JPWO2018025570A1 - 通信装置、および通信システム - Google Patents
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Abstract
本開示の通信装置は、被通信装置から送信された伝送データを、第1の誤り検出符号を用いた第1の方式と、少なくとも誤り訂正符号を用いた第2の方式とによって復号可能に構成された復号化部と、伝送データが、第1の誤り検出符号を含む第1の方式のデータと誤り訂正符号を含む第2の方式のデータとのいずれであるかを判定する判定部とを備える。
Description
本開示は、電界通信に好適な通信装置、および通信システムに関する。
例えば人体を通信媒体とする電界通信技術を利用した通信システムが知られている。
電界通信技術を利用した通信システムでは、雑音源の存在等の通信環境の悪化によって通信性能が低下し得る。
通信性能を向上させることができるようにした通信装置、および通信システムを提供することが望ましい。
本開示の一実施の形態に係る通信装置は、被通信装置から送信された伝送データを、第1の誤り検出符号を用いた第1の方式と、少なくとも誤り訂正符号を用いた第2の方式とによって復号可能に構成された復号化部と、伝送データが、第1の誤り検出符号を含む第1の方式のデータと誤り訂正符号を含む第2の方式のデータとのいずれであるかを判定する判定部とを備えるものである。
本開示の一実施の形態に係る通信システムは、伝送データを送信する第1の通信装置と、伝送データを受信する第2の通信装置とを含み、第2の通信装置は、伝送データを、第1の誤り検出符号を用いた第1の方式と、少なくとも誤り訂正符号を用いた第2の方式とによって復号可能に構成された復号化部と、伝送データが、第1の誤り検出符号を含む第1の方式のデータと誤り訂正符号を含む第2の方式のデータとのいずれであるかを判定する判定部とを備えるものである。
本開示の一実施の形態に係る通信装置、または通信システムでは、伝送データが、第1の誤り検出符号を含む第1の方式のデータと誤り訂正符号を含む第2の方式のデータとのいずれであるかが判定される。
本開示の一実施の形態に係る通信装置、または通信システムによれば、第1の誤り検出符号を用いた第1の方式と、少なくとも誤り訂正符号を用いた第2の方式とによって伝送データを復号可能とし、伝送データが第1の方式のデータと第2の方式のデータとのいずれであるかを判定するようにしたので、通信性能を向上させることができる。
なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
以下、本開示の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
0.比較例(人体を通信媒体とする通信システムの概要と課題)(図1〜図5)
1.第1の実施の形態(通信方式の判定に同期データを用いる通信装置)
1.1 第1の実施の形態に係る通信装置の構成および動作(図6)
1.2 伝送データのパケット構成の詳細(図7〜図10)
1.3 効果
1.4 変形例(信号の補正処理を行う通信装置)(図11〜図13)
2.第2の実施の形態(通信方式の判定に誤り検出符号を用いる通信装置)
2.1 第2の実施の形態に係る通信装置の構成および動作(図14)
2.2 通信方式の判定の詳細(図15〜図20)
3.第3の実施の形態(通信方式の判定に同期データと誤り検出符号とを用いる通信装置)(図21〜図24)
4.第4の実施の形態(応用例)(図25〜図26)
5.その他の実施の形態
0.比較例(人体を通信媒体とする通信システムの概要と課題)(図1〜図5)
1.第1の実施の形態(通信方式の判定に同期データを用いる通信装置)
1.1 第1の実施の形態に係る通信装置の構成および動作(図6)
1.2 伝送データのパケット構成の詳細(図7〜図10)
1.3 効果
1.4 変形例(信号の補正処理を行う通信装置)(図11〜図13)
2.第2の実施の形態(通信方式の判定に誤り検出符号を用いる通信装置)
2.1 第2の実施の形態に係る通信装置の構成および動作(図14)
2.2 通信方式の判定の詳細(図15〜図20)
3.第3の実施の形態(通信方式の判定に同期データと誤り検出符号とを用いる通信装置)(図21〜図24)
4.第4の実施の形態(応用例)(図25〜図26)
5.その他の実施の形態
<0.比較例>
(人体を通信媒体とする通信システムの概要)
図1および図2は、電界通信技術を利用した人体30を通信媒体とする比較例に係る通信システムの概要を示している。
(人体を通信媒体とする通信システムの概要)
図1および図2は、電界通信技術を利用した人体30を通信媒体とする比較例に係る通信システムの概要を示している。
この比較例に係る通信システム100は、第1の通信装置110と、第2の通信装置120とを備えている。
通信システム100は、例えば図2に示したように、スマートウォッチ93やリストバンド等のウェアラブル機器に搭載された通信機器と、ドア90のドアノブ91やスマートフォン92等に搭載された通信機器との間の通信に利用され得る。例えば、第1の通信装置110および第2の通信装置120のうちいずれか一方がスマートウォッチ93等に設けられ、他方がスマートフォン92等に設けられてもよい。
第1の通信装置110は、第1のアンテナ部115と、第1の通信部113とを有している。第1のアンテナ部115は、第1の人体電極111と、第1の空間電極112とを有している。第1の通信部113は、ホスト114に接続されている。
第2の通信装置120は、第2のアンテナ部125と、第2の通信部123とを有している。第2のアンテナ部125は、第2の人体電極121と、第2の空間電極122とを有している。第2の通信部123は、ホスト124に接続されている。
第1の通信部113および第2の通信部123はそれぞれ、電界通信方式の通信回路を含んでいる。
第1の通信部113は、少なくとも送信回路を含んでいてもよい。第2の通信部123は、少なくとも受信回路を含んでいてもよい。第1の通信部113と第2の通信部123とのそれぞれが送受信回路を有し、第1の通信装置110と第2の通信装置120との間で双方向の通信が可能であってもよい。
第1の通信装置110から信号を送信する場合、第1の通信部113は、所定の変調方式で変調された信号を含む電位差の送信信号を、第1の人体電極111と第1の空間電極112との間に発生させる。第1の人体電極111は、第1の空間電極112よりも人体30に近い側に配置される。これにより、第1の人体電極111は、第1の空間電極112よりも通信媒体(人体)30に対して静電結合が強くなるように配置されている。
この通信システムでは、人体30の一部が第2の空間電極122よりも第2の人体電極121に近付くことで、第1の人体電極111と第2の人体電極121との間で人体30を通信媒体30とする人体側通信経路が形成される。また、第1の空間電極112と第2の空間電極122との間では、空間(例えば空気)を通信媒体とした空間側通信経路が形成される。
第2の人体電極121と第2の空間電極122との間には、通信媒体(人体)30を介して伝送される送信信号に応じた電位差が発生する。第2の通信部123は、第2の人体電極121と第2の空間電極122との間との間に生じた電位差を検出し、第1の通信部113の変調方式に対応した復調処理を行って受信信号とし、出力信号として出力する。
電界通信では、人体電極に人が接触もしくは近付くことで、図2に示したように、人体表面に電界Eを分布させて通信を行う。このため、人体30のごく近傍でのみ通信可能となる。ウェアラブルデバイスとの親和性も高い。
以上のような電界通信の標準化規格として、ISO/IEC 17982 CCCC PHY(Closed Capacitive Coupling Communication Physical Layer)がある。ISO/IEC 17982 CCCC PHY(以下、CCCC−PHYと記す。)では、誤り検出符号と再送制御とを用いた自動再送制御(ARQ;Automatic Repeat reQuest)が採用されている。
(課題)
上記のような電界通信技術を利用した通信システムでは、通信環境の悪化によって通信性能が低下し得る。
上記のような電界通信技術を利用した通信システムでは、通信環境の悪化によって通信性能が低下し得る。
例えば図2に示したように、右手および左手のうちの一方の手に第1の通信装置110としてスマートウォッチ93等を装着し、他方の手で第2の通信装置120が搭載されたスマートフォン92等を操作する場合、一方の手でスマートフォン92等を操作する場合に比べて、通信経路が長くなる。このような逆手での通信時には、通信経路である人体30で信号電力が大幅に減衰するため、図5に示したように、他方の手側での受信信号のレベルは、一方の手側における送信信号のレベルに比べて非常に小さくなり得る。
また例えば、スマートフォン92等のようにディスプレイが搭載された機器に通信システムを適用する場合、ディスプレイなどがノイズ源となり得る。その場合、受信信号にノイズが載ってしまい、通信が困難となり得る。
図3および図4には、ディスプレイが搭載された機器に通信システムを適用する場合における受信信号の一例を示している。図3はディスプレイをオフにした場合、図4はディスプレイをオンにした場合の受信信号の一例を示す。図3および図4には、受信信号としてTDS(Time Division Slot)パケットを受信する場合を示す。図4に示したように、ディスプレイをオンにした場合には、信号成分よりパワーの大きいスパイク状のノイズが発生し得る。CCCC−PHYの規格では、誤り検出符号を用いた復号が規定されているが、大きなノイズが発生した場合、誤り検出符号を用いた復号の結果として、ほぼ毎回、誤りが検出され得る。
