JP2013237955A - 防護服 - Google Patents
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Abstract
【課題】短時間で疲労を招くことが無く、身体への装着感が良好で、作業性に優れた防護服を提供する。
【解決手段】前身頃3及び後身頃4の少なくとも一部に備えられ、危害から人体を防護する防護層2と、後身頃4の内側に固定された背当部6と、前記背当部6の左右両側部から延出し、腹部側で係脱可能な係止部8を備えた腹当部7とを含む腰部ベルト5と、を備え、前記防護層2の重量の一部を前記腰部ベルト5で支持するように構成されている防護服。
【選択図】図2
【解決手段】前身頃3及び後身頃4の少なくとも一部に備えられ、危害から人体を防護する防護層2と、後身頃4の内側に固定された背当部6と、前記背当部6の左右両側部から延出し、腹部側で係脱可能な係止部8を備えた腹当部7とを含む腰部ベルト5と、を備え、前記防護層2の重量の一部を前記腰部ベルト5で支持するように構成されている防護服。
【選択図】図2
Description
本発明は、危害から人体を防護するための防護服に関する。
危険な作業現場で危害から人体を防護するために、防弾、防刃または放射線防護等の機能を備えた様々な防護服が活用されている。
例えば、特許文献1には、高放射線環境下で作業をするときに着用する放射線防護服装が提案されている。当該放射線防護服装は、防護服の主体部である外服は着用者のほぼ全身を覆うようにしてその全部又は一部は湿分透過素材を用いて形成し、この外服内の着用者の頭部に空気を供給するようにこの外服にフィルタ付き携帯給気装置を装着したことを特徴とする。
また、特許文献2には、放射線医療機器を操作する医療従事者や原子力発電所の作業者を放射線から保護するための放射線防護服が提案されている。当該放射線防護服は、鉛、鉛化合物、タングステン、スズ等の重金属を主材とする放射線遮蔽シートを前身頃や後身頃に対応して裁断して縫製することにより構成されている。
比較的放射線量が低い環境では、作業性を考慮して、特許文献1に記載されたような身体全体を外気から密閉して被覆する一体的に形成された防護服よりも、特許文献2に記載されたような身体の一部を防護する形式の防護服が採用される場合が多い。
しかし、このような放射線防護服は、鉛やタングステン等の重金属が主材であるために非常に重く、例えばベストやジャケットタイプの放射線防護服では、その重量を左右の肩部で受止める必要があり、自由に身体を動かし難いばかりでなく、疲労を招き易く短時間で作業効率が低下するという問題があった。
また、防弾や防刃機能を備えた防護服も、防弾または防刃用の厚手の生地で縫製され、或いは防弾または防刃プレートが身生地に一体に組み込まれているため、上述した放射線防護服と同様にその重量によって疲労を招き易いという問題があった。
本発明の目的は、上述した問題点に鑑み、短時間で疲労を招くことが無く、身体への装着感が良好で、作業性に優れた防護服を提供する点にある。
上述の目的を達成するため、本発明による防護服の第一の特徴構成は、特許請求の範囲の書類の請求項1に記載した通り、前身頃及び後身頃の少なくとも一部に備えられ、危害から人体を防護する防護層と、後身頃の内側に固定された背当部と、前記背当部の左右両側部から延出し、腹部側で係脱可能な係止部を備えた腹当部とを含む腰部ベルトと、を備え、前記防護層の重量の一部を前記腰部ベルトで支持するように構成されている点にある。
防護服に腕を通して軽く羽織った状態で、腰部ベルトの腹当部の端部を手で掴み、適当な力で腹部側に引張りながら腹部に巻き付け、係止部によって腰周りに係止すると、当該腰部ベルトの背当部で防護層の荷重の一部が支持されるとともに、後身頃が腰部にフィットする。その状態で左右の前身頃を合わせることによって装着が完了する。防護層の重量の一部が腰部ベルトの背当部で支持されるため、肩部へ掛かる荷重が軽減されるばかりでなく、後身頃が常に腰部にフィットするために身体の重心が安定し、良好な装着感が得られるとともに優れた作業性が確保できるようになる。
