JP2016158363A - 太陽電池モジュール用中敷材 - Google Patents

太陽電池モジュール用中敷材 Download PDF

Info

Publication number
JP2016158363A
JP2016158363A JP2015033835A JP2015033835A JP2016158363A JP 2016158363 A JP2016158363 A JP 2016158363A JP 2015033835 A JP2015033835 A JP 2015033835A JP 2015033835 A JP2015033835 A JP 2015033835A JP 2016158363 A JP2016158363 A JP 2016158363A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solar cell
cell module
frame
insole
insole material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015033835A
Other languages
English (en)
Inventor
伸裕 野中
Nobuhiro Nonaka
伸裕 野中
吉之介 森
Yoshinosuke Mori
吉之介 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2015033835A priority Critical patent/JP2016158363A/ja
Priority to CN201620133702.1U priority patent/CN205622588U/zh
Publication of JP2016158363A publication Critical patent/JP2016158363A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/10Photovoltaic [PV]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Landscapes

  • Photovoltaic Devices (AREA)
  • Buffer Packaging (AREA)

Abstract

【課題】梱包時の主たる荷重を太陽電池モジュール本体の表面側にも枠片のある第1枠片側で支える構造とし、第2枠片への負荷を緩和する。
【解決手段】矩形状の太陽電池モジュール本体の周端部を保持する枠体が、太陽電池モジュール本体の対向する2辺の端部の表面と側面と裏面とをそれぞれ覆う構造の第1枠片と、太陽電池モジュール本体の対向する他の2辺の端部の側面と裏面とをそれぞれ覆い、かつ、表面は覆わない構造の第2枠片とからなる太陽電池モジュールを積み重ねて梱包する際に、上下に隣接する太陽電池モジュールの間に介装される板状体の太陽電池モジュール用中敷材1であって、隣接する太陽電池モジュール本体に介装される介装部11と、介装部11の一方の辺縁部11aに形成され、隣接する第1枠片間に挟持される中敷部12とを備えている。
【選択図】図6

