JPWO2018173198A1 - 内燃機関 - Google Patents

内燃機関 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2018173198A1
JPWO2018173198A1 JP2019506834A JP2019506834A JPWO2018173198A1 JP WO2018173198 A1 JPWO2018173198 A1 JP WO2018173198A1 JP 2019506834 A JP2019506834 A JP 2019506834A JP 2019506834 A JP2019506834 A JP 2019506834A JP WO2018173198 A1 JPWO2018173198 A1 JP WO2018173198A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
combustion engine
internal combustion
passage
horizontal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019506834A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6722818B2 (ja
Inventor
横田 洋
洋 横田
慶亨 池邊
慶亨 池邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Publication of JPWO2018173198A1 publication Critical patent/JPWO2018173198A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6722818B2 publication Critical patent/JP6722818B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M11/00Component parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M9/00
    • F01M11/0004Oilsumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M11/00Component parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M9/00
    • F01M11/02Arrangements of lubricant conduits
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M11/00Component parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M9/00
    • F01M11/04Filling or draining lubricant of or from machines or engines
    • F01M11/0458Lubricant filling and draining
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M11/00Component parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M9/00
    • F01M11/10Indicating devices; Other safety devices
    • F01M11/12Indicating devices; Other safety devices concerning lubricant level
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M11/00Component parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M9/00
    • F01M11/0004Oilsumps
    • F01M2011/0037Oilsumps with different oil compartments
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M11/00Component parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M9/00
    • F01M11/02Arrangements of lubricant conduits
    • F01M2011/022Arrangements of lubricant conduits for lubricating cylinders

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

オイル給油時にオイル通路内にオイルを溜めることができて、給油時間を短縮することができる内燃機関を供する。クランクケース21の下側に設けられたオイルパン貯留室Cpにオイルを補給するための給油注入部71が、上端の給油口71hから斜め下方に延出して設けられた内燃機関において、傾斜した給油注入部71を含む鉛直面Fvからオフセットした位置にオイルパン貯留室Cpのオイルパン流入口Ipがあり、給油注入部71の下端から屈曲して略水平に延びる水平給油通路72,73が、オイルパン流入口Ipに接続される内燃機関である。

