JPWO2017169718A1 - 衣類 - Google Patents

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Abstract

本発明は、脱衣時に着用者の手に付着した汚れを、衣類内部と身体への進入を抑制しつつ、素早く脱衣することができる衣類を提供する。【解決手段】
本発明の衣類は、前身頃に着脱のための開閉部(5)を有する衣類において、前記の開閉部(5)の外側の左右の任意の位置にタブ(8a、8b、9a、9b)を設置してなる衣類であり、前記の開閉部(5)の上端に前記のタブの上端部を前記の開閉部(5)に合わせて取り付けし、前記の開閉部(5)にファスナーを取り付けるまでの距離(11a)を前記の開閉部(5)の上端(11)から少なくとも1cm以上開けている衣類である。

Description

本発明は、前面に開閉部を有する衣類に関するものである。
従来、この種の前面に開閉部を有する衣類の中には、開閉部にファスナーを設けファスナーのスライダーをつかみ、スライダーを下方に移動させることにより、開閉部を開口し脱衣する衣類が知られている。
一方、従来技術として、フード部の前面にあるフード開口部の下側縁部から、前面側の腰部まで形成された開閉自在な前面開閉部が設けられている防護服(特許文献1参照。)や、首元部から腰部にかけて傾斜を設け、右半分を右方向に引きスライダー部を下方に移動させる衣類(特許文献2参照。)や、首部を覆う部分から腰部を覆う部分まで斜め方向にファスナーが設けられ、内部に取り付けられた取っ手を持って着脱する無塵衣(特許文献3参照。)が提案されている。
特許第5560066号公報 特許第5409249号公報 特許第3912060号公報
しかしながら、特許文献1のような防護服は、脱衣時にファスナーのスライダーをつかみ下方に移動させるときに、スライダー部分がつかめず脱衣に時間がかかり緊急時にすぐに脱衣できないという課題がある。
また、特許文献2のようなスライダーにロック機構を有する場合、汚れた手でスライダーに触れるため、身体への汚れ付着の可能性が高くなるという課題がある。
また、特許文献3のように内部に取り付けられた取っ手によって開口し着脱する場合には、開口部の内側に触れる必要があるため、手に付着した汚れが衣服内に入る可能性が高くなるという課題がある。
そこで本発明の目的は、上記従来技術の課題を解消せんとするものであり、脱衣時に着用者の手に付着した汚れの衣類内部と身体への進入を抑制しつつ、素早く脱衣することができる衣類を提供することにある。
本発明は上記課題を解決するため、次の構成を採用する。
本発明の衣類は、前身頃に着脱のための開閉部を有する衣類であって、前記の開閉部の外側左右の任意の位置にタブを設置したことを特徴とする衣類である。
本発明の衣類の好ましい態様によれば、前記の開閉部の上端に前記のタブの上端部を開閉部に合わせて取り付けし、前記の開閉部にファスナーを取り付けるまでの距離が、前記の開閉部の上端から少なくとも1cm以上開けられていることである。
本発明の衣類の好ましい態様によれば、前記のファスナーが線ファスナーであり、ロック機構無しのスライダーが取り付けられたファスナーである。
本発明の衣類の好ましい態様によれば、前記のタブは、前記の開閉部の上端左右と前身頃の開閉部の左右の任意の位置に2カ所以上取り付けられていることである。
本発明の衣類の好ましい態様によれば、前記のタブは、開閉部を挟んで左右に設置されており、左右のタブの大きさは非対称であり、小さい方のタブが大きい方のタブの内側に配置されることである。
本発明によれば、脱衣時に着用者の手に付着した汚れがファスナー開口部から衣類内側と身体への付着を抑制しつつ、素早く脱衣することができる衣類が得られる。
図1は、本発明の衣類の一態様を示す正面図である。 図2は、本発明の衣類の開閉部を示す斜視図である。 図3は、本発明の衣類の開閉部上端を示す斜視図である 図4は、本発明の衣類の別の一態様を示す正面図である。
本発明の衣類は、前身頃に着脱のための開閉部を有する衣類であって、前記の開閉部の外側左右の任意の位置にタブが設置されてなる衣類である。