Description

本発明は、矩形状の太陽電池モジュール本体の周端部を保持する枠体が、太陽電池モジュール本体の対向する2辺の端部の表面と側面と裏面とをそれぞれ覆う構造の第1枠片と、太陽電池モジュール本体の対向する他の2辺の端部の側面と裏面とをそれぞれ覆い、かつ、表面は覆わない構造の第2枠片とからなる太陽電池モジュールを積み重ねて梱包する際に使用される太陽電池モジュール用中敷材に関する。
最近の太陽電池モジュールには、設置後の太陽電池モジュール本体の表面(受光面)に溜まる塵や埃、さらには雪などを効率よく落すために、向かい合う2辺の枠体の表面部分を除去することで、太陽電池モジュール本体の受光面とフレーム端面との段差を無くした構造の太陽電池モジュールが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
具体的には、矩形状の太陽電池モジュール本体の周端部を保持する枠体が、太陽電池モジュール本体の対向する2辺の端部の表面と側面と裏面とをそれぞれ覆う構造の第1枠片と、太陽電池モジュール本体の対向する他の2辺の端部の側面と裏面とをそれぞれ覆い、かつ、表面は覆わない構造の第2枠片とで構成されている。
この構造によれば、太陽電池モジュール本体の受光面に溜まった塵や埃、さらには雪などを、第2枠片側を介して枠体の端面に引っ掛かることなく滑り落すことができるため、発電効率の低下を防止できるとともに、設置後のメンテナンス作業も簡素化することができる。
このような構造の太陽電池モジュールの従来の梱包構造の一例を図15に示す。図15は、2枚入り梱包を例示した説明図であり、各部材を分解した状態で時系列的に配置して図示している。
2枚入り梱包では、太陽電池モジュールを載置する矩形状の底板201と、底板201の各辺にそれぞれ設けられた太陽電池モジュール101の枠体部分を包むように折り畳む折り畳み板202とからなる段ボール梱包材200を、展開した状態で配置する。そして、底板201の上に2枚の太陽電池モジュール101,101を順次積み重ねた後、各辺の折り畳み板202を折り畳んで枠体部分を包み込み、その後、短辺側の枠体の近傍の2箇所をそれぞれ樹脂バンド203で一体に結束して、2枚入り梱包を完了する。ただし、太陽電池モジュール101の裏面側に取り付けられている端子ボックス(図示省略)から導出されたケーブルが、段積みされた下側の太陽電池モジュール101の受光面に接触することを防止するために、隣接する太陽電池モジュール101,101間に段ボール等の保護部材を介装する場合もある。
この後、この2枚入り梱包体250を、木枠等からなる基台205上に例えば15段(全30枚)積み重ね、基台205を含む梱包体250の全体を別の樹脂バンド203でさらに一体に結束して、搬送用の梱包体300を作製している。
特開2014−68002号公報
このような搬送用の梱包体300では、下段の太陽電池モジュールに大きな荷重がかかることになる。
しかし、上記太陽電池モジュール本体の表面を覆わない構造の第2枠片は、受光面側からの荷重を直接支える部分(第1枠片における、太陽電池モジュール本体の表面を覆う部分)がないため、枠体で段済みによる荷重を十分に支え切れず、太陽電池モジュール本体に荷重がかかる場合がある。
そのため、下段の太陽電池モジュールでは、搬送時の振動や衝撃等によって受光面側のガラス基板や太陽電池セルに傷やひび割れ等が発生する可能性があった。
本発明はかかる問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、梱包時の主たる荷重を太陽電池モジュール本体の表面側にも枠片のある第1枠片側で支える構造とすることで、第2枠片への負荷を緩和し、段積み荷重による上記不具合を解消することのできる太陽電池モジュール用中敷材を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の太陽電池モジュール用中敷材は、矩形状の太陽電池モジュール本体の周端部を保持する枠体が、前記太陽電池モジュール本体の対向する2辺の端部の表面と側面と裏面とをそれぞれ覆う構造の第1枠片と、前記太陽電池モジュール本体の対向する他の2辺の端部の側面と裏面とをそれぞれ覆い、かつ、表面は覆わない構造の第2枠片とからなる太陽電池モジュールを積み重ねて梱包する際に、上下に隣接する前記太陽電池モジュールの間に介装される太陽電池モジュール用中敷材であって、隣接する前記太陽電池モジュール本体の間に介装される介装部と、前記介装部の一方の辺縁部に形成され、隣接する前記第1枠片間に挟持される中敷部とを備えていることを特徴としている。
また、本発明の太陽電池モジュール用中敷材によれば、前記中敷部は、前記介装部より肉厚に形成されている。具体的には、前記中敷部は、前記介装部の前記一方の辺縁部側に折り返されている。
また、本発明の太陽電池モジュール用中敷材によれば、前記中敷部の前記介装部と反対側の辺縁部には、前記第1枠片の前記側面に当接して前記中敷部の位置決めを行う位置決め部が設けられた構成としてもよい。位置決め部を設けることで、隣接する第1枠片間に中敷部を確実に配置して挟持させることができる。
また、本発明の太陽電池モジュール用中敷材によれば、対向する前記第2枠片間には、前記第1枠片と平行に1または複数本の補強部材が取り付けられており、前記介装部の前記他方の辺縁部は、少なくとも前記補強部材の取り付け端部まで達するように延設された構成としてもよい。
また、本発明の太陽電池モジュール用中敷材によれば、対向する前記第2枠片間には、前記第1枠片と平行に1または複数本の補強部材が取り付けられており、上下に隣接する前記第2枠片と前記補強部材の取り付け端部との間に配置される別の中敷部を備えた構成としてもよい。
本発明によれば、太陽電池モジュール用中敷材の中敷部を隣接する太陽電池モジュールの第1枠片間に介装して挟持させる構造としている。すなわち、太陽電池モジュールの梱包時の主たる荷重を第1枠片間で支える構造とすることで、荷重による第2枠片への負荷を軽減することができる。これにより、多段に積み重ねて梱包された梱包体の搬送時の振動や衝撃等による下段の太陽電池モジュールの受光面側ガラス基板のひび割れや太陽電池セル自体の割れ、第2枠片に対する傷の発生、さらには第2枠片を接着している接着樹脂部の変形や亀裂等の発生を防止若しくは低減することができる。