Description

本発明は、オイルパン貯留室にオイルを給油するためのオイル注入筒部が設けられた内燃機関に関する。
一般に、オイルパン貯留室内の油量を量るのにオイルレベルゲージが用いられており、このオイルレベルゲージが挿入されるゲージ挿入筒は、オイルパン貯留室内に連通してので、オイルパン貯留室にオイルを給油するための給油注入部をゲージ挿入筒として利用している例(例えば、特許文献1参照)がある。
特開2009−191749号公報
特許文献1には、傾斜した給油注入部の上端の給油口がオイルフィラーキャップにより閉塞されており、オイルフィラーキャップには給油注入部内に延びるディップスティックが突設され、ディップスティックの先端のゲージ部がオイルの油面下に没してゲージ部に油量を印す。
オイルフィラーキャップを外せば、給油注入部の上端の給油口からオイルを給油することができる。
特許文献1に開示された給油注入部は、給油口から斜め下方に延びており、その給油注入部の下端で屈曲して水平に延びたオイル水平給油通路が、オイル溜りのオイル溜り流入口に至っている。
傾斜した給油注入部と水平なオイル水平給油通路は、給油口およびオイル溜り流入口とともに、上面視で略直線上にある。
すなわち、傾斜した給油注入部を含む鉛直面上にオイル溜り流入口がある。
したがって、オイル水平給油通路は、給油注入部とパン流入口とを最短距離で連通しており、そのため水平なオイル水平給油通路は、短尺に形成されている。
オイル水平給油通路が短尺であると、オイルの注入に際して、水平なオイル水平給油通路でのオイルの溜めを期待することができず、そのため、溢れないように少量ずつオイルを注入する必要があり、オイルパン貯留室内の貯留油量が多い場合には、オイル給油に時間を要することがある。
本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、その目的とする処は、オイル給油時にオイル通路内にオイルを溜めることができて、給油時間を短縮することができる内燃機関を供する点にある。
上記目的を達成するために、本発明に係る内燃機関は、
クランクケースの下側に設けられたオイルパン貯留室にオイルを補給するための給油注入部が、上端の給油口から斜め下方に延出して設けられた内燃機関において、
傾斜した前記給油注入部を含む鉛直面からオフセットした位置に前記オイルパン貯留室のオイルパン流入口があり、
前記給油注入部の下端から屈曲して略水平に延びる水平給油通路が、前記オイルパン流入口に接続されるようにしてもよい。
この構成によれば、上端の給油口から斜め下方に延出した給油注入部の下端から屈曲して略水平に延びる水平給油通路が、傾斜した給油注入部を含む鉛直面からオフセットした位置にあるオイルパン流入口に接続されるので、略水平な水平給油通路は長尺に形成されるため、水平給油通路でのオイル溜めを期待することができ、溢れないように少量ずつオイルを注入する必要がなく、オイル給油時間を短縮することができる。
前記構成において、
前記水平給油通路の前記給油注入部が接続される上流端部における通路断面が、前記給油注入部が接続される上辺が下辺より長尺となる台形形状に形成されるようにしてもよい。
この構成によれば、給油注入部に注入されたオイルは、水平給油通路の上辺が下辺より長尺となる台形形状の断面を有する上流端部に注ぎ込まれるので、注入時のエアを含んだオイルが先細の台形形状した通路断面の上流端部で絞られることで、気液分離が促されて分離されたエアが水平給油通路72に浸入するのを抑制することができ、エアを含んだオイルがオイルパン貯留室に入るのを可及的に防止することができる。
前記構成において、
前記水平給油通路の上流端近傍の上流通路部が、通路上壁面が低くなり通路断面積が小さくなった下流通路部に接続されるようにしてもよい。
この構成によれば、水平給油通路の上流端近傍の上流通路部が、通路上壁面が低くなり通路断面積が小さくなった下流通路部に接続されるので、エアが上流通路部に浸入しても通路上壁面が低くなった段差で下流側の通路に浸入するのが抑えられ、エアを含んだオイルがオイルパン貯留室に入るのを可及的に防止することができる。
前記構成において、
前記給油注入部は、前記クランクケースに連結されるクランクケースカバーに形成され、
前記水平給油通路は、前記クランクケースカバーと前記クランクケースとに跨って形成されるようにしてもよい。
この構成によれば、給油注入部は、クランクケースに連結されるクランクケースカバーに形成され、水平給油通路は、クランクケースカバーとクランクケースとに跨って形成されるので、オイル通路の部位ごとの形状変化に合わせた作り変えが容易に行える。
前記構成において、
前記水平給油通路には、内燃機関の潤滑部位を潤滑したオイルのオイル戻り通路が合流するようにしてもよい。
この構成によれば、水平給油通路には、内燃機関の潤滑部位を潤滑したオイルのオイル戻り通路が合流するので、水平給油通路をオイル戻り通路の一部に利用することで、オイル通路を簡素化でき、内燃機関の大型化を抑制することができる。
前記構成において、
前記オイルパン貯留室のほかにオイル貯留室を備え、
前記水平給油通路の下流端に前記オイルパン流入口とは別に前記オイル貯留室への貯留室流入口が設けられるようにしてもよい。
この構成によれば、オイルパン貯留室のほかにオイル貯留室を備える内燃機関では、水平給油通路の下流端にオイルパン流入口とは別にオイル貯留室への貯留室流入口を設けることで、オイル貯留室へのオイル供給を行える構造に簡単に作り変えることができる。
前記構成において、
オイルレベルゲージを差し込むためのゲージ挿入筒が、前記給油注入部とは別に、前記クランクケースカバーに設けられるようにしてもよい。
この構成によれば、オイルレベルゲージを差し込むためのゲージ挿入筒を、給油注入部とは別にクランクケースカバーに設けるようにすることで、給油注入部がオイルレベルゲージの長さ以上に設定される必要はなく、給油注入部の配置の自由度が大きくなり、空いたスペースへの配置が可能となる。
