JPWO2018074603A1 - 遮熱構造及び遮熱構造を付加する方法 - Google Patents

遮熱構造及び遮熱構造を付加する方法 Download PDF

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Abstract

遮熱されない部分を無くして遮熱性能を高めることが容易である遮熱構造、及び遮熱構造を付加する方法を提供する。内部空間(18)を形成する壁体(12a)〜(12d)の内壁面(14a)〜(14d)に固定された複数の桟部材(22)と、内壁面(14a)〜(14d)を隙間なく覆い、かつ内壁面(14a)〜(14d)との間に空気層(16a)〜(16d)が形成されるように、桟部材(22)に固定されたシート状の遮熱部材(30)と、を備える。遮熱部材(30)は、基材層の一対の主面のうち、内壁面(14a)〜(14d)に対向する一方の主面に、赤外線反射層が形成されている。

Description

本発明は、遮熱構造及び遮熱構造を付加する方法に関し、詳しくは、壁体で囲まれた内部空間を有する設備に付加する遮熱構造及び遮熱構造を付加する方法に関する。
冷蔵コンテナやプレハブ冷凍庫などは、壁体で囲まれた内部空間を有する設備である。冷蔵車などは、荷台に、壁体で囲まれた内部空間を有する設備が搭載されている。
壁体で囲まれた内部空間を有する設備は、外部環境と内部空間との間における熱エネルギーの移動を遮断ないし抑制することによって、遮熱性能を高め、エネルギー消費を減らすことができる。
例えば図8に示すように、壁体で囲まれた内部空間を有する設備の外面(トラック2の荷室の屋根3)に遮熱シート1を貼ることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−8496号公報
遮熱シートが貼られていない部分を無くすと、遮熱性能を高めることができる。しかしながら、設備の外面は、一般に複雑な形状である。そのため、設備のすべての外面に隙間なく遮熱シートを貼り、遮熱されない部分を無くして遮熱性能を高めることは、容易でない。
本発明は、かかる事情に鑑みて、遮熱されない部分を無くして遮熱性能を高めることが容易である遮熱構造、及び遮熱構造を付加する方法を提供しようとするものである。
本発明は、上記課題を解決するために、以下のように構成した遮熱構造を提供する。
遮熱構造は、壁体で囲まれた内部空間を有する設備に付加する。遮熱構造は、(a)前記壁体の内壁面に固定された複数の桟部材と、(b)前記内壁面を隙間なく覆い、かつ、前記内壁面との間に空気層を形成するように、前記桟部材に固定されたシート状の遮熱部材と、を備える。前記遮熱部材は、(i)一対の主面を有する基材層と、(ii)前記内壁面に対向する一方の前記主面に形成された第1の赤外線反射層と、を含む。
上記構成において、壁体の熱エネルギーは、輻射、対流、伝導の3つの態様で、遮熱部材で囲まれた遮熱構造の内部空間に移動する。遮熱構造は、輻射、対流、伝導の3つの態様の熱エネルギーの移動を抑制し、遮熱性能を高めることができる。輻射による熱エネルギーの移動は、遮熱部材の第1の赤外線反射層が、壁体からの輻射の大部分を反射することによって、抑制される。対流、伝導による熱エネルギーの移動は、空気層によって抑制することができる。設備の内部空間内において遮熱部材で内壁面を隙間なく覆うことは、容易である。
したがって、遮熱されない部分を無くして遮熱性能を高めることが容易である。
好ましくは、前記遮熱部材は、接着により前記桟部材に固定される。
遮熱部材を、螺子等の固定用部材を用いて桟部材に固定すると、固定用部材に熱が伝わり、遮熱性能が低下する。遮熱部材を桟部材に接着すると、このような遮熱性能の低下が生じない。
好ましくは、前記桟部材は、樹脂からなる。
遮熱構造の桟部材に、一般の桟と同様に木材を用いると、結露等の影響で、反りや割れが生じたり、カビが生えたりする恐れがある。樹脂は、木材に比べ、結露等の影響を受けにくく、カビ防止も容易である。また、遮熱部材との接着性が優れた材質を選択することができる。
