JPWO2018104981A1 - 振動計組立体、回転機械、振動計の取付け方法および取外し方法 - Google Patents

振動計組立体、回転機械、振動計の取付け方法および取外し方法 Download PDF

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Abstract

回転機械に備えられる振動計に関し、振動計を取り付ける作業を容易に行える振動計組立体を提供すること。回転軸11の振動を計測する振動計20を含む振動計組立体2は、回転軸11を支持する軸受ハウジング15に固定されるプローブ21と、軸受ハウジング15よりも外側に位置するカバーケース121を貫通してカバーケース121の内側に突出しており、カバーケース121に設けられるガイド筒40と、プローブ21に接続され、ガイド筒40の内側に位置する少なくとも一部に可動部である関節31〜34を有することで、軸受ハウジング15における内側挿入固定孔150に対してプローブ21を軸心合わせ可能な取付具30と、取付具30をカバーケース121の外側でガイド筒40またはカバーケース121に固定する外側固定ナット45とを備える。

Description

本発明は、振動計組立体、それを備えた回転機械、回転機械に振動計を取り付ける方法、および回転機械から振動計を取り外す方法に関する。
回転軸の振動変位や回転軸の位置を監視するため、圧縮機等の回転機械には振動計が備えられている(特許文献1)。
特許文献1の振動計は、渦電流により回転軸の表面との距離を測定するのに用いられるプローブと、プローブから引き出されるワイヤ(導線)と、細長いプローブ保持器とを有し、全体として棒状に構成されている。この振動計は、圧縮機等のケースを板厚方向に貫通する筒体に通され、ケースの外側で筒体の端部に固定される。
米国特許第4066949号
特許文献1の振動計は、圧縮機等のケースに筒体を介して固定されているが、ケースの内側に突出した先端部は固定されていない。そこで、振動計の先端部を回転軸の近くで固定しようとすると、振動計の先端部はケースからは遠いので、ケースを板厚方向に貫通した筒体に真っすぐに振動計を通しても、加工や組立の誤差、筒体内における振動計の僅かな振れ等に起因して、振動計の先端部を固定部にスムーズに挿入することができない。
以上より、本発明は、回転機械に備えられる振動計に関し、振動計を取り付ける作業を容易に行える振動計組立体、それを備えた回転機械、振動計の取付け方法および取外し方法を提供することを目的とする。
本発明は、回転軸の振動を計測する振動計を含む振動計組立体であって、回転軸を支持する軸受装置に固定される振動計のプローブと、軸受装置よりも外側に位置するケースを貫通してケースの内側に突出しており、ケースに設けられるガイド筒と、プローブに接続されてガイド筒に挿通され、少なくとも一部に可動部を有することで、軸受装置における内側固定部に対してプローブを軸心合わせ可能な取付具と、取付具をケースの外側でガイド筒またはケースに固定する外側固定部と、を備えることを特徴とする。
本発明の振動計組立体において、内側固定部は、軸受装置のハウジングに備えられてプローブを固定する雌ねじを含み、外側固定部は、ケースの外側で取付具の端部をガイド筒に固定する固定具を含むことが好ましい。
本発明の振動計組立体において、取付具は、ガイド筒の長さ方向に並ぶ複数の関節を有することが好ましい。
上記構成において、取付具は、長さ方向に隣り合うもの同士がピン結合されて少なくとも4箇所で関節をなしている複数の部品を有し、4箇所のうちの2箇所と、残りの2箇所とは、ピンの向きが直交することが好ましい。
本発明の振動計組立体において、ガイド筒と取付具との間の径方向の間隙には、間隙を封止するシールが介装されていることが好ましい。
本発明の振動計組立体において、プローブに備えられ、取付具の内側を通じてケースの外側へと引き出される導線の外周部に密着するパッキンを備えることが好ましい。
本発明の振動計組立体において、外側固定部を覆うようにガイド筒またはケースに装着されるキャップを備えることが好ましい。
本発明の回転機械は、上述の振動計組立体と、回転軸と、軸受と、ケースと、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、回転軸を備えた回転機械に、回転軸の振動を計測する振動計を取り付ける方法であって、振動計のプローブ、およびプローブに接続された取付具を、回転機械のケースの貫通孔に挿通されたガイド筒を通じてケースの外側からケースの内側へと挿入し、回転軸を支持する軸受装置にプローブの先端部を到達させるガイドステップと、取付具が少なくとも一部に有している可動部を動かすことで、軸受装置における内側固定部に対してプローブを軸心合わせする軸心合わせステップと、プローブをケースの内側で軸受装置に固定する内側固定ステップと、取付具をケースの外側でガイド筒またはケースに固定する外側固定ステップと、を含むことを特徴とする。
