JPWO2018043233A1 - 太陽電池モジュール、その梱包形態、及び、太陽光発電装置 - Google Patents

太陽電池モジュール、その梱包形態、及び、太陽光発電装置 Download PDF

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Abstract

太陽電池パネルの角部を覆ってコーナーブロックが固定されているため、太陽電池モジュールの搬送時や設置時に太陽電池パネルの角部が損傷するのを防止する。太陽電池モジュール10は、平面視で角部を有する形状をなす太陽電池パネル12と、太陽電池パネル12の各角部を覆ってそれぞれ固定された複数のコーナーブロック14と、を備える。

Description

本発明は、太陽電池モジュール、その梱包形態、及び、これを用いた太陽光発電装置に関する。
従来、複数の光電変換素子を含む太陽電池パネルと、太陽電池パネルの周縁部に固定された金属製のフレームとを備える太陽電池モジュールが知られている。このような太陽電池モジュールは、上記フレームを用いて屋根に設置されるのが一般的である。これに対し、上記フレームが設けられていない所謂フレームレスの太陽電池パネルも知られている(特許文献1参照)。太陽電池パネルに上記フレームを設けないことで、コスト低減を図ることができる。
特開2014−130921号公報
上記のように太陽電池パネルの周縁部にフレームが設けられていない場合、太陽電池パネルを構成する封止材やガラス基板等が周縁部に露出していることがある。その場合、太陽電池パネルを設置場所に搬送する途中や、太陽電池パネルを屋根に設置する際に、特に、平面視で矩形状(正方形状、長方形状、五角形等)を呈する太陽電池パネルの角部に衝撃が加わることでガラス基板や封止材が破損しやすい。
本開示の一態様である太陽電池モジュールは、平面視で角部を有する形状をなす太陽電池パネルと、太陽電池パネルの各角部を覆ってそれぞれ固定された複数のコーナーブロックと、を備える。
本開示の別の態様である太陽光発電装置は、第1の方向に沿って互いに平行に配置された複数の第1樋と、第1の方向と直交する方向に沿って互いに平行に配置され、両端部が第1樋にそれぞれ連結された複数の第2樋とを含む支持構造と、第1樋および第2樋によって構成される矩形フレームの上に設置される本開示に係る太陽電池モジュールと、を備え、太陽電池モジュールは、コーナーブロックの下面が第1樋の内側底面に載ることによって支持される。
本開示の更に別の態様である太陽光発電装置は、断面略U字状の下フレーム、下フレームの両端にそれぞれ立設される断面略U字状の2本の縦フレーム、および、2本の縦フレームの各上端にわたって下フレームと平行に取り付けられる上カバーを含む垂直設置型の矩形フレームと、矩形フレームによって周囲が支持された状態で設置される本開示に係る太陽電池モジュールと、を備え、太陽電池モジュールは、上カバーの取り付け前に、2本の縦フレームの内側に上方から挿入されて設置されるとき、コーナーブロックが縦フレームの内面に接触する。
本開示に係る太陽電池モジュール及びこれを用いた太陽光発電装置によれば、太陽電池パネルの角部を覆ってコーナーブロックが固定されているため、太陽電池モジュールの搬送時や設置時に太陽電池パネルの角部が損傷するのを防止できる。
実施形態の一例である太陽電池モジュールの梱包形態を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)中のA−A断面図、(c)は(a)中のB矢視図である。 実施形態の一例であるコーナーブロックを示す図であり、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 (a)〜(c)は太陽電池パネルに2分割型コーナーブロックを取り付ける様子を段階的に示す図である。 (a)〜(c)は太陽電池パネルに図2に示した一体型コーナーブロックを取り付ける様子を段階的に示す図である。 太陽電池モジュールの梱包形態の第1変形例を示す図である。 太陽電池モジュールの梱包形態の第2変形例を示す図である。 太陽電池モジュールの梱包形態の第3変形例を示す図である。 太陽電池モジュールの梱包形態の第3変形例を示す図である。 格子状に形成された縦方向樋および横方向樋からなる太陽電池モジュールの支持構造を示す図である。 (a)は図9に示す支持構造の一部拡大図であり、(b)は(a)中のC矢視図であり、(c)は(a)中のD矢視図である。 (a)は図9に示す支持構造において縦方向樋上にスペーサ部材が配置された状態を示す側面図であり、(b)は(a)中のE矢視図である。 図11に示した支持構造にフレームレスの太陽電池パネルを設置した状態を示す図である。 (a)は図11に示した支持構造にパッキン部材を配置した様子を示す図であり、(b)は(a)中のF矢視図である。 図13に示した支持構造にフレームレスの太陽電池パネルを設置した状態を示す図である。 図1に示した本実施形態の太陽電池モジュールを図13に示した支持構造上に設置した状態を示す平面図である。 図15に示した太陽電池モジュールを固定板によって支持構造に固定して構成される水平設置型の太陽光発電装置を示す平面図である。 図16におけるG−G断面図である。 コーナーブロックの下面に高さ調整部材を連結した例を示す、図17に対応する図である。 第3変形例のコーナーブロックを示す(a)上面図、(b)正面図、(c)側面図である。 図19に示したコーナーブロックを積み重ねた状態を示す(a)正面図、(b)側面図である。 図19に示したコーナーブロックを有する太陽電池モジュールが図13に示した支持構造に設置された状態を示す、図17に対応する図である。 垂直設置型の太陽光発電装置を設置する様子を示す図であり、(a)は正面図、(b)は(a)中のH−H断面図、(c)は(a)中のI−I断面図である。 図22に示した太陽光発電装置の設置完了状態を示す図であり、(a)は正面図、(b)は(a)中のJ−J断面図である。 図23に示した太陽光発電装置における下フレーム内を示す拡大図であり、(a)は本実施形態の太陽電池モジュールの場合を示し、(b)コーナーブロックが設けられていない太陽電池パネルの場合を示す。 (a)〜(c)は縁部ブロックが太陽電池パネルの辺部に固定された例を示す図である。
以下、実施形態の一例について添付図面を参照しながら詳細に説明する。図面はいずれも模式的に記載されたものであり、図面に描画された構成要素の寸法比率などは以下の説明を参酌して判断されるべきである。なお、本明細書において「略〜」との記載は、略同一を例に説明すると、完全に同一はもとより、実質的に同一と認められる場合を含む意図である。
図1は、実施形態の一例である太陽電池モジュール10の梱包形態11Aを示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)中のA−A断面図、(c)は(a)中のB矢視図である。この梱包形態11Aは、太陽電池モジュール10を複数段に積み重ねて構成される。太陽電池モジュール10は、太陽電池パネル12と、コーナーブロック14とを備える。
