JPWO2018061920A1 - 通信制御方法および通信システム - Google Patents

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Abstract

複数のベアラがUEと一又は複数のPGW間に設定された通信システムにおいて、PGWは、アイドル時間をベアラごとに測定し、測定されたアイドル時間が複数のベアラの各々について予め定められたアイドルタイマ閾値に達したか否かを、ベアラごとに判断する(ステップ1)。そして、一のベアラ、例えばベアラ2についてアイドル時間がアイドルタイマ閾値に達したと判断された場合(ステップ2)、PGW2は、SGW2経由でMMEにベアラ2の解放を要求し(ステップ3、4)、MMEは、当該要求に応じてベアラ2の解放処理を行う(ステップ5など)。

Description

本発明は、端末が同時に複数のユーザデータパケット経路にアクセス可能とされた通信システムにて実行される通信制御方法、および当該通信システムに関する。
モバイルネットワークにおいて端末(UE:User Equipment)は、目的とするサービスを利用するために、そのサービスに対応するPDN(Packet Data Network)との間に、ユーザデータパケット経路(ベアラ(PDNコネクション)、PDU(Protocol Data Unit)セッションなどと称される))を確立する必要がある(特許文献1参照)。
ただし、端末がサービスを利用していないときはユーザデータパケット経路を確立しておく必要は無い。そのため、既存技術では、端末を管理する基地局が上記ユーザデータパケット経路にて送受信されるパケットの有無を監視することで上記ユーザデータパケット経路の稼働状況を判断し、稼働していないと判断される場合、当該ユーザデータパケット経路は解放されアイドル状態とされていた。
特開2012−175575号公報
近年、端末が同時に複数のサービスを利用するケースが想定されるため、端末が同時に複数のユーザデータパケット経路にアクセスする技術が提案されつつある。
しかしながら、上述した基地局による稼働状況確認に係る既存技術では、端末が同時に複数のユーザデータパケット経路にアクセスするケースは想定されていない。そのため、複数のユーザデータパケット経路のうちどれか1つが稼働していれば、即ち、複数のユーザデータパケット経路のうちどれか1つで送受信されるパケットが有れば、複数のユーザデータパケット経路の全てが稼働している(即ち、アイドル状態ではない)と判断されてしまうという不都合があった。
本発明は、上記課題を解決するために成されたものであり、端末が同時に複数のユーザデータパケット経路にアクセスするケースでも、各経路の稼働状況を適切に判断し、経路の解放に係る制御を適切に行うことを目的の1つとする。
本発明の一態様に係る通信制御方法は、端末と、基地局と、端末に係る処理を実行する処理サーバと、一又は複数のサービングゲートウェイと、一又は複数のパケットデータネットワークゲートウェイと、を含み、複数のベアラが前記基地局および前記一又は複数のサービングゲートウェイを経由して前記端末と前記一又は複数のパケットデータネットワークゲートウェイ間に設定された通信システム、にて実行される通信制御方法であって、前記パケットデータネットワークゲートウェイが、ベアラのアイドル状態の継続時間であるアイドル時間をベアラごとに測定するステップと、前記パケットデータネットワークゲートウェイが、ベアラがアイドル状態であると判断するためのアイドルタイマ閾値であって前記複数のベアラの各々について予め定められた当該アイドルタイマ閾値に、測定された前記アイドル時間が達したか否かを、ベアラごとに判断するステップと、一のベアラについて前記アイドル時間が前記アイドルタイマ閾値に達したと判断された場合に、前記パケットデータネットワークゲートウェイが、前記処理サーバに当該一のベアラの解放を要求するステップと、前記処理サーバが、前記パケットデータネットワークゲートウェイからの要求に応じて前記一のベアラの解放処理を行うステップと、を備える。
上記の通信制御方法では、複数のベアラが基地局および一又は複数のサービングゲートウェイを経由して端末と一又は複数のパケットデータネットワークゲートウェイ間に設定された通信システムにおいて、パケットデータネットワークゲートウェイは、アイドル時間をベアラごとに測定し、測定されたアイドル時間が複数のベアラの各々について予め定められたアイドルタイマ閾値に達したか否かを、ベアラごとに判断する。そして、一のベアラについてアイドル時間がアイドルタイマ閾値に達したと判断された場合、パケットデータネットワークゲートウェイは、処理サーバに当該一のベアラの解放を要求し、処理サーバは、パケットデータネットワークゲートウェイからの要求に応じて一のベアラの解放処理を行う。これにより、端末が同時に複数のベアラ(ユーザデータパケット経路)にアクセスするケースでも、各経路の稼働状況を適切に判断し、経路の解放に係る制御を適切に行うことができる。また、ネットワークにおいて上流側に位置するパケットデータネットワークゲートウェイによって、アイドル時間の測定、アイドル時間がアイドルタイマ閾値に達したか否かの判断、および、一のベアラについてアイドル時間がアイドルタイマ閾値に達したと判断された場合の当該一のベアラの解放要求を行うことにより、RAN(Radio Access Network)仕様に変更を加える必要が無いという利点がある。
また、本発明は、いわゆる次世代ネットワーク(NGN:Next Generation Network)にも適用可能であり、例えば、以下のように記述することができる。本発明の一態様に係る通信制御方法は、端末と、基地局と、端末に係る処理を実行する処理サーバと、前記端末が利用する通信サービスのための制御信号を伝送する複数の制御プレーンと、前記通信サービスのためのユーザ信号を伝送する複数のユーザプレーンと、を含み、PDUセッションが前記基地局を経由して前記端末と前記複数のユーザプレーンそれぞれとの間に設定された通信システム、にて実行される通信制御方法であって、各ユーザプレーンが、自己のユーザプレーンに設定されたPDUセッションのアイドル状態の継続時間であるアイドル時間を測定するステップと、各ユーザプレーンが、自己のユーザプレーンに設定されたPDUセッションがアイドル状態であると判断するための予め定められたアイドルタイマ閾値に、測定された前記アイドル時間が達したか否かを判断するステップと、一のユーザプレーンにより前記アイドル時間が前記アイドルタイマ閾値に達したと判断された場合に、当該一のユーザプレーンが、当該一のユーザプレーンに設定されたPDUセッションの解放を前記処理サーバに要求するステップと、前記処理サーバが、前記一のユーザプレーンからの要求に応じて当該一のユーザプレーンに設定されたPDUセッションの解放処理を行うステップと、を備える。
