JPWO2018062054A1 - 冷凍サイクル装置 - Google Patents

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Abstract

冷凍サイクル装置は、筐体の機械室に収容され、水流路を流れる水と冷媒流路を流れる冷媒との間で熱交換を行なう水熱交換器と、機械室に収容され、水熱交換器の水流路に水を供給する渦巻きポンプと、を備えている。渦巻きポンプは、互いに直交する方向に開口された吸込口および吐出口を有するケーシングと、ケーシング内のインペラを回転させる動力部と、を含み、吐出口が機械室内で上向きに開口するように動力部の回転軸線を横置きにした姿勢で機械室の底に据え付けられている。水熱交換器は、渦巻きポンプの吐出口よりも高い位置に水流路の上流端に連なる水入口を有し、渦巻きポンプの吐出口と水熱交換器の水入口との間が水配管により接続されている。

Description

本発明の実施形態は、水熱交換器に水を供給する渦巻きポンプを備えた冷凍サイクル装置に関する。
冷水もしくは温水を生成する空冷ヒートポンプ式チリングユニットは、機械室を有する筐体を備えている。機械室は、チリングユニットの奥行き方向に延びた細長い形状を有し、当該機械室の内部に水熱交換器を含む各種の冷凍サイクル構成要素が収容されている。
水熱交換器は、渦巻きポンプを有する水回路を介して例えば空調機のような利用機器に接続されている。渦巻きポンプは、利用機器の側から戻る水を水熱交換器の水流路に供給する要素であって、機械室の長手方向に沿う一端部に配置されている。
渦巻きポンプは、吸込口および吐出口が開口されたケーシングと、ケーシング内のインペラを回転させるモータと、を備えている。一般的に、チリングユニットの筐体内に収納される渦巻きポンプは、モータの回転軸線を縦置きにした姿勢で機械室の底部に固定されており、当該モータの下端と機械室の底部との間にケーシングが位置されている。
特開2014−178113号公報 特開2016−90083号公報
従来のチリングユニットでは、水熱交換器の熱交換性能を高めるため、水熱交換器の上端部に水流路に連なる水入口が開口されているのが一般的である。これに対し、渦巻きポンプは、モータの回転軸線を縦置きにした姿勢で機械室に配置されているため、ケーシングの吐出口が水熱交換器の水入口から遠く離れた機械室の底付近で横向きに開口されている。
この結果、吐出口と水入口との間を結ぶ水配管は、吐出口から横向きに引き出した後、モータの脇を通して機械室の上部に向けて立ち上げる必要がある。したがって、水配管の引き回し経路が煩雑となるとともに、配管長が長くなるのを否めない。
加えて、モータの脇に水配管を立ち上げる専用のスペースを確保しなくてはならず、機械室の大型化を招く一つの要因となる。
本発明の目的は、渦巻きポンプと水熱交換器との間を結ぶ水配管をコンパクトに配置することができ、水配管の引き回し経路を簡素化することができる冷凍サイクル装置を得ることにある。
実施形態によれば、冷凍サイクル装置は、機械室を有する筐体と、前記機械室に収容され、水流路を流れる水と冷媒流路を流れる冷媒との間で熱交換を行なう水熱交換器と、前記機械室に収容され、前記水熱交換器の前記水流路に水を供給する渦巻きポンプと、を備えている。
前記渦巻きポンプは、互いに直交する方向に開口された吸込口および吐出口を有するケーシングと、前記ケーシング内のインペラを回転させる動力部と、を含み、前記吐出口が前記機械室内で上向きに開口するように、前記渦巻きポンプが前記動力部の回転軸線を横置きにした姿勢で前記機械室の底に据え付けられている。前記水熱交換器は、前記渦巻きポンプの前記吐出口よりも高い位置に前記水流路の上流端に連なる水入口を有し、前記渦巻きポンプの前記吐出口と前記水熱交換器の前記水入口との間が水配管により接続されている。
図1は、実施形態に係る空冷ヒートポンプ式チリングユニットの斜視図である。 図2は、実施形態に係る空冷ヒートポンプ式チリングユニットの側面図である。 図3は、第1の冷凍サイクルユニット、第2の冷凍サイクルユニット、水回路および電装ユニットを収容した機械室とドレンパンとの位置関係を示す斜視図である。 図4は、機械室に収容された第1の冷凍サイクルユニット、第2の冷凍サイクルユニット、水回路および電装ユニットの位置関係を示す平面図である。 図5は、実施形態に係る空冷ヒートポンプ式チリングユニットの冷凍サイクルを示す回路図である。 図6は、実施形態に係る空冷ヒートポンプ式チリングユニットに用いる空気熱交換部を分解して示す斜視図である。 図7は、図2の矢印F7の方向から見た空冷ヒートポンプ式チリングユニットの背面図である。 図8Aは、実施形態に係る空冷ヒートポンプ式チリングユニットに用いる渦巻きポンプおよび水配管の引き回し経路を示す平面図である。 図8Bは、図8Aの矢印F8の方向から見た矢視図である。 図9Aは、実施形態に係る空冷ヒートポンプ式チリングユニットに選択的に用いる他の渦巻きポンプおよび水配管の引き回し経路を示す平面図である。 図9Bは、図9Aの矢印F9の方向から見た矢視図である。 図10Aは、実施形態に係る空冷ヒートポンプ式チリングユニットに選択的に用いるさらに他の渦巻きポンプおよび水配管の引き回し経路を示す平面図である。 図10Bは、図10Aの矢印F10の方向から見た矢視図である。
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、例えば冷水もしくは温水を生成する空冷ヒートポンプ式チリングユニット1の斜視図、図2は、空冷ヒートポンプ式チリングユニット1の側面図である。
空冷ヒートポンプ式チリングユニット1は、例えば冷却モードおよび加熱モードで運転が可能な冷凍サイクル装置の一例であって、空冷ヒートポンプ式熱源機と言い換えることができる。以下の説明では、空冷ヒートポンプ式チリングユニット1を単にチリングユニット1と称する。
