JP2019103068A - 通信制御ノード - Google Patents

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大輔 野島
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優樹 勝間田
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曉 山田
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Abstract

【課題】ノード間の通信経路のうち無線区間において、より適切な品質に基づく通信を行うこと。【解決手段】端末1は、端末1とサーバとの間の通信に関する通信情報を取得する通信情報取得部13と、通信と当該通信の品質とが対応付けられたQCIプロキシ情報を取得するQCIプロキシ情報取得部12と、QCIプロキシ情報取得部12によって取得されたQCIプロキシ情報において通信情報取得部13によって取得された通信情報が示す通信に対応する品質に基づく通信を、端末1とサーバとの間の通信経路のうち無線区間において行わせるデータ通信部15と、を備える。通信情報は、個別のアプリケーションによる通信に関する情報であってもよい。QCIプロキシ情報取得部12は、無線区間の通信状況に応じたQCIプロキシ情報を取得してもよい。【選択図】図4

Description

本発明は、ノード間の通信経路のうち無線区間における通信を制御する通信制御ノードに関する。
下記非特許文献1には、移動体通信のQoS(Quality of Service)制御のために定めた優先度を示すパラメータであるQCI(QoS class identifier)パラメータが開示されている。
3GPP TS 23.203 V15.0.0 (2017-09)
従来の移動体通信において移動体端末がサーバと通信を行う際、移動体端末とサーバとの間の通信経路のうち無線区間では、移動体端末のアタッチ時に構築されるDefault(デフォルト)ベアラで使用されているQCIパラメータを用いて通信が行われる。それゆえに、無線区間では、上位プロトコルのサービス要求条件を考慮していない通信等、適切ではない品質に基づく通信が行われるという問題がある。
そこで、本発明はかかる課題に鑑みて為されたものであり、ノード間の通信経路のうち無線区間において、より適切な品質に基づく通信を行うことができる通信制御ノードを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の通信制御ノードは、ノード間の通信に関する通信情報を取得する通信取得部と、通信と当該通信の品質とが対応付けられた通信品質情報を取得する通信品質取得部と、通信品質取得部によって取得された通信品質情報において通信取得部によって取得された通信情報が示す通信に対応する品質に基づく通信を、ノード間の通信経路のうち無線区間において行わせる通信部と、を備える。
このような通信制御ノードによれば、ノード間の通信経路のうち無線区間において、取得された通信情報及び通信品質情報に基づいた品質に基づく通信を行わせることができる。それにより、例えば、ノード間の通信に応じた適切な品質に基づく通信を行わせたり、予め対応付けられた通信品質情報に応じた適切な品質に基づく通信を行わせたりすることができる。すなわち、ノード間の通信経路のうち無線区間において、より適切な品質に基づく通信を行うことができる。
本発明によれば、ノード間の通信経路のうち無線区間において、より適切な品質に基づく通信を行うことができる。
本発明の実施形態に係る端末を含む通信制御システムのシステム構成図である。 本発明の実施形態に係る端末とサーバとの間の通信レイヤを示す図である。 3GPPで規定されているQCIパラメータのテーブル例を示す図である。 本発明の実施形態に係る端末の機能ブロック図である。 QCIプロキシ情報のテーブル例を示す図である。 通信制御システムで実行される通信制御処理を示すシーケンス図(その1)である。 通信制御システムで実行される通信制御処理を示すシーケンス図(その2)である。 本発明の実施形態に係る端末のハードウェア構成図である。
以下、図面とともに装置の実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。また、以下の説明における実施形態は、本発明の具体例であり、特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの実施形態に限定されないものとする。
図1は、本発明の実施形態に係る端末1(通信制御ノード)を含む通信制御システム4のシステム構成図である。図1に示す通り、通信制御システム4は、端末1、基地局2、コアネットワークC及びSMF3を含んで構成される。なお、端末1、基地局2及びSMF3は、それぞれ1つ以上あってもよい。通信制御システム4は、例えば3GPP(3rd Generation Partnership Project)で規定されている移動体通信システムである。端末1と基地局2とは、無線等でネットワーク接続されており、互いに通信可能である。基地局2とSMF3とは、有線等でネットワーク接続されており、互いに通信可能である。SMF3は、コアネットワークCに含まれており、コアネットワークCの構成要素である。後述の図2に示すゲートウェイも、コアネットワークCに含まれ、コアネットワークCの構成要素である。後述の図2に示すサーバは、コアネットワークCに含まれ、コアネットワークCの構成要素であってもよいし、あるいは、コアネットワークCと有線等でネットワーク接続されておりコアネットワークCと通信可能な他のネットワークに含まれ、当該他のネットワークの構成要素であってもよい。端末1は、基地局2を介して、上述のSMF3、ゲートウェイ及びサーバと互いに通信可能である。上述の端末1、基地局2、SMF3、ゲートウェイ及びサーバ等は、通信制御システム4における通信網を構成するノードでもある。ノードとは、コンピュータ装置であってもよいし、コンピュータ装置にて実装された機能(論理的なプログラム)であってもよい。以下、通信制御システム4の各構成要素について詳細に説明する。