上記の通信制御方法では、PDUセッションが基地局を経由して端末と複数のユーザプレーンそれぞれとの間に設定された通信システムにおいて、各ユーザプレーンは、自己のユーザプレーンに設定されたPDUセッションのアイドル時間を測定し、測定されたアイドル時間が予め定められたアイドルタイマ閾値に達したか否かを判断する。そして、一のユーザプレーンによりアイドル時間がアイドルタイマ閾値に達したと判断された場合、当該一のユーザプレーンは、当該一のユーザプレーンに設定されたPDUセッションの解放を処理サーバに要求し、処理サーバは、一のユーザプレーンからの要求に応じて当該一のユーザプレーンに設定されたPDUセッションの解放処理を行う。これにより、端末が同時に複数のPDUセッション(ユーザデータパケット経路)にアクセスするケースでも、各経路の稼働状況を適切に判断し、経路の解放に係る制御を適切に行うことができる。また、ネットワークにおいて上流側に位置するユーザプレーンによって、アイドル時間の測定、アイドル時間がアイドルタイマ閾値に達したか否かの判断、および、一のPDUセッションについてアイドル時間がアイドルタイマ閾値に達したと判断された場合の当該一のPDUセッションの解放要求を行うことにより、RAN(Radio Access Network)仕様に変更を加える必要が無いという利点がある。
本発明によれば、端末が同時に複数のユーザデータパケット経路にアクセスするケースでも、各経路の稼働状況を適切に判断し、経路の解放に係る制御を適切に行うことができる。
第1実施形態に係る通信システムの構成例を示す図である。 (a)は、MMEにより保持されるアイドルタイマに係る対応テーブルの一例を示す図であり、(b)および(c)は、PGWにより保持されるアイドルタイマに係る対応テーブルの一例を示す図である。 各装置のハードウェア構成例を示す図である。 第1実施形態におけるアタッチ処理を示すシーケンス図である。 第1実施形態におけるベアラ解放処理を示すシーケンス図である。 第2実施形態に係る通信システムの構成例を示す図である。 第2実施形態におけるアタッチ処理を示すシーケンス図である。 第2実施形態におけるベアラ解放処理を示すシーケンス図である。 第3実施形態に係る通信システムの構成例を示す図である。 第3実施形態におけるPDUセッション確立処理を示すシーケンス図である。 第3実施形態におけるMBBスライス解放処理を示すシーケンス図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の第1〜第3実施形態について説明する。第1実施形態は、EPC(Evolved Packet Core)ネットワークにおいて複数ベアラが端末(User Equipment(以下、発明の実施形態では「UE」という))と異なる複数のSGW間に設定された状況で、PGW主導で複数ベアラのうち一のベアラを解放する制御を行う実施形態であり、第2実施形態は、EPCネットワークにおいて複数ベアラがUEと単一のSGW間に設定された状況で、PGW主導で複数ベアラのうち一のベアラを解放する制御を行う実施形態であり、さらに、第3実施形態は、いわゆる次世代ネットワーク(NGN:Next Generation Network)においてPDUセッションがUEと複数のユーザプレーンそれぞれとの間に設定された状況で、ユーザプレーン(User Plane(以下、発明の実施形態では「UP」という))主導で複数ベアラのうち一のベアラを解放する制御を行う実施形態である。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
[第1実施形態]
前述したように、第1実施形態では、EPCネットワークにおいて複数ベアラがUEと異なる複数のSGW間に設定された状況で、PGW主導で複数ベアラのうち一のベアラを解放する制御を行う実施形態を説明する。
(第1実施形態のシステム構成)
図1に示すように第1実施形態に係る通信システム1は、端末(UE)10と、基地局に相当するeNodeB(以下、発明の実施形態では「eNB」という)20と、ネットワークに在圏するUE10の位置管理、認証制御、通信経路設定等の処理を行うMME(Mobility Management Entity)30と、端末ユーザのユーザ情報(加入者情報)を管理するHSS(Home Subscriber Server)60と、後述するSGW(Serving gateway)40と、SGW40の上流側に位置する後述するPGW(Packet data network gateway)50と、を含んで構成されている。ここでは本発明に係る「処理サーバ」はMME30に対応する。
SGW40は、LTEを収容する在圏パケット交換機の機能を果たすゲートウェイ装置であり、UE10により利用される通信サービスの要件に対応して1つ又は複数のSGW40が設けられる。
PGW50は、PDN(Packet data network)との接合点であり、IPアドレスの割当て、SGW40へのパケット転送などを行うゲートウェイ装置である。
本実施形態では、一例として、UE10により利用される複数の通信サービスの要件それぞれに対応してSGW40(ここではSGW1、SGW2)およびPGW50(ここではPGW1、PGW2)が設けられた例を説明する。
本発明に関連する機能ブロックとして、PGW50は、ベアラのアイドル状態の継続時間であるアイドル時間をベアラごとに測定する測定部51と、測定部51により測定されたアイドル時間が後述するアイドルタイマ閾値に達したか否かをベアラごとに判断する判断部52と、判断部52により一のベアラについてアイドル時間がアイドルタイマ閾値に達したと判断された場合にMME30に当該一のベアラの解放を要求する要求部53と、を備える。また、MME30は、要求部53からの要求に応じて一のベアラの解放処理を行う解放処理部31を備える。
