JP2012253184A - 太陽電池モジュール用フレームおよび太陽電池モジュール - Google Patents

太陽電池モジュール用フレームおよび太陽電池モジュール Download PDF

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Abstract

【課題】太陽電池パネルのサイズに応じた長さとすることができる太陽電池モジュール用フレームを提供する。
【解決手段】太陽電池モジュール用フレーム11は、矩形状の太陽電池パネル10の全周を支持し、太陽電池パネル10の側縁10aを支持する側縁支持部20と、太陽電池パネル10の角部10bを支持する角支持部30とを備える。側縁支持部20は、太陽電池パネル10の一側縁を複数の支持片21で支持する構成とされている。支持片21は、太陽電池パネル10の支持する側縁に沿った方向(長辺方向Xまたは短辺方向Y)で並べて配置され、隣接する支持片21と重なっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、太陽電池モジュール用フレームに関し、太陽電池モジュール用フレームを備える太陽電池モジュールに関する。
従来、太陽電池モジュールは、太陽光等を受光して発電する太陽電池パネルが、アルミなどで形成されたフレームにはめ込まれた状態で架台に取り付けられる。上述したフレームを取り付けた架台として、太陽電池パネルおよび熱伝導シートを挟持して支持するフレームと、内部に制御回路等を収納した収納ボックスとの連結部に蝶番を用いることによって、フレームを開閉させて収納ボックスの内部を露出させる構造の太陽電池架台が利用されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開昭61−39584号公報
近年、エネルギー資源を確保するため、様々な場所に太陽電池モジュールを設置することが検討されている。太陽電池モジュールは、受光面の面積を増加させることで高出力化されるが、設置する箇所によってサイズを制限されることがある。また、太陽電池モジュールに接続される負荷が必要とする電力に応じて、適切な出力を選択することが要求されている。このような要望に応じて、様々なサイズの太陽電池モジュールが利用されている。
しかしながら、特許文献1に記載の太陽電池架台におけるフレームは、太陽電池パネルを囲周支持するため、太陽電池パネルのサイズに応じた長さとされており、太陽電池パネルを異なるサイズとする場合、フレームを加工して長さを調節するか、新たなフレームを作成しなければならなかった。つまり、異なるサイズの太陽電池パネルに対して、同じフレームで支持することができないという課題があった。
なお、太陽電池モジュールは、通常、屋外に設置されることが多いため、防水加工されていることが望ましい。複数の部材を積層して形成された太陽電池パネルでは、受光面および裏面は、耐水性を有する部材で覆われている。しかし、端面では、積層された部材の隙間から水分が浸透する虞があるため、端面を支持するフレームによって太陽電池パネルが保護(封止)されていることが望ましい。ここで、太陽電池パネルの外周のうち一部を支持する構造とした場合、端面の一部が保護されていないため、防水性を確保できないという問題がある。そのため、フレームは、太陽電池パネルのサイズに応じた長さとすることが望ましい。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、太陽電池パネルの一側縁を複数の支持片で支持する構成とすることによって、サイズの異なる太陽電池パネルに対応することができる。つまり、隣接する支持片同士が重なる部分の長さを調節することで、側縁支持部の長さを太陽電池パネルのサイズに応じた長さとすることができる太陽電池モジュール用フレームを提供することを目的とする。
また、本発明は、太陽電池パネルのサイズに応じた長さとすることができる太陽電池モジュール用フレームを備えることによって、太陽電池パネルのサイズを適宜設定することができるため、設置する箇所に応じた適切なサイズの太陽電池モジュールを提供することを他の目的とする。
