ50によって、流体Fを収容するタンクTが画成される。先具21が組み付けられる容器本体20の先端部の内径及び外径は、容器本体20の後端部の内径及び外径よりも小さく形成される。容器本体20の先端部の外周面上には、後に詳述する先具21の内周面と嵌合するために、径方向内側に向けて陥没する環状の溝22が複数形成される。容器本体20の後端部の内周面上には、後に詳述するプランジャ50の尾冠(軸筒後端管)56に形成されたローレット外周面562(図15参照)が嵌合可能な複数の溝(不図示)が形成される。容器本体20は、モールド成形し易い樹脂材料により構成される。
(バルブ30)
バルブ30は、吐出パイプ10の後端部を支持する吐出パイプ支持部31と、その前部に吐出パイプ支持部31の後部が組み付けられるバルブ本体32と、バルブ本体32内に配置された弁体33と、弁体33を後方に付勢する軸線方向に圧縮可能なコイルスプリングであるスプリング34と、を有する。
図2及び図3に示すように、吐出パイプ支持部31は、径方向の大きさが各々異なる略筒状の前部312及び後部314を有し、前部312の内径及び外径は後部314の内径及び外径よりも各々大きく形成される。前部312と後部314との間には、中央部316が形成される。中央部316の外径は前部312の外径よりも小さく形成される一方で、後部314の外径よりも大きく形成され、中央部316の内径は前部312と同一の内径として、後部314の内径よりも大きく形成される。前部312と中央部316との間には、その外周面がバルブ本体32の前部322の内周面と嵌合する径方向外側に向けて突出した環状突起318が形成される。吐出パイプ支持部31の後部314はその前部分と後部分とでは径方向の大きさが異なるように形成され、その前部分の外周面は、後に詳述するスプリング34の前端部の内周面と嵌合するように、その後部分よりも外径が大きく形成される。中央部316の後部分の外周面上には、後に詳述するバルブ本体32の中央部の内周面と嵌合するために径方向外側に向けて突出する環状突起が形成される。吐出パイプ支持部31の前部312及び中央部316内の中空部内には、吐出パイプ10の後端部が圧入される。吐出パイプ支持部31の後端部314の中空部は、圧入された吐出パイプ10の吐出流路12と連通し、吐出流路12に流体Fを送り出すための送出流路3142となる。吐出パイプ支持部31は、モールド成形し易い樹脂材料により構成される。
図4乃至図6に示すように、バルブ本体32は、略筒状の前部322及び前部322よりも径が小さい略筒状の中央部及び後部324を有する。径方向外側に突出する複数の環状突起を有するバルブ本体32の中央部の外周面は、容器本体20の先端部の内周面と嵌合する。バルブ本体32の前部322の内周面は吐出パイプ支持部31の環状突起318の外周面と嵌合し、バルブ本体32の中央部の内周面は吐出パイプ支持部31の中央部316の外周面と嵌合する。吐出パイプ支持部31の環状突起318の後方側平面(軸線方向に直交する面)は、バルブ本体32の内周面に形成された段部に当接して吐出パイプ支持部31がバルブ本体32に対して後方へ移動することを防止する。
バルブ本体32の後部324の中空部は、容器本体20の先端部に嵌合した状態において、タンクTと吐出パイプ支持部31の送出流路3142とを連通し、タンクTから吐出パイプ支持部31の送出流路3142へ流体Fを送出するための送出流路3242となる。バルブ本体32の送出流路3242の後端側は、先端側よりも径方向に小さく形成され、バルブ本体32の弁座面としてその内径が後方に向かうに従って小さくなるように形成された軸線方向に対して傾斜する傾斜内周面が形成される。この弁座面よりも後方には、弁孔である後端開口3244が形成される。バルブ本体32の弁座面には後に詳述するスプリング34によって後方に向けて付勢された弁体33が当接する。
弁体33は、その直径がバルブ本体32の後端開口3244の内径よりも大きく形成され、バルブ本体32の弁座面に当接することにより、バルブ本体32の送出流路3242を閉鎖することができる球形に形成される。
スプリング34は、圧縮コイルスプリングとして形成され、その先端部の内周面が吐出パイプ支持体31の後部314の前部分の外周面と嵌合し、後端部が弁体33に当接する。スプリング34は、弁体33を後方の弁座面上に押圧するように常時付勢し、所定量だけ圧縮されたセット状態で吐出パイプ支持部31の後端部314と弁体33との間に配置される。後に詳述するようにタンクT内の流体Fがプランジャ50によって前方に押し出された場合を除き、弁体33はスプリング34によって後方の弁座面上に押圧されて送出流路3242を閉鎖して、タンクT内の流体Fが送出流路3242内に漏出することを防止する。弁体33及びスプリング34は耐食性の高い材料で形成されることが好ましく、本実施形態ではステンレス鋼により形成される。