同第二の特徴構成は、同請求項2に記載した通り、上述の第一特徴構成に加えて、前記防護層は放射線遮蔽部材で構成されている点にある。
防護層が放射線遮蔽部材で構成されているために、比較的放射線量が低い環境での除染作業等、肉体を酷使する作業であっても、短時間で疲労を招くことが無く、活動性に富んだ放射線防護服となる。
同第三の特徴構成は、同請求項3に記載した通り、上述の第一または二特徴構成に加えて、前記防護層は放射線遮蔽特性を有する機能性繊維を用いた布帛で構成されている点にある。
放射線遮蔽特性を有する機能性繊維を用いた布帛で防護層を構成すれば、前身頃または後身頃自体を当該布帛で構成できるようになり、デザインの自由度を確保できるようになる。またそのような布帛であれば適度な可撓性も得られるので、身体にフィットして比較的動作の自由度も確保できるようになり、しかも通気性も阻害されることが無いので、良好な装着感が得られるようになる。
同第四の特徴構成は、同請求項4に記載した通り、上述の第一から第三の何れかの特徴構成に加えて、前記防護層は放射線遮蔽特性を有する機能性繊維を用いた布帛の複層体で構成され、前記腰部ベルトの背当部が後身頃に配された前記複層体に縫着されている点にある。
このような構成によれば、第三の特徴構成による作用効果と同等の作用効果が得られ、さらに腰部ベルトの背当部が後身頃に配された複層体に縫着されているので、背当部と複層体が強固に固定され、複層体の荷重が腰部ベルトに安定的に支持されるようになる。
同第五の特徴構成は、同請求項5に記載した通り、上述の第一から第四の何れかの特徴構成に加えて、前記係止部により係止された前記腰部ベルトによる腰部周りの締付力を調整する弾性部材を備えている点にある。
弾性部材により腰部ベルトによる腰部周りの締付力を調整することにより、腰部ベルトの腰部への微妙なフィット感を調整することができ、様々な種類の作業に対応して防護層の重量を加味した身体のバランスを保つことができるようになる。
同第六の特徴構成は、同請求項6に記載した通り、上述の第一から第五の何れかの特徴構成に加えて、前記背当部に、脊柱に沿う姿勢で横方向に並設された複数本の弾性ステーが収容されている点にある。
防護服を着用した作業者は、身体に掛かる防護服の荷重を受止めながら、様々な作業を遂行する必要があり、腰部に掛かる負担が大きくなることが予測される。そのような場合でも、背当部に脊柱に沿う姿勢で横方向に複数本の弾性ステーを並設配置することによって、反りや捻り動作時に腰部に掛かる力が当該弾性ステーによって受止められるようになり、実際に腰部に掛かる荷重が軽減される。その結果、疲労が軽減され、長時間の作業も可能になる。
以上説明した通り、本発明によれば、短時間で疲労を招くことが無く、身体への装着感が良好で、作業性に優れた防護服を提供することができるようになった。
以下、本発明による防護服の一例である放射線防護服を説明する。
図1(a),(b)には、左右の前身頃3及び後身頃4を備えたベストタイプの放射線防護服1が示されている。
図1(a),(b)には、左右の前身頃3及び後身頃4を備えたベストタイプの放射線防護服1が示されている。
前身頃3及び後身頃4は、それぞれ放射線遮蔽特性を有する機能性繊維を用いて編成された布帛を複数枚重ねた複層体で構成され、各複層体が肌触りを良好に保つ生地で被覆された後に互いに縫製されている。つまり、複層体が放射線遮蔽部材となり、危害から人体を防護する防護層2となる。
