JPWO2018042494A1 - 高強度アルミニウム合金、その合金からなる内燃機関用ピストン、および内燃機関用ピストンの製造方法 - Google Patents

高強度アルミニウム合金、その合金からなる内燃機関用ピストン、および内燃機関用ピストンの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
高温強度および熱伝導性に優れたアルミニウム合金およびその合金からなる内燃機関用ピストンを提供する。
【解決手段】
本発明によれば、Si:11.0〜13.0%、Fe:≦0.3%、Mg:0.3〜2.0%、Cu:2.0〜5.0%、Ni:3.0〜4.0%、Mn:0.2〜1.0%、Cr:0.05〜0.4%、V:0.05〜0.4%、を含み、残部がアルミニウムと不可避不純物からなることを特徴とするアルミニウム合金が提供される。
【選択図】なし

Description

本発明は、高強度アルミニウム合金、その合金からなる内燃機関用ピストン、および内燃機関用ピストンの製造方法に関する。
自動車のエンジン等の内燃機関のピストンは、繰り返し高温に晒されながら使用されている。そのため、高温での強度や疲労強度が求められる。そこでピストン用合金には、高温での機械的強度を得るためにAl母相中に高温でも軟化しにくい晶出物を形成させるために、Si、Mg、Fe、Cu、Ni、Mn等の元素を添加し、高温での軟化を抑制し、更にAl母相組織を微細化することにより、疲労強度を向上させている(特許文献1)。また、Al‐Cu‐Mg系化合物を析出させることにより、ピストンの熱伝導性を向上させ、高温に晒されても、ピストン自体が高温にならないようにすることも行われている(特許文献2)。
特開2004‐076110号公報 特開2014‐152375号公報
近年、自動車用エンジンの高出力化が、よりいっそう要求されるようになり、エンジンの燃焼温度も高くなる傾向にある。そのため、ピストンの使用環境も過酷になってきている。そこで、本発明では、高温での繰り返しの使用に耐える内燃機関用ピストン用アルミニウム合金、具体的には耐熱性および熱伝導性に優れたアルミニウム合金を提供することを目的とする。
本発明によれば、Si:11.0〜13.0%、Fe:≦0.3%、Mg:0.3〜2.0%、Cu:2.0〜5.0%、Ni:3.0〜4.0%、Mn:0.2〜1.0%、Cr:0.05〜0.4%、V:0.05〜0.4%、を含み、残部がアルミニウムと不可避不純物からなることを特徴とするアルミニウム合金が提供される。
本発明の一態様によれば、Ti:0.05〜0.4%、Zr:0.05〜0.4%、P:0.0005〜0.015%、を更に含有することを特徴とする上記のアルミニウム合金が提供される。
本発明の一態様によれば、上記の組成を有することを特徴とする内燃機関用ピストン用アルミニウム合金が提供される。
本発明の一態様によれば、上記組成を有するアルミニウム合金からなり、熱伝導度が135W/(k・m)以上であることを特徴とするアルミニウム合金製内燃機関用ピストンが提供される。
また、本発明によれば、上記の組成を有するアルミニウム合金を鋳造し、時効処理を施すことを特徴とする内燃機関用ピストンの製造方法が提供される。
また、本発明によれば、アルミニウム合金の熱伝導度が135W/(k・m)以上であることを特徴とする内燃機関用ピストンの製造方法が提供される。
本発明によれば、高温強度および熱伝導性に優れたアルミニウム合金およびその合金からなる内燃機関用ピストンを提供することができる。
以下、本発明の実施形態を説明するが、本発明がこれらの実施形態に限定して解釈されるものではない。なお、下記の説明において「A〜B」は「A以上かつB以下」を意味する。
