JPWO2018074138A1 - コンデンサ - Google Patents

コンデンサ Download PDF

Info

Publication number
JPWO2018074138A1
JPWO2018074138A1 JP2018546205A JP2018546205A JPWO2018074138A1 JP WO2018074138 A1 JPWO2018074138 A1 JP WO2018074138A1 JP 2018546205 A JP2018546205 A JP 2018546205A JP 2018546205 A JP2018546205 A JP 2018546205A JP WO2018074138 A1 JPWO2018074138 A1 JP WO2018074138A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connection terminal
terminal portion
capacitor element
capacitor
bus bar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018546205A
Other languages
English (en)
Inventor
まなと 角村
まなと 角村
充 佐々木
充 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Publication of JPWO2018074138A1 publication Critical patent/JPWO2018074138A1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES OR LIGHT-SENSITIVE DEVICES, OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G2/00Details of capacitors not covered by a single one of groups H01G4/00-H01G11/00
    • H01G2/02Mountings
    • H01G2/04Mountings specially adapted for mounting on a chassis
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES OR LIGHT-SENSITIVE DEVICES, OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G4/00Fixed capacitors; Processes of their manufacture
    • H01G4/002Details
    • H01G4/018Dielectrics
    • H01G4/06Solid dielectrics
    • H01G4/14Organic dielectrics
    • H01G4/18Organic dielectrics of synthetic material, e.g. derivatives of cellulose
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES OR LIGHT-SENSITIVE DEVICES, OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G4/00Fixed capacitors; Processes of their manufacture
    • H01G4/002Details
    • H01G4/224Housing; Encapsulation
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES OR LIGHT-SENSITIVE DEVICES, OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G4/00Fixed capacitors; Processes of their manufacture
    • H01G4/002Details
    • H01G4/228Terminals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

フィルムコンデンサ(1)は、コンデンサ素子ユニット(10)と、コンデンサ素子ユニット(10)を覆う絶縁性の外装樹脂(20)とを備える。コンデンサ素子ユニット(10)は、コンデンサ素子と、コンデンサ素子の左端面電極に接続される左バスバーと、コンデンサ素子の右端面電極に接続される右バスバーとを含む。左バスバーおよび右バスバーは、これらバスバーの一端部に形成され、外装樹脂(20)の前面(20a)から露出して外部端子に接続される左接続端子部(220)および右接続端子部(320)を有し、外装樹脂(20)の前面(20a)には、左接続端子部(220)と右接続端子部(320)とを結ぶ経路上に存在するように、前面(20a)から隆起する第1隆起部(21)および第2隆起部(22)が、外装樹脂(20)と一体形成される。