本発明の衣類は、着脱のための開閉部を有し、その開閉部は前身頃の中心をとおり、腰部分の任意の位置まで達していることが好ましい態様である。
本発明でいう衣類とは、上衣と下衣とが一体に形成されたツナギ型の衣類や、ジャンパーや合羽など、衣類の前面に開閉部を有する衣類のことを指す。衣類としては、具体的には、防汚用の防護服や化学防護用の防護服などが挙げられる。
衣類に使用される布帛は、織物、編物および不織布などいずれでも良く、また、これらを構成する繊維素材としては、ポリエステルやポリエチレンなどの合成繊維が好ましく用いられる。
また、本発明において、開閉部の上端とは、開閉部の上端に取り付けられた第1タブの上端部を示す。
次に、本発明の衣類の実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
図1は、本発明の衣類の一態様を示した正面図である。図2は、本発明の開閉部を示した斜視図である。図3は、本発明の開閉部の上端を示した斜視図である。図4は、本発明の衣類の別の一態様を示した正面図である。
本発明の衣類の一態様は、図1で示されるように、上衣1と下衣2が一体に形成された型の衣類である。上衣1は、フード部3を有し、図2に示されるように、開閉部5の左右には第1タブ(大)8aと第1タブ(小)8b、および第2タブ(大)9aと第2タブ(小)9bが縫着されている。また、図1において、フード部3の前面には、視界を確保するための略円状の開口部30が形成されている。下衣2は、左右の足部21aと足部21bから成る。
本発明の衣類の着脱のための開閉部5は、前身頃の中心上端の位置から、腰付近まで達していることが好ましい態様である。前身頃4の開閉部5には、左右に脱衣し易くするための第1タブ(大)8aと第1タブ(小)8b、および第2タブ(大)9aと第2タブ(小)9bを有し、第1タブ(大)8aと第1タブ(小)8bは、開閉部上端11に合わせて左右に縫着されており、また、第2タブ(大)9aと第2タブ(小)9bは、第1タブ(大)8aと第1タブ(小)8bより下部の開閉部5に縫着されることが好ましい態様である。開閉部5の左右にタブを設置し、第1タブ、第2タブの順でタブを左右に引っ張ることにより、ファスナーのスライダー7をつかむことなく開閉部5を開口させることができ、汚れた手でスライダーに触れることがないため、身体への汚れの進入を抑制しつつ、素早く脱衣することができる。
本発明の衣類は、前身頃に着脱のための開閉部を有する衣類において、前記の開閉部5の外側の左右の任意の位置にタブを設置することが好ましい態様である。
本発明において、ファスナーは、開閉部上端11からファスナー付けまでの距離11aを、少なくとも1cm以上とすることが好ましい態様である。このとき、図3に示されるように、開閉部上端11とスライダー上端7aを結んだ線の角度aが、スライダー上端7aの位置において45°未満となり、スライダー7を下方へ動かす力dの方が左右へ開く力cより大きいため、ファスナー6が開き易くなる。ファスナー付けまでの距離11aは、さらに好ましくは、1cm以上3cm以下の位置に取り付けることが好ましい。
ファスナー付けまでの距離11aが1cm未満の場合、角度aが45°以上となり、タブを左右へ開く力cの方がスライダーを下方へ動かす力dより大きくなるため、タブを開く力cが同じの場合には、スライダー7を下方へ動かす力dが小さくなり、ファスナーが開き難くなる。また、ファスナー6の位置を3cmを超えて配置した場合は、開閉部上端11が開いてしまうため汚れが開閉部5から進入し、身体に汚れが付着する可能性がある。
本発明のファスナー6は、線ファスナーが好ましく、さらに、線ファスナーのスライダー7は、ロック機構無しのスライダーであることが好ましい。ロック機構有りのスライダーの場合、スライダー7を手でつかみ上方に持ち上げ下方に移動させる必要があり、手に付着した汚れが身体に付着する可能性が高くなる。