ところで、通信性能を改善させる技術として、誤り訂正の技術と自動再送制御とを組み合わせたHARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)などが知られている。ただし、CCCC−PHYの規格では、誤り検出の技術は規定されているが、誤り訂正の技術は規定されていない。そのため、誤り訂正の技術を導入する場合には、従来のCCCC−PHYで規定される通常の通信方式と、誤り訂正を導入した通信方式とを区別する必要があり得る。
通信方式の区別を行う手法として、パケットデータのヘッダ等に誤り訂正の可否を示す情報を付加する方法が考えられる。一方、CCCC−PHYで規定されるPHYパケットであるP−PDU(Protocol Data Unit)には、実データであるPayloadの他に、制御ヘッダとしてAttribute(属性)、TDS Number、およびSequence Number(再送用番号)が付与されている。しかしながら、これらの制御ヘッダは規格上、用途が決まっており拡張性がない。このため、通信方式の区別を行う情報の付加は困難である。
本開示では、誤り訂正の技術を導入することにより、通信性能の向上を図ることが可能な技術を提供する。また、誤り訂正の技術を導入するために、伝送データの受信側において、従来のCCCC−PHYで規定される通常の通信方式と、誤り訂正符号を用いた通信方式とを区別することが可能な技術を提供する。特に、CCCC−PHYで規定された制御ヘッダの拡張性を失わずに、2つの方式を区別することが可能な技術を提供することが望ましい。
<1.第1の実施の形態>
[1.1 第1の実施の形態に係る通信装置の構成および動作]
図6は、本開示の第1の実施の形態に係る通信装置1の一構成例を概略的に示している。
[1.1 第1の実施の形態に係る通信装置の構成および動作]
図6は、本開示の第1の実施の形態に係る通信装置1の一構成例を概略的に示している。
本実施の形態に係る通信装置1は、アナログ部2と、デジタル部3と、AD(アナログデジタル)変換部4と、人体電極11および空間電極12と、MAC(Media Access Control)部25とを備えている。アナログ部2、デジタル部3、およびAD変換部4は、1つの半導体装置(IC)5として構成されてもよい。
通信装置1は、上記比較例に係る通信システム100における第1の通信装置110および第2の通信装置120のうち、少なくとも一方に適用されてもよい。第1の通信装置110および第2の通信装置120のうちいずれか一方を、通信装置1に伝送データを送信する被通信装置としてもよい。また、第1の通信装置110および第2の通信装置120のうち他方を、被通信装置からの伝送データを受信する通信装置1としてもよい。
人体電極11および空間電極12は、上記比較例に係る通信システム100における第1の人体電極111および第1の空間電極112、または第2の人体電極121および第2の空間電極122と略同様の構成であってもよい。
アナログ部2は、人体電極11および空間電極12によって受信した信号を検出してAD変換部4に出力する。アナログ部2は、信号帯域を制限するフィルタ等を有していてもよい。
AD変換部4は、アナログ部で検出された信号を伝送データとしてデジタル部3に出力する。
MAC部25は、デジタル部3とホスト等の外部のネットワーク機器との間のインタフェースとなっている。
デジタル部3は、通常モード用相関器21Aと、誤り訂正モード用相関器21Bと、最大検出部22と、復号化部23と、選択部24とを有している。
復号化部23は、誤り検出復号化部26と、誤り訂正復号化部27と、誤り検出復号化部(28とを有している。
復号化部23は、CCCC−PHYで規定される第1の誤り検出符号を用いた通常方式(第1の方式)と、第2の誤り検出符号および誤り訂正符号を用いた誤り訂正方式(第2の方式)とによって、伝送データを復号可能に構成されている。誤り検出復号化部26は、通常方式用の復号化部となっている。誤り訂正復号化部27と誤り検出復号化部28は、誤り訂正方式用の復号化部となっている。
誤り検出復号化部26と誤り検出復号化部28は、誤り検出符号としてCRC(Cyclic Redundancy Check)を用いた復号を行う。誤り検出復号化部26は、第1の誤り検出符号として、生成多項式が16ビットのCRC(CRC16)を用いた復号を行う。誤り検出復号化部28は、第2の誤り検出符号として、生成多項式が8ビットのCRC(CRC8)を用いた復号を行う。
誤り訂正復号化部27は、誤り訂正符号として、BCH(Bose Chaudhuri Hocquenghem)符号を用いた復号を行う。
通常モード用相関器21Aは、伝送データと通常方式判定用の第1の既知信号との相関を検出する。なお、第1の既知信号は、後述するように第1の同期(Sync)データを含んでもよい。
誤り訂正モード用相関器21Bは、伝送データと誤り訂正方式判定用の第2の既知信号との相関を検出する。なお、第2の既知信号は、後述するように第2の同期データを含んでもよい。
最大検出部22は、通常モード用相関器21Aと誤り訂正モード用相関器21Bとによって検出された相関結果に基づいて、伝送データが、第1の誤り検出符号を含む通常方式のデータと誤り訂正符号を含む誤り訂正方式のデータとのいずれの方式(モード)によるデータであるかを判定する判定部となっている。最大検出部22は、モード判定結果を選択情報として選択部24に出力する。また、最大検出部22は、パケットの先頭であることを判別するためのパケットタイミング情報を、誤り検出復号化部26と誤り訂正復号化部27とに出力する。
選択部24は、最大検出部22の判定結果に基づいて、通常方式と誤り訂正とのいずれか一方の方式によって復号化された伝送データを選択的に出力する。
[1.2 伝送データのパケット構成の詳細]
図7は、通常方式のデータのパケット構成の一例を概略的に示している。通常方式のデータのパケットは、CCCC−PHYのP−PDUパケットとなっている。
図7は、通常方式のデータのパケット構成の一例を概略的に示している。通常方式のデータのパケットは、CCCC−PHYのP−PDUパケットとなっている。
通常方式のデータのパケットは、プリアンブルと、第1の同期データとしての同期(Sync)データと、制御ヘッダ群と、実データである32ビットのPayloadと、第1の誤り検出符号としての16ビットのCRC符号とを含んでいる。制御ヘッダ群は、Attribute(属性)と、TDS Numberと、Sequence Number(再送用番号)とを含んでいる。通常方式のデータにおけるCRC符号による誤り検出の対象は、同期データの最終ビットからPayloadまでとなっている。
図8は、誤り訂正方式のデータのパケット構成の一例を概略的に示している。
誤り訂正方式のデータのパケットは、プリアンブルと、第2の同期データとしての同期(Sync)データと、制御ヘッダ群と、実データである16ビットのPayloadと、第2の誤り検出符号としての8ビットのCRC符号と、誤り訂正符号としての24ビットのBCH符号とを含んでいる。制御ヘッダ群は、Attribute(属性)と、TDS Numberと、Sequence Number(再送用番号)とを含んでいる。
誤り訂正方式のデータにおけるCRC符号の生成多項式は例えば、g(x)=x8+x7+x3+x2+1となっている。
誤り訂正方式のデータにおけるBCH符号の原始多項式は例えば、g(x)=x6+x+1となっている。
誤り訂正方式のデータにおけるCRC符号による誤り検出の対象は、同期データの最終ビットからPayloadまでとなっている。BCH符号による誤り訂正の対象は、同期データの最終ビットからCRC符号までとなっている。
上記したパケット構成の各方式のデータにおいて、プリアンブルと同期データは、既知信号となっている。本実施の形態では、通常モード用相関器21Aと誤り訂正モード用相関器21Bとによって、伝送データと各方式の既知信号との相関を検出する。最大検出部22は、検出された相関結果に基づいて、伝送データの方式を判定する。
図9は、通常方式の同期データ(第1の同期データ)と、誤り訂正方式の同期データ(第2の同期データ)との一例を概略的に示している。図10は、マンチェスタ符号の信号波形の一例を概略的に示している。
通常方式のデータと誤り訂正方式のデータは共に、マンチェスタ符号によって変調されたものであってもよい。マンチェスタ符号では、図10に示したように、所定期間Tの前半がハイ、後半がローとなる波形の場合、ビットの値は1と定義される。また、所定期間Tの前半がロー、後半がハイとなる波形の場合、ビットの値は0と定義される。
通常方式の同期データは、CCCC−PHYで規定された既知データである。CCCC−PHYでは、プリアンブルおよび同期データとして正極性を示すパターンPのデータと負極性を示すパターンQのデータとが規定されている。パターンPのデータの最終ビット(同期データの最終ビット)の値は1、パターンQのデータの最終ビット(同期データの最終ビット)の値は0となっている。
