JPWO2018062363A1 - ショベル - Google Patents

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Abstract

下部走行体と、前記下部走行体に旋回自在に搭載された上部旋回体と、前記上部旋回体に搭載された運転室と、作業を行う作業部位を含むアタッチメントと、前記運転室内に設けられた表示装置と、を有し、前記表示装置は、前記作業部位の情報を最後に調整したときの時間に関する情報を表示するショベル。

Description

本発明は、ショベルに関する。
建設機械としてのショベルを操作する操作者には、アタッチメントによる掘削等の作業を効率的且つ正確に行うために、熟練した操作技術が要求される。そこで、ショベルの操作経験が少ない操作者でも作業を精度良く行うことができるように、ショベルの操作をガイドする機能(以下、「マシンガイダンス機能」と称する)を有するショベルが知られている。
マシンガイダンス機能を有するショベルにおいては、掘削等の作業により摩耗したバケットの爪の摩耗量を算出し調整することにより、爪が摩耗している場合であっても正確なマシンガイダンスが可能なショベルが知られている(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第2016/098741号
しかしながら、上記の技術では、例えばバケット(爪)の調整を行ったときから時間が経過した場合、現在使用しているバケットの調整がいつ行われたかを容易に判断することができない。そのため、操作者は、調整をする必要がないタイミングでバケットの調整を行ったり、調整を行う必要があるときに調整を行うことなく掘削等の作業を行ったりする場合がある。
操作者が、調整をする必要がないタイミングでバケットの調整を行うと、工数が増加する。また、操作者が、調整を行う必要があるときに調整を行うことなく掘削等の作業を行うと、正確に掘削等の作業を行うことができない。
そこで、上記課題に鑑み、適切なタイミングでバケットの調整が行われるようにするショベルを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るショベルによれば、下部走行体と、前記下部走行体に旋回自在に搭載された上部旋回体と、前記上部旋回体に搭載された運転室と、作業を行う作業部位を含むアタッチメントと、前記運転室内に設けられた表示装置と、を有し、前記表示装置は、前記作業部位の情報を最後に調整したときの時間に関する情報を表示する。
本発明の実施形態によれば、適切なタイミングでバケットの調整が行われるようにするショベルが提供される。
実施形態に係るショベルを例示する側面図 実施形態に係るショベルのコントローラを含む接続構成を例示する図 実施形態に係るコントローラ及びマシンガイダンス装置の構成を例示する図 実施形態に係る表示装置の画像表示部に表示される設定画面の一例を示す図 実施形態に係る表示装置の画像表示部に表示される調整画面の一例を示す図 実施形態に係る表示装置の画像表示部に表示される調整画面の別の例を示す図 実施形態に係る表示装置の画像表示部に表示される調整画面の更に別の例を示す図 実施形態に係る表示装置の画像表示部に表示されるガイダンス画面の一例を示す図 実施形態に係るショベル管理システムの一例を示す図
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
図1は、実施形態に係るショベルPSを例示する側面図である。
ショベルPSの下部走行体1には、旋回機構2を介して旋回自在に上部旋回体3が搭載されている。上部旋回体3には、ブーム4が取り付けられている。ブーム4の先端には、アーム5が取り付けられている。アーム5の先端には、アームトップピンP1及びバケットリンクピンP2によりエンドアタッチメント(作業部位)としてバケット6が取り付けられている。エンドアタッチメントとしては、法面用バケット、浚渫用バケット、ブレーカ等が取り付けられてもよい。
ブーム4、アーム5、及びバケット6は、アタッチメントの一例として掘削アタッチメントを構成し、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、及びバケットシリンダ9によりそれぞれ油圧駆動される。ブーム4にはブーム角度センサS1が取り付けられ、アーム5にはアーム角度センサS2が取り付けられ、バケット6にはバケット角度センサS3が取り付けられている。掘削アタッチメントには、バケットチルト機構が設けられてもよい。ブーム角度センサS1、アーム角度センサS2、及びバケット角度センサS3を「姿勢センサ」と称することもある。
ブーム角度センサS1は、ブーム4の回動角度を検出する。ブーム角度センサS1は、例えば、水平面に対する傾斜を検出して、上部旋回体3に対するブーム4の回動角度を検出する加速度センサである。
アーム角度センサS2は、アーム5の回動角度を検出する。アーム角度センサS2は、例えば、水平面に対する傾斜を検出して、ブーム4に対するアーム5の回動角度を検出する加速度センサである。
バケット角度センサS3は、バケット6の回動角度を検出する。バケット角度センサS3は、例えば、水平面に対する傾斜を検出して、アーム5に対するバケット6の回動角度を検出する加速度センサである。
掘削アタッチメントがバケットチルト機構を備える場合、バケット角度センサS3は、チルト軸回りのバケット6の回動角度を追加的に検出する。ブーム角度センサS1、アーム角度センサS2、及びバケット角度センサS3は、可変抵抗器を利用したポテンショメータ、対応する油圧シリンダのストローク量を検出するストロークセンサ、連結回りの回動角度を検出するロータリエンコーダ等であってもよい。
上部旋回体3は、エンジン11等の動力源、車体傾斜センサS4が搭載され、カバー3aにより覆われている。車体傾斜センサS4は、上部旋回体3の傾斜角度を検出する。車体傾斜センサS4は、例えば、水平面に対する傾斜を検出して、上部旋回体3の傾斜角度を検出する加速度センサである。
上部旋回体3のカバー3a上部には、撮像装置80が設けられている。撮像装置80は、上部旋回体3からキャビン10に向かって、左側を撮像する左側カメラ80L、右側を撮像する右側カメラ80R、後方を撮像する後方カメラ80Bを有する。左側カメラ80L、右側カメラ80R、及び後方カメラ80Bは、例えば、CCDやCMOS等の撮像素子を有するデジタルカメラであり、それぞれ撮影した画像をキャビン10内に設けられている表示装置40に送る。
上部旋回体3には、運転室としてのキャビン10が設けられている。キャビン10の頂部には、GPS装置(GNSS受信機)G1、及び送信装置T1が設けられている。GPS装置G1は、ショベルPSの位置をGPS機能により検出し、位置データをコントローラ30内のマシンガイダンス装置50に供給する。送信装置T1は、ショベルPSの外部に向けて情報を発信する。送信装置T1は、例えば、後述する管理装置FS、及び携帯端末MSの少なくとも一方が受信可能な情報を発信する。また、キャビン10内には、コントローラ30、表示装置40、音声出力装置43、入力装置45、及び記憶装置47が設けられている。