本発明に係る太陽電池モジュール用フレームは、矩形状の太陽電池パネルの全周を支持する太陽電池モジュール用フレームであって、前記太陽電池パネルの側縁を支持する側縁支持部と、前記太陽電池パネルの角部を支持する角支持部とを備え、前記側縁支持部は、前記太陽電池パネルの一側縁を複数の支持片で支持する構成とされており、前記支持片は、前記太陽電池パネルの支持する側縁に沿った方向で並べて配置され、隣接する前記支持片と重なっていることを特徴とする。
この構成によると、太陽電池パネルの一側縁を複数の支持片で支持する構成とすることによって、サイズの異なる太陽電池パネルに対応することができる。つまり、隣接する支持片同士が重なる部分の長さを調節することで、側縁支持部の長さを太陽電池パネルのサイズに応じた長さとすることができる。
本発明に係る太陽電池モジュール用フレームでは、前記支持片は、前記太陽電池パネルの側縁がはめ込まれる内側溝部を有する内側支持片と、前記太陽電池パネルの側縁または前記内側支持片がはめ込まれる外側溝部を有する外側支持片とで構成され、前記内側支持片と前記外側支持片とは、前記内側支持片が前記外側溝部に密着して重なっていることを特徴とする。
この構成によると、支持片に太陽電池パネルがはめ込まれる溝を形成することによって、太陽電池パネルを確実に支持する構造とすることができる。
本発明に係る太陽電池モジュール用フレームでは、前記外側支持片は、前記外側溝部の前記外側支持片と前記内側支持片とが重ならない領域にスペーサを備えることを特徴とする。
この構成によると、スペーサを設けて外側溝部の幅を狭めることによって、太陽電池パネルと支持片との間に充填される充填材の量を減少させることができる。また、外側溝部の幅と内側溝部の幅との差を小さくすることによって、外側溝部に多量の充填材を充填しない構成として、外側溝部からあまった充填材がはみ出すことを防ぐことができる。
本発明に係る太陽電池モジュール用フレームでは、前記外側支持片は、前記外側溝部から外部に向かって前記外側支持片を貫通する排出孔を備えることを特徴とする。
この構成によると、排出孔から空気や過剰な充填材を排出させることができ、外側溝部からあまった充填材がはみ出すことを防ぐことができる。
本発明に係る太陽電池モジュール用フレームでは、前記外側溝部は、開口部に前記外側溝部の幅より狭く形成された段差部を備え、前記太陽電池パネルの中央から側縁に向かう方向における前記内側支持片の長さは、前記段差部から前記外側溝部の底面までの長さより短いことを特徴とする。
この構成によると、段差部によって内側支持片を係止して、内側支持片が外側溝部の底面から離れることを防止している。
本発明に係る太陽電池モジュールは、本発明に係る太陽電池モジュール用フレームと、矩形状の太陽電池パネルとを備えた太陽電池モジュールであって、前記支持片と前記太陽電池パネルとの間に充填材で形成された充填部を備えることを特徴とする。
この構成によると、太陽電池パネルのサイズを適宜設定することができるため、設置する箇所に応じた適切なサイズの太陽電池モジュールを提供することができる。
本発明によると、太陽電池パネルの一側縁を複数の支持片で支持する構成とすることによって、サイズの異なる太陽電池パネルに対応することができる。つまり、隣接する支持片同士が重なる部分の長さを調節することで、側縁支持部の長さを太陽電池パネルのサイズに応じた長さとすることができる。
また、本発明によると、太陽電池パネルのサイズを適宜設定することができるため、設置する箇所に応じた適切なサイズの太陽電池モジュールを提供することができる。
本発明の実施の形態1に係る太陽電池モジュールの平面図である。 図1の矢符A−Aでの側縁支持部を主体に示す要部断面図である。 図1の矢符B−Bでの側縁支持部を主体に示す要部断面図である。 図1の矢符C−Cでの側縁支持部を主体に示す要部断面図である。 図1の矢符D−Dでの断面図である。 外側支持片と内側支持片とのサイズを示す図であって、外側支持片および内側支持片を抜き出して示す説明図である。 図1の太陽電池モジュールの変形例1を示す平面図である。 図1の太陽電池モジュールの変形例2を示す平面図である。 本発明の実施の形態2に係る太陽電池モジュールの平面図である。 図6の矢符A−Aでの側縁支持部を主体に示す要部断面図である。 図6の矢符B−Bでの側縁支持部を主体に示す要部断面図である。 図6の矢符C−Cでの側縁支持部を主体に示す要部断面図である。 図6の矢符D−Dでの断面図である。
<実施の形態1>
