JPWO2018020978A1 - 被覆線皮剥器 - Google Patents

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Abstract

簡易な機構で、剥ぎ取られた被覆層の皮剥器本体等への絡み付きを抑制可能な被覆線皮剥器を提供する。被覆線皮剥器は、皮剥器本体と、被覆線を被覆層と線材とに分離する刃体と、ガイド体とを具備する。皮剥器本体は、第1溝が形成された第1部材と、第2溝が形成された第2部材とを含む。第1部材は、第2部材に対し、第1方向とは異なる第2方向に沿って相対移動可能である。第1溝および第2溝は、協働して、被覆線の一部を収容する被覆線収容空間を形成するように構成されている。刃体およびガイド体は、第1部材に取り付けられている。また、ガイド体は、線材から分離された被覆層を案内可能なガイド孔を含む。

Description

本発明は、被覆線皮剥器に関する。被覆線は、例えば、空中に配線される絶縁電線類(換言すれば、架空配電線用絶縁電線類)である。絶縁電線類としては、例えば、ビニル絶縁電線、ポリエチレン絶縁電線、EPゴム絶縁電線(エチレンプロピレンゴム製絶縁電線)、高圧引下用架橋ポリエチレン絶縁電線(PDC:Plane transformer Drop wire Crosslinked polyethylene、以下、PD線と記載することがある。)等が例示される。
PD線等を用いた工事の際に、PD線等の被覆層を剥ぎ取る被覆線皮剥器が知られている。
例えば、特許文献1(特開平10−215512号公報)には、被覆剥取器が記載されている。特許文献1に記載の被覆剥取器は、被覆線を掴持する一対の掴線体を備える。一対の掴線体が閉位置にあるとき、当該一対の掴線体の内面には、螺条が形成される。また、掴線体の内面には、被覆線に喰い込むように構成された刃体が設けられる。一対の掴線体が閉位置にある状態で、当該一対の掴線体を被覆線のまわりに回転させると、被覆線の被覆材が、電線から連続的に剥離される。剥離された被覆材は、排出孔から掴線体の側方に向けて排出される。
特許文献2(特開2009−60753号公報)には、被覆線剥取装置が記載されている。特許文献2に記載の被覆線剥取装置は、被覆剥取具と、回転駆動具と、被覆剥取具を回転駆動具に取り付けるための被覆剥取具保持部とを備える。被覆線剥取装置は、電線保持部が形成された一対の保持部材と、電線保持部に保持された被覆電線に向けて突出し、絶縁被覆を剥ぎ取る皮剥ぎ刃とを有する。被覆線剥取装置の操作に際しては、回転駆動具の遠隔操作棒を、当該遠隔操作棒の長手軸まわりに回転させる。その結果、遠隔操作棒に対する回転力が、回転伝達部を介して被覆剥取具に伝達され、被覆剥取具が被覆電線のまわりを回転する。当該回転により、皮剥ぎ刃が被覆電線に対して相対回転し、被覆電線の絶縁被覆が皮剥ぎ刃によって剥ぎ取られる。
特許文献3(特開2006−251260号公報)には、光ケーブルの鋼帯剥取工具が記載されている。特許文献3に記載の鋼帯剥取工具は、心線部と心線部の外周に巻き付けられた鋼帯とを有する光ケーブルから、鋼帯を剥ぎ取る工具である。鋼帯剥取工具は、当接離間操作可能な一対の把持ブロックを備える。一対の把持ブロックの対向面には、被覆層が剥ぎ取られた光ファイバを保持する保持溝が形成されている。また、一対の把持ブロックの一方には、鋼帯の継ぎ目に先端が食い込む刃が形成されている。
特開平10−215512号公報 特開2009−60753号公報 特開2006−251260号公報
被覆線皮剥器の使用に際しては、剥ぎ取られた被覆層が、皮剥器本体あるいは皮剥器操作部に絡み付くおそれがある。
そこで、本発明の目的は、簡易な機構で、剥ぎ取られた被覆層の皮剥器本体等への絡み付きを抑制可能な被覆線皮剥器を提供することにある。
本発明は、以下に示す、被覆線皮剥器に関する。
(1)被覆線を保持可能な閉鎖状態と、前記被覆線を受け入れ可能かつ取り出し可能な開放状態との間で、状態変化可能な皮剥器本体と、
前記被覆線を被覆層と線材とに分離する刃体と、
ガイド体と
を具備し、
前記皮剥器本体は、
第1方向に平行な第1溝が形成された第1部材と、
前記第1方向に平行な第2溝が形成された第2部材と