コントローラ30は、ショベルPSの駆動制御を行う主制御部として機能する。コントローラ30は、CPU及び内部メモリを含む演算処理装置で構成されている。コントローラ30の各種機能は、CPUが内部メモリに格納されているプログラムを実行することで実現される。
コントローラ30は、ショベルPSの操作をガイドするマシンガイダンス装置50としても機能する。マシンガイダンス装置50は、例えば、操作者が設定した目標地形の表面である目標面とアタッチメントの作業部位との距離等といった作業情報を操作者に報知する。目標面とアタッチメントの作業部位との距離は、例えば、エンドアタッチメントとしてのバケット6の先端(爪先)、バケット6の背面、エンドアタッチメントとしてのブレーカの先端等と目標面との間の距離である。マシンガイダンス装置50は、表示装置40や音声出力装置43等を介して、作業情報を操作者に報知し、ショベルPSの操作をガイドする。
本実施形態では、マシンガイダンス装置50がコントローラ30に組み込まれているが、マシンガイダンス装置50とコントローラ30とは別に設けられてもよい。この場合、マシンガイダンス装置50は、コントローラ30と同様、CPU及び内部メモリを含む演算処理装置で構成される。マシンガイダンス装置50の各種機能は、CPUが内部メモリに格納されたプログラムを実行することで実現される。
表示装置40は、コントローラ30に含まれるマシンガイダンス装置50からの指令に応じて各種作業情報を含む画像を表示する。表示装置40は、例えば、マシンガイダンス装置50に接続される車載液晶ディスプレイである。
音声出力装置43は、コントローラ30に含まれるマシンガイダンス装置50からの音声出力指令に応じて各種音声情報を出力する。音声出力装置43は、例えば、マシンガイダンス装置50に接続される車載スピーカを含む。また、音声出力装置43は、ブザー等の警報器を含んでもよい。
入力装置45は、ショベルPSの操作者がマシンガイダンス装置50を含むコントローラ30に各種情報を入力するための装置である。入力装置45は、例えば、表示装置40の表面に設けられるメンブレンスイッチを含んで構成される。また、入力装置45は、タッチパネル等を含んで構成されてもよい。
記憶装置47は、各種情報を記憶するための装置である。記憶装置47は、例えば、半導体メモリ等の不揮発性記憶媒体である。記憶装置47は、マシンガイダンス装置50を含むコントローラ30等が出力する各種情報を記憶する。
ゲートロックレバー49は、キャビン10のドアと運転席との間に設けられ、ショベルPSが誤って操作されるのを防止する機構である。操作者が運転席に乗り込んでゲートロックレバー49を引き上げると、操作者はキャビン10から退出できなくなると共に各種操作装置が操作可能になる。操作者がゲートロックレバー49を押し下げると、操作者はキャビン10から退出可能になると共に、各種操作装置は操作不能になる。
図2は、実施形態に係るショベルPSのコントローラ30を含む接続構成を例示する図である。
表示装置40は、キャビン10に設けられ、マシンガイダンス装置50から供給される作業情報等を含む画像を表示する。表示装置40は、例えば、CAN(Controller Area Network)、LIN(Local Interconnect Network)等の通信ネットワーク、専用線等を介してマシンガイダンス装置50を含むコントローラ30に接続されている。
表示装置40は、画像表示部41に表示する画像を生成する変換処理部40aを有する。変換処理部40aは、撮像装置80から得られる画像データに基づいて画像表示部41上に表示する撮影画像を含む画像を生成する。表示装置40には、左側カメラ80L、右側カメラ80R、及び後方カメラ80Bのそれぞれから画像データが入力される。
また、変換処理部40aは、コントローラ30から表示装置40に入力される各種データのうち画像表示部41に表示させるデータを画像信号に変換する。コントローラ30から表示装置40に入力されるデータは、例えば、エンジン冷却水の温度を示すデータ、作動油の温度を示すデータ、尿素水の残量を示すデータ、燃料の残量を示すデータ、バケット6のパラメータが設定されたときの時間に関する情報を示すデータ、バケット6のパラメータが調整されたときの時間に関する情報を示すデータ等を含む。なお、以下では、バケット6のパラメータが設定されたときの時間に関する情報を「設定日情報」、バケット6のパラメータが調整されたときの時間に関する情報を「調整日情報」と称する場合もある。
変換処理部40aは、変換した画像信号を画像表示部41に出力し、撮影画像や各種データに基づいて生成した画像を画像表示部41に表示させる。
なお、変換処理部40aは、表示装置40ではなく、例えば、コントローラ30に設けられてもよい。この場合、撮像装置80は、コントローラ30に接続される。
表示装置40は、入力部としてのスイッチパネル42を有する。スイッチパネル42は、各種ハードウェアスイッチを含むパネルである。スイッチパネル42は、ライトスイッチ42a、ワイパースイッチ42b、ウィンドウォッシャスイッチ42c、及び表示切替スイッチ42dを有する。
ライトスイッチ42aは、キャビン10の外部に取り付けられるライトの点灯・消灯を切り替えるためのスイッチである。
ワイパースイッチ42bは、ワイパーの作動・停止を切り替えるためのスイッチである。
ウィンドウォッシャスイッチ42cは、ウィンドウォッシャ液を噴射するためのスイッチである。
表示切替スイッチ42dは、画像表示部41に表示される画像を切り替えるためのスイッチである。表示切替スイッチ42dは、操作されるたびに、画像表示部41に表示される画面を切り替える。画像表示部41に表示される画面は、設定画面、調整画面、ガイダンス画面を含む。設定画面は、例えば、バケット6の交換後、バケットタイプやサイズ等のパラメータを設定するために使用される画面である。調整画面は、例えば、掘削等の作業によりバケット6の爪が摩耗した際、すでに設定されているバケット6のパラメータを調整するために使用される画面である。ガイダンス画面は、作業者がマシンガイダンス機能を利用するために使用される画面である。なお、これらの画面は、表示切替スイッチ42dが操作されることにより、一の画面(例えば、設定画面、調整画面)が他の画面(例えば、ガイダンス画面)の上に重ねて表示されるものであってもよい。
表示装置40は、蓄電池70から電力の供給を受けて動作する。蓄電池70は、エンジン11のオルタネータ11a(発電機)で発電した電力で充電される。蓄電池70の電力は、コントローラ30及び表示装置40以外のショベルPSの電装品72等にも供給される。また、エンジン11のスタータ11bは、蓄電池70からの電力で駆動されてエンジン11を始動させる。
エンジン11は、メインポンプ14及びパイロットポンプ15に接続され、エンジン制御装置(ECU)74により制御される。ECU74からは、エンジン11の状態を示す各種データ(例えば、水温センサ11cで検出される冷却水温(物理量)を示すデータ等)がコントローラ30に常時送信される。コントローラ30は内部の記憶部30aにこのデータを蓄積し、適宜、表示装置40に送信できる。