本実施の形態における誤り訂正方式の同期データは、通常方式の同期データに対して最終ビットの値が異なるデータとなっている。具体的には、通常方式の同期データに対して最終ビットの値を反転させ、パターンPのデータの最終ビット(同期データの最終ビット)の値を0、パターンQのデータの最終ビット(同期データの最終ビット)の値を0としている。
これにより、通常モード用相関器21Aおよび誤り訂正モード用相関器21Bと最大検出部22とによって、伝送データに第1の同期データおよび第2の同期データのうちいずれの同期データが含まれているかを検出し、伝送データが通常方式のデータと誤り訂正方式のデータとのいずれであるかを判定することができる。また、元々CCCC−PHYでは、同期データの最終ビットは誤り検出符号の情報長の一部として扱われているため、判定に用いる値は誤り検出および誤り訂正による保護が可能である。
[1.3 効果]
以上のように、本実施の形態によれば、第1の誤り検出符号を用いた第1の方式と、少なくとも誤り訂正符号を用いた第2の方式とによって伝送データを復号可能とし、伝送データが第1の方式のデータと第2の方式のデータとのいずれであるかを判定するようにしたので、通信性能を向上させることができる。
以上のように、本実施の形態によれば、第1の誤り検出符号を用いた第1の方式と、少なくとも誤り訂正符号を用いた第2の方式とによって伝送データを復号可能とし、伝送データが第1の方式のデータと第2の方式のデータとのいずれであるかを判定するようにしたので、通信性能を向上させることができる。
本実施の形態によれば、CCCC−PHYで規定された制御ヘッダの拡張性を失わずに、2つの方式を区別することができる。これにより、誤り訂正の技術を導入し、通信性能の向上を図ることができる。
なお、本明細書に記載された効果はあくまでも例示であって限定されるものではなく、また他の効果があってもよい。以降の他の実施の形態の効果についても同様である。
[1.4 変形例]
図11は、第1の実施の形態の変形例に係る通信装置1Aの一構成例を概略的に示している。
図11は、第1の実施の形態の変形例に係る通信装置1Aの一構成例を概略的に示している。
変形例に係る通信装置1Aは、図6に示した通信装置1に対して、デジタル部3A内に検知部50をさらに備えた構成となっている。
検知部50は、受信した伝送データの異常を検知するためのものである。
図12は、検知部50に入力される信号と閾値との関係を概略的に示している。
検知部50は、入力信号の信号レベルに基づいて異常を検知するようにしてもよい。復号化部23は、復号された伝送データに異常があれば補正処理を行う。通信装置1Aは、異常を検知するための情報を記憶する記憶部を備えていてもよい。異常を検知するための情報は、信号レベルに対する閾値情報であってもよい。
検知部50は、入力信号の信号レベルに基づいて異常を検知するようにしてもよい。復号化部23は、復号された伝送データに異常があれば補正処理を行う。通信装置1Aは、異常を検知するための情報を記憶する記憶部を備えていてもよい。異常を検知するための情報は、信号レベルに対する閾値情報であってもよい。
図13は、検知部50の検知結果に応じた通信装置1Aの処理の流れの一例を示している。
検知部50は入力信号が所定の閾値の範囲外であるか否かを判定する(ステップS101)。検知部50によって所定の閾値の範囲外であると判定された場合(ステップS101;Y)、復号化部23は補正処理を行う(ステップS102)。
一方、検知部50によって所定の閾値の範囲外ではないと判定された場合(ステップS101;N)、復号化部23は、通常処理を行う(ステップS103)。すなわち、復号化部23は補正処理を行わずに復号化を行う。
なお、図11では、デジタル部3A内に設けられた検知部50がAD変換部4以降の信号レベルの異常を検知する構成例を示しているが、検知部50は、デジタル部3Aの外に設けられていてもよい。また、検知部50は、AD変換部4よりも前の段階で信号の異常を検知するように構成されていてもよい。
また、検知部50は、半導体装置5の内部に設けられていてもよいし、外部に設けられていてもよい。
また、検知部50は、デジタル部3Aを構成する一部の要素と一体化した構成であってもよい。
その他の構成、動作、ならびに効果は、上記第1の実施の形態に係る通信装置1と略同様であってもよい。
<2.第2の実施の形態>
次に、本開示の第2の実施の形態に係る通信システムについて説明する。なお、以下では、上記第1の実施の形態に係る通信システムの構成要素と略同じ部分については、同一符号を付し、適宜説明を省略する。
次に、本開示の第2の実施の形態に係る通信システムについて説明する。なお、以下では、上記第1の実施の形態に係る通信システムの構成要素と略同じ部分については、同一符号を付し、適宜説明を省略する。
[2.1 第2の実施の形態に係る通信装置の構成および動作]
図14は、本開示の第2の実施の形態に係る通信装置1Bの一構成例を概略的に示している。
図14は、本開示の第2の実施の形態に係る通信装置1Bの一構成例を概略的に示している。
本実施の形態に係る通信装置1Bは、上記第1の実施の形態に係る通信装置1における通常モード用相関器21Aと誤り訂正モード用相関器21Bと最大検出部22とに代えて、同期系列相関器21と、Request-1方式判定器51と、フォーマット制御部52とをデジタル部3B内に備えた構成となっている。
本実施の形態における通常方式のデータのパケット構成は、図7に示したパケット構成と略同様であってもよい。本実施の形態における誤り訂正方式のデータのパケット構成は、図8に示したパケット構成と略同様であってもよい。ただし、上記第1の実施の形態では、通常方式のデータと誤り訂正方式のデータとにおけるそれぞれの同期データの値を互いに異ならせるようにしたが、本実施の形態では、通常方式のデータと誤り訂正方式のデータとにおけるそれぞれの同期データの値が同一であってもよい。
同期系列相関器21は、伝送データの先頭パケットであることを判別するためのパケットタイミング情報を、誤り検出復号化部26と誤り訂正復号化部27とに出力する。
本実施の形態においても、通常方式のデータは、第1の誤り検出符号としての16ビットのCRC符号(CRC16)を含んでいる。また、誤り訂正方式のデータは、第2の誤り検出符号としての8ビットのCRC符号(CRC8)と誤り訂正符号としての24ビットのBCH符号とを含んでいる。
本実施の形態では、第1の誤り検出符号を用いた誤り検出の結果および第2の誤り検出符号を用いた誤り検出の結果とに基づいて、伝送データが通常方式のデータと誤り訂正方式のデータとのいずれであるかを判定する。また、本実施の形態では、伝送データが初回(1回目)のアソシエーション要求(Association Request-1)のパケットデータである場合に、通信方式の判定を行う。
Request-1方式判定器51には、誤り検出復号化部26を用いて通常方式によって復号化された伝送データの復号結果が入力される。また、Request-1方式判定器51には、誤り訂正復号化部27と誤り検出復号化部28とを用いて誤り訂正方式によって復号化された伝送データの復号結果が入力される。
フォーマット制御部52には、Request-1方式判定器51を介して、復号化された伝送データのうち、通常方式によって復号化されたRequest-1パケットの復号結果が入力される。また、フォーマット制御部52には、復号化された伝送データのうち、誤り訂正方式によって復号化されたRequest-1パケットの復号結果が入力される。
フォーマット制御部52は、通常方式によって復号化されたRequest-1パケットの復号結果と、誤り訂正方式によって復号化されたRequest-1パケットの復号結果とに基づいて、伝送データが通常方式のデータと誤り訂正方式のデータとのいずれの方式(モード)によるデータであるかを判定する判定部となっている。
フォーマット制御部52は、後述する図20に示すように、第1の誤り検出符号(CRC16)を用いた誤り検出の結果、誤りが検出されなかった場合には、伝送データが通常方式のデータであると判定するようにしてもよい。また、フォーマット制御部52は、後述する図20に示すように、第1の誤り検出符号を用いた誤り検出の結果、誤りが検出された場合には、第2の誤り検出(CRC8)を用いた誤り検出の結果に基づいて、伝送データが誤り訂正方式のデータであるか否かを判定するようにしてもよい。
なお、Request-1方式判定器51とフォーマット制御部52とが1つのブロックとして構成されてもよい。また、判定部としての機能をRequest-1方式判定器51が有していてもよい。
フォーマット制御部52は、モード判定結果を選択情報として選択部24に出力する。
選択部24は、フォーマット制御部52の判定結果に基づいて、第1の方式と第2の方式とのいずれか一方の方式によって復号化された伝送データを選択的に出力する。
[2.2 通信方式の判定の詳細]
CCCC−PHYの規格では、通信装置間でデータの通信を行う際に、最初にアソシエーションと呼ばれる論理的なコネクションの確立を2段階で行う仕様になっている。その場合、送信側からは、1回目のアソシエーション要求(Association Request-1)を送信し、受信側からの応答に応じて、2回目のアソシエーション要求(Association Request-2)を送信する。
CCCC−PHYの規格では、通信装置間でデータの通信を行う際に、最初にアソシエーションと呼ばれる論理的なコネクションの確立を2段階で行う仕様になっている。その場合、送信側からは、1回目のアソシエーション要求(Association Request-1)を送信し、受信側からの応答に応じて、2回目のアソシエーション要求(Association Request-2)を送信する。