図1ないし図4に示すように、チリングユニット1は、筐体2、第1の冷凍サイクルユニット3、第2の冷凍サイクルユニット4、水回路5および電装ユニット6を主要な要素として備えている。ここで、図1ないし図3は、筐体2の正面、背面、右側面および左側面を覆うパネルを取り除いた状態を示している。
筐体2は、例えば建屋の屋上のような水平な設置面Gの上に据え付けられている。筐体2は、奥行き寸法が幅寸法よりも格段に大きな細長い中空の箱状に形成されている。
図2ないし図4に示すように、筐体2は、メインフレーム7を備えている。メインフレーム7は、下フレーム8、上フレーム9および複数の縦桟10で構成されている。下フレーム8および上フレーム9は、筐体2の奥行き方向に延びた細長い矩形状である。筐体2の奥行き方向に沿う下フレーム8の長さL1は、筐体2の奥行き方向に沿う上フレーム9の長さL2よりも短い。さらに、筐体2の幅方向に沿う上フレーム9の長さL3は、筐体2の幅方向に沿う下フレーム8の長さL4よりも短い。
縦桟10は、下フレーム8と上フレーム9との間を連結する要素であって、筐体2の奥行き方向に互いに間隔を存して配列されている。筐体2の幅方向に向かい合う縦桟10は、下フレーム8から上フレーム9の方向に進むに従い互いに近づくように傾いている。
このため、図1および図3に示すように、筐体2を正面の方向Fおよび背面の方向Rから見た時に、メインフレーム7は、下フレーム8から上フレーム9に向けて筐体2の幅方向に沿う寸法が次第に狭まるような先細り状に形成されている。
下フレーム8の上に底板13が固定されている。底板13は、メインフレーム7の右側面、左側面、正面および背面を覆う複数のパネル(図示せず)と協働して筐体2の内部に機械室14を規定している。底板13は、機械室14の底を構成している。機械室14は、筐体2の奥行き方向に沿う全長に亘って延びている。
本実施形態によると、筐体2の正面の側に位置された下フレーム8の前端および上フレーム9の前端は、筐体2の高さ方向に並ぶように筐体2の奥行き方向に沿う位置が互いに揃えられている。筐体2の背面の側では、上フレーム9が下フレーム8よりも筐体2の背後に向けて水平に張り出している。筐体2の奥行き方向は、筐体2の長手方向と言い換えることができる。
図5に示すように、第1の冷凍サイクルユニット3は、互いに独立した第1の冷媒回路RAおよび第2の冷媒回路RBを備えている。同様に、第2の冷凍サイクルユニット4は、互いに独立した第3の冷媒回路RCおよび第4の冷媒回路RDを備えている。
第1ないし第4の冷媒回路RA,RB,RC,RDは、互いに共通の構成を有するため、第1の冷媒回路RAを代表して説明し、第2ないし第4の冷媒回路RB,RC,RDについては同一の参照符号を付して、その説明を省略する。
図5に示すように、第1の冷媒回路RAは、能力可変型の密閉型圧縮機20、四方弁21、空気熱交換部22、一対の膨張弁23a,23b、レシーバ24、水熱交換器25および気液分離器26を主要な要素として備えている。前記複数の要素は、冷凍サイクル構成部品の一例であって、冷媒が循環する循環回路27を介して接続されている。
具体的に述べると、密閉型圧縮機20の吐出口は、四方弁21の第1ポート21aに接続されている。四方弁21の第2ポート21bは、空気熱交換部22に接続されている。図6に示すように、本実施形態の空気熱交換部22は、一対の空気熱交換器29a,29bおよびファン30を備えている。
空気熱交換器29a,29bは、複数のプレートフィンと、プレートフィンを貫通する複数の冷媒配管と、を備えている。空気熱交換器29a,29bは、筐体2の幅方向に間隔を存して向かい合うように起立しているとともに、上方に進むに従い互いに遠ざかる方向に傾いている。
さらに、空気熱交換器29a,29bの筐体2の奥行き方向に沿う両端部は、互いに向かい合うように筐体2の幅方向に折り曲げられている。空気熱交換器29a,29bの両端部の間の隙間は、一対の遮蔽板32a,32bで閉塞されている。空気熱交換器29a,29bおよび遮蔽板32a,32bで囲まれた筒状の空間は、上下方向に延びた排気通路33を規定している。
空気熱交換部22のファン30は、羽根車34を回転させるファンモータ35と、羽根車34を取り囲むファンカバー37と、を備えている。ファンモータ35は、空気熱交換器29a,29bの上端部の間に跨るファンベース36に支持されている。ファンカバー37は、羽根車34と向かい合う円筒状の排気口38を有している。
ファン30が駆動されると、チリングユニット1の周囲の空気が空気熱交換器29a,29bを通過して排気通路33に吸い込まれる。排気通路33に吸い込まれた空気は、排気口38に向けて吸い上げられるとともに、当該排気口38から空気熱交換器29a,29bの上方に向けて排出される。
本実施形態のチリングユニット1は、第1ないし第4の冷媒回路RA,RB,RC,RDを有するので、四組の空気熱交換部22が存在する。四組の空気熱交換部22は、メインフレーム7の上フレーム9の上に起立した姿勢で固定されているとともに、筐体2の奥行き方向に沿って一列に並んでいる。したがって、本実施形態では、四組の空気熱交換部22が機械室14の真上に位置されている。
空気熱交換部22は、筐体2を正面の方向Fおよび背面の方向Rから見た時に、筐体2の上方に向かうに従い筐体2の幅方向に拡開するようなV字状に形成されている。よって、筐体2の上に空気熱交換部22が位置されたチリングユニット1は、高さ方向に沿う中間部が括れた鼓形の形状を有している。
