JPH04116737U - 振動センサ取付具 - Google Patents

振動センサ取付具

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JPH04116737U
JPH04116737U JP2789591U JP2789591U JPH04116737U JP H04116737 U JPH04116737 U JP H04116737U JP 2789591 U JP2789591 U JP 2789591U JP 2789591 U JP2789591 U JP 2789591U JP H04116737 U JPH04116737 U JP H04116737U
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vibration sensor
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female screw
center
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愛仁 玉乃井
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興亜石油株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 本考案の目的は、特にフラットな振動センサ
取付部が用意されなくても、螺着するだけで確実な振動
センサ取付けが得られ、また中心部螺子止め型とフラン
ジ取付型の両方のセンサに用いる事ができ、多数箇所の
同時測定に益する振動センサ取付具を提供する事であ
る。 【構成】 取付孔が放射状に配置穿設された円板状台座
(フランジ)1の上に6角柱状突起部4を設け、上下中
心部に有底または貫通した雌螺子孔3,5を設けた振動
センサ取付具100。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は振動センサ取付具に関し、より詳しくは振動センサを確実に被測定物 に固着可能な振動センサ取付具に関する。
【0002】
【従来の技術と課題】
従来、回転往復動機械の設備診断技術は振動オンラインモニタリングシステム の採用により飛躍的に高度化してきている。しかし個々の振動センサの測定精度 は必ずしも向上しているとは云い難い。
【0003】 それは一般に振動センサの取付け場所の選定乃至振動センサの取付方法が不適 切であるからである。
【0004】 振動を精度よく検出するためには、検出面の仕上げ精度が重要と云われている が、軸受部等機器の振動センサ取付部は屡々鋳放しのままであったり、曲面を持 った複雑な形状をしているので良好な検出面が確保されない傾向がある。
【0005】 特に石油精製、石油化学等危険物を取り扱う工場の振動モニタリングシステム に用いる振動センサは、当然乍ら本質安全防爆タイプを要求されるので、振動セ ンサが非防爆タイプに比較して大型化する傾向がある。従って振動センサ取付場 所は軸受構造上、必然的に強度のある部分を選んで螺着する必要があり、場所的 に可成り制限される。なお被測定物(振動源)が新設機器であれば、予め振動セ ンサ取付部を設けておく事もできるが、被測定物はむしろ既設機器の方が多いの で改めて機械加工を施すのではコストが割高になるという問題点があった。 またフラットな振動センサ取付部を予めまたは後加工でも特に設けない場合、振 動センサを接着剤で接着したり取付具を用いて螺子で取り付ける事も出来るが、 接着剤の場合は予め塗装を剥離して脱脂しなければならず、面倒であると共にオ ンラインモニタリングのような場合メンテナンス性あるいは長期間の信頼性に問 題があった。また取付具を用いて螺子付けする場合は、従来の取付具では螺子部 も一体構造でなる場合があり、固着が不充分な場合、螺子の折損が生じる事があ り、振動測定上の問題点となっていた。
【0006】 従来の取付具は図8(正面図)乃至図9(平面図)に示す如く底部中心部の雌 螺子孔のみで予め螺入したタップまたは螺子に螺子止めする構造が多く用いられ ているが被測定物とセンサ取付具の接触面は正確な振動をセンサに伝えるため、 局部的にヤスリ仕上等された平滑面に密着させる必要がある。しかし検出取出し 箇所は小面積のためやむなく小径螺子となっているため強固な締付によって螺子 の折損が生じる等取付上の問題がしばしば発生していた。
【0007】 また一般に市販されている振動センサはこのような中心部螺子止め型の他に底 部に円板状台座(フランジ)を設け、これに数ヶ所の縦向き貫通取付孔をほぼ放 射状に穿設したものがあるが(以下フランジ取付型と呼ぶ)、これら両方に使え る振動センサ取付具がなかったので、夫々各別の取付具を必要とし、面倒であっ た。
【0008】 そこで本考案者等は種々検討の結果、アタッチメントである振動センサ取付具 の形状を工夫する事により、前記課題を解決し得る事を見出し、本考案に到達し た。
【0009】
【考案の目的】
本考案の目的は、特にフラットな振動センサ取付部が用意されなくても、螺着 するだけで確実な振動センサ取付けが得られ、また中心部螺子止め型とフランジ 取付型の両方のセンサに用いる事ができ、多数箇所の同時測定に益する振動セン サ取付具を提供するにある。
【0010】
【考案の構成】
本考案により、 複数箇の放射状に配置され厚み方向に穿設された取付孔を有する円板状台座の 底面中心部に下方に開口する雌螺子孔が穿設されており、該台座上面中心部に偶 数角柱状の突起部が円板状台座と一体構成されており、該突起部上面中心部に上 方に開口する雌螺子孔が穿設されている事を特徴とする振動センサ取付具(請求 項1)、 取付孔が貫通雌螺子孔でありかつ中心部に開口する雌螺子孔が有底雌螺子孔で ある請求項1に記載の振動センサ取付具(請求項2)、 取付孔が、その長軸が半径方向に沿って延びる長孔である請求項1に記載の振 動センサ取付具(請求項3)、 及び、 偶数角柱状の突起部が4角柱もしくは6角柱状の突起部である請求項1乃至3 の内いずれか1項に記載の振動センサ取付具(請求項4) が提供される。
【0011】 以下に実施例を用いて本考案を詳細に説明する。
【0012】
【実施例】
図1、図2、図3は夫々本考案実施例の正面図、平面図及びA−A断面図であ る。
【0013】 図1,2,3において、1は円板状台座(フランジ)、2は円板状台座に放射 状に穿設された貫通雌螺子孔、3は底面中心部に穿設された有底雌螺子孔であり 、4は6角柱状突起部、5は6角柱状突起部上面中心部において上方に開口する 雌螺子孔である。100は振動センサ取付具である。
【0014】 図4、図5はいずれも他の本考案実施例のA−A断面図である。この場合、中 心部の上方開口雌螺子孔5と底面下方開口螺子孔3とは貫通している。図4の場 合、上方開口雌螺子孔5の内径が下方開口雌螺子孔の内径よりも大きいが、逆に する事も勿論可能である。また被測定箇所の形状や振動センサのサイズ等によっ て適宜サイズの雌螺子孔とする。 図5では上方開口螺子孔5と下方開口螺子孔とが同一内径であり、タップを共用 する事も出来る。
【0015】 図6は取付孔が放射状長孔2Aの場合の他の実施例の底面図である。長孔の長 軸がフランジの半径方向に沿っており、上下に貫通しているが内面には雌螺子は ない。従って振動センサはボルトナットで固着する。このタイプは汎用性が高く 、各種サイズの振動センサを固着する事が出来る。相手側の振動センサのフラン ジの取付孔乃至スタッドはラジアル方向に固定されているので、アタッチメント 側が長孔でもズレは生じない。
【0016】 図7はポンプ軸受け10(内部構造は図示せず)の側面に振動センサ200を 振動センサ取付具100を介して取り付けた状態を示す斜視図である。
【0017】 図7において振動センサ取付具は少し太目の1本の螺子によってポンプ軸受け 10の側面に取り付けられており、その台座部に60゜間隔で放射状に開けられ た雌螺子孔2,2を利用して三角形の台座を有する振動センサ200がタップ乃 至螺子8によって取付具100に取り付けられている。
【0018】 この場合取付具がどの位置で止まっていても取付孔(螺子孔)選択使用により センサケーブル201がほぼ鉛直下方に向くように取り付ける事が容易である。
【0019】 従って従来の取付具を用いた場合のようにセンサケーブル201を無理に捩る ような事が少なく、センサケーブルの寿命を延ばすと共に正確な測定が可能とな る。
【0020】
【考案の効果】
本考案を実施する事により前記目的のすべてが達成される。
【0021】 すなわち特にフラットな振動センサ取付部が用意されなくても、螺着するだけ で確実に振動センサを取り付ける事が出来、また中心螺子止め型とフランジ取付 型の両方のセンサに使用可能であり、多数箇所の同時測定が容易化される。特に 、センサ取付具の接合は上方開口螺子孔に6角孔付止め螺子等の総螺子タイプを 使用するためメンテナンス時に発生する螺子の損傷等においても取替が容易であ るとともに、被測定物あるいはセンサ取付具のいずれかの螺子が損傷した場合も 小径螺子と1サイズアップ程度で対応が可能となり、センサ取付具を有効に利用 することができる。更にセンサケーブルを鉛直下方に配置する事が容易となるの でセンサケーブルの寿命を長くし、断線等によるノイズの発生を少なくする事が 出来る。また、多くの螺子取付タイプの振動センサに共用できるため、多量生産 により安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の正面図
【図2】本考案実施例の平面図
【図3】図2のA−A断面図
【図4】他の実施例のA−A断面図
【図5】他の実施例のA−A断面図
【図6】他の実施例の底面図
【図7】使用状態の実施例斜視図
【図8】従来例の正面図
【図9】従来例の平面図
【符号の説明】
1 円板状台座(フランジ) 2 貫通雌螺子孔 2A 貫通長孔 3 有底雌螺子孔 4 6角柱状突起部 5 有底雌螺子孔 100 振動センサ取付具