以下、本発明の実施の形態1に係る太陽電池モジュール用フレームおよび太陽電池モジュールについて、図面に基づいて説明する。なお、ハッチングは図の見易さを考慮して省略する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る太陽電池モジュールの平面図である。
本発明の実施の形態1に係る太陽電池モジュール用フレーム11は、矩形状の太陽電池パネル10の全周を支持し、太陽電池パネル10の側縁10aを支持する側縁支持部20と、太陽電池パネル10の角部10bを支持する角支持部30とを備える。側縁支持部20は、太陽電池パネル10の一側縁を複数の支持片21で支持する構成とされている。支持片21は、太陽電池パネル10の支持する側縁に沿った方向(長辺方向Xまたは短辺方向Y)で並べて配置され、隣接する支持片21と重なっている。
この構成によると、太陽電池パネル10の一側縁を複数の支持片21で支持する構成とすることによって、サイズの異なる太陽電池パネル10に対応することができる。つまり、隣接する支持片21同士が重なる部分の長さを調節することで、側縁支持部20の長さを太陽電池パネル10のサイズに応じた長さとすることができる。以下では、隣接する支持片21同士が重なる部分の長さを重複距離と呼び、本実施の形態では、長辺方向Xでの重複距離が距離L1とされている。
また、本発明の実施の形態1に係る太陽電池モジュール1は、太陽電池パネル10と太陽電池モジュール用フレーム11とを備える。
太陽電池パネル10は、公知の方法で製造された太陽電池パネルであって、例えば、透光性基板上に、太陽電池セル、封止フィルム、および裏面保護シートが順に積層され、全体がラミネート封止された一体構造となっている。なお、透光性基板が受光面10f(後述する図2A参照)側に配置され、裏面保護シートが裏面10r(後述する図2A参照)側に配置されている。
太陽電池パネル10は、矩形状である。なお、上述した長辺方向Xとは、太陽電池パネル10の長辺側の側縁10aに沿った方向であって、短辺方向Yとは、太陽電池パネル10の短辺側の側縁10aに沿った方向である。また、受光面10fと裏面10rとが対向する方向を厚さ方向Z(後述する図2A参照)と呼び、厚さ方向Zにおいて、太陽電池パネル10を基準とした受光面10f側を上方と呼び、太陽電池パネル10を基準とした裏面10r側を下方と呼ぶことがある。
支持片21は、太陽電池パネル10の側縁10aがはめ込まれる内側溝部22a(後述する図2Aおよび図2B参照)を有する内側支持片22と、太陽電池パネル10の側縁10aまたは内側支持片22がはめ込まれる外側溝部23a(後述する図2Bおよび図2C参照)を有する外側支持片23とで構成されている。内側支持片22と外側支持片23とは、内側支持片22が外側溝部23aに密着して重なっている。この構成によると、支持片21に太陽電池パネル10がはめ込まれる溝を形成することによって、太陽電池パネル10を確実に支持する構造とすることができる。
側縁支持部20および角支持部30は、アルミニウムの押出加工によりそれぞれ成形されている。側縁支持部20および角支持部30を一体的に組み付けることによって、枠状に形成され、太陽電池パネル10の全周を支持する。なお、以下では説明のため、太陽電池パネル10の長辺側の側縁10aを支持する側縁支持部20を長辺側の側縁支持部20と呼び、太陽電池パネル10の短辺側の側縁10aを支持する側縁支持部20を短辺側の側縁支持部20と呼ぶことがある。また、側縁支持部20の長さとは、長辺側の側縁支持部20の場合は長辺方向Xにおける長さを示し、短辺側の側縁支持部20の場合は短辺方向Yにおける長さを示す。
側縁支持部20を構成する支持片21は、内側支持片22と外側支持片23との2種類に分類される。本実施の形態では、太陽電池パネル10の側縁10aには、支持する側縁10aに沿って順に、内側支持片22、外側支持片23、および内側支持片22が配置されている。また、角支持部30は、隣接する側縁10aを支持する2つの側縁支持部20(内側支持片22)と組み付けられている。
なお、本発明はこれに限定されず、内側支持片22および外側支持片23の数を増やしてもよい。つまり、内側支持片22と外側支持片23とを支持する側縁10aに沿って交互に配置し、内側支持片22および外側支持片23の数を増やすことで、側縁支持部20の長さを増加させ、さらにサイズの大きい太陽電池パネル10を支持する構成としてもよい。
図2Aは、図1の矢符A−Aでの側縁支持部を主体に示す要部断面図である。