太陽電池モジュールを受光面側からみた様子を模式的に示す斜視図である。 太陽電池モジュールを受光面とは反対側の面からみた裏面図である。 図1で示した太陽電池モジュールのA−A’断面図である。 図1で示した太陽電池モジュールのB−B’断面図である。 図2で示した太陽電池モジュールをC−C’部分で切断して示す斜視図である。 本発明の実施の形態1にかかる太陽電池モジュール用中敷材の概略構成を示す斜視図である。 実施の形態1にかかる太陽電池モジュール用中敷材と段ボール梱包材とを用いて、太陽電池モジュールを2枚入りで梱包する手順を説明するための斜視図である。 実施の形態1にかかる太陽電池モジュール用中敷材と段ボール梱包材とを用いて、太陽電池モジュールを2枚入りで梱包する手順を説明するための斜視図である。 実施の形態1にかかる太陽電池モジュール用中敷材と段ボール梱包材とを用いて、太陽電池モジュールを2枚入りで梱包する手順を説明するための斜視図である。 図7Cで示した2段重ねの太陽電池モジュールのD−D’断面図である。 本発明の実施の形態2にかかる太陽電池モジュール用中敷材の概略構成を示す斜視図である。 実施の形態2にかかる断面図である。 本発明の実施の形態3にかかる太陽電池モジュール用中敷材の概略構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態4にかかる太陽電池モジュール用中敷材を構成する短辺側中敷材の斜視図である。 本発明の実施の形態4にかかる太陽電池モジュール用中敷材を構成する長辺側中敷材の斜視図である。 実施の形態4にかかる太陽電池モジュール用中敷材と段ボール梱包材とを用いて、太陽電池モジュールを2枚入りで梱包する手順を説明するための斜視図である。 実施の形態4にかかる太陽電池モジュール用中敷材と段ボール梱包材とを用いて、太陽電池モジュールを2枚入りで梱包する手順を説明するための斜視図である。 実施の形態4にかかる太陽電池モジュール用中敷材と段ボール梱包材とを用いて、太陽電池モジュールを2枚入りで梱包する手順を説明するための斜視図である。 太陽電池モジュールの他の構成例を示す裏面図である。 太陽電池モジュールの従来の梱包構造の一例を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
<太陽電池モジュールの説明>
まず、本発明の太陽電池モジュール用中敷材を用いて梱包される太陽電池モジュール101について説明する。
図1は、太陽電池モジュール101を受光面110a側からみた様子を模式的に示す斜視図、図2は、太陽電池モジュール101を受光面110aとは反対側の面からみた裏面図である。
本実施の形態にかかる太陽電池モジュール101は、太陽電池モジュール本体110と、太陽電池モジュール本体110の周端部を保持する枠体である下枠130、上枠131及び横枠120,121と、下枠130と上枠131との間に跨がって取り付けられた2本の補強部材160とで構成されている。補強部材160は、所定の間隔を存して横枠120,121と平行に取り付けられている。
太陽電池モジュール本体110は、受光面110a側から透光性基材、封止樹脂、太陽電池セル、封止樹脂、裏面側保護材が順次積層された構成とされている。
本実施の形態では、透光性基材としてガラス基板を用い、封止樹脂としてEVA(エチレンビニルアセテート樹脂)を用いている。また、太陽電池セルとして多結晶シリコンウエハを用いた太陽電池セルを用い、裏面側保護材としてPETシートを積層した多層シートを用いている。なお、図1では記載を省略しているが、太陽電池モジュールとして十分な出力電力を得るために、複数の太陽電池セルは、内部配線を用いて直列に電気的に接続されている。さらに、太陽電池モジュールは正極側と負極側の2個の引出し電極を有しており、それぞれの引出し電極の一端は太陽電池セルと電気的に接続され、引出し電極の逆側の一端は端子ボックス105に電気的に接続されている。
太陽電池モジュール101は、略矩形の太陽電池モジュール本体110の側部に枠体を嵌めこむことで形成されている。ここで、太陽電池モジュール本体110の受光面110aを構成する4辺を、一対の側辺、下辺、上辺とする。
本実施の形態に係る太陽電池モジュール101は、太陽電池モジュール本体110の対向する一対の側辺111,112に、横枠(第1枠片)120,121がそれぞれ嵌め込まれており、横枠120,121はそれぞれ側辺111,112と近接している。また、太陽電池モジュール本体10の、別の一対の対向する下辺113及び上辺114に、下枠(第2枠片)130及び上枠(第2枠片)131がそれぞれ嵌め込まれており、下枠130は下辺113と近接し、上枠131は上辺114と近接している。
横枠120,121は、太陽電池モジュール本体110の側部の受光面110a及び裏面を覆っている。ここで裏面とは、受光面110aの逆側にある面である。
一方、下枠130は、太陽電池モジュール本体110の下辺113と近接しているが、太陽電池モジュール本体110の受光面110aを覆ってはいない。また、上枠131も、太陽電池モジュール本体110の上辺114と近接しているが、太陽電池モジュール本体110の受光面110aを覆ってはいない。このように、下枠130及び上枠131が太陽電池モジュール本体110の一対の側部の受光面110aを覆わない構造としているため、枠体の体積を減らすことが可能となり、太陽電池モジュール101を軽量化できる。
このような構成の太陽電池モジュール101は、上辺114が高く下辺113が低くなるように、横枠120,121の長手方向に沿って傾斜して、架台や屋根に配置された桟等に取り付けられる。従って、太陽電池モジュール101上に雨が降った場合には、下枠130及び上枠131が太陽電池モジュール本体110の受光面110aを覆っていないため、雨水は太陽電池モジュール101の受光面110aをスムーズに流れ落ちることになる。よって、塵やほこりを含む雨水が受光面上に留まって蒸発し、受光面に塵やほこりが堆積して発電量が低下することを防ぐことができる。
また積雪した際も、受光面上の雪がスムーズに滑落するので、長時間受光面に雪が留まって発電量が回復しないといった事象を回避することができる。なお、上枠131も下枠130と同様の構造であるので、太陽電池モジュール101を縦方向に連続して設置しても、水の流れや積雪の滑落を妨げることがない。
図3は、図1で示した太陽電池モジュール101のA−A’断面図であり、太陽電池モジュール本体110の下辺113と下枠130との関係を示す図である。
下枠130は、太陽電池モジュール本体110の下辺113に近接して取り付けられている。下枠130は、支持部132、伸長部133、突出部134、フランジ部135からなる。
下枠130は、太陽電池モジュール本体110の受光面110aを覆ってはおらず、下枠130の上端面は、太陽電池モジュール本体110の受光面110aと略同一面となっている。
より詳しく説明すると、下枠130の支持部132は横片132aと縦片132bとからなる。支持部132の縦片132bの先端部132b1は、太陽電池モジュール本体110の受光面110aとほぼ同じ面上にある。ただし、縦片132bの先端部132b1は、太陽電池モジュール本体110の受光面110aより下にあってもよい。
伸長部133は、支持部132の縦片132bと同一面上にはなく、横片132aの両端ではない箇所において(すなわち、支持部132の縦片132bから太陽電池モジュール本体110側に一段凹んだ箇所において)横片132aと連結されている。
フランジ部135は、縦片132bの下端部を受ける形で連結されており、支持部132の横片132aと平行に配置されている。
また、太陽電池モジュール本体110の下端側の裏面と下枠130の支持部132の横片132aの上面との間に、シリコーン樹脂等からなる接着層140を配置している。さらに、太陽電池モジュール本体の下辺113を含む端面と支持部132の縦片132bとの間にも、シリコーン樹脂等からなる接着層140を配置している。このような構造とすることで、太陽電池モジュール本体110と下枠130の接着面積が広くなるため、太陽電池モジュール本体110と下枠130との間の接着強度を上げることが可能となる。また、シリコーン樹脂は耐候性が高く、高い接着強度を維持することが可能であるため、太陽電池モジュール101の長期信頼性も確保することができる。なお、接着層140はシリコーン樹脂に限定されるものではない。