Description

本発明は、コンデンサに関する。
上下および左右方向に配列された複数のコンデンサ素子と、各コンデンサ素子の両端面に形成された金属電極に接続された一対の外部引き出し端子(バスバー)とで構成されるコンデンサユニットを、外装樹脂により被覆したケースレス構造のフィルムコンデンサが特許文献1に記載されている。
特許文献1のフィルムコンデンサでは、外部引き出し端子の先端部に、外部端子が接続される接続端子部が形成される。コンデンサユニットは外装樹脂によって被覆され、外装樹脂の上面から、それぞれの外部引き出し端子の接続端子部が露出する。
特開2014−216453号公報
上記フィルムコンデンサでは、外装樹脂の上面において、一方のバスバーの接続端子部と、この接続端子部とは異極である他方のバスバーの接続端子部との間の経路がほぼ平坦な面となっている。このため、この経路上に塵埃や結露による水が堆積した場合に、異極である2つの接続端子部が塵埃や水によって接続された状態となりやすく、このような状態でフィルムコンデンサが使用されたときに、2つの接続端子部の間でトラッキングが生じる虞がある。
かかる課題に鑑み、本発明は、異極となる接続端子部間でのトラッキングの発生を防止し得るコンデンサを提供することを目的とする。
本発明の主たる態様に係るコンデンサは、コンデンサ素子ユニットと、前記コンデンサ素子ユニットを覆う絶縁性の外装樹脂と、を備える。ここで、前記コンデンサ素子ユニットは、コンデンサ素子と、前記コンデンサ素子の一方の端面電極に接続される第1バスバーと、前記コンデンサ素子の他方の端面電極に接続される第2バスバーと、を含む。前記第1バスバーおよび前記第2バスバーは、これらバスバーの一端部に形成され、前記外装樹脂の一面から露出して外部端子に接続される第1接続端子部および第2接続端子部を有し、前記外装樹脂の一面には、前記第1接続端子部と前記第2接続端子部とを結ぶ経路上に存在するように、当該一面から隆起する隆起部が、前記外装樹脂と一体形成される。
本発明によれば、異極となる接続端子部間でのトラッキングの発生を防止し得るコンデンサを提供できる。
本発明の効果ないし意義は、以下に示す実施の形態の説明により更に明らかとなろう。ただし、以下に示す実施の形態は、あくまでも、本発明を実施化する際の一つの例示であって、本発明は、以下の実施の形態に記載されたものに何ら制限されるものではない。
図1は、実施の形態に係る、フィルムコンデンサの斜視図である。 図2は、実施の形態に係る、外装樹脂で覆われる前の2つのコンデンサ素子ユニットの斜視図である。 図3は、実施の形態に係る、上下逆さまにした状態の2つのコンデンサ素子ユニットの斜視図である。 図4は、実施の形態に係る、コンデンサ素子ユニットの分解斜視図である。 図5は、実施の形態に係る、一方のコンデンサ素子ユニットの左接続端子部および右接続端子部の位置で切断したフィルムコンデンサの前部の縦断面図である。 図6(a)は、実施の形態に係る、2つのコンデンサ素子ユニットが収容された状態の成形型枠の正面図であり、図6(b)は、実施の形態に係る、図6(a)のA−A´線で切断された成形型枠の前部の縦断面図である。 図7は、実施の形態に係る、図6(a)のB−B´線で切断された成形型枠の縦断面図である。 図8(a)は、変更例1に係る、フィルムコンデンサの前部の斜視図であり、図8(b)は、変更例2に係る、フィルムコンデンサの前部の斜視図である。 図9(a)ないし(c)は、その他の変更例に係る、フィルムコンデンサの正面図である。
以下、本発明のコンデンサの一実施形態であるフィルムコンデンサ1について図面を参照して説明する。便宜上、各図には、適宜、前後、左右および上下の方向が付記されている。なお、図示の方向は、あくまでフィルムコンデンサ1の相対的な方向を示すものであり、絶対的な方向を示すものではない。
本実施の形態において、フィルムコンデンサ1が、特許請求の範囲に記載の「コンデンサ」に対応する。また、前面20aが、特許請求の範囲に記載の「一面」に対応する。さらに、第1隆起部21および第2隆起部22が、特許請求の範囲に記載の「隆起部」に対応する。さらに、左端面電極111が、特許請求の範囲に記載の「一方の端面電極」に対応し、右端面電極112が、特許請求の範囲に記載の「他方の端面電極」に対応する。さらに、左バスバー200が、特許請求の範囲に記載の「第1バスバー」に対応し、右バスバー300が、特許請求の範囲に記載の「第2バスバー」に対応する。さらに、左接続端子部220が、特許請求の範囲に記載の「第1接続端子部」に対応し、右接続端子部320が、特許請求の範囲に記載の「第2接続端子部」に対応する。
ただし、上記記載は、あくまで、特許請求の範囲の構成と実施形態の構成とを対応付けることを目的とするものであって、上記対応付けによって特許請求の範囲に記載の発明が実施形態の構成に何ら限定されるものではない。
図1は、本実施の形態に係る、フィルムコンデンサ1の斜視図である。図2は、本実施の形態に係る、外装樹脂20で覆われる前の2つのコンデンサ素子ユニット10の斜視図である。図3は、本実施の形態に係る、上下逆さまにした状態の2つのコンデンサ素子ユニット10の斜視図である。図4は、本実施の形態に係る、コンデンサ素子ユニット10の分解斜視図である。図5は、本実施の形態に係る、一方のコンデンサ素子ユニット10の左接続端子部220および右接続端子部320の位置で切断したフィルムコンデンサ1の前部の縦断面図である。なお、図5では、フィルムコンデンサ1が、その前面が上を向くような状態で描かれている。
フィルムコンデンサ1は、左右方向に並ぶ2つのコンデンサ素子ユニット10と、これらコンデンサ素子ユニット10を覆う外装樹脂20とを備える。
コンデンサ素子ユニット10は、コンデンサ素子群100と、左バスバー200と、右バスバー300と、2個の上スペーサ400と、2個の下スペーサ500とを含む。
コンデンサ素子群100は、上下および左右方向に配列された複数のコンデンサ素子110により構成される。本実施の形態では、コンデンサ素子群100が40個のコンデンサ素子110により構成される。コンデンサ素子110は上下6段に積まれ、中央の4つの段では、7個のコンデンサ素子110が前後に配列され、最も上と最も下の段では、6個のコンデンサ素子110が前後に配列される。各コンデンサ素子110は、両端面が左右方向を向く。