上記のアイドルタイマ閾値(以下、発明の実施形態では「Idle timer」ともいう)は、一のベアラがアイドル状態であると判断するためのアイドルタイマ閾値であり、複数のベアラの各々について、サービスタイプ、UEのUsage type、端末ユーザの加入者タイプ(subscriber type)等に基づきMME30(又は図示しないSMF(Slice Management Function:スライス管理機能部))によって予め定められる。MME30は、E-RAN(Enterprise Radio Access Network) ID、EPS(Enhanced Packet System) ID、DCN(Data Center Network) ID等とアイドルタイマ閾値とを対応付けて記憶した対応テーブルを保持し、対応するアイドルタイマ閾値をPGW50に通知する。一例として、図2(a)に示すE-RAN IDとアイドルタイマ閾値とを対応付けて記憶した対応テーブルがMME30により保持される。PGW50の判断部52は、例えば図2(b)に示す各ベアラとアイドルタイマ閾値とを対応付けて記憶した対応テーブルを保持し、前述したように、測定部51により測定されたアイドル時間が後述するアイドルタイマ閾値に達したか否かをベアラごとに判断する。
ここで、図3を参照して、PGW50のハードウェア構成の一例について説明する。PGW50の機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、有線及び/又は無線で相互にリンクした物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置により実現されてもよい。なお、以下で説明するハードウェア構成例は、PGW50に限らず、図1に示すHSS60、SGW40、MME30、eNB20、UE10において採用してもよい。
例えば、本発明の一実施の形態におけるPGW50は、本発明に係るベアラ(PDUセッション)解放制御を行うコンピュータとして機能してもよい。図3は、本発明の一実施の形態に係るPGW50のハードウェア構成の一例を示す図である。上述のPGW50は、物理的には、プロセッサ50A、メモリ50B、ストレージ50C、通信モジュール50D、入力装置50E、出力装置50F、バス50Gなどを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。PGW50のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
PGW50における各機能は、プロセッサ50A、メモリ50Bなどのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ50Aが演算を行い、通信モジュール50Dによる通信、メモリ50B及びストレージ50Cにおけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ50Aは、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ50Aは、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。例えば、上述の測定部51、判断部52、要求部53などは、プロセッサ50Aで実現されてもよい。
また、プロセッサ50Aは、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール及びデータを、ストレージ50C及び/又は通信モジュール50Dからメモリ50Bに読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、測定部51、判断部52、要求部53などは、メモリ50Bに格納され、プロセッサ50Aで動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ50Aで実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ50Aにより同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ50Aは、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されてもよい。
メモリ50Bは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ50Bは、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ50Bは、本発明の一実施の形態に係る方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ50Cは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ50Cは、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ50B及び/又はストレージ50Cを含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信モジュール50Dは、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカードなどともいう。
入力装置50Eは、外部からの入力を受け付ける入力デバイスである。出力装置50Fは、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置50E及び出力装置50Fは、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ50A、メモリ50Bなどの各装置は、情報を通信するためのバス50Gで接続される。バス50Gは、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、PGW50は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ50Aは、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
