JPWO2018154646A1 - 回転体荷重測定装置 - Google Patents

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Abstract

本発明に係る回転体荷重測定装置(100)は、回転体(30)の一端面から突出する軸体(60)の一端部を、第一の方向(P)及び中心軸(L60)に沿う第二の方向(Q)に移動不能に支持する第一支持部(55)と、回転体(30)の他端面から突出する軸体(60)の他端部を、第一の方向(P)に移動不能かつ第二の方向(Q)に移動可能に支持する第二支持部(56)と、軸体(60)から第一支持部(55)及び第二支持部(56)の少なくとも一方に対して第一の方向Pに作用する力を測定可能であるとともに、軸体(60)から第一支持部(55)に対して第二の方向(Q)に作用する力を測定可能な測定部(70)を備える。

Description

本発明は、円柱状の回転体に、径方向に主荷重を作用させた状態で、回転体に作用する力を検出する回転体荷重測定装置に関する。
加硫工程などを経て製造されたタイヤは、不均一性などの品質基準を満たしているか否か検査された上で品質基準を満たしたものが製品として出荷される。タイヤの不均一性を評価する装置としては、タイヤユニフォミティマシンがある。タイヤユニフォミティマシンは、タイヤが取り付けられるタイヤ回転軸と、フレームと、ホイール回転軸回りに回転可能にフレームに支持され、タイヤ回転軸に取り付けられたタイヤのトレッドに対して周面が押し付けられるロードホイールと、タイヤを回転するモータと、ロードホイールに作用する荷重を測定するロードセルとを備えている(例えば、特許文献1、2参照)。ここでロードセルは、ホイール回転軸とフレームとの間に固定されており、これによりホイールからタイヤに作用する荷重ならびにタイヤからホイールへの荷重反力の変動を測定することが可能となっている。
そして、ロードホイールをタイヤに押し付けた状態で、モータによってタイヤを回転させ、ロードセルで荷重を測定することでタイヤの不均一性を評価することができる。従来、タイヤユニフォミティマシンでは、主に不均一性を評価する測定項目として、タイヤの径方向の荷重の変動であるラジアル・フォース・バリエーション(以下、RFVという)と、タイヤの幅方向の荷重の変動であるラテラル・フォース・バリエーション(以下、LFVという)とを測定している。そして、このようなRFVやLFV等を測定することにより、タイヤの不均一さを評価することができる。
特開2015−232545号公報 特開昭61−231431号公報
ところで、上記のような回転体荷重測定装置であるタイヤユニフォミティマシンにおけるロードセルには、回転体であるロードホイールに作用する荷重によって生じる力が作用するだけでなく、温度変化に起因するロードセル及びホイール回転軸の変形によっても力が作用する。具体的には、温度が変化すると、ロードホイール及びホイール回転軸は、ホイールの径方向およびホイール回転軸に沿う方向に伸縮する。このうち、ホイール回転軸に沿う方向については、ロードセルがホイール回転軸及びフレームに固定されていることから、伸縮により変位しようとするホイール回転軸を拘束する。このため、ロードセルにはロードホイールに荷重が作用しなくても、温度変化による変形によってあたかもホイール回転軸に沿う方向に荷重が作用したかのような測定値が測定されてしまう。このため、温度変化が生じてしまうと、回転体であるロードホイールに作用する荷重を正確に測定できず、正確にタイヤの不均一性を評価することができないという問題があった。
そこで本発明は、温度変化の影響を受けることなく正確に回転体に作用する荷重を測定することが可能な回転体荷重測定装置を提供する。
本発明の第一の態様に係る回転体荷重測定装置は、円柱状に形成され両端面の中心から突出する軸体の中心軸回りに回転する回転体に、径方向の一方向となる第一の方向に主荷重を作用させた状態で、前記回転体に作用する力を検出する回転体荷重測定装置であって、前記回転体の一端面から突出する前記軸体の一端部を、前記第一の方向及び前記中心軸に沿う第二の方向に移動不能に支持する第一支持部と、前記回転体の他端面から突出する前記軸体の他端部を、前記第一の方向に移動不能かつ前記第二の方向に移動可能に支持する第二支持部と、前記軸体から前記第一支持部及び前記第二支持部の少なくとも一方に対して前記第一の方向に作用する力を測定可能であるとともに、前記軸体から前記第一支持部に対して前記第二の方向に作用する力を測定可能な測定部を備える。