を有し、
前記第1部材は、前記第2部材に対し、前記第1方向とは異なる第2方向に沿って相対移動可能であり、
前記皮剥器本体が前記閉鎖状態にあるとき、前記第1溝および前記第2溝は、協働して、前記被覆線の一部を収容する被覆線収容空間を形成するように構成され、
前記刃体および前記ガイド体は、前記第1部材に取り付けられており、
前記ガイド体は、前記線材から分離された前記被覆層を案内可能なガイド孔を有する
被覆線皮剥器。
(2)前記ガイド体は、前記第1方向および前記第2方向の両方に対して垂直な第3方向に沿って位置調整可能なように、前記第1部材に取り付けられている
上記(1)に記載の被覆線皮剥器。
(3)前記皮剥器本体を、前記第1方向および前記第2方向の両方に対して垂直な第3方向に沿って見たとき、前記刃体の刃先と、前記ガイド孔とは、互いにオーバーラップしていない
上記(1)または(2)に記載の被覆線皮剥器。
(4)前記皮剥器本体が前記閉鎖状態にあるとき、前記第1部材に形成された第1凹部と、前記第2部材に形成された第2凹部とは、協働して、被覆層排出孔を形成するように構成され、
前記皮剥器本体を、前記第1方向および前記第2方向の両方に対して垂直な第3方向に沿って見たとき、前記被覆層排出孔と、前記ガイド孔とは、互いにオーバーラップしていない
上記(1)乃至(3)のいずれか一つに記載の被覆線皮剥器。
(5)前記第1部材の側面のうち、前記被覆層が排出される側の側面を排出側側面と定義する時、前記ガイド体は、前記排出側側面から離間するように配置されている
上記(1)乃至(4)のいずれか一つに記載の被覆線皮剥器。
(6)前記ガイド体は、
ガイド体第1部分と、
ガイド体第2部分と
を備え、
前記ガイド体第1部分の主面と、前記ガイド体第2部分の主面とは、同一平面上になく、
前記ガイド体第1部分に形成されたガイド孔第1部分と、前記ガイド体第2部分に形成されたガイド孔第2部分とによって、前記ガイド孔が構成されている
上記(1)乃至(5)のいずれか一つに記載の被覆線皮剥器。
本発明により、簡易な機構で、剥ぎ取られた被覆層の皮剥器本体等への絡み付きを抑制可能な被覆線皮剥器を提供できる。
図1は、第1の実施形態における被覆線皮剥器の一例を示す概略正面図である。 図2は、第1の実施形態における被覆線皮剥器の一例を示す概略正面図である。 図3は、第1の実施形態における被覆線皮剥器の一例を示す概略側面図である。 図4は、第1の実施形態における被覆線皮剥器のガイド体の一例を示す概略側面図である。 図5は、第1の実施形態における被覆線皮剥器の一例を示す概略正面図である。 図6は、第2の実施形態における被覆線皮剥器の一例を示す概略正面図である。 図7は、第2の実施形態における被覆線皮剥器の一例を示す概略側面図である。 図8は、第2の実施形態における被覆線皮剥器の一例を示す概略平面図である。 図9は、第2の実施形態における被覆線皮剥器のガイド体の一例を示す概略2面図である。 図10は、図面代用写真で、皮剥作業後に、分離された被覆層が、ガイド体と皮剥器本体との間で保持されている状態の一例を示す写真である。 図11は、実施形態における被覆線皮剥器の使用形態の一例を示す概念図である。 図12は、実施形態における被覆線皮剥器の使用形態の他の一例を示す概念図である。
以下、図面を参照しつつ、実施形態における被覆線皮剥器について説明する。なお、本明細書において、同種の機能を有する部材には、同一または類似の符号が付されている。そして、同一または類似の符号の付された部材について、繰り返しとなる説明が省略される場合がある。
(第1の実施形態)
図1乃至図5を参照して、第1の実施形態における被覆線皮剥器4について説明する。図1、図2および図5は、第1の実施形態における被覆線皮剥器4の一例を示す概略正面図である。なお、図1および図5は、被覆線皮剥器4の皮剥器本体5が閉鎖状態にある様子を示し、図2は、皮剥器本体5が開放状態にある様子を示す。図3は、第1の実施形態における被覆線皮剥器4の一例を示す概略側面図である。図4は、第1の実施形態における被覆線皮剥器4のガイド体8の一例を示す概略側面図である。