コンデンサ素子110は、誘電体フィルム上にアルミニウムを蒸着させた2枚の金属化フィルムを重ね、重ねた金属化フィルムを巻回または積層し、扁平状に押圧することにより形成される。コンデンサ素子110には、左側の端面に、亜鉛等の金属の吹付けにより左端面電極111が形成され、右側の端面に、同じく亜鉛等の金属の吹付けにより右端面電極112が形成される。
なお、コンデンサ素子110は、誘電体フィルム上にアルミニウムを蒸着させた金属化フィルム以外にも、亜鉛、マグネシウム等の他の金属を蒸着させた金属化フィルムにより形成されてもよい。あるいは、コンデンサ素子110は、これらの金属のうち、複数の金属を蒸着させた金属化フィルムにより形成されてもよいし、これらの金属どうしの合金を蒸着させた金属化フィルムにより形成されてもよい。
左バスバー200は、左バスバー本体210と、2つの左接続端子部220とで構成される。左バスバー本体210は、導電性材料、たとえば、銅板により形成され、左電極端子部211と、左端子取付部212とを含む。左バスバー本体210は、たとえば、一枚の銅板を適宜切り抜き、折り曲げることによって形成され、これら左電極端子部211と、左端子取付部212とが一体となっている。
左電極端子部211は、ほぼ長方形状を有し、各コンデンサ素子110の左端面電極111を覆う。左電極端子部211には、前後方向および上下方向に並ぶようにして24個の開口部213が形成される。また、左電極端子部211には、その上端縁、下端縁および後端縁と、各開口部213の上縁とに、各コンデンサ素子110の左端面電極111に対応して、一対の電極ピン214が形成される。
左端子取付部212は、左電極端子部211の前端縁から右方に延び、前側の4つのコンデンサ素子110の周面を覆う。左端子取付部212は、その下部が右側に大きく張り出し、この張出部212aに、上下方向に並ぶようにして、左接続端子部220の取付に用いられる2つの挿通孔215が形成される(図5参照)。
左接続端子部220は、銅などの導電性材料により形成され、ほぼ円柱形状を有する。左接続端子部220の前面には、雌ネジが形成された第1ネジ穴221が形成される。また、左接続端子部220の後面には、雌ネジが形成された第2ネジ穴222が形成される(図5参照)。第2ネジ穴222は第1ネジ穴221より小さく、第1ネジ穴221に繋がる。さらに、左接続端子部220には、後部の周面に環状の第1フランジ部223と環状の第2フランジ部224とが設けられ、これら第1フランジ部223と第2フランジ部224との間に、左接続端子部220の中心側(外装樹脂20の前面20aに沿う方向)に窪む窪み部225が形成される。
2つの左接続端子部220は、互いが近接して上下方向に並ぶように、左端子取付部212に配置される。各左接続端子部220の第2ネジ穴222が左端子取付部212の各挿通孔215に整合する。ネジ230が挿通孔215に通され、第2ネジ穴222に止められることにより、各左接続端子部220が左端子取付部212に固定される。さらに、各左接続端子部220と左端子取付部212とは、半田付けによっても固定される。
右バスバー300は、右バスバー本体310と、2つの右接続端子部320とで構成される。右バスバー本体310は、導電性材料、たとえば、銅板により形成され、右電極端子部311と、右端子取付部312とを含む。右バスバー本体310は、たとえば、一枚の銅板を適宜切り抜き、折り曲げることによって形成され、これら右電極端子部311と、右端子取付部312とが一体となっている。
右電極端子部311は、ほぼ長方形状を有し、各コンデンサ素子110の右端面電極112を覆う。右電極端子部311には、前後方向および上下方向に並ぶようにして24個の開口部313が形成される。また、右電極端子部311には、その上端縁、下端縁および後端縁と、各開口部313の上縁とに、各コンデンサ素子110の右端面電極112に対応して、一対の電極ピン314が形成される。
右端子取付部312は、右電極端子部311の前端縁から左方に延び、前側の4つのコンデンサ素子110の周面を覆う。右端子取付部312は、その上部が左側に大きく張り出し、この張出部312aに、上下方向に並ぶようにして、右接続端子部320の取付に用いられる2つの挿通孔315が形成される(図5参照)。
右接続端子部320は、左接続端子部220と同様の構成を有し、第1ネジ穴321、第2ネジ穴322、第1フランジ部323、第2フランジ部324および窪み部325を備える。2つの右接続端子部320は、互いが近接して上下方向に並ぶように、右端子取付部312に配置される。各右接続端子部320は、ネジ330によって右端子取付部312に固定される。さらに、各右接続端子部320と右端子取付部312とは、半田付けによっても固定される。
左バスバー200は、左電極端子部211の各電極ピン214が各コンデンサ素子110の左端面電極111に半田Sで半田着けされることにより、左端面電極111に電気的に接続される。また、右バスバー300は、右電極端子部311の各電極ピン314が各コンデンサ素子110の右端面電極112に半田Sで半田着けされることにより、右端面電極112に電気的に接続される。半田Sによってコンデンサ素子群100と左バスバー200と右バスバー300とが結合される。
2つの左接続端子部220と2つの右接続端子部320とは、コンデンサ素子ユニット10の前側において、十分な絶縁距離を置いて、上下一直線上に並ぶ。左接続端子部220と右接続端子部320とは、互いに異極となる。
2つの上スペーサ400は、コンデンサ素子群100の最上段の最前部と最後部のコンデンサ素子110の上に配置される。また、2つの下スペーサ500は、コンデンサ素子群100の最下段の最前部と最後部のコンデンサ素子110の下に配置される。
外装樹脂20は、エポキシ樹脂などの熱硬化性の樹脂により形成され、2つのコンデンサ素子ユニット10を湿気や衝撃から保護する。また、外装樹脂20は絶縁性を有する。
外装樹脂20は、外形がほぼ直方体形状を有する。外装樹脂20の前面20aからは、左側のコンデンサ素子ユニット10の2つの左接続端子部220および2つの右接続端子部320と、右側のコンデンサ素子ユニット10の2つの左接続端子部220および2つの右接続端子部320とが、前方に露出する。4つの上スペーサ400は、一部が外装樹脂20の上面20bから上方に露出した状態となり、4つの下スペーサ500は、全体が外装樹脂20内に埋没した状態となる。