前記構成において、
前記給油注入部と前記ゲージ挿入筒は、前記クランクケースカバーの互いに水平方向の対称な位置に、それぞれ形成されるようにしてもよい。
この構成によれば、給油注入部とゲージ挿入筒は、前記クランクケースカバーの互いに水平方向の対称な位置にそれぞれ形成されるので、給油注入部とゲージ挿入筒が互いに干渉することなく、メンテナンスをし易い位置に配置することができ、メンテナンス性を向上させることができる。
前記構成において、
前記ゲージ挿入筒には、上部にエア抜き孔が穿孔されるようにしてもよい。
この構成によれば、ゲージ挿入筒には、上部にエア抜き孔が穿孔されるので、ゲージ挿入筒にオイルレベルゲージを差し込む際に、エア溜りによる液面変化を抑制して、オイル量を正確に測るとともに、オイルレベルゲージの差し込みの際のエアポンピンングを無くして作業をし易くすることができる。
本発明は、上端の給油口から斜め下方に延出した給油注入部の下端から屈曲して略水平に延びる水平給油通路が、傾斜した給油注入部を含む鉛直面からオフセットした位置にあるオイルパン流入口に接続されるので、略水平な水平給油通路は長尺に形成されるため、水平給油通路でのオイル溜めを期待することができ、溢れないように少量ずつオイルを注入する必要がなく、オイル給油時間を短縮することができる。
本発明の一実施の形態に係る内燃機関を搭載した自動二輪車の左側面図である。 同内燃機関の後面図である。 同内燃機関の左面図である。 同内燃機関の右面図である。 図3および図4中のV−V矢視による同内燃機関の断面図である。 図5中のVI−VI矢視による同内燃機関の断面図である。 図6中のVII−VII矢視による同内燃機関の断面図である。 オイルポンプユニットのポンプ駆動軸の中心軸を含む鉛直面で切断した同内燃機関の断面斜視図である。 別の仕様の内燃機関の図6に相当する断面図である。 同内燃機関についての図7に相当する断面図(図9中のX−X矢視による同内燃機関の断面図)である。
以下、本発明に係る一実施の形態について図1ないし図8に基づいて説明する。
図1は、本発明を適用した一実施の形態に係る内燃機関を搭載した鞍乗型車両である自動二輪車1の左側面図である。
なお、本明細書の説明において、前後左右の向きは、本実施の形態に係る自動二輪車1の直進方向を前方とする通常の基準に従うものとし、図面において、FRは前方を,RRは後方を、LHは左方を、RHは右方を、UPは上方を、それぞれ示すものとする。
本自動二輪車1は、水平対向6気筒の水冷4ストローク内燃機関20が縦置きに搭載されている。
本自動二輪車1の車体フレーム2は、車体前部のヘッドパイプ3から後方斜め下向きに左右一対のメインフレーム4,4が延出し、メインフレーム4,4の後端にピボットフレーム5が接続され、ピボットフレーム5に前端を接続されたシートフレーム6が、前端から後方斜め上向きに延出したのち略水平に屈曲して後方に向かって配設されている。
ヘッドパイプ3に軸支されるステアリングステム8の上部に転舵用のハンドル9が取り付けられ、ステアリングステム8から斜め前下方に左右一対のフロントフォーク10,10が延び、フロントフォーク10,10の下端部に前輪11が軸支されている。
ピボットフレーム5には、スイングアーム12の前端がピボット軸13により枢支され、上下に揺動可能なスイングアーム12の後端部に後輪14が片持ち式に軸支されている。
内燃機関20は、メインフレーム4,4の下方に懸架され、内燃機関20から後方に導出される出力軸43がスイングアーム12を挿通して左右の後輪14,14の中央のギアボックス(図示せず)内に至り、内燃機関20の動力を後輪14に伝達するように構成されている。
図2は、水平対向6気筒の内燃機関20を後方から視た後面図であり、図3は、同内燃機関20の左側面図であり、図4は、同内燃機関20の右側面図である。
内燃機関20のクランクケース21には、上半部にクランク軸30が前後方向に指向して軸支され、下半部に多段式の変速機40が収容されて、下半部の底壁がオイルパン21Pをなし、オイルパン21Pによりオイルパン貯留室Cpが構成されている。
図2および図5を参照して、クランクケース21の上半部は、クランク軸30を収容する中央部から左右両側に左シリンダ部21Lと右シリンダ部21Rが略水平に突出して形成されている。
左シリンダ部21Lと右シリンダ部21Rには、それぞれ前後に並ぶ3つの気筒が設けられている(図6参照)。
左シリンダ部21Lの左側に左シリンダヘッド22Lが重ね合わされて締結され、さらに左シリンダヘッド22Lの左側を左シリンダヘッドカバー23Lが覆っている。
同様に、右シリンダ部21Rの右側に右シリンダヘッド22Rが重ね合わされて締結され、さらに右シリンダヘッド22Rの右側を右シリンダヘッドカバー23Rが覆っている。
図3および図4を参照して、クランクケース21の前側端面には、前クランクケースカバー24が重ね合わされて締結され、クランクケース21の後側端面には、後クランクケースカバー25が重ね合わされて締結されている。
図2および図5を参照して、クランクケース21の下半部に収容される変速機40は、クランク軸30の下方にメイン軸41が位置し、メイン軸41の右方にカウンタ軸42が位置している。
メイン軸41とカウンタ軸42は、クランク軸30と平行で前後方向に指向している。
前記出力軸43は、カウンタ軸42の斜め上方に位置している。
メイン軸41の後クランクケースカバー25を後方に貫通した後端部にはツインクラッチ45が設けられており、このツインクラッチ45をクラッチカバー26が後方から覆っている。
図2および図3を参照して、ツインクラッチ45の左斜め上方に始動兼発電機50が、後クランクケースカバー25に後方から取り付けられている。
図5は、図3および図4中のV−V矢視による内燃機関20の断面図であり、後クランクケースカバー25をクランク軸の軸線方向に垂直に切断し前方を視た断面図である。