図1および図2を参照する。被覆線皮剥器4は、皮剥器本体5と、刃体7と、ガイド体8とを備える。被覆線皮剥器4は、操作機構6を備えていてもよい。
(皮剥器本体)
皮剥器本体5は、第1部材51と、第2部材52とを備える。第1部材51は、第2部材52に対して、相対移動可能である。第1部材51には、第1溝55が形成されている。また、第2部材52には、第2溝56が形成されている。皮剥器本体5が閉鎖状態にある時、すなわち、第1部材51と第2部材52とが、互いに接触しているか、あるいは、互いに近接している時、皮剥器本体5は、被覆線1を保持可能である。より具体的には、皮剥器本体5が閉鎖状態にある時、被覆線1は、第1溝55と第2溝56とによって形成される空間内に保持される。換言すれば、皮剥器本体5が閉鎖状態にあるとき、第1溝55および第2溝56は、協働して、被覆線1の一部を収容する被覆線収容空間50を形成する(図1を参照)。図3に示されるように、被覆線収容空間50は、皮剥器本体5の一端から他端に向けて、皮剥器本体5を貫通するように設けられる。このため、第1の実施形態における被覆線皮剥器4は、被覆線の長手方向中央部分の被覆層を剥ぎ取ることが可能である。被覆層の剥ぎ取りにより露出した線材は、例えば、他の線材に接続される。
図3等に示されるように、本明細書において、第1溝55が延びる方向が、「第1方向」と定義される。また、第1部材51が、第2部材52から離れていく方向が、「第2方向」と定義される。第2方向は、第1方向に対して垂直である。さらに、第1方向および第2方向の両方に垂直な方向が、「第3方向」と定義される。
皮剥器本体5は、被覆線を保持可能な閉鎖状態(図1を参照)と、被覆線を受け入れ可能かつ取り出し可能な開放状態(図2を参照)との間で、状態変化可能である。より具体的には、第1部材51を、第2部材52に対して、第2方向に沿って相対移動させることにより、皮剥器本体5は、閉鎖状態と開放状態との間で、状態変化可能である。図2に示される開放状態において、被覆線1を第3方向に沿って移動させることにより、皮剥器本体5は、被覆線1を受け入れることができる。また、図2に示される開放状態において、被覆線1を、第3方向と反対の方向に移動させることにより、皮剥器本体5から、被覆線1を取り出すことができる。
図1および図2に記載の例では、皮剥器本体5に設けられた操作機構6の操作部61を、直接的に操作することにより、あるいは、皮剥器本体5とは別体の遠隔操作棒を介して間接的に操作することにより、第1部材51は、第2部材52に対して相対移動する。
皮剥器本体5が操作機構6を備える場合、操作機構6は、例えば、第1部材51の雌ねじ部510に螺合するねじ部610と、第2部材52の雌ねじ部520に螺合する逆ねじ部620とを備えていてもよい。この場合、操作部61を、第2方向に沿う方向を中心軸として、第1回転方向に回転させることにより、第1部材51を、第2部材52に対して、相対的に近づく方向に移動させることが可能である。また、操作部61を、第1回転方向と反対方向に回転させることにより、第1部材51を、第2部材52に対して、相対的に離れる方向に移動させることが可能である。なお、第1部材51を第2部材52に対して相対移動させる機構は、図1および図2に記載の機構に限定されない。例えば、上述の特許文献3の段落0017および段落0018に開示されている機構が採用されてもよい。
図1および図2に記載の例では、皮剥器本体5には、第1部材51および第2部材52を貫通して延びるガイド棒63が設けられている。当該ガイド棒63は、第1部材51が第2部材52に対して相対回転することを防止するように機能する。なお、ガイド棒63の構成は省略されてもよいし、他の相対回転防止機構によって置換されてもよい。
(刃体)
刃体7は、ねじ等の任意の取り付け機構(例えば、図3に示されるねじ11を参照)によって、皮剥器本体5の第1部材51に取り付けられている。刃体7は、被覆線1を、被覆層2と線材3とに分離する刃先71を有する。図1に示されるように、刃体7の刃先71は、被覆線収容空間50内に突出している。刃先71は、線材3の周方向(接線方向)に沿うように、被覆層2に喰い込む。その結果、被覆層2は、線材3から分離される。図1に記載の例では、皮剥器本体5を、被覆線収容空間50に収容された被覆線1のまわりに回転させる(R1方向に回転させる)ことにより、刃先71が被覆層2に喰い込む。
