JP2008198137A - データ処理装置、データ処理方法、データ送信装置、データ送信方法、データ処理システム、制御プログラムおよびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

データ処理装置、データ処理方法、データ送信装置、データ送信方法、データ処理システム、制御プログラムおよびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】パケット通信方式により伝送されるデータの種類に応じた通信モードの設定を簡易な構成で実現するとともに、データの種類に応じた処理を実行することができるデータ処理装置を提供する。
【解決手段】複数の通信の同期情報と、該同期情報に続くデータヘッダおよび該データヘッダに続く処理データを有する伝送データとを含む、データ送信装置100から連続して伝送される連続した伝送データ30を処理するデータ処理装置1であって、連続した伝送データ30に含まれる上記同期情報を検出する同期情報検出部3と、同期情報検出部3によって検出された上記同期情報に基づいて、該同期情報に続く上記伝送データの通信モードを設定する通信モード設定部4と、通信モード設定部4により設定された上記伝送データの通信モードに対応したデータ処理を、上記伝送データに含まれる上記処理データに施すデータ処理部5とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、伝送データの種類に応じた処理を実行することができるデータ処理装置およびデータ処理方法、データ処理装置に伝送データを送信するデータ送信装置およびデータ送信方法、データ処理装置とデータ送信装置とで構成されるデータ処理システム、制御プログラムおよびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。
近年、携帯電話やコピー複合機等の機器においては、機能の複雑化、データ量の増大化、機器の小型化などの理由で、従来のパラレル伝送からシリアル伝送への移行が行われてきており、様々なシリアル通信方式が利用されている。このような中、伝送されるデータ(伝送データ)には、接続先デバイスの制御用データや画像表示用データ、音声用データなど様々な種類のものがあり、それぞれに期待される特徴が異なる。例えば、制御用データは伝送の確実性が求められる一方、表示画像用データや音声用データは大容量伝送が求められる。
ここで、一般的なシリアル伝送方式において、データの種類を判別し処理する方法として、パケット通信方式が挙げられる。このパケット通信方式によれば、各種伝送データに含まれるデータヘッダから処理方法やデータ形式を判別して、それぞれに適した処理を行うことができる。
また、伝送データを効率的に伝送する方法として、伝送データの種類によって通信方式を切り替える方法がある。このような、通信方式を適宜切り替えてデータ転送速度を向上させることができる技術の一例が、特許文献1に開示されている。具体的には、制御装置からクロック信号を伝送させ、カウンタによりクロック信号が動作していることを検出することで、同期通信方式および非同期通信方式を切り替える構成である。
特開2001−325216号公報(2001年11月22日公開)
ところが、上記従来の技術では、以下のような問題点が生じる。
上記従来のパケット通信方式では、例えばパケットにノイズ発生等によるデータ化けやクロック増減が発生した場合、通信エラーが発生したことを検出して伝送データの再送等の救済的措置が実行される。よって、例えばパケットに含まれるデータヘッダにノイズ等が発生した場合、データ自体に通信エラーが発生したことを検出することが困難となる。そのため、データの種類にかかわらず、常に一定の救済的措置を実行せざるを得ない。したがって、伝送されるデータが、伝送の確実性を求めるデータである場合や、伝送の確実性よりもデータの連続性を求めるデータである場合など、それぞれのデータの性質に応じた処理を行うことが困難となり、効率的なデータ伝送ができない。
また、特許文献1においては、上述のように、データ伝送信号に加えて、通信方式を検出するためのクロック信号が必要となる。そのため、装置を構成する基板上の配線に余分な負担をかけることになる。また、特許文献1の構成によれば、非同期通信方式を容易に同期通信方式に切り替えることが可能となるが、同期通信方式を非同期通信方式に切り替える際には、対象としているシステムが本機能を期待していないため、再起動などの処理を実行することが必要となる。さらに、両通信方式を切り替える際には、クロック信号をカウントした後、送信部および受信部において、再度、通信の切り替え可否の確認を行う必要があるため、確実性には優れているものの通信方式の切り替え自体には多くの時間を費やすことになる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、パケット通信方式により伝送されるデータの種類に応じた通信モードの設定を簡易な構成で実現するとともに、データの種類に応じた処理を実行することができるデータ処理装置、データ処理方法、制御プログラムおよびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することである。また、上記データをデータ処理装置に送信するデータ送信装置、データ送信方法、制御プログラムおよびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、さらに、上記データ送信装置と上記データ処理装置とで構成されるデータ処理システムを提供することである。
本発明のデータ処理装置は、上記課題を解決するために、連続して伝送される複数の通信の同期情報と、該同期情報に続くデータヘッダおよび該データヘッダに続く処理データを有する伝送データとを含む、連続した伝送データを処理するデータ処理装置であって、上記連続した伝送データに含まれる上記同期情報を検出する同期情報検出手段と、上記同期情報検出手段によって検出された上記同期情報に基づいて、該同期情報に続く上記伝送データの通信モードを設定する通信モード設定手段と、上記通信モード設定手段により設定された上記伝送データの通信モードに対応したデータ処理を、上記伝送データに含まれる上記処理データに施すデータ処理手段とを備えることを特徴としている。
本発明のデータ処理方法は、上記課題を解決するために、連続して伝送される複数の通信の同期情報と、該同期情報に続くデータヘッダおよび該データヘッダに続く処理データを有する伝送データとを含む、連続した伝送データを処理するデータ処理方法であって、上記連続した伝送データに含まれる上記同期情報を検出する同期情報検出ステップと、上記同期情報検出ステップによって検出された上記同期情報に基づいて、該同期情報に続く上記伝送データの通信モードを設定する通信モード設定ステップと、上記通信モード設定ステップにより設定された上記伝送データの通信モードに対応したデータ処理を、上記伝送データに含まれる上記処理データに施すデータ処理ステップとを含むことを特徴としている。
本発明のデータ送信装置は、上記課題を解決するために、連続して伝送される複数の通信の同期情報と、該同期情報に続くデータヘッダおよび該データヘッダに続く処理データを有する伝送データとを含む、連続した伝送データをデータ処理装置へ送信するデータ送信装置であって、上記連続した伝送データに含まれる上記処理データを格納する処理データ記録部と、上記処理データ記録部に格納されている上記処理データに、上記同期情報および上記データヘッダを付加して、上記連続した伝送データを生成する伝送データ生成手段と、上記伝送データ生成手段により生成された上記連続した伝送データを、上記データ処理装置へ送信する送信手段とを備えていることを特徴としている。
本発明のデータ送信方法は、上記課題を解決するために、連続して伝送される複数の通信の同期情報と、該同期情報に続くデータヘッダおよび該データヘッダに続く処理データを有する伝送データとを含む、連続した伝送データをデータ処理装置へ送信するデータ送信方法であって、上記連続した伝送データに含まれる上記処理データを格納する処理データ記録部と、上記処理データ記録部に格納されている上記処理データに、上記同期情報および上記データヘッダを付加して、上記連続した伝送データを生成する伝送データ生成ステップと、上記伝送データ生成ステップにより生成された上記連続した伝送データを、上記データ処理装置へ送信する送信ステップとを含むことを特徴としている。
本発明のデータ処理システムは、上記課題を解決するために、データ処理装置と、連続して伝送される複数の通信の同期情報と、該同期情報に続くデータヘッダおよび該データヘッダに続く処理データを有する伝送データとを含む、連続した伝送データを上記データ処理装置へ送信するデータ送信装置とを含むデータ処理システムであって、上記データ送信装置は、上記連続した伝送データに含まれる上記処理データを格納する処理データ記録部と、上記処理データ記録部に格納されている上記処理データに、上記同期情報および上記データヘッダを付加して、上記連続した伝送データを生成する伝送データ生成手段と、上記伝送データ生成手段により生成された上記連続した伝送データを、上記データ処理装置へ送信する送信手段とを備え、上記データ処理装置は、上記連続した伝送データに含まれる上記同期情報を検出する同期情報検出手段と、上記同期情報検出手段によって検出された上記同期情報に基づいて、該同期情報に続く上記伝送データの通信モードを設定する通信モード設定手段と、上記通信モード設定手段により設定された上記伝送データの通信モードに対応したデータ処理を、上記伝送データに含まれる上記処理データに施すデータ処理手段とを備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、データ処理装置では、データ送信装置から受信した連続する伝送データに含まれる複数の同期情報に基づいて、該同期情報に続く伝送データの通信モードが設定される。すなわち、例えば、ある同期情報に、該同期情報に続く伝送データの種類(性質)が予め関連付けられているとき、伝送データの種類に応じて通信モードが設定される。そして、設定された通信モードに応じて処理データに対する処理が実行される。