さらに、本発明は、回転軸を備えた回転機械から、回転軸の振動を計測する振動計を取り外す方法であって、少なくとも一部に有している可動部を動かすことが可能な取付具に接続された振動計のプローブが、回転軸を支持する軸受装置に固定され、取付具が、回転機械のケース、またはケースに設けられて取付具を保持するガイド筒に固定されている状態から、ケースの外側におけるケースまたはガイド筒への取付具の固定を解除するステップと、ケースの内側における軸受装置へのプローブの固定を解除するステップと、プローブおよび取付具をケースの外側へと抜き取るステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、ケースを貫通するガイド筒により、プローブを軸受装置に対して固定または固定解除するための経路が与えられているので、ガイド筒を通じて、ケーの外側からのアクセスによる振動計の着脱が可能となる。
ここで、振動計は、軸受装置と、ケースまたはその近傍との二か所で固定されており、孔加工や組立の誤差等に起因して、ガイド筒に取付具およびプローブを真っすぐ挿入しても軸受装置の内側固定部に固定することが難しいところを、本発明によれば、ガイド筒によりプローブを内側固定部の位置にまで案内し、さらに、取付具により内側固定部に対してプローブを軸心合わせすることができるため、プローブを内側固定部に容易に固定することができる。
本発明の実施形態に係る圧縮機と、回転軸の振動を計測する振動計とを模式的に示す図である。 図1のII−II線断面図である。 (a)〜(c)は、取付具を構成する部品を示す図である。 (a)および(b)は、圧縮機に振動計を取り付ける手順を示す図である。 圧縮機に振動計を取り付ける手順を示す図である。 取付具を用いてプローブの軸心と軸受ハウジングの挿入固定孔の軸心とを合わせる作業を説明するための模式図である。 (a)および(b)は、圧縮機に振動計を取り付ける手順を示す図である。 圧縮機に振動計を取り付ける手順を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る振動計組立体および回転機械について説明する。
本実施形態では、振動計20を備えた回転機械の一例として、圧縮機を示す。
図1に示す圧縮機1は、インペラ(羽根車)等の図示しない圧縮機構が結合されている回転軸11と、圧縮機構を収容するケース12(車室)と、回転軸11を支持する軸受装置10とを備えている。
圧縮機1は、プラント等の設備の一部を構成しており、外部からケース12内に導入されるガスを圧縮機構により圧縮し、ケース12の外部へと吐出する。
水平方向に延びている回転軸11の端部11Aは、ケース12の一端側から突出し、軸受装置10により支持されている。回転軸11の図1に示していない反対側の端部も、ケース12の他端側から突出し、図示しないジャーナル軸受により支持されている。
軸受装置10は、回転軸11を回転可能に支持するジャーナル軸受14と、ジャーナル軸受14を保持する軸受ハウジング15と、回転軸11を軸線方向に支持するスラスト軸受16と、スラスト軸受16を保持するハウジング17とを備えている。
ジャーナル軸受14は、回転軸11の外周部を包囲しており、スラスト軸受16は、回転軸11から径方向外側に突出した鍔11Cの両側に配置されている。これらの軸受14,16は、潤滑油により潤滑されている。
軸受装置10と、ケース12から突出している回転軸11の部分は、ケース12に備えられたカバーケース121により覆われている。なお、図1において、ケース12は破断せず、カバーケース121のみを破断して示している。
ケース12内のガスがケース12の外へと出ないように回転軸11の軸周りがシールされているため、カバーケース121の内側の雰囲気は大気である。
回転軸11の振動を監視し、圧縮機1を安定して運転させるため、圧縮機1には、回転軸11の振動を計測する振動計20が備えられている。
振動計20は、回転軸11の外周面に近接している先端部201と回転軸11の外周面との間の距離を用いて、回転軸11の振動変位、それに基づく回転軸11の位置を計測する。振動計20の先端部201は、回転軸11の外周面に接触していない。