本発明の第2タブ(大)9aと第2タブ(小)9bの取り付け位置は、第1タブ(大)8aと第タブ(小)8bから、20cm以上40cm以下の位置が好ましい。さらに好ましくは、25cm以上35cm以下の位置が好ましい態様である。第2タブ9a、9bの位置が20cm未満の場合、第2タブから腰部までの距離が長いため、第2タブを左右に広げても、開閉部5を完全に開口ことができない。また、第2タブ(大)9aと第2タブ(小)9bの位置が40cmを超えて下に配置された場合、第1タブを肩幅まで開けたときに、ファスナーは鳩尾付近まで開口できるが、第2タブが鳩尾より下に配置されるため、第2タブ(大)9aと第2タブ(小)9bを左右に広げても、開閉部5を開口することができない。
本発明においてタブは、第1タブ(大)8aと第1タブ(小)8b、および第2タブ(大)9aと第2タブ(小)9bの大きさは、左右非対称であることが好ましい。さらに好ましくは、小さい方のタブ、例えば、第1タブ(小)8bと第2タブ(小)9bは、大きい方のタブ、例えば、第1タブ(大)8aと第2タブ(大)9aの内側に配置されることが好ましい。
一般的にタブを設置するときは、タブのバタツキを抑えるために、タブの内側に両面テープや面ファスナーを設置することが多い。このときに、左右のタブの大きさが同じ場合や下に配置されるタブが大きい場合、上に配置されるタブの内側に両面テープや面ファスナーなどを付設したときに、上下のタブ同士が接着されてしまう。
開閉部5を閉じたときに開閉部5を覆い、開いたときに開閉部5を露出させるカバー部材10が設けられていることが好ましい。カバー部材10は、身頃と同一生地で形成されており、そのカバー部材10は、両面テープや面ファスナーなどによって閉じた状態を維持することができる。
本発明の衣類の製造は、次のように行われる。衣類を構成する生地は、上衣1、フード部3、足部21a、21b、第1タブ(大)8a、第1タブ(小)8b、第2タブ(大)9a、および第2タブ(小)9b等の各パーツに裁断される。
各パーツの接合方法としては、ミシン糸による縫合、超音波や高周波ミシンによる溶着、および接着テープによる接着などが挙げられる。また、必要に応じて、接合部を樹脂テープなどにより補強することもできる。また、開閉部5の左右には、第1タブ(大)8aと第1タブ(小)8b、第2タブ(大)9aと第2タブ(小)9b、および線ファスナーが取り付けられ、開閉部5の左右どちらかに開閉部5を覆うようにカバー部材10を取り付ける。そのほか、フード口開口部30、袖口および足口などには、ゴムなどの伸縮性素材を縫いつける。
本発明の衣類の着衣と脱衣は、次のように行われる。衣類を着衣する際には、身体を開閉部5から服内に入れて装着しフード部3を被る。続いて線ファスナーのスライダー7をファスナー上端の位置まで移動させて、開閉部5を閉鎖する。その後、第1タブ(大)8aと第1タブ(小)8b、第2タブ(大)9aと第2タブ(小)9b、およびカバー部材10を閉じて開閉部5を覆う。
また、衣類を脱衣する際には、カバー部材10、第1タブ(大)8aと第2タブ(大)9aを開き開閉部5を露出させる。
続いて、第1タブ(大)8aと第1タブ(小)8b、第2タブ(大)9aと第2タブ(小)9bの順で、タブを左右に開き開閉部5を開放する。次に、フード部3から頭を抜き、両袖を抜く。服を下げ最後に両足を抜いて脱衣する。
本発明の衣類としては、具体的に、防汚用防護服や化学防護服などが挙げられる。
次に、本発明の衣類について、実施例を挙げてさらに具体的に説明する実施例において用いた品質評価は、次の方法で実施した。
(1) 第1タブ(大)8aと第1タブ(小)8b、第2タブ(大)9aと第2タブ(小)9b脱衣時間の測定:
つなぎタイプの衣類を着用した状態からに脱衣を始め、足首まで脱衣を完了した状態までの時間を測定した。
(2)脱衣時に衣類のスライダーに手が触れるか否かを評価:
脱衣時にスライダーに触れなければ○、触れる可能性があれば×で評価した。
(実施例1)