ここで、従来のパケット通信方式では、伝送データに含まれるデータヘッダに基づいて処理データの種類を判別し、それに対応する処理を実行している。そのため、例えばデータヘッダにノイズやデータ化け等の通信エラーが発生した場合には、処理データの種類を判別することが困難になるため、処理データの種類に応じた処理を施すことができず、処理データに対しては一定の処理を実行せざるを得ない。
この点、本発明の構成では、同期情報に基づいて伝送データの通信モードを設定し、設定した通信モードに応じて処理データに対する処理を実行している。そのため、例えば伝送データに通信エラーが生じた場合であっても、通信モードを設定することができるため、伝送データの種類に応じた処理を確実に実行することが可能となる。また、上記同期情報は連続する伝送データ内に複数含まれているため、例えばある同期情報に通信エラーが発生した場合であっても、他の同期情報に基づいて通信モードを設定することができる。そのため、たとえ同期情報に通信エラーが発生した場合であっても、伝送データの種類に応じた処理を確実に実行することが可能となる。
また、従来設けられている伝送データを伝送する伝送路以外の通信モード制御用の信号線が不要となるため、データ処理装置の製造コストを低減できるとともに、装置の小型化を図ることができる。
また、本発明のデータ処理装置は、上記記載のデータ処理装置において、上記伝送データに、正常な通信を妨げる通信エラーが生じているか否かを検出するエラー検出処理手段をさらに備え、上記データ処理手段は、上記通信モード設定手段により設定された上記伝送データの通信モードと、上記エラー検出処理手段による検出結果とに対応したデータ処理を、上記伝送データに含まれる上記処理データに施すことが好ましい。
上記通信エラーとは、例えば伝送データに含まれるノイズやデータ化け等により、正常な通信を妨げるものである。
上記の構成によれば、伝送データは、設定された通信モード、および伝送データにおける通信エラーの有無に応じて処理が実行される。具体的な処理内容としては、例えば、伝送データを破棄する処理や、新たな伝送データを受信する処理等が挙げられる。
これにより、例えば、通信モードが「通信モードA」に設定されているときに、伝送データにおいて通信エラーが検出された場合には、伝送データを破棄する処理を実行する一方、通信モードが「通信モードB」に設定されているときには、新たな伝送データを受信する処理を実行することができる。
このように、通信モードに適した処理を行うことができるため、例えば、表示用データや音声用データなどのように連続性が重視されるデータと、制御コマンドのように伝送の確実性が要求されるデータとを同一の伝送路において効率的に共有することができるとともに、データの種類に応じて適切な処理を実行することができる。
また、本発明のデータ処理装置は、上記記載のデータ処理装置において、上記同期情報は、上記伝送データの種類に応じた、第1の同期情報および第2の同期情報を含み、上記通信モードは、上記伝送データの種類に応じた、第1の通信モードおよび第2の通信モードを含み、上記通信モード設定手段は、上記第1の同期情報が上記同期情報検出手段により所定の回数検出されたときは、上記通信モードを上記第1の通信モードに設定する一方、上記第2の同期情報が上記同期情報検出手段により所定の回数検出されたときは、上記通信モードを上記第2の通信モードに設定することが好ましい。
伝送データの種類は、伝送データが有する性質により分類されるものであり、例えば、制御用データのように伝送の確実性が求められるような種類のデータや、表示画像用データおよび音声用データのように、後続するデータにより上書きされ続けるような連続性が重視される大容量伝送が求められる種類のデータである。
上記の構成によれば、第1の同期情報が所定の回数検出されたときは、第1の通信モードに設定する一方、第2の同期情報が所定の回数検出されたときは、第2の通信モードに設定する。
このように、同期情報の検出回数に応じて、通信モードを設定することができるため、例えば、ある同期情報にノイズ等による通信エラーが発生した場合であっても、他の同期情報に基づいて確実に通信モードを設定することができる。また、同期情報を所定の回数検出した場合に通信モードを設定する構成であるため、不必要に通信モードが切り替わってしまうことを防ぐことができる。
なお、上記所定の回数は、連続する2以上の回数であることが好ましい。また、所定の回数は、連続している構成に限定されるものではなく、所定の時間内に検出される回数であってもよい。
また、本発明のデータ処理装置は、上記記載のデータ処理装置において、上記エラー検出処理手段は、上記通信モードが上記通信モード設定手段により上記第1の通信モードに設定され、かつ該エラー検出処理手段により上記伝送データにおいて通信エラーが検出された場合には、上記連続した伝送データを送信するデータ送信装置に対して、上記伝送データの再送を要求する旨の通知を行うことが好ましい。
これにより、伝送データが、例えば制御コマンドのような伝送の確実性が求められる制御用データであるときに、設定された通信モードにおいて上記伝送データに通信エラーが生じている場合には、データ送信装置に対して上記伝送データの送信を要求することができる。このように、伝送データの種類に応じて適切な処理を実行することが可能となる。
また、本発明のデータ処理装置は、上記記載のデータ処理装置において、上記データ処理手段は、上記通信モードが上記通信モード設定手段により上記第1の通信モードに設定され、かつ該エラー検出処理手段により上記伝送データにおいて通信エラーが検出された場合には、上記伝送データを破棄することが好ましい。
これにより、伝送データが、例えば制御コマンドのような伝送の確実性が求められる制御用データであるときに、設定された通信モードにおいて上記伝送データに通信エラーが生じている場合には、データ送信装置に対して上記伝送データの送信を要求するとともに、通信エラーが生じている伝送データを破棄することができる。
また、本発明のデータ処理装置は、上記記載のデータ処理装置において、上記データ処理手段は、上記通信モードが上記通信モード設定手段により上記第2の通信モードに設定されている場合には、上記伝送データに通信エラーが生じているか否かに関わらず、新たな伝送データを受信する処理を実行することが好ましい。
これにより、伝送データが、例えば画像表示用データや音声用データのように、後続する情報(伝送データ)により上書きされ続けるような連続性が重視されるデータである場合には、通信エラーが発生した場合であっても、データ送信装置に対する再送要求は行わず、新たな伝送データを受信することができる。このように、伝送データの種類に応じて適切な処理を実行することが可能となる。
また、本発明のデータ処理装置は、上記記載のデータ処理装置において、上記第1の同期情報は、上記伝送データが通信エラーを許容する種類のデータである場合に設定されるものである一方、上記第2の同期情報は、上記伝送データが通信エラーを許容しない種類のデータである場合に設定されるものであることが好ましい。
すなわち、同期情報には、伝送データにおける通信エラーの許容性が関連付けられている。これにより、伝送データにおける通信エラーの許容度に応じた処理を実行することができる。したがって、伝送データの種類に応じて適切な処理を実行することが可能となる。
なお、上記データ処理装置および上記データ送信装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記データ処理装置および上記データ送信装置をコンピュータにて実現させる各装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明のデータ送信装置は、以上のように、上記処理データ記録部に格納されている上記処理データに、上記同期情報および上記データヘッダを付加して、上記連続した伝送データを生成する伝送データ生成手段を備える構成である。
本発明のデータ処理装置は、以上のように、上記連続した伝送データに含まれる上記同期情報を検出する同期情報検出手段と、上記同期情報検出手段によって検出された上記同期情報に基づいて、該同期情報に続く上記伝送データの通信モードを設定する通信モード設定手段とを備える構成である。
また、本発明のデータ送信方法は、以上のように、上記処理データ記録部に格納されている上記処理データに、上記同期情報および上記データヘッダを付加して、上記連続した伝送データを生成する伝送データ生成ステップ含む構成である。