図15は、CCCC−PHYの規格による通常方式のRequest-1パケット(初回パケット)の一例を概略的に示している。
通常方式のRequest-1パケットとして成立するものには以下の制約がある。
Attribute=00
Sequence Number=00
Payloadは下位16ビットの1の補数(ビット反転)が上位16ビットに入る。
CRC符号は、Sync最終ビット,Attribute,TDS Number,Sequence Number,Payloadの40ビットを入力としてCRC16を計算したもの。
Attribute=00
Sequence Number=00
Payloadは下位16ビットの1の補数(ビット反転)が上位16ビットに入る。
CRC符号は、Sync最終ビット,Attribute,TDS Number,Sequence Number,Payloadの40ビットを入力としてCRC16を計算したもの。
上記通常方式のRequest-1パケットを、誤り訂正方式のRequest-1パケットとして解読したとき、一部が両方式で解けるが、その数は限定される。
そこで、本実施の形態に係る通信装置1Bでは、初回パケットであるRequest-1パケットを両方式で解読してどちらの方式として解けるかによって、初回パケット以降の通信を、解読できた方式の通信モードで行う。この手法の場合、上記第1の実施の形態とは異なり、方式に応じた同期データの値を変えるような処理を行わずに通信方式の判別が可能である。
図16は、通常方式のRequest-1パケットを、誤り訂正方式のパケットとして復号した場合の復号結果の全集合を示す。図16において、例えばCRC16による誤り検出の結果、誤りが検出されなかった場合(CRC16で解読できた場合)をCRC16 OK、誤りが検出された場合(CRC16で解読できなかった場合)をCRC16 NG等と記す。以降の他の説明においても同様である。
図16に示したように、Request-1パケットとして有効なパケットに限定した場合、CRC16 OKの集合とBCH訂正数2以下かつCRC8 OKの集合とは重ならない。また、CRC16 OKの集合と訂正数3,4かつCRC8 OKの集合とに重なる部分があるが、その数は限定される。
図17〜図19に、シミュレーションによって、通常方式と誤り訂正方式との両方式でCRCが解読できるRequest-1パケットの全データを算出した結果を示す。
図17に示したように、Request-1パケットとして有効な通常方式のパケットのうち、誤り訂正数3でCRC8が解ける場合(BCH OK(3)+CRC8 OK)(誤り訂正方式で解ける場合)は、4通りとなる。
また、図18および図19に示したように、Request-1パケットとして有効な通常方式のパケットのうち、誤り訂正数4でCRC8が解ける場合(BCH OK(4)+CRC8 OK)(誤り訂正方式で解ける場合)は、53通りとなる。
図20は、通信装置1Bにおける通信方式の判定処理の流れの一例を示している。
通信装置1Bでは、実質的なデータ通信に先立って、被通信装置との間でアソシエーションと呼ばれる論理的なコネクションの確立を行う。アソシエーションの初回パケットして、Request-1パケットが被通信装置から送信される。
通信装置1Bでは、まず、誤り検出復号化部26によって、Request-1パケットをCRC16(通常方式)で復号する(ステップS201)。次に、通信装置1Bでは、誤り検出復号化部26によって、CRC16 OKであるか否かを判定する(ステップS202)。CRC16 OKであると判定した場合、次に、通信装置1Bでは、Request-1方式判定器51またはフォーマット制御部52によって、Request-1パケットのチェックを行い(ステップS203)、Request-1パケットが規格通りに受信できたか否か(Request-1 OKであるか否か)を判定する(ステップS204)。通信装置1Bでは、ステップS204においてRequest-1 OKであると判定した場合、Request-1パケット以降の伝送データを通常方式とみなしてデータの受信を開始する(ステップS205)。通信装置1Bでは、ステップS204においてRequest-1 NGであると判定した場合には、受信NG(アソシエーション不成立)とみなして処理を終了する(ステップS213)。
一方、ステップS202においてCRC16 NGであると判定した場合、通信装置1Bでは、次に、誤り訂正復号化部27によってBCH復号を行う(ステップS206)。次に、通信装置1Bでは、誤り訂正復号化部27によって、BCH OKであるか否かを判定する(ステップS207)。ステップS207においてBCH NGであると判定した場合には、受信NG(アソシエーション不成立)とみなして処理を終了する(ステップS213)。
BCH OKであると判定した場合、次に、通信装置1Bでは、誤り検出復号化部28によって、Request-1パケットをCRC8(誤り訂正方式)で復号する(ステップS208)。次に、通信装置1Bでは、誤り検出復号化部28によって、CRC8 OKであるか否かを判定する(ステップS209)。CRC8 OKであると判定した場合、次に、通信装置1Bでは、Request-1方式判定器51またはフォーマット制御部52によって、Request-1パケットのチェックを行い(ステップS210)、Request-1パケットが規格通りに受信できたか否か(Request-1 OKであるか否か)を判定する(ステップS211)。
通信装置1Bでは、ステップS211においてRequest-1 OKであると判定した場合、Request-1パケット以降の伝送データを誤り訂正方式とみなしてデータの受信を開始する(ステップS212)。通信装置1Bでは、ステップS211においてRequest-1 NGであると判定した場合には、受信NG(アソシエーション不成立)とみなして処理を終了する(ステップS213)。
以上のように、Request-1パケットによって通信方式を判定し、Request-1パケット以降の通信は判定された通信方式に固定するようにしてもよい。
なお、上述の図16〜図18に示したように、通常方式と誤り訂正方式との両方式として認識できるRequest-1パケットが存在する。ただし、両方式で正しいRequest-1パケットとして認識できるパケットのうち、誤り訂正方式側のパケットのビット誤り数(訂正数)は少なくとも3以上である。
本実施の形態に係る通信装置1Bでは、両方式で解けるものは原則として通常方式として認識する。通信装置1Bにおいて、1回目のアソシエーション要求で本来の方式とは逆の方式であると認識し、以降のアソシエーションを継続しても、以降のアソシエーションが誤って成立する可能性は極めて低い。そのため、本来の方式とは逆の方式であると認識した場合でも、結果としてアソシエーションは失敗に終わり、アソシエーションの再試行が発生する。
通信装置1Bでは、例えば、本来送られている方式が誤り訂正方式だった場合において、Request-1パケットを両方式で解けた場合、一旦、通常方式であると認識する。しかしながら、以降のアソシエーションに失敗し、アソシエーションの再試行が発生した場合に、誤りの発生箇所が再試行前と全く同一でもない限りは、再試行時のRequest-1パケットの判定時には再試行前とは違う誤り方をする。このため、再試行時においては高確率で誤り訂正方式でのみ正しいRequest-1パケットとして認識ができる。
以上の理由から、通信装置1Bでは、両方式で認識できるパケットがあっても再送制御などの上位制御と組み合わせることでシステムとして正しい方式の判別が可能となっている。
その他の構成、動作、ならびに効果は、上記第1の実施の形態に係る通信装置1と略同様であってもよい。
また、本実施の形態に係る通信装置1Bにおいても、上記第1の実施の形態の変形例に係る通信装置1Aと略同様に、検知部50をさらに備えた構成であってもよい。
<3.第3の実施の形態>
次に、本開示の第3の実施の形態に係る通信システムについて説明する。なお、以下では、上記第1または第2の実施の形態に係る通信システムの構成要素と略同じ部分については、同一符号を付し、適宜説明を省略する。
次に、本開示の第3の実施の形態に係る通信システムについて説明する。なお、以下では、上記第1または第2の実施の形態に係る通信システムの構成要素と略同じ部分については、同一符号を付し、適宜説明を省略する。
図21は、本実施の形態における通常方式のRequest-1パケットと誤り訂正方式のRequest-1パケットとの一例を概略的に示している。
本実施の形態に係る通信装置においても、上記第2の実施の形態と略同様に、第1の誤り検出符号を用いた誤り検出の結果および第2の誤り検出符号を用いた誤り検出の結果とに基づいて、伝送データが通常方式のデータと誤り訂正方式のデータとのいずれであるかを判定する。また、本実施の形態に係る通信装置においても、上記第2の実施の形態と略同様に、伝送データが初回(1回目)のアソシエーション要求(Association Request-1)のパケットデータである場合に、通信方式の判定を行う。
