JP3155268U - 放射線防護衣 - Google Patents

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Abstract

【課題】本体に設けられたベルトが経時使用によって消耗した場合、メーカー等の専門の業者に修理等依頼する必要がなく、ユーザーサイドで簡単に交換して使用を継続することのできる放射線防護衣を提供する。【解決手段】該放射線防護衣の内面側である、後身頃4のウェストラインの位置に、前身頃と後身頃の境界付近となる各脇部7a,7bにおいて両端部を縫い付けて固定した背面インナーベルト8と、背面インナーベルトの両端部を固定した各脇部7a,7bの近傍に設けたベルト被取付部9とを有する。さらに、長手方向の一方端部に、ベルト被取付部9に対し着脱自在な取付部11を有し、該取付部を除く残余の適宜位置に、(ベルト同士を)互いに接続可能な接続部11を有する、左右一対の帯状の前面インナーベルト10a,10bとを備える。【選択図】図1

Description

本考案は、放射線防護衣、詳しくは、診療放射線従事者等が放射線防護のために着用する、放射線防護衣に関する。
診療放射線従事者は、放射線被曝による身体への健康被害を避けるため、高い遮蔽性を有する鉛等を含有した塩化ビニル樹脂等の放射線遮へいシートを用いて製作された放射線防護衣を着用して作業を行っている。診療放射線従事者のみならず、受診者に同伴して放射線診療室に入る者も被曝を避けるため放射線防護衣を着用するケースは多い。
従来、この種の放射線防護衣として、コート型とエプロン型のものが知られている。
コート型のものとしては、図8,図9に示すものが知られている。この防護衣は、中央部で左右に分かれる前身頃2,3と後身頃4とアームホール部5とを有し、外面側にはベルト通しに通されたアウターベルト6を有し、内面側、後身頃4のウェストラインの位置に、前身頃と後身頃の境界付近となる各脇部7a,7bにおいて両端部を縫い付けて固定した背面インナーベルト8と、同脇部7a,7bにおいて縫い付けて固定した前面インナーベルトBとを有してなる。
エプロン型のものとしては、図10に示すものが知られている。この防護衣50は、前身頃51とアームホール部52とを有し、さらに背面部53は、両肩部及び脇下部から肩胛骨部を覆うとともに、ほぼ左右肩甲骨部の間で交叉した後それぞれ斜め下方に延びる左右一対の帯状部55を有し、該帯状部55をベルト部としてウエストに巻き回して前面側で互いに重ね合わせて(面ファスナーで)接続して使用するものである。
防護衣の着脱に際し、ベルト部分は当然、使用頻度が高く、消耗が激しい箇所であるところ、上記放射線防護衣にあって、コート型防護衣のアウターベルトは経時使用によって消耗した場合、ベルトのみの交換が可能である。しかし、コート型防護衣では前面インナーベルトB、エプロン型防護衣ではベルト部55(帯状部)は、縫い付け固定されて本体と完全に一体化しているため、消耗した場合、これらのベルトは交換が簡単にできず、メーカー等の専門の業者に依頼して修理しなければならないという不都合がある。
本考案は、上記従来の放射線防護衣の不都合を解消すべく考案されたもので、本体に設けられたベルトが経時使用によって消耗した場合、メーカー等の専門の業者に修理等依頼する必要がなく、ユーザーサイドで簡単に交換して使用を継続することのできる放射線防護衣を提供することを目的とする。
(1)中央部で左右に分かれる前身頃と後身頃とアームホール部とを有するコート型の放射線防護衣において、
該放射線防護衣の外面側のベルト通しに通されたアウターベルトと、
該放射線防護衣の内面側である、後身頃のウェストラインの位置に、前身頃と後身頃の境界付近となる各脇部において両端部を縫い付けて固定した背面インナーベルトと、
前記放射線防護衣の内面側であって、前記背面インナーベルトの両端部を固定した各脇部の近傍に設けたベルト被取付部と、
長手方向の一方端部に、前記ベルト被取付部に対し着脱自在な取付部を有し、該取付部を除く残余の適宜位置に、(ベルト同士を)互いに接続可能な接続部を有する、左右一対の帯状の前面インナーベルトと、を備えたことを特徴とする。
(2)前身頃とアームホール部と、両肩部及び脇下部から肩胛骨部を覆う背面部と、さらに背面部からほぼ左右肩甲骨部の間で交叉した後それぞれ斜め下方に延びる左右一対の帯状部を有する、エプロン型の放射線防護衣において、