本発明のデータ処理方法は、以上のように、上記連続した伝送データに含まれる上記同期情報を検出する同期情報検出ステップと、上記同期情報検出ステップによって検出された上記同期情報に基づいて、該同期情報に続く上記伝送データの通信モードを設定する通信モード設定ステップとを含む方法である。
これにより、同期情報に基づいて伝送データの通信モードを設定し、設定した通信モードに応じて処理データに対する処理を実行することができる。したがって、パケット通信方式により伝送されるデータの種類に応じた通信モードの設定を簡易な構成で実現するとともに、データの種類に応じた処理を実行することができるデータ処理装置、データ処理方法、データ処理装置制御プログラムおよびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することができるという効果を奏する。また、上記データをデータ処理装置に送信するデータ送信装置、データ送信方法、制御プログラムおよびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、さらに、上記データ送信装置と上記データ処理装置とで構成されるデータ処理システムを提供することができるという効果を奏する。
〔実施の形態1〕
本発明の一実施形態について図面に基づいて説明すれば、以下のとおりである。本発明のデータ処理システムは、データ送信装置100とデータ処理装置1とで構成されている。以下では、データ送信装置100およびデータ処理装置1について説明する。
図10は、本発明の一実施の形態におけるデータ送信装置100の概略構成を示すブロック図である。同図には、データ送信装置100の内部システムが示されている。
図10に示すように、データ送信装置100は、送信部(送信手段)101と、伝送データ生成部(伝送データ生成手段)102と、処理データ記録部103とを備えている。処理データ記録部103には、処理データが格納されている。送信部101は、シフトレジスタを備え、伝送データをパラレル/シリアル変換した後、送信先(データ処理装置1)にシリアル伝送する。
(処理データ記録部103)
処理データ記録部103は、予め与えられた処理データを順番に格納し、伝送データ生成部102からの要求に応じて、格納されている処理データを順次出力する。この処理データの種類は1つに限定されず、複数の種類のデータが存在する。
(伝送データ生成部102)
伝送データ生成部102は、処理データ記録部103に処理データが存在するか否かを判定し、処理データが存在する場合には、該処理データを順次読み出す。そして、読み出された処理データの種類に応じて、複数の同期情報(後述する同期情報SYNAおよび同期情報SYNB)およびデータヘッダ(後述)を処理データの前段に付加し、伝送データを生成する。処理データ記録部103に処理データが存在しない場合には、連続する同期情報(SYNAまたはSYNB)を生成し続ける。
(送信部101)
送信部101は、伝送データ生成部102より生成された連続する伝送データを、シフトレジスタにセットし、シリアル変換した後、順次、伝送データ30として出力する。
図1は、本発明の一実施の形態におけるデータ処理装置1の概略構成を示すブロック図である。同図には、データ処理装置1の内部システムが示されている。
図1に示すように、データ処理装置1は、受信部2と、同期情報検出部(同期情報検出手段)3と、通信モード設定部(通信モード設定手段)4と、データ処理部(データ処理手段)5と、エラー検出処理部(エラー検出処理手段)6と、レジスタ部7と、表示部8とを備えている。また、受信部2はシフトレジスタを備え、データ処理部5はデータ解析部51と第1データ処理部A5と第2データ処理部B5とを備え、データ解析部51はメモリを備えている。受信部2は、予め定められた伝送路に電気的に接続され、該伝送路を介して、データ送信装置100からシリアル伝送される、連続する伝送データ30を受信する。
(伝送データ30の構造)
図2は、データ処理装置1が受信する伝送データ30のデータ構造を示す図である。同図に示すように、連続する伝送データ30は、例えば、2つの伝送データ10,20および同期情報31,32,33を含んでいる。また、伝送データ10はデータヘッダ11および処理データ12を含み、伝送データ20はデータヘッダ21および処理データ22を含んでいる。本実施形態では、連続する伝送データ30は、1つ以上の伝送データおよび1つ以上の同期情報を含み、該伝送データの前後には複数の同期情報SYNA(第1の同期情報)または同期情報SYNB(第2の同期情報)が存在する構成である。
同期情報SYNAおよび同期情報SYNBには、連続する伝送データ30のいかなるタイミングにおいても唯一のコード(以下、ユニークコードと称する)が配置されていることが好ましい。これにより、同期情報SYNAまたは同期情報SYNBを検出することによって、シリアルデータとして伝送される連続する伝送データ30におけるブロック単位の区切れ目を判断することが可能となる。
連続する伝送データ30において、上記同期情報SYNAおよび同期情報SYNBのようなユニークコードを実現する方法としては、例えば、伝送路符号化を施すことが考えられ、ここでは8B10B符号化を用いている。伝送路符号化等により同期情報SYNAおよび同期情報SYNBは、各々に対して個別のユニークコードを設定することが可能となる。すなわち、連続する伝送データ30内に同期情報SYNAおよび同期情報SYNBが存在していることが一意に検出可能となる。
伝送データ10に含まれるデータヘッダ11は、処理データ12のデータを識別するためのコードであり、同様に、伝送データ20に含まれるデータヘッダ21は、処理データ22のデータを識別するためのコードである。具体的には、データヘッダ11は、1ビット以上32ビット以下のコード、例えば10ビットで構成される。すなわち、データヘッダ11は、例えば、「0b0101000001」であってもよい。また、処理データ12は、1ビット以上32ビット以下のコード、例えば10ビットで構成される。すなわち、処理データ12は、例えば、「0b0101100100」であってもよい。
(受信部2)
受信部2は、予め定められた伝送路を介してシリアル伝送される連続する伝送データ30を、1ビットずつ順番に受信する。受信部2は、受信した伝送データ30を同期情報検出部3に出力するとともに、伝送データ30に対して所定の処理を施した後、データ解析部51に出力する。受信部2は、伝送データ30のうち、予め定められたビット数のデータを保持すなわち記憶できるシフトレジスタを備えている。
具体的には、受信部2は、連続する伝送データ30を上記シフトレジスタに一方向より順番に入力していき、1ビット受信するたびに上記シフトレジスタの予め定められたビット長ごとのビット列(ここでは、例えば10ビット)を、同期情報検出部3に出力する。そして、受信部2は、後述の同期情報検出部3で処理される信号、すなわち伝送データ30のブロック単位の区切れ目が判定された信号を受信して、この受信した信号に基づいて、連続する伝送データ30に対して適切なブロック単位毎にシリアル−パラレル変換(例えば、予め定められた固定ビットごとのビット列、具体的には10ビットのビット列に変換)を実行した後、データ解析部51に出力する。
これにより、後述するデータ解析部51には、データ処理装置1内で処理しやすいようにブロック毎に同期がとられ、かつパラレル化された伝送データが入力されるため、伝送データ30の解析を容易に行うことが可能となる。なお、通信が開始してから、ブロック単位毎の区切れ目を判定する信号が同期情報検出部3から出力されるまでは、連続する伝送データ30において、ブロック単位のバイト同期がとれていない状態になるので、受信部2はデータ解析部51に対してビット列を出力しない。
(同期情報検出部3)
同期情報検出部3は、受信部2から入力された連続する伝送データ30内に存在する同期情報SYNAおよび同期情報SYNBを検出する。具体的には、受信部2から入力されたビット列と、同期情報検出部3がサンプルデータとして保持している同期情報SYNAを示すビット列(サンプルデータA)および同期情報SYNBを示すビット列(サンプルデータB)とをそれぞれ比較する。そして、これらが一致したとき、同期情報SYNAおよび同期情報SYNBをそれぞれ検出したと判定する。
そして、例えば、サンプルデータAを検出したとき、同期情報検出部3は、受信部2および通信モード設定部4に、同期情報SYNAを検出したこと通知する信号を出力する。また、サンプルデータBを検出したとき、同期情報検出部3は、受信部2および通信モード設定部4に、同期情報SYNBを検出したことを通知する信号を出力する。すなわち、同期情報検出部3は、受信部2および通信モード設定部4に、同期情報SYNAおよび同期情報SYNBの少なくともいずれかを検出したことを通知する。
ここで、これらのビット列が一致したときは、判定された時点における受信部2から入力されたビット列が、連続して受信される伝送データ30の区切れ目を示すビット列であることを意味する。そして、同期情報検出部2は、ビットの区切れ目を検出したことを示す信号を受信部2に出力する。これにより、受信部2は、適切に区切られた伝送データ30のビット列をデータ解析部51に出力することが可能となる。
このように、同期情報検出部3は、同期情報SYNAおよび同期情報SYNBを検出することによって、伝送データ30の区切れ目を検出する構成である。
(通信モード設定部4)