スプリング34は、軸線方向に圧縮可能な弾性を有する。後に詳述するプランジャ50が流体Fを前方に向けて押し出した際に、弁体33に加えられる押圧力により弁体33がスプリング34の付勢力に抗して前方に移動する。弁体33が前方へ移動することにより、バルブ30の送出流路3242及び後端開口3244が開放され、流体Fが送出流路3242及び送出流路3142を経て吐出パイプ10の吐出流路12から吐出される。
本実施形態では、後に詳述するプランジャ50が流体Fを前方に向けて押し出した際に、圧縮されたスプリング34が所定の密着長で密着して弁体33を軸線方向における所定の位置に保持するように構成される。このように構成すると、バルブ30の開放量を所定の開放量とすることができるから、流体Fの吐出量を所定の吐出量とすることができる。また、バルブ30が作動した際やディスペンサ1に外力が負荷されて弁体33が前方に最大限に移動した場合にも、スプリング34が所定の密着長で密着することで、吐出パイプ支持体31の後端と弁体33の先端とが直接当接することを防ぐことができる。このため、吐出パイプ支持体31の後端と弁体33の先端とが直接当接した状態で吐出パイプ支持体31の送出流路3142内に負圧が生じ、弁体33の先端が吐出パイプ支持体31の後端に吸着されてしまうことを防止することができる。一方、スプリング34が密着する場合には、スプリング34はスプリングワイヤ同士の多数の接触部を有するため、スプリング34が密着した状態で吐出パイプ支持体31の送出流路3142内に負圧が生じた場合にも、その密着状態を容易に解除して吐出パイプ支持体31の送出流路3142内の負圧を解消することができる。
(先具21)
図7乃至図9に示すように、先具21は、その前端面に後に詳述する熱反射面211を有してディスペンサ1の先端部を覆う、その後端が開口した中空形状に形成される。先具21の後部外周面上には、キャップ40の内周面上に形成された係止突起42と嵌合する環状の溝231が形成され、先具21の後部内周面上には、容器本体20の先端部の外周面上に形成された環状の溝22と嵌合する環状突起232が形成される。本実施形態において、熱源に対向して使用される先具21は、樹脂材料で形成された容器本体20、吐出パイプ支持部31、及びバルブ本体32よりも耐熱性の高い材料、例えば金属材料で形成され、本実施形態では真鍮で形成される。
先具21は、その先端に軸線方向に直交する方向に延在する円形の熱反射面211が形成される。熱反射面211の中心には、吐出パイプ10が貫通する貫通孔212が形成される。貫通孔212の直径は吐出パイプ10の外径よりも大きく形成され、吐出パイプ10が先具21に接触しないように形成される。このように構成すると、本実施形態において熱源に対向して使用されるディスペンサ1の熱源からの放射熱によるその先端部の加熱を抑制することができ、先具21から吐出パイプ10への熱伝導を防止することができる。このため、比較的加熱に弱いバルブ30等を含むディスペンサ1の先端部が加熱されることによる流体Fの吐出パイプ10からの漏出やディスペンサ1の先端部の破損を防止することができる。ディスペンサ1の先端部の加熱による流体Fの漏出は、例えば、バルブ30が加熱されることにより、異なる材質で形成されたその構成部品毎に異なる線膨張係数で熱膨張が生じることなどに起因する。この場合には、バルブ30によるその送出流路3242の閉鎖が維持できなくなることによって、ディスペンサ1の流体Fの漏出防止機能が損なわれることがある。熱反射面211の面積は、例えば、吐出パイプ10の軸線方向に直交する切断面の外周円の面積よりも大きい面積とすることが好ましく、さらに該外周円の面積の2倍以上とすることが好ましく、最も好ましくは該外周円の面積の3倍以上とすることが好ましい。
本実施形態に示すように、吐出パイプ10を熱反射面211から前方に十分に長く突出させると、吐出パイプ10を通じたバルブ30への熱伝導を抑制することができる。さらに、本実施形態では、熱反射面211の熱反射率を高めるために、熱反射面211の表面が鏡面となるように加工される。このように構成すると、さらに効果的にディスペンサ1の先端部の加熱を抑制することができる。また、本実施形態では、図1に示すように、先具21の熱反射面211の後方の先具21と吐出パイプ支持部31との間には、軸線方向に延在する断熱空間213が画成される。このように構成すると、先具21からバルブ30を含むディスペンサ1の先端部への熱伝導を断熱空間213により抑制することができる。