メインポンプ14は、高圧油圧ラインを介して作動油をコントロールバルブ17に供給するための油圧ポンプである。メインポンプ14は、例えば、斜板式可変容量型油圧ポンプである。
パイロットポンプ15は、パイロットラインを介して各種油圧制御機器に作動油を供給するための油圧ポンプである。パイロットポンプ15は、例えば、固定容量型油圧ポンプである。
コントロールバルブ17は、ショベルPSにおける油圧システムを制御する油圧制御装置である。コントロールバルブ17は、例えば、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、バケットシリンダ9、走行用油圧モータ、及び旋回用油圧モータ等に、メインポンプ14が吐出する作動油を選択的に供給する。なお、以下では、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、バケットシリンダ9、走行用油圧モータ、及び旋回用油圧モータを、「油圧アクチュエータ」という場合がある。
操作レバー26A〜26Cは、キャビン10内に設けられ、操作者によって油圧アクチュエータの操作に用いられる。操作レバー26A〜26Cが操作されると、パイロットポンプから油圧アクチュエータのそれぞれに対応する流量制御弁のパイロットポートに作動油が供給される。各パイロットポートには、対応する操作レバー26A〜26Cの操作方向及び操作量に応じた圧力の作動油が供給される。
本実施形態では、操作レバー26Aは、ブーム操作レバーである。操作者が操作レバー26Aを操作すると、ブームシリンダ7を油圧駆動させて、ブーム4を操作できる。操作レバー26Bは、アーム操作レバーである。操作者が操作レバー26Bを操作すると、アームシリンダ8を油圧駆動させて、アーム5を操作できる。操作レバー26Cは、バケット操作レバーである。操作者が操作レバー26Cを操作すると、バケットシリンダ9を油圧駆動させて、バケット6を操作できる。なお、ショベルPSには、操作レバー26A〜26Cの他に、走行用油圧モータや旋回用油圧モータ等を駆動させる操作レバー、操作ペダル等が設けられてもよい。
コントローラ30は、例えば以下で説明する各種データを取得する。コントローラ30が取得したデータは、記憶部30aに格納される。
可変容量式油圧ポンプであるメインポンプ14のレギュレータ14aは、斜板角度を示すデータをコントローラ30に送る。また、吐出圧力センサ14bは、メインポンプ14の吐出圧力を示すデータをコントローラ30に送る。これらのデータ(物理量を表すデータ)は記憶部30aに格納される。また、メインポンプ14が吸入する作動油が貯蔵されたタンクとメインポンプ14との間の管路に設けられている油温センサ14cは、管路を流れる作動油の温度を表すデータをコントローラ30に送る。
圧力センサ15a,15bは、操作レバー26A〜26Cが操作された際にコントロールバルブ17に送られるパイロット圧を検出し、検出したパイロット圧を示すデータをコントローラ30に送る。操作レバー26A〜26Cには、スイッチボタン27が設けられている。操作者は、操作レバー26A〜26Cを操作しながらスイッチボタン27を操作することで、コントローラ30に指令信号を送ることができる。
ショベルPSのキャビン10内には、エンジン回転数調整ダイヤル75が設けられている。エンジン回転数調整ダイヤル75は、エンジンの回転数を調整するためのダイヤルであり、例えば、エンジン回転数を段階的に切り替えることができる。本実施形態では、エンジン回転数調整ダイヤル75は、SPモード、Hモード、Aモード、及びアイドリングモードの4段階にエンジン回転数を切り替えることができるように設けられている。エンジン回転数調整ダイヤル75は、エンジン回転数の設定状態を示すデータをコントローラ30に送る。なお、図2には、エンジン回転数調整ダイヤル75によりHモードが選択された状態が示されている。
SPモードは、作業量を優先したい場合に選択される回転数モードであり、最も高いエンジン回転数を利用する。Hモードは、作業量と燃費を両立させたい場合に選択される回転数モードであり、二番目に高いエンジン回転数を利用する。Aモードは、燃費を優先させながら低騒音でショベルPSを稼働させたい場合に選択される回転数モードであり、三番目に高いエンジン回転数を利用する。アイドリングモードは、エンジンをアイドリング状態にしたい場合に選択される回転数モードであり、最も低いエンジン回転数を利用する。エンジン11は、エンジン回転数調整ダイヤル75で設定された回転数モードのエンジン回転数で一定回転数に制御される。
次に、ショベルPSのコントローラ30及びマシンガイダンス装置50に設けられている各種機能について説明する。
図3は、実施形態に係るコントローラ30及びマシンガイダンス装置50の構成を例示する図である。
コントローラ30は、ECU74を含むショベルPS全体の動作を制御する。コントローラ30は、ゲートロックレバー49が押し下げられている状態では、ゲートロック弁49aを閉状態とし、ゲートロックレバー49が引き上げられている状態では、ゲートロック弁49aを開状態とするように制御する。ゲートロック弁49aは、コントロールバルブ17と操作レバー26A〜26C等との間の油路に設けられている切替弁である。ここでは、ゲートロック弁49aは、コントローラ30からの指令によって開閉する構成になっているが、ゲートロックレバー49と機械的に接続され、ゲートロックレバー49の動作に応じて開閉する構成であってもよい。
ゲートロック弁49aは、閉状態において、コントロールバルブ17と操作レバー26A〜26C等との間の作動油の流れを遮断して操作レバー26A〜26C等の操作を無効にする。また、ゲートロック弁49aは、開状態において、コントロールバルブ17と操作レバー等との間で作動油を連通させて操作レバー26A〜26C等の操作を有効にする。
コントローラ30は、ゲートロック弁49aが開状態となり、操作レバー26A〜26Cの操作が有効になった状態で、圧力センサ15a,15bによって検出されるパイロット圧から、各レバーの操作量を検出する。
コントローラ30は、ショベルPS全体の動作の制御に加えて、マシンガイダンス装置50によるガイダンスを行うか否かを制御する。具体的には、コントローラ30は、ショベルPSが休止中であると判定したときは、マシンガイダンス装置50によるガイダンスを中止するように、マシンガイダンス装置50にガイダンス中止指令を送る。
また、コントローラ30は、オートアイドルストップ指令をECU74に対して出力する際に、ガイダンス中止指令をマシンガイダンス装置50に出力してもよい。あるいは、コントローラ30は、ゲートロックレバー49が押し下げられた状態にあると判定した場合に、ガイダンス中止指令をマシンガイダンス装置50に出力してもよい。
次に、マシンガイダンス装置50について説明する。マシンガイダンス装置50は、ブーム角度センサS1、アーム角度センサS2、バケット角度センサS3、車体傾斜センサS4、GPS装置G1、入力装置45等から、コントローラ30に供給される各種信号及びデータを受信する。