図1に記載の例では、線材3から分離された被覆層2は矢印Fによって示される経路に沿って移動する。第1の実施形態において、線材3から分離した被覆層2が、矢印Fによって示される経路に沿って排出されるように案内するのが、ガイド体8である。
(ガイド体8)
ガイド体8は、ねじ12等の任意の取り付け機構によって、皮剥器本体5の第1部材51に取り付けられている。ガイド体8は、線材3から分離された被覆層2を案内可能なガイド孔80を有する。第1の実施形態において、ガイド孔80の形状は任意である。図4(ガイド体8の側面図)には、ガイド孔80の一例が示されている。
ガイド体8は、皮剥器本体5から排出された被覆層2を、ガイド体8の外側に向かって案内する。第1の実施形態では、被覆線皮剥器4がガイド体8を備えることにより、皮剥器本体5から排出された被覆層2が不規則な方向に移動することが抑制される(予期せぬ方向に移動することが抑制される)。その結果、被覆層2が皮剥器本体5等に絡み付くことが抑制される。また、第1の実施形態では、線材3から分離された被覆層2が、被覆線1から完全に切り離された場合であっても、当該被覆層2の一部が、ガイド体8と皮剥器本体5との間に位置することにより、換言すれば、被覆層2の一部が、ガイド体8と皮剥器本体5との間で挟まれていることにより、被覆層2の落下が抑制されるという効果も奏する。
続いて、図5を参照して、被覆層2の落下を、より効果的に抑制するためのガイド体8の配置について説明する。
(ガイド体の配置に関する第1の条件)
ガイド体の配置に関する第1の条件は、皮剥器本体5を第3方向に沿って見たとき、刃体7の刃先71と、ガイド孔80とが、互いにオーバーラップしていないとの条件である。刃先71とガイド孔80とが、第3方向において、互いにオーバーラップしている場合には、刃先71によって分離された被覆層2が、ガイド孔80の第1方向端部に接触せずに排出される場合がある。このため、被覆層2が被覆線1から完全に切り離された場合には、被覆層2は、ガイド体8および皮剥器本体5によって保持されず、落下する場合がある。他方、第1の条件を満たす場合には、刃先71によって分離された被覆層2の一部は、ガイド孔80の第1方向端部に接触して摩擦力を発生しやすくなる。その結果、被覆層2が被覆線1から完全に切り離された場合であっても、被覆層2の一部は、ガイド体8と皮剥器本体5との間で保持される。こうして、被覆層2が落下するリスクが低減される。
(ガイド体の配置に関する第2の条件)
図3および図5を参照して、皮剥器本体が閉鎖状態にあるとき、第1部材51に形成された第1凹部571と、前記第2部材に形成された第2凹部572とが、協働して、前記被覆層排出孔57を形成するように構成されている場合を想定する。この場合において、ガイド体の配置に関する第2の条件は、皮剥器本体5を、第3方向に沿って見たとき、被覆層排出孔57と、ガイド孔80とが、互いにオーバーラップしていないとの条件である。第2の条件を満たす場合においても、刃先71によって分離された被覆層2の一部は、ガイド孔80の第1方向端部に接触して摩擦力を発生しやすくなる。その結果、被覆層2が被覆線1から完全に切り離された場合であっても、被覆層2の一部は、ガイド体8と皮剥器本体5との間に保持される。こうして、被覆層2が落下するリスクが低減される。
被覆層2の落下を、より効果的に抑制するためには、上述の第1の条件および第2の条件のうちのいずれか1つが満たされていればよい。なお、被覆層2の落下を、より効果的に抑制するために、上述の第1の条件および第2の条件の両者が満たされていてもよい。
図5に記載の例では、第1部材51の第1側壁面515と、ガイド体8(ガイド体の内壁面81)とが互いに離間しており、その結果、第1側壁面515とガイド体8(ガイド体の内壁面81)との間には、被覆層2の一部が位置可能な空間9が形成されている。第1側壁面515とガイド体8との間に空間9が形成されている場合には、皮剥器本体5から排出された被覆層2が、ガイド孔80に向けて、より円滑に案内される。なお、ガイド孔80の内壁面801と、上述の被覆層排出孔57の内壁面57aとの間に、隙間が存在する場合には、理論的には、空間9がなくても、皮剥器本体5から排出された被覆層2をガイド孔80に向けて案内することが可能である。しかし、皮剥器本体5から排出された被覆層2をより円滑に案内するとの観点からは、第1側壁面515とガイド体8との間に空間9が形成されていることが好ましい。