ただし、上記第2の実施の形態では、通常方式のデータと誤り訂正方式のデータとにおけるそれぞれの同期データの値が同一であるものとして説明したが、本実施の形態に係る通信装置では、上記第1の実施の形態と略同様に、両方式で同期データの値を異ならせる。具体的には、図21に示したように、例えば、誤り訂正方式におけるRequest-1パケットの同期データの最終ビットを、通常方式に対して反転させた値とする。その他のRequest-1パケットの構成は、上記第2の実施の形態と略同様であってもよい。
このように、両方式で同期データの最終ビットを反転させた状態で、上記第2の実施の形態に係る通信装置1Bと略同様の手法に基づく通信方式の判定を行うようにしてもよい。この場合、両方式で同期データを同一にして通信方式の判定を行った場合よりも、両方式でCRC OKになる組み合わせの数が減少し、より両方式の区別がしやすくなる。
図22は、上記のようなパケット構成にした上で、通常方式のRequest-1パケットを、誤り訂正方式のパケットとして復号した場合の復号結果の全集合を示す。図22に示したように、両方式で同期データの最終ビットを反転させた場合、CRC16 OKの集合とBCH訂正数3以下かつCRC8 OKの集合とは重ならない。両方式で同一の同期データにした場合の集合(図16)に比べて、両方式の集合が重なる部分が小さくなる。このため、上記第2の実施の形態に比べて、通信方式の判別精度を向上させることができる。
図23および図24に、本実施の形態におけるパケット構成にした場合において、通常方式と誤り訂正方式との両方式でCRCが解読できるRequest-1パケットの全データを、シミュレーションによって算出した結果を示す。
図23および図24に示したように、本実施の形態では、Request-1パケットとして有効な通常方式のパケットのうち、誤り訂正数4でCRC8が解ける場合(BCH OK(4)+CRC8 OK)(誤り訂正方式で解ける場合)は、44通りとなる。
以上のように、本実施の形態によれば、通信方式の判定手法として、上記第1の実施の形態の判定手法と上記第2の実施の形態の判定手法とを組み合わせるようにしたので、より高い精度で通信方式の判定を行うことができる。2つの判別手法を組み合わせることで、ノイズが多い場合でも高い精度で通信方式の判定を行うことができる。
その他の構成、動作、ならびに効果は、上記第1または第2の実施の形態に係る通信装置1,1Bと略同様であってもよい。
また、本実施の形態に係る通信装置1Bにおいても、上記第1の実施の形態の変形例に係る通信装置1Aと略同様に、検知部50をさらに備えた構成であってもよい。
<4.第4の実施の形態(応用例)>
本開示に係る技術は、様々な製品へ応用することができる。例えば、本開示に係る技術は、自動車、電気自動車、ハイブリッド電気自動車、自動二輪車、自転車、パーソナルモビリティ、飛行機、ドローン、船舶、ロボット、建設機械、農業機械(トラクター)などのいずれかの種類の移動体に搭載される装置として実現されてもよい。
本開示に係る技術は、様々な製品へ応用することができる。例えば、本開示に係る技術は、自動車、電気自動車、ハイブリッド電気自動車、自動二輪車、自転車、パーソナルモビリティ、飛行機、ドローン、船舶、ロボット、建設機械、農業機械(トラクター)などのいずれかの種類の移動体に搭載される装置として実現されてもよい。
なお、以下の説明中、GSMおよびHDMIは登録商標である。
図25は、本開示に係る技術が適用され得る移動体制御システムの一例である車両制御システム7000の概略的な構成例を示すブロック図である。車両制御システム7000は、通信ネットワーク7010を介して接続された複数の電子制御ユニットを備える。図25に示した例では、車両制御システム7000は、駆動系制御ユニット7100、ボディ系制御ユニット7200、バッテリ制御ユニット7300、車外情報検出ユニット7400、車内情報検出ユニット7500、及び統合制御ユニット7600を備える。これらの複数の制御ユニットを接続する通信ネットワーク7010は、例えば、CAN(Controller Area Network)、LIN(Local Interconnect Network)、LAN(Local Area Network)又はFlexRay(登録商標)等の任意の規格に準拠した車載通信ネットワークであってよい。
各制御ユニットは、各種プログラムにしたがって演算処理を行うマイクロコンピュータと、マイクロコンピュータにより実行されるプログラム又は各種演算に用いられるパラメータ等を記憶する記憶部と、各種制御対象の装置を駆動する駆動回路とを備える。各制御ユニットは、通信ネットワーク7010を介して他の制御ユニットとの間で通信を行うためのネットワークI/Fを備えるとともに、車内外の装置又はセンサ等との間で、有線通信又は無線通信により通信を行うための通信I/Fを備える。図25では、統合制御ユニット7600の機能構成として、マイクロコンピュータ7610、汎用通信I/F7620、専用通信I/F7630、測位部7640、ビーコン受信部7650、車内機器I/F7660、音声画像出力部7670、車載ネットワークI/F7680及び記憶部7690が図示されている。他の制御ユニットも同様に、マイクロコンピュータ、通信I/F及び記憶部等を備える。
駆動系制御ユニット7100は、各種プログラムにしたがって車両の駆動系に関連する装置の動作を制御する。例えば、駆動系制御ユニット7100は、内燃機関又は駆動用モータ等の車両の駆動力を発生させるための駆動力発生装置、駆動力を車輪に伝達するための駆動力伝達機構、車両の舵角を調節するステアリング機構、及び、車両の制動力を発生させる制動装置等の制御装置として機能する。駆動系制御ユニット7100は、ABS(Antilock Brake System)又はESC(Electronic Stability Control)等の制御装置としての機能を有してもよい。
駆動系制御ユニット7100には、車両状態検出部7110が接続される。車両状態検出部7110には、例えば、車体の軸回転運動の角速度を検出するジャイロセンサ、車両の加速度を検出する加速度センサ、あるいは、アクセルペダルの操作量、ブレーキペダルの操作量、ステアリングホイールの操舵角、エンジン回転数又は車輪の回転速度等を検出するためのセンサのうちの少なくとも一つが含まれる。駆動系制御ユニット7100は、車両状態検出部7110から入力される信号を用いて演算処理を行い、内燃機関、駆動用モータ、電動パワーステアリング装置又はブレーキ装置等を制御する。
ボディ系制御ユニット7200は、各種プログラムにしたがって車体に装備された各種装置の動作を制御する。例えば、ボディ系制御ユニット7200は、キーレスエントリシステム、スマートキーシステム、パワーウィンドウ装置、あるいは、ヘッドランプ、バックランプ、ブレーキランプ、ウィンカー又はフォグランプ等の各種ランプの制御装置として機能する。この場合、ボディ系制御ユニット7200には、鍵を代替する携帯機から発信される電波又は各種スイッチの信号が入力され得る。ボディ系制御ユニット7200は、これらの電波又は信号の入力を受け付け、車両のドアロック装置、パワーウィンドウ装置、ランプ等を制御する。
バッテリ制御ユニット7300は、各種プログラムにしたがって駆動用モータの電力供給源である二次電池7310を制御する。例えば、バッテリ制御ユニット7300には、二次電池7310を備えたバッテリ装置から、バッテリ温度、バッテリ出力電圧又はバッテリの残存容量等の情報が入力される。バッテリ制御ユニット7300は、これらの信号を用いて演算処理を行い、二次電池7310の温度調節制御又はバッテリ装置に備えられた冷却装置等の制御を行う。
車外情報検出ユニット7400は、車両制御システム7000を搭載した車両の外部の情報を検出する。例えば、車外情報検出ユニット7400には、撮像部7410及び車外情報検出部7420のうちの少なくとも一方が接続される。撮像部7410には、ToF(Time Of Flight)カメラ、ステレオカメラ、単眼カメラ、赤外線カメラ及びその他のカメラのうちの少なくとも一つが含まれる。車外情報検出部7420には、例えば、現在の天候又は気象を検出するための環境センサ、あるいは、車両制御システム7000を搭載した車両の周囲の他の車両、障害物又は歩行者等を検出するための周囲情報検出センサのうちの少なくとも一つが含まれる。
環境センサは、例えば、雨天を検出する雨滴センサ、霧を検出する霧センサ、日照度合いを検出する日照センサ、及び降雪を検出する雪センサのうちの少なくとも一つであってよい。周囲情報検出センサは、超音波センサ、レーダ装置及びLIDAR(Light Detection and Ranging、Laser Imaging Detection and Ranging)装置のうちの少なくとも一つであってよい。これらの撮像部7410及び車外情報検出部7420は、それぞれ独立したセンサないし装置として備えられてもよいし、複数のセンサないし装置が統合された装置として備えられてもよい。
ここで、図26は、撮像部7410及び車外情報検出部7420の設置位置の例を示す。撮像部7910,7912,7914,7916,7918は、例えば、車両7900のフロントノーズ、サイドミラー、リアバンパ、バックドア及び車室内のフロントガラスの上部のうちの少なくとも一つの位置に設けられる。フロントノーズに備えられる撮像部7910及び車室内のフロントガラスの上部に備えられる撮像部7918は、主として車両7900の前方の画像を取得する。サイドミラーに備えられる撮像部7912,7914は、主として車両7900の側方の画像を取得する。リアバンパ又はバックドアに備えられる撮像部7916は、主として車両7900の後方の画像を取得する。車室内のフロントガラスの上部に備えられる撮像部7918は、主として先行車両又は、歩行者、障害物、信号機、交通標識又は車線等の検出に用いられる。