図5を参照して、クランク軸30、メイン軸41およびカウンタ軸42は、クランクケース21の後部隔壁21Wrを後方に貫通して突出しており、クランク軸30の後方に突出した後端に嵌着されたプライマリドライブギヤ31とメイン軸41の後方に突出した軸部に嵌着されたプライマリドリブンギヤ46が噛合しており、カウンタ軸42の後方に突出した後端に嵌着されたドライブギヤ48と出力軸43に嵌着されたドリブンギヤ49が噛合している。
なお、メイン軸41には、プライマリドリブンギヤ46と並んでドライブスプロケット47が嵌着されている(図5参照)。
図8を参照して、クランクケース21の左側下方には、後部隔壁21Wrに沿ってオイルポンプユニット60が設けられており、同オイルポンプユニット60のポンプ駆動軸65が後部隔壁21Wrを貫通して後方に突出し、その突出したポンプ駆動軸65の後端にドリブンスプロケット66が嵌着されている。
図5を参照して、メイン軸41に嵌着されたドライブスプロケット47とポンプ駆動軸65に嵌着されたドリブンスプロケット66との間にチェーン67が架渡され、メイン軸41の回転はチェーン67を介してオイルポンプユニット60のポンプ駆動軸65に伝達され、オイルポンプユニット60のポンプが駆動される。
クランク軸30の後端に嵌着されたプライマリドライブギヤ31の左方には、前記始動兼発電機50とクランク軸30との間で衝撃吸収機能を備えた動力伝達機構51が配設されている。
図5に示されるように、後クランクケースカバー25は、クランクケース21の後部隔壁21Wrの後方に後部隔壁21Wrに沿って設けられたプライマリドライブギヤ31,プライマリドリブンギヤ46,ドライブギヤ48,ドリブンギヤ49,ドライブスプロケット47,ドリブンスプロケット66,チェーン67,動力伝達機構51等を上下左右から囲う枠壁を備え、略水平な長尺の上側枠壁部25Uと短尺の下側枠壁部25Dと左側枠壁部25Lと右側枠壁部25Rとにより概ね台形形状の枠壁を形成している。
この後クランクケースカバー25の枠壁を蓋するように前記クラッチカバー26が後方から覆い、内部にクラッチ室Ccを形成する。
クラッチ室Cc内には、後クランクケースカバー25の枠壁に囲まれた前記プライマリドライブギヤ31,プライマリドリブンギヤ46,ドライブギヤ48,ドリブンギヤ49,ドライブスプロケット47,ドリブンスプロケット66,チェーン67,動力伝達機構51等がツインクラッチ45とともに収容される。
図5を参照して、後クランクケースカバー25の左側枠壁部25Lには、動力伝達機構51の斜め下方に補給用の給油注入部71が形成されている。
給油注入部71は、上端の給油口71hが外部に開口し、同給油口71hから右方に向かって斜め下方に延出している。
給油注入部71の給油口71hは、キャップ70により開閉可能に閉塞される。
図3,図4および図6中のV−V矢視による内燃機関20の断面図である図5は、傾斜した給油注入部71を含む鉛直面Fvで切断して前方を視た断面図であり、V−V矢視断面が傾斜した給油注入部71を含む鉛直面Fvに相当する。
図5および図6を参照して、給油注入部71の下端で屈曲して前方に向け水平に上流側水平給油通路72が延びており、上流側水平給油通路72は、後クランクケースカバー25とクランクケース21に跨って形成されている(図6参照)。
上流側水平給油通路72は、図6に示されるように、給油注入部71に接続された上流通路部72aと下流通路部72bとで、通路断面積が異なり、下流通路部72bが上流通路部72aより通路上壁面が低くなって通路断面積が小さく形成されている。
上流側水平給油通路72は、図6および図7を参照して、下流端である前端で屈曲して右方に向け水平に延びる下流側水平給油通路73と連通している。
図7に示されるように、下流側水平給油通路73の下流端の端面にオイルパン21Pのオイルパン貯留室Cpに開口するオイルパン流入口Ipが形成されている。
図6を参照して、給油注入部71の下端で屈曲して上流側水平給油通路72が前方に延び、上流側水平給油通路72の前端で右方に屈曲した下流側水平給油通路73の下流端の端面にオイルパン流入口Ipが位置するので、傾斜した給油注入部71を含む鉛直面Fvから前方にオフセットした位置に下流側水平給油通路73およびオイルパン流入口Ipがある。
給油注入部71とオイルパン流入口Ipとが、前後方向にオフセットしていることで、上流側
水平給油通路72が介在し、水平給油通路72,73を長尺に形成されている。
したがって、給油注入部71からオイルを注入する際に、水平給油通路72,73でのオイル溜めを期待することができ、溢れないように少量ずつオイルを注入する必要がなく、オイル給油時間を短縮することができる。
図5に示されるように、給油注入部71が接続される上流側水平給油通路72の上流端部72aaにおける断面(図5に格子ハッチを施した部分)が、給油注入部71が接続される上辺が下辺より長尺となる台形形状に形成されている。
したがって、給油注入部71に注入されたオイルは、上流側水平給油通路72の上辺が下辺より長尺となる台形形状の断面を有する上流端部72aaに注ぎ込まれるので、注入時のエアを含んだオイルが先細の台形形状した断面の上流端部72aaで絞られることで、気液分離が促されて分離されたエアが上流側水平給油通路72に浸入するのを抑制することができる。
さらに、図6に示されるように、上流側水平給油通路72の上流通路部72aは、通路上壁面が低くなり通路断面積が小さくなった下流通路部72bに接続しているので、エアが上流側水平給油通路72の上流通路部72aに浸入しても通路上壁面が低くなった段差で下流通路部72bに浸入するのが抑えられる。
このように、上流側水平給油通路72の形状により、エアを含んだが補給オイルがオイルパン貯留室Cpに入るのを可及的に防止することができる。
図7を参照して、上流側水平給油通路72から屈曲して右方に延出する下流側水平給油通路73には、動弁機構を潤滑したオイルのオイル戻り通路75が接続されている。