なお、上述の第1側壁面515は、第1部材51の側面のうち、被覆層2が排出される側の側面、すなわち、排出側側面である。
第1の実施形態における被覆線皮剥器は、皮剥器本体の第1部材に取り付けられたガイド体を備え、当該ガイド体は、線材から分離された被覆層を案内可能なガイド孔を有する。その結果、第1の実施形態における被覆線皮剥器は、剥ぎ取られた被覆層の皮剥器本体等への絡み付きを抑制可能という効果と、剥ぎ取られた被覆層の落下を抑制可能という効果の2つの効果を相乗的に奏する。
(第2の実施形態)
図6乃至図9を参照して、第2の実施形態における被覆線皮剥器4について説明する。図6は、第2の実施形態における被覆線皮剥器4の一例を示す概略正面図である。なお、図6は、被覆線皮剥器4の皮剥器本体5が開放状態にある様子を示している。図7は、第2の実施形態における被覆線皮剥器4の一例を示す概略側面図である。なお、図7は、皮剥器本体5が閉鎖状態にある様子を示している。図8は、第2の実施形態における被覆線皮剥器4の一例を示す概略平面図である。また、図9は、第2の実施形態における被覆線皮剥器4のガイド体8の一例を示す概略2面図である。図9の上側には、ガイド体8の概略平面図が示され、図9の下側には、ガイド体8の概略側面図が示されている。
第2の実施形態における被覆線皮剥器4は、皮剥器本体5が閉鎖状態にあるとき、皮剥器本体5が複数の被覆線収容空間を備える点(図6を参照)、ガイド体8が、第3方向に沿って位置調整可能である点(図8を参照)、ガイド孔80が、ガイド体8のガイド体第1部分84と、ガイド体第2部分85とに跨って形成されている点(図9を参照)において、第1の実施形態における被覆線皮剥器と異なっている。なお、ガイド体第1部分84の主面(面積の最も大きな面)と、ガイド体第2部分85の主面(面積の最も大きな面)とは、同一平面上にない。換言すれば、ガイド体第1部分84の主面とガイド体第2部分85の主面との間のなす角度は、0度よりも大きく、180度よりも小さい。ガイド体第1部分84の主面(面積の最も大きな面)と、ガイド体第2部分85の主面(面積の大きな面)との間のなす角度は、例えば、45度以上135度以下であり、より好ましくは、80度以上100度以下である。第2の実施形態における被覆線皮剥器は、その他の点では、第1の実施形態における被覆線皮剥器と同様である。
図6を参照する。第1部材51は、第1溝55に加え、第3溝55aを備える。また、第2部材52は、第2溝56に加え、第4溝56aを備える。第3溝55aは、第1溝55と平行であり、第4溝56aは、第2溝56と平行である。皮剥器本体5が閉鎖状態にある時、被覆線1は、第1溝55と第2溝56とによって形成される空間内に保持される。換言すれば、皮剥器本体5が閉鎖状態にあるとき、第1溝55および第2溝56は、協働して、被覆線1の一部を収容する被覆線収容空間を形成する。他方、皮剥対象の被覆線が相対的に大径の被覆線であるとき、すなわち、皮剥対象の被覆線1aが被覆線1よりも大径である時、第3溝55aおよび第4溝56aが利用される。皮剥器本体が閉鎖状態にある時、大径の被覆線1aは、第3溝55aと第4溝56aとによって形成される空間内に保持される。換言すれば、皮剥器本体5が閉鎖状態にあるとき、第3溝55aおよび第4溝56aは、協働して、被覆線1aの一部を収容する第2の被覆線収容空間を形成する。
さらに、第2の実施形態における被覆線皮剥器4は、第2の刃体7aと、第2ガイド体8aとを備える。第2の刃体7aは、第1部材51に取り付けられており、被覆線1aを被覆層2aと線材3aとに分離する。第2ガイド体8aは、第1部材51に取り付けられている。第2ガイド体8aは、線材3aから分離された被覆層2aを案内可能な第2ガイド孔80aを有する。ガイド体8のガイド孔80は、第1溝55が配置されている側の第1側壁面515に対向するように設けられている。これに対し、第2ガイド体8aの第2ガイド孔80aは、第3溝55aが配置されている側の第2側壁面516に対向するように設けられている。