また、支持部132の横片132bと太陽電池モジュール本体110の裏面との間にスペーサを配置してもよい(図示は省略)。スペーサを配置することで、接着層140が硬化するまでの間に、太陽電池モジュール本体110が自重によりたわみ、横片132a上の接着層が局所的に薄くなることを防ぐことが可能となる。
なお、太陽電池モジュール本体110の上辺114と上枠131との関係も、図3に示した太陽電池モジュール本体110の下辺113と下枠130との関係と同じであるので、ここでは上辺114と上枠131との関係についての説明を省略する。
図4は、図1で示した太陽電池モジュール101のB−B’断面図であり、太陽電池モジュール本体110の側辺111と横枠120との関係を示す図である。
横枠120は、下枠、上枠と同様にアルミニウムの押出加工により形成されてなる。横枠120は、嵌合部122とボックス部123とフランジ部124とからなる。嵌合部122は、ボックス部123の上方にあり、上片122aと側片(側面)122bと下片122cとを連結したC字状に形成されている。ボックス部123は、上片123aと内側片123bと下片123cと外側片123dが箱状に連結された形状であり、内側123bには仕切片が形成され、内側片123bと外側片123dとを連結している。また、内側片123bの一部にねじ穴部123e,123eが形成されている。嵌合部122の下片122cはボックス部123の上片123aと共有している。フランジ部124は、ボックス部123の下片を太陽電池モジュール本体110の内側に向かって延設されたものである。尚、枠体の構造によっては、仕切片は省略することができる。
太陽電池モジュール本体110の側辺111と横枠120との間にエラストマー樹脂からなる弾性体150を配置している。弾性体150は、嵌合部122の内壁に密着している。本実施の形態においては、断面が嵌合部122の内壁の形状に合わせて略C字状に形成されている弾性体150を用いている。太陽電池モジュール本体110の側辺111を横枠120の嵌合部122に挿入することにより、横枠120が太陽電池モジュール本体110の側辺111に取り付けられている。嵌合部122と太陽電池モジュール本体110の側辺111とに挟まれた弾性体150は、圧縮されて嵌合部122と太陽電池モジュール本体110の側辺111とに接触し、横枠120にかかった衝撃を太陽電池モジュール本体110に伝えにくくする機能を有している。また、太陽電池モジュール本体110の側辺111を含む端面をより確実に封止し、水分等の侵入を防ぐ機能も有している。弾性体150としては、エラストマー樹脂の他にブチルゴム、シリコーン樹脂や合成ゴム等を用いてもよい。シリコーン樹脂としては、接着性を有する樹脂と接着性を有さない樹脂のいずれを用いてもよい。
なお、太陽電池モジュール本体110の側辺112と横枠121との関係も、図4に示した太陽電池モジュール本体110の側辺111と横枠120との関係と同じであるので、ここでは太陽電池モジュール本体110の側辺112と横枠121との関係についての説明を省略する。
図5は、図2で示した太陽電池モジュール101をC−C’部分で切断して示す斜視図であり、下枠130と補強部材160との配置関係を示す図である。
補強部材160は、本実施の形態では、太陽電池モジュール本体110の裏面に対向する上部水平板161、下部水平板162、及び両水平板161,162の中央部を長手方向に沿って支持する垂直主板163からなり、端面側から見た形状が横向きのH型となっている。すなわち、上部水平板161と下部水平板162とが上下に対峙して並行に設けられ、その間を垂直主板163によって連結された構造となっている。この補強部材160は、アルミニウムの押出加工により成形されている。
下部水平板162の長手方向の両端部は、フランジ部135の幅に対応する長さ分だけ切り欠かれている。同様に、上部水平板161の長手方向の両端部も、支持部132の横片132aの幅に対応する長さ分だけ切り欠かれている。
一方、垂直主板163には、ネジ部材165によって下枠130と連結するためのネジ孔を有するネジ止め部164が長手方向の端面に設けられている。なお、図5では一例としてネジ止め部164は垂直主板163の長手方向に沿って形成されているが、ネジ止め部164は少なくとも垂直主板163の長手方向の端面に設けられていればよい。
また、上部水平板161と太陽電池モジュール本体110の裏面との間にシリコーン樹脂等の接着材が塗布されていてもよい。すなわち、上部水平板161が太陽電池モジュール本体110の裏面に接着固定されていてもよい。
なお、上枠131と補強部材160との配置関係も、図5に示した下枠130と補強部材160との配置関係と同じであるので、ここでは、上枠131と補強部材160との配置関係についての説明を省略する。
<実施の形態1>
図6は、本発明の実施の形態1にかかる太陽電池モジュール用中敷材1の概略構成を示す斜視図である。
本実施の形態1にかかる太陽電池モジュール用中敷材1は、梱包時に上下に隣接する太陽電池モジュール101,101間に介装される板状体の中敷材であって、上下に隣接する太陽電池モジュール本体101,101の間の空間部に介装される介装部11と、この介装部11の一方の辺縁部11aのほぼ全長にわたって形成され、上下に隣接する太陽電池モジュール101,101の第1枠片間(横枠120,120間、及び、横枠121,121間)に挟持される中敷部12と、中敷部12の前記介装部11と反対側の辺縁部12aの両端部に形成され、第1枠片(横枠120,121)の側面(側片122b及び外側片123d)に当接して中敷部12の位置決めを行う位置決め部13と、を備えている0。
介装部11は、太陽電池モジュール本体110の裏面側に取り付けられた端子ボックス105及び端子ボックス105から導出されるケーブルと、段積みされた下側の太陽電池モジュール本体110の受光面110aとの間に介装される。すなわち、介装部11は、段積みされた下側の太陽電池モジュール本体110の受光面110aを、上側の太陽電池モジュール本体110の端子ボックス105及び端子ボックスのケーブルから保護する役割を担っている。
位置決め部13は、中敷部12の辺縁部12aの両端部近傍に、介装部11の辺縁部11aに向かって垂直に切り込み部14を形成し、この切り込み部14に沿って中敷部12の両端部を一方向(図6では下方向)にほぼ垂直に折り曲げることで形成されている。その結果、中敷部12は、辺縁部12a側の一部が位置決め部13から水平方向に突出した状態となっている。
この構成によれば、太陽電池モジュール101の梱包時の主たる荷重を、太陽電池モジュール用中敷材1の中敷部12を介して上下に隣接する第1枠片間(横枠120,120間、及び、横枠121,121間)で支えることで、太陽電池モジュール本体110及び第2枠片(下枠130,上枠131)への負荷を軽減することができる。
図7A〜図7Cは、本実施の形態1にかかる太陽電池モジュール用中敷材1と、従来技術で説明した図15に示した段ボール梱包材200とを用いて、上記構成の太陽電池モジュール101を2枚入りで梱包する手順を説明するための説明図(斜視図)であり、図8は、図7Cで示した2段重ねの太陽電池モジュールのD−D’断面図である。