マシンガイダンス装置50は、受信した信号及びデータに基づいてバケット6等のアタッチメントの実際の動作位置を算出する。そして、マシンガイダンス装置50は、アタッチメントの実際の動作位置と目標面とを比較し、例えばバケット6と目標面との間の距離等を算出する。マシンガイダンス装置50は、ショベルPSの旋回中心軸からバケット6の爪先までの距離や、目標面の傾斜角度等も算出し、これらを作業情報として表示装置40に送信する。
なお、マシンガイダンス装置50とコントローラ30とが別に設けられている場合には、マシンガイダンス装置50とコントローラ30とは、CANを通じて互いに通信可能に接続される。
マシンガイダンス装置50は、高さ算出部503、比較部504、表示制御部505、及びガイダンスデータ出力部506を有する。
高さ算出部503は、ブーム角度センサS1、アーム角度センサS2、及びバケット角度センサS3の検出信号から求められるブーム4、アーム5、及びバケット6の角度から、バケット6の先端(爪先)の高さを算出する。
比較部504は、高さ算出部503が算出したバケット6の先端(爪先)の高さと、ガイダンスデータ出力部506から出力されるガイダンスデータにおいて示される目標面の位置とを比較する。また、比較部504は、ショベルPSに対する目標面の傾斜角度を求める。高さ算出部503や比較部504において求められた各種データは、記憶装置47に記憶される。
表示制御部505は、比較部504によって求められたバケット6の高さや目標面の傾斜角度等を、作業情報として表示装置40に送信する。表示装置40は、撮像装置80から送られる撮影画像と共に、表示制御部505から送られる作業情報を画面に表示する。表示装置40の表示画面構成については後述する。また、表示制御部505は、バケット6が目標面よりも低い位置になった場合等には、音声出力装置43を介して操作者に警報を発することができる。
次に、表示装置40に表示される画面構成について、設定画面、調整画面、及びガイダンス画面の順に説明する。
図4は、実施形態に係る表示装置40の画像表示部41に表示される設定画面の一例を示す図である。
図4に示されるように、設定画面41A1は、パラメータ表示部401、バケット表示部402、及び設定日表示部403を有する。各部に表示される画像は、表示装置40の変換処理部40aによって、コントローラ30から送信される各種データから生成される。
パラメータ表示部401は、設定対象となるバケット6のパラメータの値を表示する。ショベルPSには、様々な種類(タイプ)のバケット6が装着される。パラメータ表示部401は、例えば、これらのバケットタイプに対応する番号、G−H間長さ、G−J間長さ、及びバケット幅を表示する。G−H間長さは、アームトップピンP1の中心位置であるアームトップピン位置Gと、バケットリンクピンP2の中心位置であるバケットリンクピン位置Hとを結ぶ線分の長さである。G−J間長さは、アームトップピン位置Gと、バケット6の先端(爪先)位置であるバケット先端位置Jとを結ぶ線分の長さである。具体的には、パラメータ表示部401は、操作者がバケット6を選択すると、事前に登録されたG−H間長さ、G−J間長さ、及びバケット幅を表示する。これにより、操作者は、パラメータ表示部401の表示内容により各種のパラメータの値を認識できる。また、操作者は、バケット6を選択した後、パラメータ表示部401に表示されたG−H間長さ、G−J間長さ、バケット幅を任意に編集可能である。なお、図4に示す例では、バケットタイプに対応する番号として「*」、G−H間長さとして「***」、G−J間長さとして「***」、バケット幅として「***」が表示されており、操作者は各種のパラメータの値を認識できる。このように、姿勢センサの検出値とバケット6のパラメータとを用いることで、ショベルPSの旋回軸上の一点の座標、ブームフートピン上の一点の座標等である基準座標に対するバケット6の刃先の位置を算出することができる。
バケット表示部402は、バケット6を表す画像と共に、パラメータ表示部401に表示されるパラメータに対応する長さを表示する。図4に示す例では、バケット6を表す画像と共に、G−H間長さ、及びG−J間長さが表示されており、操作者はG−H間長さ、及びG−J間長さがバケット6におけるどの部分の長さであるのかを容易に認識できる。
設定日表示部403は、最新の設定日情報を表示する。設定日情報は、バケット6のパラメータが設定されたときの時間に関する情報であり、例えば、バケット6のパラメータが設定されたときの日時と、エンジンの累積稼働時間、バケット6の累積使用時間、及びアタッチメントの累積操作時間等の累積時間情報である。
バケット6の累積使用時間は、バケット6が操作中であると判定されている時間である。バケット6が操作中であるか否かの判定は、コントローラ30がブーム角度センサS1、アーム角度センサS2、及びバケット角度センサS3からの出力信号の変化に基づいて判定する。なお、コントローラ30による操作中であるか否かの判定は、他の方法で行ってもよい。
アタッチメントの累積操作時間は、アタッチメントが操作中であると判定されている時間である。アタッチメントが操作中であるか否かの判定は、コントローラ30が圧力センサ15a,15bの検出結果に基づいて行う。例えば、コントローラ30は、操作レバー26A〜26Cの何れかが操作され、圧力センサ15a,15bによって検出されるパイロット圧が所定値以上となった場合にアタッチメントが操作中であると判定する。また、コントローラ30は、圧力センサ15a,15bによって検出されるパイロット圧が所定値未満の場合にはアタッチメントが操作中ではないと判定する。なお、コントローラ30による操作中であるか否かの判定は、他の方法で行ってもよい。
図4に示す例では、日時として「yyyy/mm/dd 16:32」、エンジンの累積稼働時間として「12300.0hr」が表示されており、操作者は直近にバケット6のパラメータが設定されたときの日時、及びエンジンの累積稼働時間を認識できる。
このように、設定画面41A1においては、設定日表示部403に設定日情報が表示される。これにより、操作者は、調整画面41B1の表示内容を確認することで、直近にバケット6のパラメータの設定が行われた日時等を認識できる。このため、操作者は、直近のバケット6のパラメータの設定が行われた日時等と、現在の日時等とを比較することにより、適切なタイミングでバケット6の交換を行うことができる。なお、操作者は、バケット6の交換に代えて、バケット6の爪のみを交換してもよい。
なお、設定画面41A1における各領域の配置等は一例であり、本実施形態に例示される構成に限られない。
図5は、実施形態に係る表示装置40の画像表示部41に表示される調整画面の一例を示す図である。図5に示されるように、調整画面41B1は、パラメータ表示部411、バケット表示部412、及び調整日表示部413を有する。各部に表示される画像は、表示装置40の変換処理部40aによって、コントローラ30から送信される各種データから生成される。
パラメータ表示部411は、調整対象となるバケット6のパラメータの値を表示する。バケット6の爪先は、バケット6による掘削等の作業を行うことにより摩耗する。パラメータ表示部411は、例えば、バケット6の爪の長さであるJ−J1間長さを表示する。J−J1間長さは、バケット先端位置Jと、爪の取付位置である爪取付位置J1とを結ぶ線分の長さである。図5に示す例では、J−J1間長さとして「***」が表示されており、操作者はJ−J1間長さが「***」であると認識できる。