図6に記載の例では、被覆線収容空間の数は2個であるが、皮剥器本体5が備える被覆線収容空間の数は、3個以上であってもよい。
図8を参照する。ガイド体8は、第3方向に沿って位置調整可能なように、第1部材51に取り付けられている。ガイド体8は、第1部材51の頂面59に平行な方向に移動可能である。より具体的には、ガイド体8は、長孔83を備え、当該長孔83にねじ12等の任意の取り付け部材が挿入されている。例えば、ねじ12を第1部材51から緩めてから、ガイド体8を、第3方向に沿ってスライド移動させ、その後、ねじ12を第1部材51に締め付けることにより、ガイド体8が、第1部材51に対して位置調整される。なお、ガイド体8の位置調整機構は、図8に記載の機構に限定されない。ガイド体8の位置調整機構としては、任意の機構を採用可能である。例えば、第1部材51にラック歯を設け、ガイド体8に、当該ラック歯に係合可能な爪を設けてもよい。この場合、ガイド体8は、第1部材51に対して多段階式で位置調整可能に配置されることとなる。
第1部材51の第1側壁面515と、ガイド体8(ガイド体の内壁面81)との間の間隔L1は、分離された被覆層2が円滑に案内され、かつ、分離された被覆層2の一部が、ガイド体8と第1側壁面515との間で保持されるように設定されることが好ましい。被覆層2の厚さ、あるいは、被覆層2の材質に応じて、間隔Lの最適値は変化する。
第2の実施形態では、ガイド体8が、第3方向に沿って位置調整可能なように、第1部材51に取り付けられている。このため、第1部材51の第1側壁面515と、ガイド体8(ガイド体の内壁面81)との間の間隔L1を、被覆層2の特性に応じて、最適に設定することが可能となる。
なお、第2の実施形態において、第2ガイド体8aも、第3方向に沿って位置調整可能なように、第1部材51に取り付けられることが好ましい。より具体的には、第2ガイド体8aは、長孔83aを備え、当該長孔83aにねじ12a等の任意の取り付け部材が挿入されるようにしてもよい。第1部材51の第2側壁面516と、第2ガイド体8a(第2のガイド体の内壁面)との間の間隔は、分離された被覆層2aが円滑に案内され、かつ、分離された被覆層2aの一部が、第2ガイド体8aと第2側壁面516との間で保持されるように設定されることが好ましい。
なお、ガイド体8を、第3方向に沿って位置調整可能なように、第1部材51に取り付ける構成は、第1の実施形態においても採用可能な構成である。
続いて、図9を参照して、第2の実施形態におけるガイド体8の具体的な構成の一例について説明する。図9の上側には、ガイド体8の概略平面図が示され、図9の下側には、ガイド体8の概略側面図が示されている。図9に記載の例では、ガイド体8は、第1部材51の頂面59(第1溝55が形成されている面とは反対側の面)に平行なガイド体第1部分84と、第1部材51の側面(第1側壁面515)に平行なガイド体第2部分85とを備える。すなわち、ガイド体8を第1方向に沿って見た場合、ガイド体8は、L字形状を有する(図6を参照)。なお、図9に記載の例では、ガイド体第1部分84は、第1部材51の頂面59に平行であり、ガイド体第2部分85は、第1部材51の側面に平行である。代替的に、ガイド体第1部分84は、第1部材51の頂面59に対して、非平行であってもよい。また、ガイド体第2部分85は、第1部材51の側面に対して、非平行であってもよい。
ガイド体第1部分84は、ねじ12等の任意の取り付け部材によって、第1部材51に取り付けられる。図9に記載の例では、ガイド体第1部分84には、ねじ12等の取り付け部材を受け入れる孔(例えば、長孔83)が設けられている。ガイド体8を第1部材51に取り付けることにより、ガイド体第1部分84は、第1部材51の頂面59に密着する。
図9の上側の図(平面図)から把握されるように、ガイド体第1部分84には、ガイド孔第1部分810が形成されている。また、図9の下側の図(側面図)から把握されるように、ガイド体第2部分85には、ガイド孔第2部分820が形成されている。ガイド孔第1部分810とガイド孔第2部分820とは、互いに連通している。換言すれば、ガイド孔第1部分810と、ガイド孔第2部分820とによって、1つのガイド孔80が構成されている。