なお、振動計20は、回転軸11の端部11Aとは反対側の端部を支持する図示しないジャーナル軸受のハウジングにも設けられることが好ましい。また、スラスト軸受16のハウジング17にも振動計20を同様に設けることができる。
振動計20および振動計20に組み付けられる部材は、全体として細長い棒状であり、回転軸11の軸心に向けて軸受ハウジング15の径方向D1に沿って配置されている。あらゆる径方向への振動変位を計測するため、振動計20は実際には2つあり、それらの振動計20は互いの間に直角をなす向きに配置されている。
本実施形態は、振動計20を含む振動計組立体2(振動計アッセンブリ)の構成に主要な特徴を有する。
以下、図2および図3を参照し、振動計組立体2の構成を説明する。振動計組立体2は、振動計20の他、カバーケース121の一部と、軸受ハウジング15の一部と、いずれも振動計20を圧縮機1に取り付ける作業を支援するための要素である取付具30およびガイド筒40と、取付具30をカバーケース121に固定する外側固定ナット45(固定具)とを備えている。
振動計20は、図2に示すように、回転軸11の外周面までの距離を計測するプローブ21と、プローブ21から引き出された導線22(一点鎖線で示す)とを有している。
振動計20は、渦電流式や静電容量式等、距離を検出可能な公知の測距センサであってよい。導線22を通じて通電された金属製のプローブ21により検出された回転軸11の外周面11Bまでの距離を示す電気信号は、他の導線22を通じて図示しない制御回路部に送信される。
本実施形態のプローブ21は、図2に示すように直線状に形成され、外周部における少なくとも先端側にはねじ21Aが切られている。プローブ21は、軸受ハウジング15とカバーケース121との間の距離よりも短い。
軸受ハウジング15には、プローブ21が挿入される丸孔151と、丸孔151に連続する雌ねじ152とが形成されている。雌ねじ152にプローブ21のねじ21Aがねじ込まれることで、プローブ21が軸受ハウジング15に固定される。プローブ21は、軸受ハウジング15に固定されている状態で丸孔151から軸受ハウジング15の径方向外側に突出している。
丸孔151および雌ねじ152は、回転軸11の軸心に向けて、軸受ハウジング15の径方向に沿って形成されている。丸孔151の軸心と雌ねじ152の軸心とは実質的に一致している。これらの丸孔151および雌ねじ152のことを内側挿入固定孔150(内側固定部)と総称する。
プローブ21が軸受ハウジング15に固定されると、プローブ21の先端部(振動計20の先端部201)が、回転軸11の外周面11Bに近接した状態で対向する。
軸受ハウジング15には、外周部15Aから窪んだ凹部153が形成されており、凹部153の底部に丸孔151の開口151Aが位置している。そして、凹部153の内側でプローブ21と取付具30とが接続されている。
但し、プローブ21の長さによっては、取付具30とプローブ21とが軸受ハウジング15の外周部15Aよりも外側で接続されていてもよい。その場合、凹部153は必要なく、丸孔151が外周部15Aに開口していればよい。
さて、仮に、上記の振動計20および振動計20に組み付けられる部材(以下において、振動計20一式)が全体的にカバーケース121の内側に配置されるものとする。その場合は、プローブ21のねじ21Aと、軸受ハウジング15から突出しているプローブ21の部分に取り付けるナットでプローブ21を軸受ハウジング15にねじ固定し、プローブ21から引き出された導線22を圧縮機1に用意されている端子(図示しない)に接続することができる。
もし、振動計20一式がカバーケース121の内側に配置されているとすれば、振動計20の故障時等に振動計20を着脱する際に、カバーケース121の内部を開放して振動計20にアクセスする必要がある。カバーケース121の少なくとも一部を取り外すと回転軸11の一部が露出するため、安全を考慮して、運転中の圧縮機1を一旦停止する必要もある。
上記を考慮し、本実施形態では、カバーケース121の内部を開放することなく、カバーケース121を板厚方向に貫通する貫通孔122に振動計20を通すことで、カバーケース121の外側から振動計20の先端部201を軸受ハウジング15に固定したり、軸受ハウジング15から取り外したりする。
カバーケース121の外側からカバーケース121の貫通孔122と、そこから離れた内側挿入固定孔150とに振動計20を挿入する作業は、上述のようにカバーケース121の内部が開放された状態で内側挿入固定孔150を直接目視しながら作業する場合とは異なり、内側挿入固定孔150の位置を目視により確認することができないため、困難である。貫通孔122に振動計20が挿入されると、貫通孔122の延長線上に位置する内側挿入固定孔150が全く見えなくなる。
