JPWO2018097110A1 - 発電素子、およびスマートキー - Google Patents
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Abstract
本発明の発電素子の一つの態様は、第1方向に延びるコイルと、コイルの内側に挿入され、大バルクハウゼン効果が生じる磁性部材と、コイルの外側において、磁性部材の周囲に配置されるマグネットと、マグネットに固定される第1弾性部材と、磁性部材、コイル、マグネットおよび第1弾性部材を収容する筐体と、を備える。マグネットは、第1方向と直交する第2方向に沿って並んで配置される交互に異なる磁極を有する。第1弾性部材は、マグネットと筐体とを接続し、第2方向に伸縮可能である。マグネットは、第1弾性部材の伸縮に伴って、筐体に対して第2方向に移動する。
Description
本発明は、発電素子、およびスマートキーに関する。
大バルクハウゼンジャンプ(大バルクハウゼン効果)を利用することでコイルに電圧パルスを発生させ、発電できることが知られる。例えば、日本国特許第4415158号公報には、磁石を回転させることで、磁性素子に大バルクハウゼンジャンプを生じさせ、コイルに電圧パルスを発生させる構成が記載される。
上記のような大バルクハウゼンジャンプを利用した発電素子においては、大バルクハウゼンジャンプを生じる磁性素子に対して磁石が動かされることで発電が行われる。しかし、上述した日本国特許第4415158号公報のような構成では、発電するために磁石を回転させる必要がある。そのため、例えば人の動きに起因して生じる振動等、発電素子の置かれる環境下において生じる振動を利用する場合には、磁石を回転させにくく、発電効率を十分に得にくい問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みて、大バルクハウゼン効果を利用した発電素子であって、振動を利用して効率的な発電を行うことができる発電素子、およびそのような発電素子を備えたスマートキーを提供することを目的の一つとする。
本発明の発電素子の一つの態様は、第1方向に延びるコイルと、前記コイルの内側に挿入され、大バルクハウゼン効果が生じる磁性部材と、前記コイルの外側において、前記磁性部材の周囲に配置されるマグネットと、前記マグネットに固定される第1弾性部材と、前記磁性部材、前記コイル、前記マグネットおよび前記第1弾性部材を収容する筐体と、を備える。前記マグネットは、前記第1方向と直交する第2方向に沿って並んで配置される交互に異なる磁極を有する。前記第1弾性部材は、前記マグネットと前記筐体とを接続し、前記第2方向に伸縮可能である。前記マグネットは、前記第1弾性部材の伸縮に伴って、前記筐体に対して前記第2方向に移動する。
本発明のスマートキーの一つの態様は、上記の発電素子を備える。
本発明の一つの態様によれば、大バルクハウゼン効果を利用した発電素子であって、振動を利用して効率的な発電を行うことができる発電素子、およびそのような発電素子を備えるスマートキーが提供される。
各図に示すXYZ座標系において、Z軸方向は、上下方向とする。X軸方向およびY軸方向は、Z軸方向と直交する水平方向とし、互いに直交する方向とする。以下の説明においては、Z軸方向を「上下方向Z」と呼び、X軸方向を「左右方向X」と呼び、Y軸方向を「前後方向Y」と呼ぶ。Z軸方向の正の側を「上側」と呼び、Z軸方向の負の側を「下側」と呼ぶ。X軸方向の正の側を「右側」と呼び、X軸方向の負の側を「左側」と呼ぶ。Y軸方向の正の側を「前側」と呼び、Y軸方向の負の側を「後側」と呼ぶ。本実施形態において、上下方向Zは第3方向に相当し、左右方向Xは第2方向に相当し、前後方向Yは第1方向に相当する。なお、左右方向X、前後方向Y、右側、左側、前側、および後側とは、単に各部の相対位置関係を説明するための名称であり、実際の配置関係等はこれらの名称で示される配置関係等以外の配置関係等であってもよい。
<第1実施形態>
図1に示すように、本実施形態の発電素子10は、筐体11と、回路基板60と、キャパシタ70と、コイル30と、磁性部材20と、マグネット40と、第1弾性部材51と、を備える。図1および図2に示すように、筐体11は、上下方向Zに沿って視た外形が正方形の箱状である。筐体11は、回路基板60、キャパシタ70、磁性部材20、コイル30、マグネット40および第1弾性部材51を収容する。なお、図2においては、第1弾性部材51の図示を省略する。