したがって、下流側水平給油通路73には、動弁機構を潤滑したオイルのオイル戻り通路75が合流するので、下流側水平給油通路73をオイル戻り通路75の一部に利用することで、オイル通路を簡素化でき、内燃機関の大型化を抑制することができる。
本内燃機関20は、ツインクラッチ45を備えるDCT仕様の内燃機関であり、ツインクラッチ45を作動するための作動油を供給するための作動用オイルポンプ63を備えている。
図8に示されるように、オイルポンプユニット60は、スカベンジングポンプ61と潤滑用ポンプ62と作動用オイルポンプ63からなり、共通のポンプ駆動軸65により駆動される。
後方に配置されたスカベンジングポンプ61から前方に作動用オイルポンプ63,潤滑用ポンプ62の順に配列されている。
このオイルポンプユニット60は、オイルパン貯留室Cpをポンプ隔壁21Wpで仕切って画成した作動油貯留室Cd内に、ポンプハウジング64ごと配設されている(図7,図8参照)。
図7は、中央の作動用オイルポンプ63のところで切断した断面図であり、作動油貯留室Cd内に作動用オイルポンプ63のポンプハウジング64が形成されている。
作動用オイルポンプ63のポンプハウジング64には、ポンプ駆動軸65の左右に吐出ポート63eと吸入ポート63iが形成され、吸入ポート63iから下方に吸入通路63ipが延出し、吸入通路63ipの下端開口にオイルストレーナ63sが被せられており、同オイルストレーナ63sは作動油貯留室Cdの底に沿って位置している。
したがって、作動用オイルポンプ63が駆動されると、作動油貯留室Cdに溜まったオイルがオイルストレーナ63sを介してろ過されて吸入通路63ipを通って吸入ポート63iに吸入され、吐出ポート63eに吐出される。
吐出ポート63eに吐出されたオイルは油圧調整装置を介してツインクラッチ45に作動油として供給される。
図7に示されるように、ポンプハウジング64を内部に配設する作動油貯留室Cdを画成するポンプ隔壁21Wpの上壁は、前記下流側水平給油通路73の下壁に相当し、下流側水平給油通路73の下壁には、下流端部に作動油貯留室Cdの作動油貯留室流入口Idが開口している。
したがって、下流側水平給油通路73の下流端には、下流端面にオイルパン貯留室Cpのオイルパン流入口Ipが開口しており、その手前に作動油貯留室Cdの作動油貯留室流入口Idが開口している。
したがって、給油注入部71に注入されたオイルは、図7を参照して、上流側水平給油通路72,下流側水平給油通路73を通って、まず作動油貯留室流入口Idから作動油貯留室Cdに流入し、作動油貯留室Cdに補給されて作動油貯留室Cdを満たす。
そして、図7および図8を参照して、作動油貯留室Cdを満たしたオイルは、作動油貯留室流入口Idから溢れ出て、溢れ出たオイルがオイルパン流入口Ipからオイルパン21Pのオイルパン貯留室Cpに流入する。
このように、作動油貯留室Cdを満たしつつ、オイルパン貯留室Cpにオイルを補給することができる。
作動油貯留室Cdに満たされたオイルは、作動用オイルポンプ63により汲み上げられてツインクラッチ45に供給されて、ツインクラッチ45を作動するため、高い油圧を要求され、作動油貯留室Cdを満たしたオイルの油面はオイルパン貯留室Cpの油面より高い位置にあり、油圧を高く維持することができる。
図8を参照して、オイルポンプユニット60の前方には、オイルフィルタ80がクランクケース21に下方から取り付けられており、オイルパン貯留室Cp内のオイルを汲み上げる潤滑用ポンプ62の吐出ポート62eから前方に延びる吐出オイル通路81がオイルフィルタ80の流入口80iに連通している。
オイルフィルタ80の中央から上方に流出オイル通路82が延びており、流出オイル通路82は内燃機関20の各潤滑部位に連通してオイルが供給される。
この流出オイル通路82の途中から作動油貯留室Cdに抜ける連通孔83が形成されている。
したがって、内燃機関20の各潤滑部位に供給されるオイルの一部が作動油貯留室Cdに供給される。
なお、スカベンジングポンプ61は、クラッチ室Ccに貯留されたオイルを汲み上げてオイルパン貯留室Cpに流出しており、クラッチ室Ccに貯留されたオイルの油面は低く、貯留油が各種ギヤやツインクラッチ45の回転の抵抗にならないようにしている。
図5を参照して、概ね台形形状なす枠壁である後クランクケースカバー25の右側枠壁部25Rに、オイルレベルゲージ90を差し込むためのゲージ挿入筒91が形成されている。
ゲージ挿入筒91は、前記給油注入部71と略左右対称位置に形成されている。
ゲージ挿入筒91は、上端の挿入口91hが右側枠壁部25Rに外部に開口して形成されており、同挿入口91hから左方に向かって斜め下方に延出し、途中からは右側枠壁部25Rから離れて延び、下側枠壁部25Dに達している。
ゲージ挿入筒91は、下端開口が栓部材92で塞がれ、栓部材92に近い箇所に、オイルパン貯留室Cpに連通する連通口93が形成されている。
また、ゲージ挿入筒91の上側位置であり、挿入口91hより若干下方位置に、エア抜き孔94がクラッチ室Ccに開口して形成されている。
ゲージ挿入筒91は下部の連通口93がオイルパン貯留室Cpに連通しているので、オイルパン貯留室Cpに溜まったオイルとゲージ挿入筒91内に浸入したオイルとは同じ高さの油面を示す。
オイルレベルゲージ90の長尺に延びるスティック部90sをゲージ挿入筒91に挿入し、挿入口91hにつまみ部を有する頭部90hを所定位置まで嵌入すると、スティック部90sの先端近傍のゲージ部90gにオイルパン貯留室Cpの油量が印される。
なお、図5では、オイルレベルゲージ90の長尺のスティック部90sを途中を省略して示しており、省略したところにエア抜き孔94が見えるようにしている。
ゲージ挿入筒91には、上部にエア抜き孔94が穿孔されるので、ゲージ挿入筒91にオイルレベルゲージ90を差し込む際に、エア溜りによる液面変化を抑制して、オイル量を正確に測るとともに、オイルレベルゲージ90の差し込みの際のエアポンピンングを無くして作業をし易くすることができる。