図9に記載の例では、ガイド体第1部分84に形成されたガイド孔第1部分810と、ガイド体第2部分85に形成されたガイド孔第2部分820とによって、ガイド孔80が構成されている。このため、皮剥器本体5から排出される被覆層2を、斜め上方に向かって、換言すれば、第1部材51の第1側壁面515および第1部材51の頂面59の両者から離れる方向に向かって、円滑に案内することが可能となる。その結果、線材3から分離された被覆層2が、皮剥器本体等に絡み付くことが、より一層効果的に抑制される。
なお、必要に応じて、長孔83の形状を変える、或いは、長孔83の第1方向の幅とねじ12の頭部及びねじ部の直径を調整することで、ガイド体8を、第1方向に沿ってスライド移動できるようにしてもよい。ガイド体8を、第1方向に沿ってスライド移動できるようにすることで、刃先71によって分離された被覆層2の一部とガイド孔80の第1方向端部の接触を調整できる。図9に示されたガイド体8の構成は、第1の実施形態においても採用可能な構成である。
第2の実施形態における被覆線皮剥器は、互いに異なる直径を有する複数の被覆線収容空間を備える。このため、異なる直径の被覆線に対して、同一の被覆線皮剥器を使用することが可能となる。また、第2の実施形態における被覆線皮剥器は、ガイド体が、位置調整可能なように第1部材に取り付けられている。このため、剥ぎ取られる被覆層の特性に応じて、ガイド体と皮剥器本体との間の間隔を、最適に設定することが可能である。こうして、線材から完全に切り離された剥離層の落下が、より一層効果的に防止される。また、第2の実施形態における被覆線皮剥器では、ガイド孔が、ガイド体第1部分と、ガイド体第2部分とに跨って形成されている。このため、皮剥器本体5から排出される被覆層2を、斜め上方に向かって、好適に案内することが可能である。こうして、被覆層が、皮剥器本体等に絡み付くことが、より一層効果的に抑制される。
(被覆線を螺旋状に剥ぎ取る場合)
線材から被覆層を螺旋状に剥ぎ取る場合には、第1溝55および第2溝56によって構成される円筒状の表面に、螺条(螺線状の突起)が設けられていてもよい。螺条の具体例は、上述の特許文献1の図3に示されている。他方、線材から被覆層を円周方向に沿って剥ぎ取る場合には、第1溝55および第2溝56によって構成される円筒状の表面に、螺条等を設ける必要はない。
図10は、図面代用写真である。図10は、皮剥作業後に、分離された被覆層が、ガイド体と皮剥器本体との間で保持されている状態の一例を示す写真である。
(被覆線皮剥器の使用形態の第1例)
図11は、実施形態における被覆線皮剥器の使用形態の一例を示す概念図である。図11に記載の例では、被覆線皮剥器4に、作業者が把持可能な把持部100が取り付けられている。図11に記載の例では、作業者は、第1把持部101を片手で持ち、第2把持部102を他の片手で持つ。そして、被覆線皮剥器4を、把持部100とともに、被覆線1のまわりに回転させることにより(図11における、矢印R2を参照)、被覆線の皮剥が実行される。
(被覆線皮剥器の使用形態の第2例)
図12は、実施形態における被覆線皮剥器の使用形態の他の一例を示す概念図である。図12に記載の例では、被覆線皮剥器4は、動力伝達機構120を介して、回転操作棒110に取り付けられている。回転操作棒110をR3方向に回転させることにより、被覆線皮剥器4がR4方向に回転する。なお、動力伝達機構120としては、傘歯車等の任意の動力伝達機構を採用可能である。図12に記載の例では、作業者の位置から離れた位置に存在する被覆線の皮剥作業を実行可能である。なお、図12に記載の例では、手動により、回転操作棒110を回転操作している。代替的に、電動モータ等を用いて、自動的に、被覆線皮剥器4を被覆線1のまわりに回転させるようにしてもよい。