外装樹脂20から露出した左接続端子部220および右接続端子部320に外部端子(図示せず)が接続される。この際、左接続端子部220の第1ネジ穴221に外部端子を接続するためのネジ(図示せず)が止められ、右接続端子部320の第1ネジ穴321に外部端子を接続するためのネジ(図示せず)が止められる。
外装樹脂20の前面20aには、2つの左接続端子部220を取り囲むように前面20aから隆起する第1隆起部21と、2つの右接続端子部320を取り囲むように前面20aから隆起する第2隆起部22とが形成される。第1隆起部21および第2隆起部22は、前方から見て上下方向に長い長円形状に形成される。これにより、左側のコンデンサ素子ユニット10における、互いに異極となる左接続端子部220と右接続端子部320とを結ぶ経路上、および、右側のコンデンサ素子ユニット10における、互いに異極となる左接続端子部220と右接続端子部320とを結ぶ経路上に第1隆起部21の一部と第2隆起部22の一部とが存在することとなる。また、左側のコンデンサ素子ユニット10の左接続端子部220は、右側のコンデンサ素子ユニット10の左接続端子部220または右接続端子部320と異極となり得るが、これらを結ぶ経路上にも、第1隆起部21の一部と第2隆起部22の一部とが存在することとなる。さらに、左側のコンデンサ素子ユニット10の右接続端子部320は、右側のコンデンサ素子ユニット10の左接続端子部220または右接続端子部320と異極となり得るが、これらを結ぶ経路上にも、第1隆起部21の一部と第2隆起部22の一部とが存在することとなる。
図5に示すように、フィルムコンデンサ1が、車両などの設置先において、外装樹脂20の前面20aが上になるように設置された場合、外装樹脂20の前面20aに塵埃や結露した水などの異物が堆積しやすい。しかしながら、外装樹脂20の前面20aには、2つの左接続端子部220と2つの右接続端子部320とを結ぶ経路上に第1隆起部21および第2隆起部22が存在するため、経路上に異物が堆積しても、外装樹脂20の前面20aと第1隆起部21および第2隆起部22との段差により異物が分断される。これにより、左接続端子部220と右接続端子部320とが異物によって電気的に接続された状態となりにくい。
同様に、一方のコンデンサ素子ユニット10の左接続端子部220および右接続端子部320と他方のコンデンサ素子ユニット10の左接続端子部220および右接続端子部320との間も異物によって電気的に接続された状態となりにくい。
ここで、第1隆起部21は、左接続端子部220の外周面に接しており、左接続端子部220の窪み部225に第1隆起部21を構成する樹脂が入り込む状態となっている。これにより、左接続端子部220が外装樹脂20から抜ける方向に力を受けても、窪み部225に入り込んだ樹脂に第2フランジ部224が引っ掛かるため、左接続端子部220が、外装樹脂20から抜ける方向に動きにくい。同様に、第2隆起部22は、右接続端子部320の外周面に接しており、右接続端子部320の窪み部325に第2隆起部22を構成する樹脂が入り込む状態となっている。よって、右接続端子部320も、外装樹脂20から抜ける方向に動きにくい。
次に、2つのコンデンサ素子ユニット10の周囲に外装樹脂20を形成する方法(工程)の一例について説明する。
図6(a)は、本実施の形態に係る、2つのコンデンサ素子ユニット10が収容された状態の成形型枠2の正面図であり、図6(b)は、本実施の形態に係る、図6(a)のA−A´線で切断された成形型枠2の前部の縦断面図である。図7は、本実施の形態に係る、図6(a)のB−B´線で切断された成形型枠2の縦断面図である。
2つのコンデンサ素子ユニット10を外装樹脂20で被覆するために、溶融状態の熱硬化性の樹脂が充填される成形型枠2が用いられる。
成形型枠2は、アルミニウムなどの金属材料からなる前側面板610、後側面板620、底面板630、左側面板640および右側面板650によってほぼ直方体の箱状に形成され、上面が開口する。成形型枠2の内部の収容室2aに、所定の隙間を有する状態で左右に並ぶようにして、2つのコンデンサ素子ユニット10が収容される。収容室2aは、収容された2つのコンデンサ素子ユニット10の大きさよりも外装樹脂20の肉厚分だけ大きい。
前側面板610の後面には、第1隆起部21を形成するための第1凹部611と、第2隆起部22を形成するための第2凹部612とが形成される。また、第1凹部611の底面611aには、上下に並ぶようにして、左接続端子部220の外径より僅かに大きな2つの第1挿通孔613が形成され、第2凹部612の底面612aには、上下に並ぶようにして、右接続端子部320の外径より僅かに大きな2つの第2挿通孔614が形成される。
前側面板610が取り付けられていない成形型枠2の収容室2a内に、2つのコンデンサ素子ユニット10が収容される。このとき、コンデンサ素子ユニット10の左接続端子部220および右接続端子部320が、収容室2a(成形型枠2)の前側面と向き合う状態となる。その後、前方から前側面板610が取り付けられる。2つの左接続端子部220が第1挿通孔613に挿入され、2つの右接続端子部320が第2挿通孔614に挿入される。前側面板610の厚みは、挿入された左接続端子部220および右接続端子部320が、前側面板610から突き出さないよう設定される。左接続端子部220の第1ネジ穴221と右接続端子部320の第1ネジ穴321にネジ660が止められ、これらネジ660で左接続端子部220および右接続端子部320が前方に締め付けられ、左接続端子部220の第1フランジ部223の前面が第1凹部611の底面611aに強く密着する状態となり、右接続端子部320の第1フランジ部323の前面が第2凹部612の底面612aに強く密着する状態となる。
収容室2aに収容された各コンデンサ素子ユニット10と成形型枠2の底面板630との間には、下スペーサ500により、溶融状態の樹脂が入り込む隙間が形成される。
成形型枠2には、前側面板610が取り付けられた後に、その上面の前部と後部とにおいて、左側面板640と右側面板650との間に前固定バー670と後固定バー680が掛け渡される。前固定バー670は、コンデンサ素子群100の上に配置された前側2つの上スペーサ400の上部が嵌め込まれる凹部671を有し、これら上スペーサ400を上から押さえる。後固定バー680は、コンデンサ素子群100の上に配置された後側2つの上スペーサ400の上部が嵌め込まれる凹部681を有し、これら上スペーサ400を上から押さえる。