前記帯状部を、後身頃側で終止させて帯状部端部を形成し、この帯状部端部にベルト被取付部を設け、
長手方向の一方端部に、前記ベルト被取付部に対し着脱自在な取付部を有し、該取付部を除く残余の適宜位置に、(ベルト同士を)互いに接続可能な接続部を有する、左右一対の帯状のベルトを設け、
該ベルトをウエストに巻き回して前面側で(ベルト同士を)接続して使用するように構成したことを特徴とする。
(3)前記前面インナーベルトは、幅10〜20cmの立体メッシュで形成されていることを特徴とする。
(4)前記ベルト被取付部は、矩形状片からなり、一つの縦辺部近傍において縦方向に前記各脇部に縫い付けて固定され、フラップ状に設けられていることを特徴とする。
(5)前記ベルト被取付部、前記取付部及び前記接続部は、面ファスナーで形成されていることを特徴とする。
(6)前記ベルト被取付部及び前記取付部は、面ファスナーで形成され、
前記取付部は、前記前面インナーベルトの上辺部及び下辺部よりもそれぞれ張り出した拡張片部を有して形成され、該拡張片部を含む前記取付部が前記ベルト被取付部に対し着脱自在に取着されることを特徴とする。
(1)前面インナーベルトは、防護衣本体に設けたベルト被取付部に対し着脱自在であるため、該ベルトを放射線防護衣の交換部品として構成することが可能となる。したがって、該ベルトが経時使用によって消耗した場合、メーカー等の専門の業者に修理等依頼する必要がなく、ベルトを取り寄せてユーザーサイドで簡単に交換して使用を継続することができ、取扱、コストその他きわめて有利である。
さらに、左右一対の内、一方のみを簡単に交換することが可能であるから、その効果はきわめて大きい。
しかも、左右一対の前面インナーベルトは、左右の各脇部のいずれにも着脱可能であるから、使用者の好みによって左右の配置を使い分けて使用する(右上とするか左上とするか等)ことができ、きわめて使い勝手がよいものである。
また、使用によって汗がしみたり、汚れた場合には、取り外して洗濯することができ、衛生的である。
(2)帯状のベルトは、防護衣本体の帯状部端部に設けたベルト被取付部に対し着脱自在であるため、該ベルトを放射線防護衣の交換部品として構成することが可能となる。したがって、該ベルトが経時使用によって消耗した場合、メーカー等の専門の業者に修理等依頼する必要がなく、ベルトを取り寄せてユーザーサイドで簡単に交換して使用を継続することができ、取扱、コストその他きわめて有利である。
さらに、左右一対の内、一方のみを簡単に交換することが可能であるから、その効果はきわめて大きい。
しかも、前記帯状のベルトは、左右の各脇部のいずれにも着脱可能であるから、使用者の好みによって左右の配置を使い分けて使用する(右上とするか左上とするか等)ことができ、きわめて使い勝手がよいものである。
また、使用によって汗がしみたり、汚れた場合には、取り外して洗濯することができ、衛生的である。
(3)従来のものは、前面インナーベルトは細幅の布帛であるのに対し、前面インナーベルトを、幅10〜20cmの、通気性、弾力性に優れる立体メッシュで形成したので、腰部のみならず腹部が確実にホールドされ、かつ放射線防護衣の肩に掛かる重量が軽減され、軽やかな着心地が得られ、装着感、動作性ともにきわめて良好である。
(4)ベルト被取付部は、矩形状片からなり、一つの縦辺部近傍において縦方向に各脇部に縫い付けて固定され、フラップ状に設けられている構成により、使用者の身体にフィットして装着され、前面インナーベルトは前身頃の動きに追従して動いてしまうことがなく、防護衣の着脱もスムーズに行うことができる。
(5)ベルト被取付部、取付部及び接続部は、面ファスナーで形成されているため、着脱が簡便かつ確実である。細幅の布帛をバックルで接続する従来品の前面インナーベルトと比べて格段に良好な装着感が得られる。
(6)ベルト被取付部及び取付部は、面ファスナーで形成され、取付部は、前面インナーベルトの上辺部及び下辺部よりもそれぞれ張り出した拡張片部を有して形成され、該拡張片部を含む取付部がベルト被取付部に対し着脱自在に取着されるため、着用の際、前面インナーベルトに対して縦方向に引っ張る力が加わった場合でも、それぞれ面ファスナーで形成された取付部とベルト被取付部とが外れ(剥がれ)にくく、前面インナーベルトがベルト被取付部から取れてしまう(脱落してしまう)ことを確実に防止することができる。