図1に示すように、本実施形態の発電素子10は、筐体11と、回路基板60と、キャパシタ70と、コイル30と、磁性部材20と、マグネット40と、第1弾性部材51と、を備える。図1および図2に示すように、筐体11は、上下方向Zに沿って視た外形が正方形の箱状である。筐体11は、回路基板60、キャパシタ70、磁性部材20、コイル30、マグネット40および第1弾性部材51を収容する。なお、図2においては、第1弾性部材51の図示を省略する。
筐体11は、底壁部13と、側壁部12と、天壁部14と、支持板部16と、第1凸部15a,15bと、を有する。底壁部13は、上下方向Zと直交する正方形板状である。側壁部12は、底壁部13の外縁から上側に突出する矩形環状である。図2に示すように、天壁部14は、側壁部12の上端に接続される。支持板部16は、底壁部13の上面に配置される。図1に示すように、支持板部16は、左右方向Xに延びる長方形板状である。支持板部16の左右方向両端部は、側壁部12に接続される。
第1凸部15a,15bは、筐体11の内側面から左右方向Xに突出する。第1凸部15aは、側壁部12の内側面のうち左側の内側面から右側に突出する。第1凸部15bは、側壁部12の内側面のうち右側の内側面から左側に突出する。第1凸部15a,15bは、互いに他方の第1凸部に向かって突出する。第1凸部15aと第1凸部15bとは、前後方向Yにおいて同じ位置に配置される。第1凸部15a,15bは、支持板部16の上側に配置される。図示は省略するが、第1凸部15a,15bは、左右方向Xに延びる円柱状である。
回路基板60は、支持板部16よりも後側において底壁部13の上面に配置される。回路基板60は、上下方向Zと直交する正方形板状である。回路基板60は、コイル30と電気的に接続される。キャパシタ70は、回路基板60の上面に取り付けられる。
コイル30は、前後方向Yに延びる。コイル30は、導線が前後方向Yと平行な軸を中心として螺旋状に巻かれて構成される。すなわち、本明細書において「コイルの延びる方向」とは、螺旋状に巻かれたコイルの中心軸に沿った方向を含む。コイル30は、回路基板60の上側に配置される。図1では、コイル30は、左右方向Xにおいて、発電素子10の中央に配置される。
コイル30の後側の端部は、第1端子31と電気的に接続される。第1端子31は、筐体11の外部に配置される。コイル30の前側の端部は、キャパシタ70の一方の電極と電気的に接続される。キャパシタ70の他方の電極は、第2端子32と電気的に接続される。第2端子32は、筐体11の外部に配置される。このように、キャパシタ70は、コイル30と直列接続される。そのため、コイル30に生じた電流によってキャパシタ70を充電できる。これにより、発電素子10が搭載される機器に応じて第1端子31と第2端子32とから好適に電力を出力できる。
磁性部材20は、前後方向Yに延びる円柱状である。磁性部材20は、回路基板60の上側に配置される。図2に示すように、磁性部材20は、回路基板60の上面から上側に突出する支持部61によって、下側から支持される。磁性部材20は、コイル30の内側に挿入される。本実施形態では、磁性部材20にはコイル30が巻き付けられる。本実施形態において磁性部材20の前後方向Yの寸法は、コイル30の前後方向Yの寸法とほぼ同じである。磁性部材20は、大バルクハウゼン効果が生じる部材である。磁性部材20は、例えば、アモルファス金属製である。ここで、大バルクハウゼン効果とは、ある対象に対して作用する磁界の向きが反転した際に、ある対象内の磁束密度の向きが急激に反転する大バルクハウゼンジャンプが生じる現象である。なお、磁性部材20は、大バルクハウゼン効果が生じる部材であれば、特に限定されず、ウィーガント・ワイヤ等であってもよい。
マグネット40は、コイル30の外側において、磁性部材20の周囲に配置される。図1では、マグネット40は、磁性部材20の前側に配置される。マグネット40は、左右方向Xに延びる角柱状である。図2に示すように、マグネット40は、支持板部16の上面に配置される。マグネット40は、支持板部16の上面に沿って左右方向Xに移動可能である。マグネット40は、前後方向Yに沿って視て、磁性部材20と重なる位置に配置される。そのため、マグネット40が磁性部材20の上側に配置されるような場合に比べて、発電素子10の上下方向Zの寸法を小さくできる。
なお、本明細書において説明するマグネットと磁性部材との配置関係は、特に断りのない限り、少なくとも定常状態において満たせばよい。定常状態とは、筐体の下面を水平面上に設置した状態において、発電素子が停止し、かつ、マグネットが静止した状態である。