端末1は、移動体通信が可能なコンピュータ端末であり、例えば3GPPで規定されているUE(User Equipment)等である。端末1において、移動体通信を行うアプリケーションを実行可能である。端末1において実行されたアプリケーションは、基地局2及びコアネットワークC等を介して、サービスを提供するサーバ及び対向装置等と通信可能である。端末1の詳細な機能については後述する。
基地局2は、無線基地局であり、例えば3GPPで規定されているeNodeB等である。後述するが、基地局2は、端末1が備える機能と同様の機能を備え、端末1と同様の処理を実行してもよい。
コアネットワークCは、通信網であり、例えば3GPPで規定されている移動体通信網におけるコアネットワーク等である。
SMF3は、コンピュータ装置又はコンピュータ装置に実装された機能であり、例えば3GPPで規定されているSMF(Service-slice Mapping Function)である。SMF3は、主にQCIプロキシ情報(後述)を一括管理する。
図2は、端末1とサーバとの間の通信レイヤ(層)を示す図である。前提として、端末1と基地局2とは無線により互いに接続され、基地局2とゲートウェイとは有線により互いに接続され、ゲートウェイとサーバとは有線により互いに接続されている。すなわち、端末1とサーバとの通信経路のうち、端末1と基地局2との間は無線区間であり、基地局2とゲートウェイとの間及びゲートウェイとサーバとの間は有線区間である。図2に示す通り、通信レイヤとして、Applicationレイヤ、TCP(Transmission Control Protocol)/UDP(User Datagram Protocol)レイヤ、IP(Internet Protocol)レイヤ、QCIプロキシレイヤ、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)レイヤ、GTP−U(GPRS(General Packet Radio Service) Tunneling Protocol User)レイヤ、L2レイヤ、RLC(Radio Link Control)レイヤ、MAC(Medium Access Control)レイヤ、PHY(Physical)レイヤ及びL1レイヤがある。なお、QCIプロキシレイヤ以外については、3GPPにて規定されているものであり、説明を省略する。
通信制御システム4では、端末1と基地局2との間で、無線区間のQCIパラメータを管理するQCIプロキシレイヤを新たに構築して用いる。より具体的には、端末1(又は基地局2を含む、通信制御システム4に含まれる任意のノード)は、端末1とサーバとの間のTCP/UDPレイヤ(又は他の任意の通信レイヤ)における通信に関する通信情報(例えば、FQDN(Fully Qualified Domain Name)、IPアドレス、プロトコル/ポート番号等)を解析し、解析した通信情報に基づいて、QCIプロキシレイヤにて適切なQCIパラメータに切り替えたり、適用したりする。QCIプロキシレイヤにてQCIパラメータを切り替えたり、適用したりすると、端末1と基地局2との間の無線区間の通信は、切り替えた又は適用したQCIパラメータに基づいた通信となる。
図3は、3GPPで規定されているQCIパラメータのテーブル例を示す図である。図3に示すテーブル例では、ベアラのQoSクラスであり1から9の値であるQCIごとに、帯域保証対象(GBR(Guaranteed Bit Rate))か非対象(Non−GBR)か、優先度、許容遅延時間、パケットロス率及びサービル例が定められている。QCIパラメータの詳細については、3GPPにて規定されているものであり、説明を省略する。
続いて、端末1の詳細な機能について説明する。図4は、端末1の機能ブロック図である。図4に示す通り、端末1は、QCIプロキシ情報受信部10、QCIプロキシ情報格納部11、QCIプロキシ情報取得部12(通信品質取得部)、通信情報取得部13(通信取得部)、QCIパラメータ選択部14(通信部の一部)、データ通信部15(通信部の一部)及び電波状況通知部16(通信状況通知部)を含んで構成される。
QCIプロキシ情報受信部10は、SMF3(又は通信制御システム4に含まれる任意のノード)からQCIプロキシ情報(通信品質情報)を受信する。QCIプロキシ情報は、通信と当該通信の品質とが対応付けられた情報である。図5は、QCIプロキシ情報のテーブル例を示す図である。図5に示すテーブル例では、通信を示すプロトコル/ポート番号に対して、当該通信の品質を示す優先度及びQCIパラメータの一部(帯域保証、遅延及びパケットエラーロスレート)が対応付けられている。QCIプロキシ情報は、図5に示すテーブル例の対応付けに限るものではなく、任意の通信と品質とが対応付けられていてよい。通信の一例としては、FQDN、IPアドレス及びプロトコル/ポート番号がある。品質の一例としては、QCIパラメータのQCI(1から9の値)、帯域保証対象か非対象か、優先度、許容遅延時間及びパケットロス率がある。