左右の前身頃3の合わせ目にジッパー11が縫着されるとともに、右側の前身頃3の端縁に複数段のループ側の面ファスナー12a(12)が縫着され、左側の前身頃3の端縁に複数段のフック側の面ファスナー12b(12)が縫着された鰭部13がジッパー11の係合部を覆うように縫製されている。
左右の前身頃3を合わせてジッパー11を閉じ、左側の鰭部13を右側の前身頃4に折り返して、面ファスナー12aに面ファスナー12bを接合することで両者が係合する。
図2(a),(b)に示すように、当該放射線防護服1には上下方向に幅広の腰部ベルト5が設けられている。腰部ベルト5は、後身頃4の内側つまり身体側で固定された背当部6と、背当部6の左右両側部からそれぞれ延出し、腹部側で係脱可能な係止部8を備えた腹当部7で構成されている。
背当部6はその上下両端縁6Eで後身頃4に縫着され、背当部6には長手方向が脊柱に沿う姿勢で横方向に並設された四本の樹脂製の弾性ステー9が収容されている。背当部6の後身頃4への縫着位置は、ズボン等のベルト位置と重複しないように、腰骨よりやや上方位置であることが好ましい。当該弾性ステー9は身体への接当面が平坦に形成されるとともにその対向部が膨出するように成形されており、上半身の反りや捻り等の動作で腰部に掛かる力が当該弾性ステー9で受止められる。
その結果、腰部に掛かる荷重が軽減され、重量物を持ち上げて運搬するような過酷な作業であっても疲労が軽減され、長時間の作業も可能になる。尚、弾性ステー9の数や形状、素材は特に制限されることは無く、腰部に掛かる荷重を軽減可能であればよい。
右側の腹当部7の外側面7a及び左側の腹当部7の外側面7bには、無数の樹脂製ループが配列されたループ面となる面ファスナー8a,8bが形成され、左側の腹当部7の内側面7cには無数の樹脂製フックが配列されたフック面となる面ファスナー8cが形成されている。
また、背当部6の外側面6a中央部に一対の弾性部材10,10の端部が縫着され、当該弾性部材10,10が左右方向に延出するように取り付けられている。各弾性部材10は正面視「く」の字状に形成され、自由端側の内側には腹当部7の外側面7a,7bに配置された面ファスナー8a,8bのループと係止するフックが形成された面ファスナー10a,10bが形成されている。
尚、各弾性部材10の構成は例示であり、必ずしも正面視「く」の字状に形成されていなくてもよい。また、弾性部材10と腹当部7が一つの部材で構成されていてもよい。つまり、腹当部7が弾性部材で構成されていてもよい。
図3(a),(b)及び図4(a)〜(c)に示すように、放射線防護服1に腕を通して軽く羽織った状態で(図4(a)参照)、腰部ベルト5の腹当部7の端部を把持し、適当な力で腹部側に引張りながら腹部に巻き付けて、左側の腹当部7の内側面7cに配置されたフック面となる面ファスナー8cを右側の腹当部7の外側面7aに配置されたループ面となる面ファスナー8aに接合することによって、腰部ベルト5が腰周りに係止される(図4(b)参照)。つまり、これら面ファスナー8a,8cによって係止部8が構成される。
その結果、防護層2の重量の一部が腰部ベルト5の背当部6で支持されるようになり、肩部へ掛かる荷重が軽減されるとともに、後身頃4が常に腰部にフィットするために身体の重心が安定し、良好な装着感が得られるとともに優れた作業性が確保できるようになる。
さらに、弾性部材10,10の自由端を把持し、適当な力で腹部側に引張りながら各フック面となる面ファスナー10a,10bをループ面となる面ファスナー8a,8bに接合することによって、腰部ベルト5による腰部周りの締付力を調整することができ、腰部ベルト5の腰部への微妙なフィット感を調整して、好ましい着用感を得ることができ、様々な種類の作業に対応して防護層の重量を加味した身体のバランスを保つことができるようになる(図3(b),図4(c)参照)。
その後、左右の前身頃を合わせてジッパーを閉じ、左側の鰭部を右側の前身頃に折り返して、前身頃の面ファスナーを接合する(図4(d)参照)。