図1に示すように、マグネット40は、前後方向Yと直交する左右方向Xに沿って並んで配置される交互に異なる磁極を有する。本実施形態においてマグネット40は、交互に異なる磁極として、N極41と、N極41の右側に配置されるS極42と、を有する。交互に異なる磁極同士の境界、すなわちN極41とS極42との境界43における左右方向Xの位置は、磁性部材20における左右方向幅内である。図1では、境界43における左右方向Xの位置は、磁性部材20の左右方向Xの中心における左右方向Xの位置と同じである。境界43は、前後方向Yに沿って視て、磁性部材20と重なる。境界43は、マグネット40の左右方向Xの中心に配置される。
第1弾性部材51は、左右方向Xに伸縮可能である。第1弾性部材51は、左右方向Xに延びるコイルバネである。第1弾性部材51は、非磁性体である。第1弾性部材51は、マグネット40に固定される。第1弾性部材51は、マグネット40と筐体11とを接続する。
本実施形態において第1弾性部材51は、第1弾性部材51aと第1弾性部材51bとの一対設けられる。一対の第1弾性部材51a,51bは、マグネット40の左右方向両端部にそれぞれ固定される。第1弾性部材51aの右側の端部は、マグネット40の左側の端部に固定される。第1弾性部材51aの左側の端部は、第1凸部15aに固定される。より詳細には、第1弾性部材51aは、第1弾性部材51aの左右方向端部、すなわち左側の端部の開口に第1凸部15aが嵌め合わされて、第1凸部15aに固定される。そのため、第1弾性部材51aを容易かつ安定して筐体11に固定することができる。
第1弾性部材51bの左側の端部は、マグネット40の右側の端部に固定される。第1弾性部材51bの右側の端部は、第1凸部15bに固定される。より詳細には、第1弾性部材51bは、第1弾性部材51bの左右方向端部、すなわち右側の端部の開口に第1凸部15bが嵌め合わされて、第1凸部15bに固定される。そのため、第1弾性部材51bを容易かつ安定して筐体11に固定することができる。
第1弾性部材51aの弾性係数と第1弾性部材51bの弾性係数とは、例えば、同じである。第1弾性部材51a,51bの弾性係数は、発電素子10の使用環境等に応じて適宜決められる。なお、第1弾性部材51aの弾性係数と第1弾性部材51bの弾性係数とは、互いに異なっていてもよい。
マグネット40は、第1弾性部材51の伸縮に伴って、筐体11に対して左右方向Xに移動する。具体的には、発電素子10に振動が加えられることで、第1弾性部材51の左右方向Xの伸縮と共に、マグネット40が左右方向Xに振動する。マグネット40の左右方向Xの振動によって磁性部材20に大バルクハウゼン効果が生じて、コイル30に電圧パルスが生じる。
図3の上図は、磁性部材20に作用するマグネット40による磁界の強さHの変化を示すグラフである。なお、図3の上図において横軸は時間tを示し、縦軸は磁性部材20に作用する磁界の強さHを示す。図3下図は、コイル30に生じる電圧Vの変化を示すグラフである。図3の下図において横軸は時間tを示し、縦軸はコイル30に生じる電圧Vを示す。図4は、磁性部材20内の磁束密度Bと磁性部材20に作用するマグネット40による磁界の強さHとの関係を示すグラフである。図4において横軸は磁界の強さHを示し、縦軸は磁束密度Bを示す。
磁性部材20には、マグネット40によって生じる磁界が作用する。マグネット40が左右方向Xに振動すると、例えば図3の上図に示すように、磁性部材20に作用する磁界の強さHが周期的に変化する。図3の上図では、例えば、N極41が磁性部材20と対向した際に磁性部材20に作用する磁界の向きを正として示し、S極42が磁性部材20と対向した際に磁性部材20に作用する磁界の向きを負として示す。N極41が磁性部材20と対向した際に磁性部材20に作用する磁界の向きと、S極42が磁性部材20と対向した際に磁性部材20に作用する磁界の向きとは、互いに逆向きである。マグネット40が左右方向Xに振動して、磁性部材20と前後方向Yに対向する磁極が交互に変化することで、磁性部材20に作用する磁界の強さHは、正の値と負の値とを交互に繰り返す。すなわち、磁性部材20に作用する磁界の向きが交互に反転する。図3の上図は、マグネット40が一定の振幅で左右方向Xに振動する場合について示しており、磁界の強さHは、正弦波状に変化する。