通信モード設定部4は、伝送データ10,20を伝送する際の通信モードを、伝送データ10,20の性質に応じて、それぞれ通信モードA(第1の通信モード)または通信モードB(第2の通信モード)に設定する。ここでは、通信モード設定部4は、同期情報検出部3により同期情報SYNAが検出されたときは、通信モードを「通信モードA」に設定し、同期情報SYNBが検出されたときは、通信モードを「通信モードB」に設定する処理を実行する。そして、通信モード設定部4は、設定した通信モードの種類を通知する信号をデータ解析部51に出力する。
具体的には、通信モード設定部4は、同期情報検出部3が同期情報SYNAを連続して所定の回数検出した場合、通信モードを「通信モードA」に設定するとともに、データ解析部51に対して、通信モードを「通信モードA」に設定したことを通知する信号を出力する。同様に、同期情報SYNBを連続して所定の回数検出した場合には、通信モードを「通信モードB」に設定するとともに、データ解析部51に対して、通信モードを「通信モードB」に設定したことを通知する信号を出力する。
なお、通信モード設定部4は、同期情報SYNAを、例えば1回〜10回連続して検出した場合に、通信モードを「通信モードA」に設定する構成としてもよく、この検出回数は例えば2回に設定されていてもよい。また、同期情報SYNAは、必ずしも連続して検出される必要はなく、予め定められた間隔(時間)内に予め定められた回数だけ検出された場合に「通信モードA」に設定する構成であってもよい。同期情報Bにおいても同様に、例えば1回〜10回連続して検出された場合に、通信モードを「通信モードB」に設定する構成としてもよく、この検出回数は例えば2回に設定されていてもよい。また、同期情報SYNBは、必ずしも連続している必要はなく、予め定められた間隔内に予め定められた回数だけ検出された場合に「通信モードB」に設定する構成であってもよい。
ここで、本実施形態において、「通信モードA」とは、例えば、伝送データ10が制御コマンド(制御用データ)のような、通信エラーを許容することができない類の特徴を有するデータである場合に設定されるモードである。また、「通信モードB」とは、伝送データ20が、例えば画像表示用データや音声用データのような、データの連続性が重視される一方、後続して伝送されるデータにより上書きされるような特徴を有するために、通信エラーをある程度許容できる類の特徴を有するデータである場合に設定されるモードである。
なお、同期情報は、伝送データの種類に応じて設定されるものである。具体的には、同期情報SYNAは、伝送データ10が、通信エラーを許容することができない類の特徴を有するデータであることを示す情報である。一方、同期情報SYNBは、伝送データ20が、通信エラーをある程度許容できる類の特徴を有するデータであることを示す情報である。
(データ解析部51)
データ解析部51は、受信部2から入力される、例えば伝送データ10,20および同期情報31,32,33のビット列を受信して、受信したビット列データの解析を行う。具体的には、データ解析部51は、受信部2から順次入力される10ビット毎のビット列を解析して、ビット列に適した処理を行う。
ここで、データ解析部51は、同期情報SYNAおよび同期情報SYNBを検出した場合には、何も処理を行わなくてよい。なぜなら、本実施形態における同期情報SYNAおよび同期情報SYNBは、同期情報検出部3において、伝送データ30の区切れ目を検出するとともに、通信モード設定部4において、通信モードを設定するために用いられるものであり、データ解析部51における処理においては必要としないためである。
一方、データ解析部51が、連続する伝送データ30において伝送データ10を検出した場合には、伝送データ10の直前に位置する同期情報(SYNA)51が、予め同期情報検出部3において検出されており、通信モード設定部4から通信モードが「通信モードA」に設定されたことを通知する信号が入力されているため、伝送データ10は通信モードAとしての処理が実行される。
具体的な処理内容としては、例えば、データ解析部51は、伝送データ10の全データ列を保持できるだけのメモリを備えており、受信部2から入力される伝送データ10のビット列を10ビット毎に受信して、上記メモリに記録していく。また、データ解析部51は、データヘッダ11に付加された、伝送データ10のビット長を示す情報に基づいて、データヘッダ11を検出してから、どこまでが伝送データ10であるのかを認識する。
そして、伝送データ10の全ビット列が上記メモリに記録された時点で、伝送データ10に通信エラーが発生しているか否かを後述するエラー検出処理部6から入力される信号に基づいて判断する。伝送データ10に通信エラーが発生していない場合には、伝送データ10を後述する第1データ処理部A5に出力し、伝送データ10に通信エラーが発生している場合には、上記メモリに記録されている伝送データ10を全て破棄する。
同様に、データ解析部51が、連続する伝送データ30において伝送データ20を検出した場合には、伝送データ20の直前に位置する同期情報(SYNB)52が、予め同期情報検出部3において検出されており、通信モード設定部4から通信モードが「通信モードB」に設定されたことを通知する信号が入力されているため、伝送データ20は通信モードBとしての処理が行われる。
具体的な処理内容としては、例えば、データ解析部51は、通信モードBにおいては、データ解析部51内の上記メモリに順次ビット列を記録することなく、受信部2からビット列が入力される度に、入力されたビット列を第2データ処理部B5に出力する。なお、この場合には、データ解析部51は、エラー検出処理部6から伝送データ20における通信エラーの検出結果を受信しなくてもよい。
したがって、例えば、連続する伝送データ30において通信エラーが発生したことを通知する信号がエラー検出処理部6から入力されている場合には、伝送データ10は第1データ処理部A5に出力されることはなく、伝送データ20は第2データ処理部B5に出力され処理される。
(エラー検出処理部6)
エラー検出処理部6は、受信部2からデータ解析部51に入力された伝送データのビット列を解析して、通信エラーが発生したか否かを判定する。具体的には例えば、前述したとおり、連続する伝送データ30は8B10Bの伝送路符号化を施されているため、ビットの並びや発生頻度を評価することによってビットエラー(通信エラー)が発生したことを容易に検出することが可能となる。また別の方法としては、伝送データ10,20の最後尾にCRCコードを付加することによって、伝送データ10,22にビットエラーが発生したことを検出することが可能となる。なお、エラー検出処理部6において伝送データ30に通信エラー(ビットエラー)が発生したことを検出する方法は、前記した方法に限定されるものではなく、通信の異常を検出できる方法であればよい。
なお、エラー検出処理部6においては、通信モードA,Bに関わらず、通信エラーを検出することが可能であるが、通信モードの違いによって、その後の処理内容が異なる。例えば、伝送データ10については、事前に通信モード設定部4により同期情報31に基づいて通信モードAが設定されているため、エラー検出処理部6は、伝送データ10の救済的措置、例えば、伝送データ10の再送要求や、データ処理装置1のリセット要求を実行することができる。また、例えば、伝送データ20においては、事前に通信モード設定部4により同期情報32に基づいて通信モードBが設定されているため、エラー検出処理部6は、伝送データ20において、通信エラーが発生したことを記録しておいてもよいが、特に救済的措置、例えば、伝送データ20の再送要求や、データ処理装置1のリセット要求は実行しない。このように、通信モードAおよび通信モードBにおいて発生した通信エラーは、それぞれ特徴が異なるため、エラー検出処理部6は、通信モードに応じて、その後の処理を実行することが好ましい。
(第1データ処理部A5および第2データ処理部B5)
第1データ処理部A5および第2データ処理部B5は、それぞれデータ解析部51から入力された伝送データに対して、所定の処理を実行する。具体的には、第1データ処理部A5は、データ解析部51から入力された伝送データ10から、処理データ12を抜き出し、その内容を把握した上で、レジスタ部7に出力する。第2データ処理部B5は、データ解析部51から順次入力される伝送データ20のビット列から、処理データ22を抜き出し、必要に応じて画面に表示しやすい画像表示用データに変換し、所望のタイミングで表示部8に出力する。
(レジスタ部7)
レジスタ部7は、第1データ処理部A5から入力された処理データ12に基づいて、制御コマンドを実行するために必要なレジスタに値をセットする。
(表示部8)
表示部8は、例えば液晶表示パネルおよび有機ELパネルなどの表示装置であり、第2データ処理部B5から入力される画像表示用データを画面に表示する。なお、表示部8は、データ処理装置1の外部に設けられている構成であってもよい。
次に、データ処理システムにおいて実行される処理の流れを、データ送信装置100およびデータ処理装置1をそれぞれ構成する各部の処理の流れに基づいて説明する。
(処理データ記録部103の処理)