本内燃機関20では、オイルレベルゲージ90を差し込むためのゲージ挿入筒91を、後クランクケースカバー25に、給油注入部71とは別に設けるので、給油注入部71がオイルレベルゲージ90の長さ以上に設定される必要はなく、給油注入部71の配置の自由度が大きくなり、空いたスペースへの配置が可能となる。
給油注入部71とゲージ挿入筒91は、クランクケースカバー25の互いに水平方向の対称な位置にそれぞれ形成されるので、給油注入部71とゲージ挿入筒91が互いに干渉することなく、メンテナンスをし易い位置に配置することができ、メンテナンス性を向上させることができる。
以上の実施の形態に係る内燃機関は、ツインクラッチ45を備えるDCT仕様の内燃機関であり、内燃機関の基本構造を同じくする別の仕様の内燃機関について、図9および図10に基づいて以下説明する。
本内燃機関100は、マニュアルクラッチを採用したMT仕様の内燃機関であり、したがって、油圧で作動するツインクラッチを有しておらず、作動用オイルポンプも備えていない。
本内燃機関100は、前述の内燃機関20と殆ど同じ構造をしており、基本形となるクランクケースの一部を加工することで、DCT仕様の内燃機関とMT仕様の内燃機関を簡単に作り分けることができる。
そこで、本内燃機関100について、前記内燃機関20と部材および部位の符号は同じ符号を用いることとする。
図9は、本内燃機関100についての前記内燃機関20の図6に相当する断面図であり、図10は、図9中のX−X矢視による内燃機関100の断面図であり、本内燃機関100についての前記内燃機関20の図7に相当する断面図である。
図9を図6と照合して考察してみると、前記内燃機関20の上流側水平給油通路72が右方に屈曲して接続する下流側水平給油通路73(図6参照)が、本内燃機関100では、さらに前方に位置した下流側水平給油通路74(図9参照)となり、上流側水平給油通路72は下流側水平給油通路74と接続されている。
下流側水平給油通路73と下流側水平給油通路74とはもともと形成されていたもので、両者は下流側で合流する。
なお、前記オイル戻り通路75は、下流側水平給油通路74に合流している(図10参照)。
前記内燃機関20では、上流側水平給油通路72と下流側水平給油通路73との間の隔壁を切除して両者を接続したものであり、本内燃機関100では、上流側水平給油通路72と下流側水平給油通路74との間の隔壁を切除して両者を接続したものである。
図10を図7と照合して考察してみると、前記内燃機関20で設けられていた作動用オイルポンプ63が、本内燃機関100では設けられておらず、前記内燃機関20で作動油貯留室Cdを画成するポンプ隔壁21Wpの上壁の一部が切除されて作動油貯留室Cdの作動油貯留室流入口Id(図9参照)となっていたが、本内燃機関100では、ポンプ隔壁21Wpの上壁(下流側水平給油通路74の下壁に相当)は、一部が切除されず、作動油貯留室Cdは下流側水平給油通路74と仕切られている。
したがって、給油注入部71に補給されたオイルは、上流側水平給油通路72,下流側水平給油通路73を通って、作動油貯留室Cdに入ることなく、直接オイルパン流入口Ipからオイルパン貯留室Cpに流入する。
以上のように、基本形となるクランクケースの一部を加工することで、DCT仕様の内燃機関とMT仕様の内燃機関を簡単に作り分けることができる。
その際、給油注入部71が後クランクケースカバー25に形成され、その下端から屈曲して水平に延びた上流側水平給油通路72がクランクケース21と同クランクケース21に連結された後クランクケースカバー25とに跨って形成されているので、クランクケース21の上流側水平給油通路72の壁の一部切除などの加工がし易く、オイル通路の部位ごとの形状変化に合わせた作り変えが容易に行える。
以上、本発明に係る一実施の形態に係る内燃機関について説明したが、本発明の態様は、上記実施の形態に限定されず、本発明の要旨の範囲で、多様な態様で実施されるものを含むものである。
例えば、本発明の車両は、実施形態の鞍乗型の自動二輪車1に限らず、スクータ型および3輪、4輪のバギー車等、多様な鞍乗型車両であってよく、請求項1の要件を備える車両であればよい。
1…自動二輪車、2…車体フレーム、3…ヘッドパイプ、4…メインフレーム、5…ピボットフレーム、6…シートフレーム、7…、8…ステアリングステム、9…ハンドル、10…フロントフォーク、11…前輪、12…スイングアーム、13…ピボット軸、14…後輪、
20…内燃機関、21…クランクケース、21L…左シリンダ部、21R…右シリンダ部、21P…オイルパン、21Wr…後部隔壁、21Wp…ポンプ隔壁、22L…左シリンダヘッド、22R…右シリンダヘッド、23L…左シリンダヘッドカバー、23R…右シリンダヘッドカバー、24…前クランクケースカバー、25…後クランクケースカバー、
30…クランク軸、31…プライマリドライブギヤ、
40…変速機、41…メイン軸、42…カウンタ軸、43…出力軸、44…、45…ツインクラッチ、46…プライマリドリブンギヤ、47…ドライブスプロケット、48…ドライブギヤ、49…ドリブンギヤ、
50…始動兼発電機、51…動力伝達機構置、
60…オイルポンプユニット、61…スカベンジングポンプ、62…潤滑用ポンプ、63…作動用オイルポンプ、64…ポンプハウジング、66…ドリブンスプロケット、67…チェーン、
70…キャップ、71…給油注入部、71h…給油口、72…上流側水平給油通路、72a…上流通路部、72aa…上流端部、72b…下流通路部、73…下流側水平給油通路、74…下流側水平給油通路、75…オイル戻り通路、
80…オイルフィルタ、81…吐出オイル通路、82…流出オイル通路、
90…オイルレベルゲージ、91…ゲージ挿入筒、92…栓部材、93…連通口、94…エア抜き孔、
Cp…オイルパン貯留室、Ip…オイルパン流入口、Cd…作動油貯留室、Id…作動油貯留室流入口、Cc…クラッチ室、
100…内燃機関。