図では、短辺側の側縁支持部20における内側支持片22で側縁10aを支持している部分を示し、内側溝部22aには、太陽電池パネル10の側縁10aがはめ込まれている。
太陽電池パネル10の裏面10r側には、太陽電池パネル10を支持する筐体60が配置されており、太陽電池パネル10の側縁10aと筐体60との間には、パネルスペーサ70が設けられている。つまり、パネルスペーサ70によって、太陽電池パネル10と筐体60との間に隙間が設けられている。また、パネルスペーサ70は、固化した両面接着剤で形成され、太陽電池パネル10に筐体60を固定している。
筐体60は、アルミニウムなどで形成された平板であって、平面視において、太陽電池パネル10と一致するサイズとされ、全ての側縁支持部20および角支持部30で支持されている。なお、筐体60の形態はこれに限定されず、例えば、一方の側縁支持部20と対向して配置された他方の側縁支持部20とで支持される構成としてもよい。このとき、重ならないように配置された筐体60を複数備える構成としてもよい。
内側支持片22と太陽電池パネル10との間には、充填材で形成された充填部50を備える。充填材は、例えば、ブチルゴム系接着剤などの流動性を有する材料で形成され、固化させることによって太陽電池パネル10の端部を封止する充填部50となる。なお、内側溝部22aに充填する充填材の量を調整することによって、充填部50が内側溝部22aからはみ出さない構造とされている。
図2Bは、図1の矢符B−Bでの側縁支持部を主体に示す要部断面図である。
図では、短辺側の側縁支持部20における内側支持片22および外側支持片23で側縁10aを支持している部分を示し、内側溝部22aには、太陽電池パネル10の側縁がはめ込まれており、内側支持片22は、外側溝部23aにはめ込まれている。
外側溝部23aは、開口部に外側溝部23aの幅より狭く形成された段差部23bを備える。太陽電池パネル10の中央から側縁10aに向かう方向(図では、長辺方向X)における内側支持片22の長さは、段差部23bから外側溝部23aの底面までの長さ(後述する外側溝深さD1)より短いことが望ましい。この構成によると、段差部23bによって内側支持片22を係止して、内側支持片22が外側溝部23aの底面から離れることを防止している。
なお、太陽電池パネル10の中央から側縁10aに向かう方向とは、平面視において、側縁支持部20が支持する側縁10aに沿った方向と直交する方向であって、長辺側の側縁支持部20では短辺方向Yに相当し、短辺側の側縁支持部20では長辺方向Xに相当する。
図2Cは、図1の矢符C−Cでの側縁支持部を主体に示す要部断面図である。
図では、短辺側の側縁支持部20における外側支持片23で側縁10aを支持している部分を示し、外側溝部23aには、太陽電池パネル10の側縁10aがはめ込まれている。
外側支持片23は、外側溝部23aの外側支持片23と内側支持片22とが重ならない領域にスペーサ40を備える。この構成によると、スペーサ40を設けて外側溝部23aの幅を狭めることによって、太陽電池パネル10と支持片21との間に充填される充填材の量を減少させることができる。また、外側溝部23aの幅と内側溝部22aの幅との差を小さくすることによって、外側溝部23aに多量の充填材を充填しない構成として、外側溝部23aからあまった充填材がはみ出すことを防ぐことができる。
スペーサ40は、例えば、ゴムなどで形成されており、受光面10fに対向する外側溝部23aの側壁と、裏面10rに対向する外側溝部23aの側壁とに貼り付けられている。つまり、2つのスペーサ40は、太陽電池パネル10の上方および下方に配置されている。
図2Dは、図1の矢符D−Dでの断面図である。
図では、長辺側の側縁支持部20および角支持部30で太陽電池パネル10を支持している部分を示す。
内側支持片22は、外側支持片23と角支持部30とに組み付けられている。なお、角支持部30には、太陽電池パネル10および内側支持片22がはめ込まれる凹部30aが形成されている。また、内側支持片22は、スペーサ40と接するように挿入されている。つまり、スペーサ40によって、外側支持片23と内側支持片22との長辺方向Xでの相対的な位置を決めて重複距離を調節し、側縁支持部20の長さを確実に太陽電池パネル10に応じた長さとすることができる。
図3は、外側支持片と内側支持片とのサイズを示す図であって、外側支持片および内側支持片を抜き出して示す説明図である。
