JP2013017082A - 移動端末、ベアラ接続方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】最大接続ベアラ数が互いに異なる無線通信システム間を移動した後も、ユーザーにとって優先度が高いベアラとの接続を維持すること。
【解決手段】本発明は、移動端末が同時に接続可能なベアラ数である最大接続ベアラ数が互いに異なる無線通信システム間を移動可能な移動端末に適用される。移動端末は、ベアラ毎の優先度を記憶する記憶部と、前記移動端末が無線通信システム間を移動した時に、前記移動端末が移動前の無線通信システムで接続済みのベアラ数が、移動後の無線通信システムの最大接続ベアラ数を超える場合、ベアラ毎の優先度に基づいて、前記移動端末が移動前の無線通信システムで接続済みのベアラとの接続を維持または切断する制御部と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、移動端末、ベアラ接続方法に関する。
LTE(Long Term Evolution)は、標準化団体である3GPP(3rd Generation Partnership Project)が仕様を策定した新たな携帯電話の通信規格であり、日本でも2011年度からすでに商用サービスが開始されている。
今後は、LTEシステムと既存のW−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)システム間を移動端末がシームレスに移動可能となるネットワークシステムでも、追って商用サービスが開始される見込みである。
LTEの特徴の1つとして、移動端末が複数のベアラ(非特許文献1)に同時に接続可能であることが挙げられる。
ベアラとは、例えば、メールサービス、ブラウジングサービス、動画などのストリーミングサービス、VoIP(Voice over Internet Protocol)サービスなどの各商用サービスを提供するために必要な論理的な通信経路である。異なる商用サービスが同じベアラ上で提供されることもある。
そのため、LTEシステムにおいて、通信事業者が、移動端末を複数のベアラに同時に接続する商用サービスを提供することが予想される。
一方、既存のW−CDMAシステムでは、移動端末を複数のベアラに同時に接続する商用サービスを提供する通信事業者はほとんどいない。
そのため、LTEシステムとW−CDMAシステム間を移動端末がシームレスに移動可能となるネットワークシステムでの商用サービスの開始後、移動端末が同時に接続可能なベアラ数(以下、最大接続ベアラ数と称す)が、LTEシステムとW−CDMAシステム間で異なるという事象が発生する可能性が十分考えられる。
無線通信システム毎に最大接続ベアラ数が異なるネットワークシステムにおいて、移動端末が無線通信システム間を移動した時に、移動前の無線通信システムで接続済みのベアラ数が、移動後の無線通信システムの最大接続ベアラ数を超えている場合、移動前の無線通信システム上ですでに接続済みのベアラの一部を切断する必要がある。
例えば、LTEシステムの最大接続ベアラ数が4本であり、W−CDMAシステムの最大接続ベアラ数が1本である場合、LTEシステムで2本以上のベアラに接続済みである状態でW−CDMAシステムに移動すると、1本以上のベアラを切断する必要がある。
具体的には、LTEシステムで4本のベアラに接続済みである場合は、W−CDMAシステムへの移動時に、3本のベアラを切断する必要がある。
3GPP TS24.301 3.1章(Default bearer) 3GPP TS23.203 6.1.7章(Table 6.1.7)
上述したように、無線通信システム毎に最大接続ベアラ数が異なるネットワークシステムにおいて、移動端末が無線通信システム間を移動した時に、移動前の無線通信システムで接続済みのベアラ数が、移動後の無線通信システムの最大接続ベアラ数を超えている場合、移動前の無線通信システムですでに接続済みのベアラの一部を切断する必要がある。
このとき、移動後の無線通信システムでは、接続を維持すべきベアラは一意に決められてしまっており、ユーザーにとって優先度の高いベアラ(例えば、ユーザーが意図するサービスで使用するベアラ)との接続を維持することができないという課題がある。
そこで、本発明の目的は、上述した課題を解決し、最大接続ベアラ数が互いに異なる無線通信システム間を移動した後も、ユーザーにとって優先度が高いベアラとの接続を維持することができる移動端末、ベアラ接続方法を提供することにある。
本発明の移動端末は、