Claims (9)

  1. クランクケース(21)の下側に設けられたオイルパン貯留室(Cp)にオイルを補給するための給油注入部(71)が、上端の給油口(71h)から斜め下方に延出して設けられた内燃機関において、
    傾斜した前記給油注入部(71)を含む鉛直面(Fv)からオフセットした位置に前記オイルパン貯留室(Cp)のオイルパン流入口(Ip)があり、
    前記給油注入部(71)の下端から屈曲して略水平に延びる水平給油通路(72,73)が、前記オイルパン流入口(Ip)に接続されることを特徴とする内燃機関。
  2. 前記水平給油通路(72,73)の前記給油注入部(71)が接続される上流端部(72aa)における通路断面が、前記給油注入部(71)が接続される上辺が下辺より長尺となる台形形状に形成されることを特徴とする請求項1記載の内燃機関。
  3. 前記水平給油通路(72,73)の上流端近傍の上流通路部(72a)が、通路上壁面が低くなり通路断面積が小さくなった下流通路部(72b)に接続されることを特徴とする請求項1または請求項2記載の内燃機関。
  4. 前記給油注入部(71)は、前記クランクケース(21)に連結されるクランクケースカバー(25)に形成され、
    前記水平給油通路(72,73)は、前記クランクケースカバー(25)と前記クランクケース(21)とに跨って形成されることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項記載の内燃機関。
  5. 前記水平給油通路(72,73)には、内燃機関の潤滑部位を潤滑したオイルのオイル戻り通路(75)が合流することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項記載の内燃機関。
  6. 前記オイルパン貯留室(Cp)のほかにオイル貯留室(Cd)を備え、
    前記水平給油通路(72,73)の下流端に前記オイルパン流入口(Ip)とは別に前記オイル貯留室(Cd)への貯留室流入口(Id)が設けられることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項記載の内燃機関。
  7. オイルレベルゲージ(90)を差し込むためのゲージ挿入筒(91)が、前記給油注入部(71)とは別に、前記クランクケースカバー(25)に設けられることを特徴とする請求項4記載の内燃機関。
  8. 前記給油注入部(71)と前記ゲージ挿入筒(91)は、前記クランクケースカバー(25)の互いに水平方向の対称位置に、それぞれ形成されることを特徴とする請求項7記載の内燃機関。
  9. 前記ゲージ挿入筒(91)には、上部にエア抜き孔(94)が穿孔されることを特徴とする請求項7または請求項8記載の内燃機関。
JP2019506834A 2017-03-23 2017-03-23 内燃機関 Active JP6722818B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2017/011739 WO2018173198A1 (ja) 2017-03-23 2017-03-23 内燃機関