図11は、処理データ記録部103が実行する処理の流れを説明するフローチャートである。まず、ステップS80(以下、ステップを単にSと称する)において、処理データ記録部103は、伝送データ生成部102から処理データの要求があるか否かを判定し、データ要求がない場合(S80にてNO)には、伝送データ生成部102からデータ要求があるまでS80の処理を繰り返す。伝送データ生成部102から処理データの要求がある場合(S80にてYES)には、処理データ記録部103に格納されている処理データを伝送データ生成部102に出力し、S80の処理に戻る。なお、図11のフローチャートに示す処理は、処理データ記録部103への電力の供給を停止することによって、終了させることができる。
(伝送データ生成部102の処理)
図12は、伝送データ生成部102が実行する処理の流れを説明するフローチャートである。まず、S90において、伝送データ生成部102は、処理データ記録部103に処理データが存在するか否かを判定し、処理データが存在しない場合(S90にてNO)には、S95の処理に移る。また、処理データが存在する場合(S90にてYES)には、伝送データ生成部102は、処理データ記録部103から処理データを取得する(S91)。一方、処理データが存在しない場合(S90にてNO)には、現在設定されている通信モードに対応する同期情報(詳細は後述)を送信部101に出力した後(S95)、S90の処理に戻る。
その後、伝送データ生成部102は、取得した処理データが伝送可能な状態か否かを判定する(S92)。具体的には例えば、処理データの種類により伝送可能な状態か否かを判定する。伝送可能な状態かの判定方法はこれに限定されるものではない。なお、処理データが、伝送プロトコル上、連続伝送が禁止されているような場合には、前の伝送に対して必要なウェイト処理を行う。そして、伝送が可能な状態でない場合(S92にてNO)には、伝送データ生成部102は、現在設定されている通信モードに対応する同期情報(詳細は後述する)を送信部101に出力した後(S96)、S92の処理に戻る。
一方、伝送が可能な状態である場合(S92にてYES)には、伝送データ生成部102は、S91において処理データ記録部103から読み出した処理データに対応する通信モードとデータヘッダとを決定する(S93)。そして、例えば、同期情報、データヘッダ、処理データの順番で送信部101に出力する(S94)。
以上の処理を終了すると、処理はS90に戻り、伝送データ生成部102は、上述の処理を繰り返す。
(送信部101の処理)
図13は、送信部101が実行する処理の流れを説明するフローチャートである。まず、S100において、送信部101は、伝送データ生成部102から伝送データ(同期情報、データヘッダ、処理データを含む)が入力されたか否かを判定する。伝送データ生成部102から伝送データが入力されていない場合(S100にてNO)には、伝送データ生成部102から伝送データが入力されるまでS100の処理を繰り返す。
一方、伝送データ生成部102から伝送データが入力された場合(S100にてYES)には、伝送データ生成部102から入力された伝送データをシフトレジスタに格納し、順次シリアルデータに変換した後、伝送データ30として出力する(S101)。
以上の処理を終了すると、処理はS100に戻り、送信部101は、上述の処理を繰り返す。
(受信部2の処理)
図3は、受信部2が実行する処理の流れを説明するフローチャートである。まず、S10において、受信部2は、データ送信装置100から、連続する伝送データ30を受信する。受信部2が伝送データ30を受信しない場合(S10にてNO)には、伝送データ30を受信する処理を繰り返し実行する。
次に、受信部2は、連続する伝送データ30の1ビット分を受信し、受信部2のシフトレジスタに記録する(S11)。そして、シフトレジスタに記録されている伝送データ30の一部である特定ビット長のビット列を同期情報検出部3に出力する(S12)。
次に、受信部2は、同期情報検出部3から伝送データ30のブロック単位の区切れ目を示す信号が入力されたか否かを判定する(S13)。受信部2に区切れ目を示す信号が入力されていない場合(S13にてNO)には、S11の処理に戻る。
一方、受信部2に区切れ目を示す信号が入力された場合(S13にてYES)には、その時点でシフトレジスタに記録されている予め定められたビット長のビット列をデータ解析部51に出力する(S14)。
以上の処理を終了すると、処理はS11に戻り、受信部2は、上述の処理を繰り返す。なお、図3のフローチャートに示す処理は、受信部2への電力の供給を停止することによって、終了させることができる。
(同期情報検出部3の処理)
図4は、同期情報検出部3が実行する処理の流れを説明するフローチャートである。まず、S20において、同期情報検出部3は、受信部2から出力されたビット列を取得する。同期情報検出部3がビット列を取得しない場合(S20にてNO)には、ビット列を取得する処理を繰り返し実行する。
次に、同期情報検出部3は、取得したビット列と、サンプルデータとして予め定められた同期情報SYNAのコード(例えば「0b0010100110」)とを比較する(S21)。取得したビット列と、予め定められた同期情報SYNAのコードとが一致した場合(S21にてYES)には、同期情報検出部3は、同期情報SYNAを検出したことを通知する信号を通信モード設定部4に出力する(S22)。
一方、取得したビット列と、サンプルデータとして予め定められた同期情報SYNAのコードとが一致しない場合(S21にてNO)には、同期情報検出部3は、さらに、上記取得したビット列と、サンプルデータとして予め定められた同期情報SYNBのコード(たとえば0b1001000110)とを比較する(S23)。そして、取得したビット列と、予め定められた同期情報SYNBのコードとが一致した場合(S23にてYES)には、同期情報検出部3は、同期情報SYNBを検出したことを通知する信号を通信モード設定部4に出力する(S24)。
なお、取得したビット列と、予め定められた同期情報SYNBのコードとが一致しない場合(S23にてNO)には、S20の処理に戻る。
同期情報検出部3は、S21またはS23の処理において同期情報を検出した後、受信部2から入力されたデータ列が、連続する伝送データ30におけるブロック単位の区切れ目を示すデータ列であることを通知する信号を受信部2に出力する(S25)。
以上の処理を終了すると、処理はS11に戻り、同期情報検出部3は、上述の処理を繰り返す。なお、上述のS20〜S25までの処理は、S20で次のビット列を取得するまでのタイミングに高速に処理される。
(通信モード設定部4の処理)
図5は、通信モード設定部4が実行する処理の流れを説明するフローチャートである。まず、S30において、通信モード設定部4は、同期情報検出部3から、同期情報SYNAおよび同期情報SYNBのいずれかを検出したことを通知する信号を受信する。通信モード設定部4が上記通知信号を受信しない場合(S30にてNO)には、上記通知信号を受信する処理を繰り返し実行する。
次に、通信モード設定部4は、同期情報検出部3により検出された同期情報が、同期情報SYNAであるか否かを判断し(S31)、同期情報が同期情報SYNAである場合(S31にてYES)には、通信モードを「通信モードA」に設定する(S32)。そして、通信モード設定部4は、通信モードAを設定したことを通知する信号をデータ解析部51に出力する(S33)。
一方、同期情報検出部3により検出された同期情報が、同期情報SYNAではなかった場合(S31にてNO)には、通信モード設定部4は、さらに、同期情報が同期情報SYNBであるか否かを判断する(S34)、そして、同期情報が同期情報SYNBである場合(S34にてYES)には、通信モード設定部4は、通信モードを「通信モードB」に設定する(S35)。そして、通信モード設定部4は、通信モードBを設定したことを通知する信号をデータ解析部51に出力する(S35)。
なお、同期情報検出部3により検出された同期情報が、同期情報SYNBでなかった場合(S34にてNO)には、S30の処理に戻る。
以上の処理を終了すると、処理はS30に戻り、通信モード設定部4は、上述の処理を繰り返す。なお、上述のS30〜S35までの処理は、図4に示す同期情報検出部3のフロー図のS20において、次のビット列を取得するまでのタイミングに高速に処理される。
(データ解析部51の処理)
図6は、データ解析部51が実行する処理の流れを説明するフローチャートである。まず、S40において、データ解析部51は、受信部2からビット列を取得する(S40)。データ解析部51がビット列を取得しない場合(S40にてNO)には、ビット列を取得する処理を繰り返し実行する。
次に、データ解析部51は、通信モード設定部4から入力された通信モードの状態を判定する(S41)。ここでは、データ解析部51は、入力された通信モードが「通信モードA」であるか否かを判断する。通信モードが「通信モードA」である場合(S41にてYES)には、取得したビット列をデータ解析部51内に備えられているメモリに順次記録する(S42)。
次に、データ解析部51は、受信部2から入力された伝送データが全ビット入力されたか否かを判断する(S43)。具体的な判断方法としては、伝送データの先頭部分にあるデータヘッダに付加されている伝送データのビット長情報に基づいて得られるビット長と、データ解析部51内のメモリに記録されているビット列のビット長とが一致するか否かによって、伝送データが全ビット、メモリに記録された状態であるか否かを判断する。