なお、図26には、それぞれの撮像部7910,7912,7914,7916の撮影範囲の一例が示されている。撮像範囲aは、フロントノーズに設けられた撮像部7910の撮像範囲を示し、撮像範囲b,cは、それぞれサイドミラーに設けられた撮像部7912,7914の撮像範囲を示し、撮像範囲dは、リアバンパ又はバックドアに設けられた撮像部7916の撮像範囲を示す。例えば、撮像部7910,7912,7914,7916で撮像された画像データが重ね合わせられることにより、車両7900を上方から見た俯瞰画像が得られる。
車両7900のフロント、リア、サイド、コーナ及び車室内のフロントガラスの上部に設けられる車外情報検出部7920,7922,7924,7926,7928,7930は、例えば超音波センサ又はレーダ装置であってよい。車両7900のフロントノーズ、リアバンパ、バックドア及び車室内のフロントガラスの上部に設けられる車外情報検出部7920,7926,7930は、例えばLIDAR装置であってよい。これらの車外情報検出部7920〜7930は、主として先行車両、歩行者又は障害物等の検出に用いられる。
図25に戻って説明を続ける。車外情報検出ユニット7400は、撮像部7410に車外の画像を撮像させるとともに、撮像された画像データを受信する。また、車外情報検出ユニット7400は、接続されている車外情報検出部7420から検出情報を受信する。車外情報検出部7420が超音波センサ、レーダ装置又はLIDAR装置である場合には、車外情報検出ユニット7400は、超音波又は電磁波等を発信させるとともに、受信された反射波の情報を受信する。車外情報検出ユニット7400は、受信した情報に基づいて、人、車、障害物、標識又は路面上の文字等の物体検出処理又は距離検出処理を行ってもよい。車外情報検出ユニット7400は、受信した情報に基づいて、降雨、霧又は路面状況等を認識する環境認識処理を行ってもよい。車外情報検出ユニット7400は、受信した情報に基づいて、車外の物体までの距離を算出してもよい。
また、車外情報検出ユニット7400は、受信した画像データに基づいて、人、車、障害物、標識又は路面上の文字等を認識する画像認識処理又は距離検出処理を行ってもよい。車外情報検出ユニット7400は、受信した画像データに対して歪補正又は位置合わせ等の処理を行うとともに、異なる撮像部7410により撮像された画像データを合成して、俯瞰画像又はパノラマ画像を生成してもよい。車外情報検出ユニット7400は、異なる撮像部7410により撮像された画像データを用いて、視点変換処理を行ってもよい。
車内情報検出ユニット7500は、車内の情報を検出する。車内情報検出ユニット7500には、例えば、運転者の状態を検出する運転者状態検出部7510が接続される。運転者状態検出部7510は、運転者を撮像するカメラ、運転者の生体情報を検出する生体センサ又は車室内の音声を集音するマイク等を含んでもよい。生体センサは、例えば、座面又はステアリングホイール等に設けられ、座席に座った搭乗者又はステアリングホイールを握る運転者の生体情報を検出する。車内情報検出ユニット7500は、運転者状態検出部7510から入力される検出情報に基づいて、運転者の疲労度合い又は集中度合いを算出してもよいし、運転者が居眠りをしていないかを判別してもよい。車内情報検出ユニット7500は、集音された音声信号に対してノイズキャンセリング処理等の処理を行ってもよい。
統合制御ユニット7600は、各種プログラムにしたがって車両制御システム7000内の動作全般を制御する。統合制御ユニット7600には、入力部7800が接続されている。入力部7800は、例えば、タッチパネル、ボタン、マイクロフォン、スイッチ又はレバー等、搭乗者によって入力操作され得る装置によって実現される。統合制御ユニット7600には、マイクロフォンにより入力される音声を音声認識することにより得たデータが入力されてもよい。入力部7800は、例えば、赤外線又はその他の電波を利用したリモートコントロール装置であってもよいし、車両制御システム7000の操作に対応した携帯電話又はPDA(Personal Digital Assistant)等の外部接続機器であってもよい。入力部7800は、例えばカメラであってもよく、その場合搭乗者はジェスチャにより情報を入力することができる。あるいは、搭乗者が装着したウェアラブル装置の動きを検出することで得られたデータが入力されてもよい。さらに、入力部7800は、例えば、上記の入力部7800を用いて搭乗者等により入力された情報に基づいて入力信号を生成し、統合制御ユニット7600に出力する入力制御回路などを含んでもよい。搭乗者等は、この入力部7800を操作することにより、車両制御システム7000に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりする。
記憶部7690は、マイクロコンピュータにより実行される各種プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)、及び各種パラメータ、演算結果又はセンサ値等を記憶するRAM(Random Access Memory)を含んでいてもよい。また、記憶部7690は、HDD(Hard Disc Drive)等の磁気記憶デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス又は光磁気記憶デバイス等によって実現してもよい。
汎用通信I/F7620は、外部環境7750に存在する様々な機器との間の通信を仲介する汎用的な通信I/Fである。汎用通信I/F7620は、GSM(Global System of Mobile communications)、WiMAX、LTE(Long Term Evolution)若しくはLTE−A(LTE−Advanced)などのセルラー通信プロトコル、又は無線LAN(Wi−Fi(登録商標)ともいう)、Bluetooth(登録商標)などのその他の無線通信プロトコルを実装してよい。汎用通信I/F7620は、例えば、基地局又はアクセスポイントを介して、外部ネットワーク(例えば、インターネット、クラウドネットワーク又は事業者固有のネットワーク)上に存在する機器(例えば、アプリケーションサーバ又は制御サーバ)へ接続してもよい。また、汎用通信I/F7620は、例えばP2P(Peer To Peer)技術を用いて、車両の近傍に存在する端末(例えば、運転者、歩行者若しくは店舗の端末、又はMTC(Machine Type Communication)端末)と接続してもよい。
専用通信I/F7630は、車両における使用を目的として策定された通信プロトコルをサポートする通信I/Fである。専用通信I/F7630は、例えば、下位レイヤのIEEE802.11pと上位レイヤのIEEE1609との組合せであるWAVE(Wireless Access in Vehicle Environment)、DSRC(Dedicated Short Range Communications)、又はセルラー通信プロトコルといった標準プロトコルを実装してよい。専用通信I/F7630は、典型的には、車車間(Vehicle to Vehicle)通信、路車間(Vehicle to Infrastructure)通信、車両と家との間(Vehicle to Home)の通信及び歩車間(Vehicle to Pedestrian)通信のうちの1つ以上を含む概念であるV2X通信を遂行する。
測位部7640は、例えば、GNSS(Global Navigation Satellite System)衛星からのGNSS信号(例えば、GPS(Global Positioning System)衛星からのGPS信号)を受信して測位を実行し、車両の緯度、経度及び高度を含む位置情報を生成する。なお、測位部7640は、無線アクセスポイントとの信号の交換により現在位置を特定してもよく、又は測位機能を有する携帯電話、PHS若しくはスマートフォンといった端末から位置情報を取得してもよい。
ビーコン受信部7650は、例えば、道路上に設置された無線局等から発信される電波あるいは電磁波を受信し、現在位置、渋滞、通行止め又は所要時間等の情報を取得する。なお、ビーコン受信部7650の機能は、上述した専用通信I/F7630に含まれてもよい。
車内機器I/F7660は、マイクロコンピュータ7610と車内に存在する様々な車内機器7760との間の接続を仲介する通信インタフェースである。車内機器I/F7660は、無線LAN、Bluetooth(登録商標)、NFC(Near Field Communication)又はWUSB(Wireless USB)といった無線通信プロトコルを用いて無線接続を確立してもよい。また、車内機器I/F7660は、図示しない接続端子(及び、必要であればケーブル)を介して、USB(Universal Serial Bus)、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)、又はMHL(Mobile High-definition Link)等の有線接続を確立してもよい。車内機器7760は、例えば、搭乗者が有するモバイル機器若しくはウェアラブル機器、又は車両に搬入され若しくは取り付けられる情報機器のうちの少なくとも1つを含んでいてもよい。また、車内機器7760は、任意の目的地までの経路探索を行うナビゲーション装置を含んでいてもよい。車内機器I/F7660は、これらの車内機器7760との間で、制御信号又はデータ信号を交換する。