磁性部材20に作用する磁界の向きが変化した後に磁界の強さHの絶対値が第1閾値に達すると、磁性部材20内の磁束密度Bの向きが急激に反転する。この磁束密度Bの向きの急激な反転によって電磁誘導が生じ、図3下図に示すように、コイル30に電圧パルスが生じる。
具体的には、例えば、図3に示す時刻t1,t3,t5,t7においてコイル30に電圧パルスが生じる。時刻t1,t5は、磁界の向きが負の向きから正の向きに切り換わった後、磁界の強さHが第1閾値H1に達した時刻である。図4に示すように、時刻t1,t5において磁束密度Bが負の値から正の値に急激に変化する。これにより、電磁誘導が生じて、コイル30に電圧パルスが生じる。図3に示すように、時刻t3,t7は、磁界の向きが正の向きから負の向きに切り換わった後、磁界の強さHが第1閾値−H1に達した時刻である。図4に示すように、時刻t3,t7において磁束密度Bが正の値から負の値に急激に変化する。これにより、電磁誘導が生じて、コイル30に電圧パルスが生じる。ここで、図3の下図に示すように、時刻t3,t7において生じる電圧パルスの向きは、時刻t1,t5において生じる電圧パルスの向きと逆向きである。
電圧パルスが生じるためには、磁界の向きが反転する前に、磁界の強さHの絶対値が第2閾値以上になる必要がある。これは、磁性部材20内全体の磁化の向きを一方向に揃えるためである。第2閾値の絶対値は、第1閾値の絶対値よりも大きい。図3の上図では、磁界の強さHが極大値となる時刻t2,t6において、磁界の強さHの絶対値が第2閾値H2の絶対値以上なため、時刻t3,t7において電圧パルスが生じる。また、磁界の強さHが極小値となる時刻t4において、磁界の強さHの絶対値が第2閾値−H2の絶対値以上なため、時刻t5において電圧パルスが生じる。また、磁界の強さHが極小値となる時刻t8において、磁界の強さHの絶対値が第2閾値−H2の絶対値以上なため、時刻t8の後に磁界の強さHが第1閾値H1となる時刻において電圧パルスが生じる。
以上のようにして、磁性部材20に作用する磁界の向きが反転するごとに、コイル30に電圧パルスが生じる。磁性部材20に対向するマグネット40の磁極が変化することで、磁性部材20に作用する磁界の向きは変化する。すなわち、N極41とS極42とが磁性部材20に対して交互に対向することで、その都度、コイル30に電圧パルスが生じる。本実施形態では、マグネット40が第1弾性部材51によって左右方向Xに振動できるため、発電素子10に振動が加えられると、一度の振動で磁性部材20に対向するマグネット40の磁極を複数回変化させることができる。そのため、発電素子10に僅かに振動が加えられた場合であっても、コイル30に複数回電圧パルスを生じさせることができ、発電素子10の発電量を大きくすることができる。したがって、本実施形態によれば、振動を利用して効率的な発電を行うことができる。
また、大バルクハウゼン効果による磁束密度Bの向きの急激な反転は、磁界の強さHの変化速度が小さい場合であっても生じる。そのため、発電素子10に加えられた振動が小さく、マグネット40が左右方向Xに振動する際のマグネット40の移動速度が小さい場合であっても、コイル30に電圧Vの値が比較的高い電圧パルスが生じる。これにより、発電素子10に加えられた振動の大きさによらず、発電素子10の発電量を大きくすることができる。
以上のように、本実施形態の発電素子10によれば、発電素子10に加えられる僅かな振動を利用して効率的な発電が可能である。そのため、例えば、発電素子10を床に埋め込んで設置することで、人が床を歩いた際の振動を利用して効率的に発電を行うことができる。また、発電素子10を人が携帯する機器に搭載することで、人が歩く際の振動を利用して効率的な発電を行うことができる。
また、本実施形態によれば、マグネット40の左右方向両端部にそれぞれ固定された一対の第1弾性部材51a,51bが設けられるため、マグネット40を安定して左右方向Xに振動させやすい。また、例えば、マグネット40が左右方向Xに移動し過ぎて筐体11に衝突することを抑制できる。
また、本実施形態によれば、境界43の左右方向Xの位置は、磁性部材20における左右方向幅内である。そのため、マグネット40が左右方向Xに振動した際、磁性部材20と対向するマグネット40の磁極が切り換わりやすい。これにより、磁性部材20に作用する磁界の向きが変化する回数を多くしやすく、発電素子10の発電量を向上できる。