上記の回転体荷重測定装置では、回転体に径方向の一方向となる第一の方向に主荷重を作用させた状態で回転体に作用する力を測定部よって測定する。ここで、測定部は、軸体から第一支持部及び第二支持部に力が作用すると、そのうちの第一の方向成分について測定することができるとともに、第二の方向成分についても第一支持部に作用した力に基づいて測定することができる。また、回転体及び軸体が温度変化により中心軸に沿う第二の方向に伸縮したとしても、軸体は、第一の方向及び第二の方向に移動不能に第一支持部によって支持された一端部を基端として、第二の方向に移動可能に支持された他端部を第二の方向に移動させることができる。このため、温度変化によって第一支持部及び第二支持部に軸体が拘束されて測定部で第二の方向の力が検出されてしまうことを防止することができる。その一方で、測定部は、第二の方向に作用する力を第二の方向に移動不能に支持する第一支持部側で測定することで、第二の方向に作用する力も正確に測定することができる。
また、本発明の第二の態様に係る回転体荷重測定装置は、上記第一の態様において、前記測定部は、前記第一の方向及び前記第二の方向の少なくとも2方向に作用する力を測定可能で、前記第一支持部及び前記軸体の前記一端部に前記第一の方向及び前記第二の方向に移動不能に連結された第一ロードセルと、前記第一の方向の少なくとも1方向に作用する力を測定可能で、前記軸体の前記他端部に連結された第二ロードセルとを備え、前記第二支持部は、前記第二ロードセルが前記第一の方向及び前記第二の方向に移動不能に連結された本体部と、前記軸体及び前記第二ロードセルの一方に前記第一の方向及び前記第二の方向に移動不能に連結され、前記第二の方向に沿って配されたガイドと、前記軸体及び前記第二ロードセルの他方に前記第一の方向及び前記第二の方向に移動不能に連結されるとともに、前記ガイドに前記第二の方向に移動可能に支持されたスライダとを備えるものとしてもよい。
上記の回転体荷重測定装置では、対応する第一支持部及び第二支持部に、第一の方向に移動不能に支持された第一ロードセル及び第二ロードセルによって第一の方向に作用する力を測定することができる。また、第一支持部に、第二の方向に移動不能に支持された第一ロードセルによって第二の方向に作用する力を測定することができる。ここで、ロードホイール及び軸体に温度変化によって第二の方向に伸縮が生じたとしても、スライダに対してガイドが第二の方向に移動することで、ロードホイール及び軸体の変形が拘束されてしまうことを防止することができる。
また、本発明の第三の態様に係る回転体荷重測定装置は、上記第二の態様において、前記ガイドは、前記第二の方向と直交する方向に互いに異なる向きとしてそれぞれ前記第二の方向に沿って配された一対のガイド面を備え、前記スライダは、一対の前記ガイド面のそれぞれに前記第二の方向に移動可能に支持されるように対をなして設けられている
上記の回転体荷重測定装置では、対をなすスライダが、第二の方向と直交する方向に互いに異なる向きとした一対のガイド面のそれぞれに第二の方向に移動可能に支持されていることで、第二の方向に確実に案内することができる。
また、本発明の第四の態様に係る回転体荷重測定装置は、上記第二または第三の態様において、前記第一ロードセル及び前記第二ロードセルの測定結果に基づいて前記回転体に作用する荷重を演算する制御部を備え、前記制御部は、前記第一ロードセル及び前記第二ロードセルによって測定された前記第一の方向の力に基づいて前記回転体に前記第一の方向に作用する荷重を演算するとともに、前記第一ロードセルによって測定された前記第二の方向の力に基づいて前記回転体に前記第二の方向に作用する荷重を演算するものとしてもよい。
上記の回転体荷重測定装置では、第一ロードセル及び第二ロードセルによる測定結果に基づいて制御部によって回転体に作用する荷重を演算することができる。
また、本発明の第五の態様に係る回転体荷重測定装置は、上記第一から第四のいずれかの態様において、タイヤ中心軸回りに回転可能に支持された被検体であるタイヤと、タイヤの周面と当接可能に、前記タイヤ中心軸と平行な軸回りに回転可能に支持された円柱状のロードホイールと、タイヤまたはロードホイールのいずれかを回転駆動する回転駆動部とを備え、前記タイヤまたは前記ロードホイールの一方を前記回転体として、前記タイヤまたは前記ロードホイールの他方から作用する荷重を前記主荷重として、径方向の一方向となる第一の方向の主荷重を前記測定部で測定される力に基づいて前記タイヤの不均一さを測定するタイヤユニフォミティマシンであるものとしてもよい。
上記の回転体荷重測定装置では、タイヤユニフォミティマシンとして、ロードホイールからタイヤに伝達される荷重を主荷重として、温度変化の影響を受けることなくロードホイールとタイヤとの接点に作用する荷重を正確に測定し、タイヤの不均一性を正確に評価することができる。
上記の回転体荷重測定装置によれば、温度変化の影響を受けることなく正確に回転体に作用する荷重を測定することができる。