(キャップ40)
図10乃至図13に示すように、キャップ40は、その先端部が閉塞された略筒状に形成され、先具21に嵌合したときに吐出パイプ10を覆うことができる。キャップ40の後端部の内周面上には径方向内側に向けて突出する係止突起42が周方向に90度間隔で離間して形成される。キャップ40の突起42は、前述した先具21の環状の溝231に嵌合してキャップ40を先具21に対して着脱自在に取り付けることができる。
キャップ40の先端閉塞壁の内側には、軸線方向後方に向けて突出する円筒状の収容筒46が形成される。収容筒46の内周面上には、軸線方向に延在する一対の切欠きが形成され(図12参照)、軸線方向に延在して該切欠きに嵌合する一対のリブをその外周面上に有する略円柱状のシールパッキン44が収容筒46内に組み付けられる。キャップ40の収容筒46の切欠きにシールパッキン44のリブが嵌合することにより、シールパッキン44はキャップ40に対して相対的に回転することを防止されて強固に組み付けられる。シールパッキン44の前端面及び後端面には、各々吐出パイプ10の外径よりも大きい開口面積を有する円形のザグリが形成される。シールパッキン44はキャップ40が先具21に嵌合した状態において、吐出パイプ10の先端部を覆うように該先端部に当接して吐出パイプ10の吐出口122を閉塞する。シールパッキン44は弾性を有する材料で形成され、吐出パイプ10に当接したときに押圧されて弾性変形し、その当接部の一部が吐出パイプ10の吐出口122内に突出した状態で吐出口122を閉塞する(図1参照)。
シールパッキン44の吐出パイプ10との当接部の一部が吐出口122内に突出するように構成すると、吐出流路12、送出流路3142及び送出流路3242内に送り出された流体Fに正圧を生じさせて弁体33を弁座面上に押圧することができる。このため、ディスペンサ1を持ち運ぶ際に、ディスペンサ1に外力が負荷された場合にも、弁体33が外力によって前方に移動してバルブ30による送出流路3242及び後端開口3244の閉鎖が解除されてしまうことを防止することができる。本実施形態では、キャップ40の先端閉塞壁の後面とシールパッキン44の前面との間に、シールパッキン44の先端に形成された円形のザグリによって空間48が画成される。このように構成すると、シールパッキン44が吐出パイプ10内に突出するように軸線方向に押圧された場合にも、シールパッキン44が前方に向けて弾性変形することができる空間を有することができるから、シールパッキン44に押圧された吐出パイプ10に過度な押圧力が加わることを防止することができる。
(プランジャ50)
図1に示すように、プランジャ50は、その後端が閉塞された略筒状に形成されたノック体51と、タンクTの内壁と摺動して前方に移動可能に構成されたピストン(ピストンカップ)52と、ピストン52を前方に向けて押圧することができるように外周面に雄ネジが形成されたピストンロッド53と、ピストンロッド53に螺合する回転カム54と、回転カム54に対して揺動して回転カム54を一の回転方向に回転するようにノック体51に組み付けられた揺動カム55と、ノック体51がノック操作可能に組み付けられると共に、ピストンロッド53を前方へ移動可能かつ周方向に回転不能に支持する尾冠56と、揺動カム55とノック体51とを相互に離間するように付勢するリターンスプリング57と、を備える。ノック体51をノック操作すると、揺動カム55が揺動して回転カム54を一の回転方向に回転させ、回転カムが螺合するピストンロッド53を前方に押圧して、ピストン52及びピストンロッド53を前進させる。
図14及び図15を参照して、プランジャ50の各構成要素について、その組立手順と共にさらに説明する。図14に示すように、略円筒状に形成された回転カム54の前部は同じく略円筒状に形成された後部よりも径方向に大きく形成される。回転カム54の前部の前端面には、周方向に傾斜するカム面を有し、軸線方向に弾性支持されて前方に突出するラチェット歯542が形成される。回転カム54の前部の後方に面する後端面には、周方向に傾斜する複数のカム面を有する鋸歯544が形成される。揺動カム55は略筒状に形成される。回転カム54の後部の外周面が揺動カム55の前部の内周面と摺動可能に嵌合して組み付けられることで、回転カム54は揺動カム55に対して周方向に回転可能である。揺動カム55の前端部には、周方向に傾斜するカム面を有し、軸線方向に弾性支持されて前方に突出するラチェット歯552が形成される。揺動カム55のラチェット歯552は、回転カム54の前部の後端面に形成された鋸歯544と係合して回転カム54を一の回転方向へのみ回転駆動する。