車載ネットワークI/F7680は、マイクロコンピュータ7610と通信ネットワーク7010との間の通信を仲介するインタフェースである。車載ネットワークI/F7680は、通信ネットワーク7010によりサポートされる所定のプロトコルに則して、信号等を送受信する。
統合制御ユニット7600のマイクロコンピュータ7610は、汎用通信I/F7620、専用通信I/F7630、測位部7640、ビーコン受信部7650、車内機器I/F7660及び車載ネットワークI/F7680のうちの少なくとも一つを介して取得される情報に基づき、各種プログラムにしたがって、車両制御システム7000を制御する。例えば、マイクロコンピュータ7610は、取得される車内外の情報に基づいて、駆動力発生装置、ステアリング機構又は制動装置の制御目標値を演算し、駆動系制御ユニット7100に対して制御指令を出力してもよい。例えば、マイクロコンピュータ7610は、車両の衝突回避あるいは衝撃緩和、車間距離に基づく追従走行、車速維持走行、車両の衝突警告、又は車両のレーン逸脱警告等を含むADAS(Advanced Driver Assistance System)の機能実現を目的とした協調制御を行ってもよい。また、マイクロコンピュータ7610は、取得される車両の周囲の情報に基づいて駆動力発生装置、ステアリング機構又は制動装置等を制御することにより、運転者の操作に拠らずに自律的に走行する自動運転等を目的とした協調制御を行ってもよい。
マイクロコンピュータ7610は、汎用通信I/F7620、専用通信I/F7630、測位部7640、ビーコン受信部7650、車内機器I/F7660及び車載ネットワークI/F7680のうちの少なくとも一つを介して取得される情報に基づき、車両と周辺の構造物や人物等の物体との間の3次元距離情報を生成し、車両の現在位置の周辺情報を含むローカル地図情報を作成してもよい。また、マイクロコンピュータ7610は、取得される情報に基づき、車両の衝突、歩行者等の近接又は通行止めの道路への進入等の危険を予測し、警告用信号を生成してもよい。警告用信号は、例えば、警告音を発生させたり、警告ランプを点灯させたりするための信号であってよい。
音声画像出力部7670は、車両の搭乗者又は車外に対して、視覚的又は聴覚的に情報を通知することが可能な出力装置へ音声及び画像のうちの少なくとも一方の出力信号を送信する。図25の例では、出力装置として、オーディオスピーカ7710、表示部7720及びインストルメントパネル7730が例示されている。表示部7720は、例えば、オンボードディスプレイ及びヘッドアップディスプレイの少なくとも一つを含んでいてもよい。表示部7720は、AR(Augmented Reality)表示機能を有していてもよい。出力装置は、これらの装置以外の、ヘッドホン、搭乗者が装着する眼鏡型ディスプレイ等のウェアラブルデバイス、プロジェクタ又はランプ等の他の装置であってもよい。出力装置が表示装置の場合、表示装置は、マイクロコンピュータ7610が行った各種処理により得られた結果又は他の制御ユニットから受信された情報を、テキスト、イメージ、表、グラフ等、様々な形式で視覚的に表示する。また、出力装置が音声出力装置の場合、音声出力装置は、再生された音声データ又は音響データ等からなるオーディオ信号をアナログ信号に変換して聴覚的に出力する。
なお、図25に示した例において、通信ネットワーク7010を介して接続された少なくとも二つの制御ユニットが一つの制御ユニットとして一体化されてもよい。あるいは、個々の制御ユニットが、複数の制御ユニットにより構成されてもよい。さらに、車両制御システム7000が、図示されていない別の制御ユニットを備えてもよい。また、上記の説明において、いずれかの制御ユニットが担う機能の一部又は全部を、他の制御ユニットに持たせてもよい。つまり、通信ネットワーク7010を介して情報の送受信がされるようになっていれば、所定の演算処理が、いずれかの制御ユニットで行われるようになってもよい。同様に、いずれかの制御ユニットに接続されているセンサ又は装置が、他の制御ユニットに接続されるとともに、複数の制御ユニットが、通信ネットワーク7010を介して相互に検出情報を送受信してもよい。
以上説明した車両制御システム7000において、本開示の通信装置、および通信システムは、例えば、汎用通信I/F7620を介した、車両の近傍に存在する端末等の外部環境7750との通信に適用することができる。また、車内機器I/F7660を介した、搭乗者が有するモバイル機器若しくはウェアラブル機器等の車内機器7760との通信に適用することができる。
また、例えば図6を用いて説明したデジタル部1等の少なくとも一部の構成要素は、図25に示した統合制御ユニット7600のためのモジュール(例えば、一つのダイで構成される集積回路モジュール)において実現されてもよい。あるいは、デジタル部1等の少なくとも一部の構成要素が、図25に示した車両制御システム7000の複数の制御ユニットによって実現されてもよい。
<5.その他の実施の形態>
本開示による技術は、上記各実施の形態の説明に限定されず種々の変形実施が可能である。
本開示による技術は、上記各実施の形態の説明に限定されず種々の変形実施が可能である。
例えば、上記第1および第3の実施の形態では、通信方式を判定するために同期データを使用する例を示したが、同期データ以外、例えば制御ヘッダの値を変えることにより、通信方式を判定するようにしてもよい。
また、Payload内に誤り訂正方式に切り替えて通信する旨のデータを含めてもよい。この場合、例えば、一旦、通常方式で通信を行い、Payload内に誤り訂正方式に切り替えて通信する旨のデータが検出された場合には、誤り訂正方式の通信に切り替えるようにしてもよい。
また、データの方式をあらかじめ決めておくようにしてもよい。例えば、全ての伝送データを誤り訂正方式のデータであるとみなして通信を行ってもよい。
また、BLE(Bluetooth Low Energy)などの違う通信方式を使って通信方式を決めておくようにしてもよい。
また、上記各実施の形態では、誤り訂正方式と、CCCC−PHY規格に則った通常方式との区別を行うための技術について説明したが、誤り訂正の有無以外の通信モードの切り替えにも本技術を応用するようにしてもよい。
また、上記第1および第3の実施の形態では、既知信号であるプリアンブルおよび同期データのうち、誤り訂正方式の判定のために既知信号の特定箇所(同期データの最終ビット)のみを変更する例を説明したが、既知信号の特定箇所以外の値を大幅に変更するようにしてもよい。これにより、方式判定のための相関値検出の精度を向上させることができる。
また、上記各実施の形態では、2つの方式で、パケット内における誤り検出符号の長さおよび位置が互いに異なるデータである場合を例に説明したが、2つの方式で、パケット内における誤り検出符号の長さおよび位置を同一にしてもよい。その場合、2つの方式で互いに生成多項式の違う複数の誤り検出符号を使った上で、どちらの方式で誤り検出符号が解けるかによって通信方式の判定を行うようにしてもよい。または、2つの方式で互いに誤り検出符号の生成多項式を同一とし、2つの方式で互いに初期値を変えるようにしてもよい。どの初期値によって誤り検出符号が解けるかによって、通信方式の判定を行うようにしてもよい。
例えば、本技術は以下のような構成を取ることもできる。
(1)
被通信装置から送信された伝送データを、第1の誤り検出符号を用いた第1の方式と、少なくとも誤り訂正符号を用いた第2の方式とによって復号可能に構成された復号化部と、
前記伝送データが、前記第1の誤り検出符号を含む前記第1の方式のデータと前記誤り訂正符号を含む前記第2の方式のデータとのいずれであるかを判定する判定部と
を備える
通信装置。
(2)
前記判定部の判定結果に基づいて、前記第1の方式と前記第2の方式とのいずれか一方の方式によって復号化された前記伝送データを選択的に出力する選択部、
をさらに備える
上記(1)に記載の通信装置。
(3)
前記第1の方式のデータは、第1の同期データをさらに含み、
前記第2の方式のデータは、前記第1の同期データとは異なる第2の同期データをさらに含み、
前記判定部は、前記伝送データに前記第1の同期データおよび前記第2の同期データのうちいずれの同期データが含まれているかを検出した結果に基づいて、前記伝送データが前記第1の方式のデータと前記第2の方式のデータとのいずれであるかを判定する
上記(1)または(2)に記載の通信装置。
(4)
前記第2の同期データは、前記第1の同期データに対して最終ビットの値が異なるデータである
上記(3)に記載の通信装置。
(5)
前記第2の方式のデータは、前記第1の誤り検出符号とは異なる第2の誤り検出符号をさらに含み、
前記復号化部は、前記第2の方式による復号を、前記第2の誤り検出符号と前記誤り訂正符号とを用いて行うように構成され、
前記判定部は、前記第1の誤り検出符号および前記第2の誤り検出符号を用いた誤り検出の結果に基づいて、前記伝送データが前記第1の方式のデータと前記第2の方式のデータとのいずれであるかを判定する
上記(1)または(2)に記載の通信装置。
(6)
前記判定部は、前記伝送データがアソシエーション要求のパケットデータである場合に、前記判定を行う
上記(5)に記載の通信装置。
(7)
前記判定部は、