さらに、筐体2の奥行き方向に沿う前端部の上に位置された空気熱交換部22では、空気熱交換器29a,29bの折り曲げられた一方の端部が筐体2の正面の方向Fに露出されている。同様に、筐体2の奥行き方向に沿う後端部の上に位置された空気熱交換部22では、空気熱交換器29a,29bの折り曲げられた一方の端部が筐体2の背面の方向Rに露出されている。
言い換えると、複数の空気熱交換部22の並び方向に沿う両端部に位置された二組の空気熱交換器29a,29bの一方の端部は、チリングユニット1の周囲に露出された熱交換面となっている。
この構成を採用することで、筐体2の前端部および後端部の上に位置された二組の空気熱交換部22は、夫々チリングユニット1の幅方向から吸い込まれる空気に加えて、筐体2の正面の方向Fおよび背面の方向Rから吸い込まれる空気を利用して熱交換を行なうことができる。
図2に最もよく示されるように、メインフレーム7の上フレーム9は、下フレーム8よりも筐体2の背後に向けて水平に張り出している。四組の空気熱交換部22のうち、筐体2の後端部に位置された最後部の空気熱交換部22は、筐体2の後端部から筐体2の奥行き方向に突出されている。したがって、筐体2の奥行き方向に沿う全長は、四組の空気熱交換部22の並び方向に沿う全長よりも短い。
この結果、筐体2の背後に、最後部の空気熱交換部22よりも引っ込んだ段差部43が形成されている。段差部43は、筐体2の側方および背後に連続して開放されたスペースS1を規定しており、当該スペースS1の上に最後部の空気熱交換部22が張り出している。
本実施形態では、筐体2の後端部に配置された縦桟10は、最後部の空気熱交換部22を構成する空気熱交換器29a,29bの奥行き方向に沿う中央又は中央よりも筐体2の背後の側に位置されている。これにより、重量物である空気熱交換器29a,29bをメインフレーム7で安定して支持することができる。
図5に示すように、空気熱交換器29a,29bの入口は、四方弁21の第2ポート21bに並列に接続されている。空気熱交換器29a,29bの出口は、膨張弁23a,23b、レシーバ24および水熱交換器25を介して四方弁21の第3ポート21cに接続されている。四方弁21の第4ポート21dは、気液分離器26を介して密閉型圧縮機20の吸入側に接続されている。
さらに、気液分離器26の出口は、バイパス配管40を介して四方弁21の第1ポート21aに接続されている。常閉形の電磁弁41がバイパス配管40の途中に設けられている。
図5に示すように、水熱交換器25は、第1の冷媒流路25a、第2の冷媒流路25bおよび水流路25cを備えている。水熱交換器25の第1の冷媒流路25aは、第1の冷媒回路RAのレシーバ24および四方弁21の第3ポート21cに接続されている。第2の冷媒流路25bは、第2の冷媒回路RBのレシーバ24および四方弁21の第3ポート21cに接続されている。このため、第1の冷凍サイクルユニット3では、第1の冷媒回路RAおよび第2の冷媒回路RBが一つの水熱交換器25を共有している。
同様に、第2の冷凍サイクルユニット4においても、一つの水熱交換器25を共有するように第3の冷媒回路RCおよび第4の冷媒回路RDが一つの水熱交換器25に並列に接続されている。したがって、チリングユニット1は、二台の水熱交換器25を搭載している。
図1ないし図4に示すように、第1の冷凍サイクルユニット3および第2の冷凍サイクルユニット4のうち、四組の空気熱交換部22を除いた各種の要素は、筐体2の機械室14に収容されている。
図4に最もよく示されるように、第1の冷媒回路RAおよび第2の冷媒回路RBを備えた第1の冷凍サイクルユニット3は、例えば筐体2を平面的に見た時に、機械室14の奥行き方向に沿う後半部に配置されている。同様に、第3の冷媒回路RCおよび第4の冷媒回路RDを備えた第2の冷凍サイクルユニット4は、例えば筐体2を平面的に見た時に、機械室14の奥行き方向に沿う前半部に配置されている。
具体的に述べると、第1の冷媒回路RAおよび第2の冷媒回路RBを構成する二台の密閉型圧縮機20、二台のレシーバ24および二台の気液分離器26は、夫々機械室14の後半部において、機械室14の奥行き方向に並ぶように底板13の上に据え付けられている。さらに、二台の密閉型圧縮機20および二台の気液分離器26は、機械室14の幅方向に互いに隣り合うように配置されている。
第1の冷媒回路RAおよび第2の冷媒回路RBが共有する一つの水熱交換器25は、二台の気液分離器26の背後に位置するように底板13の上に据え付けられている。そのため、当該水熱交換器25は、第1の冷凍サイクルユニット3の最後部に位置されている。
第3の冷媒回路RCおよび第4の冷媒回路RDを構成する二台の密閉型圧縮機20、二台のレシーバ24および二台の気液分離器26は、夫々機械室14の前半部において、機械室14の奥行き方向に並ぶように底板13の上に据え付けられている。さらに、二台の密閉型圧縮機20および二台の気液分離器26は、機械室14の幅方向に互いに隣り合うように配置されている。
第3の冷媒回路RCおよび第4の冷媒回路RDが共有する一つの水熱交換器25は、二台の気液分離器26の背後に位置するように底板13の上に据え付けられている。そのため、当該水熱交換器25は、第2の冷凍サイクルユニット4の最後部に位置されている。
このことから、第1の冷凍サイクルユニット3および第2の冷凍サイクルユニット4は、機械室14の奥行き方向に並んでいる。それとともに、二台の水熱交換器25は、機械室14の奥行き方向に互いに離れている。
図1ないし図3に示すように、水熱交換器25は、四角い箱形の形状を有するとともに、筐体2の底板13から機械室14の高さ方向に起立されている。各水熱交換器25は、水入口28aおよび水出口28bを有している。水入口28aおよび水出口28bは、筐体2を正面の方向Fから見た時に、水熱交換器25の左側面に位置されている。