2つのコンデンサ素子ユニット10がセットされた成形型枠2の収容室2a内に上方から溶融状態の樹脂が注入され、図7の一点鎖線に示すような位置、即ち、前固定バー670および後固定バー680より少し低く、コンデンサ素子群100が埋没する位置まで収容室2a内に樹脂が満たされる。第1凹部611内に樹脂が入り込んで第1隆起部21が形成され、第2凹部612内に樹脂が入り込んで第2隆起部22が形成される。
このとき、左接続端子部220の第1フランジ部223と第1凹部611の底面611aとが強く密着し、右接続端子部320の第1フランジ部323と第2凹部612の底面612aとが強く密着することで、第1挿通孔613および第2挿通孔614を通じて樹脂が外部に漏れ出すことが防止される。また、下スペーサ500の下面には複数の突部501が形成されており、これら突部501の間を樹脂が通過することで樹脂の流れが下スペーサ500により妨げられるのを抑制できる。さらに、前固定バー670と後固定バー680とにより4つの上スペーサ400を介して2つのコンデンサ素子ユニット10が上から押さえられるので、溶融状態の樹脂に没した2つのコンデンサ素子ユニット10、特にそれらの後部が上方に浮いてくるのを防止できる。
収容室2a内が熱硬化性の樹脂で満たされると、成形型枠2が加熱される。これにより樹脂が硬化し、第1隆起部21と第2隆起部22とを有する外装樹脂20が形成される。その後、外装樹脂20の形成が完了したフィルムコンデンサ1が、成形型枠2から取り出される。
本実施の形態では、上記のような構成の成形型枠2を用いることで、コンデンサ素子ユニット10がセットされた成形型枠2に上方から熱硬化性の樹脂を注入するだけで、容易に第1隆起部21と第2隆起部22とを有する外装樹脂20を形成することができる。
<実施の形態の効果>
以上、本実施の形態によれば、以下の効果が奏される。
2つの左接続端子部220と2つの右接続端子部320とを結ぶ経路上に異物が堆積しても、外装樹脂20の前面20aと第1隆起部21および第2隆起部22との段差により異物が分断され、左接続端子部220と右接続端子部320とが異物によって電気的に接続された状態となりにくい。このため、フィルムコンデンサ1が使用されたときに、左接続端子部220と右接続端子部320との間でトラッキングが発生することを防止できる。同様に、一方のコンデンサ素子ユニット10の左接続端子部220および右接続端子部320と他方のコンデンサ素子ユニット10の左接続端子部220および右接続端子部320との間も異物によって電気的に接続された状態となりにくく、これらの間でのトラッキングの発生も防止できる。
さらに、第1隆起部21および第2隆起部22は外装樹脂20と一体形成するようにしているので、別途、絶縁性の材料で第1隆起部21および第2隆起部22に相当する部品を製作して左接続端子部220および右接続端子部320に装着する必要がなく、部品点数や製造工数の増加を避けることができる。
さらに、左接続端子部220の窪み部225に第1隆起部21を構成する樹脂が入り込み、右接続端子部320の窪み部325に第2隆起部22を構成する樹脂が入り込むような構成であるため、窪み部225、325に入り込んだ樹脂に第2フランジ部224、324が引っ掛かり、左接続端子部220および右接続端子部320が、外装樹脂20から抜ける方向に動きにくい。これにより、左接続端子部220および右接続端子部320が動くことによる左バスバー200や右バスバー300の変形、破損などを防止できる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、また、本発明の適用例も、上記実施の形態の他に、種々の変更が可能である。
<変更例1>
図8(a)は、変更例1に係る、フィルムコンデンサ1の前部の斜視図である。
本変更例では、外装樹脂20の前面20aにおいて、2つの左接続端子部220を取り囲むように、長円形の環状の第3隆起部23が外装樹脂20と一体形成される。同様に、2つの右接続端子部320を取り囲むように、長円形の環状の第4隆起部24が外装樹脂20と一体形成される。
本変更例の構成とした場合も、外装樹脂20の前面20aには、2つの左接続端子部220と2つの右接続端子部320とを結ぶ経路上に第3隆起部23および第4隆起部24が存在するため、経路上に塵埃等の異物が堆積しても、外装樹脂20の前面20aと第3隆起部23および第4隆起部24との段差により異物が分断される。これにより、左接続端子部220と右接続端子部320とが異物によって電気的に接続された状態となりにくい。よって、左接続端子部220と右接続端子部320との間でトラッキングが発生することを防止できる。
同様に、一方のコンデンサ素子ユニット10の左接続端子部220および右接続端子部320と他方のコンデンサ素子ユニット10の左接続端子部220および右接続端子部320との間も異物によって電気的に接続された状態となりにくく、これらの間でのトラッキングの発生も防止できる。
なお、本変更例において、第3隆起部23および第4隆起部24が、特許請求の範囲に記載の「隆起部」に対応する。
<変更例2>
図8(b)は、変更例2に係る、フィルムコンデンサ1の前部の斜視図である。
本変更例では、外装樹脂20の前面20aにおいて、2つの左接続端子部220と2つの右接続端子部320との中間位置に左右方向に延びるリブ形状の第5隆起部25が外装樹脂20と一体形成される。同様に、一方のコンデンサ素子ユニット10の2つの左接続端子部220と他方のコンデンサ素子ユニット10の2つの左接続端子部220との中間位置と、一方のコンデンサ素子ユニット10の2つの右接続端子部320と他方のコンデンサ素子ユニット10の2つの右接続端子部320との中間位置とに、上下方向に延びるリブ形状の第6隆起部26が外装樹脂20と一体形成される。2つの第5隆起部25と2つの第6隆起部26は、外装樹脂20の前面20aの中央部で繋がって十字形状を形成する。
本変更例の構成とした場合も、外装樹脂20の前面20aには、2つの左接続端子部220と2つの右接続端子部320とを結ぶ経路上に第5隆起部25が存在するため、経路上に塵埃等の異物が堆積しても、外装樹脂20の前面20aと第5隆起部25との段差により異物が分断される。これにより、左接続端子部220と右接続端子部320とが異物によって電気的に接続された状態となりにくい。よって、左接続端子部220と右接続端子部320との間でトラッキングが発生することを防止できる。