以下、防護層2を構成する機能性繊維を用いた布帛について、もう少し詳しく説明する。機能性繊維として、例えば放射線遮蔽特性を備えた金属粒子を含有する熱可塑性重合体で構成される繊維を用いることができる。
このような機能性繊維を用いて編成された平編、リブ編、パール編等の緯編地で布帛を構成することができる。コードレーン、あぜ編、スムース、鹿の子、テレコ、メッシュのような緯丸編地であれば、放射線遮蔽性能の内面ムラが生じないように空隙が一様なパターンの連続組織が得られる点で好ましい。
さらに、当該布帛は、デンビー編、アトラス編、コード編及びクサリ編から選択される編組織を有する経編地であってもよく、平織、綾織、朱子織から選択される組織の織地を採用することも可能である。
放射線遮蔽特性を備えた金属粒子として、ジルコニウム、ニオブ、銀、インジウム、スズ、ランタン、セリウム、ネオジウム、タンタル、タングステン等の単体元素や、それらの酸化物、硫化物等の化合物の中から1種または2種以上を選択することができる。これらの粒子の径は、10μm以下であればよく、数μm以下であればより好ましい。
熱可塑性重合体として、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン系重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル等のビニル系重合体、ポリスチレン等のポリエステル系重合体、ポリアミド系重合体が挙げられ、特にポリエステルやポリアミドを好適に用いることができる。
さらに、当該機能性繊維を芯材として用い、さらに熱可塑性重合体で被覆した繊維を用いてもよい。機能性繊維はマルチフィラメントヤーン、モノフィラメントヤーン、ステープルファイバー、スパンボンド等で構成でき、非捲縮糸以外に仮撚り加工糸等の捲縮糸であってもよい。他の繊維を混繊、混紡等のように混用してもよい。
このような機能性繊維で編成された布帛は、破断し難く、変形追従性や異形追従性を確保できるように、0.02〜2mmの厚みであることが好ましく、このような布帛を複数枚重畳することにより、放射線遮蔽性能を向上させ、且つ、十分な強度を確保することができる。
本実施形態では、当該緯編地を12枚重ねた複層体を、肌触りを良好に保つためのポリエステル生地で被覆することにより前身頃3及び後身頃4が構成されている。尚、被覆生地としてポリウレタン、ナイロン、綿、レーヨン等を用いることも可能である。
このような布帛を縫製する際には、布帛との摩擦によるミシン針の針熱で糸が劣化し、縫製後の何らかの衝撃で糸切れが発生する虞があるため、耐熱性の高いコアー糸を縫製糸に採用することが好ましい。例えば、高強力、低伸度のポリエステルフィラメントを綿でカバーリングしたグンゼ製コアー#30(CST)等が好適である。
上述の機能性繊維を用いた緯丸編地の布帛を複数枚重ねた防護層2で前身頃及び後身頃が構成された三種類のベストタイプの防護服を製作し、5名の被験者に30分間着用させた後の着用感をモニタ調査した。ステーが収容された腰部ベルト付きの防護服(実施例1)と、ステーが収容されていない腰部ベルト付きの防護服(実施例2)と、腰部ベルトが無い防護服(比較例)との三種類である。
重量感、動作容易性、疲労度合いの3項目でなる着用感を、それぞれ大変悪い(−2点)、悪い(−1点)、普通(0点)、良い(+1点)、大変良い(+2点)の5レベル設定し、比較例(腰部ベルトが無い防護服)を0点として、相対的な評価を行なった。
図5にその結果が示されている。実施例1,2ともに比較例に比べて重量感、動作容易性、疲労度合いの何れの着用感も優れているとの結果が得られ、本発明による防護服の優れた効果が確認された。特にステーが装着された実施例1では、ステーが装着されていない実施例2よりも重量感、疲労度合いが大きく改善されていることが判明した。