水入口28aは、水熱交換器25の左側面の上端部において、水流路25cの上流端に接続されている。水出口28bは、水熱交換器25の左側面の下端部において、水流路25cの下流端に接続されている。そのため、水入口28aは、機械室14の上端部に位置されている。水入口28aから水流路25cに流入した水は、水流路25cを重力方向に沿うように上から下に向けて流れる。
図1ないし図4に示すように、水回路5は、第1の冷凍サイクルユニット3および第2の冷凍サイクルユニット4と共に機械室14に収容されている。水回路5は、能力可変型の渦巻きポンプ45および第1ないし第4の水配管46a,46b,46c,46dを主要な要素として備えている。
渦巻きポンプ45は、機械室14の後端部に位置するように底板13の上に据え付けられている。渦巻きポンプ45は、機械室14の後端部で第1の冷媒回路RAおよび第2の冷媒回路RBが共有する一つの水熱交換器25と隣り合っている。
図7、図8Aおよび図8Bに示すように、渦巻きポンプ45は、台座48、ケーシング49およびモータ50を備えている。台座48は、所定の厚さを有する四角い板状の要素であって、筐体2の底板13の上に例えば複数のボルトのような締結具を介して直に固定されている。
ケーシング49は、台座48の上面に固定されている。ケーシング49は、吸込口51および吐出口52を有するとともに、インペラ53を収容している。吸込口51および吐出口52は、ケーシング49に対し互いに直交し合う方向に開口されている。
モータ50は、動力部の一例であって、ケーシング49と隣り合うように台座48の上面に固定されている。モータ50の回転軸54は、ケーシング49を貫通してインペラ53に同軸状に連結されている。
渦巻きポンプ45は、モータ50の回転軸54の中心を通る回転軸線O1を有している。渦巻きポンプ45は、回転軸線O1が水平となるような横置きの姿勢で機械室14に収容されている。本実施形態によると、渦巻きポンプ45の回転軸線O1は、筐体2の幅方向に延びている。
ケーシング49の吸込口51は、回転軸線O1の軸上に位置されている。図7に示すように、吸込口51は、筐体2を背面の方向Rから見た時に、機械室14内で筐体2の左側方に向けて開口されている。吸込口51と直交する位置関係にある吐出口52は、ケーシング49の上端部で鉛直方向に沿うように上向きに開口されている。さらに、渦巻きポンプ45と隣り合う水熱交換器25の水入口28aは、吐出口52よりも上方に位置されている。
図8Aおよび図8Bに示すように、渦巻きポンプ45は、吸込口51の中心を通って筐体2の幅方向に横たわる水平な第1の中心軸線C1と、吐出口52の中心を通って筐体2の高さ方向に起立する垂直な第2の中心軸線C2と、を有する。本実施形態の渦巻きポンプ45では、中心軸線C1と第2の中心軸線C2とが交差する交点P1が予め機械室14の内部に規定された基準点と合致するように、渦巻きポンプ45の台座48が筐体2の奥行き方向および幅方向に位置調整可能に筐体2の底板13の上に固定されている。
具体的には、筐体2の底板13は、台座48が載置される位置にボルトがねじ込まれる複数のねじ孔を有し、当該ねじ孔が筐体2の奥行き方向および幅方向に夫々所定の間隔を存して複数配列されている。そのため、台座48を貫通したボルトがねじ込まれるねじ孔を選択することで、渦巻きポンプ45の前記交点P1が基準点と合致するように、底板13に対する渦巻きポンプ45の固定位置を筐体2の奥行き方向および幅方向にずらすことができる。
さらに、渦巻きポンプ45のモータ50は、その外径が全長よりも小さい。そのため、渦巻きポンプ45を機械室14内で横置きとしたことにより、モータ50の上の領域が広く開放され、当該領域が配管スペースS2として機能している。
図8Aに示すように、水回路5の第1の水配管46aは、渦巻きポンプ45の吸込口51に接続されている。第1の水配管46aは、ケーシング49の左側方に引き出された後、機械室14の後方に向けて直角に折り曲げられている。第1の水配管46aの後端にストレーナ56が接続されている。
第1の水配管46aの後端およびストレーナ56は、機械室14の後端部から筐体2の背後の段差部43に突出されているとともに、当該段差部43が規定するスペースS1に収まっている。このため、ストレーナ56の大部分は、最後部の空気熱交換部22の真下に位置されている。
さらに、ストレーナ56は、例えば各種のバルブやフレキシブルジョイントのような付属品ならびに設置面Gの上に敷設された現場配管を介して例えば空調機のような利用機器側の水出口に接続されている。
図7、図8Aおよび図8Bに示すように、第2の水配管46bは、渦巻きポンプ45の吐出口52と第1の冷凍サイクルユニット3に対応する水熱交換器25の水入口28aとの間を接続している。第2の水配管46bは、ケーシング49の真上に導かれた後、渦巻きポンプ45の前方の水熱交換器25に向けて直角に折り曲げられている。第2の水配管46bは、モータ50の上に生じた配管スペースを通して筐体2の奥行き方向に水平に引き回されている。
図2ないし図5に示すように、第3の水配管46cは、第1の冷凍サイクルユニット3に対応する水熱交換器25の水出口28bと第2の冷凍サイクルユニット4に対応する水熱交換器25の水入口28aとの間を直列に接続している。第3の水配管46cは、第1の冷凍サイクルユニット3の二組の気液分離器26の側方を通して筐体2の奥行き方向に引き回されている。
第4の水配管46dは、第2の冷凍サイクルユニット4に対応する水熱交換器25の水出口28bに接続されている。第4の水配管46dは、筐体2の底板13の上に沿うように水熱交換器25の後方に向けて水平に引き回されているとともに、モータ50の直前でモータ50の上の配管スペースに向けて立ち上げられている。