同様に、一方のコンデンサ素子ユニット10の左接続端子部220および右接続端子部320と他方のコンデンサ素子ユニット10の左接続端子部220および右接続端子部320との間も、第6隆起部26が設けられることにより、異物によって電気的に接続された状態となりにくく、これらの間でのトラッキングの発生も防止できる。
なお、本変更例において、第5隆起部25が、特許請求の範囲に記載の「隆起部」に対応する。
<その他の変更例>
上記実施の形態では、フィルムコンデンサ1が2つのコンデンサ素子ユニット10を備える。しかしながら、フィルムコンデンサ1が1つのコンデンサ素子ユニット10を備えていてもよい。あるいは、フィルムコンデンサ1が3つ以上のコンデンサ素子ユニット10を備えていてもよい。
また、上記実施の形態では、コンデンサ素子ユニット10において、左バスバー200に、2つの左接続端子部220が互いに近接するようにまとまって配置され、右バスバー300に、2つの右接続端子部320が互いに近接するようにまとまって配置される。しかしながら、左接続端子部220および右接続端子部320の配置は如何なるものでもよく、たとえば、図9(a)ないし(c)に示すように、コンデンサ素子ユニット10において、左バスバー200の2つの左接続端子部220と右バスバーの2つの右接続端子部320とが上下方向に交互に配置されてもよい。この場合、図9(a)のように、個々の左接続端子部220の周囲に第1隆起部21が形成され、個々の右接続端子部320の周囲に第2隆起部22が形成される。また、図9(b)のように、個々の左接続端子部220の周囲に第3隆起部23が形成されてもよく、個々の右接続端子部320の周囲に第4隆起部24が形成されてもよい。さらに、図9(c)のように、交互に並ぶ左接続端子部220と右接続端子部320のそれぞれの間に、第5隆起部25が形成されてもよい。図9(a)および(b)の構成の場合、第1隆起部21および第2隆起部22のうち、どちらか一方が設けられなくてもよいし、第3隆起部23および第4隆起部24のうちどちらか一方が設けられなくてもよい。なお、図9(a)ないし(c)は、その他の変更例に係る、フィルムコンデンサ1の正面図である。本変更例のフィルムコンデンサ1は、1つのコンデンサ素子ユニット10を備えるものとされているが、複数のコンデンサ素子ユニット10を備えていてもよい。
さらに、左バスバー200に設けられる左接続端子部220は、複数でなく1つであってもよく、右バスバー300に設けられる右接続端子部320は、複数でなく1つであってもよい。
さらに、上記実施の形態では、左接続端子部220および右接続端子部320がほぼ円柱形状に形成される。しかしながら、左接続端子部220および右接続端子部320の形状は如何なるものでもよい。但し、第1フランジ部223、323および第2フランジ部224、324が容易に形成できる形状が望ましい。
さらに、上記実施の形態では、左バスバー200において、左接続端子部220が左バスバー本体210とは別部材で構成される。同様に、右バスバー300において、右接続端子部320が右バスバー本体310とは別部材で構成される。しかしながら、左接続端子部220と左バスバー本体210とが1つの部材により一体形成されてもよく、右接続端子部320と右バスバー本体310とが1つの部材により一体形成されてもよい。
さらに、コンデンサ素子群100を構成するコンデンサ素子110の個数は、如何なる個数であってもよい。また、コンデンサ素子ユニット10に含まれるコンデンサ素子110の個数がコンデンサ素子群100を構成するように複数個とされなくてもよく、1個であってもよい。
さらに、上記実施の形態では、コンデンサ素子110は、誘電体フィルム上にアルミニウムを蒸着させた2枚の金属化フィルムを重ね、重ねた金属化フィルムを巻回または積層することで形成されたものであるが、これ以外にも、誘電体フィルムの両面にアルミニウムを蒸着させた金属化フィルムと絶縁フィルムとを重ね、これを巻回または積層することによりコンデンサ素子110を形成してもよい。
さらに、上記実施の形態では、本発明のコンデンサの一例として、フィルムコンデンサ1が挙げられた。しかしながら、本発明は、フィルムコンデンサ1以外のコンデンサに適用することもできる。
この他、本発明の実施の形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
なお、上記実施の形態の説明において「上方」「下方」等の方向を示す用語は、構成部材の相対的な位置関係にのみ依存する相対的な方向を示すものであり、鉛直方向、水平方向等の絶対的な方向を示すものではない。
本発明は、各種電子機器、電気機器、産業機器、車両の電装等に使用されるコンデンサに有用である。
1 フィルムコンデンサ(コンデンサ)
10 コンデンサ素子ユニット
20 外装樹脂
20a 前面(一面)
21 第1隆起部(隆起部)
22 第2隆起部(隆起部)
23 第3隆起部(隆起部)
24 第4隆起部(隆起部)
25 第5隆起部(隆起部)
100 コンデンサ素子群
110 コンデンサ素子
111 左端面電極(一方の端面電極)
112 右端面電極(他方の端面電極)
200 左バスバー(第1バスバー)
220 左接続端子部(第1接続端子部)
225 窪み部
300 右バスバー(第2バスバー)
320 右接続端子部(第2接続端子部)
325 窪み部
本発明の主たる態様に係るコンデンサは、コンデンサ素子ユニットと、前記コンデンサ素子ユニットを覆う絶縁性の外装樹脂と、を備える。ここで、前記コンデンサ素子ユニットは、コンデンサ素子と、前記コンデンサ素子の一方の端面電極に接続される第1バスバーと、前記コンデンサ素子の他方の端面電極に接続される第2バスバーと、を含む。前記第1バスバーは前記第1バスバーの一端部に形成され、前記外装樹脂の一面から露出して外部端子に接続される第1接続端子部を有し、前記第2バスバーは、前記第2バスバーの一端部に形成され、前記外装樹脂の前記一面から露出して外部端子に接続される第2接続端子部を有する。前記外装樹脂の前記一面には、前記第1接続端子部と前記第2接続端子部とを結ぶ経路上に、当該一面から隆起する隆起部が存在し前記隆起部は、前記外装樹脂と一体形成される。