本実施形態に係るアルミニウム合金は、Si:11.0〜13.0%、Fe:≦0.3%、Mg:0.3〜2.0%、Cu:2.0〜5.0%、Ni:3.0〜4.0%、Mn:0.2〜1.0%、Cr:0.05〜0.4%、V:0.05〜0.4%、を含み、残部がアルミニウムと不可避不純物からなることを特徴とする。このアルミニウム合金は、高温強度および熱伝導性に優れる。
<Si(シリコン)>
Siは共晶Siや、他の添加元素と化合物(Mg‐Si系、Al‐Si‐(Mn、Cr)Fe系等)を形成し、特に高温での機械的強度ならびに疲労強度性を向上させる。Siの含有量が11.0%以上でこの作用は顕著となる。Siの含有量が13%以下であることで、破壊の起点となる初晶Siが粗大化することが抑制され、常温での機械的強度の低下を抑制することができる。
<Fe(鉄)>
Feは、原料となるスクラップ等から混入する不可避的不純物であるが、他の添加元素と化合物(Al−Si−(Mn、Cr)Fe系、Al−Fe−Mn−Ni−Cr系、等)を形成し、常温及び高温(特に高温)での強度を向上させる。また金型への焼き付き防止の作用も有する。
Feの含有量が0.3%以下であることで、破壊の起点となる化合物が粗大化することが抑制され、常温で機械的特性が低下して疲労強度が低下することを抑制できる。また、Feの含有量が多いと熱伝導性が低下するため、この点からもFe含有量は0.3%以下に規制することが好ましい。より好ましくは0.2%以下に規制することが好ましい。
本実施形態に係るアルミニウム合金では、熱伝導性を向上させるために従来耐熱強度を向上させる目的で添加されていたFeを、熱伝導性減の要因の一つであるということで、その量を規制している。本実施形態に係るアルミニウム合金では、耐熱性を向上させるために、Cu,Ni、Mnの添加量を増やし、耐熱性に寄与する化合物の形成量を多くすると共に、Ti,V,ZrをAl相中に固溶させることにより、耐熱性の向上を図っている。
<Mg(マグネシウム)>
Mgは、他の添加元素と化合物(Al−Cu−Mg系 Mg−Si系等)を形成し、常温および高温(特に高温)での強度を向上させる。この効果は、Mgの含有量が0.3%以上の添加で顕著となる。Mgの含有量が2.0%以下であることで、熱伝導度の低下を抑制できる。
<Cu(銅)>
Cuは、他の添加元素と化合物(Al−Cu系、Al−Cu−Mg系、Al−Cu−Ni系等)を形成し、常温及び高温(特に高温)での強度を向上させる。この効果は、Cuの含有量が2.0%以上で顕著となり、Cuの含有量が3.0%以上でこの効果がさらに顕著となる。Cuの含有量が5.0%以下であると、破壊の起点となる化合物の粗大化が抑制され、機械的特性(引張強度、伸び)の低下を抑えることができる。そのため、疲労強度の低下や耐食性の低下を抑制できる。
なお、Al母相中へのCuの固溶量が多いと熱伝導性が低下するため、Cu含有量は4.0%以下であることがより好ましい。
<Ni(ニッケル)>
Niは、他の添加元素と化合物(Al−Cu−Ni系、Al−Fe−Mn−Ni−Cr系等)を形成し、常温及び高温(特に高温)での強度を向上させる。この効果は、Niの含有量が3.0%以上の添加で顕著となる。Niの含有量が4.0%以下であれば、破壊の起点となる化合物の粗大化が抑制され、常温での機械的特性の低下や熱伝導度の低下を抑制できる。
<Mn(マンガン)>