第4の水配管46dの後端にチェッキバルブ57を有する吐出配管58が接続されている。チェッキバルブ57および吐出配管58は、配管スペースS2に配置されている。吐出配管58の後端は、機械室14の後端部から筐体2の背後の段差部43に突出されているとともに、例えば各種のバルブやフレキシブルジョイントのような付属品ならびに設置面Gの上に敷設された他の現場配管を介して例えば空調機のような利用機器側の水入口に接続されている。
図3に示すように、ドレンパン60が筐体2の機械室14と四組の空気熱交換部22との間に配置されている。ドレンパン60は、空気熱交換部22の空気熱交換器29a,29bから滴下する結露水等を受け止める要素であって、一対の樋61a,61bおよびドレン回収盤62を備えている。
樋61a,61bは、四組の空気熱交換部22の配列方向に沿って真っ直ぐに延びており、各空気熱交換部22の空気熱交換器29a,29bの真下に位置するように、筐体2の上フレーム9に支持されている。
樋61a,61bは、機械室14の上で筐体2の幅方向に互いに間隔を存して平行に配置されている。機械室14は、樋61a,61bの間の隙間を通じて四組の空気熱交換部22の排気通路33に連通されている。
ドレン回収盤62は、樋61a,61bの後端部の間に跨るように上フレーム9に支持されている。ドレン回収盤62は、渦巻きポンプ45の真上に位置されている。言い換えると、ドレン回収盤62は、配管スペースS2の天井を規定している。本実施形態では、ドレン回収盤62と渦巻きポンプ45との間に、吐出口52に接続された第2の水配管46bの上流端およびチェッキバルブ57を有する吐出配管58が位置されている。
図2および図3に示すように、ドレン回収盤62の後端部は、筐体2の背後の段差部43の上方に張り出している。さらに、ドレン回収盤62は、その幅方向中央付近に配置されたドレン配管接続口64を有している。ドレン配管接続口64は、ドレン回収盤62の底から段差部43が規定するスペースS1の上端に突出するように下向きに開口されており、当該ドレン配管接続口64に図示しないドレン配管が接続されるようになっている。
ドレン配管接続口64をドレン回収盤62の底から下向きに開口させることで、ドレン回収盤62で受けた結露水の排水性が良好となる。それとともに、ドレン回収盤62の幅方向中央部にドレン配管接続口64を配置することで、ドレン配管接続口64が一つであっても良好な排水性を確保することができる。
加えて、本実施形態では、ドレン配管接続口64がスペースS1の上端に突出しているので、ドレン配管接続口64にドレン配管を接続する際の作業も容易に行なうことができる。
図1ないし図4に示すように、前記電装ユニット6は、筐体2の正面の側である機械室14の前端部に設置されている。本実施形態の電装ユニット6は、電装ボックス70およびファン装置71を備えている。電装ボックス70は、筐体2の底板13の上に固定されているとともに、機械室14と同等の高さ寸法を有している。
電装ボックス70は、第1の冷凍サイクルユニット3および第2の冷凍サイクルユニット4の運転を制御する各種の電気部品を収容している。電気部品の一例は、密閉型圧縮機20に印加する電圧および周波数を制御する複数の制御基板、インバータおよびコンバータのような複数のパワーモジュール、複数の平滑コンデンサ、力率改善用の複数のリアクトル、複数のフィルタ基板、複数の端子台および複数の電磁接触器等である。
各種の電気部品の中でも例えば複数の制御基板および複数のパワーモジュールは、動作中の発熱量が大きい発熱部品と言い換えることができる。発熱部品は、積極的な放熱を必要とするので、複数のヒートシンク(図示せず)に熱的に接続されている。ヒートシンクは、電装ボックス70の内部の空気通路(図示せず)に露出されている。空気通路は、電装ボックス70の中央部に位置されるとともに、電装ボックス70を高さ方向に貫通するように起立されている。
図3および図4に示すように、ファン装置71は、電装ボックス70の上面に取り付けられている。ファン装置71は、細長い箱状のファンケース72と、ファンケース72に収容された複数の電動ファン73a,73b,73cと、を備えている。
ファンケース72は、電装ボックス70の上面の中央部に取り付けられている。ファンケース72は、電装ボックス70の上面に開口された前記空気通路の上端を取り囲むように筐体2の奥行き方向に延びている。さらに、ファンケース72は、電装ボックス70の上面から上向きに突出されている。ファンンケース72の上端部は、樋61a,61bの間を通じて筐体2の前端部に位置された最前部の空気熱交換部22の排気通路33に入り込んでいる。
電動ファン73a,73b,73cは、筐体2の奥行き方向に間隔を存して一列に並んでいる。電動ファン73a,73b,73cは、電装ボックス70が有する前記空気通路の真上に位置するように、回転軸線を縦置きにした姿勢でファンケース72に組み込まれている。電動ファン73a,73b,73cは、いずれもファンケース72の上方に向けて排気する。
電動ファン73a,73b,73cが動作すると、電装ボックス70の空気通路に負圧が作用する。これにより、筐体2の周囲の空気が筐体2の底板13の側から空気通路に吸い込まれる。吸い込まれた空気は、空気通路を下から上に向けて流れるとともに、ファンケース72に導かれる。
発熱部品の熱を受けるヒートシンクは、空気通路を流れる空気に直に晒されている。これにより、ヒートシンクに伝えられた発熱部品の熱が空気の流れに乗じて放出され、発熱部品が強制的に冷やされる。
空気通路を通過した空気は、電動ファン73a,73b,73cにより吸い上げられるとともに、ファンケース72の上端から最前部の空気熱交換部26の排気通路33に吐出される。