バケット表示部412は、バケット6を表す画像と共に、パラメータ表示部411に表示されるパラメータに対応する長さを表示する。図5に示す例では、バケット6を表す画像と共に、J−J1間長さが表示されており、操作者はJ−J1間長さがバケット6におけるどの部分の長さであるのかを容易に認識できる。
調整日表示部413は、最新の調整日情報を表示する。調整日情報は、バケット6のパラメータが調整されたときの時間に関する情報であり、例えば、日時、エンジンの累積稼働時間、バケット6の累積使用時間、アタッチメントの累積操作時間である。
バケット6の累積使用時間は、バケット6が操作中であると判定されている時間に基づいて表示される。バケット6が操作中であるか否かの判定は、コントローラ30がブーム角度センサS1、アーム角度センサS2、及びバケット角度センサS3からの出力信号の変化に基づいて判定する。なお、コントローラ30による操作中であるか否かの判定は、他の方法で行ってもよい。
アタッチメントの累積操作時間は、アタッチメントが操作中であると判定されている時間に基づいて表示される。アタッチメントが操作中であるか否かの判定は、コントローラ30が圧力センサ15a,15bの検出結果に基づいて行う。例えば、コントローラ30は、操作レバー26A〜26Cの何れかが操作され、圧力センサ15a,15bによって検出されるパイロット圧が所定値以上となった場合にアタッチメントが操作中であると判定する。また、コントローラ30は、圧力センサ15a,15bによって検出されるパイロット圧が所定値未満の場合にはアタッチメントが操作中ではないと判定する。なお、コントローラ30による操作中であるか否かの判定は、他の方法で行ってもよい。
図5に示す例では、日時として「yyyy/mm/dd 16:32」、エンジンの累積稼働時間として「12345.6hr」が表示されており、操作者は直近にバケット6のパラメータが調整されたときの日時、及びエンジンの累積稼働時間を認識できる。
このように、調整画面41B1においては、調整日表示部413に調整日情報が表示される。これにより、操作者は、調整画面41B1を確認することで、直近にバケット6のパラメータの調整が行われた日時等を認識できる。このため、操作者は、直近のバケット6のパラメータの調整が行われた日時等と、現在の日時等とを比較することにより、適切なタイミングでバケット6のパラメータの調整を行うことができる。
なお、調整画面41B1における各領域の配置等は一例であり、本実施形態に例示される構成に限られない。
例えば、調整画面41B1は、上記以外に、バケット6のパラメータの調整が必要であることを示す情報を表示する警告表示部等を有してもよい。警告表示部は、バケット6のパラメータの調整が行われてから所定の時間が経過した場合、バケット6のパラメータの調整が必要であることを示す情報を表示する。これにより、バケット6のパラメータの調整を行う必要があるときにバケット6のパラメータの調整を行うことなく操作者が掘削等の作業を行うことを抑制できる。
図6は、実施形態に係る表示装置40の画像表示部41に表示される調整画面の別の例を示す図である。図6に示されるように、調整画面41B2は、パラメータ表示部421、バケット表示部422、設定日表示部423、及び調整日表示部424を有する。各部に表示される画像は、表示装置40の変換処理部40aによって、コントローラ30から送信される各種データから生成される。
パラメータ表示部421は、調整画面41B1と同様、調整対象となるバケット6のパラメータの値を表示する。図6に示す例では、J−J1間長さとして「***」が表示されており、操作者はJ−J1間長さが「***」であると認識できる。
バケット表示部422は、調整画面41B1と同様、バケット6を表す画像と共に、パラメータ表示部421に表示されるパラメータに対応する長さを表示する。
設定日表示部423は、設定画面41A1と同様、設定日情報を表示する。図6に示す例では、日時として「yyyy/mm/dd 16:32」、エンジンの累積稼働時間として「12300.0hr」が表示されている。これにより、操作者は直近にバケット6のパラメータが設定されたときの日時、及びエンジンの累積稼働時間を認識できる。
調整日表示部424は、調整画面41B1と同様、調整日情報を表示する。図6に示す例では、日時として「yyyy/mm/dd 16:32」、エンジンの累積稼働時間として「12345.6hr」が表示されている。これにより、操作者は直近にバケット6のパラメータが調整されたときの日時、及びエンジンの累積稼働時間を認識できる。
このように、調整画面41B2においては、設定日表示部423に設定日情報が表示され、かつ、調整日表示部424に調整日情報が表示される。これにより、操作者は、調整画面41B2を確認することで、直近のバケット6のパラメータの設定が行われた日時等、及び直近にバケット6のパラメータの調整が行われた日時等を認識できる。このため、操作者は、これらの日時等と、現在の日時等とを比較することにより、適切なタイミングでバケット6の交換、及びバケット6のパラメータの調整を行うことができる。
なお、調整画面41B2における各領域の配置等は一例であり、本実施形態に例示される構成に限られない。
例えば、調整画面41B2は、上記以外に、バケット6のパラメータの調整が必要であることを示す情報を表示する警告表示部等を有してもよい。警告表示部は、バケット6のパラメータの調整が行われてから所定の時間が経過した場合、バケット6のパラメータの調整が必要であることを示す情報を表示する。これにより、バケット6のパラメータの調整を行う必要があるときにバケット6のパラメータの調整を行うことなく操作者が掘削等の作業を行うことを抑制できる。
図7は、実施形態に係る表示装置40の画像表示部41に表示される調整画面の更に別の例を示す図である。図7に示されるように、調整画面41B3は、パラメータ表示部431、バケット表示部432、及び調整日表示部433を有する。各部に表示される画像は、表示装置40の変換処理部40aによって、コントローラ30から送信される各種データから生成される。
パラメータ表示部431は、調整画面41B1と同様、調整対象となるバケット6のパラメータの値を表示する。図7に示す例では、J−J1間長さとして「***」が表示されており、操作者はJ−J1間長さが「***」であると認識できる。
バケット表示部432は、調整画面41B1と同様、バケット6を表す画像と共に、パラメータ表示部431に表示されるパラメータに対応する長さを表示する。
調整日表示部433は、調整日情報を表示する。調整日情報は、例えば、直近にバケット6のパラメータの調整を行ったときを基準(0hr)とするエンジンの稼働時間、バケット6の使用時間、アタッチメントの操作時間等の状態を表すバーグラフである。