好ましくは、前記遮熱部材は、(iii)前記基材層の他方の前記主面に形成された第2の赤外線反射層を、さらに含む。
遮熱部材は、基材層の両主面に赤外線反射層が形成されることによって、基材の一方主面のみに赤外線反射層が形成された場合よりも、遮熱性能が向上する。また、遮熱部材の表裏を区別せずに施工することができる。さらに、遮熱構造の内部空間から壁体に熱エネルギーが移動する場合の遮熱性能が向上する。
また、本発明は、上記課題を解決するために、以下のように構成した遮熱構造を付加する方法を提供する。
遮熱構造を付加する方法は、壁体で囲まれた内部空間を有する設備に、遮熱構造を付加する方法である。遮熱構造を付加する方法は、(i)複数の桟部材と、シート状の遮熱部材とを準備する第1の工程と、(ii)前記桟部材と前記遮熱部材とを用いて、前記内部空間に前記遮熱構造を作製する第2の工程と、を備える。前記第2の工程において、前記桟部材は、前記壁体の内壁面に固定され、前記遮熱部材は、前記内壁面を隙間なく覆い、かつ、前記内壁面との間に空気層を形成するように、前記桟部材に固定される。前記遮熱部材は、(a)一対の主面を有する基材層と、(b)前記内壁面に対向する一方の前記主面に形成された第1の赤外線反射層と、を含む。
上記方法で設備に遮熱構造を付加すると、遮熱されない部分を無くして遮熱性能を高めることが容易である。
好ましくは、前記遮熱部材は、接着により前記桟部材に固定される。
遮熱部材を、螺子等の固定用部材を用いて桟部材に固定すると、固定用部材に熱が伝わり、遮熱性能が低下する。遮熱部材を桟部材に接着すると、このような遮熱性能の低下が生じない。
好ましくは、前記桟部材は、樹脂からなる。
遮熱構造の桟部材に、一般の桟と同様に木材を用いると、結露等の影響で、反りや割れが生じたり、カビが生えたりする恐れがある。樹脂は、木材に比べ、結露等の影響を受けにくく、カビ防止も容易である。また、遮熱部材との接着性が優れた材質を選択することができる。
好ましくは、前記遮熱部材は、(c)前記基材層の他方の前記主面に形成された第2の赤外線反射層を、さらに含む。
遮熱部材は、基材層の両主面に赤外線反射層が形成されることによって、基材の一方主面のみに赤外線反射層が形成された場合よりも、遮熱性能が向上する。また、遮熱部材の表裏を区別せずに施工することができる。さらに、遮熱構造の内部空間から壁体に熱エネルギーが移動する場合の遮熱性能が向上する。
好ましくは、前記第1の工程において、前記桟部材が前記遮熱部材に固定されてなる複合遮熱部材を準備する。
この場合、内部空間内において桟部材に遮熱部材を固定する作業が不要になるため、内部空間内において効率よく作業することができる。
好ましくは、(iii)前記第2の工程の前に、前記内壁面の温度分布を測定する第3の工程を、さらに備える。
この場合、測定結果を検討し、必要に応じて適宜な対策を追加することによって、遮熱性能をより高めることができる。
好ましくは、(iv)前記第2の工程の後に、前記遮熱部材の前記内壁面とは反対側の面の温度分布を測定する第4の工程を、さらに備える。
この場合、測定結果に基づいて、遮熱構造の遮熱性能を保証することできる。また、測定結果から施工不良を発見し、手直し作業を行うことができる。
本発明によれば、遮熱されない部分を無くして遮熱性能を高めることが容易である。
図1は遮熱構造が付加されたプレハブ設備の断面図である。(実施例1) 図2は遮熱部材の断面である。(実施例1) 図3は遮熱構造の要部拡大断面図である。(実施例1) 図4は遮熱構造の要部拡大断面図である。(変形例1) 図5(a)は複合遮熱部材の平面図、図5(b)は複合遮熱部材の側面図、図5(c)は複合遮熱部材の要部拡大図である(変形例2)。 図6はコンテナに遮熱構造を付加した恒温設備の説明図である。(実施例2) 図7は恒温設備の説明図である。(実験例1) 図8は遮熱シートの貼り付けの説明図である。(従来例)