勿論、内側挿入固定孔150の軸心と貫通孔122の軸心とが一致するように、内側挿入固定孔150(丸孔151および雌ねじ152)と、貫通孔122とがそれぞれ加工されており、これらの貫通孔122および内側挿入固定孔150への振動計20の挿入作業を支援するためにガイド筒40を用いるとしても、それだけでは、加工の誤差、軸受ハウジング15やカバーケース121、ガイド筒40の組立ての誤差、ガイド筒40の内側でのプローブ21の振れ等に起因して、内側挿入固定孔150に振動計20をスムーズに挿入することができない。
特に、本実施形態のように、内側挿入固定孔150へとプローブ21が挿入される長さが長い場合は、内側挿入固定孔150の軸心とプローブ21の軸心とを一致させて内側挿入固定孔150へとプローブ21を真っすぐに挿入しない限りは、内側挿入固定孔150の奥までプローブ21を挿入してプローブ21のねじ21Aを軸受ハウジング15に固定することができない。
そこで、本実施形態では、振動計20を圧縮機1に取り付ける作業を支援する構成要素として、ガイド筒40に加え、プローブ21に接続された取付具30(図2および図3)を用いている。
取付具30は、プローブ21から連続するように、軸受ハウジング15の径方向の外側に向けて延びており、貫通孔122を通ってカバーケース121の外側に到達している。
この取付具30は、カバーケース121を貫通するガイド筒40の内側に通されており、ガイド筒40の長さ方向に並ぶ複数(ここでは4つ)の関節31〜34を有している。
取付具30は、少なくとも一部にプローブ21の軸心を移動可能な可動部としての関節31〜34を有することで、上述の内側挿入固定孔150に対してプローブ21を軸心合わせする。
取付具30は、関節31〜34をなす5つの筒状の部品301〜305を含んで構成されている。これらの部品301〜305の隣り合うもの同士は、ピン結合されており、ピン(P1,P2)を中心に屈曲可能な関節をなしている。例えば、プローブ21に接続される部品301と、その隣の部品302とは関節31をなしている。
部品301〜305は、適宜な金属材料から構成されている。
関節31〜34のうちの2つの関節31,33におけるピンP1の向きと、残りの2つの関節32,34におけるピンP2の向きとは互いに直交している。
部品301〜305はいずれも、図3に示すように、幅方向の両側に位置する一対の爪30N,30Nを有しており、それらの爪30N,30Nが軸支する一対のピンで結合されている。部品301〜305の各々の内側に形成されている円筒状の空間Spに、振動計20の導線22が通される。
部品302〜304の3つは、図3(a)に示す同一の形状に形成されている。これらの部品302〜304は、ピンP1,P2の向きが互い違いになるように連結されている。なお、必ずしも、互い違いに連結しなければならない訳ではない。
部品302に連結される部品301(図3(b))は、丸孔151から軸受ハウジング15の径方向外側に突出しているプローブ21の端部21B(図2)に接続されている。部品301は、軸受ハウジング15の凹部153に配置されているが、これに限らず、軸受ハウジング15の外周部15Aよりも外側に配置されていてもよい。
部品301の内側に形成された雌ねじ301A(図3(b))に、プローブ21の端部21Bがねじ込まれ、緩み止めを図るダブルナット301W(図2)により部品301に固定されている。ダブルナット301Wを回転させて雌ねじ301Aへのプローブ21の挿入深さを調整することで、プローブ21の先端部201から部品305の外側端部30Bまでの全長を増減させることができる。
部品304に連結される部品305(図3(c))は、ガイド筒40およびカバーケース121の外側に突出している部分の外周部に設けられた外側固定ナット45(図2)によりガイド筒40に固定されている。外側固定ナット45とガイド筒40の上端との間には、ワッシャ451,452が挟み込まれている。
取付具30およびプローブ21の長さ(全長)は、プローブ21が回転軸11の振動を精度よく検出可能であるように回転軸11に近接し、かつ取付具30をガイド筒40に外側固定ナットで固定することができるよう、上述したダブルナット301Wにより規定の長さに調整される。
ところで、ジャーナル軸受14を潤滑する油が、回転軸11の周りから、プローブ21の導線22を伝ったり、ガイド筒40の内壁と取付具30との間の隙間を通り、カバーケース121の外側へ漏れていかないように対策することが好ましい。