2枚入り梱包では、展開した段ボール梱包材200の底板201の上に1枚目の太陽電池モジュール101を載置し(図7A参照)、次に、この太陽電池モジュール101の両横枠120,121の上に太陽電池モジュール用中敷材1,1をそれぞれ載置する(図7B参照)。このとき、太陽電池モジュール用中敷材1は、図8に示すように、下方に折り曲げた位置決め部13を横枠120の側面(すなわち、嵌合部122の側片122b及びボックス部123の外側片123d)に当接させて、中敷部12を1枚目の太陽電池モジュール101の横枠120の上片122aの上に載置する。なお、図示は省略しているが、他方の横枠121上にも太陽電池モジュール用中敷材1を同様に載置する。
この後、2枚目となる次の太陽電池モジュール101を、1枚目の太陽電池モジュール101の上に積み重ねる(図7C参照)。これにより、図8に示すように、太陽電池モジュール用中敷材1の中敷部12が、1枚目の太陽電池モジュール101の各横枠120,121の上片122aと、2枚目の太陽電池モジュール101の各横枠120,121の下片123cとで挟持される。なお、中敷部12の挟持後は、横枠120の側面から外部に突出した中敷部12部分も、横枠120の側面に沿って下方または上方のいずれかに折り曲げておけばよい。
この後、段ボール梱包材200の各辺の折り畳み板202を上方に折り畳んで横枠120,121及び下枠130、上枠131のそれぞれを包み込み(図8中二点鎖線で示す)、その後、横枠120,121の近傍の2箇所をそれぞれ樹脂バンドで一体に結束して、2枚入り梱包を完了する。
この後、図15に示したように、この2枚入り梱包体250を、木枠等からなる基台205上に例えば15段(全30枚)積み重ね、基台205を含む梱包体250の全体を別の樹脂バンド203でさらに一体に結束して、搬送用の梱包体300を作製する。
本実施の形態1によれば、太陽電池モジュール101の梱包時の主たる荷重を、太陽電池モジュール用中敷材1の中敷部12を介して両横枠120及び121部分で支える構造として、下枠130、上枠131、太陽電池モジュール本体110への負荷を軽減している。
よって、梱包時の荷重による太陽電池モジュール本体110への負荷を軽減することで、搬送用の梱包体300の搬送時の振動や衝撃等による太陽電池モジュール101の受光面側ガラス基板や太陽電池セルの割れを防ぐことが可能となった。
なお、本実施の形態1では、図7Bに示すように、太陽電池モジュール用中敷材1は、介装部11の他方の辺縁部11bが、少なくとも補強部材160の取り付け端部(具体的には、係合部161a,162aが切欠き部135aに係合されている部分)まで達するように延設されている。これにより、上側の太陽電池モジュール本体110が下方に撓んだとしても、上側の太陽電池モジュール101の補強部材160の取り付け端部が下側の太陽電池モジュール101の下枠130または上枠131の先端部132b1や接着層140に直接接触することがないので、この部分での下枠130及び上枠131に対する傷の発生や、下枠130及び上枠131を接着している接着層140の変形や亀裂等の発生を防止若しくは低減することができる。
なお、上記実施の形態1では、隣接する太陽電池モジュール101,101の間に太陽電池モジュール用中敷材1を1枚だけ挟み込む構成として説明しているが、隣接する太陽電池モジュール101,101間の高さ方向の隙間を十分確保したい場合には、本実施の形態1にかかる太陽電池モジュール用中敷材1を2枚若しくは3枚重ねで使用してもよい。複数枚重ねることで、より確実に太陽電池モジュール本体110、下枠130、上枠131へかかる荷重を低減することが可能となる。
<実施の形態2>
図9は、本発明の実施の形態2にかかる太陽電池モジュール用中敷材1の概略構成を示す斜視図、図10は、実施の形態1にかかる図8に対応した部分の断面図である。
本実施の形態2にかかる太陽電池モジュール用中敷材1は、梱包時に上下に隣接する太陽電池モジュール101,101間に介装される板状体の中敷材であって、上下に隣接する太陽電池モジュール101,101の間の空間部に介装される介装部11と、この介装部11の一方の辺縁部11aのほぼ全長にわたって形成され、上下に隣接する太陽電池モジュール101の第1枠片である横枠120または横枠121間に挟持される中敷部12と、中敷部12の前記介装部11と対向する側の辺縁部12aの両端部に形成され、第1枠片である横枠120,121の側面(側片122b及び外側片123d)に当接して中敷部12の位置決めを行う位置決め部13と、を備えている。
位置決め部13は、中敷部12の辺縁部12aの両端部近傍に、介装部11の辺縁部11aに向かって垂直に切り込み部14を形成し、この切り込み部14に沿って中敷部12の両端部を一方向(図9では下方向)にほぼ垂直に折り曲げることで形成されている。また、本実施の形態2では、両位置決め部13,13間の中敷部12bも下方に折り返して2つ折りとしている。すなわち、中敷部12の厚みを、介装部11の厚みより厚くして、中敷部12を、介装部11より肉厚に形成している。
このように中敷部12の肉厚を厚くすることで、上下に隣接する太陽電池モジュール101,101間の高さ方向の隙間をより広く確保することができる。すなわち、1枚の中敷材で、中敷部12の部分に関しては2枚分の厚さを確保することができるため、太陽電池モジュール搬送時のコスト低減が可能となる。
この構成によれば、太陽電池モジュール101の梱包時の主たる荷重を、太陽電池モジュール用中敷材1の肉厚に形成された中敷部12を介して上下に隣接する第1枠片間(すなわち、横枠120,120間、及び横枠121,121間)で支えることで、第2枠片(下枠130,上枠131)への負荷をより軽減することができる。
また、本実施の形態2においても、上記実施の形態1と同様、太陽電池モジュール用中敷材1は、介装部11の他方の辺縁部11bが、少なくとも補強部材160の取り付け端部まで達するように延設されている。この場合、介装部11は中敷部12より肉厚が薄いので、その分、介装部11と上側の太陽電池モジュール101の補強部材160との間に隙間が確保されている。そのため、上側の太陽電池モジュール本体110が多少下方に撓んだとしても、上側の太陽電池モジュール101の補強部材160の取り付け端部が、介装部11を介して、下側の太陽電池モジュール101の下枠130または上枠131の先端部132b1や接着層140を直ぐには圧迫することがないので、この部分での下枠130及び上枠131に対する傷の発生や、下枠130及び上枠131を接着している接着層140の変形や亀裂等の発生を防止若しくは低減することができる。
<実施の形態3>
図11は、本発明の実施の形態3にかかる太陽電池モジュール用中敷材1の概略構成を示す斜視図である。