太陽電池パネル12は、例えば、平面視で正方形状を呈する板状の部材である。太陽電池パネル12は、複数の太陽電池セル2が、例えば、封止材として機能する2枚の樹脂シートとガラス基板等の2枚の保護部材とで挟持された構造を有する。本実施形態では、横方向に並んだ6枚の太陽電池セル2の列が縦方向に6列で配置されている例が示される。
コーナーブロック14は、太陽電池パネル12の角部を覆って固定されている。本実施形態の太陽電池パネル12は、正方形状をなし、4つの角部を有する。したがって、太陽電池モジュール10では、太陽電池パネル12の各角部に合計4つのコーナーブロック14が固定されている。
太陽電池モジュール10は、太陽電池パネル12の一辺端縁部に端子ボックス16を更に備える。端子ボックス16は、例えば、樹脂製の筐体で構成できる。端子ボックス16には、太陽電池パネル12によって発電された電力を集電して出力するための電気接続端子が収納されている。端子ボックス16は、図1(a)に示すように太陽電池パネル12の端縁部から外側に突出して取り付けられている。また、端子ボックス16は、図1(b),(c)に示すように、太陽電池パネル12の板厚方向の両側表面からそれぞれ突出して取り付けられている。
端子ボックス16の両側からはケーブル17が延出しており、ケーブル17の端部にはコネクタ18が接続されている。ケーブル17は、太陽電池パネル12で発電された電力を取り出すための電力ラインである。また、コネクタ18は、隣接して設置される太陽電池モジュール10同士を電気的に接続するように連結される電気接続部材である。
本実施形態の太陽電池モジュール10では、太陽電池パネル12は、コーナーブロック14が固定された角部と端子ボックス16が取り付けられている部分とを除いて、端縁部が露出した状態になっている。すなわち、太陽電池パネル12の露出した端縁部には、例えば金属製のフレームは固定されていない。この意味において、太陽電池パネル12は、フレームレスタイプの太陽電池モジュールといえる。但し、太陽電池パネル12は、少なくともコーナーブロック14で覆われた以外の端縁部に浸水防止手段(例えば、テープ、塗膜等や、端縁部を覆うゴムパッキンや略U字の金属枠など)が設けられてもよい。
図1(b)に示すように、各コーナーブロック14には、一方側表面に突部20が形成されるとともに、他方側表面に凹部22が形成されている。そのため、複数の太陽電池モジュール10を上下方向に段積み状態に積み重ねて梱包形態11Aを構成したとき、下側に位置する太陽電池モジュール10の突部20を上側に積まれる太陽電池モジュール10の凹部22に嵌合させて積み重ねることができる。これにより、複数の太陽電池モジュール10を安定した状態で積み重ねることができる。また、この梱包形態11Aで搬送される場合、各太陽電池モジュール10が水平方向にずれて崩れることが防止される。図1(c)に示すように、コーナーブロック14において太陽電池モジュール10の外側へ向いた一側面には、太陽電池パネル12で発電された電力を取り出すケーブル17およびコネクタ18を嵌め込む溝24が凹設されている。上述した突部20、凹部22及び溝24が形成されているコーナーブロック14について、図2を参照して次に詳細に説明する。
図2は、実施形態の一例であるコーナーブロック14を示す図であり、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。コーナーブロック14は、例えば、樹脂材料によって形成される。但し、コーナーブロック14は、例えばアルミダイキャスト成形品等の金属製の部材で構成されてもよい。この例では、コーナーブロック14は、1つの部材によって一体に形成されている。
図2に示すように、コーナーブロック14は、平面視で略正方形状を呈する板状の部材である。但し、コーナーブロック14は、太陽電池パネル12上に位置する角部が斜めに切除された形状(平面視で三角形状または五角形状)に形成されてもよい。
コーナーブロック14は、太陽電池パネル12の厚さ方向に面する一方側表面14a及び他方側表面14bと、四方周囲を構成する4つの側壁面15a,15b,15c,15dを有する。これら4つの側壁面15a−15dは、太陽電池パネル12に取り付けられたとき、太陽電池パネル12の厚さ方向に沿った側面となる。また、4つの側壁面15a−15dのうち側壁面15a,15bは、太陽電池パネル12に取り付けられたときに太陽電池モジュール10の外側に向く側面となる。
コーナーブロック14には、太陽電池パネル12の角部が挿し込まれる切込み部26が形成されている。切込み部26は、図2(a)に示すように、略直角をなす太陽電池パネル12の角部に対応した形状の凹部として形成されている。本実施形態では、切込み部26は、平面視で略正方形状に形成されている。また、切込み部26は、コーナーブロック14の2つの側壁面15c,15dに開口している。切込み部26の幅Wは、太陽電池パネル12を挿し込み可能にするとともに後述する接着剤等の配置スペースを考慮して、太陽電池パネル12の厚さよりも少し(例えば数mm程度)大きく設定されている。
コーナーブロック14の一方側表面14aには、平面視でL字状をなす突部20(第1突部)が形成されている。コーナーブロック14の他方側表面14bには、平面視でL字状をなす凹部22(第2凹部)が形成されている。凹部22は突部20よりも幅広に形成されている。突部20と凹部22は、複数の太陽電池モジュール10を積み重ねたときに、互いに嵌合する位置及び形状に形成されている。
なお、突部20と凹部22の位置関係は、逆であってもよい。すなわち、コーナーブロック14の一方側表面14aに凹部(第1凹部)が形成され、他方側表面14bに突部(第2突部)に形成されてもよい。また、突部及び凹部の形状や数は、L字状や1つに限定されるものではなく、凹凸嵌合によってコーナーブロックの積み重ね位置が規定されればどのような形状や数であってもよい。
ケーブル17及びコネクタ18を保持する溝24は、コーナーブロック14において、太陽電池パネル12に取り付けられたときに太陽電池モジュール10の外側に向く1つの側壁面15bに凹設されている。溝24は、図2(c)に示すように、弧状の湾曲面として形成された底面を有する。溝24の幅は、ケーブル17及びコネクタ18を嵌め込んで保持できる程度に設定されている。なお、本実施形態では、コーナーブロック14の1つの側壁面15bにケーブル保持用の溝24を形成した例について説明したが、これに代えて又はこれと共に、もう1つの側壁面15aにケーブル保持用の溝を形成してもよい。
図3(a)〜(c)は太陽電池パネル12に2分割型のコーナーブロック14を取り付ける様子を段階的に示す図である。コーナーブロック14は、図3(a)に示すように、2分割された下側ブロック14c及び上側ブロック14dが組み合されて構成されてもよい。2分割型のコーナーブロック14は、次のようにして太陽電池パネル12に固定される。