また、本実施形態によれば、第1弾性部材51が非磁性体であるため、第1弾性部材51は、マグネット40によって生じる磁界に干渉しない。これにより、マグネット40が左右方向Xに振動することによって、上述した磁性部材20に作用する磁界の反転を好適に生じさせることができる。したがって、発電素子10の発電量を好適に向上できる。
本発明は上述の実施形態に限られず、他の構成を採用することもできる。以下の説明においては、上記説明と同様に構成については、適宜同一の符号を付し、説明を省略する場合がある。
第1弾性部材51の数は、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。第1弾性部材51の数が3つ以上の場合には、例えばマグネット40の左右方向端部に複数の第1弾性部材51が固定される。また、第1弾性部材51の筐体11に対する固定方法は、特に限定されない。第1弾性部材51は、側壁部12に直接固定されてもよい。この場合、第1凸部15a,15bは設けられなくてもよい。第1弾性部材51は、左右方向Xに伸縮可能でマグネット40を左右方向Xに振動させられるならば、特に限定されない。第1弾性部材51は、左右方向Xに伸縮可能な紐等であってもよい。第1弾性部材51は、磁性体であってもよい。
また、マグネット40の磁極は、2つに限られず、3つ以上であってもよい。この場合においても、N極41とS極42とが左右方向Xに沿って交互に並ぶ。また、キャパシタ70とは異なる他の電子素子をコイル30と直列接続してもよい。他の電子素子は、例えば、整流回路等である。また、キャパシタ70は、設けられなくてもよい。
<第2実施形態>
図5に示すように、本実施形態の発電素子110において筐体111は、壁部117を有する。図6に示すように、壁部117は、支持板部16の後側の端部から上側に立ち上がる壁である。壁部117の上端は、天壁部14と接続される。図5に示すように、壁部117は、左右方向Xに延びる。壁部117の左右方向両端部は、側壁部12と接続される。壁部117は、筐体111の内部を前後方向Yに仕切る。壁部117は、コイル30とマグネット40との前後方向Yの間に配置される。そのため、壁部117によって、マグネット40がコイル30に向かって後側に移動することを抑制できる。これにより、マグネット40がコイル30および磁性部材20に衝突することを抑制できる。なお、図6においては、第1弾性部材51の図示を省略する。
図5に示すように、本実施形態の発電素子110において筐体111は、壁部117を有する。図6に示すように、壁部117は、支持板部16の後側の端部から上側に立ち上がる壁である。壁部117の上端は、天壁部14と接続される。図5に示すように、壁部117は、左右方向Xに延びる。壁部117の左右方向両端部は、側壁部12と接続される。壁部117は、筐体111の内部を前後方向Yに仕切る。壁部117は、コイル30とマグネット40との前後方向Yの間に配置される。そのため、壁部117によって、マグネット40がコイル30に向かって後側に移動することを抑制できる。これにより、マグネット40がコイル30および磁性部材20に衝突することを抑制できる。なお、図6においては、第1弾性部材51の図示を省略する。
壁部117は、非磁性体である。そのため、壁部117は、マグネット40によって生じる磁界に干渉しない。これにより、マグネット40が左右方向Xに振動することによって、上述した磁性部材20に作用する磁界の反転を好適に生じさせることができる。したがって、発電素子110の発電量を好適に向上できる。
本実施形態においてマグネット40は、壁部117に接触した状態で左右方向Xに移動する。そのため、マグネット40の左右方向Xの移動を壁部117によって案内することができる。これにより、マグネット40の左右方向Xの移動を安定させることができる。
<第3実施形態>
図7に示すように、本実施形態の発電素子210において筐体211は、壁部217を有する。壁部217は、上下方向Zと直交する正方形板状である。壁部217の外縁は、側壁部12の内側面に接続される。図8に示すように壁部217は、筐体211の内部を上下方向Zに仕切る。壁部217は、コイル30とマグネット240との上下方向Zの間に配置される。そのため、マグネット240がコイル30に向かって移動することを抑制でき、マグネット240がコイル30および磁性部材20に衝突することを抑制できる。本実施形態において筐体211は、第1実施形態の筐体11と異なり、支持板部16を有しない。なお、図8においては、第1弾性部材251の図示を省略する。