本発明の第1の実施形態に係るタイヤユニフォミティマシンを示す側方視した概略構成図である。 本発明の第1の実施形態に係るタイヤユニフォミティマシンの第一ロードセル部分の詳細を示す側面図である。 本発明の第1の実施形態に係るタイヤユニフォミティマシンの第二ロードセル部分の詳細を示す側面図である。 本発明の第1の実施形態に係るタイヤユニフォミティマシンの第二ロードセル部分の詳細を示す上方視した断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るタイヤユニフォミティマシンの第二ロードセル部分の詳細を示す第一の方向視した正面図である。 本発明の第1の実施形態に係るタイヤユニフォミティマシンの制御部の詳細を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係るタイヤユニフォミティマシンを示す側方視した概略構成図である。 本発明の第3の実施形態に係るタイヤユニフォミティマシンを示す斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係るタイヤユニフォミティマシンの第二ロードセル部分の詳細を示す側面図である。 図7におけるA−A´断面図である。 図7におけるB−B´断面図である。 本発明の第3の実施形態に係るタイヤユニフォミティマシンにおける軸体とガイドとの分解斜視図である。
<第1の実施形態>
[タイヤユニフォミティマシンの構成]
以下、図1から図6を参照し、本発明の実施の形態について説明する。
まず、本発明の実施形態に係る回転体荷重測定装置の構成について説明する。本実施形態では、本発明に係る回転体荷重測定装置の一例としてタイヤユニフォミティマシンを例に説明する。
(全体構成)
図1は、第1の実施形態のタイヤユニフォミティマシン100を示しており、回転体荷重測定装置として、タイヤTとロードホイール30とを所望の荷重で押し付けあった状態で一方を回転駆動させ、他方を従動回転させながら、発生する力を測定しタイヤTの均一性を評価する装置である。図1に示すように、本実施形態のタイヤユニフォミティマシン100は、タイヤTを支持するタイヤ支持部20と、タイヤ支持部20に支持されたタイヤTに押し付けられる回転体であるロードホイール30と、ロードホイール30を支持するロードホイール支持部40と、制御部90とを備える。
(タイヤ支持部)
タイヤ支持部20は、タイヤ側フレーム21と、タイヤTの幅方向Mの一方側M1に配されてタイヤ側フレーム21に支持された第一支持部22と、タイヤTの他方側M2に配されてタイヤ側フレーム21に支持された第二支持部23と、回転駆動部24とを備える。本実施形態では、タイヤ支持部20は、タイヤTの幅方向Mを上下方向、すなわちタイヤTの中心軸T1を上下方向に向くようにして支持し、第一支持部22がタイヤTの下側、第二支持部23がタイヤTの上側を支持している。以下では、タイヤT幅方向Mを上下方向とし、タイヤT幅方向Mの一方側M1を下側、他方側M2を上側として説明する場合がある。
第一支持部22は、タイヤTの幅方向Mに沿って配されてタイヤ側フレーム21に回転可能に支持された第一回転軸22aと、第一回転軸22aに取り付けられてタイヤTの下側のビードを支持する第一リム22bとを備える。第二支持部23は、タイヤTの幅方向Mに沿って配されてタイヤ側フレーム21に回転可能に支持された第二回転軸23aと、第二回転軸23aに取り付けられてタイヤTの上側のビードを支持する第二リム23bとを備える。また、回転駆動部24は、図示しないモータにより第一回転軸22aを回転させることが可能となっている。
すなわち、タイヤTは、タイヤ支持部20の第一リム22b及び第二リム23bにより上下方向両側から挟み込まれて支持されており、この状態で回転駆動部24により第一回転軸22aを回転させてタイヤTの中心軸T1回りにタイヤTを回転することが可能となっている。なお、タイヤ支持部20の第二回転軸23aは図示しない移動機構により第二リム23bがタイヤTを支持する支持位置から、タイヤTから離間した退避位置まで移動可能であり、退避位置まで移動することで、測定済みのタイヤTを取り出し、また、未測定のタイヤTを取り付けることが可能である。
(ロードホイール)
ロードホイール30は、円柱状に形成されたホイール本体31と、ホイール本体31に取り付けられた軸受部32とを備える。ホイール本体31と軸受部32とには、ホイール本体31の中心軸L30と同軸で貫通孔30aが形成されている。ここで、円柱状とは、ロードホイール30やタイヤTなどの直径に対して高さ寸法が小さい扁平状のものに限られるものではなく、直径と高さ寸法が同一のものや、直径に対して高さ寸法が大きいものも含み、内部が空洞である円筒状も含む概念である。そして、ホイール本体31は、中心軸L30を上下方向に沿うようにして、両端面31a、31bを上下方向両側に向け、周面31cをタイヤTに向けるようにして配されている。ここで、ロードホイール30及びタイヤTの径方向のうち、ロードホイール30とタイヤTとが相対する方向を第一の方向Pといい、上下方向となるロードホイール30及びタイヤTの中心軸に沿う方向を第二の方向Qといい、第一の方向P及び第二の方向Qに直交する方向を第三の方向Rという。