まず、図3(a)に示すように、太陽電池パネル12の4つの角部に対応して4つの下側ブロック14cが組付台28上に設置される。組付台28の上面には、下側ブロック14cの下部が嵌まり込んで位置決めされる浅い凹部29が形成されている。下側ブロック14cにおいて切込み部26を形成する面26aには、両面テープ30が接着されている。また、下側ブロック14cの上面には、位置決め用突部32が形成されている。
次に、図3(b)に示すように、組付台28に設置された4つの下側ブロック14cの上に、太陽電池パネル12の各角部が載置される。これにより、太陽電池パネル12の裏面(または下面)の各角部が両面テープ30によって下側ブロック14cに素早く接着固定される。
続いて、上側ブロック14dが下側ブロック14cの上に載せられる。上側ブロック14dの下面には、位置決め用凹部34が形成されている。また、上側ブロック14dにおいて切込み部26を形成する面26bには、例えばシリコーン系の接着剤36が予め塗布されている。
上記のように上側ブロック14dが下側ブロック14cの上に重ねられると、図3(c)に示すように、突部32と凹部34との嵌合(凹凸嵌合)によって互いに位置決めされる。この状態で、上側ブロック14dは、接着剤36によって太陽電池パネル12の表面(または上面)の各角部に接着固定される。このようにして2分割型のコーナーブロック14Aは、下側ブロック14cと上側ブロック14dとが一体となって、太陽電池パネル12の各角部に固定される。
このように2分割型のコーナーブロック14Aでは、下側ブロック14cが両面テープ30によって太陽電池パネル12の角部に素早く固定されるので、上側ブロック14dを固定する接着剤36が硬化するのを待つことなく、太陽電池モジュール10を次の工程(例えば、梱包など)に送ることができる。
図4(a)〜(c)は、太陽電池パネル12に図2に示した一体型のコーナーブロック14を取り付ける様子を段階的に示す図である。
図4(a)を参照すると、組付台38上には、一対の第1冶具40と、一対の第2冶具42と、第1及び第2位置決め壁44,46が設置されている。各第1冶具40は、コーナーブロック14が嵌まり込んで位置決めされる平面視略正方形状の凹部41を有する。各一対の第2冶具42は、平面視でL字状を呈し、太陽電池パネル12の一辺の長さに相当する距離を置いて配置されている。第1位置決め壁44は、一対の第1冶具40の間に配置されている。また、第2位置決め壁46は、一方の第1冶具40と一方の第2冶具42との間に配置されている。
このような組付台38を用いて、コーナーブロック14が太陽電池パネル12に対して次のようにして固定される。このとき、コーナーブロック14の切欠き部26の内部に、例えばシリコーン系接着剤を予め塗布しておくのが好適であるが、これに代えて又は加えて、太陽電池パネル12の角部に接着剤を塗布してもよい。
まず、2つのコーナーブロック14を一対の第1冶具40の凹部41にそれぞれセットする。そして、図4(b)に示すように、一対の第1冶具40にセットされた2つのコーナーブロック14の切込み部26に、太陽電池パネル12の2つ角部を矢印K方向に挿入する。このとき、第1及び第2位置決め壁44,46が太陽電池パネル12において互いに直交する二辺部に当接する。また、このとき、太陽電池パネル12の対向する二辺部が一対の第2冶具42に挟まれた状態で当接する。これにより、2つのコーナーブロック14が太陽電池パネル12に対して正確に精度良く固定される。
続いて、図4(c)に示すように、一対の第2冶具42の間に位置する太陽電池パネル12の残り2つの角部に対して、コーナーブロック14を矢印M方向からそれぞれ挿入する。このとき、L字状をなす第2冶具42の側壁面に当接することによって、太陽電池パネル12に対するコーナーブロック14の固定位置が正確に決められることになる。このようにして、4つのコーナーブロック14が太陽電池パネル12の各角部にそれぞれ接着固定される。
上述したように太陽電池パネル12の各角部にコーナーブロック14(または14A、以下に同じ)が固定された太陽電池モジュール10では、図1(a)に示すように、太陽電池パネル12の角部がコーナーブロック14によって覆われて保護される。したがって、太陽電池モジュール10の搬送時や設置時に、太陽電池パネル12の角部をぶつける等によって上記角部を構成するガラス基板や封止材が損傷することを防止できる。
また、図1(b)に示すように、複数の太陽電池モジュール10を積み重ねて構成される梱包形態11Aによれば、モジュール10のコーナーブロック14同士が直接に突部20及び凹部22の嵌合によって水平方向へのずれが防止される。したがって、この状態で複数の太陽電池モジュール10を段積み状態で安定して搬送することができる。また、各太陽電池モジュール10をそれぞれ梱包する場合に比べて、このように複数段に積まれた太陽電池モジュール10をまとめて梱包することで、梱包材の使用量を格段に減少させることができる。
また、このように太陽電池モジュール10が積み重ねられたとき、コーナーブロック14が太陽電池パネル12の両面側に突出する部分を有することで、各太陽電池モジュール10に含まれる太陽電池パネル12間に隙間が形成される。この隙間は、各太陽電池モジュール10に含まれる端子ボックス16同士が互いに接触しない寸法に設定されている。したがって、段積みされた複数の太陽電池モジュール間で端子ボックス16同士が干渉して破損しないように保護するために、各端子ボックス16の周囲を段ボール等の梱包材で覆ったり、各端子ボックス間にスペーサ部材を配置したりする必要がない。よって、梱包の手間と梱包材の使用量を削減できる利点がある。
さらに、図1(c)に示すように、コーナーブロック14に形成した溝24にケーブル17及びコネクタ18を保持することができる。このため、複数の太陽電池モジュール10を積み重ねるとき或いは後述するように設置するときなどに、ケーブル17等が太陽電池モジュール10間に挟まれて損傷するのも抑制できる。
図5は、第1変形例の梱包形態11Bを示す図である。梱包形態11Bは、太陽電池モジュール10が複数段に積み重ねられて構成される。図5に示す例では、太陽電池モジュール10の端子ボックス16aが図1等を参照して上述した端子ボックス16に比べてサイズが大きい。そのため、端子ボックス16aが太陽電池パネル12の一方の表面側への突出寸法が大きくなっている。このような場合には、上下に積まれる太陽電池モジュール10のコーナーブロック14間にスペーサ部材48を配置して、間接的に積み重ねるのが好適である。この場合、スペーサ部材48の厚さ寸法は、端子ボックス16aが干渉しない程度の隙間が形成されるように考慮して設定される。スペーサ部材48には、上下に位置するコーナーブロック14の突部20及び凹部22にそれぞれ嵌合する凹部22a及び突部20aが下面と上面に形成されている。この場合、上下に位置するコーナーブロック14同士は、スペーサ部材48を介して間接的に凹凸嵌合する。これにより、複数の太陽電池モジュール10を安定的に段積みした状態を維持できる。