(第1実施形態の処理内容)
以下、図4、図5を参照して第1実施形態の処理内容を説明する。
まず、図4を参照して第1実施形態におけるアタッチ処理を説明する。UEがアタッチ処理を要求するAttach RequestをeNBへ送信すると、Attach RequestはeNBからMMEへ転送される(図4のステップ1)。MMEは、UEが利用するサービスタイプ等に応じてSGW1とPGW1を選択するとともに、上記UEがベアラ1に係るサービスを利用する際のアイドルタイマ情報(IDLE timer1)を、自機(MME)が保存している図2(a)のテーブルから又は図示しないSMFから取得し、E-RAN IDとIDLE timer1を含んだCreate Session RequestをSGW1へ送信する(図4のステップ2)。そして、SGW1は、E-RAN IDとIDLE timer1を含んだCreate Session RequestをPGW1へ送信する(図4のステップ3)。これにより、PGW1はベアラ1に係るアイドルタイマ情報(IDLE timer1)を取得する。そして、PGW1は、SGW1へCreate Session Responseを応答し(図4のステップ4)、SGW1は、MMEへCreate Session Responseを応答する(図4のステップ5)。さらに、MMEが、E-RAN IDを含んだInitial Context RequestをeNBへ送信すると(図4のステップ6)、その後、UEとeNB間でRRCコネクションが確立され(図4のステップ7)、これにより、UEとeNB間、eNBとSGW1間、および、SGW1とPGW1間で、ベアラ1が確立される。
ベアラ2についても、図4のステップ1〜7と同様の処理が実行され、PGW2はベアラ2に係るアイドルタイマ情報(IDLE timer2)を取得し(図4のステップ8)、UEとeNB間、eNBとSGW2間、および、SGW2とPGW2間で、ベアラ2が確立される。なお、上記ステップ2、3、6では、E-RAN IDに代わり、EPS IDを用いてもよい。
以上のように、ほぼ同様のベアラ確立手順を2回繰り返すことで、ベアラ1、2が確立される。
第1実施形態では、一のベアラを解放する処理として、以下の図5のベアラ解放処理が実行される。図5に示すベアラ解放処理では、ベアラ1、2が既に確立された状態で、PGW1においてベアラ1のアイドルタイマが動作中であり、PGW2においてベアラ2のアイドルタイマが動作中である(図5のステップ1)。即ち、各PGWにおいて測定部21によりベアラごとにアイドル時間が測定されている。そして、一のベアラ(ここでは例えばベアラ2)の上り/下りトラヒックが無いまま、ベアラ2のアイドルタイマが閾値に達すると(図5のステップ2)、PGW2の判断部22によりベアラ2のアイドル時間がIDLE timer2に達したと判断され、PGW2の要求部23によりベアラ2の解放が要求され、以下のようにベアラ2の解放処理が実行される。
ここでは、PGW2は、Delete Bearer RequestをSGW2へ送信し(図5のステップ3)、SGW2は、Delete Bearer RequestをMMEへ送信する(図5のステップ4)。そして、MMEがE-RAB/EPS IDを含んだDeactivate Bearer RequestをeNBへ送信し(図5のステップ5)、これを受けたeNBとUE間でベアラ2についてRRC Connection Releaseが実行される(図5のステップ6)。その後、eNBは、E-RAB/EPS IDを含んだDeactivate Bearer ResponseをMMEへ応答し(図5のステップ7)、MMEは、Delete Bearer ResponseをSGW2へ応答し(図5のステップ8)、さらに、SGW2は、Delete Bearer ResponseをPGW2へ応答する(図5のステップ9)。
以上により、図5に示すように、ベアラ2は解放され、一方、ベアラ1は解放されずに残る。
このときベアラ1は解放されずに残っているため、UEの状態はConnectedのままとなる。これにより、端末が同時に複数のベアラにアクセスするケースでも、各ベアラの稼働状況を適切に判断し、ベアラ解放に係る制御を適切に行うことができる。
[第2実施形態]
前述したように、第2実施形態では、EPCネットワークにおいて複数ベアラがUEと単一のSGW間に設定された状況で、PGW主導で複数ベアラのうち一のベアラを解放する制御を行う実施形態を説明する。
(第2実施形態のシステム構成)
図6に示すように第2実施形態に係る通信システム1Sは、前述した第1実施形態の通信システム1(図1)とほぼ同様の構成であるが、複数ベアラがUE10と単一のSGW40間に設定され単一のPGW50に到達する点が第1実施形態の通信システム1(図1)と異なる。
PGW50およびMME30が備える本発明に関連する機能ブロック(解放処理部31、測定部51等)、図2(a)、(b)に示すIdle timerの対応テーブル、並びに、図3の各装置のハードウェア構成例は、第1実施形態と同様なので、ここでは重複した説明を省略する。
(第2実施形態の処理内容)
以下、図7および図8を参照して第2実施形態の処理内容を説明する。図7に示す第2実施形態におけるアタッチ処理では、UEが複数のベアラ(ここではベアラ1、2)に係るアタッチ処理を要求するAttach RequestをeNBへ送信すると、Attach RequestはeNBからMMEへ転送される(図7のステップ1)。そして、MMEは、UEが利用するサービスタイプ等に応じて単一のSGWと単一のPGWを選択するとともに、UEがベアラ1に係るサービスを利用する際のアイドルタイマ情報(IDLE timer1)およびUEがベアラ2に係るサービスを利用する際のアイドルタイマ情報(IDLE timer2)を、自機(MME)が保存している図2(a)のテーブルから又は図示しないSMFから取得し、E-RAN ID1とIDLE timer1の組合せおよびE-RAN ID2とIDLE timer2の組合せを含んだCreate Session RequestをSGWへ送信する(図7のステップ2)。そして、SGWは、E-RAN ID1とIDLE timer1の組合せおよびE-RAN ID2とIDLE timer2の組合せを含んだCreate Session RequestをPGWへ送信する(図7のステップ3)。これにより、PGWはベアラ1に係るアイドルタイマ情報(IDLE timer1)およびベアラ2に係るアイドルタイマ情報(IDLE timer2)を取得する。そして、PGWは、SGWへCreate Session Responseを応答し(図7のステップ4)、SGWは、MMEへCreate Session Responseを応答する(図7のステップ5)。さらに、MMEが、E-RAN ID1とE-RAN ID2とを含んだInitial Context RequestをeNBへ送信すると(図7のステップ6)、その後、UEとeNB間でRRCコネクションが確立され(図7のステップ7)、これにより、UEとeNB間、eNBと単一のSGW間、および、単一のSGWと単一のPGW間で、ベアラ1およびベアラ2が確立される。