Mnは、Al母相中に固溶することで、常温及び高温での機械的特性を向上させる。この効果は、Mnの含有量が0.2%以上の添加で顕著となり、0.4%以上でより効果が顕著となる。さらに、針状化し粗大化しやすいAl−Si−Fe系化合物を、Al−Si−Mn,−Fe系Al−Si−(Mn,Cr)−Fe系化合物として、粒状化させる作用がある。針状の晶出物組織が粒状になると破壊の起点になりにくくなり、機械的特性が向上し、疲労強度も向上する。Mnの含有量が1.0%以下であることで、破壊の起点となる化合物の粗大化を抑制でき、機械的特性が低下して疲労強度が低下することを抑制できる。なお、Al母相中へのMnの含有量が多いと熱伝導性が低下しやすいため、Mnの含有量は0.5%以下であることがより好ましい。
<Cr(クロム)>
Crは、Mnとともに、針状化しやすいAl−Si−Fe系化合物を、Al−Si−Mn−Fe系Al−Si−(Mn,Cr)−Fe系化合物として、粒状化させる作用がある。針状の晶出物組織が粒状になると破壊の起点になりにくくなり、機械的特性が向上する。疲労強度も向上する。Al−Si−(Mn,Cr)−Fe系化合物として晶出し、常温及び高温での強度を向上させる作用を有するとともに、Mn,FeのAl母相中への固溶量を低減させ、熱伝導性を向上させる作用を有する。この効果は、Crの含有量が0.2%以上の添加で顕著となり、Crの含有量が0.4%以下であることで、破壊の起点となる化合物の粗大化が抑制され、常温での機械的特性の低下や熱伝導性の低下を抑制できる。
また、本発明の他の実施形態によれば、上記実施形態のアルミニウム合金において、Ti:0.05〜0.4%、V:0.05〜0.4%、Zr:0.05〜0.4%、P:0.0005〜0.015%、を更に含有してもよい。
<Ti(チタン)>
Tiは、鋳造の際にAl母相を微細化させ、伸びおよび疲労強度を向上させる作用を有するとともに、Al母相中に固溶し、高温強度を上げる作用も有する。この作用は、Tiの含有量が0.05%以上で顕著となる。Tiの含有量が0.4%以下で、破壊の起点となるTi系化合物の粗大化を抑制でき、機械的特性の低下を抑制できる。なお、Al母相中へのTiの固溶量が多いと熱伝導性が低下するので、Ti含有量は、0.15%未満がより好ましい。
<V(バナジウム)>
Vは、Al母相中に固溶し、高温強度を上げる作用も有する。この作用は、Vの含有量が0.05%以上で顕著となる。Vの含有量が0.4%以下であることで、Al母相中の固溶量が大きくなることが抑制され、熱伝導性の低下が抑制される。Vの含有量は0.15%未満が粗大な化合物生成抑制による靱性低下の観点からより好ましい。
<Zr(ジルコニウム)>
Zrは、鋳造の際にAl母相を微細化させる作用を有するとともに、Al母相中に固溶し、高温強度を上げる作用も有する。この作用は、Zrの含有量が0.05%以上で顕著となり、Zrの含有量が0.4%以下であることで、鋳造の際に粗大なAl−Zr系化合物が晶出し、破壊の起点となる鋳造欠陥となり、機械的特性が低下することを抑制できる。なお、Al母相中へのZrの固溶量が多いと熱伝導性が低下するため、Zrの含有量は0.2%未満がより好ましい。
<P(リン)>
Pは初晶Siを微細化させる作用を有する。この作用は、Pの含有量が0.0005%以上で顕著となる。Pは0.015%を超えて添加しても作用の向上が見られない。
また、本発明の他の実施形態によれば、上記の実施形態に係るアルミニウム合金を鋳造し、時効処理を施すことを特徴とする内燃機関用ピストンの製造方法が提供される。
本発明の合金の鋳造方法は、特定の鋳造方法に限定されるものではないが、鋳造時の冷却速度が速いほど、Al母相および晶出物が微細になり、伸びおよび疲労強度が向上しやすい。
しかし、鋳造時の冷却速度が速すぎると添加元素の固溶量が多くなり、熱伝導性が低下する虞があるので、鋳造速度は5〜27℃/sの範囲であることが好ましい。