そして、伝送データが全ビット入力されて上記メモリに記録された場合(S43にてYES)、データ解析部51は、エラー検出処理部6から入力される通信エラーの検出結果に基づいて、上記メモリに記録されている伝送データに通信エラーが発生しているか否かを判断する(S44)。一方、伝送データが全ビット入力されていない場合(S43にてNO)には、S40の処理に戻る。
上記メモリに記録されている伝送データに通信エラーが発生している場合(S44にてYES)には、データ解析部51は、上記メモリに記録されている伝送データを全て破棄(S45)した後、S40の処理に戻り、次に受信部2から出力されるビット列を取得する。なお、伝送データに通信エラーが発生しているか否かの判断は、エラー検出処理部6により実行され、データ解析部51はその結果を取得する構成であるため確認は容易である。
一方、上記メモリに記録されている伝送データに通信エラーが発生していない場合(S44にてNO)には、データ解析部51は、上記メモリに記録されている伝送データを第1データ処理部A5に出力(S46)した後、S40の処理に戻る。
なお、S41において、通信モードが「通信モードA」でない場合(S41にてNO)、すなわち、通信モードが「通信モードB」である場合には、データ解析部51は、取得したビット列を順次、第2データ処理部B5に出力(S47)した後、S40の処理に戻る。
ここで、本実施形態では、通信モードは、「通信モードA」および「通信モードB」の2通りのモードしか持ち合わせていないが、データ処理装置1が行うデータ処理の目的に応じて3通り以上の通信モードを設けてもよい。その場合には、同期情報の種類、すなわち伝送データの種類もそれに応じて増加する。したがって、通信モードは、伝送データの種類に対応して設定されるものである。
(第1データ処理部A5の処理)
図7は、第1データ処理部A5が実行する処理の流れを説明するフローチャートである。まず、S50において、第1データ処理部A5は、データ解析部51から伝送データを取得する。第1データ処理部A5が伝送データを取得しない場合(S50にてNO)には、伝送データを取得する処理を繰り返し実行する。
次に、第1データ処理部A5は、取得した伝送データに付加されているデータヘッダから処理データの種類を読み取り、レジスタ部7に伝送データを出力(S51)した後、S50の処理に戻る。
ここで、通信モードAに対応する処理データの種類は、通信エラーを許容することができない類の特徴を有するデータであり、本実施形態では、その一例として制御コマンド(制御用データ)が挙げられる。このような伝送データは、通信エラーがない状態で全てレジスタ部7に出力される。その後、レジスタ部7に記録された伝送データの内容に基づいて、所望の処理、例えば制御コマンドに基づく制御処理が実行される。
また、本実施形態では、第1データ処理部A5は、通信モードAに対応する特定の伝送データを処理する構成としているが、伝送データの種類は特に限定されるものではない。また、第1データ処理部A5は、伝送データに付加されるデータヘッダに基づいてレジスタ部7に出力する構成であるが、これに限定されるものではなく、その他の適切な出力先や、2つ以上の出力先に対して適切な処理データを出力する構成としてもよい。
(第2データ処理部B5の処理)
図8は、第2データ処理部B5が実行する処理の流れを説明するフローチャートである。まず、S60において、第2データ処理部B5は、データ解析部51から伝送データを取得する。第2データ処理部B5が伝送データを取得しない場合(S60にてNO)には、伝送データを取得する処理を繰り返し実行する。
次に、第2データ処理部B5は、取得した伝送データに付加されているデータヘッダから処理データの種類を読み取り、表示部8に伝送データを出力(S61)した後、S60の処理に戻る。
ここで、通信モードBに対応する処理データの種類は、通信エラーをある程度許容できる類の特徴を有するデータであり、本実施形態では、その一例として画像表示用データが挙げられる。このような伝送データは、通信エラーが発生しているか否かに関わらず、全て表示部8に出力される。そして、表示部8では、順次入力される伝送データを、連続的にして表示する処理を実行する。
また、本実施形態では、第2データ処理部B5は、通信モードBに対応する特定の伝送データを処理する構成としているが、伝送データの種類は特に限定されるものではなく、例えば、音声用データなどであってもよい。伝送データが音声用データである場合には、該伝送データを音声出力部(図示せず)に出力する構成であることが好ましい。
また、第2データ処理部B5は、伝送データに付加されるデータヘッダからその種類が特定される処理データを、特定の表示部8に出力する構成であるが、これに限定されるものではなく、2つ以上の出力先に対して適切な処理データを出力する構成としてもよい。
(エラー検出処理部6の処理)
図9は、エラー検出処理部6が実行する処理の流れを説明するフローチャートである。まず、S70において、エラー検出処理部6は、受信部2から出力されたビット列がデータ解析部51に入力されたか否かを判断(S70)し、データ解析部51にビット列が入力されていない場合(S70にてNO)には、データ解析部51にビット列が入力されるまで処理を繰り返し実行する。
次に、エラー検出処理部6は、データ解析部51に入力されたビット列に通信エラーが発生したか否かを判断する(S71)。具体的には、連続する伝送データ30に対して、8B10Bの伝送路符号化を施しているため、データ解析部51に入力されたビット列およびその前後のビット列から、通信エラーが発生したことを検出することが可能となる。なお、この通信エラーを検出する方法は、特に限定されるものではなく、例えばCRCによるエラー検出方法などを採用することも可能である。
つづいて、上記のいずれかの方法により、上記ビット列に通信エラーが発生したことを検出した場合(S71にてYES)、通信モードが「通信モードA」であるか「通信モードB」であるかを判断する。ここでは、データ解析部51に入力された同期情報検出部3からの通知信号に基づいて、通信モードが「通信モードA」であるか否かを判断する(S72)。
通信モードが「通信モードA」である場合(S72にてYES)には、通信エラーを許容できない伝送データに通信エラーが発生したことを意味しており、エラー検出処理部6は、エラーフラグAをセットして、通信エラーが発生した伝送データに対して再送等の救済的措置を実行する(S73)。具体的には、例えば、通信モードAにおいて通信エラーが発生した場合、エラー検出処理部6は、伝送データ10に通信エラーが発生したことを通知する機能を用いて、伝送データ10の送信元(データ送信装置100)に対して再送要求を行う。また、データ処理装置1の復旧が困難である場合には、エラー検出処理部6は、データ処理装置1の初期化を実行しても良い。
そして、エラー検出処理部6は、通信モードAにおいて伝送データに通信エラーが発生したことを通知する信号をデータ解析部51に出力する(S74)。以上の処理を終了すると、処理はS70に戻る。
一方、通信モードが「通信モードA」でない場合(S72にNO)には、すなわち、通信モードが「通信モードB」である場合には、通信エラーが許容される伝送データに通信エラーが発生したことを意味しており、エラー検出処理部6は、エラーフラグBをセット(S75)した後、S70の処理に戻る。
なお、上述のように、通信モードは「通信モードA」および「通信モードB」の2つに限定されるものではなく、データ処理装置1のシステムに応じて3種類以上の通信モードを設けてもよい。
ここで、エラーフラグBのセットは、通信エラーが発生したことを記録することを目的としており、その後の処理については以下のような具体例が挙げられるが、特にこれに限定されるものではない。例えば、通信エラーが発生した場合には、エラー検出処理部6は、伝送データ20に通信エラーが発生したことを通知する機能を用いて、伝送データ20をデータ処理装置1に送信するデータ送信装置100に対して、伝送路の出力能力を高めるなどの通信状態の改善を要求する処理を実行する。
以上を踏まえ、上述の通信エラーについて補足すると、連続する伝送データ30において、伝送データ10および伝送データ20のようなデータ処理装置1で処理されることを目的に伝送されるデータ以外のデータ、例えば同期情報、に通信エラーが発生することも考えられる。同期情報に通信エラーが発生した場合には、それが伝送データの先頭(すなわちデータヘッダ)であるか否かの区別をすることが困難となる。
そのため、本実施形態のような、同期情報により通信モードを選択するシステムではなく、データヘッダで処理データの扱いを決定するようなシステムの場合には、通信エラーを許容できる処理と通信エラーを許容できない処理とを履き違えて処理してしまい、最悪の場合にはシステム自体の復旧が困難な状況に陥ってしまう可能性もある。また、それ以外にも、必要以上に再送要求や再起動要求を実行することとなり、処理能力を低下させる原因にも繋がる可能性がある。
通信エラーについては、様々な状況や条件が絡むため、一概にこの場合に通信エラーになるとは言いがたいが、本実施形態ではいずれの場合においても、正常な通信が行えない状態のことを通信エラーとして定義しており、上述される以外の通信エラーを含んでいる。
以上のように、本実施の形態におけるデータ処理装置1では、連続する伝送データ30に含まれる同期情報の種類、例えば同期情報Aおよび同期情報Bに基づいて、通信モードAおよび通信モードBを設定する(切り替える)ことができるため、伝送データ10,20に対して各々の通信モードに応じた適切な処理を実行することが可能になる。