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
<実施例1> 実施例1の遮熱構造20について、図1〜図5を参照しながら説明する。
図1は、遮熱構造20が付加されたプレハブ設備10の断面図である。図1に示すように、プレハブ冷蔵庫、プレハブ冷凍庫等のプレハブ設備10は、板状の複数の壁体12a〜12dが箱状に組み立てられた設備であり、壁体12a〜12dで囲まれた密閉可能な内部空間18を有する。
遮熱構造20は、プレハブ設備10の内部空間18に付加される。すなわち、遮熱構造20は、(a)壁体12a〜12dの内壁面14a〜14dに固定された複数の桟部材22と、(b)内壁面14a〜14dを隙間なく覆い、かつ、内壁面14a〜14dとの間に空気層16a〜16dを形成し、かつ、前記空気層16a〜16d内の対流速度が所定値以下となるように、桟部材22に固定されたシート状の遮熱部材30と、を備える。壁体12a〜12dの内壁面14a〜14dは、プレハブ設備10の内部空間18を形成する内周面である。遮熱部材30で囲まれた内部空間28に、床27、壁、天井等の内装を設けても構わない。
空気層16a〜16dの厚さ、すなわち、内壁面14a〜14dと遮熱部材30との間の隙間の寸法は、壁体12a〜12dの熱が遮熱部材30(詳しくは、後述する第1の赤外線反射層)に直接伝わる長さ以上が好ましい。例えば、壁体12a〜12dの熱が遮熱部材30(詳しくは、後述する第1の赤外線反射層)に直接伝わる長さが15mm未満である場合、空気層16a〜16dの厚さは、15mm以上が好ましい。
空気層16a〜16d内の対流速度が小さいほど、対流による熱エネルギーの移動が抑制され、遮熱性能が向上する。そのため、空気層16a〜16d内の対流速度は、対流速度の最大速度以下が好ましく、対流速度が0であることが、より好ましい。
空気層16a〜16d内の対流速度は、内壁面14a〜14dの温度分布や、空気層16a〜16dの厚み等によって変わる。
例えば、ある条件下では、空気層16a〜16dの厚みが24mmまでは、空気層16a〜16d内の空気は静止し、空気層16a〜16d内の対流速度は0である。空気層16a〜16dの厚みが24mmを超えると、空気層16a〜16dの厚みが30mmに達するまで、空気層16a〜16dの厚みが増すほど、空気層16a〜16d内の空気の対流速度が大きくなる。空気層16a〜16dの厚みが30mm以上では、空気層16a〜16d内の空気の対流速度は最大速度となる。この場合、空気層16a〜16dの厚みは30mm以下が好ましく、24mm以下がより好ましい。
遮熱性能の向上のためは、壁体12a〜12dから遮熱部材30に直接伝わる熱エネルギー量と、空気層16a〜16d内の対流によって壁体12a〜12dから遮熱部材30に伝達される熱エネルギー量との合計を抑制するのが効果的である。遮熱部材30に移動する熱エネルギーの総量が抑制できるのであれば、対流による熱移動の抑制を優先し、空気層16a〜16dの厚みは、壁体12a〜12dの熱が遮熱部材30に直接伝わる長さ(例えば、15mm未満)にしてもよい。
桟部材22の寸法や配置は、遮熱性能を考慮して決めることができる。例えば、桟部材22の厚みは、空気層16a〜16dの厚みが所定値となるように決める。また、空気層16a〜16d内における空気の対流速度が所定値以下となるように、適宜寸法の桟部材22を、適宜箇所に、適宜な間隔を設けて、内壁面14a〜14dに固定する。
図2は、遮熱部材30の断面である。図2に示すように、遮熱部材30は、(a)一対の主面32a,32bを有する基材層32と、(b)基材層32の一対の主面32a,32bのうち、壁体12a〜12dの内壁面14a〜14d(図1参照)に対向する一方の主面32aに形成された第1の赤外線反射層34と、(c)基材層32の他方の主面32bに形成された第2の赤外線反射層36と、を含む。