図7に示すように、本実施形態の発電素子210において筐体211は、壁部217を有する。壁部217は、上下方向Zと直交する正方形板状である。壁部217の外縁は、側壁部12の内側面に接続される。図8に示すように壁部217は、筐体211の内部を上下方向Zに仕切る。壁部217は、コイル30とマグネット240との上下方向Zの間に配置される。そのため、マグネット240がコイル30に向かって移動することを抑制でき、マグネット240がコイル30および磁性部材20に衝突することを抑制できる。本実施形態において筐体211は、第1実施形態の筐体11と異なり、支持板部16を有しない。なお、図8においては、第1弾性部材251の図示を省略する。
図7に示すように、筐体211において第1凸部215a,215bは、壁部217よりも上側において側壁部12の内側面から左右方向Xに突出する。第1凸部215a,215bは、筐体211の前後方向Yの中央に配置される。
本実施形態において筐体211は、第2凸部218a,218bを有する。第2凸部218a,218bは、筐体211の内側面から前後方向Yに突出する。第2凸部218aは、側壁部12の内側面のうち前側の内側面から後側に突出する。第2凸部218bは、側壁部12の内側面のうち後側の内側面から前側に突出する。第2凸部218a,218bは、互いに他方の第2凸部に向かって突出する。第2凸部218aと第2凸部218bとは、左右方向Xにおいて同じ位置に配置される。第2凸部218a,218bは、壁部217よりも上側に配置される。第2凸部218a,218bの上下方向Zの位置は、第1凸部215a,215bの上下方向Zの位置と同じである。第2凸部218a,218bは、筐体211の左右方向Xの中央に配置される。図示は省略するが、第2凸部218a,218bは、左右方向Xに延びる円柱状である。
図8に示すように、マグネット240は、壁部217の上面に配置される。マグネット240は、壁部217の上面に沿って左右方向Xおよび前後方向Yに移動可能である。図7に示すように、マグネット240は、前後方向Yおよび左右方向Xの両方と直交する上下方向Zに沿って視て、磁性部材20と重なる位置に配置される。そのため、マグネット240が磁性部材20の前後方向Yの一方側に配置されるような場合に比べて、発電素子210の前後方向Yの寸法を小さくできる。
マグネット240は、上下方向Zに沿って視て、磁性部材20の前後方向Yの中央に配置される。マグネット240は、上下方向Zに沿って視て、筐体211の中央に配置される。マグネット240の境界243における左右方向Xの位置は、磁性部材20における左右方向幅内である。そのため、マグネット240が左右方向Xに振動した際、磁性部材20と壁部217を介して対向するマグネット240の磁極が切り換わりやすい。これにより、磁性部材20に作用する磁界の向きが変化する回数を多くしやすく、発電素子210の発電量を向上できる。図7では、境界243における左右方向Xの位置は、磁性部材20の左右方向Xの中心における左右方向Xの位置と同じである。本実施形態では、境界243は、上下方向Zに沿って視て、磁性部材20と重なる。
発電素子210は、第2弾性部材252を備える。第2弾性部材252は、前後方向Yに伸縮可能である。第2弾性部材252は、前後方向Yに延びるコイルバネである。第2弾性部材252は、非磁性体である。第2弾性部材252は、マグネット240に固定される。第2弾性部材252は、マグネット240と筐体211とを接続する。
本実施形態において第2弾性部材252は、第2弾性部材252aと第2弾性部材252bとの一対設けられる。一対の第2弾性部材252a,252bは、マグネット240の前後方向両端部にそれぞれ固定される。第2弾性部材252aの後側の端部は、マグネット240の前側の端部に固定される。本実施形態では第2弾性部材252aの後側の端部は、マグネット240の前側の端部のうちマグネット240の左右方向Xの中心、すなわち境界243に固定される。第2弾性部材252aの前側の端部は、第2凸部218aに固定される。より詳細には、第2弾性部材252aは、第2弾性部材252aの前後方向端部、すなわち前側の端部の開口に第2凸部218aが嵌め合わされて、第2凸部218aに固定される。そのため、第2弾性部材252aを容易かつ安定して筐体211に固定することができる。