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2018173198A1 true JPWO2018173198A1 (ja) 2020-01-23
JP6722818B2 JP6722818B2 (ja) 2020-07-15

Family

ID=63585102

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019506834A Active JP6722818B2 (ja) 2017-03-23 2017-03-23 内燃機関

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10961882B2 (ja)
JP (1) JP6722818B2 (ja)
TW (1) TWI671465B (ja)
WO (1) WO2018173198A1 (ja)

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5751112U (ja) * 1980-09-10 1982-03-24
JP2640855B2 (ja) * 1989-03-03 1997-08-13 ヤンマーディーゼル株式会社 内燃機関のセミドライサンプ式潤滑装置
US6073618A (en) * 1998-12-02 2000-06-13 Chrysler Corporation Engine oil fill assembly with integral funnel and oil separator
JP4147813B2 (ja) * 2002-05-14 2008-09-10 スズキ株式会社 シリンダヘッド
US6745754B2 (en) * 2002-10-28 2004-06-08 Tecumseh Products Company Engine having oil fill tube with integrated fuel pump
JP4551070B2 (ja) 2003-09-19 2010-09-22 川崎重工業株式会社 自動二輪車用エンジンの潤滑装置
JP4502837B2 (ja) * 2005-02-08 2010-07-14 富士重工業株式会社 傾斜型汎用エンジン
JP2007290580A (ja) * 2006-04-26 2007-11-08 Honda Motor Co Ltd 車両用パワーユニットの変速機構造
JP2008002455A (ja) * 2006-05-26 2008-01-10 Yamaha Marine Co Ltd 4サイクルエンジンの潤滑装置
JP2009191749A (ja) * 2008-02-14 2009-08-27 Honda Motor Co Ltd 内燃機関のオイル給油部構造
JP2010174777A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Honda Motor Co Ltd 多気筒内燃機関
JP2010242395A (ja) * 2009-04-07 2010-10-28 Ud Trucks Corp 除雪トラック用総輪駆動車のオイルフィラー装置
CN103511019B (zh) * 2012-06-15 2016-12-21 苏州科瓴精密机械科技有限公司 发动机供油系统
US9334769B2 (en) * 2013-01-25 2016-05-10 Cummins Power Generation Ip, Inc. Apparatuses, systems, and methods for crankcase oil sump overfill protection
EP3133321B1 (en) * 2014-03-31 2018-10-24 Honda Motor Co., Ltd. Oil supply structure for power unit, and power unit
JP6273534B2 (ja) * 2014-03-31 2018-02-07 本田技研工業株式会社 パワーユニットのオイル供給系構造
JP6156296B2 (ja) 2014-09-11 2017-07-05 マツダ株式会社 エンジンのオイル供給装置
US10934905B2 (en) * 2018-01-26 2021-03-02 Kohler Co. Residual oil drainage system and related method for replacing an oil filter of an engine

Also Published As

Publication number Publication date
US10961882B2 (en) 2021-03-30
TW201839252A (zh) 2018-11-01
JP6722818B2 (ja) 2020-07-15
WO2018173198A1 (ja) 2018-09-27
US20200025047A1 (en) 2020-01-23
TWI671465B (zh) 2019-09-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2818786C (en) Lubricating device for power unit
WO2015152130A1 (ja) パワーユニットのオイル供給系構造、及びパワーユニット
JP6208556B2 (ja) オイルストレーナおよび車両のオイル貯留装置
EP2505819A1 (en) Device for guiding vaporized fuel to internal combustion engine
ES2575103T3 (es) Motor y vehículo del tipo de montar a horcajadas que lo incluye
US8381697B2 (en) Internal combustion engine
JP6722818B2 (ja) 内燃機関
JP2007009947A (ja) エンジンのミッション潤滑装置
JP6443108B2 (ja) ユニットスイング式エンジンユニット
JP4386704B2 (ja) 内燃機関のオイル溜構造
JP5528880B2 (ja) V型エンジンのピストン冷却装置
JP6162756B2 (ja) 空油冷内燃機関
JP2006105131A (ja) 自動二輪車用エンジン
US6823828B2 (en) Lubrication unit for internal combustion engine
JP6207082B2 (ja) パワーユニット
JP2011190787A (ja) 内燃機関のブローバイガス換気構造
JP6273534B2 (ja) パワーユニットのオイル供給系構造
JP2010053698A (ja) エンジンの潤滑構造
WO2023053415A1 (ja) パワーユニット
JP4574088B2 (ja) 内燃機関用潤滑装置
JP2018178743A (ja) 内燃機関
JP6230895B2 (ja) 自動二輪車
JP6485221B2 (ja) 内燃機関のブリーザー装置
JP6205974B2 (ja) エンジンのオイルストレーナ構造
JP2003090203A (ja) 内燃機関用潤滑装置

Legal Events

Date Code Title Description
A524 Written submission of copy of amendment under section 19 (pct)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A527

Effective date: 20190831

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190919

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200609

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200622

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6722818

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150