移動端末が同時に接続可能なベアラ数である最大接続ベアラ数が互いに異なる無線通信システム間を移動可能な移動端末であって、
ベアラ毎の優先度を記憶する記憶部と、
前記移動端末が無線通信システム間を移動した時に、前記移動端末が移動前の無線通信システムで接続済みのベアラ数が、移動後の無線通信システムの最大接続ベアラ数を超える場合、ベアラ毎の優先度に基づいて、前記移動端末が移動前の無線通信システムで接続済みのベアラとの接続を維持または切断する制御部と、を有する。
本発明のベアラ接続方法は、
移動端末が同時に接続可能なベアラ数である最大接続ベアラ数が互いに異なる無線通信システム間を移動可能な移動端末が行うベアラ接続方法であって、
ベアラ毎の優先度を記憶し、
前記移動端末が無線通信システム間を移動した時に、前記移動端末が移動前の無線通信システムで接続済みのベアラ数が、移動後の無線通信システムの最大接続ベアラ数を超える場合、ベアラ毎の優先度に基づいて、前記移動端末が移動前の無線通信システムで接続済みのベアラとの接続を維持または切断する。
本発明によれば、最大接続ベアラ数が互いに異なる無線通信システム間を移動端末が移動した後も、ユーザーにとって優先度が高いベアラとの接続を維持することができるという効果が得られる。
本発明の一実施形態の移動端末の構成を示すブロック図である。 図1に示した移動端末の動作の流れを説明するフローチャートである。 図2に示した手順S1〜S9を具体的に説明する図である。 図2に示した手順S10〜S12を具体的に説明する図である。
以下に、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態の移動端末の構成を示すブロック図である。なお、図1は、本発明に関連する構成要素だけを抜粋して示している。
図1に示すように、本実施形態の移動端末は、アンテナを含み、基地局と無線通信を行う無線部100と、移動端末内の各構成要素を制御する制御部200と、各種の情報を表示する表示部300と、各種の操作が行われる操作部400と、各種の情報を記憶する記憶部500と、を有している。
以下、本実施形態の移動端末の動作について、図2〜図4を参照して説明する。ここでは、図2のフローチャートの流れに沿って説明を行う。
(1)手順S1
まず、ユーザーは、操作部400を用いて、表示部300上で、図3に示すような「サービス毎の優先度」の設定を行う。制御部200は、「サービス毎の優先度」の設定内容を記憶部500に記憶させる。
例えば、図3の例では、ユーザーは、ブラウジングサービス、メールサービス、通信ゲームサービス、ストリーミングサービス、およびVoIPサービスの各サービスについて、優先度を設定している。
(2)手順S2
次に、制御部200は、ユーザーが設定した「サービス毎の優先度」を「ベアラ毎の優先度」に置換する。
そのために、制御部200は、図3に示すような、サービスとそのサービスで使用するベアラとを対応付けた「サービス/ベアラ対応表」を、予め記憶部500に記憶させておく。
そして、制御部200は、「サービス毎の優先度」に記述された個々のサービスで使用するベアラを、「サービス/ベアラ対応表」を検索して求め、ベアラの優先度を、そのベアラを使用するサービスの優先度に決定し、図3に示すような「ベアラ毎の優先度」を記憶部500に記憶させる。このとき、2つ以上のサービスで同じベアラを使用する場合、そのベアラの優先度を、優先度が高い方のサービスの優先度に決定する。
例えば、図3の例では、ユーザーに設定されたブラウジングサービスの優先度は「4」である。ブラウジングサービスは、「サービス/ベアラ対応表」を検索すると、ベアラAを使用することが分かる。よって、ベアラAの優先度は「4」となる。
また、ユーザーに設定されたメールサービスおよび通信ゲームサービスの優先度は、それぞれ「3」、「5」である。しかし、「サービス/ベアラ対応表」を検索すると、メールサービスと通信ゲームサービスは共に、ベアラBを使用することが分かる。そのため、ベアラBの優先度としては、メールサービスの優先度「3」および通信ゲームサービスの優先度「5」のうち、優先度が高い方のメールサービスの優先度「3」を選択する。よって、ベアラBの優先度は「3」となる。
(3)手順S3
移動端末は、LTEシステムに在圏中、利用するサービスに応じたベアラに接続する。
制御部200は、移動端末が接続済みのベアラ数や、実際に接続済みのベアラの情報を記憶部500に記憶させる。なお、制御部200は、LTEシステムおよびW−CDMAシステムのそれぞれの最大接続ベアラ数を予め記憶部500に記憶させておく。