遮熱部材30は、壁体12a〜12dからの輻射のうち、第1の赤外線反射層34で反射されずに透過した成分の大部分が、第2の赤外線反射層36で反射される。そのため、遮熱部材30は、第1の赤外線反射層34のみを含む場合(すなわち、第2の赤外線反射層36を含まない場合)に比べ、遮熱性能が向上する。また、遮熱部材30は、表裏を区別せずに用いることができる。さらに、遮熱構造20の内部空間28から壁体12a〜12dに熱エネルギーが移動する場合の遮熱性能が向上する。そのため、遮熱部材30が第1及び第2の赤外線反射層34,36を含んでいることが好ましい。
もっとも、第1の赤外線反射層34のみを含み、第2の赤外線反射層36を含まない遮熱部材30を、遮熱構造20に用いても構わない。
遮熱部材30の基材層32は、1層のみでも、複数層を含んでも構わなし、内部に気泡を含む発泡系断熱材を用いて構成しても構わない。
赤外線反射層34,36は、金属箔の貼り付け、金属材料の蒸着、遮熱塗料の塗布などの方法で、基材層32の主面32a,32bに形成することができる。赤外線反射層34,36は、赤外線反射率が高い程、遮熱性能が向上するので、例えば、赤外線反射層34,36の赤外線反射率は、80%以上が好ましく、90%以上がより好ましく、95%以上がさらに一層好ましい。例えば、アルミ箔を用いると、赤外線反射率が95%以上の赤外線反射層34,36を、低コストで形成することができる。
図3は、遮熱構造20の要部拡大断面図である。図3に示すように、第1の接着層24を介して桟部材22と内壁面14a〜14dとが互いに接着されている。また、第2の接着層26を介して桟部材22と遮熱部材30とが互いに接着されている。
図4は、変形例1の遮熱構造20aの要部拡大断面図である。図4に示すように、桟部材22は、内壁面14a〜14dに溶接等で固定された金具40に螺子42を用いて固定されている。遮熱部材30は、螺子や釘などの固定用部材39を用いて桟部材22に固定されている。この場合、固定用部材39から熱が伝わり、遮熱性能が低下する。これを防ぐため、遮熱部材30に遮熱性能を有するテープ38を貼り、固定用部材39が隠れるようにすることが好ましい。
図3のように、桟部材22と遮熱部材30とが互いに接着されていると、図4のような固定用部材39に起因する遮熱性能の低下は起こらない。
図3のように、内壁面14a〜14dと桟部材22とが互いに接着されていると、図4のような金具40や螺子42が不要となる。そのため、桟部材22の厚みを小さくし、空気層16a〜16dの厚みを小さくすることによって、遮熱性能を向上させることが容易である。
桟部材22は、例えば、ウレタンを柱状に成型した部材が好ましい。桟部材22は、一般の桟と同様に木材を用いることも可能である。しかしながら、木材を用いると、結露等の影響によって、反りや割れが生じたり、カビが生えたりする恐れがある。樹脂は、木材に比べ、結露等の影響を受けにくく、カビ防止も容易である。また、遮熱部材30との接着性が優れた材質を選択することができる。したがって、桟部材22は、樹脂からなることが好ましい。
次に、遮熱構造を付加する方法について、説明する。
まず、第1の工程として、複数の桟部材22と、シート状の遮熱部材30とを準備する。次いで、第2の工程として、第1の工程で準備した桟部材22と遮熱部材30とを用いて、内部空間18に遮熱構造20を作製する。
第1の工程において、桟部材22と遮熱部材30とを別々に準備する代わりに、桟部材22が遮熱部材30に固定されてなる複合遮熱部材50を準備してもよい。
図5(a)は、複合遮熱部材50の平面図である。図5(b)は、複合遮熱部材50の側面図である。図5(a)及び図5(b)に示すように、複合遮熱部材50は、帯状の遮熱部材30に、断面矩形で柱状の桟部材22が固定されている。桟部材22は、遮熱部材30の長手方向に所定の間隔を設けて、かつ、桟部材22の長手方向が遮熱部材30の長手方向と直交するように、配置されている。複合遮熱部材50はロール状態に巻いた状態で、簡単に保管し搬送することができる。