そのため、本実施形態の振動計組立体2は、図2に示すように、シール51と、パッキン52およびパッキン押さえ53と、キャップ54とを備えている。
シール51は、Oリングであり、部品305の外周部に沿って環状に形成された溝305A(図3(c))の内側に配置され、部品305の外周部とガイド筒40の内壁との間に圧縮された状態に介装されることで、部品305とガイド筒40との間の径方向の間隙を封止している。
パッキン52は、部品305の外側端部30Bから露出した導線22が通されて外側端部30Bに装着される。そのパッキン52が、部品305の雄ねじ305B(図3(c))にねじ込まれるパッキン押さえ53により押し潰されると、導線22の外周部に密着する。
キャップ54は、外側固定ナット45およびパッキン押さえ53を覆うようにガイド筒40に装着される。導線22は、パッキン押さえ53およびキャップ54のそれぞれの貫通孔を通り、キャップ54の外側へと引き出される。
ガイド筒40のキャップ取付部41と、キャップ54の雌ねじとの間には、図示しないシール用テープを介在させることが好ましい。いずれもテーパ形状が付与されているキャップ取付部41と雌ねじとの間にシール用テープを圧縮することで、キャップ54とガイド筒40との間の隙間をなくす。
キャップ54で覆うことにより、取付具30や外側固定ナット45、およびパッキン52等を外部環境や外力等から保護することができる。
なお、キャップ54が、カバーケース121に形成されたキャップ取付部に装着されるように構成することもできる。
なお、潤滑油の漏出阻止に関し、パッキン52と、シール51およびキャップ54のいずれか一方とを選択することも許容される。
次に、ガイド筒40(図2)は、金属材料から円筒状に形成されており、カバーケース121の外側から貫通孔122の内側を貫通してカバーケース121の内側へと径方向に沿って突出している。ガイド筒40の内側に一定の内径で形成されている円筒状の空間に、取付具30が挿入される。ガイド筒40に取付具30およびプローブ21をスムーズに挿入できるように、ガイド筒40の内壁と取付具30の部品301〜305との間に所定のクリアランスが設定されている。
ガイド筒40は、プローブ21に接続されている部品301〜305の姿勢を直線状に矯正し、軸受ハウジング15の内側挿入固定孔150の位置までプローブ21および取付具30を案内する。
カバーケース121の外側に突出しているガイド筒40の上端の端面40Aに、外側固定ナット45により取付具30の部品305が固定されている。ガイド筒40の上端部の外周に形成されたフランジ42よりも上方には、キャップ54が装着されるキャップ取付部41が形成されている。キャップ取付部41と、下記のケース取付部43は、ケース取付部43よりも下方の部分よりも厚肉に形成されている。
ガイド筒40は、フランジ42よりも下方の外周部に形成されたケース取付部43が、貫通孔122を形成する雌ねじ122Aにねじ込まれることでカバーケース121に固定されている。取付具30は、ガイド筒40を介してカバーケース121に固定されている。なお、取付具30をカバーケース121に直接固定するように構成することもできる。
カバーケース121の外側からガイド筒40の内側に、振動計20のプローブ21と、プローブ21に接続された取付具30とを挿入し、プローブ21の先端部201が内側挿入固定孔150の開口151Aの位置にまで到達したときに、先端側の部品301の円筒形の部分の少なくとも一部がガイド筒40の内側に位置しているように(図5参照)、ガイド筒40の長さが定められている。ガイド筒40の長さがそれ以上に長くても、軸受ハウジング15等の周りの部材に干渉しない限りは許される。
以上で説明した構成の振動計組立体2を組み立てる手順、つまり、振動計20を圧縮機1に取り付ける手順について説明する。
まず、図4(a)に示すようにカバーケース121の外側からガイド筒40を貫通孔122に挿入し、カバーケース121に設置する(ガイド筒設置ステップS1)。
ガイド筒40のケース取付部43をカバーケース121の雌ねじ122Aに締め付けることでカバーケース121にガイド筒40が固定される(
図4(b))。
続いて、図4(b)に示すように、振動計20のプローブ21と、それに組み付けられた取付具30とをカバーケース121の外側からガイド筒40の内側に挿入し、プローブ21の先端部201を軸受ハウジング15まで到達させる(ガイドステップS2)。このとき、プローブ21の先端部201が軸受ハウジング15の内側挿入固定孔150にそのまま入るとは限らない。
なお、図4(b)では、導線22の図示を省略している。図7(a)および(b)でも同様である。