本実施の形態3にかかる太陽電池モジュール用中敷材1は、実施の形態2にかかる太陽電池モジュール用中敷材1の変形例であり、介装部11が矩形の板状体ではなく、中央部が切りかかれたコ字状(略C字状)となっている。すなわち、介装部11は、中敷部12に沿って横長に形成された本体部11dと、この本体部11dの両端部から中敷部12と反対方向に延設された腕部11eとからなり、腕部11eの先端部11fが、補強部材160の取り付け端部(具体的には、係合部161a,162aが切欠き部135aに係合されている部分)まで達するように延設されている。これにより、上側の太陽電池モジュール本体110が下方に撓んだとしても、上側の太陽電池モジュール101の補強部材160の取り付け端部が下側の太陽電池モジュール101の下枠130または上枠131の先端部132b1や接着層140に直接接触することがないので、この部分での下枠130及び上枠131に対する傷の発生や、下枠130及び上枠131を接着している接着層140の変形や亀裂等の発生を防止若しくは低減することができる。
その他の構成は、上記実施の形態2にかかる太陽電池モジュール用中敷材1と同じであるので、ここでは同構成部材に同符号を付すこととし、詳細な説明を省略する。
<実施の形態4>
図12Aは、本発明の実施の形態4にかかる太陽電池モジュール用中敷材を構成する短辺側中敷材の斜視図、図12Bは、実施の形態4にかかる太陽電池モジュール用中敷材を構成する短辺側中敷材の斜視図である。
本実施の形態4にかかる太陽電池モジュール用中敷材は、基本的に実施の形態2にかかる太陽電池モジュール用中敷材1に、別の中敷材を加えた構成としたものである。
すなわち、本実施の形態4にかかる太陽電池モジュール用中敷材は、短辺側中敷材1Aと、長辺側中敷材1Bとからなり、短辺側中敷材1Aは、基本的に実施の形態2にかかる太陽電池モジュール用中敷材1と同様の構成となっている。ただし、本実施の形態4では、長辺側を保護する別の長辺側中敷材1Bがあることから、短辺側中敷材1Aは、その幅Wが、上枠130及び下枠131よりも内側となるように(すなわち、長辺側中敷材1Bと重複しないように)、実施の形態2にかかる太陽電池モジュール用中敷材1よりも幅狭に形成されている。また、短辺側中敷材1Aは、その長さLも、補強部材160まで達しない比較的短い長さに形成されている。
一方、長辺側中敷材1Bは、横長の短冊状の板体21からなり、この板体21の長辺側の下端縁部の両端近傍の2箇所の位置からそれぞれ上方に向かって中程まで切り込みを形成し、この切り込みによって形成された中央部の切り込み片を板体21の一方向に垂直まで折り曲げて中敷部22を形成している。一方、残った両側の切り込み片は、それぞれ第2枠片(下枠130及び上枠131)の側面(支持部132の縦片132b)に当接して中敷部22の位置決めを行う位置決め部23,23となる。このような構成の長辺側中敷材1Bは、太陽電池モジュール本体110の裏面側に取り付けられた2本の補強部材160に跨がるようにして、下枠130または上枠131に沿って配置される。
図13A〜図13Cは、本実施の形態4にかかる太陽電池モジュール用中敷材と、従来技術で説明した図15に示した段ボール梱包材200とを用いて、上記構成の太陽電池モジュール101を2枚入りで梱包する手順を説明するための説明図(斜視図)である。
2枚入り梱包では、展開した段ボール梱包材200の底板201の上に1枚目の太陽電池モジュール101を載置する(図13A参照)。
次に、この太陽電池モジュール101の両横枠120,121の上に短辺側中敷材1A,1Aをそれぞれ載置する(図13B参照)。このとき、短辺側中敷材1Aは、下方に折り曲げた位置決め部13を横枠120,121の側面(すなわち、嵌合部122の側片122b及びボックス部123の外側片123d)に当接させて、中敷部12を横枠120,121の上片122aの上に載置する。このときの載置状態は、実施の形態2で示した図10の状態と同じである。
次に、長辺側中敷材1Bを、1枚目の太陽電池モジュール101の下枠130及び上枠131の上にそれぞれ載置する(図13B参照)。このとき、図示は省略しているが、長辺側中敷材1Bは、位置決め部23を下枠130及び上枠131の支持部132の縦片132bに当接させて、中敷部22を下枠130及び上枠131の縦片132bの先端部132b1及び接着層140の上に載置する。この場合、長辺側中敷材1Bは、上記したように両方の補強部材160を跨ぐように、長手方向のほぼ中央部に載置する。
この後、2枚目となる次の太陽電池モジュール101を、1枚目の太陽電池モジュール101の上に積み重ねる(図13C参照)。これにより、短辺側中敷材1Aの中敷部12は、1枚目の太陽電池モジュール101の各横枠120,121の上片122aと、2枚目の太陽電池モジュール101の各横枠120,121の下片123cとで挟持される(図10参照)。また、長辺側中敷材1Bの中敷部22は、1枚目の太陽電池モジュール101の下枠130及び上枠131の縦片132bの先端部132b1及び接着層140と、2枚目の太陽電池モジュール101の下枠130及び上枠131の下片123cとの間に若干の隙間を存して介装される。
この後、段ボール梱包材200の各辺の折り畳み板202を上方に折り畳んで横枠120,121及び下枠130、上枠131のそれぞれを包み込み、その後、横枠120,121の近傍の2箇所をそれぞれ樹脂バンドで一体に結束して、2枚入り梱包を完了する。
この後、図15に示したように、この2枚入り梱包体250を、木枠等からなる基台205上に例えば15段(全30枚)積み重ね、基台205を含む梱包体250の全体を別の樹脂バンド203でさらに一体に結束して、搬送用の梱包体300を作製する。ここまで2枚入り梱包の場合について述べたが、梱包枚数は2枚入りに限定されるものではなく、3枚入りや4枚入り等であってもよいことはいうまでもない。
なお、上記実施の形態1〜4では、太陽電池モジュール本体110の裏面側に2本の補強部材160を取り付けた構成の太陽電池モジュール101の梱包に本発明の太陽電池モジュール用中敷材を適用した場合について説明しているが、例えば図14に示すように、太陽電池モジュール本体110の裏面側の中央部に1本の補強部材160を取り付けた構成の太陽電池モジュール101の梱包にも本発明の太陽電池モジュール用中敷材を適用することが可能である。この場合、一方の横枠上に載置する太陽電池モジュール用中敷材のみ、介装部の他方の辺縁部を補強部材160の取り付け端部まで達するように延設しておき、他方の横枠上に載置する太陽電池モジュール用中敷材の方は、補強部材160の上で重複しないように、介装部を短くしておけばよい。
なお、今回開示した実施の形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。従って、本発明の技術的範囲は、上記した実施の形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。
1 太陽電池モジュール用中敷材
1A 短辺側中敷材
1B 長辺側中敷材
11 介装部
11a 一方の辺縁部
11b 他方の辺縁部
12,22 中敷部
12a 辺縁部
13,23 位置決め部
14 切り込み部
21 板体
101 太陽電池モジュール
110 太陽電池モジュール本体
110a 受光面
111,112 側辺
113 下辺
114 上辺
120,121 横枠(第1枠片)
122 嵌合部
123 ボックス部
124 フランジ部
130 下枠(第2枠片)
131 上枠(第2枠片)
132 支持部
132a 横片
132b 縦片
133 伸長部
134 突出部
135 フランジ部
135a 第1フランジ部
135b 第2フランジ部
140接着層
150 弾性体
160 補強部材
200 段ボール梱包材