Claims (4)

  1. コンデンサ素子ユニットと、
    前記コンデンサ素子ユニットを覆う絶縁性の外装樹脂と、を備え、
    前記コンデンサ素子ユニットは、
    コンデンサ素子と、
    前記コンデンサ素子の一方の端面電極に接続される第1バスバーと、
    前記コンデンサ素子の他方の端面電極に接続される第2バスバーと、
    を含み、
    前記第1バスバーおよび前記第2バスバーは、これらバスバーの一端部に形成され、前記外装樹脂の一面から露出して外部端子に接続される第1接続端子部および第2接続端子部を有し、
    前記外装樹脂の一面には、前記第1接続端子部と前記第2接続端子部とを結ぶ経路上に存在するように、当該一面から隆起する隆起部が、前記外装樹脂と一体形成される、
    ことを特徴とするコンデンサ。
  2. 請求項1に記載のコンデンサにおいて、
    前記隆起部は、前記1接続端子部および前記第2接続端子部のうち、少なくとも一方の接続端子部を囲むように形成される、
    ことを特徴とするコンデンサ。
  3. 請求項2に記載のコンデンサにおいて、
    前記隆起部は、前記少なくとも一方の接続端子部の外面に接し、
    前記少なくとも一方の接続端子部の外面には、前記外装樹脂の一面に沿う方向に窪み、前記隆起部を構成する樹脂が入り込む窪み部が形成される、
    ことを特徴とするコンデンサ。
  4. 請求項1に記載のコンデンサにおいて、
    前記隆起部は、前記第1接続端子部と前記第2接続端子部の間に位置し、これら接続端子部の並び方向と交差する方向に延びるリブ形状を有する、
    ことを特徴とするコンデンサ。
JP2018546205A 2016-10-20 2017-09-22 コンデンサ Pending JPWO2018074138A1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016205822 2016-10-20
JP2016205822 2016-10-20
PCT/JP2017/034234 WO2018074138A1 (ja) 2016-10-20 2017-09-22 コンデンサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2018074138A1 true JPWO2018074138A1 (ja) 2019-08-22