(ロードホイール支持部)
ロードホイール支持部40は、ホイール側フレーム50と、ロードホイール30を回転可能に支持する軸体60と、第一ロードセル71及び第二ロードセル72を有しロードホイール30からタイヤTに作用する荷重ならびにタイヤTからホイールへの荷重反力の変動を測定可能な測定部70と、第一ロードセル71側及び第二ロードセル72側のそれぞれと軸体60とを連結する固定治具80とを備える。ホイール側フレーム50は、床面F上に、第一の方向Pに沿って配されたレール51と、レール51に移動可能に支持されたフレーム本体52と、床面Fに固定された基部53と、基部53に設けられフレーム本体52を第一の方向Pに移動させる進退駆動部54とを備える。進退駆動部54は、例えば油圧や電磁アクチュエータなどの駆動源によりシリンダやスクリュなどを進退させることにより、ホイール側フレーム50を第一の方向Pに沿ってタイヤTに対して進退させることが可能である。
(軸体)
軸体60は、ロードホイール30の貫通孔30a内に、中心軸L60がホイール本体31の中心軸L30と同軸となるように配され、ロードホイール30の軸受部32に相対回転可能に支持されている。そして、軸体60は、両端を、ホイール本体31の両端面31a、31bの中心から上下方向両側に突出させている。図2から図4に示すように、軸体60は、上下両端部に固定治具80を取り付けるための第一取付部61を備えている。第一取付部61は、対をなして、ロードホイール30の中心軸L30を挟んで第三の方向Rに間隔を有して配されている。また、これら一対の第一取付部61には、同軸となるように互い連通する連通孔61aが形成されている。
図1に示すように、第一ロードセル71は、ロードホイール30の一方側となる下側に配置されている。また、第二ロードセル72は、ロードホイール30の他方側となる上側に配置されている。本実施形態の第一ロードセル71及び第二ロードセル72は、X方向の力及びX方向と直交するY方向の力の計2分力が測定可能なものである。第一ロードセル71及び第二ロードセル72は、それぞれX方向を第一の方向Pとし、Y方向を第二の方向Qとするように配置されている。
フレーム本体52は、レール51に移動可能に支持され第一ロードセル71が連結された第一支持部55と、第二ロードセル72が連結された第二支持部56と、第一支持部55及び第二支持部56が固定された第三支持部57とを備える。本実施形態では、フレーム本体52は、第二の方向Qとなる上下方向に沿って配された第三支持部57の下端に第一支持部55が固定されて第一の方向Pに延びるとともに、第三支持部57の上端に第二支持部56が固定されて第一の方向Pに延びて、全体として横向きU字状に形成されている。
第一支持部55は、第三支持部57に固定されるとともに第一ロードセル71が連結された本体部55aと、本体部55aに固定されレール51上を第一の方向Pに移動可能な移動ブロック55bとを備える。図2に示すように、本体部55aと第一ロードセル71は、ボルト55cにより第一の方向P及び第二の方向Qに移動不能に連結されている。また、第一ロードセル71と軸体60に連結された固定治具80とはボルト55dにより第一の方向P及び第二の方向Qに移動不能に連結されている。以上により、第一支持部55は、第一ロードセル71及び固定治具80を介して第一の方向P及び第二の方向Qに移動不能に軸体60の一端部を支持している。
また、図1及び図3に示すように、第二支持部56は、第三支持部57に固定されるとともに第二ロードセル72が連結された本体部56aと、第二ロードセル72が連結され第二の方向Qの延びるガイド56bと、ガイド56bに第二の方向Qに移動可能に支持されたスライダ56cとを備える。本実施形態では、ガイド56b及びスライダ56cにより軸体60を第二の方向Qに移動可能に支持する移動部56dが構成されている。本体部56aと第二ロードセル72は、ボルト56eにより第一の方向P及び第二の方向Qに移動不能に連結されている。また、第二ロードセル72とガイド56bとはボルト56fにより第一の方向P及び第二の方向Qに移動不能に連結されている。さらに、スライダ56cと軸体60に連結された固定治具80とはボルト56gにより第一の方向P及び第二の方向Qに移動不能に連結されている。以上により、第二支持部56は、本体部56aと第二の方向Qへ移動可能とする移動部56dとの間に第二ロードセル72を配するとともに、固定治具80を介して、第一の方向Pに移動不能としつつ第二の方向Qに移動可能に軸体60の他端部を支持している。なお、上記の第一支持部55及び第二支持部56などの説明において、第一の方向P及び第二の方向Qに移動不能に連結する手段としてはボルトに限られず、クランプ機構や溶接など公知の手段が選択される。