Claims (5)

  1. 矩形状の太陽電池モジュール本体の周端部を保持する枠体が、前記太陽電池モジュール本体の対向する2辺の端部の表面と側面と裏面とをそれぞれ覆う構造の第1枠片と、前記太陽電池モジュール本体の対向する他の2辺の端部の側面と裏面とをそれぞれ覆い、かつ、表面は覆わない構造の第2枠片とからなる太陽電池モジュールを積み重ねて梱包する際に、上下に隣接する前記太陽電池モジュールの間に介装される太陽電池モジュール用中敷材であって、
    隣接する前記太陽電池モジュール本体の間に介装される介装部と、
    前記介装部の一方の辺縁部に形成され、隣接する前記第1枠片間に挟持される中敷部とを備えていることを特徴とする太陽電池モジュール用中敷材。
  2. 請求項1に記載の太陽電池モジュール用中敷材であって、
    前記中敷部は、前記介装部の前記一方の辺縁部側に折り返されていることを特徴とする太陽電池モジュール用中敷材。
  3. 請求項1または請求項2に記載の太陽電池モジュール用中敷材であって、
    前記中敷部の前記介装部と反対側の辺縁部には、前記第1枠片の前記側面に当接して前記中敷部の位置決めを行う位置決め部が設けられていることを特徴とする太陽電池モジュール用中敷材。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一つに記載の太陽電池モジュール用中敷材であって、
    対向する前記第2枠片間には、前記第1枠片と平行に1または複数本の補強部材が取り付けられており、
    前記介装部の前記他方の辺縁部は、少なくとも前記補強部材の取り付け端部まで達するように延設されていることを特徴とする太陽電池モジュール用中敷材。
  5. 請求項1から請求項3までのいずれか一つに記載の太陽電池モジュール用中敷材であって、
    対向する前記第2枠片間には、前記第1枠片と平行に1または複数本の補強部材が取り付けられており、
    上下に隣接する前記第2枠片と前記補強部材の取り付け端部との間に配置される別の中敷部を備えていることを特徴とする太陽電池モジュール用中敷材。
JP2015033835A 2015-02-24 2015-02-24 太陽電池モジュール用中敷材 Pending JP2016158363A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015033835A JP2016158363A (ja) 2015-02-24 2015-02-24 太陽電池モジュール用中敷材
CN201620133702.1U CN205622588U (zh) 2015-02-24 2016-02-22 太阳能电池模块用中间铺设构件