図5(c)は、複合遮熱部材50の要部拡大図である。図5(c)に示すように、接着剤や両面テープを用いて遮熱部材30に桟部材22が接着され、遮熱部材30と桟部材22との間に第2の接着層26が形成されている。桟部材22は、遮熱部材30とは反対側の面に、剥離材25で覆われた第1の接着層24が形成されている。剥離材25を剥がすことにより、桟部材22を内壁面14a〜14dに簡単に接着することができる。第1の接着層24は、1種類の接着剤で形成されても、特性の異なる複数種類の接着剤が分布するように形成されてもよい。
なお、複合遮熱部材50は、接着以外の方法で、遮熱部材30に桟部材22が固定されても構わない。
第1の接着層24及び剥離材25がない複合遮熱部材50を用いても構わない。この場合、複合遮熱部材50の桟部材22は、接着その他の適宜な方法で、内壁面14a〜14dに固定する。
複合遮熱部材50を用いると、内部空間18内において桟部材22に遮熱部材30を固定する作業が不要になるため、内部空間18内において効率よく作業することができる。
遮熱構造20を作製する第2工程の前に、第3の工程として、内壁面14a〜14dの温度分布を測定してもよい。この場合、測定結果を検討し、必要に応じて適宜な対策を追加することによって、遮熱性能をより高めることができる。例えば、内壁面の高温部分の熱源側に遮熱・断熱対策を追加する。あるいは、高温部分の熱を他の部分に逃がす対策を追加する。あるいは、温度分布に応じて、桟部材22の厚みや配置を適宜に選択し、空気層内の空気の対流速度が所定値以下となるようにする。
遮熱構造20を作製する第2の工程の後に、第4の工程として、遮熱部材30の内壁面14a〜14dとは反対側の面(例えば、図2に示す第2の赤外線反射層36)の温度分布を測定する。この場、測定結果に基づいて、遮熱構造20の遮熱性能を保証することできる。また、測定結果から施工不良を発見し、手直し作業を行うことができる。
温度分布は、例えば赤外線サーモグラフィ技術を用いて測定する。温度分布図は、壁体12a〜12dで囲まれたプレハブ設備10の内部空間18の三次元モデルや、遮熱部材30で囲まれた遮熱構造20の内部空間28の三次元モデルに貼り付けて三次元表示すると、全体の温度分布が分かりやすくなる。
プレハブ設備10に遮熱構造20を付加すると、壁体12a〜12dの熱エネルギーは、輻射、対流、伝導の3つの態様で、遮熱部材30で囲まれた遮熱構造20の内部空間28に移動する。遮熱構造20は、輻射、対流、伝導の3つの態様の熱エネルギーの移動を総合的に抑制し、遮熱性能を高めることができる。
すなわち、輻射による熱エネルギーの移動は、遮熱部材30の第1の赤外線反射層34が、壁体12a〜12dからの輻射の大部分を反射することによって、抑制される。対流による熱エネルギーの移動は、空気層16a〜16d内の対流速度が所定値以下となることによって、抑制される。伝導による熱エネルギーの移動は、空気層16a〜16dの厚さが、壁体12a〜12dの熱が第1の赤外線反射層34に直接伝わる長さ以上であることによって、抑制される。
さらに、プレハブ設備10の内部空間18内において、遮熱部材30で内壁面14a〜14dを隙間なく覆うことは、容易である。
したがって、遮熱されない部分を無くして遮熱性能を高めることが容易である。
<実施例2> コンテナ60に遮熱構造を付加した実施例2の恒温設備80について、図6を参照しながら説明する。以下では、実施例1との相違点を中心に説明する。
図6は、コンテナ60に遮熱構造を付加した恒温設備80の説明図である。図6に示すように、壁体が箱状に結合され、壁体で囲まれた内部空間を有するコンテナ60の内壁面に、実施例1と同じ遮熱構造(図示せず)が付加されている。遮熱部材で囲まれた遮熱構造の内部空間には、エアコンの室内機62が設置されている。コンテナ60の上部には、太陽光パネル70が設置されている。
エアコンの室外機64と、パワーコントローラ72と、蓄電池74とが、コンテナ60の端部に組み込まれ、又は、コンテナ60に隣接して設置されている。