表面と裏面に不織布を用い、その表面と裏面の不織布の間に、防水透湿性のフィルムを配した不織布を使用して、上下連続したつなぎ型の衣類を縫製した。各所の接ぎ合わせは超音波溶着機を使用し、縫い代1cmで溶着後、溶着部分を樹脂テープで接着した。このとき、開閉部5に縫い付ける第1タブ(大)8aおよび第1タブ(小)8bと、第2タブ(大)9aおよび第2タブ(小)9bの位置は、30cmとし、ファスナー6にロック機構無しのスライダー7を付け、ファスナー付けまでの距離11aを1cmとした。開閉部5をカバー部材10で覆うようにカバー部材10を縫着した。このとき、第1タブ(大)8aと第2タブ(大)9aは、カバー部材10の下に配置した。また、開口部30、袖口および足口には、ゴムを縫い付けた。結果を表1に示す。
表1に示すとおり、カバー部材10の下にタブを配置したため、脱衣にタブを開放すると同時にカバー部材10も開放できるため脱衣時間を短縮することができた。また、脱衣時にスライダー7に触れる必要が無いため、身体が汚れることがなかった。
(実施例2)
生地に実施例1と同じ不織布を使用して、上下連続したつなぎ型の衣類を縫製した。各所の接ぎ合わせには、オーバーロックミシンを使用し、縫い代0.7cmで縫製した。このとき、開閉部5に縫い付ける第1タブ(大)8aおよび第1タブ(小)8bと、第2タブ(大)9aおよび第2タブ(小)9bの位置は、25cmとし、ファスナー6にロック機構無しのスライダー7を付け、ファスナー付けまでの距離11aを3cmとした。開閉部5を、カバー部材10で覆うようにカバー部材を縫着した。このとき、第1タブ(大)8aと第2タブ(大)9aは、カバー部材10の下に配置した。また、開口部30、袖口および足口には、ゴムを縫い付けた。結果を表1に示す。
表1に示すとおり、カバー部材10の下にタブを配置したため、脱衣にタブを開放すると同時にカバー部材10も開放できるため、脱衣時間を短縮することができた。また、脱衣時にスライダーに触れる必要が無いため、身体が汚れることがなかった。
(実施例3)
生地に綿100%の織物を使用して、上下連続したつなぎ型の衣類を縫製した。各所の継ぎ合わせには、オーバーロックミシンを使用し、縫い代0.7cmで縫製した。このとき開閉部5に縫い付ける第1タブ(大)8aおよび第1タブ(小)8bと、第2タブ(大)9aおよび第2タブ(小)9bの位置は、35cmとし、ファスナー6にロック機構無しのスライダー7を付け、ファスナー付けまでの距離11aを1cmとした。開閉部5をカバー部材10で覆うように、カバー部材を縫着した。このとき、第1タブ(大)8aと第2タブ(大)9aは、カバー部材10の下に配置した。また、袖口と足口には、ゴムを縫い付けた。結果を表1に示す。
表1に示すとおり、カバー部材10の下にタブを配置したため、脱衣にタブを開放すると同時にカバー部材10も開放できるため、脱衣時間を短縮することができた。また、脱衣時にスライダー7に触れる必要が無いため、身体が汚れることがなかった。
(実施例4)
生地として、実施例3と同じ織物を使用して、上衣を縫製した。各所の接ぎ合わせはオーバーロックミシンを使用し、縫い代0.7cmで縫製した。このとき、開閉部5に縫い付ける第1タブ(大)8aおよび第1タブ(小)8bと、第2タブ(大)9aおよび第2タブ(小)9bの位置は、30cmとし、ファスナー6にロック機構無しのスライダー7を付け、ファスナー付けまでの距離11aを1cmとした。開閉部5をカバー部材10で覆うように、カバー部材10を縫着した。この時とき、第1タブ(大)8aと第2タブ(大)9aは、カバー部材10の下に配置した。また、袖口と足口には、ゴムを縫い付けた。結果を表1に示す。
表1に示すとおり、カバー部材10の下にタブを配置したため、脱衣にタブを開放すると同時にカバー部材10も開放できるため、脱衣時間を短縮することができた。また、脱衣時にスライダー7に触れる必要が無いため、身体が汚れることがなかった。
(比較例1)
実施例1と同様に、生地として、表面と裏面に不織布を用い、その表面と裏面の不織布の間に防水透湿のフィルムを用いた不織布を使用して、上下連続したつなぎ型の衣類を縫製した。各所の継ぎ合わせには、超音波溶着機を使用し、縫い代1cmで溶着後、溶着部分を樹脂テープで接着した。このとき開閉部5の左側に1枚のみタブ(大)を開口部5の上端に縫着し、ファスナー6に取り付けるスライダー7をロック機構有りのスライダーとし、ファスナー付けまでの距離11aを0cmとした。開閉部5をカバー部材10で覆うように、カバー部材10を縫着した。このとき、タブはカバー部材10上に配置した。また、フード口、袖口および足口には、ゴムを縫い付けた。結果を表1に示す。