前記第1の誤り検出符号を用いた誤り検出の結果、誤りが検出されなかった場合には、前記伝送データが前記第1の方式のデータであると判定し、
前記第1の誤り検出符号を用いた誤り検出の結果、誤りが検出された場合には、前記第2の誤り検出を用いた誤り検出の結果に基づいて、前記伝送データが前記第2の方式のデータであるか否かを判定する
上記(5)または(6)に記載の通信装置。
(8)
前記第1の方式のデータは、第1の同期データをさらに含み、
前記第2の方式のデータは、前記第1の同期データに対して最終ビットの値が異なる第2の同期データをさらに含む
上記(5)ないし(7)のいずれか1つに記載の通信装置。
(9)
電界方式により、前記被通信装置との間で人体を介した通信を行う人体電極および空間電極、
をさらに備える
上記(1)ないし(8)のいずれか1つに記載の通信装置。
(10)
伝送データを送信する第1の通信装置と、
前記伝送データを受信する第2の通信装置と
を含み、
前記第2の通信装置は、
前記伝送データを、第1の誤り検出符号を用いた第1の方式と、少なくとも誤り訂正符号を用いた第2の方式とによって復号可能に構成された復号化部と、
前記伝送データが、前記第1の誤り検出符号を含む前記第1の方式のデータと前記誤り訂正符号を含む前記第2の方式のデータとのいずれであるかを判定する判定部と
を備える
通信システム。
(11)
前記第1の通信装置は、電界方式により、前記第2の通信装置との間で人体を介した通信を行う第1の人体電極および第1の空間電極を備え、
前記前記第2の通信装置は、電界方式により、前記第1の通信装置との間で人体を介した通信を行う第2の人体電極および第2の空間電極を備える
上記(10)に記載の通信システム。
(1)
被通信装置から送信された伝送データを、第1の誤り検出符号を用いた第1の方式と、少なくとも誤り訂正符号を用いた第2の方式とによって復号可能に構成された復号化部と、
前記伝送データが、前記第1の誤り検出符号を含む前記第1の方式のデータと前記誤り訂正符号を含む前記第2の方式のデータとのいずれであるかを判定する判定部と
を備える
通信装置。
(2)
前記判定部の判定結果に基づいて、前記第1の方式と前記第2の方式とのいずれか一方の方式によって復号化された前記伝送データを選択的に出力する選択部、
をさらに備える
上記(1)に記載の通信装置。
(3)
前記第1の方式のデータは、第1の同期データをさらに含み、
前記第2の方式のデータは、前記第1の同期データとは異なる第2の同期データをさらに含み、
前記判定部は、前記伝送データに前記第1の同期データおよび前記第2の同期データのうちいずれの同期データが含まれているかを検出した結果に基づいて、前記伝送データが前記第1の方式のデータと前記第2の方式のデータとのいずれであるかを判定する
上記(1)または(2)に記載の通信装置。
(4)
前記第2の同期データは、前記第1の同期データに対して最終ビットの値が異なるデータである
上記(3)に記載の通信装置。
(5)
前記第2の方式のデータは、前記第1の誤り検出符号とは異なる第2の誤り検出符号をさらに含み、
前記復号化部は、前記第2の方式による復号を、前記第2の誤り検出符号と前記誤り訂正符号とを用いて行うように構成され、
前記判定部は、前記第1の誤り検出符号および前記第2の誤り検出符号を用いた誤り検出の結果に基づいて、前記伝送データが前記第1の方式のデータと前記第2の方式のデータとのいずれであるかを判定する
上記(1)または(2)に記載の通信装置。
(6)
前記判定部は、前記伝送データがアソシエーション要求のパケットデータである場合に、前記判定を行う
上記(5)に記載の通信装置。
(7)
前記判定部は、
前記第1の誤り検出符号を用いた誤り検出の結果、誤りが検出されなかった場合には、前記伝送データが前記第1の方式のデータであると判定し、
前記第1の誤り検出符号を用いた誤り検出の結果、誤りが検出された場合には、前記第2の誤り検出を用いた誤り検出の結果に基づいて、前記伝送データが前記第2の方式のデータであるか否かを判定する
上記(5)または(6)に記載の通信装置。
(8)
前記第1の方式のデータは、第1の同期データをさらに含み、
前記第2の方式のデータは、前記第1の同期データに対して最終ビットの値が異なる第2の同期データをさらに含む
上記(5)ないし(7)のいずれか1つに記載の通信装置。
(9)
電界方式により、前記被通信装置との間で人体を介した通信を行う人体電極および空間電極、
をさらに備える
上記(1)ないし(8)のいずれか1つに記載の通信装置。
(10)
伝送データを送信する第1の通信装置と、
前記伝送データを受信する第2の通信装置と
を含み、
前記第2の通信装置は、
前記伝送データを、第1の誤り検出符号を用いた第1の方式と、少なくとも誤り訂正符号を用いた第2の方式とによって復号可能に構成された復号化部と、
前記伝送データが、前記第1の誤り検出符号を含む前記第1の方式のデータと前記誤り訂正符号を含む前記第2の方式のデータとのいずれであるかを判定する判定部と
を備える
通信システム。
(11)
前記第1の通信装置は、電界方式により、前記第2の通信装置との間で人体を介した通信を行う第1の人体電極および第1の空間電極を備え、
前記前記第2の通信装置は、電界方式により、前記第1の通信装置との間で人体を介した通信を行う第2の人体電極および第2の空間電極を備える
上記(10)に記載の通信システム。
本出願は、日本国特許庁において2016年8月1日に出願された日本特許出願番号第2016−151259号を基礎として優先権を主張するものであり、この出願のすべての内容を参照によって本出願に援用する。
当業者であれば、設計上の要件や他の要因に応じて、種々の修正、コンビネーション、サブコンビネーション、および変更を想到し得るが、それらは添付の請求の範囲やその均等物の範囲に含まれるものであることが理解される。
Claims (11)
- 被通信装置から送信された伝送データを、第1の誤り検出符号を用いた第1の方式と、少なくとも誤り訂正符号を用いた第2の方式とによって復号可能に構成された復号化部と、
前記伝送データが、前記第1の誤り検出符号を含む前記第1の方式のデータと前記誤り訂正符号を含む前記第2の方式のデータとのいずれであるかを判定する判定部と
を備える
通信装置。 - 前記判定部の判定結果に基づいて、前記第1の方式と前記第2の方式とのいずれか一方の方式によって復号化された前記伝送データを選択的に出力する選択部、
をさらに備える
請求項1に記載の通信装置。 - 前記第1の方式のデータは、第1の同期データをさらに含み、
前記第2の方式のデータは、前記第1の同期データとは異なる第2の同期データをさらに含み、
前記判定部は、前記伝送データに前記第1の同期データおよび前記第2の同期データのうちいずれの同期データが含まれているかを検出した結果に基づいて、前記伝送データが前記第1の方式のデータと前記第2の方式のデータとのいずれであるかを判定する
請求項1に記載の通信装置。 - 前記第2の同期データは、前記第1の同期データに対して最終ビットの値が異なるデータである
請求項3に記載の通信装置。 - 前記第2の方式のデータは、前記第1の誤り検出符号とは異なる第2の誤り検出符号をさらに含み、
前記復号化部は、前記第2の方式による復号を、前記第2の誤り検出符号と前記誤り訂正符号とを用いて行うように構成され、
前記判定部は、前記第1の誤り検出符号および前記第2の誤り検出符号を用いた誤り検出の結果に基づいて、前記伝送データが前記第1の方式のデータと前記第2の方式のデータとのいずれであるかを判定する
請求項1に記載の通信装置。 - 前記判定部は、前記伝送データがアソシエーション要求のパケットデータである場合に、前記判定を行う
請求項5に記載の通信装置。 - 前記判定部は、
前記第1の誤り検出符号を用いた誤り検出の結果、誤りが検出されなかった場合には、前記伝送データが前記第1の方式のデータであると判定し、
前記第1の誤り検出符号を用いた誤り検出の結果、誤りが検出された場合には、前記第2の誤り検出を用いた誤り検出の結果に基づいて、前記伝送データが前記第2の方式のデータであるか否かを判定する
請求項5に記載の通信装置。 - 前記第1の方式のデータは、第1の同期データをさらに含み、
前記第2の方式のデータは、前記第1の同期データに対して最終ビットの値が異なる第2の同期データをさらに含む
請求項5に記載の通信装置。 - 電界方式により、前記被通信装置との間で人体を介した通信を行う人体電極および空間電極、
をさらに備える
請求項1に記載の通信装置。 - 伝送データを送信する第1の通信装置と、
前記伝送データを受信する第2の通信装置と
を含み、
前記第2の通信装置は、
前記伝送データを、第1の誤り検出符号を用いた第1の方式と、少なくとも誤り訂正符号を用いた第2の方式とによって復号可能に構成された復号化部と、
前記伝送データが、前記第1の誤り検出符号を含む前記第1の方式のデータと前記誤り訂正符号を含む前記第2の方式のデータとのいずれであるかを判定する判定部と
を備える
通信システム。 - 前記第1の通信装置は、電界方式により、前記第2の通信装置との間で人体を介した通信を行う第1の人体電極および第1の空間電極を備え、
前記前記第2の通信装置は、電界方式により、前記第1の通信装置との間で人体を介した通信を行う第2の人体電極および第2の空間電極を備える
請求項10に記載の通信システム。
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