図3の例では、移動端末は、LTEシステムで4つのベアラA,B,C,Dに接続済みである(このうちベアラAと通信中)。また、LTEシステムの最大接続ベアラ数は「4」で、W−CDMAシステムの最大接続ベアラ数は「1」である。
(4)手順S4
移動端末は、LTEシステムからW−CDMAシステムへの移動を開始する。
(5)手順S5
制御部200は、記憶部500に記憶されている、移動端末がLTEシステムで接続済みのベアラ数と、W−CDMAシステムの最大接続ベアラ数と、を比較する。
もし、移動端末がLTEシステムで接続済みのベアラ数が、W−CDMAシステムの最大接続ベアラ数を超えている場合は、制御部200は、移動端末が接続済みのベアラを切断する必要があると判断して手順S6に進む。超えていない場合は、移動端末が接続済みのベアラを切断する必要がないと判断して手順S9に進む。
例えば、図3の例では、移動端末がLTEシステムで接続済みのベアラ数は「4」であり、W−CDMAシステムの最大接続ベアラ数「1」を超えている。よって、移動端末がLTEシステムで接続済みのベアラを切断する必要があると判断して手順S6に進む。
(6)手順S6
移動端末がLTEシステムで接続済みのベアラ数が、W−CDMAシステムの最大接続ベアラ数を超えている場合、制御部200は、記憶部500に記憶されている、移動端末がLTEシステムで接続済みのベアラを抽出する。そして、抽出した各ベアラについて、LTEシステムからW−CDMAシステムへの移動を開始した直前の単位時間内に該当ベアラ上で送受信されたデータ量を監視し、送受信されたデータがあれば通信中と判断し、送受信されたデータがなければ非通信中と判断する。
もし、通信中のベアラが1つ以上存在し、かつ、通信中のベアラよりも優先度が高いベアラ数が、W−CDMAシステムの最大接続ベアラ数以上である場合、制御部200は、通信中でかつ切断対象のベアラがあると判断して手順S7に進む。そのようなベアラがない場合は手順S8に進む。
例えば、図3の例では、移動端末がLTEシステムで接続済みの4本のベアラA,B,C,Dの「ベアラ毎の優先度」は、ベアラD>C>B>Aである。すなわち、通信中のベアラAよりも優先度が高いベアラ数は「3」であり、W−CDMAシステムの最大接続ベアラ数「1」以上となっている。よって、ベアラAが通信中でかつ切断対象のベアラであると判断して手順S7に進む。
(7)手順S7
通信中でかつ切断対象のベアラがある場合、制御部200は、記憶部500に記憶されている「ベアラ毎の優先度」を読み出し、通信中のベアラの優先度が最も高くなるように「ベアラ毎の優先度」を更新する。更新後の「ベアラ毎の優先度」は内部に保持しておく。なお、通信中のベアラが複数ある場合、通信中のベアラ間の優先度は、記憶部500に記憶されている更新前の「ベアラ毎の優先度」に従う。
例えば、図3の例では、移動端末がLTEシステムで接続済みの4本のベアラA,B,C,Dの「ベアラ毎の優先度」は、ベアラD>C>B>Aとなっている。よって、通信中のベアラAの優先度を最も高くし、更新後の「ベアラ毎の優先度」は、ベアラA>D>C>Bとなる。
(8)手順S8
制御部200は、通信中でかつ切断対象のベアラがある場合は、手順S7で更新した更新後の「ベアラ毎の優先度」に従い、通信中でかつ切断対象のベアラがない場合は、記憶部500に記憶されている更新前の「ベアラ毎の優先度」に従い、優先度の低いベアラから順に、{(LTEシステムで接続済みのベアラ数)−(W−CDMAシステムの最大接続ベアラ数)}本のベアラを切断する。
例えば、図3の例では、通信中でかつ切断対象のベアラAがあり、更新後の「ベアラ毎の優先度」は、ベアラA>D>C>Bである。また、移動端末がLTEシステムで接続済みのベアラ数は「4」であり、W−CDMAシステムの最大接続ベアラ数は「1」であり、ベアラを切断する本数は「3」となる。よって、優先度の低い3本のB,C,Dを、この順に切断する。
(9)手順S9
移動端末は、W−CDMAシステムへの移動を完了し、接続維持しているベアラ上での通信を継続する。
例えば、図3の例では、移動端末は、W−CDMAシステムでも、LTEシステムで通信中であったベアラAとの接続を維持し、ベアラA上での通信を継続する。
(10)手順S10
手順S6,S7で、切断対象であったが通信中のために優先度を一時的に最も高くして接続維持したベアラがある場合、制御部200は、手順S11に進む。そのようなベアラがない場合、手順S12に進む。