第2弾性部材252bの前側の端部は、マグネット240の後側の端部に固定される。本実施形態では第2弾性部材252aの前側の端部は、マグネット240の後側の端部のうちマグネット240の左右方向Xの中心、すなわち境界243に固定される。第2弾性部材252bの後側の端部は、第2凸部218bに固定される。より詳細には、第2弾性部材252bは、第2弾性部材252bの前後方向端部、すなわち後側の端部の開口に第2凸部218bが嵌め合わされて、第2凸部218bに固定される。そのため、第2弾性部材252bを容易かつ安定して筐体211に固定することができる。
第2弾性部材252aの弾性係数と第2弾性部材252bの弾性係数とは、例えば、同じである。第2弾性部材252a,252bの弾性係数は、発電素子210の使用環境等に応じて適宜決められる。なお、第2弾性部材252aの弾性係数と第2弾性部材252bの弾性係数とは、互いに異なっていてもよい。また、第1弾性部材251の弾性係数と第2弾性部材252の弾性係数とは、同じであってもよいし、互いに異なっていてもよい。
本実施形態において第1弾性部材251a,251bは、前後方向Yにおいて筐体211の中央に配置される。第2弾性部材252a,252bは、左右方向Xにおいて筐体211の中央に配置される。
マグネット240は、第2弾性部材252の伸縮に伴って、筐体211に対して前後方向Yに移動する。具体的には、発電素子210に振動が加えられることで、第2弾性部材252の前後方向Yの伸縮と共に、マグネット240が前後方向Yに振動する。本実施形態によれば、第2弾性部材252が設けられることで、マグネット240が前後方向Yに移動した際に、第2弾性部材252が伸縮してマグネット240が移動する前後方向Yの向きと逆向きの力を加える。これにより、マグネット240が前後方向Yに移動し過ぎて筐体211に衝突することを抑制できる。一方、マグネット240の前後方向Yの移動がある程度許容されるため、発電素子210に加えられた振動によってマグネット240が自由に動きやすい。そのため、マグネット240がより左右方向Xに振動しやすくなり、発電素子210の発電量をより向上できる。
また、本実施形態によれば、マグネット240の前後方向両端部にそれぞれ固定された一対の第2弾性部材252a,252bが設けられるため、マグネット240を前後方向Yに安定して保持しやすい。また、マグネット240が前後方向Yに移動し過ぎて筐体211と衝突することをより抑制できる。
また、本実施形態のように、マグネット240の左右方向両端部とマグネット240の前後方向両端部とに弾性部材を設けることで、マグネット240を安定して保持することができる。また、マグネット240が左右方向Xおよび前後方向Yのいずれに移動する場合であっても、マグネット240が筐体211に衝突することを抑制できる。
なお、第2弾性部材252の数は、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。第2弾性部材252の数が3つ以上の場合には、例えばマグネット240の前後方向端部に複数の第2弾性部材252が固定される。また、第2弾性部材252の筐体211に対する固定方法は、特に限定されない。第2弾性部材252は、側壁部12に直接固定されてもよい。この場合、第2凸部218a,218bは設けられなくてもよい。第2弾性部材252は、前後方向Yに伸縮可能であれば、特に限定されない。第2弾性部材252は、前後方向Yに伸縮可能な紐等であってもよい。第2弾性部材252は、磁性体であってもよい。
<スマートキーの実施形態>
上述した各実施形態の発電素子が搭載される機器の一例としては、スマートキーが挙げられる。図9に示すように、本実施形態のスマートキー1は、ケース2と、制御部3と、受信部4と、送信部5と、操作部6と、上述した第1実施形態の発電素子10と、を備える。
上述した各実施形態の発電素子が搭載される機器の一例としては、スマートキーが挙げられる。図9に示すように、本実施形態のスマートキー1は、ケース2と、制御部3と、受信部4と、送信部5と、操作部6と、上述した第1実施形態の発電素子10と、を備える。
ケース2は、スマートキー1の各部を収容する。受信部4は、車両等に搭載された送信機からの信号を受信する。送信部5は、車両等に搭載された受信機に信号を送信する。操作部6は、使用者によって操作される。操作部6は、例えば、ボタンである。使用者が操作部6を押すことによって、制御部3に操作信号が送られる。制御部3には、受信部4と送信部5と操作部6とが接続される。制御部3は、受信部4によって受信された信号および操作部6から入力された操作信号に基づいて送信部5からの信号の送信を制御する。