以上のように、ベアラ確立手順を1回実行することで、ベアラ1、2が確立される。
第2実施形態では、一のベアラを解放する処理として、図8に示すベアラ解放処理が実行される。図8に示すベアラ解放処理では、ベアラ1、2が既に確立された状態で、PGWにおいてベアラ1のアイドルタイマおよびベアラ2のアイドルタイマが動作中である(図8のステップ1)。即ち、図1の測定部51によりベアラごとにアイドル時間が測定されている。そして、一のベアラ(ここでは例えばベアラ2)の上り/下りトラヒックが無いまま、ベアラ2のアイドルタイマが閾値に達すると(図8のステップ2)、図1の判断部52によりベアラ2のアイドル時間がIDLE timer2に達したと判断され、図1の要求部53によりベアラ2の解放が要求され、以下のようにベアラ2の解放処理が実行される。
ここでは、PGWは、EPS IDを含んだDelete Bearer RequestをSGWへ送信し(図8のステップ3)、SGWは、EPS IDを含んだDelete Bearer RequestをMMEへ送信する(図8のステップ4)。そして、MMEがE-RAB/EPS IDを含んだDeactivate Bearer RequestをeNBへ送信し(図8のステップ5)、これを受けたeNBとUE間でベアラ2についてRRC Connection Releaseが実行される(図8のステップ6)。その後、eNBは、E-RAB/EPS IDを含んだDeactivate Bearer ResponseをMMEへ応答し(図8のステップ7)、MMEは、Delete Bearer ResponseをSGWへ応答し(図8のステップ8)、さらに、SGWは、Delete Bearer ResponseをPGWへ応答する(図8のステップ9)。以上により、図8に示すように、UE−PGW間でベアラ2は解放される。
このときベアラ1は解放されずに残っているため、UEの状態はConnectedのままとなる。これにより、端末が同時に複数のベアラにアクセスするケースでも、各ベアラの稼働状況を適切に判断し、ベアラ解放に係る制御を適切に行うことができる。
[第3実施形態]
前述したように、第3実施形態では、いわゆる次世代ネットワークにおいてPDUセッションがUEと複数のユーザプレーンそれぞれとの間に設定された状況で、ユーザプレーン主導で複数ベアラのうち一のベアラを解放する制御を行う実施形態を説明する。
(第3実施形態のシステム構成)
図9に示すように第3実施形態に係る通信システム2は、端末(UE)10と、基地局に相当するeNB20と、次世代ネットワークにおける共通制御プレーン(Common Control Plane(以下、発明の実施形態では「Common CP」という))35と、端末ユーザのユーザ情報(加入者情報)を管理するSDM(Subscription Data Management)65と、後述するCP-SM(Control Plane-Session Management)70と、後述するユーザプレーン(User Plane(以下、発明の実施形態では「UP」という))80と、を含んで構成されている。ここでは本発明に係る「処理サーバ」はCommon CP35に対応する。
CP-SM70は、UE10により利用される通信サービスのための制御信号を伝送するゲートウェイにおけるセッション管理機能部に相当し、通信サービスの要件に対応して1つ又は複数のCP-SM70が設けられる。ここでは、一例としてCP-SM1とCP-SM2とが設定される。
UP80は、UE10により利用される通信サービスのためのユーザ信号を伝送するゲートウェイに相当し、個々のCP-SM70に対応してUP80が設定される。即ち、UP-1がCP-SM1に対応して設定され、UP-2がCP-SM2に対応して設定される。
本実施形態では、図9に示すように、UE10により利用される通信サービスとして、例えば、V2X(Vehicle to Everything)サービスと動画配信サービスとが想定され、後述する図10の処理により、V2XサービスのためにUE10とUP-1間にV2Xセッションが設定され、動画配信サービスのためにUE10とUP-2間にMBB(Mobile broadband)セッションが設定される。
Common CP35およびUP80が備える本発明に関連する機能ブロック(解放処理部36、測定部81等)、図2(a)、図2(c)に示すIdle timerの対応テーブル、並びに、図3の各装置のハードウェア構成例は、第1実施形態と同様なので、ここでは重複した説明を省略する。図2(a)に示すIdle timerの対応テーブルは、図1のMME30に対応するCommon CP35により保持される。図2(c)に示すように、Idle timerは、UP80の判断部82により各PDUセッションに対応付けて、例えばテーブル形式で記憶されている。判断部82は、記憶したIdle timer情報を用いて、測定部81により測定されたアイドル時間がアイドルタイマ閾値に達したか否かをPDUセッションごとに判断する。
(第3実施形態の処理内容)
以下、図10および図11を参照して第3実施形態の処理内容を説明する。図10に示す第3実施形態におけるアタッチ処理では、まず、UE、eNBおよびCommon CP(図10、図11では「C-CP」と略記する)間で従来手法によりUEの認証およびスライス選択が実行される(図10のステップ1)。ここではV2XサービスのためにV2Xスライスが選択され、動画配信サービスのためにMBBスライスが選択される。