また、連続する伝送データ30において、有効な伝送データ10,20が伝送されていない場合には、同期情報は常に伝送路上を連続して伝送されている。このように連続して伝送される同期情報を通信モードの設定および切り替えに使用することにより、たまたま1つの同期情報に通信エラーが発生した場合でも、他の同期情報により安定的に確実に通信モードを切り替えることができる。また、同一の同期情報が所定の間隔内に所定の回数発生したことにより通信モードの設定を行う構成とすることにより、誤って何かのデータが同期情報に化けてしまった場合でも、即座に通信モードが切り替わることがないため、誤動作を防ぐことが可能となる。
また、伝送データ10,20の間に伝送される同期情報の数は、必要に応じて変更可能な構成であることが好ましい。これにより、同期情報を多く挿入した場合は、上記通信モードの設定および切り替えをより安定的に、かつ確実に行うことが可能となり、同期情報を少なく挿入した場合には、処理速度が上がり伝送効率を向上させることが可能となる。なお、データ構造のバランスおよび伝送効率を考慮すると、同期情報の数は3つ程度に設定しておくことが好ましい。
また本実施の形態では、伝送路の利用形態により大きく伝送効率が異なるが、一般的な表示システムの場合には、表示システムの制御に関するデータ(制御コマンド)を初期段階に伝送させ、その後に、伝送の大半を占めるデータである画像表示用データ、すなわち、データの破損が許容できるデータを伝送させることにより、伝送効率を大幅にUPすることができる。
なお、誤解がないよう、断りを入れておくと、上述した破損が許容できるデータとは、破損が継続して発生しても何ら不都合がないデータという意味合いではなく、多少の破損であれば、システム的に破綻することはなく、例えば本実施形態によれば、通信エラーが発生したことによる、伝送データの再送や再起動を行う必要はなく、状況に応じて伝送路の通信状態を改善するなどの対応をとることが可能となる。
最後に、上記実施の形態におけるデータ送信装置100およびデータ処理装置1の各ブロック、特に、伝送データ生成部102、同期情報検出部3、通信モード設定部4、データ処理部5は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、データ送信装置100およびデータ処理装置1は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアであるデータ処理装置制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読取り可能に記録した記録媒体を、上記データ送信装置100およびデータ処理装置1に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、データ送信装置100およびデータ処理装置1を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
(他の構成)
なお本発明のデータ処理装置1を、以下に示す構成としても実現できる。
(第1の構成)
連続して伝送される通信の同期情報間に、必要に応じて伝送されるデータヘッダと、それに続く処理データとを有している連続した伝送データを処理するデータ処理装置であって、上記伝送データを受信し、データ処理装置内部に適宜必要なデータを提供する受信部と、上記同期情報を検出する同期情報検出部と、上記データヘッダを検出し、それに続く処理データを検出したデータヘッダに応じて各データ処理部に振り分けるデータ解析部と、与えられた処理データを適宜処理する複数のデータ処理部と、上記データヘッダの検出を試みた際に、データヘッダおよび処理データに、通信時のノイズ等により通信エラーが発生したことを検出するエラー検出処理部とを備えることを特徴とするデータ処理装置。
(第2の構成)
上記同期情報には2種類のものが存在し、同期情報検出部が一方の同期情報Aを特定回数検出した場合、通信モードAに切り替わり、また一方の同期情報Bを特定回数検出した場合、通信モードBに切り替わることを特徴とする第1の構成に記載のデータ処理装置。
(第3の構成)
上記通信モードAが選択されているときに通信エラーが検出されると、通信エラーが検出された伝送データの再送等の救済的措置を実行し、通信モードBが選択されているときに通信エラーが検出されると、伝送データの再送等は行わず、引続き伝送データを受信し続けることを特徴とする第2の構成に記載のデータ処理装置。
(第4の構成)
上記伝送データが破損を許さない種類のデータである場合には、その直前に同期情報Aが、伝送データが破損を許容する種類のデータである場合には、その直前に同期情報Bが付加されることを特徴とする第2の構成に記載のデータ処理装置。
(他の構成)
さらに本発明データ処理装置1を、以下に示す構成としても実現できる。
すなわち、データ処理装置は、少なくとも2種類以上、例えば、通信モードAまたは通信モードBの何れかのデータ通信方式によって通信を行う通信部と、伝送路を介して複数の伝送データを受信する受信部と、伝送路を介して伝送される連続したシリアルデータの同期情報を検出すると同時に、同期情報Aおよび同期情報Bの検出が可能な同期情報検出部と、上記受信部および同期情報検出部より与えられるバイト同期がとれた伝送データから、データヘッダの検出を行い、データヘッダに続く処理データをデータ処理部Aまたはデータ処理部Bに振り分けるデータ解析部と、上記データ解析部に与えられた伝送データに通信エラーがあることを検出するエラー検出処理部とを備え、同期情報検出部において、同期情報Aが検出された場合には、通信モードAに移行し、同期情報Bが検出された場合には、通信モードBに移行するような構成を有している。
(その他の構成によって奏する作用効果)
以上の構成によれば、通信モードAが設定されている時に、エラー検出処理部において通信エラーが検出された場合には、伝送データの再送等の救済的措置をとり、通信モードBが設定されている時には、伝送データの再送等は行わず、伝送データの処理を継続することで、各通信モードに適した処理を行うことができる。このため、たとえば、液晶表示データや音声用データなどの連続性が重視されるデータと、制御コマンドのような、伝送の確実性が要求されるデータが伝送路を効率的に共有することができる。
また、通常はシリアルデータのバイト同期を検出するために必要な同期情報を複数種用意し、それらを区別することで通信モードを切り替えることにより、通信モードを選択するための情報を伝送データに付加する必要がなくなり、通信の実行レートを上げることができる。また、伝送データが存在しないタイミングでは、伝送路上には常に同期情報を伝送させることで、ノイズ等により同期情報が破損した場合にでも、連続する前後の同期情報により安全に通信モードを切り替えることが可能になる。また、連続する同期情報を検出した場合にのみ通信モードを切り替えるようにすることで、容易に通信モードが切り替わることを防ぐことが可能となる。
また、上記の構成によれば、データ処理装置に与えられる、連続する伝送データおよび同期情報において、同期情報は、シリアル信号として与えられる伝送データのバイト単位の区切り目を検出するとともに、同期情報の種類により、通信モードを切替えることができるようにすることで、伝送データに適した通信状態を容易に確立することができる。
例えば、画像表示用データや音声用データのように、後続する情報により上書きされ続けるようなデータは、連続性が重視されるため、通信エラーが発生した場合にでも、再送を行わず、伝送を継続する必要があり、制御コマンドのような伝送の確実性が求められるデータにおいては、通信エラーが発生した場合には、再送等の救済的措置をとる必要がある。
これらの通信モードを、連続して発生する同期情報に基づいて切り替えられるようすることにより、確実にスムーズに移行でき、かつ、同期情報が連続した場合にのみ通信モードを切り替えられるようにすることで、安全性を大幅に向上させることができる。
また、上述した従来技術のように伝送データを伝送する伝送路以外の通信モード制御用の信号線が必要なくなるため、携帯機器内配線などのように、配線スペースに限界があり、極力コストを抑えることが求められるシステムにおいて有効となる。
このように、受信部2が同期情報Aおよび同期情報Bを検出することにより、同期情報検出部3においては、それに対応した通信モードAおよび通信モードBに切り替えることができる。
また、受信部2において、伝送データ10を受信したときには、予め同期情報31により通信モードAに設定されているため、伝送データ10に通信エラーが発生していることをエラー検出処理部6が検出することで、伝送データ10の再送要求を行うことができる。一方、受信部2において、伝送データ20を受信したときには、予め同期情報32により通信モードBに設定されているため、伝送データ20に通信エラーが発生したことをエラー検出処理部6が検出した場合にでも、再送要求を行わないなどの個別の対応を確実に行うことができる。
また、通信モードの切り替え条件(特定間隔に特定回数同期情報を検出したときに切り替える)を適切に設定することで、安全な伝送路を確保しつつも、常に伝送されている同期情報に通信モードの切り替え機能を付加することで、伝送レートを低下されることなく、実現することができる。また、再送等の対応が必要/不必要なデータを効率的に分類できるため、不要な再送要求を行わずに済み、伝送効率を高めることができる。