太陽光パネル70で発電された電力は、パワーコントローラ72を介して、蓄電池74に蓄えられ、あるいは室外機64に供給される。太陽光パネル70の発電量が不足するとき、パワーコントローラ72は、蓄電池74から室外機64に電力を供給する。
恒温設備80は、次に説明する実験結果から、外部の温度が上昇しても、遮熱構造の内部空間内の温度を一定に保つことができる。
<実験例1> 実験例1として、図7に示す恒温設備82を準備した。図7に示すように、コンテナ60の内部に、実施例1と同様の遮熱構造20を付加し、遮熱部材で囲まれた遮熱構造20の内部空間に、エアコンの室内機62を設置し、外部に室外機64を設置した。
遮熱構造20の遮熱部材には、2枚の気泡シートを、気泡を含む部分が隆起してなる凹凸面同士が互いに噛み合うように貼り合わせた基材層の両面(気泡シートの平坦面)に、赤外線反射層として、赤外線反射率が97%のアルミ箔が貼り付けられたものを用いた。
比較例1として、コンテナ60に遮熱構造20を付加せず、コンテナ60内に、エアコンの室内機62を設置し、外部に室外機64を設置した。
実験例1と比較例1の両方のコンテナ60を、周囲の環境が同じ状態になるように、屋外に並べて設置した。夏季に、冷房設定温度が18℃の条件でエアコンを終日運転し、実験例1の遮熱構造の内部空間の温度、比較例1のコンテナ内の温度、エアコンの消費電力等を計測した。
実験結果から、コンテナに遮熱部材を付加することによって、外部の温度が上昇しても、遮熱構造の内部空間の温度を一定に保つことができ、エアコンの消費電力が減り、エネルギー効率が向上することが分かった。
具体的には、遮熱構造が付加されていない比較例1では、外部の気温が上昇すると、コンテナ内を設定温度に保つことができず、コンテナ内の温度が設定温度を超えた。例えば、外部の気温が34℃のとき、コンテナ内の温度が27℃まで上昇した。
一方、遮熱構造が付加された実験例1では、外部の気温が上昇しても、遮熱構造の内部空間の温度を設定温度に保つことができた。例えば、外部の気温が34℃のとき、遮熱構造の内部空間の温度を18℃に保つことができた。
実験例1の消費電力は、比較例1と比較すると、70%減少した。
<実験例2> 実験例2として、実験例1のエアコンの代わりに冷凍機を用い、−5℃の温度設定で、消費電力を計測した。比較例2として、同じ条件で、冷凍コンテナの消費電力を計測した。
実験例2の消費電力は、比較例2の冷凍コンテナと比較すると、約1/10に減少した。
<応用例> 本発明は、種々の用途に適用することができる。
運搬車の荷室や運搬用コンテナに、本発明の遮熱構造を付加し、遮熱構造の内部空間に水槽や袋を収納する。水槽や袋には、リキッドスノーや海水氷とともに鮮魚等を収容する。リキッドスノーや海水氷と本発明の遮熱構造と組み合わせることで、長時間に渡って低温状態を保つことができ、冷凍装置なしで長距離の低温輸送が可能となる。
コンテナに本発明の遮熱構造を付加し、窓や扉等を設け、被災者住宅として使うと、迅速な復興を実現できる。非常用住宅として、予め準備しておいてもよい。遮熱構造の内部空間の内面に、例えば光触媒を含む漆喰を塗布するなど、機能性材料を含む内装材を使用することによって、有害物質の分解等による室内の空気の清浄化、湿度の維持等の効果が得られる。
コンテナに本発明の遮熱構造を付加し、そのまま、防災備蓄庫等に使用してもよい。遮熱構造の内部空間の温度と湿度を一定に保つ設備を設けると、少ないエネルギーで、コメや野菜の品質を保ちながら貯蔵したり、熟成肉を保管したりすることができる。
<まとめ> 以上に説明したように、遮熱されない部分を無くして遮熱性能を高めることが容易である。また、CO排出量を削減する効果が得られる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、種々変更を加えて実施することが可能である。