例えば、図3の例では、ベアラAの優先度を一時的に最も高くしている。そのため、図3で移動端末がW−CDMAシステムへの移動を完了した後の状態を示す図4の例では、手順S11に進む。
(11)手順S11
優先度を一時的に最も高くしたベアラ上で一定時間通信がない場合、制御部200は、該当ベアラを切断し、記憶部500に記憶されている更新前の「ベアラ毎の優先度」に従い、優先度の高いベアラから順に、(W−CDMAシステムの最大接続ベアラ数)本のベアラを移動端末に接続する。
例えば、図4の例では、記憶部500に記憶されている、4本のベアラA,B,C,Dの更新前の「ベアラ毎の優先度」は、ベアラD>C>B>Aである。しかし、W−CDMAシステムの最大接続ベアラ数が「1」であり、ベアラAが通信中のベアラであるため、ベアラAの優先度を一時的に最も高くしている。よって、ベアラA上で一定時間通信がない場合、ベアラAを切断し、更新前の「ベアラ毎の優先度」に従い、優先度の最も高いベアラDを移動端末に接続する。
(12)手順S12
移動端末は、接続済みのベアラとの接続を維持する。
例えば、図4の例では、移動端末は、ベアラA上で一定時間内に通信が行われた場合、ベアラAとの接続を維持し、ベアラA上で一定時間通信がない場合、ベアラAを切断してベアラDと接続し、ベアラDとの接続を維持する。
上述したように本実施形態では、移動端末がLTEシステムからW−CDMAシステムへ移動した時に、移動端末がLTEシステムで接続済みのベアラ数が、W−CDMAシステムの最大接続ベアラ数を超える場合、ベアラ毎の優先度に基づいて、移動端末がLTEシステムで接続済みのベアラとの接続を維持または切断する。
したがって、ユーザーにとって優先度が高いベアラについては、W−CDMAシステムでも接続を維持することができ、一方、ユーザーにとって優先度が低いベアラについては、接続を切断することができる。
ただし、移動端末がLTEシステムで通信中のベアラの優先度が低い場合、移動端末がLTEシステムからW−CDMAシステムへ移動した時に、通信中のベアラが切断対象となる可能性がある。その場合、移動端末がLTEシステムで行っていたベアラ上の通信が中断されてしまう。
そこで、本実施形態では、移動端末がLTEシステムで通信中のベアラよりも優先度が高いベアラ数が、W−CDMAシステムの最大接続ベアラ数以上である場合、移動端末がLTEシステムで通信中のベアラの優先度が最も高くなるようにベアラ毎の優先度を更新し、更新後のベアラ毎の優先度に基づいて、移動端末がLTEシステムで接続済みのベアラとの接続を維持または切断する。
したがって、移動端末がLTEシステムで行っていたベアラ上の通信を、W−CDMAシステムでも継続することができる。
ただし、移動端末がLTEシステムで通信中であったために、優先度を一時的に最も高くしたベアラを、W−CDMAシステムへの移動後も、ユーザーもしくはネットワークが切断するまで接続を維持し続ける場合、ユーザーが、まだ携帯端末に接続されていないベアラを使用するサービスでの通信を開始する際には、元のベアラを切断し、新しいサービスで使用するベアラを接続するというベアラの接続し直しが必要となる。
しかし、ベアラの接続し直しは時間がかかるため、ユーザーにとって優先度の高い新しいサービスでの通信を開始するまでに時間がかかってしまう。
そこで、本実施形態では、移動端末がLTEシステムで通信中でかつ優先度を最も高くしたベアラ上で一定時間通信がない場合、そのベアラとの接続を切断し、更新前のベアラ毎の優先度に基づいて、移動端末にベアラを接続する。
したがって、本来は優先度が高いベアラを使用するサービスの通信開始時に、ベアラの接続し直しが発生しないため、ユーザーにとって優先度の高いサービスでの通信を開始するまでの時間を短縮することができる。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明の範囲内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
(A)例えば、上記実施形態では、移動端末がLTEシステムとW−CDMAシステム間を移動する場合の手順について説明したが、本発明では、無線通信システムはLTEシステムとW−CDMAシステムに限定されない。
(B)また、上記実施形態では、LTEシステムとW−CDMAシステムの最大接続ベアラ数がそれぞれ「4」と「1」であるものとして説明したが、本発明では、最大接続ベアラ数はこれに限定されない。
(C)また、上記実施形態では、制御部200は、ユーザーが設定した「サービス毎の優先度」を置換して、「ベアラ毎の優先度」を決定したが、本発明はこれに限定されない。