QCIプロキシ情報格納部11は、QCIプロキシ情報受信部10によって受信されたQCIプロキシ情報を格納する。
QCIプロキシ情報取得部12は、QCIプロキシ情報を取得する。より具体的に、QCIプロキシ情報取得部12は、QCIプロキシ情報格納部11によって格納されたQCIプロキシ情報を取得してもよいし、通信制御システム4に含まれる他のノードからネットワーク等を介してQCIプロキシ情報を取得してもよい。QCIプロキシ情報取得部12がQCIプロキシ情報を取得するタイミングは、QCIプロキシ情報格納部11によってQCIプロキシ情報が格納されたタイミング、後述の通信情報取得部13によって通信情報が取得されたタイミング又は端末1のユーザ等から指示されたタイミング等である。QCIプロキシ情報取得部12は、取得したQCIプロキシ情報をQCIパラメータ選択部14に出力する。
QCIプロキシ情報取得部12は、無線区間の通信状況に応じたQCIプロキシ情報を取得してもよい。より具体的に、QCIプロキシ情報取得部12は、自端末である端末1と、端末1のアクセス先であるサーバへの通信路上にある基地局2との間の無線区間の通信状況(電波状況又は通信の品質等)に応じたQCIプロキシ情報を取得してもよい。例えば、QCIプロキシ情報取得部12は、後述の電波状況通知部16による無線区間の通信状況の通知の応答として、当該通信状況の通知先のノード(他のノード)から当該通信状況に応じたQCIプロキシ情報を(QCIプロキシ情報受信部10やQCIプロキシ情報格納部11を経由して)取得してもよい。
通信情報取得部13は、ノード間の通信に関する通信情報を取得する。例えば、通信情報取得部13は、自端末である端末1と、端末1のアクセス先であるサーバとの間のTCP/UDPレイヤにおける通信のプロトコル/ポート番号を取得する。通信情報取得部13は、取得した通信情報をQCIパラメータ選択部14に出力すると共に、当該通信情報が示す通信を行うノード(例えば、端末1及びサーバ)に関するノード情報(例えば、ノードの識別情報)をデータ通信部15に出力する。
通信情報は、個別のアプリケーションによる通信に関する情報であってもよい。例えば、端末1で実行されるアプリケーションによる通信は、アプリケーション毎に特定のプロトコル及びポート番号を利用するため、プロトコル及びポート番号が指定されると対応するアプリケーションを特定することができる場合がある。それゆえに、例えばプロトコル/ポート番号は、個別のアプリケーションによる通信に関する情報である。FQDN及びIPアドレス等も、対応するアプリケーションを特定することができる場合もあり、個別のアプリケーションによる通信に関する情報である。
QCIパラメータ選択部14は、QCIプロキシ情報取得部12によって取得されたQCIプロキシ情報と、通信情報取得部13によって取得された通信情報とに基づいて、QCIパラメータを選択する。より具体的に、まず、QCIパラメータ選択部14はQCIプロキシ情報取得部12から入力されたQCIプロキシ情報において、通信情報取得部13から入力された通信情報が示す通信に対応する品質(に関する情報)を抽出する。次に、QCIパラメータ選択部14は、抽出した品質に応じたQCIパラメータを選択する。例えば、QCIパラメータ選択部14は、QCIプロキシ情報取得部12から入力されたQCIプロキシ情報が図5に示すテーブル例のものであり、通信情報取得部13から入力された通信情報がプロトコル/ポート番号「TCP/A port」である場合、対応する品質である帯域保証「GBR」、遅延「50ms」及びパケットエラーロスレート「10^−2」を抽出する。次に、QCIパラメータ選択部14は、当該品質を(なるべく)満たすQCIパラメータとして、QCIの値「3」を選択する。QCIパラメータ選択部14は、選択したQCIパラメータをデータ通信部15に出力する。
データ通信部15は、QCIパラメータ選択部14によって選択されたQCIパラメータに基づく通信を、ノード間の通信経路のうち無線区間において行わせる。より具体的に、データ通信部15は、QCIパラメータ選択部14から入力されたQCIパラメータに基づく通信を、通信情報取得部13から入力されたノード情報が示すノード間の通信経路のうち無線区間において行わせる。QCIパラメータに基づく通信を行わせる技術は既存技術を用いる。例えば、データ通信部15は、QCIパラメータに基づく無線区間のベアラを構築し、構築したベアラにてデータ通信を行わせる。QCIパラメータに基づく通信を行わせることで、当該通信は、当該QCIパラメータが特定する品質(サービス要求条件)を満たす通信となる。
上述のQCIパラメータ選択部14及びデータ通信部15により、QCIプロキシ情報取得部12によって取得されたQCIプロキシ情報において通信情報取得部13によって取得された通信情報が示す通信に対応する品質に基づく通信を、ノード間の通信経路のうち無線区間において行わせることができる。
電波状況通知部16は、ノード間の通信経路のうち無線区間の通信状況を他のノードに通知する。より具体的に、電波状況通知部16は、自端末である端末1と、端末1のアクセス先であるサーバへの通信路上にある基地局2との間の無線区間の通信状況に関する情報を、SMF3に送信する。電波状況通知部16による通信状況の通知は、定期的(例えば1分毎)に行ってもよいし、予め管理者等によって指定されたタイミングに行ってもよい。