(固定治具)
図4及び図5は、第二ロードセル72側において、固定治具80が移動部56dを介して第二ロードセル72と連結されている様子を示している。なお、第一ロードセル71側では、固定治具80に直接第一ロードセル71が固定されていることを除いて固定治具80の構造は同様であるので説明を省略する。図4及び図5に示すように、固定治具80は、軸体60の第一取付部61に取り付けられた第二取付部81と、第二取付部81と固定されたフランジ状に形成され第二ロードセル72が移動部56dを介して取り付けられるセル取付部82とを備える。また、第二取付部81は、板状に形成されていて、軸体60の一対の第一取付部61の間に挿入されている。また、第二取付部81には第一取付部61の連通孔61aと対応して連通孔81aが形成されている。そして、一対の第一取付部61の連通孔61aと、第二取付部81の連通孔81aに、ロードホイール30及び軸体60の中心軸L30、L60と直交し、第一の方向Pと直交する方向に配された取付軸83が貫通することにより、第一取付部61と第二取付部81とは相対回転可能に連結されている。これにより固定治具80及び固定治具80に移動部56dを介して連結された第二ロードセル72は、軸体60に対して第一の方向P及び第二の方向Qに直交する第三の方向Rに沿う軸回りに回転可能に連結されている。
(制御部)
図1及び図6に示すように、制御部90は、荷重設定値および測定部70による実荷重検出結果に基づいて進退駆動部54を駆動させる。具体的には、図6に示すように、制御部90は、第一ロードセル71の出力値を取得し第一ロードセル71に作用するX方向の力及びY方向の力を演算する第一演算部91と、第二ロードセル72の出力値を取得し第二ロードセル72に作用するX方向の力を演算する第二演算部92と、第一演算部91及び第二演算部92の演算結果に基づいてロードホイール30に作用する第一の方向Pの荷重及び第二の方向Qの荷重を演算する荷重演算部93と、荷重演算部93による演算結果に基づいてタイヤTの不均一性を評価する評価部94と、進退駆動部54を駆動させる駆動制御部95とを備える。第一演算部91は、第一ロードセル71からX方向成分の出力とY方向成分の出力を取得する。そして、第一演算部91は、X方向成分の出力からX方向の力を演算し、Y方向成分の出力からY方向の力を演算する。第二演算部92は、第二ロードセル72からX方向成分の出力とY方向成分の出力を取得する。そして、第二演算部92は、X方向成分の出力からX方向の力を演算する。なお、X方向の力及びY方向の力の測定値にX方向及びY方向の成分が相互に影響する場合には、X方向の力を演算する場合にはY方向成分の出力値により、また、Y方向の力を演算する場合にはX方向成分の出力値により補正を行うものとしてもよい。
荷重演算部93は、第一演算部91で演算されたX方向の力と第二演算部92で演算されたX方向の力に基づいてロードホイール30に作用する第一の方向Pの荷重を演算する。具体的には、第一演算部91及び第二演算部92で演算されたX方向の力の合力により第一の方向Pの荷重を演算する。また、荷重演算部93は、第一演算部91で演算されたY方向の力に基づいてロードホイール30に作用する第二の方向Qの荷重を演算する。
評価部94は、荷重演算部93で演算された第一の方向Pの荷重及び第二の方向Qの荷重と、対応して回転駆動部24から取得されるタイヤTの位相情報とに基づいて不均一性を評価する。タイヤTの不均一性の評価においては、第一の方向Pの荷重に基づくRFV、第二の方向Qの荷重に基づくLFVを評価することができる。駆動制御部95は、試験開始に関する情報を受け付けると、荷重演算部93で演算された第一の方向Pの荷重を監視しながら、進退駆動部54を駆動させてロードホイール30をの、回転駆動しているタイヤTへの押し込み量を調整する。そして、駆動制御部95は、あらかじめ設定された設定値に第一の方向Pの荷重が達すると、進退駆動部54によるロードホイール30の進出を停止させる。この状態で、タイヤTを回転させながら各荷重を検出することで、タイヤTの不均一性を評価することができる。
[作用効果]