実施例1に係る放射線防護衣の使用状態を表す斜視図である。 前面インナーベルトの正面図である。 前面インナーベルトの変形例の正面図である。 前面インナーベルトの変形例の説明図である。 実施例1に係る放射線防護衣1の使用状態を表す斜視図である。 実施例2に係る放射線防護を示すもので、(a)は正面図、(b)は背面図である。 帯状のベルトの正面図である。 従来の放射線防護衣の斜視図である。 従来の放射線防護衣の前身頃を開いた状態の斜視図である。 従来の放射線防護衣の、(a)は正面図、(b)は背面図である。
以下、本考案を実施するための形態を図面に基いて説明する。
図1、図5は実施例1に係る放射線防護衣1の使用状態を表す斜視図である。
各図は、コート型の放射線防護衣1を示すもので、前身頃を開いた状態の斜視図であり、図1は前面インナーベルトを外した状態、図5は前面インナーベルトを取り付けて巻き回した状態を示している。
着用時における外観は、背景技術の項で説明した図8に示すものと同様である。
放射線防護衣1は、中央部で左右に分かれる前身頃2,3と、後身頃4とアームホール部5とを有する。前身頃2,3及び後身頃4は、所定の放射線遮蔽性能を有する、鉛等を含有した塩化ビニル樹脂等の放射線遮へいシートで作られている。
首周り部を含む前身頃2,3、後身頃4及びアームホール部5の各縁部は、合成樹脂シート等の適宜素材を用いた縁取りテープによって、縫着等の手段で、補強を兼ねた縁取り処理がなされている。
前身頃2,3は、着用時における重なり部分に面ファスナーが設けられている(図示省略)。
放射線防護衣1の外面側には、ベルト通しに通されたアウターベルト6が設けられている(図8参照)。このアウターベルト6は、着用時における重なり部分において面ファスナーで接続してウエストに固定するものがよい。
後身頃4の内面には、例えばその上半身部分にメッシュ素材を付加することができる。
放射線防護衣1の内面側である、後身頃4のウェストラインの位置に、前身頃4と後身頃5の境界付近となる各脇部7a,7bにおいて両端部を縫い付けて固定した背面インナーベルト8が設けられている。背面インナーベルト8は、伸縮性を有する平ゴム布等が好適に用いられる。背面インナーベルト8には立体メッシュ等のメッシュ素材を着脱可能に巻き付けて設けることができる。
放射線防護衣1の内面側であって、背面インナーベルト8の両端部を固定した各脇部7a,7bの近傍には、ベルト被取付部9が設けられている。
図示の例では、ベルト被取付部9は、適宜布帛により形成された矩形状片からなり、図示のとおり、一つの縦辺部(後ろ側の辺部)近傍において縦方向に各脇部7a,7bに縫い付けて固定され、残りの3辺は固定されておらず、フラップ状に設けられている。
ベルト被取付部9の内面(着用時における身体側)には、面ファスナーが設けられており、該ベルト被取付部9に、次に述べる前面インナーベルト10a,10bが取り付けられる。
図1、図2に示すように、前面インナーベルト10a,10bは、左右一対の細長い帯状体からなり、それぞれ長手方向の一方端部に、ベルト被取付部9に対し着脱自在な取付部11を有し、該取付部11を除く残余の適宜位置に、(ベルト同士を)互いに接続可能な接続部12を有している。各インナーベルト10a,10bは、基本的に同形状であり、長手方向を中心線として線対称である。
前面インナーベルト10a,10bは、好ましくは幅10〜18cmの、抗菌加工された立体メッシュで形成される。通気性、弾力性に優れ、良好な装着感が得られる。縁部は縁取りテープ等で縁取り処理が施される。
前面インナーベルト10a,10bの取付部11は、図示の例では、面ファスナーで形成されており、この取付部11を、図1に矢印で示すように、前記ベルト被取付部9(面ファスナー)に着けて使用する。面ファスナーは面方向の引張力に対し強いので、着脱等の際に脱落するおそれはない。
前面インナーベルト10a,10bの接続部12は、図示の例では、面ファスナーで形成されている。面ファスナーは立体メッシュの前面インナーベルト10a,10bの、長手方向の他方端部を含む適宜位置に縫い付けて固定することができる。この前面インナーベルト10a,10bを、図5に示すように、腹部にて互いに重ね合わせて面ファスナーで接続して固定する。左右の配置を逆にして防護衣に取り付ければ、重ね合わせ部分の上下関係を逆にすることができる。