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数箇の放射状に配置され厚み方向に穿設
    された取付孔を有する円板状台座の底面中心部に下方に
    開口する雌螺子孔が穿設されており、該台座上面中心部
    に偶数角柱状の突起部が円板状台座と一体構成されてお
    り、該突起部上面中心部に上方に開口する雌螺子孔が穿
    設されている事を特徴とする振動センサ取付具。
  2. 【請求項2】取付孔が貫通雌螺子孔でありかつ中心部に
    開口する雌螺子孔が有底雌螺子孔である請求項1に記載
    の振動センサ取付具。
  3. 【請求項3】取付孔が、その長軸が半径方向に沿って延
    びる長孔である請求項1に記載の振動センサ取付具。
  4. 【請求項4】偶数角柱状の突起部が4角柱もしくは6角
    柱状の突起部である請求項1乃至3の内いずれか1項に
    記載の振動センサ取付具。
JP2789591U 1991-03-28 1991-03-28 振動センサ取付具 Expired - Lifetime JP2559329Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010066238A (ja) * 2008-09-12 2010-03-25 Tlv Co Ltd 回転機の作動状態検出装置
JPWO2018104981A1 (ja) * 2016-12-06 2019-06-24 三菱重工コンプレッサ株式会社 振動計組立体、回転機械、振動計の取付け方法および取外し方法

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