鋳造時に、Si、Fe、Mg、Cu、Mn、Cr、V、Zrの一部はAl母相中に固溶される。Al母相中に固溶したこれらの元素は、熱伝導性を阻害する作用を呈する。時効処理を施すことにより、それら元素が、析出物として析出することにより、熱伝導性が向上するとともに機械的特性も向上する。時効処理は固溶量を十分に減らすために過時効に行うのが好ましい。なお、鋳造後時効処理の前に溶体化処理を行うとより好ましい。
上記の実施形態で説明したアルミニウム合金は、高温強度および熱伝導性に優れた高強度アルミニウム鋳造合金に関するものであり、この合金は特に高温に晒される内燃機関用ピストンに適している。内燃機関用ピストンとは、具体的には、自動車エンジン用ディゼルピストンおよびガソリンピストン等(ピストンのヘッド部など)の部材を意味する。
以下に、本発明に係る実施例を示す。本発明の内容はこれらの実施例によって限定して解釈されるものではない。
[表1]に示す組成のアルミニウム合金を、重力金型鋳造(鋳造速度10℃/S)により、φ150mm、高さ200mmの円筒形状に鋳込み、保持温度220℃×保持時間240minで、時効処理を行った。[表1]の組成の単位は重量%である。
Figure 2018042494
得られた鋳物の常温および350℃での引張強度,350℃での疲労強度と熱伝導度を測定した。[表2]に各実験例の特性評価の結果を示す。
Figure 2018042494
[表2]の結果によると、比較例1では、Feが多いため、引張強度、熱伝導度が低いことがわかる。また、比較例2では、Niが少ないため、350℃での引張強度,疲労強度低い。比較例3では、Niが多いため、引張強度が低い。
比較例4では、Crが少ないため、熱伝導度が低い。比較例5では、Mgが少ないため、350℃での引張強度、疲労強度が低い。比較例6では、Mgが多いため、熱伝導度が低い。比較例7では、Siが少ないため、350℃での引張強度、疲労強度が低い。
比較例8では、Siが多いため、引張強度が低い。比較例9では、Cuが少ないため、350℃での引張強度、疲労強度が低い。比較例10では、Cuが多いため、引張強度熱伝導度が低い。比較例11では、Mnが少ないため、引張強度、疲労強度が低い。比較例12では、Mnが多いため、引張強度、疲労強度、熱伝導度が低い。比較例13では、Crが多いため、熱伝導度が低い。
[表2]のように合否基準を定めているが、本発明に係る実施例1から3の合金では、この合否基準を満たしているが、比較例の合金ではこの基準を満たしていないことがわかる。

Claims (6)

  1. Si:11.0〜13.0%
    Fe:≦0.3%
    Mg:0.3〜2.0%
    Cu:2.0〜5.0%
    Ni:3.0〜4.0%
    Mn:0.2〜1.0%
    Cr:0.05〜0.4%
    V:0.05〜0.4%
    を含み、残部がアルミニウムと不可避不純物からなることを特徴とするアルミニウム合金。
  2. Ti:0.05〜0.4%
    Zr:0.05〜0.4%
    P:0.0005〜0.015%
    を更に含有することを特徴とする請求項1に記載のアルミニウム合金。
  3. 請求項1又は2に記載の組成を有することを特徴とする内燃機関用ピストン用アルミニウム合金。
  4. 請求項1又は2に記載の組成を有するアルミニウム合金からなり、熱伝導度が135W/(k・m)以上であることを特徴とするアルミニウム合金製内燃機関用ピストン。
  5. 請求項1又は2に記載の組成を有するアルミニウム合金を鋳造し、時効処理を施すことを特徴とする内燃機関用ピストンの製造方法。
  6. アルミニウム合金の熱伝導度が135W/(k・m)以上であることを特徴とする請求項5に記載の内燃機関用ピストンの製造方法。
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