内側溝部22aの厚さ方向Zにおける内側溝幅W1は、太陽電池パネル10の厚さより大きく設定されている。
外側溝部23aの厚さ方向Zにおける外側溝幅W2は、内側支持片22の厚さ方向Zにおける幅と略一致させることが望ましい。これによって、内側支持片22を外側溝部23aに密着させることができる。
2つのスペーサ40の厚さ方向Zにおける間隔(スペーサ幅W3)は、内側溝幅W1と略一致させることが望ましい。これによって、太陽電池パネル10がはめ込まれる溝の幅を揃えることができる。
段差部23bでの厚さ方向Zにおける開口幅は、内側溝幅W1と一致させることが好ましい。つまり、太陽電池パネル10がはめ込まれる溝の幅を揃えることで、太陽電池パネル10を確実に支持することができる。また、内側支持片22と外側支持片23とを組み付ける場合、外側支持片23の長手方向の端部から内側支持片22を挿入する。
上述したように、外側溝深さD1は、太陽電池パネル10の中央から側縁10aに向かう方向(図では、長辺方向X)における内側支持片22の長さよりわずかに大きい。
太陽電池モジュール1は、上述した各部材を用いて次のように組み立てられる。
まず、外側支持片23と内側支持片22とを組み合わせる。なお、スペーサ40は、予め外側支持片23に貼り付けられている。次に、太陽電池パネル10は、側縁10aに予め充填材を塗布し、筐体60に重ねた状態で、側縁支持部20にはめ込まれる。上述した一連の動作を繰り返して、全ての側縁10aを側縁支持部20にはめ込む。そして、予め充填材が塗布された角部10bを角支持部30にはめ込み、充填材を固化させて太陽電池モジュール用フレーム11に太陽電池パネル10を固定して、太陽電池モジュール1が組み立てられる。なお、本発明はこれに限定されず、組み立てる手順を入れ替えても構わない。例えば、予め太陽電池モジュール用フレーム11に太陽電池パネル10をはめ込んだ後、側縁支持部20の溝に充填材を充填してもよい。
次に、重複距離の長さを調節した変形例1および変形例2について説明する。
図4は、図1の太陽電池モジュールの変形例1を示す平面図である。
変形例1では、重複距離が距離L1より短い距離L2とされている。つまり、重複距離を短くすることで、側縁支持部20の長さをさらに長くしている。
図5は、図1の太陽電池モジュールの変形例2を示す平面図である。
変形例2では、重複距離が距離L1より長い距離L3とされている。つまり、重複距離を長くすることで、側縁支持部20の長さをさらに短くしている。
なお、変形例1および変形例2では、長辺側の側縁支持部20の長さのみ調節したが、さらに短辺側の側縁支持部20の長さを調節してもよい。側縁支持部20の長さを自在に調節することによって、異なるサイズの太陽電池パネル10に対応させることができる。
上述したように、本発明の実施の形態1に係る太陽電池モジュール1は、太陽電池モジュール用フレーム11と、矩形状の太陽電池パネル10と、支持片21と太陽電池パネル10との間に充填材で形成された充填部50とを備える。この構成によると、太陽電池パネル10のサイズを適宜設定することができるため、設置する箇所に応じた適切なサイズの太陽電池モジュール1を提供することができる。
<実施の形態2>
図6ないし図7Dに基づいて、本発明の実施の形態2に係る太陽電池モジュール用フレーム12および太陽電池モジュール2について説明する。なお、実施の形態1と機能、構造が実質的に等しい構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
図6は、本発明の実施の形態2に係る太陽電池モジュールの平面図であって、図7Aは、図6の矢符A−Aでの側縁支持部を主体に示す要部断面図であり、図7Bは、図6の矢符B−Bでの側縁支持部を主体に示す要部断面図である。
本発明の実施の形態2に係る太陽電池モジュール用フレーム12は、矩形状の太陽電池パネル10の全周を支持し、太陽電池パネル10の側縁10aを支持する側縁支持部20と、太陽電池パネル10の角部10bを支持する角支持部30とを備える。側縁支持部20は、太陽電池パネル10の一側縁を複数の支持片21で支持する構成とされている。支持片21は、太陽電池パネル10の支持する側縁に沿った方向(長辺方向Xまたは短辺方向Y)で並べて配置され、隣接する支持片21と重なっている。