次に、UEがV2XスライスのためのPDU Session RequestをeNBへ送信すると、このPDU Session RequestはeNBからCommon CPへ送信される(図10のステップ2)。そして、Common CPは、SDMからUE ID等のUEのユーザ情報(加入者情報)を入手し(図10のステップ3)、当該UEがV2Xサービスを利用する際のアイドルタイマ情報を、自機(Common CP)が保存している図2(a)のテーブルから又は図示しないSMFから取得し、当該アイドルタイマ情報が付加されたPDU Session RequestをCP-SM1へ送信する(図10のステップ4)。さらに、CP-SM1は、V2XスライスのためのUPとしてUP-1を選択し(図10のステップ5)、アイドルタイマ情報、UE−ID、ECGI(E-UTRAN Cell Global ID)等が付加されたPDU Session RequestをUP-1に送信する(図10のステップ6)。これにより、上記PDU Session Requestを受信したUP-1は、V2Xスライスのためのアイドルタイマ情報を取得する。そして、UP-1は、肯定応答としてPDU Session ResponseをCP-SM1に送信し(図10のステップ7)、CP-SM1はPDU Session ResponseをCommon CPに送信する(図10のステップ8)。さらに、Common CPは、PDU Session ResponseをeNBに送信し、eNBは、PDU Session ResponseをUEに送信する(図10のステップ9)。このようにして、UEとeNB間、および、eNBとUP-1間に、V2XスライスのためのPDUセッション(以下「V2X PDUセッション」という)が確立される(図10のステップ10)。
MBBスライスのためのPDUセッション(以下「MBB PDUセッション」という)についてもほぼ同様に、UEがMBBスライスのためのPDU Session RequestをeNBへ送信すると、このPDU Session RequestはeNBからCommon CPへ送信される(図10のステップ11)。以後、MBBスライスについて、Common CP、CP-SM2およびUP-2間で上記ステップ3〜8と同様の処理が実行され(図10のステップ12)、この中で、UP-2は、MBBスライスのためのアイドルタイマ情報を取得する。さらに、Common CPは、PDU Session ResponseをeNBに送信し、eNBは、PDU Session ResponseをUEに送信する(図10のステップ13)。このようにして、UEとeNB間、および、eNBとUP-2間に、MBB PDUセッションが確立される(図10のステップ14)。
以上のように、ほぼ同様のPDUセッション確立手順を2回繰り返すことで、V2X PDUセッションおよびMBB PDUセッションが確立される。
第3実施形態では、一のPDUセッションを解放する処理として、図11に示す処理が実行される。図11に示す処理では、V2X PDUセッションおよびMBB PDUセッションが既に確立された状態で、UP-1においてV2X PDUセッションのアイドルタイマが動作中であり、UP-2においてMBB PDUセッションのアイドルタイマが動作中である(図11のステップ1)。即ち、図9の測定部81によりPDUセッションごとにアイドル時間が測定されている。そして、一のPDUセッション(ここでは例えばMBB PDUセッション)の上り/下りトラヒックが無いまま、当該PDUセッションのアイドルタイマが閾値(IDLE timer2)に達すると(図11のステップ2)、UP-2の判断部82によりMBB PDUセッションのアイドル時間がIDLE timer2に達したと判断され、以下のようにUP-2の要求部83によりMBB PDUセッションの解放が要求され、MBB PDUセッションの解放処理が実行される。
UP-2の要求部83は、MBB PDUセッションのアイドルタイマが閾値に達した旨の理由およびUE−IDを含んだPDU Session Release RequestをCP-SM2へ送信し(図11のステップ3)、CP-SM2は、上記PDU Session Release RequestをCommon CPへ送信する(図11のステップ4)。そして、Common CPは、MBB PDUセッションのSession IDおよびUE−IDを含んだPDU Session Release RequestをeNBへ送信し(図11のステップ5)、MBB PDUセッションについてeNBとUE間でRRC Connection Releaseが実行される(図11のステップ6)。その後、eNBは、肯定応答として、MBB PDUセッションのSession IDおよびUE−IDを含んだPDU Session Release ResponseをCommon CPへ送信し(図11のステップ7)、Common CPは、PDU Session Release Responseに含まれたSession IDに対応するCP-SM2へ、UE−IDを含んだPDU Session Release Responseを送信し(図11のステップ8)、そして、CP-SM2は、UE−IDを含んだPDU Session Release ResponseをUP-2へ送信する(図11のステップ9)。さらに、Common CPとUE間でMBB NAS(Network Attached Storage)が解放され(図11のステップ10a)、UP-2は、受信したPDU Session Release Responseに含まれたUE IDに対応するUEに関するUEコンテキストをリリースし、UEとUP-2間のMBB PDUセッションが解放される(図11のステップ10b)。以上により、図11に示すように、UEとUP-2間でMBB PDUセッションは解放される。このときV2X PDUセッションは解放されずに残っているため、UEの状態はConnectedのままとなる。これにより、端末が同時に複数のPDUセッションにアクセスするケースでも、各PDUセッションの稼働状況を適切に判断し、PDUセッション解放に係る制御を適切に行うことができる。