図7に示す例では、左右に配列された複数のバーにより、直近にバケット6のパラメータの調整を行ったときを基準とするエンジンの稼働時間が表示されている。本実施形態では、7つのバーのうち左側の3つが、右側の4つのバーとは異なる色で表示されており、予め設定された所定のエンジンの稼働時間に対して、3/7の時間だけエンジンを稼働させた状態であることを示している。所定のエンジンの稼働時間は、バケット6のパラメータの調整を行う時期と対応するエンジンの稼働時間となるように設定される。なお、調整日情報は、バケット6のパラメータの調整を行う時期をより高精度に表示できるように、より多数のバーで構成されてもよい。また、1つのバー(1目盛り)を所定の時間(例えば12時間)として設定してもよい。また、次の調整時期が予め設定されている場合には、次の調整時期までの割合を表示するようにしてもよい。
このように、調整画面41B3においては、調整日表示部433にバケット6のパラメータの調整の時期に対する現在の時間の情報がバーグラフで表示される。これにより、操作者は、調整画面41B3を確認することで、バケット6のパラメータの調整をする必要があるか否かを容易に認識できる。このため、操作者は適切なタイミングでバケット6のパラメータの調整を行うことができる。
なお、調整画面41B3における各領域の配置等は一例であり、本実施形態に例示される構成に限られない。
例えば、調整画面41B3は、上記以外に、バケット6のパラメータの調整が必要であることを示す情報を表示する警告表示部等を有してもよい。警告表示部は、バケット6のパラメータの調整が行われてから所定の時間が経過した場合、バケット6のパラメータの調整が必要であることを示す情報を表示する。これにより、バケット6のパラメータの調整を行う必要があるときにバケット6のパラメータの調整を行うことなく操作者が掘削等の作業を行うことを抑制できる。
図8は、実施形態に係る表示装置の画像表示部に表示されるガイダンス画面の一例を示す図である。図8に示されるガイダンス画面41V1は、例えばゲートロックレバー49が解除された時、操作レバー26A〜26Cのいずれかが操作された時等、ショベルPSの運転時に表示される。図8に示されるように、ガイダンス画面41V1は、時刻表示部451、回転数モード表示部452、走行モード表示部453、アタッチメント表示部454、エンジン制御状態表示部455、尿素水残量表示部456、燃料残量表示部457、冷却水温表示部458、エンジン稼働時間表示部459、撮影画像表示部460、作業ガイダンス表示部470、設定日表示部480、及び調整日表示部490を有する。各部に表示される画像は、表示装置40の変換処理部40aによって、コントローラ30から送信される各種データ及び撮像装置80から送信される撮影画像から生成される。
時刻表示部451は、現在の時刻を表示する。図8に示す例では、デジタル表示が採用され、現在時刻(10時5分)が示されている。
回転数モード表示部452は、エンジン回転数調整ダイヤル75によって設定されている回転数モードを画像表示する。回転数モードは、例えば、上記したSPモード、Hモード、Aモード及びアイドリングモードの4つを含む。図8に示す例では、SPモードを表す記号「SP」が表示されている。
走行モード表示部453は、走行モードを表示する。走行モードは、可変容量ポンプを用いた走行用油圧モータの設定状態を表す。例えば、走行モードは、低速モード及び高速モードを有し、低速モードでは「亀」を象ったマークが表示され、高速モードでは「兎」を象ったマークが表示される。図8に示す例では、「亀」を象ったマークが表示されており、操作者は低速モードが設定されていることを認識できる。
アタッチメント表示部454は、装着されているアタッチメントを表す画像を表示する。ショベルPSには、バケット6、削岩機、グラップル、リフティングマグネット等の様々なエンドアタッチメントが装着される。アタッチメント表示部454は、例えば、これらのエンドアタッチメントを象ったマーク及びアタッチメントに対応する番号を表示する。本実施形態では、エンドアタッチメントとしてバケット6が装着されており、図8に示すように、アタッチメント表示部454は空欄となっている。エンドアタッチメントとして削岩機が装着されている場合には、例えば、アタッチメント表示部454には削岩機を象ったマークが、削岩機の出力の大きさを示す数字と共に表示される。
エンジン制御状態表示部455は、エンジン11の制御状態を表示する。図8に示す例では、エンジン11の制御状態として「自動減速・自動停止モード」が選択されている。なお、「自動減速・自動停止モード」は、エンジン負荷が小さい状態の継続時間に応じて、エンジン回転数を自動的に低減し、さらにはエンジン11を自動的に停止させる制御状態を意味する。その他、エンジン11の制御状態には、「自動減速モード」、「自動停止モード」、「手動減速モード」等がある。
尿素水残量表示部456は、尿素水タンクに貯蔵されている尿素水の残量状態を画像表示する。図8に示す例では、現在の尿素水の残量状態を表すバーグラフが表示されている。なお、尿素水の残量は、尿素水タンクに設けられている尿素水残量センサが出力するデータに基づいて表示される。
燃料残量表示部457は、燃料タンクに貯蔵されている燃料の残量状態を表示する。図8に示す例では、現在の燃料の残量状態を表すバーグラフが表示されている。なお、燃料の残量は、燃料タンクに設けられている燃料残量センサが出力するデータに基づいて表示される。
冷却水温表示部458は、エンジン冷却水の温度状態を表示する。図8に示す例では、エンジン冷却水の温度状態を表すバーグラフが表示されている。なお、エンジン冷却水の温度は、エンジン11に設けられている水温センサ11cが出力するデータに基づいて表示される。
エンジン稼働時間表示部459は、エンジン11の累積稼働時間を表示する。図8に示す例では、運転者によりカウントがリスタートされてからの稼働時間の累積が、単位「hr(時間)」と共に表示されている。エンジン稼働時間表示部459には、ショベルPSが製造されてから全期間の生涯稼働時間又は操作者によりカウントがリスタートされてからの区間稼働時間が表示される。
撮影画像表示部460は、撮像装置80によって撮影された画像を表示する。図8に示す例では、撮影画像表示部460に、後方カメラ80Bによって撮影された画像が表示されている。撮影画像表示部460には、左側カメラ80L又は右側カメラ80Rによって撮像された撮影画像が表示されてもよい。また、撮影画像表示部460には、左側カメラ80L、右側カメラ80R、及び後方カメラ80Bのうち複数のカメラによって撮影された画像が並ぶように表示されてもよい。さらに、撮影画像表示部460には、左側カメラ80L、右側カメラ80R、及び後方カメラ80Bによってそれぞれ撮像された撮影画像が合成された俯瞰画像等が表示されてもよい。
なお、各カメラは、撮影する画像に、上部旋回体3のカバー3aの一部が含まれるように設置されている。表示される画像にカバー3aの一部が含まれることで、操作者は、撮影画像表示部460に表示される物体とショベルPSとの間の距離感を把握し易くなる。
撮影画像表示部460には、表示中の撮影画像を撮影した撮像装置80の向きを表す撮像装置アイコン461が表示されている。撮像装置アイコン461は、ショベルPSの上面視の形状を表すショベルアイコン461aと、表示中の撮影画像を撮像した撮像装置80の向きを表す帯状の方向表示アイコン461bとで構成されている。