揺動カム55の後部の外周面上には径方向外側に向けて突出する突起554が径方向に弾性変形可能に形成される。揺動カム55がノック体51に組み付けられると、揺動カム55の突起554がノック体51に形成された軸線方向に対して傾斜して延在する傾斜孔512内に摺動可能に嵌入する。ノック操作されたノック体51の傾斜孔512内を摺動することで、揺動カム55が周方向に回転駆動される。揺動カム55は、ノック体51との間で圧縮コイルスプリングであるリターンスプリング57を軸線方向に圧縮した状態でノック体51に組み付けられる。ノック体51の前部の外周面上には、径方向外側に向けて突出する突起514が径方向に弾性変形可能に形成される。ノック体51の突起514は、ノック体51が尾冠56に組み付けられたときに後に詳述する尾冠56に形成された縦孔564内に嵌入して、ノック体51を尾冠56に対して軸線方向へ移動可能に係止する。ノック体51、回転カム54、揺動カム55、及びリターンスプリング57は回転カム駆動機構であるノックセット102を構成する。
ノックセット102は尾冠56に組み付けられ、尾冠56は容器本体20に組み付けられる。略円筒状に形成された尾冠56の外周面上には、上述した容器本体20の内周面上に形成された軸線方向に延在する複数の溝と嵌合して容器本体20に対する相対的な回転を防止するローレット外周面562(図15参照)が形成される。尾冠56の中央部には、軸線方向に延在する縦孔564が形成される。図示するように尾冠56内にノックセット102を後方から組み付けたときに、上述したノック体51の突起514と尾冠56の縦孔564とが係合することで、ノック体51の移動可能方向を軸線方向のみに規制する。尾冠56の先端部の内周面上には、複数の周方向に延在するカム面を有する鋸歯(不図示)が形成される。尾冠56の先端部の内周面に形成された鋸歯は、回転カム54のラチェット歯542と係合して、回転カム54が一の回転方向のみに回転することを許容すると共に、他の回転方向へ回転することを防止する。
ピストンロッド53の外周面上には、軸線方向に延在する当接面534が周方向に180度離間して一対形成される。図15では一対の当接面534の一方のみが示されている。尾冠56の先端部には、ピストンロッド53が貫通する開口が形成される。尾冠56の開口は、その内周面上に、ピストンロッド53に形成された一対の当接面534に対向する一対の当接面(不図示)を有する。ピストンロッド53の当接面534と尾冠56の当接面とが当接することにより、ピストンロッド53は尾冠56に対して周方向に相対回転不能かつ前方に移動可能に支持される。ピストンロッド53の先端部にはピストン52が組み付けられる。
(組み立て)
ディスペンサ1の組み立てについて説明する。図16に示すように、吐出パイプ支持部31に吐出パイプ10の後端部を圧入し(S101)、その吐出パイプ支持部31の後端部314にスプリング34の先端部を組み付ける(S102)。続いて、スプリング34で弁体33をバルブ本体32の弁座面上に押圧するように付勢した状態で吐出パイプ支持部31の後端部をバルブ本体32の前部に嵌合して組み付ける(S103)。続いて、吐出パイプ10を先具21の挿通孔212から突出させた状態として吐出パイプ支持部31を先具21内に組み付ける(S104)。また、キャップ40内にシールパッキン44を組み付ける(S105)。続いて、先具21にキャップ40を組み付ける(S106)ことにより、吐出パイプ10、バルブ30、及びキャップ40を含むキャップセット104を組み立てることができる。
図17に示すように、キャップセット104の先具21の環状突起232を容器本体20の環状の溝22に嵌合すると、バルブ本体32の後部324が容器本体20の先端部内に嵌入されて、容器本体20にキャップセット104が組み付けられる。続いて、容器本体20の後方からプランジャ50を圧入して容器本体20にプランジャ50を組み付けると、ディスペンサ1が完成する。なお、他の実施の形態では、本実施形態において説明した突起と溝部との嵌合や圧入に限らず、螺着といった任意の取付構造としてもよい。
(作動)