例えば、制御部200は、以下の方法で「ベアラ毎の優先度」を求め、記憶部500に記憶させても良い。
(C−1)制御部200は、LTEシステムからW−CDMAシステムへの移動時に、LTEシステムで接続済みのベアラを表示部300にポップアップで表示し、その中からユーザーに操作部400を用いてベアラを選択させ、ユーザーが選択したベアラの優先度が最も高くなるように「ベアラ毎の優先度」を決定しても良い。この場合、ユーザーに2本以上のベアラを選択させ、さらに、選択したベアラの優先度をユーザーに選択させても良い。なお、ユーザーに選択されなかったベアラの優先度の決定方法は任意の方法で良い。
(C−2)制御部200は、ユーザーに操作部400を用いて「ベアラ毎の優先度」を直接設定させても良い。
(C−3)制御部200は、非特許文献2に規定されるQCI(QoS class identifier) Priorityに従い、「ベアラ毎の優先度」を決定しても良い。例えば、ベアラA,B,C,DのQCIがそれぞれ「1」、「3」、「5」、「7」の場合、非特許文献2のTable 6.1.7より、各QCIに対応するPriorityは、「2」、「3」、「1」、「7」であるため、「ベアラ毎の優先度」を、ベアラC>A>B>Dと決定する。
100 無線部
200 制御部
300 表示部
400 操作部
500 記憶部

Claims (8)

  1. 移動端末が同時に接続可能なベアラ数である最大接続ベアラ数が互いに異なる無線通信システム間を移動可能な移動端末であって、
    ベアラ毎の優先度を記憶する記憶部と、
    前記移動端末が無線通信システム間を移動した時に、前記移動端末が移動前の無線通信システムで接続済みのベアラ数が、移動後の無線通信システムの最大接続ベアラ数を超える場合、ベアラ毎の優先度に基づいて、前記移動端末が移動前の無線通信システムで接続済みのベアラとの接続を維持または切断する制御部と、を有する移動端末。
  2. 前記制御部は、
    前記移動端末が移動前の無線通信システムで通信中のベアラよりも優先度が高いベアラ数が、移動後の無線通信システムの最大接続ベアラ数以上である場合、前記移動端末が移動前の無線通信システムで通信中のベアラの優先度が最も高くなるようにベアラ毎の優先度を更新し、更新後のベアラ毎の優先度に基づいて、前記移動端末が移動前の無線通信システムで接続済みのベアラとの接続を維持または切断する、請求項1に記載の移動端末。
  3. 前記制御部は、
    前記移動端末が移動前の無線通信システムで通信中でかつ優先度を最も高くしたベアラ上で一定時間通信がない場合、該ベアラとの接続を切断し、更新前のベアラ毎の優先度に基づいて、前記移動端末にベアラを接続する、請求項2に記載の移動端末。
  4. サービス毎の優先度をユーザーに設定させる操作部をさらに有し、
    前記制御部は、
    ユーザーが設定したサービス毎の優先度をベアラ毎の優先度に置換し、前記記憶部に記憶させる、請求項1から3のいずれか1項に記載の移動端末。
  5. 前記移動端末が移動前の無線通信システムで接続済みのベアラのいずれかをユーザーに選択させる操作部をさらに有し、
    前記制御部は、
    ユーザーが選択したベアラの優先度が最も高くなるようにベアラ毎の優先度を決定し、前記記憶部に記憶させる、請求項1から3のいずれか1項に記載の移動端末。
  6. ベアラ毎の優先度をユーザーに設定させる操作部をさらに有し、
    前記制御部は、
    ユーザーが設定したベアラ毎の優先度を前記記憶部に記憶させる、請求項1から3のいずれか1項に記載の移動端末。
  7. 前記制御部は、
    各ベアラのQCIに対応するQCI Priorityに基づいてベアラ毎の優先度を決定し、前記記憶部に記憶させる、請求項1から3のいずれか1項に記載の移動端末。
  8. 移動端末が同時に接続可能なベアラ数である最大接続ベアラ数が互いに異なる無線通信システム間を移動可能な移動端末が行うベアラ接続方法であって、
    ベアラ毎の優先度を記憶し、
    前記移動端末が無線通信システム間を移動した時に、前記移動端末が移動前の無線通信システムで接続済みのベアラ数が、移動後の無線通信システムの最大接続ベアラ数を超える場合、ベアラ毎の優先度に基づいて、前記移動端末が移動前の無線通信システムで接続済みのベアラとの接続を維持または切断する、ベアラ接続方法。
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