上述した第1〜第3実施形態によれば、端末が同時に複数のベアラ又はPDUセッションにアクセスするケースでも、各ベアラ又は各PDUセッションの稼働状況を適切に判断し、ベアラ又はPDUセッションの解放に係る制御を適切に行うことができる。
また、ネットワークにおいて上流側に位置するPGW(又はUP)によって、アイドル時間の測定、アイドル時間がアイドルタイマ閾値に達したか否かの判断、および、一のベアラ(又はPDUセッション)についてアイドル時間がアイドルタイマ閾値に達したと判断された場合の当該一のベアラ(又はPDUセッション)の解放要求を行うことにより、RAN(Radio Access Network)仕様に変更を加える必要が無いという利点がある。
また、各ベアラ又は各PDUセッションの稼働状況を判断するためのアイドル時間監視において、アイドル状態であると判断するためのアイドルタイマ閾値が用いられるが、このアイドルタイマ閾値は、PGWによって各ベアラに対応付けて図2(b)のように記憶され、ユーザプレーン(UP)によって各PDUセッションに対応付けて図2(c)のように記憶されている。このようにアイドルタイマ閾値をPGW又はユーザプレーン(UP)により管理することで、新規のベアラ又はPDUセッションが確立された場合等にアイドル時間監視を適切に行い、各ベアラ又は各PDUセッションの稼働状況判断を適切に行うことができる。
なお、本発明のベアラ又はPDUセッションの解放に係る制御に関し、図1および図6のHSS60、並びに図9のSDM65は必須構成要件ではなく、ベアラ(又はPDUセッション)ごとの適切なアイドルタイマ閾値がPGW(又はユーザプレーン)に通知される構成であれば、HSS60、SDM65は省略してもよい。
以上、本実施形態について詳細に説明したが、当業者にとっては、本実施形態が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本実施形態は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本実施形態に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、報知情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block)))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRCコネクションセットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRCコネクション再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W−CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
情報等は、上位レイヤ(または下位レイヤ)から下位レイヤ(または上位レイヤ)へ出力され得る。複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:trueまたはfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本明細書で説明した用語及び/又は本明細書の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。
本明細書で使用する「システム」および「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
また、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスで指示されるものであってもよい。
上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的なものではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本明細書で明示的に開示したものと異なる場合もある。様々なチャネル(例えば、PUCCH、PDCCHなど)及び情報要素(例えば、TPCなど)は、あらゆる好適な名称によって識別できるので、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的なものではない。
本実施形態の基地局(eNB)は、1つまたは複数の(セクタとも呼ばれる)セルを収容することができる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局RRH:Remote Radio Head)によって通信サービスを提供することもできる。「セル」または「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局、および/または基地局サブシステムのカバレッジエリアの一部または全体を指す。さらに、「基地局」「eNB」、「セル」、および「セクタ」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。基地局は、固定局(fixed station)、NodeB、アクセスポイント(access point)、フェムトセル、スモールセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
端末(UE)は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
本明細書で「第1の」、「第2の」などの呼称を使用した場合においては、その要素へのいかなる参照も、それらの要素の量または順序を全般的に限定するものではない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本明細書で使用され得る。したがって、第1および第2の要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、または何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
「含む(include)」、「含んでいる(comprising)」、およびそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本明細書において、文脈または技術的に明らかに1つのみしか存在しない装置である場合以外は、複数の装置をも含むものとする。