以上説明したディスペンサ1の作動について説明する。ユーザがキャップ40を先具21から取り外し、吐出パイプ10を被塗布体に近接させてノック体51をリターンスプリング57の付勢力に抗して押下すると、ノック体51が揺動カム55に対して相対的に前進する。ノック体51の傾斜孔512が揺動カム55の突起554に対して相対的に前進すると、揺動カム55及び揺動カム55に係合した回転カム54が周方向の一の回転方向に回転する。回転カム54が回転すると、回転カム54に螺合するピストンロッド53が前進し、流体Fを前方へ押し出す。尾冠56の後端面はノック体51の意図しない前進(誤作動)を防ぐように軸線方向に傾斜して形成されているため、ユーザが意図的にノック操作をしない限り、ピストン52が前進して流体Fを前方へ押し出すことがない。
流体Fがプランジャ50によって前方へ押し出されると、タンクTに連通するバルブ本体32の送出流路3242及び後端開口3244を閉鎖する弁体33に流体Fによる押圧力が加えられる。弁体33を弾性支持するスプリング34が弾性変形して弁体33が前方へ移動すると、バルブ本体32の送出流路3242及び後端開口3244が開放される。プランジャ50はノック操作に応じた所定量の流体Fを前方へ押し出すことができるので、所定量の流体Fがバルブ本体32の後端開口3244を通じてバルブ本体32の送出流路3242に送出される。バルブ本体32の送出流路3242に送出された所定量の流体Fは、さらに吐出パイプ支持部31の送出流路3142を介して吐出パイプ10の吐出流路12に送出され、吐出パイプ10の吐出口122から吐出される。
ピストン52が停止して、弁体33に加えられた押圧力が解消されると、スプリング34が弁体33を後方へ押圧してバルブ本体32の送出流路3242及び後端開口3244を再び閉鎖する。このように、バルブ本体32の送出流路3242及び後端開口3244を閉鎖することにより、タンクTからの流体Fの意図しない流出を防止することができる。
ノック体51が前進し、回転カム54が一の回転方向に回転するときには、回転カム54のラチェット歯542は後退しながら尾冠56の先端部の内周面に形成された鋸歯のカム山を越え、一の回転方向へ回転する。このとき、回転カム54のラチェット歯542が尾冠56のカム山に当接してクリック音を発生するため、ユーザはその操作量を把握することができる。
ノック体51の押下が解除されると、リターンスプリング57の弾性力によりノック体51が後退し、揺動カム55が他の回転方向(逆回転方向)に回転する。このとき、回転カム54のラチェット歯542は尾冠56の鋸歯を乗り越えることができず、回転カム54が他の回転方向には回転しないため、揺動カム55のみが他の回転方向に回転する。揺動カム55のラチェット歯552は後退しながら回転カム54の鋸歯544のカム山を越えて他の回転方向へ回転する。このとき、揺動カム55のラチェット歯552が回転カム54の鋸歯544に当接してクリック音を発生するため、ユーザはプランジャ50の作動を把握することができる。
ノック体51が後退すると、ディスペンサ1は再びノック操作可能な状態となる。上述した一連の作動を適宜繰り返し、所望量の流体Fを吐出した後は、キャップ40を先具21に取り付けて、吐出パイプ10の吐出口122をキャップ40のシールパッキン44で閉塞することができる。このため、バルブ30とキャップ40とによって2重に流体Fの吐出口122からの漏出を防止することができる。さらに、本実施形態では、図1に示すように、吐出パイプ10の内部にシールパッキン44の一部が突出して吐出口122を閉塞するように構成している。このため、吐出パイプ10の吐出流路12、吐出パイプ支持部31の送出流路3142及びバルブ本体32の送出流路3242に残存する流体Fに正圧を加えて弁体33を後方の弁座面上に押圧することができるから、流体Fの漏出をさらに確実に防止することができる。
さらに、本実施形態のように、流体Fが加熱皿上に吐出されて揮発する芳香剤(香油)である場合に、軸線方向と直交する方向に延在する熱反射面211を有する先具21を備えることにより、アロマポットの加熱皿等の熱源にディスペンサ1の先端部を近接して流体Fを吐出する場合にも、ディスペンサ1の先端部を熱源からの熱放射による加熱から保護することができる。さらに、先具21と吐出パイプ10とが接触しないように構成すると、先具21から吐出パイプ10への熱伝導が生じることがない。
なお、本実施形態に示すように、熱反射面はその熱反射によりディスペンサの先端部の加熱を抑制することができればよく、最も好ましくは本実施形態のように軸線方向と直交する方向に延在する熱反射面211を有するものとするとよいが、他の実施形態では、熱反射面は軸線方向と直交する方向に対して30度以下の傾斜角を有する方向に延在するものとしてもよく、さらに他の実施形態では、熱反射面は軸線方向と直交する方向に対して45度以下の傾斜角を有する方向に延在するものとしてもよい。