排気通路33に吐出された空気は、ファン30の動作によって空気熱交換器29a,29bを通過した空気と共に吸い上げられるとともに、排気口38からチリングユニット1の上方に排出される。したがって、発熱部品を冷却した後の空気が機械室14に滞留することはなく、機械室14の温度上昇を回避できる。
一方、本実施形態のチリングユニット1では、例えばユニットが必要とする水の最大流量および最大揚程を賄える渦巻きポンプを適宜選定し得るように、図8Aおよび図8Bに開示された標準の渦巻きポンプ45の他に、当該渦巻きポンプ45とは容量が異なる二種類の他の渦巻きポンプ80,90が用意されている。他の渦巻きポンプ80,90の構成は、図8Aおよび図8Bに開示された標準の渦巻きポンプ45と同様であるので、同一の構成部分には同一の参照符号を付して、その説明を省略する。
図9Aおよび図9Bに開示された他の渦巻きポンプ80は、標準の渦巻きポンプ45よりも容量が少ない。具体的には、ケーシング49およびモータ50の大きさが標準の渦巻きポンプ45よりも一回り小さい。
図10Aおよび図10Bに開示された他の渦巻きポンプ90は、図9Aおよび図9Bに開示された渦巻きポンプ80よりもさらに容量が少なく、ケーシング49およびモータ50の大きさが渦巻きポンプ80よりも一回り小さい。
この結果、夫々の他の渦巻きポンプ80,90において、第1の中心軸線C1と第2の中心軸線C2との交点P1から吸込口51の中心までの筐体2の幅方向に沿う距離をY1、交点P1から吐出口52の中心までの筐体2の高さ方向に沿う距離をZ1、交点P1から台座48の下面までの筐体2の高さ方向に沿う距離をZ2とした時、渦巻きポンプ80,90の間では、Y1が等しく、Z1およびZ2が相違している。
さらに、他の渦巻きポンプ80,90のY1、Z1およびZ2は、標準の渦巻きポンプ45のY1、Z1およびZ2と全て相違している。
このことから、標準の渦巻きポンプ45の代わりに他の渦巻きポンプ80又は90を機械室14の底板13の上に直付けした場合、他の渦巻きポンプ80又は90の夫々において、交点P1が機械室14内の基準点から筐体2の奥行き方向に沿うX方向、筐体2の幅方向に沿うY方向および筐体2の高さ方向に沿うZ方向にずれてしまう。
そこで、本実施形態では、標準の渦巻きポンプ45の代わりに図9Aおよび図9Bに開示された他の渦巻きポンプ80を機械室14に据え付けるに際しては、専用の第1のブラケット81を用いている。第1のブラケット81は、他の渦巻きポンプ80の台座48と底板13との間に介在される板状の要素であって、前記Z方向に沿う所定の厚さt1を有している。
第1のブラケット81は、他の渦巻きポンプ80の台座48と共に複数のボルトで底板13の上に固定されている。この際、台座48および第1のブラケット81を貫通したボルトがねじ込まれる底板13の側のねじ孔を選択することで、渦巻きポンプ80の前記交点P1が前記基準点と合致するように、底板13に対する渦巻きポンプ80の固定位置を筐体2の奥行き方向(X方向)および幅方向(Y方向)にずらすことができる。それとともに、第1のブラケット81の厚さt1の分だけ底板13に対する渦巻きポンプ80の固定位置を筐体2の高さ方向(Z方向)に押し上げることができる。
よって、第1のブラケット81を用いることで、他の渦巻きポンプ80の交点P1を機械室14内の基準点に合致させることができる。
一方、標準の渦巻きポンプ45の代わりに図10Aおよび図10Bに開示された他の渦巻きポンプ90を機械室14に据え付けるに際しては、専用の第2のブラケット91が用いられる。第2のブラケット91は、他の渦巻きポンプ90の台座48と底板13との間に介在される板状の要素であって、前記Z方向に沿う所定の厚さt2を有している。第2のブラケット91の厚さt2は、第1のブラケット81の厚さt1よりも大きい。
第2のブラケット91は、他の渦巻きポンプ90の台座48と共に複数のボルトで底板13の上に固定されている。この際、台座48および第2のブラケット91を貫通したボルトがねじ込まれる底板13の側のねじ孔を選択することで、渦巻きポンプ90の前記交点P1が前記基準点と合致するように、底板13に対する渦巻きポンプ90の固定位置を筐体2の奥行き方向(X方向)および幅方向(Y方向)にずらすことができる。それとともに、第2のブラケット91の厚さt2の分だけ底板13に対する渦巻きポンプ90の固定位置を筐体2の高さ方向(Z方向)に押し上げることができる。
よって、第2のブラケット91を用いることで、他の渦巻きポンプ90の交点P1を機械室14内の基準点に合致させることができる。
チリングユニット1では、ポンプ容量が変更された場合でも、水熱交換器25の位置および現場配管に連なるストレーナ56の位置は同一であることが一般的である。本実施形態では、三種類の渦巻きポンプ45,80,90の交点P1が機械室14内の基準点に合致するように、機械室14に対する渦巻きポンプ45,80,90の固定位置を変更することができる。
このため、例えば標準の渦巻きポンプ45を容量が異なる他の渦巻きポンプ80又は90に交換する場合においても、吸込口51に接続される第1の水配管46aの長さおよび吐出口52に接続される第2の水配管46bの長さのみを調整すればよいことになる。
特に他の渦巻きポンプ80,90では、夫々交点P1から吸込口51の中心までの距離Y1が等しいので、第1の水配管26aを共通化することができる。この結果、三種類の渦巻きポンプ45,80,90毎に第1の水配管46aおよび第2の水配管46bの形状が大きく変動したり複雑化するのを回避できる。
したがって、ポンプ容量に合わせて第1の水配管46aおよび第2の水配管46bの引き回し経路を大幅に変更する必要はなく、圧力損失が抑えられるとともに、省スペース化にも貢献するといった利点がある。
次に、チリングユニット1の動作について説明する。