本発明の被覆線皮剥器を用いると、被覆線から分離した被覆層が、皮剥器本体等に絡み付くことが効果的に抑制される。したがって、皮剥作業の効率が低下しない。また、本発明の被覆線皮剥器を用いると、被覆線から分離した被覆層の落下が効果的に抑制される。その結果、落下した被覆層を集める作業が不要となる。したがって、被覆線を取り扱う業者、例えば、電線の接続工事業者にとって有用である。
1…被覆線、1a…被覆線、2…被覆層、2a…被覆層、1…線材、3a…線材、4…被覆線皮剥器、5…皮剥器本体、6…操作機構、7…刃体、7a…第2の刃体、8…ガイド体、8a…第2ガイド体、9…空間、11…ねじ、12…ねじ、12a…ねじ、50…被覆線収容空間、51…第1部材、52…第2部材、55…第1溝、55a…第3溝、56…第2溝、56a…第4溝、57…被覆層排出孔、57a…内壁面、59…頂面、61…操作部、63…ガイド棒、71…刃先、80…ガイド孔、80a…第2ガイド孔、81…内壁面、83…長孔、83a…長孔、84…ガイド体第1部分、85…ガイド体第2部分、100…把持部、101…第1把持部、102…第2把持部、110…回転操作棒、120…動力伝達機構、510…雌ねじ部、515…第1側壁面、516…第2側壁面、520…雌ねじ部、571…第1凹部、572…第2凹部、610…ねじ部、620…逆ねじ部、801…内壁面、810…ガイド孔第1部分、820…ガイド孔第2部分

Claims (6)

  1. 被覆線を保持可能な閉鎖状態と、前記被覆線を受け入れ可能かつ取り出し可能な開放状態との間で、状態変化可能な皮剥器本体と、
    前記被覆線を被覆層と線材とに分離する刃体と、
    ガイド体と
    を具備し、
    前記皮剥器本体は、
    第1方向に平行な第1溝が形成された第1部材と、
    前記第1方向に平行な第2溝が形成された第2部材と
    を有し、
    前記第1部材は、前記第2部材に対し、前記第1方向とは異なる第2方向に沿って相対移動可能であり、
    前記皮剥器本体が前記閉鎖状態にあるとき、前記第1溝および前記第2溝は、協働して、前記被覆線の一部を収容する被覆線収容空間を形成するように構成され、
    前記刃体および前記ガイド体は、前記第1部材に取り付けられており、
    前記ガイド体は、前記線材から分離された前記被覆層を案内可能なガイド孔を有する
    被覆線皮剥器。
  2. 前記ガイド体は、前記第1方向および前記第2方向の両方に対して垂直な第3方向に沿って位置調整可能なように、前記第1部材に取り付けられている
    請求項1に記載の被覆線皮剥器。
  3. 前記皮剥器本体を、前記第1方向および前記第2方向の両方に対して垂直な第3方向に沿って見たとき、前記刃体の刃先と、前記ガイド孔とは、互いにオーバーラップしていない
    請求項1または2に記載の被覆線皮剥器。
  4. 前記皮剥器本体が前記閉鎖状態にあるとき、前記第1部材に形成された第1凹部と、前記第2部材に形成された第2凹部とは、協働して、被覆層排出孔を形成するように構成され、
    前記皮剥器本体を、前記第1方向および前記第2方向の両方に対して垂直な第3方向に沿って見たとき、前記被覆層排出孔と、前記ガイド孔とは、互いにオーバーラップしていない
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の被覆線皮剥器。
  5. 前記第1部材の側面のうち、前記被覆層が排出される側の側面を排出側側面と定義する時、前記ガイド体は、前記排出側側面から離間するように配置されている
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の被覆線皮剥器。
  6. 前記ガイド体は、
    ガイド体第1部分と、
    ガイド体第2部分と
    を備え、
    前記ガイド体第1部分の主面と、前記ガイド体第2部分の主面とは、同一平面上になく、
    前記ガイド体第1部分に形成されたガイド孔第1部分と、前記ガイド体第2部分に形成されたガイド孔第2部分とによって、前記ガイド孔が構成されている
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載の被覆線皮剥器。
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