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015033835A JP2016158363A (ja) 2015-02-24 2015-02-24 太陽電池モジュール用中敷材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016158363A true JP2016158363A (ja) 2016-09-01

Family

ID=56826523

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015033835A Pending JP2016158363A (ja) 2015-02-24 2015-02-24 太陽電池モジュール用中敷材

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2016158363A (ja)
CN (1) CN205622588U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109525183B (zh) * 2019-01-07 2023-09-05 江阴市余润能源科技有限公司 一种环保型太阳能光伏组件边框

Also Published As

Publication number Publication date
CN205622588U (zh) 2016-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI565090B (zh) 可撓式太陽能板模組、其固定結構及其製造方法
US8347564B2 (en) Solar cell module
US20110226335A1 (en) Solar cell module
JP5938584B2 (ja) 太陽電池モジュール
JP4515514B2 (ja) 太陽電池モジュール
WO2006121013A1 (ja) 太陽電池モジュール、及び太陽電池設置面
US20150197150A1 (en) Vehicle solar cell panel
US20180198010A1 (en) Flexible Laminates for Solar Modules
WO2009093355A1 (ja) 太陽電池パネル及び太陽電池パネルの製造方法
JP5356181B2 (ja) 光電変換モジュール
JP2016158363A (ja) 太陽電池モジュール用中敷材
TWI791522B (zh) 用於薄晶圓之具成本效益的框架設計
TWM508795U (zh) 可撓式太陽能板模組、其固定結構
JP2011238761A (ja) 太陽電池モジュール
JP4412087B2 (ja) シート防水型太陽光発電パネルセット、その施工方法及び施工構造
JP2004207667A (ja) 太陽電池モジュール及びその組付け構造
JP6830264B2 (ja) 太陽電池モジュール、その梱包形態、及び、太陽光発電装置
JP2012182322A (ja) 太陽電池モジュール及び太陽電池システム
JP5574930B2 (ja) 太陽電池アレイ
JP2012156216A (ja) 太陽電池モジュールの固定装置
JP2010272710A (ja) 太陽電池モジュール
JP6156718B2 (ja) 太陽電池パネル
WO2015076083A1 (ja) 太陽電池モジュール
CN115172491A (zh) 轻质光伏组件及其制造方法
TWM508796U (zh) 太陽能板模組之強化結構