以上説明した実施の形態では、ディスペンサ1は操作体としてのノック体51が押下されることで流体Fを押し出すプランジャ50を備えるものと説明したが、これに限定されるものではない。他の実施形態では、流体Fを押し出し可能な任意のプランジャを用いるようにしてもよい。
また、以上説明した実施の形態では、熱反射面211は鏡面に加工されて熱反射率を向上させるものと説明したが、これに限定されるものではなく、他の実施の形態では、ディスペンサの先具は放射熱を反射することができる任意の粗さの熱反射面を有するものとしてもよい。
また、以上説明した実施の形態では、シールパッキン44は弾性変形して吐出パイプ10の吐出口122内に突出するものと説明したが、他の実施形態では、外力が加えられない状態において、シールパッキンはシールパッキンの後方に突出して吐出パイプの吐出口内に挿入可能な突出部をさらに有し、この突出部により、吐出流路内に残存する流体に正圧を加えるように構成するものとしてもよい。この場合には、さらに好適に吐出流路内に残存する流体に正圧を加えることができる。
また、以上説明した実施の形態では、コイル状に形成されたスプリング34で弁体33を付勢するものと説明したが、これに限らず、他の実施形態では、任意の形状のスプリングや板バネ等の任意の弾性体で弁体を弁座面に向けて付勢するものとしてもよい。
本発明は、その要旨または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。そのため、前述の実施の形態は、あらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、何ら拘束されない。更に、特許請求の範囲の均等範囲に属する全ての変形、様々な改良、代替および改質は、全て本発明の範囲内のものである。
1 ディスペンサ(流体容器)
10 吐出パイプ(流体吐出体)
122 吐出口
20 容器本体
21 先具
211 熱反射面(鏡面)
212 挿通孔
213 断熱空間
30 バルブ
31 吐出パイプ支持部
3142 送出流路(連通流路)
32 バルブ本体
3242 送出流路(連通流路)
3244 後端開口
33 弁体
34 スプリング(弾性体)
40 キャップ
44 シールパッキン(当接体)
50 プランジャ
F 流体
T タンク

Claims (6)

  1. 流体を収容するタンクを有する容器本体と、
    前記容器本体の先端部に配置され、その先端部に形成された吐出口から前記流体を吐出する流体吐出体と、
    操作体を有すると共に該操作体の操作に応じた所定量の前記タンク内の流体を前記流体吐出体へと押し出すプランジャと、
    前記タンクと前記流体吐出体とを連通する連通流路を閉鎖し、前記プランジャによる流体の押し出しに応じて前記連通流路を開放する開閉バルブであって、弁座面と、該弁座面よりも前方に配置され、該弁座面に前方から当接する弁体と、該弁体を該弁座面へ向けて付勢するスプリングとを有する開閉バルブと
    を備えることを特徴とする流体容器。
  2. 前記容器本体または前記流体吐出体に着脱自在に取り付けられ、該取り付け時において前記吐出口を閉塞するキャップをさらに備え、
    前記キャップは、前記取り付け時に前記流体吐出体の先端部に当接する当接体を有し、
    前記当接体の一部は、前記キャップの取り付け時に前記流体吐出体の吐出口内に突出することを特徴とする請求項1記載の流体容器。
  3. 前記流体吐出体が挿通可能な挿通孔を有し、前記開閉バルブを覆う先具を更に備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の流体容器。
  4. 前記先具の先端には、軸線方向と直交する方向に対して45度以下の傾斜角を有する方向に延在する熱反射面が形成されていることを特徴とする請求項3記載の流体容器。
  5. 前記先具の熱反射面の後面と前記開閉バルブの前面との間には軸線方向に延在する空間が画成されていることを特徴とする請求項4記載の流体容器。
  6. 前記先具の挿通孔の内周面と前記流体吐出体の外周面との間に隙間が形成されていることを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれか一項に記載の流体容器。
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