図6は、第2変形例の梱包形態11Cを示す図である。この梱包形態11Cは、コーナーブロック14Bを有する太陽電池モジュール10が複数段に積み重ねられて構成される。この例では、太陽電池モジュール10の端子ボックス16aが太陽電池パネル12の一方の表面側の大きく張り出した図5と同様のサイズを有する。そのため、段積みされた複数の太陽電池モジュール10のコーナーブロック14B間にスペーサ部材48aが配置されて、端子ボックス16a同士が干渉しないように積まれている。また、この場合、コーナーブロック14Bの上下面には、位置決め用の凹部22がそれぞれ形成され、スペーサ部材48aの上下面には上記凹部22に嵌合する突部20bがそれぞれ形成されている。このようにコーナーブロック14Bの上下面に位置決め用の凹部22がそれぞれ形成される場合、上下面に突部20bを有するスペーサ部材48aを用いて、コーナーブロック14B同士を積み重ねるのが好適である。この場合、上下に位置するコーナーブロック14B同士は、スペーサ部材48aを介して間接的に凹凸嵌合する。これにより、端子ボックス16a同士が干渉することがなく、且つ、複数の太陽電池モジュール10を安定して段積みできる。
図7は、第3変形例の梱包形態11Dを示す図である。この梱包形態11Dは、コーナーブロック14Bを有する太陽電池モジュール10が複数段に積み重ねられて構成される。この例では、図6の場合と同様に、コーナーブロック14Bの上下面には位置決め用の凹部22がそれぞれ形成されている。また、端子ボックス16は、図1等を参照して上述した太陽電池モジュール10と同様であり、太陽電池パネル12の両側の表面からの突出量がそれほど大きくないタイプである。したがって、この場合には、コーナーブロック14Bにスペーサ部材を介在させなくても、端子ボックス16同士が干渉することはない。但し、段積みされた太陽電池モジュール10のコーナーブロック14B同士が水平方向へ位置ずれしないように、上下に積まれたコーナーブロック14Bの対向する2つの凹部22に嵌合する位置決め部材49を用いるのが好適である。この場合、上下に位置するコーナーブロックB同士は、位置決め部材49を介して間接的に凹凸嵌合することになる。
図8は、第4変形例の梱包形態11Eを示す図である。この梱包形態11Eは、コーナーブロック14Cを有する太陽電池モジュール10が複数段に積み重ねられて構成される。コーナーブロック14Cは、上下面に位置決め用の突部20をそれぞれ有する。この場合、複数の太陽電池モジュール10を安定して段積みするために、上記突部20に嵌合する凹部22aを上下面にそれぞれ有するスペーサ部材48bを用いるのが好適である。この場合、上下に位置するコーナーブロック14C同士は、スペーサ部材48bを介して間接的に凹凸嵌合する。また、この場合、最下段の太陽電池モジュール10を図示しないトレイやパレット等に安定して載置するために、最下段の太陽電池モジュール10のコーナーブロック14Cの下にもスペーサ部材48bを配置するのが好ましい。
次に、図9〜図21を参照して、上述した太陽電池モジュール10を含んで構成される太陽光発電装置について説明する。図9は、格子状に形成された縦方向樋および横方向樋からなる太陽電池モジュール10の支持構造50を示す図である。図10(a)は図9に示す支持構造50の一部の拡大図であり、図10(b)は図10(a)中のC矢視図であり、図10(c)は図10(a)中のD矢視図である。
図9及び図10(a)に示すように、支持構造50は、第1の方向に沿って互いに平行に配置された複数の縦方向樋52(第1樋)と、上記第1の方向と直交する方向に沿って互いに平行に配置された複数の横方向樋54(第2樋)とを含む。横方向樋54の両端部は、例えば、溶接等によって縦方向樋52に連結固定されている。ここで、上記第1及び第2の方向は、水平面上で互いに直交する二方向とすることができる。これにより、支持構造50は、水平面に沿って太陽電池モジュール10が設置される水平設置型の太陽光発電装置に用いることができる。但し、支持構造は、水平面から若干傾斜した面に沿って延伸してもよい。
図10(b),(c)に示すように、縦方向樋52は、略C字状の断面を有する長尺状の部材である。縦方向樋52は、例えばC型鋼によって形成される。横方向樋54も同様に、略C字状の断面を有する長尺状の部材である。本実施形態では、横方向樋54として、縦方向樋52よりも細幅で薄いC型鋼を用いることができる。横方向樋54の端部は、縦方向樋52の上に載った状態で連結されている。横方向樋54の上面と縦方向樋52の上面との間には、横方向樋54の厚さに相当する段差53が形成されている。
横方向樋54に流れ込んだ雨水等の水は、縦方向樋52に流れ込むことができる。縦方向樋52に直接に又は横方向樋54から流れ込んだ水は、縦方向樋52の長手方向に沿って流れる。このように支持構造50は、縦方向樋52及び横方向樋54によって格子状をなす矩形フレームとして構成され、後述するように太陽光発電装置に含まれる太陽電池パネル12を支持するとともに、雨水等の水を排水する樋として機能する。
図11(a)は、図9に示す支持構造50において縦方向樋52上にスペーサ部材56が配置された状態を示す側面図であり、図11(b)は図11(a)中のE矢視図である。支持構造50は、スペーサ部材56を更に含む。スペーサ部材56は、図11に示すように、略U字状の断面を有する。また、スペーサ部材56は、縦方向樋52の上側張り出し部52aと略同一幅に形成され、上側張り出し部52aに沿って延伸している。スペーサ部材56は、例えば、金属材料によって形成される。さらに、スペーサ部材56は、横方向樋54と略同じ厚さに形成されている。これにより、縦方向樋52と横方向樋54との間の段差53が解消され、スペーサ部材56と横方向樋54の各上面が略面一(すなわち略同じ高さ位置)になる。
図12は、図11に示した支持構造50にフレームレスの太陽電池パネル13を設置した状態を示す図である。図12(図14、図17、図18及び図21でも同様)では、理解を容易にするために、太陽電池パネル13にハッチングが付されている。ここで、太陽電池パネル13は、上述した太陽電池モジュール10の太陽電池パネル12と同じものを用いることができる。但し、太陽電池パネル13には、コーナーブロックが設けられていない。
図11を参照して上述した支持構造50を用いて太陽電池パネル13を設置する場合、図12に示すように、横方向樋54の内側底面に固定部材58を立設する。固定部材58の下端部は、横方向樋54に例えば溶接等によって固定される。また、固定部材58の上端部は、水平方向に略沿って折れ曲がった形状を有する。なお、図示しないが、固定部材58は、縦方向樋52の内側底面にも立設される。