図3に前面インナーベルト10a,10bの変形例を示す。この変形例に示すものは、図1、図2に示すものと同様、前面インナーベルトの取付部11は、ベルト被取付部9(面ファスナー)に適合する大きさの矩形状に形成された面ファスナーをインナーベルト10a,10bの長手方向の一方端部に重ね合わせて縫い付けて固定したものである。
しかし、図1、図2に示すものと異なり、前面インナーベルトの取付部11は、前面インナーベルト10a,10bの上辺部及び下辺部(帯状体のなす長手方向の上辺部及び下辺部)よりもそれぞれ上と下に張り出した拡張片部11a,11b(高さhで表示する部分)を有して形成されている。換言すると、各前面インナーベルト10a,10bの上下方向高さ(幅)は、取付部(全体)11の高さよりも小さく、前面インナーベルト10a,10bの上辺部及び下辺部は、それぞれ取付部(全体)11の高さ位置から拡張片部11a,11bの高さ(h)分を差し引いた位置にあって、前面インナーベルト10a,10bは帯状に形成されている。
そして、該拡張片部11a,11bを含む取付部11全体が全面的にベルト被取付部9に対し着脱自在に取着される。
上記の構成により、着用の際、図4に示すように、前面インナーベルト10aに水平方向のみならず、上下方向(縦方向。図4は上方向の例を示している。)の力を含む引張力Fが加わった場合(着用の際、そのような力が加わってしまうことがあり得る。一般にはさらに前面インナーベルトをやや捻るような力を含む形で表れることがある。)、その引張力Fは、前面インナーベルト10aの下辺部と拡張片部11bとの交叉する角部近傍P1に作用する。これに対し、このような拡張片部11bがない場合(図示の前面インナーベルト10aが幅広になっていて拡張片部が形成されていない場合)、その引張力Fは、拡張片部11bの角部位置(取付部11全体における角部)近傍P2に作用する。すなわち、拡張片部11bを設けることによる力の作用点P1は、拡張片部11bがない場合の作用点P2よりも取付部11の中心側にあるため、取付部11における力のモーメントは小さくなる。したがって、それぞれ面ファスナーで形成された取付部11(拡張片部を含む。)とベルト被取付部9とが外れ(剥がれ)にくいものとなり、前面インナーベルト10a,10bがベルト被取付部9から取れてしまう(脱落してしまう)ことを、より確実に防止することができる。
着用の際、前面インナーベルト10aに、水平方向のみならず、下方向の引張力が加わった場合も拡張片部11aがあるため、上記と同様に、取付部11(拡張片部を含む。)とベルト被取付部9とが外れにくい。
図6は実施例2に係る放射線防護衣21を示すもので、(a)は正面図、(b)は背面図である。各図は、エプロン型の放射線防護衣21を示すものである。
放射線防護衣21は、前身頃22とアームホール部23とを有し、両肩部及び脇下部から肩胛骨部を覆う背面部24a,24bと、さらに背面部24a,24bからほぼ左右肩甲骨部の間で交叉した後それぞれ斜め下方に延びる左右一対の帯状部25a,25bを有している。
前身頃22は、所定の放射線遮蔽性能を有する、鉛等を含有した塩化ビニル樹脂等の放射線遮へいシートで作られている。背面部24a,24bはメッシュ素材で構成することができる。
首周り部を含む前身頃22、背面部24a,24b、帯状部25a,25bの各縁部は、合成樹脂シート等の適宜素材を用いた縁取りテープによって、縫着等の手段で、補強を兼ねた縁取り処理がなされている。
前身頃22の内面には、例えばその上半身部分にメッシュ素材を付加することができる。
上記帯状部25a,25bは、後身頃側で終止しており、帯状部端部26a,26bを形成している。この帯状部端部26a,26bには、ベルト被取付部27a,27bが設けられている。この例では、ベルト被取付部27a,27bは、面ファスナーによって形成されている。
そして、図7に示す左右一対の細長い帯状のベルト30a,30bは、その長手方向の一方端部に、上記ベルト被取付部27a,27bに対し着脱自在な取付部31を有している。さらに、該取付部31を除く残余の適宜位置に、(ベルト同士を)互いに接続可能な接続部32を有している。各帯状のベルト30a,30bは、基本的に同形状であり、長手方向を中心線として線対称である。