スマートキー1において発電素子10は、電源として機能する。すなわち、発電素子10によって発電された電力が、スマートキー1の各部に供給される。例えば、スマートキー1は、使用者によって携帯される。そのため、使用者が歩行する、または使用者がスマートキー1を操作することで、スマートキー1に振動が加えられる。これにより、発電素子10に振動が加えられ、上述したようにして発電される。したがって、電池の交換を不要にできる。
なお、上述した各実施形態の発電素子の用途は限定されず、スマートキー以外のいかなる機器に搭載されてもよい。また、上述した各構成は、相互に矛盾しない範囲内において、適宜組み合わせることができる。
なお、上述した各実施形態の発電素子において、筐体は、上下方向Zに沿って視た外形が円形の円筒形状としてもよい。
1…スマートキー、10,110,210…発電素子、11,111,211…筐体、15a,15b,215a,215b…第1凸部、20…磁性部材、30…コイル、40,240…マグネット、43,243…境界、51,51a,51b,251,251a,251b…第1弾性部材、60…回路基板、70…キャパシタ、117,217…壁部、252,252a,252b…第2弾性部材、X…左右方向(第2方向)、Y…前後方向(第1方向)、Z…上下方向(第3方向)
Claims (12)
- 発電素子であって、
第1方向に延びるコイルと、
前記コイルの内側に挿入され、大バルクハウゼン効果が生じる磁性部材と、
前記コイルの外側において、前記磁性部材の周囲に配置されるマグネットと、
前記マグネットに固定される第1弾性部材と、
前記磁性部材、前記コイル、前記マグネットおよび前記第1弾性部材を収容する筐体と、
を備え、
前記マグネットは、前記第1方向と直交する第2方向に沿って並んで配置される交互に異なる磁極を有し、
前記第1弾性部材は、前記マグネットと前記筐体とを接続し、前記第2方向に伸縮可能であり、
前記マグネットは、前記第1弾性部材の伸縮に伴って、前記筐体に対して前記第2方向に移動する。 - 請求項1に記載の発電素子であって、
前記第1弾性部材は、一対設けられ、
前記一対の第1弾性部材は、前記マグネットの前記第2方向両端部にそれぞれ固定される。 - 請求項1または2に記載の発電素子であって、
前記マグネットは、前記第1方向に沿って視て、前記磁性部材と重なる位置に配置される。 - 請求項1または2に記載の発電素子であって、
前記マグネットは、前記第1方向および前記第2方向の両方と直交する第3方向に沿って視て、前記磁性部材と重なる位置に配置される。 - 請求項4に記載の発電素子であって、
前記マグネットに固定される第2弾性部材をさらに備え、
前記第2弾性部材は、前記マグネットと前記筐体とを接続し、前記第1方向に伸縮可能であり、
前記マグネットは、前記第2弾性部材の伸縮に伴って、前記筐体に対して前記第1方向に移動する。 - 請求項5に記載の発電素子であって、
前記第2弾性部材は、一対設けられ、
前記一対の第2弾性部材は、前記マグネットの前記第1方向両端部にそれぞれ固定される。 - 請求項1から6のいずれか一項に記載の発電素子であって、
前記筐体は、前記コイルと前記マグネットとの間に配置される非磁性体の壁部を有し、
前記マグネットは、前記壁部に接触した状態で前記第2方向に移動する。 - 請求項1から7のいずれか一項に記載の発電素子であって、
前記交互に異なる磁極同士の境界における前記第2方向の位置は、前記磁性部材における前記第2方向幅内である。 - 請求項1から8のいずれか一項に記載の発電素子であって、
前記筐体は、前記筐体の内側面から前記第2方向に突出する第1凸部を有し、
前記第1弾性部材は、前記第2方向に延びる円筒形状のコイルバネであり、
前記第1弾性部材は、前記第1弾性部材の前記第2方向端部の開口に前記第1凸部が嵌め合わされて、前記第1凸部に固定される。 - 請求項1から9のいずれか一項に記載の発電素子であって、
前記コイルと電気的に接続される回路基板と、
前記回路基板に取り付けられるキャパシタと、
をさらに備え、
前記キャパシタは、前記コイルと直列接続される。 - 請求項1から10のいずれか一項に記載の発電素子であって、
前記第1弾性部材は、非磁性体である。 - スマートキーであって、
請求項1から11のいずれか一項に記載の発電素子を備える。
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