続いて、太陽電池パネル13が、横方向樋54及びスペーサ部材56上に周縁部が載った状態に配置される。そして、隣接する2枚の太陽電池パネル13の各周縁部にまたがって固定板60が例えばネジ留め等によって固定部材58の上端部に固定される。固定板60は、例えば金属板によって構成される。これにより、太陽電池パネル13の周縁部が固定板60によって押さえられ、太陽電池パネル13が横方向樋54(すなわち支持構造50)に固定される。
しかし、この場合には、金属製の横方向樋54及びスペーサ部材56が太陽電池パネル13の裏面に直に接触することになる。また、金属板からなる固定板60が、太陽電池パネル13の表面に直に接触する。そうすると、太陽電池パネル13の表裏面を構成するガラス基板等の保護部材が傷ついたり割れたりすることが起こり得る。
そこで、このような不都合が生じないように、図13に示すように、柔軟なパッキン部材を介して太陽電池パネル13を固定することが考えられる。図13(a)は図11に示した支持構造50にパッキン部材を配置した様子を示す図であり、図3(b)は図13(a)中のF矢視図である。図13(図17、図18及び図21においても同様)では、パッキン部材が点描で示されている。
図13(a),(b)に示すように、横方向樋54及びスペーサ部材56の各上面には、パッキン部材62が配置されている。パッキン部材62は、例えば、ゴム等の柔軟な材料で形成されている。また、パッキン部材62は、例えば、その下面に有する粘着層によって貼着固定されている。
図14は、図13に示した支持構造50にフレームレスの太陽電池パネル13を設置した状態を示す図である。上記のように配置されたパッキン部材62の上に、太陽電池パネル13の周縁部が載置される。そして、図12を参照して上述したのと同様に、横方向樋54の内側底面に立設された固定部材58の上端部に固定板60を取り付ける。この場合、太陽電池パネル13の表面周縁部と固定板60との間に例えばゴム等からなる柔軟なパッキン部材64を介在させる。これにより、太陽電池パネル13の裏面及び表面の周縁部は、パッキン部材62,64を介して横方向樋54、スペーサ部材56、及び、固定板60に接触することになる。したがって、この場合には、太陽電池パネル13の表裏面を構成するガラス基板等の保護部材を傷つけることはない。
しかし、図14に示すように太陽電池パネル13を固定した場合、パッキン部材62,64が長期間の使用によって劣化し、柔軟性が失われることよる漏水や太陽電池パネルのがたつきが生じることが懸念される。特に、支持構造50上のパッキン部材62は、太陽電池パネル13の重量が作用し続けることによって劣化が促進される傾向にある。
そこで、図1〜8を参照して上述した本実施形態の太陽電池モジュール10を用いて太陽光発電装置を構成することで、上記のようなパッキン部材の劣化による漏水やがたつきなどを抑制することができる。
図15は、図1に示した本実施形態の太陽電池モジュール10を図13に示した支持構造50上に設置した状態を示す平面図である。図16は、図15に示した太陽電池モジュール10を固定板60によって支持構造50に固定して構成される水平設置型の太陽光発電装置100を示す平面図である。
図15に示すように、本実施形態の太陽電池モジュール10を支持構造50上に設置する。このとき、太陽電池モジュール10の角部に固定されたコーナーブロック14の下面が横方向樋54の内側底面54a上に載ることによって、太陽電池モジュール10が支持される。そして、図16に示すように、横方向樋54に立設した固定部材58の上端部に固定板60を取り付ける。また、縦方向樋52に立設した固定部材58の上端部に、固定板61を取り付ける。
図17は、図16におけるG−G断面図である。図17に示すように、太陽電池モジュール10のコーナーブロック14の下面が横方向樋54の内側底面54a上に載って支持されている。また、太陽電池パネル12の裏面と横方向樋54及びスペーサ部材56との間には、柔軟なパッキン部材62が配置されている。さらに、太陽電池モジュール10のコーナーブロック14は、柔軟なパッキン部材64を介して固定板60,61によって押さえられて固定されている。なお、パッキン部材は、コーナーブロック14以外の位置で太陽電池パネル12の端縁部と固定板60,61との間にのみ設けられても良い。
このように構成される太陽光発電装置100によれば、太陽電池モジュール10の重量が横方向樋54を含む支持構造50によって支持される。したがって、太陽電池パネル12の裏面に接触して配置されたパッキン部材62に太陽電池モジュール10の重量が作用しないため、パッキン部材62の劣化による漏水やがたつきの発生を抑制できる。
図18は、コーナーブロック14の下面に高さ調整部材19を連結した例を示す、図17に対応する図である。図18に示すように、コーナーブロック14の下面に、高さ調整部材19を接続されてもよい。高さ調整部材19は、例えば、凹凸嵌合によってコーナーブロック14に対して位置決めされた状態で、接着、ネジ留め等によって固定されている。このように高さ調整部材19を用いることによって、支持構造50に対する太陽電池モジュール10の設置高さを容易に調整できる。
なお、上記ではコーナーブロック14が横方向樋54の内側底面54aに載って支持される例について説明したが、これに限定されない。コーナーブロック14が縦方向樋52の内側底面に載って太陽電池モジュール10が支持されてもよい。
次に、図19〜図21を参照して、コーナーブロックの変形例について説明する。図19は、第3変形例のコーナーブロック14Dを示す(a)上面図、(b)正面図、(c)側面図である。図20は、図19に示したコーナーブロック14Dを積み重ねた状態を示す(a)正面図、(b)側面図である。図21は、図19に示したコーナーブロック14Dを有する太陽電池モジュール10が図13に示した支持構造50に設置された状態を示す、図17に対応する図である。
図19〜図21に示すように、コーナーブロック14Dは、太陽光発電装置100の設置状態における上下方向に関して、上部66と、下部68とを有する。上部66は、上述した実施形態におけるコーナーブロック14とほぼ同様に、直方体状をなし、2つの側壁面に開口する切込み部26が形成されている。切込み部26は、太陽電池パネル12の角部が挿し込まれて固定される凹部である。
コーナーブロック14Dの下部68は、横方向樋54の内側底面54aに載る部分であり、横方向樋54の幅方向に沿った厚さが横方向樋54の長手方向に沿った長さよりも薄い板状に形成されている。このようにコーナーブロック14Dの下部68が板状に形成されていることで、図21に示すように横方向樋54の内側底面54a上に載置されたとき、横方向樋54の内側に形成される流路面積の減少を抑制でき、円滑な水の流れを確保できる。
また、板状をなす下部68は、略直方体状の上部66の側面から外側に張り出して形成され、その内側に別のコーナーブロック14Dの上部を収容する収容部69が形成されている。これにより、図20に示すように、収容部69に別のコーナーブロック14Dの上部66を収容した状態で、複数のコーナーブロック14Dを整然とコンパクトに重ね合わせることができる。このとき、収容部69に収容された上部66は、下部68に含まれる側壁69aに当接して位置決めされる。