本実施形態のタイヤユニフォミティマシン100は、ロードホイール30からタイヤTに径方向の一方向となる第一の方向Pに主荷重を作用させ、当該反力によりタイヤTからロードホイール30にも主荷重が作用した状態で、ロードホイール30に作用する荷重の変動を測定部70によって測定する。ここで、測定部70は、軸体60から第一ロードセル71及び第二ロードセル72に力が作用すると、そのうちの第一の方向P成分について測定することができる。さらに、測定部70は、第二の方向Q成分についても、第一ロードセル71に作用した力に基づいて測定することができる。また、ロードホイール30及び軸体60が温度変化により中心軸L30、L60に沿う第二の方向Qに伸縮したとしても、ガイドに56bに対してスライダ56cが移動することで、軸体60は、第一の方向P及び第二の方向Qに移動不能に第一支持部55によって支持された一端部を基端として、第二の方向Qに移動可能に支持された他端部を第二の方向Qに移動することができる。このため、温度変化によって第一支持部55及び第二支持部56に軸体60が拘束されて測定部70で第二の方向Qの力が検出されてしまうことを防止することができる。その一方で、測定部70は、第二の方向Qに作用する力を第二の方向Qに移動不能に支持する第一支持部55側の第一ロードセル71で測定することで、第二の方向Qに作用する力も正確に測定することができる。
また、本実施形態のタイヤユニフォミティマシン100では、第一ロードセル71及び第二ロードセル72が固定治具80を介して取付軸83回りに回転可能に軸体60に連結されている。このため、第一ロードセル71及び第二ロードセル72を固定する面の傾きや、中心軸方向Qにロードホイール30及び軸体60の寸法変化により、ロードホイール30及び軸体60に中心軸L30、L60と直交する軸回りのモーメントが発生し、主荷重方向Pの力及び接線方向Rの力に影響を与えてしまうことを抑制することができる。そして、このような取付軸83による構造としては、一対の第一取付部61に対して、一対の第一取付部61の間に配された第二取付部81が中心軸L30、L60を含む面内に配されるように一対の第一の取付部に対して取付軸83回りに回転可能に取り付けられている。このため、中心軸L30、L60に対して対称となる構造として偏心することなくモーメントの発生を抑制して軸体60から第一ロードセル71及び第二ロードセル72に力を伝達させることができる。なお、上記では、軸体60に一対の第一取付部61が設けられ、固定治具80に第二取付部81が設けられるものとしたがこれに限るものではなく、軸体60に第二取付部81が設けられ、固定治具80に一対の第一取付部61が設けられる構成としても同様の作用効果を得ることができる。
なお、上記実施形態では、第二ロードセル72と固定治具80との間に移動部56dが設けられるのに際して、第二ロードセル72にガイド56bが連結され、固定治具80にスライダ56cが連結されるものとしたが、第二ロードセル72にスライダ56cが連結され、固定治具80にガイド56bが連結される構成としても良い。さらに、移動部56dは第二ロードセル72と固定治具80の間に設けられるものとしたがこれに限るものではない。例えば、第二ロードセル72と本体部56aとの間に設けるものとしても良い。また、本体部56aの中間部分や、固定治具80の中間部分に設けられるものとしても良い。少なくともフレーム本体52のいずれかの箇所において第二の方向Qに移動可能とし、軸体60よりもフレーム本体52側に移動部56dが設けられていることで、第二ロードセル72に対して軸体60の第二の方向Qへの変位に起因する力が作用せず同様の作用効果を奏する。
<第2の実施形態>
図7は、第2の実施形態のタイヤユニフォミティマシン200を示している。本実施形態のタイヤユニフォミティマシン200は、第1の実施形態のタイヤユニフォミティマシン100と比較して、ロードセルの配置が異なっている。また、この実施形態において、前述した実施形態で用いた部材と共通の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図7に示すように、本実施形態のタイヤユニフォミティマシン200において、第二ロードセル72は、第三支持部57と進退駆動部54との間に設けられている。このため、第二ロードセル72には、軸体60から第一支持部55及び第二支持部56を経由した第一の方向Pの力が作用する。
本実施形態のタイヤユニフォミティマシン200では、第一の方向Pの荷重を第二ロードセル72から検出されるX方向の力から演算し、また、第二の方向Qの荷重を第一ロードセル71で検出されるY方向の力から演算することで同様にタイヤTの不均一性を評価することができる。
<第3の実施形態>