帯状のベルト30a,30bは、合成樹脂シートあるいはメッシュ素材等で形成することができる。
帯状のベルト30a,30bの取付部31は、図示の例では、面ファスナーで形成されており、この取付部31を、図6(b)に示すように、前記ベルト被取付部27a,27b(面ファスナー)に着けて使用する。面ファスナーは面方向の引張力に対し強いので、着脱等の際に脱落するおそれはない。
帯状のベルト30a,30bの接続部32は、図示の例では、面ファスナーで形成されている。面ファスナーは帯状のベルト30a,30bの、長手方向の他方端部を含む適宜位置に縫い付けて固定することができる。この帯状のベルト30a,30bを、図6(a)に示すように、ウエストに巻き回して腹部にて互いに重ね合わせて面ファスナーで接続して固定する。左右の配置を逆にして防護衣に取り付ければ、重ね合わせ部分の上下関係を逆にすることができる。
1 放射線防護衣
2,3 前身頃
4 後身頃
5 アームホール部
6 アウターベルト
7a,7b 脇部
8 背面インナーベルト
9 ベルト被取付部
10a,10b インナーベルト
11 取付部
11a,11b 拡張片部
12 接続部
21 放射線防護衣
22 前身頃
23 アームホール部
24a,24b 背面部
25a,25b 帯状部
26a,26b 帯状部端部
27a,27b ベルト被取付部
30a,30b ベルト
31 取付部
32 接続部

Claims (6)

  1. 中央部で左右に分かれる前身頃と後身頃とアームホール部とを有するコート型の放射線防護衣において、
    該放射線防護衣の外面側のベルト通しに通されたアウターベルトと、
    該放射線防護衣の内面側である、後身頃のウェストラインの位置に、前身頃と後身頃の境界付近となる各脇部において両端部を縫い付けて固定した背面インナーベルトと、
    前記放射線防護衣の内面側であって、前記背面インナーベルトの両端部を固定した各脇部の近傍に設けたベルト被取付部と、
    長手方向の一方端部に、前記ベルト被取付部に対し着脱自在な取付部を有し、該取付部を除く残余の適宜位置に、互いに接続可能な接続部を有する、左右一対の帯状の前面インナーベルトと、
    を備えたことを特徴とする、放射線防護衣。
  2. 前身頃とアームホール部と、両肩部及び脇下部から肩胛骨部を覆う背面部と、さらに背面部からほぼ左右肩甲骨部の間で交叉した後それぞれ斜め下方に延びる左右一対の帯状部を有する、エプロン型の放射線防護衣において、
    前記帯状部を、後身頃側で終止させて帯状部端部を形成し、この帯状部端部にベルト被取付部を設け、
    長手方向の一方端部に、前記ベルト被取付部に対し着脱自在な取付部を有し、該取付部を除く残余の適宜位置に、互いに接続可能な接続部を有する、左右一対の帯状のベルトを設け、
    該ベルトをウエストに巻き回して前面側で接続して使用するように構成したことを特徴とする、放射線防護衣。
  3. 前記前面インナーベルトは、幅10〜20cmの立体メッシュで形成されている請求項1に記載の放射線防護衣。
  4. 前記ベルト被取付部は、矩形状片からなり、一つの縦辺部近傍において縦方向に前記各脇部に縫い付けて固定され、フラップ状に設けられている請求項1又は3に記載の放射線防護衣。
  5. 前記ベルト被取付部、前記取付部及び前記接続部は、面ファスナーで形成されている請求項1〜4のいずれかに記載の放射線防護衣。
  6. 前記ベルト被取付部及び前記取付部は、面ファスナーで形成され、
    前記取付部は、前記前面インナーベルトの上辺部及び下辺部からそれぞれ張り出した拡張片部を有して形成され、該拡張片部を含む前記取付部が前記ベルト被取付部に対し着脱自在に取着される請求項1,3又は4に記載の放射線防護衣。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013237955A (ja) * 2012-05-17 2013-11-28 Gunze Ltd 防護服
JP2017090368A (ja) * 2015-11-16 2017-05-25 プロト株式会社 放射線防護用品

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