第1の冷凍サイクルユニット3および第2の冷凍サイクルユニット4が冷却モードで運転を開始すると、第1ないし第4の冷媒回路RA,RB,RC,RDの四方弁21は、図5に実線で示すように、第1ポート21aが第2ポート21bに連通し、第3ポート21cが第4ポート21dに連通するように切り換わる。
さらに、第1ないし第4の冷媒回路RA,RB,RC,RDの密閉型圧縮機20から高温・高圧の気相冷媒が循環回路27に吐出される。密閉型圧縮機20から吐出された高温・高圧の気相冷媒は、四方弁21を経由して空気熱交換器29a,29bに導かれる。
空気熱交換器29a,29bに導かれた気相冷媒は、空気熱交換器29a,29bを通過する空気との熱交換により凝縮し、高圧の液相冷媒に変化する。高圧の液相冷媒は、膨張弁23a,23bを通過する過程で減圧されて、中間圧の気液二相冷媒に変化する。気液二相冷媒は、レシーバ24を経由して水熱交換器25に導かれる。
本実施形態では、第1の冷媒回路RAおよび第2の冷媒回路RBが一つの水熱交換器25を共有し、第3の冷媒回路RCおよび第4の冷媒回路RDが他の一つの水熱交換器25を共有している。このため、第1の冷媒回路RAおよび第2の冷媒回路RBでは、水熱交換器25の第1の冷媒流路25aおよび第2の冷媒流路25bに夫々中間圧の気液二相冷媒が導かれ、水流路25cを流れる水と熱交換する。
この結果、第1の冷媒流路25aおよび第2の冷媒流路25bを流れる気液二相冷媒は、蒸発して水流路25c内の水から熱を受け入れ、蒸発潜熱によって低温・低圧の気液二相冷媒に変化する。水流路25c内の水は、潜熱を奪われることで冷水となる。
第1の冷媒回路RAおよび第2の冷媒回路RBが共有する水熱交換器25の水流路25cは、第3の水配管46cを介して第3の冷媒回路RCおよび第4の冷媒回路RDが共有する他の水熱交換器25の水流路25cに直列に接続されている。
このため、第1の冷媒回路RAおよび第2の冷媒回路RBが共有する水熱交換器25で冷やされた水は、第3の冷媒回路RCおよび第4の冷媒回路RDが共有する他の水熱交換器25の水流路25cを通過する過程で、当該水熱交換器25の第1の冷媒流路25aおよび第2の冷媒流路25bを流れる気液二相冷媒との熱交換により再度冷やされる。二段階に亘って冷やされた水は、第4の水配管46dから現場配管を介して利用機器側に供給される。
各水熱交換器25を通過した低温・低圧の気液二相冷媒は、四方弁21を経由して気液分離器26に導かれ、ここで液相冷媒と気相冷媒とに分離される。液相冷媒から分離された気相冷媒は、密閉型圧縮機20に吸い込まれるとともに、再び高温・高圧の気相冷媒となって密閉型圧縮機20から循環回路27に吐出される。
一方、第1の冷凍サイクルユニット3および第2の冷凍サイクルユニット4が加熱モードで運転を開始すると、第1ないし第4の冷媒回路RA,RB,RC,RDの四方弁21は、図5に破線で示すように、第1ポート21aが第3ポート21cに連通し、第2ポート21bが第4ポート21dに連通するように切り換わる。
加熱モードでは、密閉型圧縮機20で圧縮された高温・高圧の気相冷媒が四方弁21を経由して水熱交換器25に導かれる。加熱モードにおいても、第1の冷媒回路RAおよび第2の冷媒回路RBが共有する一つの水熱交換器25の水流路25cと、第3の冷媒回路RCおよび第4の冷媒回路RDが共有する他の一つの水熱交換器25の水流路25cとが直列に接続されているので、水流路25cを流れる水は、第1の冷媒流路25aおよび第2の冷媒流路25bを流れる気相冷媒との熱交換により二段階に亘って加熱される。気相冷媒の熱を受けて加熱された水は、第4の水配管46dから現場配管を介して利用機器側に供給される。
水熱交換器25を通過した高圧の液相冷媒は、レシーバ24および膨張弁23a,23bを通過する過程で中間圧の気液二相冷媒に変化するとともに、空気熱交換器29a,29bに導かれる。空気熱交換器29a,29bに導かれた気液二相冷媒は、空気熱交換器29a,29bを通過する空気との熱交換により蒸発し、低温・低圧の気液二相冷媒に変化する。
空気熱交換器29a,29bを通過した低温・低圧の気液二相冷媒は、四方弁21を経由して気液分離器26に導かれ、ここで液相冷媒と気相冷媒とに分離される。液相冷媒から分離された気相冷媒は、密閉型圧縮機20に吸い込まれるとともに、再び高温・高圧の気相冷媒となって密閉型圧縮機20から循環回路27に吐出される。
本実施形態のチリングユニット1によると、第1の冷媒回路RAおよび第2の冷媒回路RBが共有する水熱交換器25に水を供給する渦巻きポンプ45は、回転軸54の中心を通る回転軸線O1を筐体2の幅方向に沿わせた横置きの姿勢で機械室14の底板13の上に固定されている。これにより、インペラ53を収容したケーシング49とモータ50とが筐体2の幅方向に並ぶように底板13の上に横たわっている。
したがって、渦巻きポンプ45が底板13の上方に向けて大きく張り出すのを回避でき、機械室14内の限られたスペースを有効に活用できる。それとともに、機械室14の上に配列された空気熱交換部22を含むチリングユニット1の全高を極力低く抑えることができる。
さらに、渦巻きポンプ45を横置きとしたことで、モータ50とドレン回収盤62との間に十分な配管スペースS2を確保することができ、当該配管スペースS2を利用して第1の水配管46aおよびチェッキバルブ57を配置することができる。
しかも、渦巻きポンプ45の吐出口52は、ケーシング49の上端部で鉛直方向に沿うように上向きに開口されているので、当該吐出口52と水熱交換器25の水入口28aとの間を結ぶ第2の水配管46bを渦巻きポンプ45の上を通して引き回すことができる。