図8から図12は、第3の実施形態のタイヤユニフォミティマシン300を示している。本実施形態のタイヤユニフォミティマシン300は、第1の実施形態のタイヤユニフォミティマシン100と比較して、移動部の構造が異なっている。また、この実施形態において、前述した実施形態で用いた部材と共通の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図8から図11に示すように、本実施形態のタイヤユニフォミティマシン300において、ロードホイール支持部300Aは、軸体60に回転可能に連結されたガイド301と、ガイド301に第二の方向Qに移動可能に支持された一対のスライダ302、302と、一対のスライダ302が固定されるととともに第二ロードセル72が固定された支持体303とを備える。本実施形態では、ガイド301と一対のスライダ302、302とにより軸体60を第二の方向Qに移動可能に支持する移動部304が構成されている。
図12に示すように、ガイド301は、第一の方向P及び第二の方向Qに平行な面に沿った板状の部材である。ガイド301は、軸体60の一対の第一取付部61の間に配されている。図9から図11に示すように、ガイド301には連通孔81aが形成され、連通孔61a及び連通孔81aに取付軸83が貫通することにより、第一取付部61とガイド301とは相対回転可能に連結されている。また、ガイド301の第一の方向P両側において第二の方向Qに沿って配された両縁部は、第一の方向Pに互いに異なる向きとされた一対のガイド面301a、301aを構成している。一対のガイド面301a、301aは、第二の方向Q断面視して、それぞれ第一の方向P反対側に向かって凸となる断面凸曲面状に形成されている。
一対のスライダ302、302は、一対のガイド面301a、301aと対応して設けられ、それぞれガイド面301aと対応する凹曲面状のスライド面302aを有している。そして、各スライダ302は、対応するガイド面301aにスライド面302aを当接して第二の方向Qへ摺動可能とされている。ここで、一対のガイド面301a、301aは互いに第一の方向Pに向きを異なるものとしていることから、一対のスライダ302と一対のガイド面301aを有するガイド301とは第一の方向Pへの相対移動が拘束されている。また、一対のガイド面301a、301aが上記のように断面凸曲面状に形成され、ガイド面301aに当接するスライダ302のスライド面302aも対応する凹曲面状に形成されていることから、一対のスライダ302と一対のガイド面301aを有するガイド301とは第三の方向Rへの相対移動も拘束されている。
支持体303は、一方のスライダ302が固定された第一支持部材310と、他方のスライダ302が固定された第二支持部材311と、第一支持部材310と第二支持部材311の間に配される側板部材312と、第一支持部材310及び第二支持部材311を連結する連結部材313とを備える。第一支持部材310及び第二支持部材311と、それぞれに対応するスライダ302とは、連結ピン302bが互いに嵌合されることにより、第一の方向P及び第二の方向Qに移動不能に連結されている。第二支持部材311と第二ロードセル72とはボルト311aにより第一の方向P及び第二の方向Qに移動不能に連結されている。また、連結部材313は第一支持部材310及び側板部材312に挿通されて第二支持部材311に螺合されているボルトであり、当該連結部材313を締め付けることで、第一支持部材310、第二支持部材311、側板部材312及び一対のスライダ302が第一の方向P及び第二の方向Qに移動不能に一体となっている。
上記のようなタイヤユニフォミティマシン300では、対をなすスライダ302が、第二の方向Qと直交する第一の方向Pに互いに異なる向きとした一対のガイド面301aのそれぞれに、第二の方向Qに移動可能に支持されていることで、第二の方向Qに確実に案内することができる。また、本実施形態においても、軸体60の一対の第一取付部61に対して、ガイド301が取付軸83回りに回転可能に連結されていることで、モーメントの発生を抑制して軸体60から第一ロードセル71及び第二ロードセル72に力を伝達させることができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこれら実施形態に限られるものではなく、また、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、上記実施形態では第一ロードセル71及び第二ロードセル72は互いに直交するX方向及びY方向の2分力を測定可能なものとしたが、これに限るものではない。ロードセルとしては、さらにX方向及びY方向と直交するZ方向を含めた3分力を測定可能なものや、さらに各方向に沿う軸回りのモーメントを含めた6分力を測定可能なものとしても良い。また、1分力を測定可能なロードセルを、第一の方向Pを測定可能に配置するとともに、第二の方向Qを測定可能に配置しても良い。