続いて、図6及び図7に示すシーケンス図を用いて、本実施形態に係る通信制御システム4における通信制御処理(通信制御方法)について説明する。図6に示すシーケンス図は、初期状態の通信制御システム4における通信制御処理を示し、図7に示すシーケンス図は、初期状態後の通信制御システム4における通信制御処理を示す。
図6において、まず、サービス運用者等(通信制御システム4を管理する移動体通信事業者、又は、当該移動体通信事業者の協力者等)からSMF3に対して、サービス要求条件が送信される(ステップS1)。サービス要求条件とは、通信に対して要求する品質の条件(に関する情報)であり、例えば、図5に示すQCIプロキシ情報のテーブル例のうち右3列のQCIパラメータの一部である。次に、SMF3において、S1にて受信したサービス要求条件に基づいて、QCIプロキシ情報が作成及び格納される(ステップS2)。QCIプロキシ情報を作成する際に、S1にて受信したサービス要求条件以外に、SMF3にて予め格納された各種情報を加味してもよい。SMF3にて作成及び格納されるQCIプロキシ情報の一例は、図5に示すQCIプロキシ情報のテーブル例である。
次に、SMF3から基地局2に対して、S2にて作成及び格納されたQCIプロキシ情報が送信される(ステップS3)。送信対象の基地局2は、通信制御システム4に含まれる全ての基地局2であってもよいし、予め管理者等によって指定された基地局2であってもよい。次に、基地局2において、S3にて受信したQCIプロキシ情報が格納される(ステップS4)。基地局2は、格納されたQCIプロキシ情報を、後述のS8でのデータ通信を行う際等に用いてもよい。次に、基地局2から端末1に対して、S4にて格納されたQCIプロキシ情報が送信される(ステップS5)。送信対象の端末1は、基地局2が収容する全ての端末1であってもよいし、予め管理者等によって指定された端末1であってもよい。なお、S4での格納は、後述のS5〜S8の何れの後に行ってもよい。
次に、端末1において、S5にて送信されたQCIプロキシ情報がQCIプロキシ情報受信部10により受信され、受信されたQCIプロキシ情報がQCIプロキシ情報格納部11により格納される(ステップS6)。次に、端末1において、QCIプロキシ情報取得部12によりS6にて格納されたQCIプロキシ情報が取得され、通信情報取得部13により通信情報が取得され、QCIパラメータ選択部14により、取得されたQCIプロキシ情報及び取得された通信情報に基づいてQCIパラメータが選択される(ステップS7)。次に、端末1において、データ通信部15により、無線区間である端末1と基地局2との間の通信経路においてS7にて選択されたQCIパラメータに基づく通信(データ通信)が行われる(ステップS8)。
図6のS8の後に、図7に示すシーケンス図の処理が実行される。なお、当該タイミングに限られず、図6に示すシーケンス図の処理を実行せずに最初から図7に示すシーケンス図の処理を実行してもよい。
図7において、まず、端末1から基地局2に対して、端末1の電波状況通知部16により電波状況(通信状況)が通知される(ステップS10)。次に、基地局2からSMF3に対して、S10にて通知された電波状況と、基地局2において取得された利用状況(基地局2が収容する端末1の利用台数等)とが送信される(ステップS11)。次に、SMF3において、S11にて受信した電波状況と利用状況とに基づいてQCIプロキシ情報が更新(又は新規作成及び格納)される(ステップS12)。以降のステップS13〜S18の処理は、図6のS3〜S8と同様のため説明を省略する。図7のシーケンス図に示す処理により、端末1のユーザの(リアルタイムの)利用状況に基づいた適切なQCIプロキシ情報に更新されるため、当該ユーザの(リアルタイムの)利用状況に基づいた適切な(フレキシブルな)QCIパラメータに基づく通信が行われる。
なお、以上説明した端末1の各機能と同様の機能を、通信制御システム4に含まれる他のノード(例えば基地局2)が備えてもよい。その場合、当該他のノードは、図6及び7に示す処理と同様の処理を行う。
次に、本実施形態のように構成された端末1の作用効果について説明する。
本実施形態の端末1によれば、QCIパラメータ選択部14及びデータ通信部15により、端末1とサーバとの間の通信経路のうち無線区間である端末1と基地局2との間の通信経路において、通信情報取得部13により取得された通信情報及びQCIプロキシ情報取得部12により取得されたQCIプロキシ情報に基づいた品質(QCIパラメータ)に基づく通信を行わせることができる。それにより、例えば、端末1とサーバとの間の通信に応じた適切な品質に基づく通信を行わせたり、予め対応付けられたQCIプロキシ情報に応じた適切な品質に基づく通信を行わせたりすることができる。すなわち、端末1とサーバとの間の通信経路のうち無線区間である端末1と基地局2との間の通信経路において、より適切な品質に基づく通信を行うことができる。
また、通信情報は、個別のアプリケーションによる通信に関する情報であるため、アプリケーション単位(フロー単位)で上述の無線区間の品質及び当該品質に基づく通信を選択及び管理することができる。
また、本実施形態の端末1によれば、QCIプロキシ情報取得部12は、上述の無線区間の通信状況に応じたQCIプロキシ情報を取得してもよいため、当該通信状況に応じた品質及び当該品質に基づく通信を選択及び管理することができる。