表1に示すとおり、カバー部材10の上にタブを配置したため、脱衣時に、タブとカバー部材10の順に開放する必要があり、脱衣に時間が掛かった。また、脱衣時に手がスライダーに触れるため、身体が汚れる可能性がある。
(比較例2)
生地として、実施例1と同様に、表面と裏面に不織布を用い、その表面と裏面の不織布の間に、防水透湿のフィルムを用いた不織布を使用して、上下連続したつなぎ型の衣類を縫製した。各所の継ぎ合わせには、超音波溶着機を使用し、縫い代1cmで溶着後、溶着部分を樹脂テープで接着した。このとき、開閉部上端11にのみ、第1タブ(大)8aを縫着し、ファスナー6に取り付けるスライダー7をロック機構無しのスライダーとし、ファスナー付けまでの距離11aを1cmとした。開閉部5をカバー部材10で覆うように、カバー部材10を縫着した。このとき、タブ(大)8aをカバー部材10の上に配置した。また、フード口、袖口および足口には、ゴムを縫い付けた。結果を表1に示す。
表1に示すとおり、カバー部材10の上にタブを配置したため、脱衣時に、タブとカバー部材10の順に開放する必要があり、脱衣に時間が掛かった。また、脱衣時にスライダーに手が触れるため、身体が汚れる可能性がある。
(比較例3)
生地として、実施例4と同じ織物を使用して、上衣を縫製した。各所の接ぎ合わせには、オーバーロックミシンを使用し、縫い代0.7cmで縫製した。このとき開閉部上端11にのみ、第1タブ(大)8aを縫着し、ファスナー6に取り付けるスライダー7をロック機構無しのスライダーとし、ファスナー付けまでの距離11aを1cmとした。開閉部5をカバー部材10で覆うように、カバー部材10を縫着した。このとき、タブ(大)8aをカバー部材10の上に配置した。また、フード口、袖口および足口にはゴムを縫い付けた。結果を表1に示す。
表1に示すとおり、カバー部材10の上にタブを配置したため、脱衣にタブ、前立ての順に開放する必要が有り脱衣に時間が掛かった。また、脱衣時にスライダーに触れるため、身体が汚れる可能性がある。
1 :上衣
2 :下衣
3 :フード部
4 :前身頃
5 :開閉部
6 :ファスナー
7 :スライダー
7a:スライダー上端
8a:第1タブ(大)
8b:第1タブ(小)
9a:第2タブ(大)
9b:第2タブ(小)
10:カバー部材
11:開閉部上端
11a:ファスナー付けまでの距離
21a:足部
21b:足部
30:開口部
a :角度
b :開口するときの力の加わる方向
c :タブを開くときに加える力
d :スライダーを下方へ動かす力

Claims (5)

  1. 前身頃に着脱のための開閉部を有する衣類において、前記開閉部の外側左右の任意の位置にタブを設置したことを特徴とする衣類。
  2. 開閉部の上端にタブの上端部を開閉部に合わせて取り付けし、前記開閉部にファスナーを取り付けるまでの距離を前記開閉部の上端から少なくとも1cm以上開けていることを特徴とする請求項1記載の衣類。
  3. ファスナーが線ファスナーであり、ロック機構無しのスライダーが取り付けられたファスナーであることを特徴とする請求項2記載の衣類。
  4. タブが、開閉部の上端左右と前身頃の開閉部左右の任意の位置に2カ所以上取り付けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の衣類。
  5. タブが、開閉部を挟んで左右に設置されており、左右のタブの大きさは非対称であり、小さい方のタブが大きい方のタブの内側に配置されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の衣類。
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