本発明のデータ処理装置は、伝送データの種類に応じた処理を実行することができるデータ処理装置、例えば、PDAや携帯電話装置等の通信端末装置全般に適用可能である。
本発明の一実施の形態のデータ処理装置の概略構成を示すブロック図である。 データ処理装置が受信する連続する伝送データのデータ構造を示す図である。 受信部が実行する処理の流れを説明するフローチャートである。 同期情報検出部が実行する処理の流れを説明するフローチャートである。 通信モード設定部が実行する処理の流れを説明するフローチャートである。 データ解析部が実行する処理の流れを説明するフローチャートである。 第1データ処理部が実行する処理の流れを説明するフローチャートである。 第2データ処理部が実行する処理の流れを説明するフローチャートである。 エラー検出処理部が実行する処理の流れを説明するフローチャートである。 本発明の一実施の形態のデータ送信装置の概略構成を示すブロック図である。 処理データ記録部が実行する処理の流れを説明するフローチャートである。 伝送データ生成部が実行する処理の流れを説明するフローチャートである。 送信部が実行する処理の流れを説明するフローチャートである。
符号の説明
1 データ処理装置
3 同期情報検出部(同期情報検出手段)
4 通信モード設定部(通信モード設定手段)
5 データ処理部(データ処理手段)
6 エラー検出処理部(エラー検出処理手段)
10,20 伝送データ
30 連続する伝送データ
31,32,33 同期情報
100 データ送信装置
101 送信部(送信手段)
102 伝送データ生成部(伝送データ生成手段)
103 処理データ記録部

Claims (14)

  1. 連続して伝送される複数の通信の同期情報と、該同期情報に続くデータヘッダおよび該データヘッダに続く処理データを有する伝送データとを含む、データ送信装置から送信される連続した伝送データを処理するデータ処理装置であって、
    上記連続した伝送データに含まれる上記同期情報を検出する同期情報検出手段と、
    上記同期情報検出手段によって検出された上記同期情報に基づいて、該同期情報に続く上記伝送データの通信モードを設定する通信モード設定手段と、
    上記通信モード設定手段により設定された上記伝送データの通信モードに対応したデータ処理を、上記伝送データに含まれる上記処理データに施すデータ処理手段とを備えていることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 上記伝送データに、正常な通信を妨げる通信エラーが生じているか否かを検出するエラー検出処理手段をさらに備え、
    上記データ処理手段は、上記通信モード設定手段により設定された上記伝送データの通信モードと、上記エラー検出処理手段による検出結果とに対応したデータ処理を、上記伝送データに含まれる上記処理データに施すことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 上記同期情報は、上記伝送データの種類に応じた、第1の同期情報および第2の同期情報を含み、
    上記通信モードは、上記伝送データの種類に応じた、第1の通信モードおよび第2の通信モードを含み、
    上記通信モード設定手段は、上記第1の同期情報が上記同期情報検出手段により所定の回数検出されたときは、上記通信モードを上記第1の通信モードに設定する一方、上記第2の同期情報が上記同期情報検出手段により所定の回数検出されたときは、上記通信モードを上記第2の通信モードに設定することを特徴とする請求項2に記載のデータ処理装置。
  4. 上記エラー検出処理手段は、上記通信モードが上記通信モード設定手段により上記第1の通信モードに設定され、かつ該エラー検出処理手段により上記伝送データにおいて通信エラーが検出された場合には、上記連続した伝送データを送信するデータ送信装置に対して、上記伝送データの再送を要求する旨の通知を行うことを特徴とする請求項3に記載のデータ処理装置。
  5. 上記データ処理手段は、上記通信モードが上記通信モード設定手段により上記第1の通信モードに設定され、かつ該エラー検出処理手段により上記伝送データにおいて通信エラーが検出された場合には、上記伝送データを破棄することを特徴とする請求項3または4に記載のデータ処理装置。
  6. 上記データ処理手段は、上記通信モードが上記通信モード設定手段により上記第2の通信モードに設定されている場合には、上記伝送データに通信エラーが生じているか否かに関わらず、新たな伝送データを受信する処理を実行することを特徴とする請求項3に記載のデータ処理装置。
  7. 上記第1の同期情報は、上記伝送データが通信エラーを許容する種類のデータである場合に設定されるものである一方、
    上記第2の同期情報は、上記伝送データが通信エラーを許容しない種類のデータである場合に設定されるものであることを特徴とする請求項3〜6のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  8. 連続して伝送される複数の通信の同期情報と、該同期情報に続くデータヘッダおよび該データヘッダに続く処理データを有する伝送データとを含む、データ送信装置から送信される連続した伝送データを処理するデータ処理方法であって、
    上記連続した伝送データに含まれる上記同期情報を検出する同期情報検出ステップと、
    上記同期情報検出ステップによって検出された上記同期情報に基づいて、該同期情報に続く上記伝送データの通信モードを設定する通信モード設定ステップと、
    上記通信モード設定ステップにより設定された上記伝送データの通信モードに対応したデータ処理を、上記伝送データに含まれる上記処理データに施すデータ処理ステップとを含むことを特徴とするデータ処理方法。
  9. 連続して伝送される複数の通信の同期情報と、該同期情報に続くデータヘッダおよび該データヘッダに続く処理データを有する伝送データとを含む、連続した伝送データをデータ処理装置へ送信するデータ送信装置であって、
    上記連続した伝送データに含まれる上記処理データを格納する処理データ記録部と、
    上記処理データ記録部に格納されている上記処理データに、上記同期情報および上記データヘッダを付加して、上記連続した伝送データを生成する伝送データ生成手段と、
    上記伝送データ生成手段により生成された上記連続した伝送データを、上記データ処理装置へ送信する送信手段とを備えていることを特徴とするデータ送信装置。
  10. 連続して伝送される複数の通信の同期情報と、該同期情報に続くデータヘッダおよび該データヘッダに続く処理データを有する伝送データとを含む、連続した伝送データをデータ処理装置へ送信するデータ送信方法であって、
    上記連続した伝送データに含まれる上記処理データを格納する処理データ記録部と、
    上記処理データ記録部に格納されている上記処理データに、上記同期情報および上記データヘッダを付加して、上記連続した伝送データを生成する伝送データ生成ステップと、
    上記伝送データ生成ステップにより生成された上記連続した伝送データを、上記データ処理装置へ送信する送信ステップとを含むことを特徴とするデータ送信方法。
  11. データ処理装置と、
    連続して伝送される複数の通信の同期情報と、該同期情報に続くデータヘッダおよび該データヘッダに続く処理データを有する伝送データとを含む、連続した伝送データを上記データ処理装置へ送信するデータ送信装置とを含むデータ処理システムであって、
    上記データ送信装置は、
    上記連続した伝送データに含まれる上記処理データを格納する処理データ記録部と、
    上記処理データ記録部に格納されている上記処理データに、上記同期情報および上記データヘッダを付加して、上記連続した伝送データを生成する伝送データ生成手段と、
    上記伝送データ生成手段により生成された上記連続した伝送データを、上記データ処理装置へ送信する送信手段とを備え、
    上記データ処理装置は、
    上記連続した伝送データに含まれる上記同期情報を検出する同期情報検出手段と、
    上記同期情報検出手段によって検出された上記同期情報に基づいて、該同期情報に続く上記伝送データの通信モードを設定する通信モード設定手段と、
    上記通信モード設定手段により設定された上記伝送データの通信モードに対応したデータ処理を、上記伝送データに含まれる上記処理データに施すデータ処理手段とを備えていることを特徴とするデータ処理システム。
  12. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のデータ処理装置を動作させる制御プログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるための制御プログラム。
  13. 請求項9に記載のデータ送信装置を動作させる制御プログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるための制御プログラム。
  14. 請求項12または13に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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