また、本実施形態の端末1によれば、QCIプロキシ情報取得部12は、電波状況通知部16による上述の無線区間の通信状況の通知の応答として、SMF3から当該通信状況に応じたQCIプロキシ情報を取得してもよいため、SMF3にてQCIプロキシ情報を一括管理できると共に、電波状況通知部16による通知を契機とした任意のタイミングで、当該通信状況に応じた品質及び当該品質に基づく通信を選択及び管理することができる。
以上の通り、本実施形態の通信制御システム4によれば、サービスの要求条件を満足できるように、無線区間のQCIパラメータを通信プロトコル(プロトコル特性)に応じて柔軟に制御することができる。従来技術の課題として、移動体通信で使用される無線区間のQCIパラメータは上位プロトコルのサービス要求条件を考慮していない点が挙げられる。より具体的には、端末とサーバ間で通信を行う際、Defaultベアラで使用されているQCIを用いて通信を行うため、要求条件を満足できないという課題がある。例えば、信頼性が求められる通信を行う場合でも、Defaultベアラがベストエフォート相当であれば、全てベストエフォート通信と見なされる。サービス毎にDedicatedベアラを確立することで、異なるQCIパラメータを使用することができるが、サービス数に応じてベアラを管理する必要がある。そこで本実施形態の通信制御システム4では、上述の課題への解決法として、端末1とサーバと間の通信内容を端末1又は基地局2で解析し、フロー単位(アプリケーション毎)で無線区間のQCIパラメータを選択及び管理する方法を提案するものである。
なお、上記実施の形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
例えば、本発明の一実施の形態における端末1などは、本発明の通信制御方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図8は、本発明の一実施の形態に係る端末1のハードウェア構成の一例を示す図である。上述の端末1は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。端末1のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
端末1における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信や、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。例えば、上述のQCIプロキシ情報受信部10、QCIプロキシ情報取得部12、通信情報取得部13、QCIパラメータ選択部14、データ通信部15及び電波状況通知部16などは、プロセッサ1001で実現されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールやデータを、ストレージ1003及び/又は通信装置1004からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、QCIプロキシ情報格納部11は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本発明の一実施の形態に係る通信制御方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及び/又はストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。例えば、QCIプロキシ情報受信部10、QCIプロキシ情報取得部12、通信情報取得部13、QCIパラメータ選択部14、データ通信部15及び電波状況通知部16などは、通信装置1004で実現されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001やメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、端末1は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、報知情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block)))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W−CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本明細書において基地局によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局を有する1つまたは複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、端末との通信のために行われる様々な動作は、基地局および/または基地局以外の他のネットワークノード(例えば、MMEまたはS−GWなどが考えられるが、これらに限られない)によって行われ得ることは明らかである。上記において基地局以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MMEおよびS−GW)であってもよい。