また、本実施形態のタイヤユニフォミティマシンでは、回転体としてロードホイールに取り付けられた軸体にロードセルを連結させる構成としたが、これに限られるものではない。タイヤに取り付けられた軸体にロードセルを配置し、回転駆動部がロードホイールを回転させる構成としても良い。また、タイヤ及びロードホイールの中心軸は上下方向に配されるものとしたが、これに限られるものではない。例えば水平方向に配されるものとしても良い。また、回転体荷重測定装置としては、タイヤユニフォミティマシンに限られるものではなく、円柱状の回転体に対して主荷重を与えながら第一の方向P及び第二の方向Qの少なくとも2方向の力を測定する対象であれば適用可能である。
また、本実施形態では第一のロードセルをロードホイールの下側に配置し、第二ロのードセルをロードホイールの他方側となる上側に配置したが、第一のロードセルをロードホイールの上側に配置し、第二のロードセルをロードホイールの他方側となる下側に配置しても良い。
上記の回転体荷重測定装置によれば、温度変化の影響を受けることなく正確に回転体に作用する荷重を測定することができる。
30 ロードホイール(回転体)
55 第一支持部
56 第二支持部
56a 本体部
56b、301 ガイド
56c、302 スライダ
60 軸体
70 測定部
71 第一ロードセル
72 第二ロードセル
90 制御部
100,200、300 タイヤユニフォミティマシン(回転体荷重測定装置)
301a ガイド面
L60 中心軸
P 第一の方向
Q 第二の方向

Claims (5)

  1. 円柱状に形成され両端面の中心から突出する軸体の中心軸回りに回転する回転体に、径方向の一方向となる第一の方向に主荷重を作用させた状態で、前記回転体に作用する力を検出する回転体荷重測定装置であって、
    前記回転体の一端面から突出する前記軸体の一端部を、前記第一の方向及び前記中心軸に沿う第二の方向に移動不能に支持する第一支持部と、
    前記回転体の他端面から突出する前記軸体の他端部を、前記第一の方向に移動不能かつ前記第二の方向に移動可能に支持する第二支持部と、
    前記軸体から前記第一支持部及び前記第二支持部の少なくとも一方に対して前記第一の方向に作用する力を測定可能であるとともに、前記軸体から前記第一支持部に対して前記第二の方向に作用する力を測定可能な測定部を備える回転体荷重測定装置。
  2. 請求項1の回転体荷重測定装置において、
    前記測定部は、前記第一の方向及び前記第二の方向の少なくとも2方向に作用する力を測定可能で、前記第一支持部及び前記軸体の前記一端部に前記第一の方向及び前記第二の方向に移動不能に連結された第一ロードセルと、
    前記第一の方向の少なくとも1方向に作用する力を測定可能で、前記軸体の前記他端部に連結された第二ロードセルとを備え、
    前記第二支持部は、
    前記第二ロードセルが前記第一の方向及び前記第二の方向に移動不能に連結された本体部と、
    前記軸体及び前記第二ロードセルの一方に前記第一の方向及び前記第二の方向に移動不能に連結され、前記第二の方向に沿って配されたガイドと、
    前記軸体及び前記第二ロードセルの他方に前記第一の方向及び前記第二の方向に移動不能に連結されるとともに、前記ガイドに前記第二の方向に移動可能に支持されたスライダとを備える回転体荷重測定装置。
  3. 請求項2の回転体荷重測定装置において、
    前記ガイドは、前記第二の方向と直交する方向に互いに異なる向きとしてそれぞれ前記第二の方向に沿って配された一対のガイド面を備え、
    前記スライダは、一対の前記ガイド面のそれぞれに前記第二の方向に移動可能に支持されるように対をなして設けられている回転体荷重測定装置。
  4. 請求項2または請求項3の回転体荷重測定装置において、
    前記第一ロードセル及び前記第二ロードセルの測定結果に基づいて前記回転体に作用する荷重を演算する制御部を備え、
    前記制御部は、前記第一ロードセル及び前記第二ロードセルによって測定された前記第一の方向の力に基づいて前記回転体に前記第一の方向に作用する荷重を演算するとともに、前記第一ロードセルによって測定された前記第二の方向の力に基づいて前記回転体に前記第二の方向に作用する荷重を演算する回転体荷重測定装置。
  5. タイヤ中心軸回りに回転可能に支持された被検体であるタイヤと、
    タイヤの周面と当接可能に、前記タイヤ中心軸と平行な軸回りに回転可能に支持された円柱状のロードホイールと、
    タイヤまたはロードホイールのいずれかを回転駆動する回転駆動部とを備え、
    前記タイヤまたは前記ロードホイールの一方を前記回転体として、前記タイヤまたは前記ロードホイールの他方から作用する荷重を前記主荷重として、前記測定部で測定される力に基づいて前記タイヤの不均一さを測定するタイヤユニフォミティマシンである請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の回転体荷重測定装置。
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