図8に示す例では、ショベルアイコン461aの下側(アタッチメントの反対側)に方向表示アイコン461bが表示されており、撮影画像表示部460には、後方カメラ80Bによって撮影されたショベルPSの後方の画像が表示されていることが表されている。例えば、撮影画像表示部460に右側カメラ80Rによって撮影された画像が表示されている場合には、ショベルアイコン461aの右側に方向表示アイコン461bが表示される。また、例えば撮影画像表示部460に左側カメラ80Lによって撮影された画像が表示されている場合には、ショベルアイコン461aの左側に方向表示アイコン461bが表示される。
操作者は、例えばキャビン10内に設けられている画像切替スイッチを押下することで、撮影画像表示部460に表示する画像を他のカメラにより撮影された画像等に切り替えることができる。
なお、ショベルPSに撮像装置80が設けられていない場合には、撮影画像表示部460の代わりに、異なる情報が表示されてもよい。
作業ガイダンス表示部470は、位置表示画像471、第1目標面表示画像472、第2目標面表示画像473、数値情報画像474を含み、各種作業情報を表示する。
位置表示画像471は、複数のバーが上下に配列されたバーグラフであり、アタッチメントの作業部位(例えばバケット6の先端)から目標面までの距離を表示する。本実施形態では、バケット6の先端から目標面までの距離に応じて、7つのバーのうち一つが、他のバーとは異なる色で表示されるバケット位置表示バー471a(図8では上から3つ目のバー)となる。バケット位置表示バー471aは、現在のアタッチメントの作業部位(例えばバケット6の先端)の位置を示している。また、7つのバーのうち中央のバー471b(図8では上から4つ目のバー)は、目標面を示している。例えば、バケット位置表示バー471aが中央のバー471bと一致する場合、現在のバケット6の先端が目標面に位置していることを示す。なお、位置表示画像471は、バケット6の先端から目標面までの距離をより高精度に表示できるように、より多数のバーで構成されてもよい。
例えば、バケット6の先端から目標面までの距離が大きいほど、より上側のバーがバケット位置表示バーとして他のバーとは異なる色で表示される。また、バケット6の先端から目標面までの距離が小さいほど、より下側のバーがバケット位置表示バーとして他のバーとは異なる色で表示される。このように、バケット位置表示バーは、バケット6の先端から目標面までの距離に応じて上下に動くように表示される。操作者は、位置表示画像471を見ることで、バケット6の先端から目標面までの距離を把握できる。
第1目標面表示画像472は、バケット6と目標面との関係を模式的に表示する。第1目標面表示画像472には、操作者がキャビン10に座ってショベルPSの前方を見たときのバケット6と目標面とが、バケットアイコン475及び目標面476とで模式的に表示される。バケットアイコン475は、バケット6をキャビン10から見た形で表されている。目標面476は、実際の目標面に対するバケット6の傾斜角度(図8に示す例では10.0°)と共に表示される。バケットアイコン475と目標面476との間隔は、実際のバケット6の先端から目標面までの距離に応じて変化するように表示される。また、バケット6の傾斜角度も同様に、実際のバケット6と目標面との位置関係に応じて変化するように表示される。
操作者は、第1目標面表示画像472を見ることで、バケット6と目標面との位置関係や、目標面の傾斜角度を把握できる。なお、第1目標面表示画像472には、操作者の視認性を高めるために、実際の傾斜角度よりも大きくなるように目標面476を表示してもよい。操作者は、第1目標面表示画像472に表示される目標面476から大体の傾斜角度を認識できる。また、操作者は、正確な傾斜角度を知りたい場合には、目標面476の下に数値表示されている傾斜角度を見ることで、実際の傾斜角度を知ることができる。
第2目標面表示画像473は、側面から見たときのバケット6と目標面との関係を模式的に表示する。第2目標面表示画像473には、バケットアイコン475、目標面476が表示される。バケットアイコン475は、バケット6を側面から見た形で表されている。目標面476は、水平面に対する傾斜角度(図8に示す例では20.0°)と共に表示される。バケットアイコン475と目標面476との間隔は、実際のバケット6の先端から目標面までの距離に応じて変化するように表示される。また、傾斜角度は、実際のバケット6と目標面との位置関係に応じて変化するように表示される。
操作者は、第2目標面表示画像473を見ることで、バケット6と目標面との位置関係や、目標面の傾斜角度を把握できる。なお、第2目標面表示画像473には、操作者の視認性を高めるために、実際の傾斜角度よりも大きくなるように目標面476を表示してもよい。操作者は、第2目標面表示画像473に表示される目標面476から大体の傾斜角度を認識できる。また、操作者は、正確な傾斜角度を知りたい場合には、目標面476の下に数値表示されている傾斜角度を見ることで、実際の傾斜角度を知ることができる。
数値情報画像474は、バケット6の先端と目標面との位置関係等を示す各種数値を表示する。数値情報画像474には、上部旋回体3の基準に対する旋回角度(図8に示す例では120.0°)がショベルPSを示すアイコンと共に表示されている。また、数値情報画像474には、目標面からバケット6の先端までの高さ(バケット6の先端と目標面との垂直方向の距離であり、図8に示す例では0.23m)が、目標面との位置関係を示すアイコンと共に表示されている。
また、第1目標面表示画像472及び第2目標面表示画像473には、バケットアイコン475が、実際のバケット6の形状を誇張した形で示されている。また、目標面476は、実際の傾斜角度よりも大きく表示されている。このように、実際のバケット6と目標面との位置関係を誇張して表示することにより、操作者が操作中にバケット6と目標面との位置関係を確認し易くなる。
設定日表示部480は、設定画面41A1と同様、設定日情報を表示する。図8に示す例では、設定日表示部480に、日時として「yyyy/mm/dd 16:32」、エンジンの累積稼働時間として「12300.0hr」が表示されている。これにより、操作者は直近にバケット6のパラメータが設定されたときの日時、及びエンジンの累積稼働時間を認識できる。
調整日表示部490は、調整画面41B1と同様、調整日情報を表示する。図8に示す例では、調整日表示部490に、日時として「yyyy/mm/dd 16:32」、エンジンの累積稼働時間として「12345.6hr」が表示されている。これにより、操作者は直近にバケット6のパラメータが調整されたときの日時、及びエンジンの累積稼働時間を認識できる。
このように、ガイダンス画面41V1においては、設定日表示部480に設定日情報が表示され、かつ、調整日表示部490に調整日情報が表示される。これにより、操作者は、ガイダンス画面41V1を確認することで、直近のバケット6のパラメータの調整が行われた日時、及び直近にバケット6のパラメータの調整が行われた日時等を認識できる。このため、操作者は、これらの日時等と、現在の日時等とを比較することにより、適切なタイミングでバケット6の交換、及びバケット6のパラメータの調整を行うことができる。