情報等は、上位レイヤ(または下位レイヤ)から下位レイヤ(または上位レイヤ)へ出力され得る。複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:trueまたはfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本明細書で説明した用語及び/又は本明細書の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。
本明細書で使用する「システム」および「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
また、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスで指示されるものであってもよい。
上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的なものではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本明細書で明示的に開示したものと異なる場合もある。様々なチャネル(例えば、PUCCH、PDCCHなど)及び情報要素(例えば、TPCなど)は、あらゆる好適な名称によって識別できるので、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的なものではない。
基地局は、1つまたは複数(例えば、3つ)の(セクタとも呼ばれる)セルを収容することができる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局RRH:Remote Radio Head)によって通信サービスを提供することもできる。「セル」または「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局、および/または基地局サブシステムのカバレッジエリアの一部または全体を指す。さらに、「基地局」「eNB」、「セル」、および「セクタ」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。基地局は、固定局(fixed station)、NodeB、eNodeB(eNB)、アクセスポイント(access point)、フェムトセル、スモールセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
移動局は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、又はこれらのあらゆる変形は、2又はそれ以上の要素間の直接的又は間接的なあらゆる接続又は結合を意味し、互いに「接続」又は「結合」された2つの要素間に1又はそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合又は接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。本明細書で使用する場合、2つの要素は、1又はそれ以上の電線、ケーブル及び/又はプリント電気接続を使用することにより、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどの電磁エネルギーを使用することにより、互いに「接続」又は「結合」されると考えることができる。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
「含む(including)」、「含んでいる(comprising)」、およびそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示の全体において、例えば、英語でのa、an及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数のものを含むものとする。
1…端末、2…基地局、3…SMF(Session Management Function)、4…通信制御システム、10…QCIプロキシ情報受信部、11…QCIプロキシ情報格納部、12…QCIプロキシ情報取得部、13…通信情報取得部、14…QCIパラメータ選択部、15…データ通信部、16…電波状況通知部、C…コアネットワーク。

Claims (4)

  1. ノード間の通信に関する通信情報を取得する通信取得部と、
    通信と当該通信の品質とが対応付けられた通信品質情報を取得する通信品質取得部と、
    前記通信品質取得部によって取得された前記通信品質情報において前記通信取得部によって取得された前記通信情報が示す通信に対応する品質に基づく通信を、前記ノード間の通信経路のうち無線区間において行わせる通信部と、
    を備える通信制御ノード。
  2. 前記通信情報は、個別のアプリケーションによる通信に関する情報である、請求項1に記載の通信制御ノード。
  3. 前記通信品質取得部は、前記無線区間の通信状況に応じた前記通信品質情報を取得する、請求項1又は2に記載の通信制御ノード。
  4. 前記無線区間の通信状況を他のノードに通知する通信状況通知部をさらに備え、
    前記通信品質取得部は、前記通信状況通知部による前記無線区間の通信状況の通知の応答として、前記他のノードから当該通信状況に応じた前記通信品質情報を取得する、請求項3に記載の通信制御ノード。
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