また、本発明の実施の形態2に係る太陽電池モジュール2は、太陽電池パネル10と太陽電池モジュール用フレーム12とを備える。
支持片21は、太陽電池パネル10の側縁10aがはめ込まれる内側溝部22aを有する内側支持片22と、太陽電池パネル10の側縁10aまたは内側支持片22がはめ込まれる外側溝部23aを有する外側支持片23とで構成されている。内側支持片22と外側支持片23とは、内側支持片22が外側溝部23aに密着して重なっている。
実施の形態2に係る太陽電池モジュール用フレーム12は、実施の形態1と外側支持片23の構造が異なる。以下では、図7Cおよび図7Dに基づいて、外側支持片23の構造について詳述する。
図7Cは、図6の矢符C−Cでの側縁支持部を主体に示す要部断面図であって、図7Dは、図6の矢符D−Dでの断面図である。
外側支持片23は、外側溝部23aから外部に向かって外側支持片23を貫通する排出孔23cを備える。この構成によると、排出孔23cから空気や過剰な充填材を排出させることができ、外側溝部23aからあまった充填材がはみ出すことを防ぐことができる。
排出孔23cは、裏面10rに対向する外側溝部23aの側壁に設けられている。つまり、太陽電池パネル10の裏面10r側に設けることによって、排出孔23cを外観上目立たなくすることができる。また、本実施の形態では、1つの外側支持片23に2つの排出孔23cを設けているが、排出孔23cの数は適宜選択することができる。
1、2 太陽電池モジュール
10 太陽電池パネル
10a 側縁
10b 角部
10f 受光面
10r 裏面
11、12 太陽電池モジュール用フレーム
20 側縁支持部
21 支持片
22 内側支持片
22a 内側溝部
23 外側支持片
23a 外側溝部
23b 段差部
23c 排出孔
30 角支持部
30a 凹部
40 スペーサ
50 充填部
60 筐体
70 パネルスペーサ
X 長辺方向
Y 短辺方向
Z 厚さ方向

Claims (6)

  1. 矩形状の太陽電池パネルの全周を支持する太陽電池モジュール用フレームであって、
    前記太陽電池パネルの側縁を支持する側縁支持部と、
    前記太陽電池パネルの角部を支持する角支持部とを備え、
    前記側縁支持部は、前記太陽電池パネルの一側縁を複数の支持片で支持する構成とされており、
    前記支持片は、前記太陽電池パネルの支持する側縁に沿った方向で並べて配置され、隣接する前記支持片と重なっていること
    を特徴とする太陽電池モジュール用フレーム。
  2. 請求項1に記載の太陽電池モジュール用フレームであって、
    前記支持片は、前記太陽電池パネルの側縁がはめ込まれる内側溝部を有する内側支持片と、
    前記太陽電池パネルの側縁または前記内側支持片がはめ込まれる外側溝部を有する外側支持片とで構成され、
    前記内側支持片と前記外側支持片とは、前記内側支持片が前記外側溝部に密着して重なっていること
    を特徴とする太陽電池モジュール用フレーム。
  3. 請求項2に記載の太陽電池モジュール用フレームであって、
    前記外側支持片は、前記外側溝部の前記外側支持片と前記内側支持片とが重ならない領域にスペーサを備えること
    を特徴とする太陽電池モジュール用フレーム。
  4. 請求項2に記載の太陽電池モジュール用フレームであって、
    前記外側支持片は、前記外側溝部から外部に向かって前記外側支持片を貫通する排出孔を備えること
    を特徴とする太陽電池モジュール用フレーム。
  5. 請求項2から請求項4までのいずれか1つに記載の太陽電池モジュール用フレームであって、
    前記外側溝部は、開口部に前記外側溝部の幅より狭く形成された段差部を備え、
    前記太陽電池パネルの中央から側縁に向かう方向における前記内側支持片の長さは、前記段差部から前記外側溝部の底面までの長さより短いこと
    を特徴とする太陽電池モジュール用フレーム。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか1つに記載の太陽電池モジュール用フレームと、矩形状の太陽電池パネルとを備えた太陽電池モジュールであって、
    前記支持片と前記太陽電池パネルとの間に充填材で形成された充填部を備えること
    を特徴とする太陽電池モジュール。
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