なお、前述した回転数モード表示部452、走行モード表示部453、アタッチメント表示部454、エンジン制御状態表示部455、撮像装置アイコン461に表示される情報は、「ショベルPSの設定状態に関する情報」である。また、尿素水残量表示部456、燃料残量表示部457、冷却水温表示部458、エンジン稼働時間表示部459に表示される情報は、「ショベルPSの運転状態に関する情報」である。
また、ガイダンス画面41V1は、上記以外に、燃費を表示する燃費表示部、作動油タンク内の作動油の温度状態を表示する作動油温表示部、バケット6のパラメータの調整が必要であることを示す情報を表示する警告表示部等を有してもよい。警告表示部は、バケット6のパラメータの調整が行われてから所定の時間が経過した場合、バケット6のパラメータの調整が必要であることを示す情報を表示する。これにより、バケット6のパラメータの調整を行う必要があるときにバケット6のパラメータの調整を行うことなく操作者が掘削等の作業を行うことを抑制できる。
また、図8に示す例では、尿素水残量表示部456、燃料残量表示部457、及び冷却水温表示部458がバーグラフ表示されているが、例えば針表示等であってもよく、各領域の表示方式は本実施形態に例示されるものに限られない。また、各領域の配置等は、本実施形態において例示される構成に限られない。
次に、ショベルPSを管理するショベル管理システムについて説明する。図9は、実施形態におけるショベル管理システムの一例を示す図である。
図9に示されるように、ショベル管理システムは、ショベルPS、管理装置FS、携帯端末MSを含む。ショベルPS、管理装置FS、及び携帯端末MSは、通信ネットワークCNを通じて互いに接続される通信端末として機能する。ショベル管理システムを構成するショベルPS、管理装置FS、及び携帯端末MSは、それぞれ1台であってもよく、複数台であってもよい。図9の例では、ショベル管理システムは、1台のショベルPSと、1台の管理装置FSと、1台の携帯端末MSとを含む。
ショベルPSは、送信装置T1を有する。送信装置T1は、ショベルPSの外部に向けて情報を発信する。送信装置T1は、例えば、管理装置FS及び携帯端末MSの少なくとも一方が受信可能な情報を発信する。
管理装置FSは、ショベルPSの作業を管理する装置であり、例えば、作業現場外の管理センタ等に設置されるコンピュータである。管理装置FSは、使用者が持ち運び可能な可搬性のコンピュータであってもよい。
携帯端末MSは、スマートフォン、タブレット端末、ノートパソコン等を含む。
ショベル管理システムでは、ショベルPSにおいて、バケット6の種類やサイズ等のパラメータの設定が行われた場合、ショベルPSの送信装置T1は、通信ネットワークCNを介して管理装置FS及び携帯端末MSの少なくとも一方に設定日情報を発信する。これにより、ショベルPSの管理者等は、管理装置FS及び携帯端末MSの少なくとも一方を用いてバケット6の種類やサイズ等の設定が行われた日を確認できるため、バケット6の交換のタイミングを見込んだ工程管理を行うことができる。
また、ショベル管理システムでは、ショベルPSにおいて、バケット6のパラメータの調整が行われた場合、ショベルPSの送信装置T1は、通信ネットワークCNを介して管理装置FS及び携帯端末MSの少なくとも一方に調整日情報を発信する。これにより、ショベルPSの管理者等は、管理装置FS及び携帯端末MSの少なくとも一方を用いてバケット6のパラメータの調整が行われた日を確認できるため、バケット6のパラメータの調整のタイミングを見込んだ工程管理を行うことができる。
以上に説明したように、本実施形態に係るショベルPSでは、バケット6に関する情報を最後に調整したときの時間に関する情報が表示装置40の画像表示部41に表示される。これにより、操作者は、バケット6のパラメータの調整を行う時期を容易に把握することができ、適切なタイミングでバケット6のパラメータの調整を行うことができる。このため、操作者は、バケット6の爪が摩耗している場合であっても正確に作業を行うことができる。
また、本実施形態に係るショベルPSでは、バケット6に関する情報を最後に設定したときの時間に関する情報が表示装置40の画像表示部41に表示される。これにより、操作者は、バケット6の交換を行う時期を容易に把握することができ、適切なタイミングでバケット6の交換を行うことができる。
以上、実施形態に係るショベルについて説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能である。
なお、上記の実施形態では、バケット6のパラメータが設定されたときの時間に関する情報を設定日情報とし、バケット6のパラメータが調整されたときの時間に関する情報を調整日情報とする場合を例に挙げて説明したが、これに限定されない。例えば、設定日情報と調整日情報とを区別することなく、バケット6のパラメータが設定されたときの時間に関する情報、及びバケット6のパラメータが調整されたときの時間に関する情報を調整日情報としてもよい。
本願は、日本特許庁に2016年9月29日に出願された基礎出願2016−192229号の優先権を主張するものであり、その全内容を参照によりここに援用する。
1 下部走行体
2 旋回機構
3 上部旋回体
4 ブーム
5 アーム
6 バケット
10 キャビン
30 コントローラ
40 表示装置
50 マシンガイダンス装置
80 撮像装置
403,423,480 設定日表示部
413,424,433,490 調整日表示部
PS ショベル
T1 送信装置

Claims (6)

  1. 下部走行体と、
    前記下部走行体に旋回自在に搭載された上部旋回体と、
    前記上部旋回体に搭載された運転室と、
    作業を行う作業部位を含むアタッチメントと、
    前記運転室内に設けられた表示装置と、
    を有し、
    前記表示装置は、前記作業部位の情報を最後に調整したときの時間に関する情報を表示する、
    ショベル。
  2. 前記作業部位の情報を最後に調整したときの時間に関する情報は、日時、エンジンの累積稼働時間、前記作業部位の累積使用時間、及び前記アタッチメントの累積操作時間の少なくともいずれかを含む情報である、
    請求項1に記載のショベル。
  3. 前記表示装置は、前記作業部位の情報を調整するための調整画面が表示された場合、前記作業部位の情報を最後に調整したときの時間に関する情報を表示する、
    請求項1に記載のショベル。
  4. 前記表示装置は、前記作業部位の調整が行われてから所定の時間が経過した場合、前記作業部位の調整が必要であることを示す情報を更に表示する、
    請求項1に記載のショベル。
  5. 前記表示装置は、前記作業部位の情報を最後に設定したときの時間に関する情報を更に表示する、
    請求項1に記載のショベル。
  6. 前記表示装置は、前記作業部位の情報を設定するための設定画面が表示された場合、前記作業部位の情報を最後に設定したときの時間に関する情報を表示する、
    請求項5に記載のショベル。
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