Family

ID=62019366

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018546205A Pending JPWO2018074138A1 (ja) 2016-10-20 2017-09-22 コンデンサ

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JPWO2018074138A1 (ja)
CN (1) CN109844880B (ja)
WO (1) WO2018074138A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7079184B2 (ja) * 2018-10-31 2022-06-01 ニチコン株式会社 フィルムコンデンサおよびコンデンサユニット
JP7175721B2 (ja) * 2018-11-12 2022-11-21 ニチコン株式会社 フィルムコンデンサの成形方法およびその成形型枠
JP7409491B2 (ja) 2020-04-28 2024-01-09 株式会社村田製作所 コンデンサモジュール

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58142929U (ja) * 1982-03-19 1983-09-27 富士通株式会社 チツプ形フイルムコンデンサ
JPS59119023U (ja) * 1983-01-31 1984-08-11 日立コンデンサ株式会社 モ−ルド型コンデンサ
JPS59213121A (ja) * 1983-05-18 1984-12-03 株式会社日立製作所 乾式コンデンサ
JPS6073221U (ja) * 1983-10-26 1985-05-23 日立コンデンサ株式会社 モ−ルドコンデンサ
JPH01117310A (ja) * 1987-10-30 1989-05-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd コンデンサ
JPH02153514A (ja) * 1988-12-05 1990-06-13 Murata Mfg Co Ltd 積層コンデンサの製造方法
JPH09260180A (ja) * 1996-03-19 1997-10-03 Shizuki Denki Seisakusho:Kk 低インダクタンスコンデンサ
JPH1145960A (ja) * 1997-07-24 1999-02-16 Toshiba Corp 半導体装置及びその製造方法
JP2012222313A (ja) * 2011-04-14 2012-11-12 Panasonic Corp ケースモールド型コンデンサ
JP2014116446A (ja) * 2012-12-10 2014-06-26 Panasonic Corp ケースモールド型コンデンサ
JP2015035505A (ja) * 2013-08-09 2015-02-19 日立エーアイシー株式会社 金属化フィルムコンデンサ

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60118230U (ja) * 1984-01-17 1985-08-09 株式会社 指月電機製作所 樹脂封入形電気部品
JPH10189381A (ja) * 1996-12-27 1998-07-21 Hitachi Aic Inc 保安装置付コンデンサ及びその製造方法
JP2002324727A (ja) * 2001-04-25 2002-11-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd コンデンサ
JP2003173942A (ja) * 2001-12-06 2003-06-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd アルミ電解コンデンサおよびその製造方法
JP2006332493A (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Shizuki Electric Co Inc ケース入りコンデンサ
JP2011071179A (ja) * 2009-09-24 2011-04-07 Hitachi Aic Inc 金属化フィルムコンデンサ
JP5891689B2 (ja) * 2010-09-30 2016-03-23 日本ケミコン株式会社 コンデンサ
CN203799871U (zh) * 2014-03-12 2014-08-27 铜陵市天元新能源科技有限公司 用废电工聚丙烯薄膜生产的电容器绝缘罩
CN104319118A (zh) * 2014-10-28 2015-01-28 钰邦电子(无锡)有限公司 封口组件及其卷绕型固态电解电容器
CN204927049U (zh) * 2015-09-14 2015-12-30 安徽富吉电容有限责任公司 一种内置式防爆电容器
CN204927051U (zh) * 2015-09-24 2015-12-30 宁波碧彩实业有限公司 一种防爆组合电容器自动断路保护装置

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58142929U (ja) * 1982-03-19 1983-09-27 富士通株式会社 チツプ形フイルムコンデンサ
JPS59119023U (ja) * 1983-01-31 1984-08-11 日立コンデンサ株式会社 モ−ルド型コンデンサ
JPS59213121A (ja) * 1983-05-18 1984-12-03 株式会社日立製作所 乾式コンデンサ
JPS6073221U (ja) * 1983-10-26 1985-05-23 日立コンデンサ株式会社 モ−ルドコンデンサ
JPH01117310A (ja) * 1987-10-30 1989-05-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd コンデンサ
JPH02153514A (ja) * 1988-12-05 1990-06-13 Murata Mfg Co Ltd 積層コンデンサの製造方法
JPH09260180A (ja) * 1996-03-19 1997-10-03 Shizuki Denki Seisakusho:Kk 低インダクタンスコンデンサ
JPH1145960A (ja) * 1997-07-24 1999-02-16 Toshiba Corp 半導体装置及びその製造方法
JP2012222313A (ja) * 2011-04-14 2012-11-12 Panasonic Corp ケースモールド型コンデンサ
JP2014116446A (ja) * 2012-12-10 2014-06-26 Panasonic Corp ケースモールド型コンデンサ
JP2015035505A (ja) * 2013-08-09 2015-02-19 日立エーアイシー株式会社 金属化フィルムコンデンサ

Also Published As

Publication number Publication date
WO2018074138A1 (ja) 2018-04-26
CN109844880A (zh) 2019-06-04
CN109844880B (zh) 2021-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10679792B2 (en) Film capacitor
WO2017061076A1 (ja) フィルムコンデンサおよびフィルムコンデンサの製造方法
US10811189B2 (en) Film capacitor including bus bars having overlapping portions with an insulating part disposed therebetween
WO2018198527A1 (ja) コンデンサ
WO2018074138A1 (ja) コンデンサ
JP2018037433A (ja) コンデンサおよびコンデンサの製造方法
US10867751B2 (en) Capacitor
JP6575869B2 (ja) フィルムコンデンサ
WO2018016349A1 (ja) コンデンサ
WO2019225187A1 (ja) コンデンサ
JP5653242B2 (ja) フィルムコンデンサ
US11404212B2 (en) Capacitor
US11232908B2 (en) Capacitor having improved positional relationship between terminal mount and case
WO2019181109A1 (ja) コンデンサ
JP7117482B2 (ja) コンデンサ
WO2019167382A1 (ja) コンデンサ
JP3972882B2 (ja) 金属化フィルムコンデンサ
WO2022059530A1 (ja) コンデンサ
WO2022059531A1 (ja) コンデンサ
JP2022051449A (ja) コンデンサの製造方法
WO2017169956A1 (ja) 電子部品
JP2019009179A (ja) コンデンサおよびコンデンサの製造方法
JP2013105892A (ja) タンタル電解コンデンサ及びその製造方法
JP2016025123A (ja) コンデンサ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190313

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210907

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211015

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220301