次に、図22〜図24を参照して、垂直設置型の太陽光発電装置200について説明する。図22は垂直設置型の太陽光発電装置200を設置する様子を示す図であり、(a)は正面図、(b)は(a)中のH−H断面図、(c)は(a)中のI−I断面図である。図23は、図22に示した太陽光発電装置200の設置完了状態を示す図であり、(a)は正面図、(b)は(a)中のJ−J断面図である。
図22に示すように、太陽光発電装置200は、垂直設置型の矩形フレーム70と、太陽電池モジュール10とを備える。太陽電池モジュール10は、図1等を参照して説明したのと同様であり、同一の参照符号を用いてここでの説明を省略する。
矩形フレーム70は、断面略U字状の下フレーム72、下フレーム72の両端にそれぞれ立設される断面略U字状の2本の縦フレーム74、および、2本の縦フレーム74の各上端にわたって下フレームと平行に取り付けられる上カバー76を含む。図22及び図23では、2つの矩形フレーム70が下フレーム72を共通として横並びで連結された例が示される。
下フレーム72及び縦フレーム74は、例えば、U型鋼によってそれぞれ形成され、溶接等によって互いに連結されている。上カバー76も同様に、例えばU型鋼によって形成されている。
図22(a),(b)に示すように、2本の縦フレーム74の間に、太陽電池モジュール10を上方から矢印方向に挿入されて設置される。このとき、太陽電池モジュール10のコーナーブロック14が縦フレーム74の対向した側壁面に接触しながら挿入される。そのため、太陽電池パネル12が縦フレーム74に接触することがなく、設置時に太陽電池パネル12が損傷するのを防止できる。また、太陽電池モジュール10が下フレーム72まで挿入されたとき、太陽電池パネル13の角部に固定されているコーナーブロック14が下フレーム72の内側底面に当接する。この状態で、太陽電池パネル12の下縁部は、コーナーブロック14が下フレーム72の内側底面に接触することによって当該内側底面から上方に離れて位置する。したがって、太陽電池パネル12の角部や下縁部が下フレーム72の内側底面に衝突して損傷するのを効果的に抑制できる。
上記のようにして太陽電池モジュール10が下フレーム72及び縦フレーム74の内側に設置される。このとき、ケーブル17をコーナーブロック14に凹設された溝24(図2参照)に嵌め込んでも良い。その後、上カバー76が4本の縦フレーム74の上端部間にわたって被せられ、例えば、ネジ留め等によって固定される。上カバー76もまた、下フレーム72と同様に、2つの矩形フレーム70に共通の部材として形成されている。このようにして、図23に示すように、垂直設置型の太陽光発電装置200の設置が完了する。上記のように太陽光発電装置200を設置する際にケーブル17をコーナーブロック14の溝24に嵌め込んでおくことで、太陽光発電装置20の施工後に、端子ボックス16にケーブル17を取り付けた部分に応力がかかり続けることを防いだり、施工時にケーブル16が位置決めされていることから上カバー76と縦フレーム74間に挟まれるなどの施工不良が起きにくくなる。
図24は、図23に示した太陽光発電装置200における下フレーム72内を示す拡大図であり、(a)は本実施形態の太陽電池モジュール10の場合を示し、(b)コーナーブロックが設けられていない太陽電池パネルの場合を示す。
図24(b)に示すように、コーナーブロックが設けられていない太陽電池パネル13が垂直設置型の矩形フレーム70に設置された場合、下フレーム72の対向する側壁と太陽電池パネル13の間に充填材78を詰めて封止しても、水79が下フレーム72の内側底面73に溜まることがある。この場合、コーナーブロックやフレームが取り付けられていない太陽電池パネル13では、その下縁部が溜まった水79に浸かり、パネル内部へ侵入することが起こり得る。
これに対し、図24(a)に示すように、本実施形態の太陽電池モジュール10を用いた太陽光発電装置200では、太陽電池パネル12の角部に固定したコーナーブロック14によって太陽電池パネル12の下縁部が内側底面73から上方に離れた位置に保持される。したがって、下フレーム72内に水79が溜まった場合でも、太陽電池パネル13の下縁部が水79に浸かりにくく、太陽電池パネル12内部に浸水する可能性を低減できる。なお、図示していないが、下フレーム72の側壁には、内側底面73近傍に貫通する水抜き孔を形成しておくのが好適である。
なお、上述した実施形態は例示にすぎず、本開示の目的の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、上述した太陽電池モジュール10では、太陽電池パネル12が正方形状をなす場合を例示したが、これに限定されるものではなく、例えば長方形状等の太陽電池パネルを含む太陽電池モジュールにコーナーブロックを適用してもよい。長方形状の太陽電池パネルの場合、4つの角部を接続する各2つの短辺部および長辺部を有するが、4つの角部にコーナーブロックを固定するのに加えて、長辺部の中間位置に中間支持ブロックを固定して太陽電池パネルの中央領域が下方に撓まないように支持するのが好適である。
また、上記においては、太陽電池パネル12の角部に固定されたコーナーブロック14を例示して説明したが、太陽電池モジュール10の施工に好都合であれば、図25(a)〜(c)に示すように、太陽電池パネル12の縁部のうち直線状の辺部に1又は複数の縁部ブロック14eが辺部の一部を覆ってそれぞれ固定されてもよい。
上述した実施形態を要約すると、下記の通りである。
実施形態の一態様である太陽電池モジュール10は、平面視で角部を有する形状をなす太陽電池パネル12と、太陽電池パネル12の各角部を覆ってそれぞれ固定された複数のコーナーブロック14と、を備える。この構成によれば、太陽電池モジュールの搬送時や設置時に太陽電池モジュールの角部が損傷するのを防止できる。
実施形態の一態様である太陽電池モジュール10において、コーナーブロック14は、太陽電池パネル12の厚さ方向に沿った側面15c,15dに、太陽電池パネル12の角部が挿し込まれる切込み部26を有するのが好適である。これにより、太陽電池パネル12の角部を切込み部26に挿し込んだ状態で例えば接着剤で固定することができる。
また、実施形態の一態様である太陽電池モジュール10において、コーナーブロック14は太陽電池パネル12の厚さ方向に面した一方側表面14aおよび他方側表面14bを有し、一方側表面14aには第1突部20または第1凹部が形成され、他方側表面14bには第1突部が嵌合可能な第2凹部22または第1凹部に嵌合可能な第2突部が形成されていてもよい。このように構成すれば、複数の太陽電池モジュール12の各コーナーブロック14の突部20と凹部22とを嵌合させた状態で安定して複数段に積み重ねることができる。