図5は、貫通孔122や内側挿入固定孔150、ガイド筒40の加工誤差等に起因して、プローブ21の先端部201が内側挿入固定孔150に入らない場合を示している。
内側挿入固定孔150の開口151Aにプローブ21の先端部201が到達するまでは、プローブ21に接続されている部品301がガイド筒40の内側にあるため、部品301により支持されているプローブ21の姿勢がガイド筒40の軸心に沿っている。そのため、内側挿入固定孔150の軸心とプローブ21の軸心とが一致していないとはいえ、プローブ21の先端部201が開口151Aの縁あるいはその近傍には位置している。
その状態のプローブ21を内側挿入固定孔150へと挿入するため、取付具30を用いてプローブ21の軸心と内側挿入固定孔150の軸心とを合わせる必要がある(軸心合わせステップS3)。
このステップS3では、図6(a)に模式的に示すように、ガイド筒40の内側で、取付具30の可動部分である関節31〜34を屈曲させて取付具30の姿勢(形状)を変更することで、取付具30により支持されているプローブ21の軸心を内側挿入固定孔150の軸心に合わせる。図6(a)では、隣り合う部品301〜305が屈曲する角度を誇張して示している。実際は、部品301〜305がガイド筒40内のクリアランスの範囲内で僅かに屈曲する。
図6(a)には、取付具30が関節31と関節33とにより屈曲した様子を示しているが、同時に、関節32と関節34とにより取付具30を屈曲させることもできる。関節31〜34のうちの少なくとも1つにより取付具30を屈曲させることで、プローブ21の軸心を内側挿入固定孔150の軸心に合わせることができる。
プローブ21の先端部201が内側挿入固定孔150の開口151Aの位置に到達した当初は、図6(b)に示すように内側挿入固定孔150の軸心X0からシフトした位置Xにプローブ21の軸心があったとする。ここで、例えば、関節31,33により取付具30の姿勢が変更されることで、図6(b)に矢印Aで示すようにプローブ21の軸心Xが移動し、関節32,34による姿勢変更によって矢印Bで示すように軸心Xが移動することで、内側挿入固定孔150の軸心X0にプローブ21の軸心Xを一致させることができる。図6(c)は、図6(b)におけるVIcの向きから軸心X,X0を示している。
内側挿入固定孔150の開口151Aの縁にプローブ21の先端部201が突き当たった状態(図5)で、取付具30をガイド筒40に沿って押し引きしたり、必要に応じて回転させたりしながら、上記のように取付具30を使って軸心合わせの作業を行う。
丸孔151にはプローブ21の外径に対するクリアランスが存在しており、プローブ21の軸心Xと内側挿入固定孔150の軸心X0とがほぼ一致すれば、プローブ21の先端部201が開口151Aに入る。それによってプローブ21の先端部201が開口151Aの周縁部により拘束される。
なお、凹部153の加工時に用いられたドリルの形状に倣うテーパ面153A(一点鎖線で示す)が凹部153の底に形成されている場合は、このテーパ面153Aにより、プローブ21の先端が開口151Aの中心に向けて案内される。
その後、図7(a)に示すように、内側挿入固定孔150の奥に向けてプローブ21を挿入し、雌ねじ152にプローブ21の先端部を固定する(内側固定ステップS4)。挿入されるプローブ21に倣って取付具30が姿勢を変えつつ全体的に下方へと移動し、プローブ21と内側挿入固定孔150とが軸心合わせされている状態は維持される。このとき、プローブ21を支持する取付具30がガイド筒40により保持されているため、プローブ21を雌ねじ152に安定してねじ込むことができる。
そして、渦電流や静電容量等の信号を導線22(図2)を通じてモニタしながら、回転軸11の外周面11Bに対してギャップをあけるようにプローブ21を位置決めする。
さらに、図7(b)に示すように、ガイド筒40の上端に外側固定ナット45を用いて取付具30を固定する(外側固定ステップS5)。これによって、取付具30がガイド筒40を介してカバーケース121に固定されることとなる。
これで、振動計組立体2が完成する。
最後に、図8に示すように、取付具30の部品305にパッキン52をパッキン押さえ53により取り付け、キャップ54をガイド筒40に装着する(潤滑油シールステップS6)。
以上により、振動計20を備えた圧縮機1が製造される。
プローブ21を支持する取付具30がガイド筒40に挿入された状態でガイド筒40により保持され、かつ、外側固定ナット45と、軸受ハウジング15の雌ねじ152との二箇所で振動計20が支持されていることにより、振動計20全体として十分な剛性を確保でき、共振回避のために振動計20の固有振動数を下げることができる。