上述した実施形態では、ベストタイプの放射線防護服を説明したが、放射線防護布帛で構成された袖部を有するジャケットタイプの放射線防護服であってもよい。
上述した実施形態では、好適な例として放射線遮蔽特性を備えた金属粒子を含有する熱可塑性重合体で構成される複合繊維を用いた布帛で前身頃及び後身頃全体を防護層に構成した例を説明したが、本発明による防護服を放射線防護服として用いる場合には、放射線遮蔽特性を備えた布帛で前身頃及び後身頃を構成すればよく、上述の複合繊維を用いた布帛に制限されるものではない。例えば、放射線遮蔽特性を備えた単体金属または合金、或いは酸化物や硫化物等を繊維状に形成し、当該繊維状金属を編成した布帛を使用してもよい。また、そのような布帛を単層で用いてもよいし、複層で用いてもよい。
また、前身頃及び後身頃をポリエステルや綿等の通常の素材を用いた布帛で構成し、その内部に放射線遮蔽特性を備えた金属プレートや、放射線遮蔽特性を備えた金属粒子を練り込んだ樹脂シート等を組み込んで放射線防護服を構成してもよい。
上述した実施形態では、放射線防護服を例に本発明による防護服を説明したが、防護服の用途はこれに限らず、防弾や防刃機能を備えた防護服にも適用可能である。
つまり、前身頃及び後身頃の少なくとも一部に備えられ、危害から人体を防護する防護層と、後身頃の内側に固定された背当部と、背当部の左右両側部から延出し、腹部側で係脱可能な係止部を備えた腹当部とを含む腰部ベルトと、を備え、防護層の重量の一部を前記腰部ベルトで支持するように構成されていればよく、防護層の構造は目的に応じて替えればよい。防弾用の防護服であれば、衝撃吸収特性を備えた繊維で編成した布帛で身頃を構成し、或いは衝撃吸収用の板状体を身頃に組み込む等、適宜構成可能である。そして、そのような防護層により重量が重くなった防護服に本発明を適用することができる。
本発明による防護服は、防護層の構成によって、防弾や防刃機能を備えた防護服、放射線遮蔽機構を備えた防護服として様々な作業時の安全確保のために用いられる。
1:防護服(放射線防護服)
2:防護層
3:前身頃
4:後身頃
5:腰部ベルト
6:背当部
7:腹当部
8:係止部(面ファスナー)
9:弾性ステー
2:防護層
3:前身頃
4:後身頃
5:腰部ベルト
6:背当部
7:腹当部
8:係止部(面ファスナー)
9:弾性ステー
Claims (6)
- 前身頃及び後身頃の少なくとも一部に備えられ、危害から人体を防護する防護層と、
後身頃の内側に固定された背当部と、前記背当部の左右両側部から延出し、腹部側で係脱可能な係止部を備えた腹当部とを含む腰部ベルトと、
を備え、
前記防護層の重量の一部を前記腰部ベルトで支持するように構成されている防護服。 - 前記防護層は放射線遮蔽部材で構成されている請求項1記載の防護服。
- 前記防護層は放射線遮蔽特性を有する機能性繊維を用いた布帛で構成されている請求項1または2記載の防護服。
- 前記防護層は放射線遮蔽特性を有する機能性繊維を用いた布帛の複層体で構成され、前記腰部ベルトの背当部が後身頃に配された前記複層体に縫着されている請求項1から3の何れかに記載の防護服。
- 前記係止部により係止された前記腰部ベルトによる腰部周りの締付力を調整する弾性部材を備えている請求項1から4の何れかに記載の防護服。
- 前記背当部に、脊柱に沿う姿勢で横方向に並設された複数本の弾性ステーが収容されている請求項1から5の何れかに記載の防護服。
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- 2012-05-17 JP JP2012113381A patent/JP2013237955A/ja active Pending
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