また、実施形態の一態様である太陽電池モジュール10において、太陽電池モジュールの外側に向いたコーナーブロック14の側面15bには、太陽電池パネル12で発電された電力を取り出すケーブル17を嵌め込む溝24が凹設されていてもよい。このように構成すれば、コーナーブロックでケーブル17(及びケーブル端部のコネクタ18)を嵌め込むことで、太陽電池モジュール10の設置時等にケーブル17を太陽電池モジュール10と支持構造50との間などで挟んで損傷することがなくなる。
また、実施形態の一態様である太陽電池モジュール10において、コーナーブロック14Aは、太陽電池パネル12の表面に接着される上側ブロック14dと、太陽電池パネル12の裏面に接着される下側ブロック14cとで構成されてもよい。このように構成すれば、組付台28に下側ブロック14cを位置決めして載置し、その上から太陽電池パネル12の角部を下側ブロック14cに接着する。その後、下側ブロック14cに重ねるようにして太陽電池パネル12の角部に上側ブロック14dを置いて固定する。このように2分割型のコーナーブロック14Aとすれば、太陽電池パネル12の角部に対して下側ブロック14cおよび上側ブロック14dをそれぞれ正確に位置決めしながら容易に固定できる。
この場合、太陽電池パネル12の裏面は両面テープ30によって下側ブロック14cに接着され、太陽電池パネル12の表面は接着剤によって上側ブロック14dに接着されるのが好適である。このように構成すれば、下側ブロック14cが両面テープ30によって太陽電池パネル12の角部に迅速に固定されるので、上側ブロック14dを固定する接着剤が硬化するのを待つことなく、太陽電池モジュール10を次の工程(例えば、梱包など)に送ることができる。
また、この場合において、上側ブロック14dおよび下側ブロック14cは、凹凸嵌合する部分によって互いに位置決めされた状態で太陽電池パネルに接着されてもよい。このように構成すれば、コーナーブロック14Aは、太陽電池パネル12の角部に対して上側ブロック14cおよび下側ブロック14dがそれぞれ正確に位置決めされた状態で固定される。
実施形態の別の態様は、平面視で角部を有する形状をなす太陽電池パネル12と、太陽電池パネル12の各角部を覆ってそれぞれ固定された複数のコーナーブロック14,14A−Cとを備える太陽電池モジュール10が複数段に積み重ねられて構成される太陽電池パネルの梱包形態11A−11Eであって、複数の太陽電池モジュール10は、上下に位置するコーナーブロック14,14A−Cが凹凸嵌合した状態で積み重ねられることによって太陽電池パネル12間に隙間が形成された状態に積み重ねられる。この態様によれば、複数の太陽電池モジュールを複数段に安定して積み重ねた状態で梱包できる。また、太陽電池パネル間に隙間が形成されることで、各太陽電池パネル12にそれぞれ固定された端子ボックス16が互いに干渉することなく梱包できる。
この場合、上下に位置するコーナーブロック14,14A−Cは、直接に凹凸嵌合するか、または、スペーサ部材48もしくは位置決め部材49を介して凹凸嵌合してもよい。このように構成すれば、端子ボックス16のサイズに応じて太陽電池パネル12間の隙間を変更できる。
実施形態の更に別の態様である太陽光発電装置100は、上述した通り、第1の方向に沿って互いに平行に配置された複数の第1樋52と、第1の方向と直交する方向に沿って互いに平行に配置され、両端部が第1樋52にそれぞれ連結された複数の第2樋54とを含む支持構造50と、第1樋52および第2樋54によって構成される矩形枠の上に設置される上記実形態の太陽電池モジュールと、を備える。太陽電池モジュール12は、コーナーブロック14の下面が第2樋54の内側底面54aに載ることによって支持される。
この場合、太陽光発電装置100は、第1樋52に立設された固定部材58と、固定部材58に連結されて太陽電池モジュールの端縁部を押さえることによって支持構造50に固定する固定板60と、をさらに備えてもよい。
実施形態の別態様である太陽光発電装置100において、第1樋52と第2樋54との間には段差53が形成され、段差53を埋めるスペーサ部材56が配置され、スペーサ部材56の上に設けられた柔軟なパッキン部材62を介して太陽電池パネル12が配置されるのが好適である。このように構成すれば、太陽電池モジュール100の重量は下面が第2樋54の内側底面54aに載置されたコーナーブロック14によって支持される。したがって、柔軟なパッキン部材62が太陽電池モジュール10から荷重を受けることで圧縮された状態で劣化するのを抑制でき、その結果、太陽電池パネル12のがたつき発生やパッキン部材62の浸水防止機能を維持できる。
また、実施形態の別態様である太陽光発電装置100において、太陽電池モジュール10は、コーナーブロック14の下面に接続された高さ調整部材19によって支持構造50に対する設置高さが調整されてもよい。このように構成すれば、支持構造50に対する太陽電池パネル12の設置高さの調整を容易に行うことができる。
また、実施形態の別態様である太陽光発電装置100において、第2樋54の内側底面54aに載るコーナーブロック14の下部は、第1樋54の幅方向に沿った厚さが第1樋54の長手方向に沿った長さよりも薄い板状に形成されていてもよい。このように構成すれば、第1樋54の内側に形成される流路面積の減少を抑制でき、円滑な水の流れを確保できる。
実施形態のまた更に別の態様である太陽光発電装置200は、断面略U字状の下フレーム72、下フレーム72の両端にそれぞれ立設される断面略U字状の2本の縦フレーム74、および、2本の縦フレーム74の各上端にわたって下フレーム72と平行に取り付けられる上カバー76を含む垂直設置型の矩形フレーム70と、矩形フレーム70によって周囲が支持された状態で設置される上記実施形態の一態様である太陽電池モジュール10と、を備える。太陽電池モジュール10は、上カバー76の取り付け前に、2本の縦フレーム74の内側に上方から挿入されて設置されるときコーナーブロック14が縦フレーム74の内面に接触する。
この態様の太陽光発電装置200において、太陽電池モジュール10を構成する太陽電池パネル12の下部は、コーナーブロック14が下フレーム72の内側底面73に接触することによって内側底面73から上方に離れて位置する。このように構成すれば、下フレーム72の内側底面73に水が溜まった場合でも、太陽電池パネル12の下縁部が浸水した状態になるのを回避でき、太陽電池パネル12内部に水が侵入するのを防止できる。
また、この場合、太陽電池モジュール10の端子ボックス16に接続されたケーブル17が、コーナーブロック14の側面に凹設された溝24に嵌め込まれていてもよい。このように構成すれば、端子ボックス16にケーブル17を取り付けた部分に応力がかかり続けることを防ぐことができ、太陽光発電装置200の施工時に、上カバー76と縦フレーム74間に挟まれるなどの施工不良が起きにくくなる。