圧縮機1から振動計20を取り外す際には、上述した取り付けの手順とは逆に、ステップS6〜S1の順序で作業を行えばよい。
つまり、キャップ54やパッキン52を取り外した後、外側固定ナット45による固定を解除するステップと、取付具30の上端部を軸周りに回転させることで軸受ハウジング15の雌ねじ152へのプローブ21の固定を解除するステップに続いて、取付具30およびプローブ21をガイド筒40から抜き取るステップを経ることで、振動計20を取り外すことができる。
本実施形態によれば、振動計20が、軸受ハウジング15と、カバーケース121に固定されたガイド筒40との二箇所で支持されており、カバーケース121の外側からのアクセスによって振動計20を圧縮機1に取り付けたり、圧縮機1から取り外したりすることができるので、圧縮機1のカバーケース121を分解して内部を開放するといった手間を要することなく、振動計20の点検や交換が可能となる。軸受ハウジング15が設置されたカバーケース121の内部は、圧縮機構を収容するケース12の本体の内部とは異なり、大気であるため、振動計20の点検や交換のために圧縮機1の運転を停止する必要はない。
そして、本実施形態によれば、カバーケース121の外側から、貫通孔122と、そこから離れた軸受ハウジング15の内側挿入固定孔150とに振動計20を挿入する作業を支援するガイド筒40および取付具30を備えていることにより、振動計20のプローブ21を内側挿入固定孔150の開口151Aまで案内し、かつ、プローブ21を内側挿入固定孔150に対して正確に軸心合わせすることができるので、プローブ21を軸受ハウジング15の雌ねじ152に容易に固定することができる。
上記以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。
取付具30の可動部の数や、可動部の形態は、上記の実施形態には限定されない。上記実施形態では、ピン結合による4つの関節31〜34が取付具30に備えられているが、任意の関節を自在継手(ユニバーサルジョイント)等の可動継手に置き換えることができる。上記実施形態と比べて自由度は減るものの、ピン結合による3つの関節のみを有するように取付具30を構成することも許容される。
取付具30の変形例としては、例えば、2つの関節31,33と、1つの自在継手を備える構成や、ピン結合による関節を備えずに、2つの自在継手を備えた構成が挙げられる。そうした場合でも、上記実施形態と同様に、それらの関節や自在継手を使って取付具の姿勢を変更し、プローブ21の軸心を内側挿入固定孔150の軸心に合わせることができる。
本発明において振動計のプローブを挿入する作業を支援可能な取付具としては、その少なくとも一部にプローブ21の軸心を移動可能な可動部を有する限りにおいて、適宜な構成を採用することができる。
例えば、ピン結合による関節31〜34に代えて、ゴム等の可撓性材料から構成されたチューブ等の部材を可動部として採用しうる。あるいは、全長に亘りゴムチューブから構成された取付具30も採用しうる。
上記実施形態のように、それ自体の形状の保持に十分な剛性を有する部品301〜305が関節31〜34により連結された構成であると、取付具30を意図した姿勢に変更させ、かつ、その姿勢をガイド筒40の中や外で保持させ易いので、軸心合わせ作業を効率よく行える。
本発明の振動計組立体、振動計の取り付けおよび取り外し方法は、圧縮機1には限らず、回転軸、回転軸を支持する軸受、および軸受を覆うケースを備えている限り、例えば、ポンプ、送風機等の回転機械に広く適用することができる。
本発明は、振動計以外にも、回転軸に近接して設置され、ケースの外側からのアクセスにより脱着を行うニーズのあるセンサや計測装置にも展開することができる。
1 圧縮機
2 振動計組立体
10 軸受装置
11 回転軸
11A 端部
11B 外周面
11C 鍔
12 ケース
14 ジャーナル軸受
15 軸受ハウジング
15A 外周部
16 スラスト軸受
17 ハウジング
20 振動計
21 プローブ
21A ねじ
21B 端部
22 導線
30 取付具
30B 外側端部
30N 爪
31〜34 関節(可動部)
40 ガイド筒
40A 端面
41 キャップ取付部
42 フランジ
43 ケース取付部
45 外側固定ナット(外側固定部)
51 シール
52 パッキン
53 パッキン押さえ
54 キャップ
121 カバーケース
122 貫通孔
122A 雌ねじ
150 挿入孔
151 丸孔
151A 開口
152 雌ねじ
153 凹部
153A テーパ面
201 先端部