例えば、本発明は、(a)貨物用コンテナ、冷蔵コンテナ、冷凍コンテナ、保温コンテナ、コンテナハウス等の、壁体で囲まれた内部空間を有するコンテナ、(b)プレハブ冷蔵庫、プレハブ冷凍庫、プレハブ保温庫、プレハブ恒温高湿庫、プレハブ収納庫等の、壁体で囲まれた内部空間を有するプレハブ設備、(c)冷蔵車、保冷車、冷凍車などが備える、壁体で囲まれた内部空間を有する荷台設備、などに適用することができる。また、本発明の遮熱構造は、既存・既設のコンテナ、プレハブ設備、荷台設備などに後から付加することもできるし、予め本発明の遮熱構造を付加したコンテナ設備、プレハブ設備、荷台設備などを、製品として製造・販売することもできる。
10 プレハブ設備
12a〜12d 壁体
14a〜14d 内壁面
16a〜16d 空気層
18 内部空間
20,20a 遮熱構造
18 内部空間
20 遮熱構造
22 桟部材
28 内部空間
30 遮熱部材
32 基材層
32a 一方の主面
32b 他方の主面
34 第1の赤外線反射層
36 第2の赤外線反射層
50 複合遮熱部材

Claims (11)

  1. 壁体で囲まれた内部空間を有する設備に付加する遮熱構造であって、
    前記壁体の内壁面に固定された複数の桟部材と、
    前記内壁面を隙間なく覆い、かつ、前記内壁面との間に空気層を形成するように、前記桟部材に固定されたシート状の遮熱部材と、
    を備え、
    前記遮熱部材は、
    一対の主面を有する基材層と、
    前記内壁面に対向する一方の前記主面に形成された第1の赤外線反射層と、
    を含むことを特徴とする、遮熱構造。
  2. 前記遮熱部材は、接着により前記桟部材に固定されることを特徴とする、請求項1に記載の遮熱構造。
  3. 前記桟部材は、樹脂からなることを特徴とする、請求項1又は2に記載の遮熱構造。
  4. 前記遮熱部材は、前記基材層の他方の前記主面に形成された第2の赤外線反射層を、さらに含むことを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一つに記載の遮熱構造。
  5. 壁体で囲まれた内部空間を有する設備に、遮熱構造を付加する方法であって、
    複数の桟部材と、シート状の遮熱部材とを準備する第1の工程と、
    前記桟部材と前記遮熱部材とを用いて、前記内部空間に前記遮熱構造を作製する第2の工程と、
    を備え、
    前記第2の工程において、前記桟部材は、前記壁体の内壁面に固定され、前記遮熱部材は、前記内壁面を隙間なく覆い、かつ、前記内壁面との間に空気層を形成するように、前記桟部材に固定され、
    前記遮熱部材は、
    一対の主面を有する基材層と、
    前記内壁面に対向する一方の前記主面に形成された第1の赤外線反射層と、
    を含むことを特徴とする、遮熱構造を付加する方法。
  6. 前記遮熱部材は、接着により前記桟部材に固定されることを特徴とする、請求項5に記載の遮熱構造を付加する方法。
  7. 前記桟部材は、樹脂からなることを特徴とする、請求項5又は6に記載の遮熱構造を付加する方法。
  8. 前記遮熱部材は、前記基材層の他方の前記主面に形成された第2の赤外線反射層を、さらに含むことを特徴とする、請求項5乃至7のいずれか一つに記載の遮熱構造を付加する方法。
  9. 前記第1の工程において、前記桟部材が前記遮熱部材に固定されてなる複合遮熱部材を準備することを特徴とする、請求項5乃至8のいずれか一つに記載の遮熱構造を付加する方法。
  10. 前記第2の工程の前に、前記内壁面の温度分布を測定する第3の工程を、
    さらに備えたことを特徴とする、請求項5乃至9のいずれか一つに記載の遮熱構造を付加する方法。
  11. 前記第2の工程の後に、前記遮熱部材の前記内壁面とは反対側の面の温度分布を測定する第4の工程を、
    さらに備えたことを特徴とする、請求項5乃至10のいずれか一つに記載の遮熱構造を付加する方法。
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