2 太陽電池セル、10 太陽電池モジュール、11A−11E 梱包形態、12,13 太陽電池パネル、14,14A,14B,14C コーナーブロック、14a 一方側表面、14b 他方側表面、14c 下側ブロック、14d 上側ブロック、14e 縁部ブロック、15a,15b,15c,15d 側壁面、16,16a 端子ボックス、17 ケーブル、18 コネクタ、19 高さ調整部材、20,20a,20b 突部、22,22a,29,34,41 凹部、24 溝、26 切込み部、26a,26b 面、28,38 組付台、30 両面テープ、32 位置決め用突部、34 位置決め用凹部、36 接着剤、40 第1冶具、42 第2冶具、44 第1位置決め壁、46 第2位置決め壁、48,48a,48b スペーサ部材、49 位置決め部材、50 支持構造、52 縦方向樋、52a 張り出し部、53 段差、54 横方向樋、54a,73 内側底面、56 スペーサ部材、58 固定部材、60,61 固定板、62,64 パッキン部材、66 上部、68 下部、69 収容部、70 矩形フレーム、72 下フレーム、74 縦フレーム、76 上カバー、78 充填材、100,200 太陽光発電装置。

Claims (17)

  1. 平面視で角部を有する形状をなす太陽電池パネルと、
    前記太陽電池パネルの各角部を覆ってそれぞれ固定された複数のコーナーブロックと、
    を備える、太陽電池モジュール。
  2. 請求項1に記載の太陽電池モジュールにおいて、
    前記コーナーブロックは、前記太陽電池パネルの厚さ方向に沿った側面に、前記太陽電池パネルの角部が挿し込まれる切込み部を有する、太陽電池モジュール。
  3. 請求項1または2に記載の太陽電池モジュールにおいて、
    前記コーナーブロックは前記太陽電池パネルの厚さ方向に面した一方側表面および他方側表面を有し、前記一方側表面には第1突部または第1凹部が形成され、前記他方側表面には前記第1突部が嵌合可能な第2凹部または前記第1凹部に嵌合可能な第2突部が形成されている、太陽電池モジュール。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の太陽電池モジュールにおいて、
    前記太陽電池モジュールの外側に向いた前記コーナーブロックの側面には、前記太陽電池パネルで発電された電力を取り出すケーブルを嵌め込む溝が凹設されている、太陽電池モジュール。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の太陽電池モジュールにおいて、
    前記コーナーブロックは、前記太陽電池パネルの表面に接着される上側ブロックと、前記太陽電池パネルの裏面に接着される下側ブロックとで構成される、太陽電池モジュール。
  6. 請求項5に記載の太陽電池モジュールにおいて、
    前記太陽電池パネルの裏面は両面テープによって前記下側ブロックに接着され、前記太陽電池パネルの表面は接着剤によって前記上側ブロックに接着される、太陽電池モジュール。
  7. 請求項5または6に記載の太陽電池モジュールにおいて、
    前記上側ブロックおよび前記下側ブロックは、凹凸嵌合する部分によって互いに位置決めされた状態で前記太陽電池パネルに接着される、太陽電池モジュール。
  8. 平面視で角部を有する形状をなす太陽電池パネルと、前記太陽電池パネルの各角部を覆ってそれぞれ固定された複数のコーナーブロックとを備える太陽電池モジュールが複数段に積み重ねられて構成される太陽電池パネルの梱包形態であって、
    前記複数の太陽電池モジュールは、上下に位置する前記コーナーブロックが凹凸嵌合した状態で積み重ねられることによって前記太陽電池パネル間に隙間が形成された状態に積み重ねられる、太陽電池モジュールの梱包形態。
  9. 請求項8に記載の太陽電池モジュールの梱包形態において、上下に位置する前記コーナーブロックは、直接に凹凸嵌合するか、または、スペーサ部材もしくは位置決め部材を介して凹凸嵌合する、太陽電池モジュールの梱包形態。
  10. 第1の方向に沿って互いに平行に配置された複数の第1樋と、前記第1の方向と直交する方向に沿って互いに平行に配置され、両端部が前記第1樋にそれぞれ連結された複数の第2樋とを含む支持構造と、
    前記第1樋および前記第2樋によって構成される矩形フレームの上に設置される請求項1〜7のいずれか一項に記載の太陽電池モジュールと、を備え、
    前記太陽電池モジュールは、前記コーナーブロックの下面が第1樋の内側底面に載ることによって支持される、太陽光発電装置。
  11. 請求項10に記載の太陽光発電装置において、
    前記第2樋の内側底面に立設された固定部材と、前記固定部材に取り付けられて前記太陽電池モジュールの端縁部を押さえて前記支持構造に固定する固定板と、を更に備える、太陽光発電装置。
  12. 請求項10または11に記載の太陽光発電装置において、
    前記第1樋と前記第2樋との間には段差が形成され、前記段差を解消するスペーサ部材が配置され、前記スペーサ部材の上に設けられた柔軟なパッキン部材を介して前記太陽電池パネルが配置される、太陽光発電装置。
  13. 請求項10〜12のいずれか一項に記載の太陽光発電装置において、
    前記太陽電池モジュールは、前記コーナーブロックの下面に接続された高さ調整部材によって前記支持構造に対する設置高さが調整される、太陽光発電装置。
  14. 請求項10〜13のいずれか一項に記載の太陽光発電装置において、
    前記第2樋の内側底面に載る前記コーナーブロックの下部は、前記第2樋の幅方向に沿った厚さが前記第2樋の長手方向に沿った長さよりも薄い板状に形成されている、太陽光発電装置。
  15. 断面略U字状の下フレーム、前記下フレームの両端にそれぞれ立設される断面略U字状の2本の縦フレーム、および、前記2本の縦フレームの各上端にわたって前記下フレームと平行に取り付けられる上カバーを含む垂直設置型の矩形フレームと、
    前記矩形フレームによって周囲が支持された状態で設置される請求項1〜7のいずれか一項に記載の太陽電池モジュールと、を備え、
    前記太陽電池モジュールは、前記上カバーの取り付け前に、前記2本の縦フレームの内側に上方から挿入されて設置されるとき、前記コーナーブロックが前記縦フレームの内面に接触する、太陽光発電装置。
  16. 請求項15に記載の太陽光発電装置において、
    前記太陽電池モジュールを構成する太陽電池パネルの下部は、前記コーナーブロックが前記下フレームの内側底面に接触することによって前記内側底面から上方に離れて位置する、太陽光発電装置。
  17. 請求項15または16に記載の太陽光発電装置において、
    前記太陽電池モジュールの端子ボックスに接続されたケーブルが、前記コーナーブロックの側面に凹設された溝に嵌め込まれている、太陽光発電装置。
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