301〜305 部品
301A 雌ねじ
301W ダブルナット
305A 溝
305B 雄ねじ
451,452 ワッシャ
A,B 矢印
D1 径方向
P1,P2 ピン
S1 ガイド筒設置ステップ
S2 ガイドステップ
S3 軸心合わせステップ
S4 内側固定ステップ
S5 外側固定ステップ
S6 潤滑油シールステップ
Sp 空間
X,X0 軸心

Claims (10)

  1. 回転軸の振動を計測する振動計を含む振動計組立体であって、
    前記回転軸を支持する軸受装置に固定される前記振動計のプローブと、
    前記軸受装置よりも外側に位置するケースを貫通して前記ケースの内側に突出しており、前記ケースに設けられるガイド筒と、
    前記プローブに接続されて前記ガイド筒に挿通され、少なくとも一部に可動部を有することで、前記軸受装置における内側固定部に対して前記プローブを軸心合わせ可能な取付具と、
    前記取付具を前記ケースの外側で前記ガイド筒または前記ケースに固定する外側固定部と、を備える、
    ことを特徴とする振動計組立体。
  2. 前記内側固定部は、前記軸受装置のハウジングに備えられて前記プローブを固定する雌ねじを含み、
    前記外側固定部は、前記ケースの外側で前記取付具の端部を前記ガイド筒に固定する固定具を含む、
    請求項1に記載の振動計組立体。
  3. 前記取付具は、前記ガイド筒の長さ方向に並ぶ複数の関節を有する、
    請求項1または2に記載の振動計組立体。
  4. 前記取付具は、前記長さ方向に隣り合うもの同士がピン結合されて少なくとも4箇所で前記関節をなしている複数の部品を有し、
    前記4箇所のうちの2箇所と、残りの2箇所とは、ピンの向きが直交する、
    請求項3に記載の振動計組立体。
  5. 前記ガイド筒と前記取付具との間の径方向の間隙には、前記間隙を封止するシールが介装されている、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の振動計組立体。
  6. 前記プローブに備えられ、前記取付具の内側を通じて前記ケースの外側へと引き出される導線の外周部に密着するパッキンを備える、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の振動計組立体。
  7. 前記外側固定部を覆うように前記ガイド筒または前記ケースに装着されるキャップを備える、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の振動計組立体。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の振動計組立体と、
    前記回転軸と、
    前記軸受装置と、
    前記ケースと、を備える、
    ことを特徴とする回転機械。
  9. 回転軸を備えた回転機械に、前記回転軸の振動を計測する振動計を取り付ける方法であって、
    前記振動計のプローブ、および前記プローブに接続された取付具を、前記回転機械のケースの貫通孔に挿通されたガイド筒を通じて前記ケースの外側から前記ケースの内側へと挿入し、前記回転軸を支持する軸受装置に前記プローブの先端部を到達させるガイドステップと、
    前記取付具が少なくとも一部に有している可動部を動かすことで、前記軸受装置における内側固定部に対して前記プローブを軸心合わせする軸心合わせステップと、
    前記プローブを前記ケースの内側で前記軸受装置に固定する内側固定ステップと、
    前記取付具を前記ケースの外側で前記ガイド筒または前記ケースに固定する外側固定ステップと、を含む、
    ことを特徴とする振動計取り付け方法。
  10. 回転軸を備えた回転機械から、前記回転軸の振動を計測する振動計を取り外す方法であって、
    少なくとも一部に有している可動部を動かすことが可能な取付具に接続された前記振動計のプローブが、前記回転軸を支持する軸受装置に固定され、前記取付具が前記回転機械のケース、または前記ケースに設けられて前記取付具を保持するガイド筒に固定されている状態から、前記ケースの外側における前記ケースまたは前記ガイド筒への前記取付具の固定を解除するステップと、
    前記ケースの内側における前記軸受装置への前記プローブの固定を解除するステップと、
    前記プローブおよび前記取付具を前記ケースの外側へと抜き取るステップと、を含む、
    ことを特徴とする振動計取り外し方法。
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