言い換えると、第2の水配管46bを渦巻きポンプ45の脇を通して立ち上げる必要はなく、吐出口52と水入口28aとの間を最短距離で接続することができる。したがって、第2の水配管46bの引き回し経路を簡素化することができ、配管作業を容易に行えるとともに、圧力損失を低く抑える上でも好都合となるといった利点がある。
上記のような構成は、特にチリングユニットのような大容量の熱輸送を行うヒートポンプ機器において有益である。すなわち、利用機器側で要求される熱量が大きくなればなるほど、渦巻きポンプ、水熱交換器、空気熱交換器の容積も大きくなるが、設置スペース等の兼ね合いからチリングユニットそのものは、小型でありながら熱輸送量を大きくすることが望まれる。
本実施形態のチリングユニット1のように、渦巻きポンプ45および水熱交換器25が収容された筐体2の上に空気熱交換器29a,29bを配置することで、渦巻きポンプ45および水熱交換器25の容積、ならびに空気熱交換器29a,29bの熱交換面積をより大きくしつつ、機械室14内のスペース効率を向上させることができる。したがって、ヒートポンプ機器の小型化を図りながら大容量の熱輸送が可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、渦巻きポンプのモータの回転軸線は、筐体の幅方向に沿うように横置きに配置することに限らず、筐体の奥行き方向に沿うように横置きに配置してもよい。すなわち、ケーシングがモータの背後に位置するようにケーシングおよびモータを筐体の奥行き方向に並べて配置し、ケーシングの吸込口を機械室の後方に向けて開口させるようにしてもよい。
この構成によれば、吸込口に接続される第1の水配管を機械室の後方に向けて真っ直ぐに引き出すことができる。そのため、第1の水配管の形状を簡素化することができ、圧力損失を低く抑えることができる。
さらに、前記実施形態では、ケーシングの吐出口を鉛直方向に沿うように上向きに開口させたが、吐出口の開口方向は、鉛直線に対し少々傾斜してもよい。
2…筐体、14…機械室、25…水熱交換器、25a,25b…冷媒流路(第1の冷媒流路、第2の冷媒流路)、25c…水流路、28a…水入口、45,80,90…渦巻きポンプ、46b…水配管(第2の水配管)、49…ケーシング、50…動力部(モータ)、51…吸込口、52…吐出口、53…インペラ、O1…回転軸線。

Claims (9)

  1. 機械室を有する筐体と、
    前記機械室に収容され、水流路および冷媒流路を有するとともに、前記水流路を流れる水と前記冷媒流路を流れる冷媒との間で熱交換を行なう水熱交換器と、
    前記機械室に収容され、前記水熱交換器の前記水流路に水を供給する渦巻きポンプと、を具備し、
    前記渦巻きポンプは、互いに直交する方向に開口された吸込口および吐出口を有するケーシングと、前記ケーシング内のインペラを回転させる動力部と、を含むとともに、前記吐出口が前記機械室内で上向きに開口するように前記動力部の回転軸線を横置きにした姿勢で前記機械室の底に据え付けられ、
    前記水熱交換器は、前記渦巻きポンプの前記吐出口よりも高い位置に前記水流路の上流端に連なる水入口を有し、
    前記渦巻きポンプの前記吐出口と前記水熱交換器の前記水入口との間が水配管により接続された冷凍サイクル装置。
  2. 前記筐体は、奥行き寸法が幅寸法よりも大きな細長い形状を有し、前記渦巻きポンプは、前記動力部の前記回転軸線を前記筐体の幅方向に沿わせた横置きの姿勢で前記機械室の底に据え付けられた請求項1に記載の冷凍サイクル装置。
  3. 前記水熱交換器で熱交換された水が流れる吐出配管をさらに備え、前記吐出配管は、前記動力部の上を通して前記機械室の端部から前記筐体の外に突出された請求項2に記載の冷凍サイクル装置。
  4. 前記筐体の上に少なくとも一列に並べて配置された複数の空気熱交換部をさらに備え、一列に並んだ前記空気熱交換部のうち最も端に位置する一つの空気熱交換部の下方に前記渦巻きポンプが位置された請求項2又は請求項3に記載の冷凍サイクル装置。
  5. 一列に並んだ前記空気熱交換部のうち最も端に位置された前記空気熱交換部の少なくとも一部が、前記機械室の前記端部から前記筐体の奥行き方向に突出された請求項4に記載の冷凍サイクル装置。
  6. 一列に並んだ前記空気熱交換部のうち最も端に位置する前記空気熱交換部と前記渦巻きポンプとの間に、前記空気熱交換部から滴下する結露水を受け止めるドレン回収盤が配置された請求項4に記載の冷凍サイクル装置。
  7. 前記ドレン回収盤と前記渦巻きポンプの前記動力部との間に配管スペースが形成され、当該配管スペースに前記吐出配管が配置された請求項6に記載の冷凍サイクル装置。
  8. 前記渦巻きポンプは、前記吸込口の中心を通って横方向に延びる第1の中心軸線と、前記吐出口の中心を通って縦方向に延びる第2の中心軸線と、前記第1の中心軸線と前記第2の中心軸線とが交差する交点と、を有し、前記交点が前記機械室の中に予め規定された基準点と合致するように、前記渦巻きポンプが前記筐体の奥行き方向および幅方向に位置調整可能に前記機械室の底に据え付けられた請求項2に記載の冷凍サイクル装置。
  9. 前記渦巻きポンプとは大きさが異なるとともに、当該渦巻きポンプの代わりに前記機械室の底に選択的に据え付けられる少なくとも一つの他の渦巻きポンプをさらに備え、当該他の渦巻きポンプは、前記吸込口の中心を通って横方向に延びる第1の中心軸線と、前記吐出口の中心を通って縦方向に延びる第2の中心軸線と、前記第1の中心軸線と前記第2の中心軸線とが交差する交点と、を有し、前記交点が前記基準点と合致するように、前記他の渦巻きポンプが専用のブラケットを介して前記筐体の奥行き方向、幅方向および高さ方向に位置調整可能に前記機械室の底に据え付けられた請求項8に記載の冷凍サイクル装置。
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