1、1S、2…通信システム、10…UE(端末)、20…eNB(基地局)、30…MME(処理サーバ)、31…解放処理部、35…Common CP(処理サーバ)、36…解放処理部、40…SGW、50…PGW、50A…プロセッサ、50B…メモリ、50C…ストレージ、50D…通信モジュール、50E…入力装置、50F…出力装置、50G…バス、51…測定部、52…判断部、53…要求部、60…HSS、65…SDM、70…CP−SM(制御プレーン)、80…UP(ユーザプレーン)、81…測定部、82…判断部、83…要求部。

Claims (6)

  1. 端末と、基地局と、端末に係る処理を実行する処理サーバと、一又は複数のサービングゲートウェイと、一又は複数のパケットデータネットワークゲートウェイと、を含み、複数のベアラが前記基地局および前記一又は複数のサービングゲートウェイを経由して前記端末と前記一又は複数のパケットデータネットワークゲートウェイ間に設定された通信システム、にて実行される通信制御方法であって、
    前記パケットデータネットワークゲートウェイが、ベアラのアイドル状態の継続時間であるアイドル時間をベアラごとに測定するステップと、
    前記パケットデータネットワークゲートウェイが、ベアラがアイドル状態であると判断するためのアイドルタイマ閾値であって前記複数のベアラの各々について予め定められた当該アイドルタイマ閾値に、測定された前記アイドル時間が達したか否かを、ベアラごとに判断するステップと、
    一のベアラについて前記アイドル時間が前記アイドルタイマ閾値に達したと判断された場合に、前記パケットデータネットワークゲートウェイが、前記処理サーバに当該一のベアラの解放を要求するステップと、
    前記処理サーバが、前記パケットデータネットワークゲートウェイからの要求に応じて前記一のベアラの解放処理を行うステップと、
    を備える通信制御方法。
  2. 前記アイドルタイマ閾値は、前記パケットデータネットワークゲートウェイにより、各ベアラに対応付けて記憶されている、
    請求項1に記載の通信制御方法。
  3. 端末と、基地局と、端末に係る処理を実行する処理サーバと、前記端末が利用する通信サービスのための制御信号を伝送する複数の制御プレーンと、前記通信サービスのためのユーザ信号を伝送する複数のユーザプレーンと、を含み、PDUセッションが前記基地局を経由して前記端末と前記複数のユーザプレーンそれぞれとの間に設定された通信システム、にて実行される通信制御方法であって、
    各ユーザプレーンが、自己のユーザプレーンに設定されたPDUセッションのアイドル状態の継続時間であるアイドル時間を測定するステップと、
    各ユーザプレーンが、自己のユーザプレーンに設定されたPDUセッションがアイドル状態であると判断するための予め定められたアイドルタイマ閾値に、測定された前記アイドル時間が達したか否かを判断するステップと、
    一のユーザプレーンにより前記アイドル時間が前記アイドルタイマ閾値に達したと判断された場合に、当該一のユーザプレーンが、当該一のユーザプレーンに設定されたPDUセッションの解放を前記処理サーバに要求するステップと、
    前記処理サーバが、前記一のユーザプレーンからの要求に応じて当該一のユーザプレーンに設定されたPDUセッションの解放処理を行うステップと、
    を備える通信制御方法。
  4. 前記アイドルタイマ閾値は、前記ユーザプレーンにより、各PDUセッションに対応付けて記憶されている、
    請求項3に記載の通信制御方法。
  5. 端末と、基地局と、端末に係る処理を実行する処理サーバと、一又は複数のサービングゲートウェイと、一又は複数のパケットデータネットワークゲートウェイと、を含み、複数のベアラが前記基地局および前記一又は複数のサービングゲートウェイを経由して前記端末と前記一又は複数のパケットデータネットワークゲートウェイ間に設定された通信システムであって、
    前記パケットデータネットワークゲートウェイは、
    ベアラのアイドル状態の継続時間であるアイドル時間をベアラごとに測定する測定部と、
    ベアラがアイドル状態であると判断するためのアイドルタイマ閾値であって前記複数のベアラの各々について予め定められた当該アイドルタイマ閾値に、前記測定部により測定された前記アイドル時間が達したか否かを、ベアラごとに判断する判断部と、
    前記判断部により一のベアラについて前記アイドル時間が前記アイドルタイマ閾値に達したと判断された場合に、前記処理サーバに当該一のベアラの解放を要求する要求部と、
    を備え、
    前記処理サーバは、
    前記パケットデータネットワークゲートウェイからの要求に応じて前記一のベアラの解放処理を行う解放処理部、
    を備える、
    通信システム。
  6. 端末と、基地局と、端末に係る処理を実行する処理サーバと、前記端末が利用する通信サービスのための制御信号を伝送する複数の制御プレーンと、前記通信サービスのためのユーザ信号を伝送する複数のユーザプレーンと、を含み、PDUセッションが前記基地局を経由して前記端末と前記複数のユーザプレーンそれぞれとの間に設定された通信システムであって、
    各ユーザプレーンは、
    自己のユーザプレーンに設定されたPDUセッションのアイドル状態の継続時間であるアイドル時間を測定する測定部と、
    自己のユーザプレーンに設定されたPDUセッションがアイドル状態であると判断するための予め定められたアイドルタイマ閾値に、前記測定部により測定された前記アイドル時間が達したか否かを判断する判断部と、
    前記判断部により前記アイドル時間が前記アイドルタイマ閾値に達したと判断された場合に、自己のユーザプレーンに設定されたPDUセッションの解放を前記処理サーバに要求する要求部と、
    を備え、
    前記処理サーバは、
    一のユーザプレーンからの要求に応じて当該一のユーザプレーンに設定されたPDUセッションの解放処理を行う解放処理部、
    を備える、
    通信システム。
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